JPS629776Y2 - - Google Patents

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JPS629776Y2
JPS629776Y2 JP17966577U JP17966577U JPS629776Y2 JP S629776 Y2 JPS629776 Y2 JP S629776Y2 JP 17966577 U JP17966577 U JP 17966577U JP 17966577 U JP17966577 U JP 17966577U JP S629776 Y2 JPS629776 Y2 JP S629776Y2
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JP
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culm
chain
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star
lower conveying
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JP17966577U
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JPS5433344U (ja
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  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コンバインの刈取部における搬送装
置に関する。
コンバインでは、刈刃の上方側に並設した掻込
用スターホイルの上方から後方の脱穀装置へ向け
て下部搬送チエンを延設して、その下部搬送チエ
ンにより刈取穀稈の稈元側を挾持し搬送するよう
に構成し、下部搬送チエンを長短稈に応じ傾斜変
更して扱ぎ深さ調節するように成すのであるが、
その下部搬送チエンの傾動は、掻込スターホイル
に近い側すなわち掻込始端部側を回動支点にして
行わせるようにするのが、掻込用スターホイルか
ら下部搬送チエンへの受継姿勢が殆んど変わらな
い状態となつて有利であるので、従来から例えば
実開昭49−144737号公報にみられるように実施さ
れている。
ところが、従来のものにあつては下部搬送チエ
ンがその始端部側を支点にして揺動させられる故
にスターホイルとの間の相対位置変化量が、後部
回動支点中心で傾動するものに比すと小さくはな
るけれども、長稈調節された場合には、下部搬送
チエンの挾持始端がスターホイルから後方斜め上
方に離れてしまうため、このような場合には依然
として受継ぎが悪くなる傾向にあるにかかわら
ず、これに対する所作は施されていなかつた。
そこで本考案は、下部搬送チエンが始端部側を
中心にして長短稈調節傾動するものでありなが
ら、長稈調節されたときにも受継姿勢が悪くなら
ないように工夫改良した搬送装置の提供を目的と
して実施したものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図はコンバインの側面図を示し、クローラ
10の上方に支持する機体フレーム11の上方に
は脱穀装置4を搭載するが、該脱穀装置4のフイ
ードチエン6は機体全体の横幅中央で該装置4の
内側方にそい機体の前後方向に延長するように装
設し脱穀装置4は扱胴12や揺動選別体13等を
有する従来形の構造で、フイードチエン6の上方
には挟扼桿14を対設して、その後端部を脱穀装
置4後方の藁カツター15側に延出して構成す
る。
また、機体全体の右側前部には操縦筒16やシ
ート17を、その後方に籾タンク18等をそれぞ
れ装設し、機体後部の中央位にはエンジン19を
装設して構成する。
前記脱穀装置4の前方側における機体前部の下
方には左側に前後方向の刈取フレーム8を延出し
右側において前後方向に延出する刈取フレーム
8′の後部8a′を左側刈取フレーム8の後部8a
側に接近するよう屈折して延出し、側面における
上方から見て両フレーム8,8′がL字状をなす
ように形成して、両後部8a,8a′の後端を連結
杆20により連結し、その後部8a′の右側方には
下方に何もない空間Cを形成し、両後部8a,8
a′間における狭い間隔内には薄形の駆動ケース9
を装着し、該ケース9の後部上方における入力部
9aから入力するようにして構成する。
また、両刈取フレーム8,8′の先端にはそれ
ぞれ左右のデバイダー21,21′を装着し、両
フレーム8,8′の前部寄りにまたがつて横設し
た横フレーム22の中間部より前方にフレーム
8″を延出するとともにその先端に中間デバイダ
ー21″を装着し、横フレーム22の前面にそつ
て刈刃1を横設し、各デバイダーの間後方には左
右にそれぞれタイン23,23′を有する引起し
ケース24,24′を斜設し、刈刃1の上方後部
には掻込用噛合形の両スターホイル2,2′を並
設し両スターホイル2,2′の上方から斜前方に
向け突起付ベルト形補助搬送体3,3′をそれぞ
れ延出して構成するが、第4図において点線イで
示すように、両スターホイル2,2′の間が前記
フイードチエン6の前後方向延長線上に位置する
ように構成する。
左側スターホイル2の後部下方における前記駆
動ケース9の上部には伝動ケース24を突設し、
該伝動ケース24の側部からスターホイル2の後
方を上方に延長する側面L状の中間伝動ケース2
5の前部を前記伝動ケース24に対し、横方向の
回動支点Oを中心に回動できるようにして伝動連
結し、長い下部搬送チエン5の始端部5aよりや
や上方の下面に中間伝動ケース25の上端を連設
し、その始端部5aが左側スターホイル2とその
上方の補助搬送体3の後部間隔内に入りこんでの
ぞむように設け、下部搬送チエン5の終端寄り下
面から延出した調節レバーをガイド板の係止溝に
対し、移動調節自在にして従来形と同様に下部搬
送チエン5を回動支点Oを中心に回動させながら
長短稈に応じ傾斜変更調節自在に装設するが、下
部搬送チエン5の挾持面は前記点線イにそうよう
にするとともに、下部搬送チエンの下方には前記
空間Cがのぞむようにして構成する。
また、下部搬送チエン5から穀稈の稈元側を受
継ぐ受継搬送チエン26をフイードチエン6の始
端部に接近するようにして延設し、前記駆動ケー
ス9から伝動パイプ27を介して動力伝達する穂
先搬送体7を下部搬送チエン5から受継搬送チエ
ン26の上方にかけて延設するが、穂先搬送体7
および受継搬送チエン26の穀稈搬送面が前記点
線イにそうようにして構成する。
しかして、コンバイン作業時に機体を前進させ
ると、各デバイダー21,21′,21″が分草す
るとともに両引起しケース24,24′が引起し
作用を行ない、両補助搬送体3,3′がその間に
掻込む状態で刈刃1が刈取るとともに、両スター
ホイル2,2′がその間に穀稈を掻込んで後方へ
送出するが、両補助搬送体3,3′と両スターホ
イル2,2′によつて後方へ送出されようとする
状態で、その稈元側部分は下部搬送チエン5の始
端部5aに受継がれる。
下部搬送チエン5が稈元部を挾持搬送する状態
で穂先搬送体7が穂先側を搬送し、下部搬送チエ
ン5から稈元側が受継搬送チエン26に受継がれ
ると、そのまま次いでフイードチエン6に受継が
れて脱穀装置4へ供給される。
その場合に、両スターホイル2,2′の間から
フイードチエン6にかけては第4図に示すように
点線イにそつて前後方向に穀稈が搬送されること
になり、下部搬送チエン5の下方は空間Cになつ
ているので邪魔ものがなく搬送されるとともに、
藁屑等が落下しても空間Cを通して地上側に排除
される。
また長短稈に応じて下部搬送チエン5を回動調
節すると、該チエン5全体は回動支点Oを中心に
回動して矢印ロで示すように後端部側が大きく上
下動するが、始端部5aはスターホイル2の上方
側で回動支点Oが下方に近いために大きく変動す
ることなく受継姿勢が殆んど変らない状態となり
下部搬送チエン5の終端側から受継搬送チエン2
6に受継がれる挾持位置が変つて、脱穀装置4へ
の供給深さが長短稈にかかわらず略同じとなつて
供給できるよう調節することができる。
このように本考案は、刈刃1の上方側に並設し
た掻込用両スターホイル2,2′の上方から、突
起付ベルト形補助搬送体3,3′をそれぞれ斜前
方に延出して構成するコンバインの刈取部におい
て、前記掻込用両スターホイル2,2′と突起付
ベルト形補助搬送体3,3′の後部とは、側面視
で上下方向に所定の間隔を置いて重合するように
装設し、その上下方向の間隔内の一方側スターホ
イル2の上部には、穀稈の稈元側を挾持して後方
の脱穀装置4側へ向け搬送する下部搬送チエン5
の始端部5aを入り込み位置させ、その下部搬送
チエン5は、始端部5a側を支点として長短稈に
応じ傾斜変更できるよう構成したから、突起付ベ
ルト形補助搬送体3,3′によつて掻込ながら刈
取られる刈取穀稈はそのままで、同搬送体3,
3′とスターホイル2,2′とによつて挾持搬送さ
れる間に、それらの間へ始端部5aが入り込み位
置している下部搬送チエン5に受継がれることと
なつて、穀稈は切れ目なく確実良好に搬送され
る。
そして、本考案ではスターホイルと、突起付ベ
ルト形補助搬送体後部とを、上下方向に所定の間
隔を置いて重なり合うように配設し、前部を支点
にして傾動する下部搬送チエンの始端部は、前記
の間隔内に入り込んで傾動できるようにしている
ので、長短稈調節に際し、下部搬送チエンの始端
がスターホイルに接近する状態になつても、スタ
ーホイルから離れる状態になつても、刈取穀稈は
スターホイルと補助搬送体後部に挾持される状態
で、いずれかに接近する下部搬送チエン始端部
に、はざまなく受渡され、受継姿勢は変わらず、
受継姿勢が良く整揃とスムーズに受継搬送するこ
とができ、好適に実施できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はコンバ
インの概略側面図、第2図はその概略平面図、第
3図は第1図の一部を示し、第4図は第2図の一
部を示し、第5図は第4図の一部を示す。 1……刈刃、2,2′……スターホイル、3,
3′……補助搬送体、4……脱穀装置、5……下
部搬送チエン、5a……始端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈刃1の上方側に並設した掻込用両スターホイ
    ル2,2′の上方から、突起付ベルト形補助搬送
    体3,3′をそれぞれ斜前方に延出して構成する
    コンバインの刈取部において、前記掻込用両スタ
    ーホイル2,2′と突起付ベルト形補助搬送体
    3,3′の後部とは、側面視で上下方向に所定の
    間隔を置いて重合するように装設し、その上下方
    向の間隔内の一方側スターホイル2の上部には、
    穀稈の稈元側を挾持して後方の脱穀装置4側へ向
    け搬送する下部搬送チエン5の始端部5aを入り
    込み位置させ、その下部搬送チエン5は、始端部
    5a側を支点として長短稈に応じ傾斜変更できる
    よう構成したことを特徴とする搬送装置。
JP17966577U 1977-12-26 1977-12-26 Expired JPS629776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17966577U JPS629776Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26

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JP17966577U JPS629776Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5433344U JPS5433344U (ja) 1979-03-05
JPS629776Y2 true JPS629776Y2 (ja) 1987-03-07

Family

ID=29191312

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17966577U Expired JPS629776Y2 (ja) 1977-12-26 1977-12-26

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JPS5433344U (ja) 1979-03-05

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