JPS6297684A

JPS6297684A - 回転式穀粒選別機における選別筒清掃装置

Info

Publication number: JPS6297684A
Application number: JP23595086A
Authority: JP
Inventors: 田村　正人
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1986-10-02
Filing date: 1986-10-02
Publication date: 1987-05-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明け、回転式穀粒選別機における選別筒清掃装置に
関する。

一般に、もみすり機は、もみから玄米を調整する機械で
あるが、これはゴムロール式のもみすり部、選別装置お
よび揚穀装置から構成されている。

この選別装置には、万石を主流としてその他の各種の選
別装置が用いられており、この中の一つに凹みを多数設
けた円筒状の回転式穀粒選別機があり、この選別機もす
でに公知のものである。これは、凹みを多数設けた回転
可能の選別筒内に、断面路Ｖ字ないしＵ字形の受樋を内
設し、該選別筒を回動しながら一方の筒端よりもみ・玄
米の混合物を供給し、選別筒内を軸方向に流してゆく。

その流れの途中で該混合物は、選別筒の回・助に伴って
すくい上げられようとするが、混合物の凹み嵌入如何に
より分離されるので、玄米は凹みに嵌入し、したがって
より上方にまで持ち上げられた後、放物線状に落下する
。その落下位置に前記受樋が設けられているので、玄米
のみがその受樋内のスクリューコンベアによって液外に
搬出され、もみと玄米とけ分離されるのである。

このような回転式穀粒選別機の分離性能は、もみ・玄米
の乾燥程度、比重や摩擦係数又は選別筒の回転速度、供
給量などが大きく影響することば、もち論、凹みの大き
ざ・形状にも左右されるものである。ところが、当該回
転式穀粒選別吸は、もみ・玄米の選別機としてもみすり
機に組込まれ、もみすり機にけ揚穀装置にスロワ−を用
いることもあって、風選後、ゴミや生膜ぶもみがらなど
の粉塵をすくい上げ、選別筒内にもみ・玄米とともに供
給されると、これら粉塵が選別筒の凹み内に堆積し、微
妙な凹みの形状を変化させ、その分離性能に劣化が生じ
る。

そこで本発明は、この従来の不具合を除去しようとした
もので、簡単なブラシを付設するのみで、回転式穀粒選
別機の良好な分離性能を維持しようとすることを目的と
する。

以下本発明の実施例にしたがって説明する。第１図は実
施例の全体断面図、第２図１ｒｉ第１図のＸ〜Ｘ断面図
、第２図は調節板の斜視図を示す。

第１図で、本発明の実施例であるもみすり機全体の主要
部について先ず説明すれば、もみすり機ＡＩ′ｉ、長方
形状箱の風選部Ｂの上面片側にもみすり部Ｃを載置し、
更に核もみすり部Ｃと並置して回転式穀粒選別機りを載
置している。

風選部Ｂには、２番コンベア１、混合米コンベア２、玄
米コンベア３等をそれぞれの樋内に架設している。風選
部Ｂの長手方向一端側に設けた吸引排塵機４の吸引口は
、混合米コンベア２の上方に設けた開口部５と風選部Ｂ
の長手方向他端側に設けた吸気取入口６にそれぞれ連通
し℃おり、前記各コンベア１．２．３や小米溜り部７の
上方を選別風が破線の矢印方向に流れるように構成して
いる。

もみすり機Ａけ、一対の脱ぶロール９を内装し、その上
方にホッパ−１０を臨設しており、悦ぶロール９の下方
ＫＵ、前記混合米コンベア２のと方における流穀板１１
がくるような位置で風選部Ｂ上で載置されている。該脱
ぶロール９け、風選部Ｂに内蔵されたモータＭにより適
宜伝動手段を介して駆動される。

この伝動手段の反対側の機側には混合米コンベア２と玄
米コンベア３にそれぞれ連通する混合米スロワ−１２と
玄米スロワ−１３とを設けている。

回転式穀粒選別機りは、箱状カバー１４内に二下２個の
回転可能の選別筒Ｉ、■を横架している。

これら選別筒１、■の軸方向が丁度もみすり部Ｃにおけ
る脱ぷロール９の軸９′と直交するようにしている。こ
れら選別筒Ｉ、■ば、玄米が嵌入できる程度の半球状の
凹み１５を内周面全体にわたり多数形成しており、しか
も選別筒Ｉ、■の両端は開放状態になっている。そして
、もみすり部Ｃが設けられた反対側で、上方の選別筒ｌ
の一端側イにおいて、その筒外周下部をカバー１４内に
突設された２個の支受ローラー１５．１５　Ｊ＝に載置
し、一方、選別筒１の他端側口には、該選別筒Ｉのリブ
１６を没け、該リブ１６′ｒｉ、選別筒Ｉの中心部に挿
入した断面略Ｖ字形の玄米受入用受樋１７内のスクリュ
ーコンベア１８用・呻１９に植設されている。また、選
別筒Ｉの一端ｔｉｌｌイには、前記混合米スロワ−１２
の上端が臨むようになつ℃いる供給タンク２０を、カバ
ー１４の側面に設け、供給タンク２０の出口は、選別筒
１の一端側イと連通している。選別筒Ｉの他端側口は、
もみ樋２１を介して前記もみすり部Ｃのホッパー１０と
連通している。

下方の選別筒■は、もみすり部Ｃ側で、その筒外周下部
を、カバー１４内に突設された２個の支受ローラ２２．
２２上に載置し、一方、選別筒■の他端側ハには、該選
別筒■のリプ２３を設け、該リプ２３が選別筒■の中心
部に挿入した断面略Ｖ字形の玄米受入用受樋２４内のス
クリューコンベア２５用軸２６に、植設されている。ま
た、前記を方の選別筒Ｉ内の受樋１７の終端は、送給樋
２７を介して、下方の選別筒■の一端側ハに連通するよ
うになっている。

下方の選別筒■の他端側二ｈ、流下板２８を介して、混
合米コンベア２に連通するようにし、また、受樋２４の
終端側下方は、樋２９を介して、玄米コンベア３の上方
に設けた流下板３０上に連通するようになっている。

ここで、と下の選別筒Ｉ、■内に設けている受樋１７．
２４にけ、七の一側上端に選別筒Ｉ、■の内周面に接近
するよう傾斜延出する調節板３１．３２を連設している
。その連設状態は、調節板３１、又け３２の受樋側に設
けた軸３３に、調節板３１、又け３２の端を巻着し、該
１！ｌｌ］３３をカバー１４外より回動し、調節板３１
、又Ｉｒ１３２の傾斜角度を調節できるようにしている
。

そして、特に、第３図に示すように、該調節板３１の玄
米が流下接触しない裏面に、平板状に形成したブラシ３
４を添設している。すなわち、該プラシ３４は、補助板
３５ニ固着されており、該補助板３５の長手方向の両端
に長孔３６を設け、調節板３１の長手方向の両端に植設
したセットボルト３７，３７に嵌挿している。作業時に
は、ブラン３４は調節板３１の裏面にかくれているが、
作業中止時には、カバー１４の窓３８より手を入れ、補
助板３５とともにブラシ３４を選別筒Ｉ、■の内周面に
接触するよう突出きせる。そして、若干空運転をすれば
、ブラン３４の先端が選別筒Ｉ、■の凹み１５に万遍な
く当接し、凹み１５内が清掃される。

以上のような構成になっているので、その作業状態を説
明すれば、ホッパー１０にもみを供給すると（本実施例
は小型であるためもみ入り袋を手で持ち上げ供給する）
、もみすり部Ｃにより脱ぶされ、もみ・玄米の混合物は
、風選部Ｂ内で風選されて混合米コノベア２に落下し、
混合米スロワ−１２により供給タンク加に跳ね上げられ
、該タンク２０の下部口より上方の選別筒１の一端側イ
内方に送給てれる。送給された混合米は、第２図に示す
矢印巾方向に選別ｍｌは回転されるので、選別筒ｌ内周
面に接する状態ですくい上げられようとするが、玄米は
凹み１５に嵌り込んでいて上方まで持ち上げられた後、
凹み１５より脱落し、受樋１７に落下する。もみけ凹み
１５に嵌入できないため、内周面をすべり落ち、これを
くり返えしながら矢印トの方向に流れ、そのまま排出さ
れてもみ樋２１よりホッパー１０に還元されて再度脱ぶ
される。

一方、受樋１７に落下した玄米などけ、スクリューコン
ベア１８によつで送給樋２７に流下され、下方の選別筒
■の一端側・・内方に送給され、もみを若干混入した玄
米は矢印りで示すように回転する下方の選別筒■により
選別筒Ｉと同様にして選別され、玄米は矢印ヌで示すよ
うに受樋２４に落下する。

矢印ルで示すようにスクリューコンベア２５により搬送
されて樋２９、流下板３０を経由し、選別風により風選
されながら玄米コンベア３に流下する。また、下方の選
別筒■内を矢印オで示すように送られる玄米入りもみは
、他端側二より流下板２８を経由し混合米コンベア２に
流下する。

選別作業の終了後は、前記のように、ブラシ３４を調節
板３１の裏面より突出σせて、その先端を選別筒Ｉ、■
の内周面に当接させておき、モーターＭに再度スイッチ
を入れれば、各選別筒Ｉ、■が回動し、凹み１５内に堆
積した粉塵をブラシ３４で清掃する。清掃後は、ブラン
３４を調節板３１の裏面に後退させて、次期選別作業に
備える。尚、調節板３１の先端を選別筒Ｉに最も近接し
た状態で、ブラン３４を突出させれば、ブラシ３４０毛
足は短いものでよく、安価なナイロンブラシなどを使用
することができる。

以上要するに本発明′ｄ、回転する長胴状の選別゛　筒
内に、受樋を該筒軸方向に平行にして挿入し機枠に固定
し、該受樋の側壁外側にブラシを清掃時のみ突出きせる
ようにして設けた回転式穀粒選別機における選別筒清掃
装置であるから次の効果を奏する。

（１１選別筒に供給される混合物の中には多分に粉塵が
混入しており、長時間運転すれば、この粉塵が選別筒内
面に堆積され、微妙な回転式穀粒選別性能に悪影響を及
ぼすが、ブラシでもって選別筒内面を簡単に清掃するの
で、選別性能を良好に維持することができる。

、２）静止状態の受樋の外側面にブラシを設ケｆｃ　コ
トニより、ブランは固定され、選別筒は回転するノテ、
その清掃はきわめて簡単で、殊に、長胴状の選別筒に対
し好都合にできるばかりでなく、ブラシ取付用部材も特
に設ける必要がないので、構造簡単とすることができる
。

（３）受樋の外側面にブラシを設けたので、穀粒の流動
径路には全く変動を与えない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の全体断面図、第２図は第１図
のＸ−Ｘ断面図、第３図は調節板の斜視図を示す。Ｉ、■・・・・・・選別筒　　　１７．２４・・・・・
・受樋３４・・・・・・ブラシ。

Claims

【特許請求の範囲】

回転する長胴状の選別筒内に受樋を該筒軸方向に平行し
て挿入し機枠に固定し、該受樋の側壁外側にブラシを、
清掃時のみ突出させるようにして設けた回転式穀粒選別
機における選別筒清掃装置。