JPS6298530A - 電子銃組立装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カラー受像管等に使用される電子銃の陰極
と第１電極との対向する平面間の距離を、所定間隔とな
るように位置決めし、固定する電子銃組立装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

第４図〜第６図は実開昭５８−１３８２４８号公報に示
された従来の電子銃組立装置の動作の説明図である。図
において、（１）は陰極（２）を直線的に移動位置決め
する陰極保持部、（３）は陰極（２）全固定する体を保
持位置決めしている電子銃組立体保持部、（９）は電子
銃組立体保持部（８）に設けられた距離測定用エアセン
サー、α１は陰極サポート（３）を貫通し第１Ｎ極（４
）の面に当接する先端径を持ち、さらに先−ジである。

次に動作について説明する。まず（３）〜（９）で構成
された電子銃組立体ラミ子銃組立体保持部（８）に固定
後、第５図に示す様に陰極サポート（３）側からダミー
ゲージαＯを挿入し、第１電極（４）に当てる。ついで
エアセンサー（９）によシダミーゲージＣ１Ｏの凹部の
位置（エアセンサ（９）と凹部の距離）を測定する。

電子銃組立体保持部（８）の基準面（８１）に対して、
エアセンサ（９）の位置は常に一定位１にあるが、電子
銃組立体（３）〜（９）には組立誤差が含まれるので第
１を極（４）の位置、すなわち上記測定による値は電子
銃組立体（３）〜（９）ごとに異なってくる。次に第６
図に示す様に、ダミーゲージαＩを外し、陰極（２）を
保持した陰極保持部（１）全移動し陰極（２）を陰極サ
ポート（３）に挿入する。この時前工程での測定におい
て、ダミーゲージα１のエアセンサ（９）による測定面
が、第１電極（４）に当接した面より、第１を極（４）
と陰極（２）の基準設定距離（Ｓ）だけへこんでいるの
で、前記凹部の位置が基準位置（Ｂ）となる。そこで、
別工程における第１電極（４）と第２電極（５）の間隔
測定値に基づき、最適な第１電極（４）と陰極（２）の
間隔を求め、上記基準位置（Ｂ）　ｆｆｉ基準として最
適間隔となる様にエアセンサー（９）によって陰極（２
）の位置合せ全行ない、続いて陰極（２）を陰極サポー
ト（３）に溶接等で固定し組立が完了する。

〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の電子銃組立装置は上記のように構成されているの
で、ダミーゲージα４を第１を極（４）に一定力で押し
て接触させる必要があり、との押力にょシミ極面が歪ん
で測定誤差となるため、測定値を補正した９、押力を精
度よくコントロールする必要がある等、高精度組立が困
難であったり、電極面にキズや変形等が発生する等の問
題があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、非接触で高精度な間隔設定ができる電子銃組
立装置全得ること全目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電子銃組立装置は陰極と第ｉ’を極と第
２電極及び他の電極などよりなる電子銃の組立において
、上記陰極と第１１！極の間を通過する光束を設けると
共に、この光束を受ける撮像装置を備え、この撮像装置
に投影された上記陰極と第１電極の影像の間隔を上記撮
像装置内に設けた撮像素子のビット数から測定すると共
に、別に求めた第１電極と第２電極の間隔によって決ま
る陰極の位置の最適値とを比較して、その偏差を零にす
るための制御装置を備えたものである。

〔作用〕

介して反対側にこの陰極に焦点を合せたテレビカメラを
備えて投光すると、光源よシ発射された光線は上記陰極
のシルエットと第１電極の孔の像を制御装置（測定装置
を含む）に送ると共に付帯するモニタ上に投影してその
寸法を測定することが出来る。又上記制御装置には、別
に計測した第１電極と第２電極の間隔よシ求めた上記陰
極と第１電極の距離の最適値を設定しておくことが出来
るから、この最適値と上記測定装置に示された測定値と
を比較して、その偏差を零にするような制御信号をモー
タに送って陰極の位置を制御し、これを陰極サポートに
固定する。

〔発明の実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す説明図である。第１
図において、０１）は陰極サポート（３）と第１電極（
４）間の一方に備えられた光源、α■は他方の側に備え
られたテレビカメラ本体で、レンズα■と撮像素子（１
４）を内蔵している。又、α９は撮像素子（１４）の信
号を入力する制御装置で、第１を極（４）と第２電極（
５）の間隔測定値に基づき陰極の最適位置を演算すると
共に、陰極保持部（１）の位置を制御するモータ（ｌｌ
と接続され更に電極部のモニタＱ追をそなえた制御装置
、αｅは陰極保持部（１）に保持された陰極（２）の中
心と電極（４）〜（７）の電子通過孔中心が合うように
、電子銃組立体（３）〜（８）を位置決めする位置決め
軸である。

次に動作について説明する。まず電子銃組立体（３）〜
（８）を位置決め軸αｅに挿入し位ｔ’を固定する。

ついでモータＨを駆動し陰極保持部（１）を矢印Ｄ［）
方向に移動し、陰極（２）が概略の位置にくるように位
置決めする。この時テレビカメラ本体ｏｚ内の撮像素子
α４上には、第２図に示すように、光源αυがらの光が
第１電極（４）の面に反射してレンズを通ってできる電
子通過孔の像（１７）と陰極（２）のシルエラ）（Ｉ□
□□ができる。これはモニタＱつにも表示される。撮像
素子Ｉ上の像、すなわち′Ｉ′′！暗の信号は制御装置
に入力され、上記撮像素子ｕ４）のビット数から穴の中
心と陰極（２）の先端との２面幅（２）、すなわち第１
電極（４）と陰極（２）との間隔が計算される。ついで
、あらかじめ測定し入力されている第１電極（４）と第
２電極（５）の間隔値から、第１電極（４）と陰極（２
）の間隔の最適値を求め、前記２面幅勾と差があればこ
れを零にするように陰極保持部（１）を移動するべくモ
ータ（ハ）を制御し、陰極（２）を位置決めする。次に
溶接等により陰＠（２）を陰極サポート（３）に固定す
る。

以上の操作をＲ，Ｇ、Ｈの３ケ所（電極ごとに３つの穴
がある）について行なえば組立が完了する。

なお、第１電極（４）上の電子通過孔の像αηと陰極（
２）のシルエットα樟をよシ鮮明な像とするには、第６
図のように、第１電極（４）には斜光（Ｌｍ）、陰極（
２）には直角な光線■を照射するのがよい。又一般的に
第１電極（４）の強度を保つために、第１電極（４）の
周辺は陰極（２）側に曲げられており、光線（Ｑが照射
できない場合には、第２電極（５）に対向した面の方に
光線（Ｌｌ）を照射し、第１電極（４）の第２電極（５
）側の面を基準に陰極（２）の位置を設定してもよい。

又、第１電極（４）と第２電極（５）の間隔測定を一緒
に行なってもよく、さらに、組立後の間隔検査を同じ装
置で行なうようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば第１電極と陰極との間
隔の測定を、照射した光による電極面の穴と陰極の像（
シルエット）から計測するようにしたので、非接触に測
定でき、また高精度な設定ができる効果がある。又自動
化が容易となり、製品の品質と共に生産性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による電子銃組立装置を示
す説明図、第２図はこの発明の詳細な説明図、第３図は
この発明の他の実施例における光の照射方法の説明図、
第４図〜第６図は従来の電子銃組立装置の動作の説明図
である。 図において、１は陰極保持部、２は陰極、４は第１電極
、５は第２に極、１１は光源、１２はテレビカメラ本体
（撮像装置）、１３はレンズ、１４は撮像素子、１５は
制御装置、１６は位置決め軸、１９はモータ、２１はモ
ニタ、Ｌは光線である。 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　　佐　藤　正　年 第１図 ２：予褒糊 ４、ヤ１飽尊 第２図 第３因 １７：　１肥”ｒ３丘り郵り各ヒΦイ広と　　（ヤ１噸
置石り褐）１８：　シルエ・・−？　　（Ｉｉ氾−の）
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 陰極と第１電極と第２電極及び他の電極などよりなる電
   子銃の組立において、上記陰極と第１電極の間を通過す
   る光束を設けると共にこの光束を受ける撮像装置を備え
   、この撮像装置に投影された上記陰極と第１電極の影像
   の間隔を上記撮像装置内に設けた撮像素子のビット数か
   ら測定すると共に、別に求めた第１電極と第２電極の間
   隔によって決まる陰極の位置の最適値とを比較してその
   偏差を零にするための制御装置を備えたことを特徴とす
   る電子銃組立装置。