JPS629805A - 空気軸受型回転継手 - Google Patents

空気軸受型回転継手

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JPS629805A
JPS629805A JP14472385A JP14472385A JPS629805A JP S629805 A JPS629805 A JP S629805A JP 14472385 A JP14472385 A JP 14472385A JP 14472385 A JP14472385 A JP 14472385A JP S629805 A JPS629805 A JP S629805A
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JP
Japan
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bearing
air
compressed air
joint
chink
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Pending
Application number
JP14472385A
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English (en)
Inventor
Kenji Morita
健二 森田
Takeji Shiokawa
武次 塩川
Yoichi Kawakubo
川久保 洋一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は回転継手に係わり、特に高精度かつ高回転速度
で回転する軸に真空通路等を設ける場合に好適な空気軸
受型の回転継手に関する・〔発明の背景〕 旋盤のような加工機械を用いて薄板(例えば磁気ディス
ク用AΩ基板)の表面を切削加工する場合、その薄板の
保持には真空の吸引力を利用した保持法が最も一般的に
用いられている。いわゆる真空チャックである。この場
合、加工機械の主軸に穴を設け、この穴に何らかの方法
で真空通路を気密性良く接続しなければならない。
従来、このような回転軸への真空通路を接続方法として
、回転継手(ロータリジヨイント)を用いている。この
回転継手は、日本シールオールに、に、の型録に見られ
るように、回転軸側となるスリーブインサートに固定側
(真空ポンプ側)に接続されるフローティングシートが
適当なバネ圧で押付けられて接触しており、ここで真空
の気導性を高めるようになっている。スリーブ組立はボ
ールベアリングで支持されるため、回転軸が特に高回転
速度の場合は振動が大きくなり、この振動が真空チャッ
クにも伝達するので、高精度の表面切削加工を行なうに
支障をきたす場合がある。また、スリーブインサートと
フローテングシートが常に接触しているので、この接触
面に傷が入ると真空の気密性が低下するという問題があ
る。
一方、上述した接触式(摺動式)の回転継手に代わって
、磁性流体シールを用いた真空通路の接触装置が、提案
されている(特開昭59−53137)。
この方法は、磁性流体で真空の気密性を保たせるように
したものであり、前述の摺動式の回転継手より振動が少
ないという利点がある。しかし、磁性流体が高価である
ことや多少の消耗があり(場合によっては補給する必要
がある)、また、磁性流体の粘性抵抗によって多少の回
転抵抗を伴なうという問題がある。
さらに、東芝機械に、に、は、非接触回転継手を用いて
いる(機械技術VaQ、32.Nn8)が、その機構の
詳細は不明である。
〔発明の目的〕 本発明の目的は、回転軸に完全に非接触状態で真空通路
が接続できる空気軸受型の回転継手を提供することであ
る。よって、この回転継手を薄板の表面加工を行なう加
工機械に適用すれば特に高精度の表面切削加工が可能と
なる。
〔発明の概要〕
空気軸受は、軸受と軸との間に空気膜を介在させること
により、軸受と軸とは完全に非接触状態となる。したが
って、この軸受は従来のボールベアリング型の軸受のよ
うな振動、騒音等の問題もなく、また、軸が高回転速度
であっても発熱がなく、高精度の軸受として各方面で実
用化が進んでいる。
回転する軸に真空を導入する回転継手に、この空気軸受
が応用できれば、完全非接触という利点を−生かして、
高精度の回転継手が生まれる可能性がある。
本発明の空気軸受型回転継手は、外部から供給する圧縮
空気で軸と回転継手とは完全に非接触状態になる。非接
触状態であることは、軸と継手との間にはあるすきまが
あることであるから、この状態で真空通路を設げr、;
、l:、当然その気密性は悪い。そこで、供給された圧
縮空気が軸を浮上させた後、その大部分の空気を継手外
へ放出させるようにすれば、実用上問題ない程度の気密
性を保つことが可能であることが実験的に確認できた。
この構造を応用して回転継手を考案した。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図より説明する。
第1図は本発明の空気軸受型回転継手(以下単に継手と
言う)50の全体構成を示す断面図である。
この継手50は、基本的にはハウニング2および軸受5
で構成されている。以下この継手50の構成について詳
述する。
給気口1より入った圧縮空気200は、ハウジング2内
に設けられた穴3および穴4を通って、さらに軸受5内
に設けられたノズル6より噴出する。こうして軸100
は軸受5とは非接触状態となる。つまり、軸100は圧
縮空気200によって静圧支持されることになる。いわ
ゆる空気軸受である。さて、やや広いすきま間隔aであ
るすき゛ま7に充満した圧縮空気200は、一部分継手
50の外へ逃げるが、大部分は軸受5およびハウジング
2に設けられた排気口8を通って継手5゜の外へ放出さ
れることになる。さらに、残りの一部分の圧縮空気20
0はaよりはやや狭いすきま間隔すであるすきま9を通
り、穴10を通って外部へ逃げることになる。
以上が本継手50の構成であるが、この継手50を効率
良く作動させるには、ノズル6は複数個(例えば円周上
60°おきに6ケ所x2=12個)設けるのが好ましい
。また、排気口8も同様に複数個(例えば円周上90°
おきに4ケ所×2=8個)設けるのが好ましい、すきま
7およびすきま9の間隔a、bは、a ) bの関係と
なっており、本実施例ではa=15μml b=5μm
としている。
さて、上述した本発明継手50を回転する軸100へ真
空導入する目的で使用する。この場合接続口11を別に
設けられた真空ポンプにパイプで接続すれば、軸100
内の穴101は真空状態になる。軸100とは旋盤のよ
うな加工機械の主軸であり、その一端に設けられた真空
チャックで被加工物である薄板を吸着する。
本発明の継手50の特徴は、すきま7およびすきま9の
値a、bをa > bの関係としていることであり、さ
らに排気口8を設けて大部分の圧縮空気200を外部へ
逃がしていることである。それでも多少の圧縮空気20
0は、すきま9を通って穴10に入り、真空ポンプで吸
引される。この流量が穴101内の真空の程度に関係し
てくることになる。圧縮空気200の給気圧P=5kg
f/cdとして、a=15μm、b=5μm、 Q=1
0g+の例では、回転する軸100内の穴101の中は
、約10torrの真空度が得られている。
上記した例で得られた10torrの真空度は、薄板を
保持するには十分の吸引力を有しており、実用上問題が
ない。さらにbを小さくすることや、すきま9の軸方向
長さQを大きくすることで、より高い真空度を得ること
が可能である。
実用上のことを考慮すると、軸受5は、軸100とは異
質の材料でつくられていることが好ましく。
例えば、軸受メタルとして多用されている砲金。
あるいは弗素系の合成樹脂等である。こうすることによ
って、すきま9が狭少となって、万−軸100と軸受5
が接触することがあっても、軸受5や軸100が互いに
損傷を受けることがなく、実用上さしつかえない真空度
の気密状態を維持できることになる。
第2図は第1図に示した本発明の継手50を、磁気ディ
スク用旋盤に適用した一実施例を示したものであり、全
体の構成を示す概略図である。被加工物である磁気ディ
スク用AQ基板30は真空チャック31に吸着され、モ
ータ32によって、例えば、2000rp@程度の高回
転速度で回転させ、ダイヤモンド工具33によってその
表面を切削加工される。このAQ基板30の表面は、表
面粗さR1,6が0.1  μm以下の高精度表面が要
求されている現状であるから、この旋盤の軸受34は空
気軸受型の回転スピンドルを用いる等して、振動の少な
い高精度回転を行なうようにしているのが普通である。
さて、この旋盤の主軸100には穴101が設けてあり
、主軸100の左端に本発明の継手50を適用している
。真空はこの継手50より導入され、真空チャック31
に伝わりAQ基板30を吸着する。第3図に真空チャッ
クの一例を断面図で示したが、被加工物であるAQ基板
30が、真空チャック31に吸着される状況がほぼ理解
できると思われる。
第2図に示した実施例では、本発明の継手50を主軸1
00の端部(左端)に設ける例を示したが、この継手5
0を軸受34内に組み込むことももちろん可能である。
特に、この軸受34が空気軸受型であれば、その実現は
容易となり、旋盤としての全体構成がよりスマートにな
る。
以上に示した本実施例によれば、回転軸非接触状態で真
空通路が接続できることになる。非接触であるから、回
転軸が高回転速度であっても振動がほとんど発生しない
、また回転抵抗も無視できる程小さい等の利点があり、
この回転軸に保持された薄板は高精度の表面切削加工を
受けることが可能となる。さらに、接触部がないから、
長期的に使用しても殆んどメインテナンスフリーである
また、この回転継手は加工機械の回転軸を支持する主軸
受内に組み込むことも可能であり、その場合、加工機械
の小型化、スマート化に効果がある。
〔発明の効果〕
本発明の回転継手によれば、回転軸に完全に非接触で真
空通路が接続できるので、従来のような接触型の回転継
手を用いた場合に比べ、回転軸の振動が発生しない、回
転抵抗がない(小さい)、発熱がない、騒音がない等の
大きなメリットが生まれる。よって薄板の高精度表面切
削加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になる空気軸受型回転継手の
全体構成を示す断面図、第2図は本継手を磁気ディスク
用旋盤に適用した概略図、第3図は真空チャックの一例
を示す断面図である。 1・・・給気口、2・・・ハウジング、3・・・穴、4
・・・穴、5・・・軸受、6・・・ノズル、7・・・す
きま、8・・・排気口、9・・・すきま、10・・・穴
、11・・・接続口、3o・・・磁気ディスクAfi基
板、31・・・真空チャック、32・・・モータ、33
・・・ダイヤモンド工具、34・・・軸受、50・・・
空気軸受型回転継手、100・・・回転軸、101・・
・穴、200・・・圧縮空気。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1部より供給された圧縮空気で軸を静圧支持する空
    気軸受をなし、該空気軸受のラジアルすきまを相対的に
    大小関係にあるように段付構造とし、相対的に大きいラ
    ジアルすきまからは大部分の圧縮空気を軸受外へ放出さ
    せる排気口を設けて、相対的に小さいラジアルすきまへ
    入る圧縮空気の量を規制したことを特徴とする空気軸受
    型回転継手。 2、該空気軸受の相対的に小さいラジアルすきま間に接
    続口を設けて、真空路等を回転軸に接続できることを可
    能としたことを特徴とする第1項記載の空気軸受型回転
    継手。
JP14472385A 1985-07-03 1985-07-03 空気軸受型回転継手 Pending JPS629805A (ja)

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JP14472385A JPS629805A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 空気軸受型回転継手

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JP14472385A JPS629805A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 空気軸受型回転継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS629805A true JPS629805A (ja) 1987-01-17

Family

ID=15368817

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JP14472385A Pending JPS629805A (ja) 1985-07-03 1985-07-03 空気軸受型回転継手

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62218889A (ja) * 1986-03-20 1987-09-26 日本精工株式会社 真空吸着機構付き静圧気体軸受スピンドル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62218889A (ja) * 1986-03-20 1987-09-26 日本精工株式会社 真空吸着機構付き静圧気体軸受スピンドル
JPH0582907B2 (ja) * 1986-03-20 1993-11-22 Nippon Seiko Kk

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