JPS6297683A - 木材チツプ分級装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディスクスクリーン分級機、ことに木材チッ
プをおりずくず、微細繊維及び粗大原料の量に関して分
級する木材チップ用ディスクスクリーン分級機に関する
。

従来の技術 伝統的に、−バッチ分の木材チップ中のおか“くず、微
細繊維及び粗大原料の量はバルブ工場の購入時点で各貨
車又は自動車の積み荷からサンプリングされチェックさ
れている。このサンプリングと分級とによりその木材チ
ップ供給業者への支払いの基礎として用いられる品質指
数を決めるのである。従来の分級機としては業界でウィ
リアム式分級機とし知られているものかある。これは多
重床揺動スクリーン装置であり、上部のスクリーン床に
は大きい穴があけてあり、底部へ行くにつれ次第に小さ
い穴のスクリーン床となるものである。

各貨車又は自動車の積み荷から採取されたサンプルは稼
動中のスクリーン装置の上部スクリーン床へ落とされ、
各スクリーン床において様々の大きさの微小片が分離さ
れて、保持される。この分級機は約１０分間作動させた
後、分解され、それぞれのトレーをそのフレームから持
ち上げて佛い出し、この佛い出された量を計量する。こ
れに基いて各成分が全体に対する百分率を算出するので
ある。

これから気が付くように、この分級法はトレーが非常に
重く取扱いに不便であるので非常に骨が折れ退屈な仕事
である。このため業界では木材チップ分級のすぐれた方
法および装置を求めているのである。

当業界で周知のチップ厚さふるい分は計画によって、チ
ップを厚さによってふるい分けるディスクスクリーンが
開発された。薬液の浸透と脱リグニンを決定するのはチ
ップ厚さであるので、この着想は急速に業界での新スタ
ンダードとなりつつある。このような厚さで選別するス
クリーンを用いると、過大厚の原料を取除き、これをチ
ップ薄切機へ送ることができるので、厚過ぎてパルプ化
できない原料を蒸解がまへ供給させない。１９８１年１
１月２４日付の米国特許第４，３０１．．９３０号明細
書記載のディスクスクリーンは代表的なこの型式の装置
である。

厚さによるふるい分けの効果の業界での評価の結果、厚
さによりチップを分級するものと判断される散型式の揺
動型分級機が開発された。たとえば、いくつらのスクリ
ーン床に丸穴を設ける代わりに、この床を所望のスロッ
ト幅の隙間を与えるような間隔をおいて並べた鋼棒で形
成したものがある。これらスクリーン床は当初は好適な
ものであると考えられたが、なおウィリアム式分級機の
欠陥はそのまま有するものであった。すなわち、トレー
は非常に重く、スクリーンは１回の分級運転が終わるた
びに分解し、分級された材料を開枠の間に形成されたス
ロットから取り出さねばならない。この型式の分級機の
試験の結果、ユーザーが好ましくないと思う次のような
すべての問題を見抜くことができた。

１　分級できるサンプルはふつう　０．０１４立方メー
トル（０５立方フイート）又は４．５Ｋｇ（１０ポンド
）より少なく、非常に少量である。このサンプルは貨車
又は貨物自動車積載の材料全体の見本としては少なすぎ
る。

２　サンプル採取時間が長くて、非常に骨が折れる。揺
動スクリーンは普通１０分間運転された後分解して各ト
レーを清掃し、溜まっていたチップを計量する。一般に
、このようにして００１４立方メートル（０，５立方フ
イート）の材料を分級するに要する時間は約３０分であ
った。

３　これらスロット式スクリーン分級機の効率は７０％
ないし９０％の間を変動し、完全に一貫性がない。所定
幅のスロットを通過する筈のふたつのデツプがこのスロ
ットでくさび状となって引かかり、そのために間違った
スクリーンに保持されることとなる。これらスロット式
スクリーン分級機を前述のディスクスクリーン格付は装
置として利用すると、スクリーン床中のある床について
は殆ど全部の原料を厚さに応じ手で選別しなければなら
なかった。

４、鋼棒および多くのスクリーン床は運転中僅かに曲が
る傾向があり、ある時間の後、何れかのスクリーン床の
スロット幅は２ミリはども増減する。これはこれら分級
機の有効性を損なう原因にもなる。

発明の構成 従って、本発明の目的はこれまで知られている分級機よ
りも速くて効率のよい新規の改良した分級機を提供する
ことにある。

本発明によれば上記目的は、ディスクスクリーンの原理
を利用した前述の試験計画の実行中に見出だされた分級
機に望ましい特徴を十分溝たすことで達成される。これ
ら特徴に包含されるものとしては次のことがあげられる
。

１．０．０７立方メートル（２，５立方フイート）又は
００８５立方メートル（３立方フイート）のサンプルの
処理か必要とされる。これらサンプルの重量は２３〜２
７に９（５０〜６０ポンド）である。

２　本ディスクスクリーン分級機は実質上の自動洗浄方
式のものでなければならない。

３　、２３Ｋｇ（５０ポンド）の材料を処理するのにた
とえば３〜５分というような短時間で十分でなければな
らない。

４　ふるい分けすなわち分級精度は９０％以上でなけれ
ばならない。

５、分級機はオートメーション化して業界にとって真に
有用な装置とならなければならない。

実施例 こ＼に開示する分級機は６本の軸を有するもので、各軸
は分級通路を画定するため複数のディスクを有する。勿
論、軸の数をこれとちがったものとすることもできる。

６つの軸とディスクはＶ−型又はＵ−型のトレーすなわ
ち分級スクリーンを画定する。未分級材料用供給ンユー
トが■又はＵの両半分に均一に荷重がかかるように分級
床の一端部に設けられる。分級床は供給端部から対立端
部へ水平から下方へ僅かな角度で延在し、未分級チップ
を末端部へ転動させる効果を促進させている。スクリー
ン効率は十分９０％を越えることが証明され、また上述
したその他目的のすべてが満たされた。

次の説明から明らかなように、分級ゾーンは供給端部か
ら対立末端部までゾーン毎にふえる間隔を有するディス
ク間隔により画定される。これらゾーンは、例えば、供
給端部の２ミリから末端部の１０ミリまでの範囲にわた
る。この２ミリはサンプルからピンや微細繊維を有効に
取除き、第４図から明白なように、この第１分級ゾーン
下のさらに他のふるい分は装置がおがくずをビンから分
離するため使用される。

好適には、原料供給装置はふるい分けられるサンプルを
受けるホッパとこれに連絡された振動する供給ノユート
とから成る。好適には、内部への供給ホッパは最適速度
で一定効率を与える振動式供給シュートと共に作動する
。本発明に従い組立てられた分級機を使う場合、どの大
きさのサンプルもホッパへかけることができ、また希望
の速度で分級機を経て同サンプルを計量できる。

分級ずみの材料はそれぞれロードセルで支えられた収集
槽へ落下する。ロードセルは各分級分の重量を表示する
それぞれの信号を発生し、これら信号は合計とパーセン
トの計算のためコンピュータへ送られる。それぞれの分
級槽を支えるロードセルはピボット支えに取付けられ、
この支えはかけかねが外れて動力コンベヤへ落下できる
ので、本システムは次の分級のため急速に復帰できる。

第１図において、ディスクスクリーン分級機は全体を符
号１０で示されており、供給装置１２と分級床１４とか
ら成る。

供給装置１２は骨組み１８に取付けられ、また振動機２
２で駆動される振動式ノユート２０と連結されたホッパ
１６から成る。

分級床１４は端部壁に加え、落下する分級ずみ材料をそ
れぞれのロードセル３８〜４６で支えられた各収集槽２
６〜３４へ向けるため各々が内方へ向けられた部分２５
を有する一対の縦方向側壁２４から成る。

分級床の末端部には最大材料の流出を受ける排出シュー
ト３５が設けられ、次にこの材料はロードセル４８に取
付けられた収集槽３６に受は取られる。

第２図及び第３図において、分級床は第１図に見られる
ように分級床の充填端部に取付けられた１対の駆動電動
機５０．５２を包含することを示している。駆動電動機
５０は駆動電動機５２と同じである。

この駆動電動機５０は駆動スプロケット５６を備え、こ
のスプロケットはさらにスプロケット６２と軸６０に共
通軸上に取付けられた被駆動スプロケット５８へ駆動鏡
５４により連結される。他のスプロケット６２は更に他
のスプロケット７０と共通な軸６８に取付けられた被駆
動スプロケット６６へ駆動鏡６４で連結される。他のス
プロケット７０は軸７６で支えられｆこ被駆動スプロケ
ット７４へ駆動鏡７２で連結される。

軸６０．６８及び７６は複数の歯が切られたディスクを
支え、このディスクはディスクの直径、例えば１８セン
チ（フインチ）、及びゾーンからゾーンへふえる幅を持
つ複数のスペーサ８４で画定され、それに沿い、指を組
んだ関係で間隔をおかれている。

特に第３図において、複数のディスク７８及び８０が詳
細に例示され、また分級ゾーンＡ−Ｅを画定するディス
クの間隔、例えばこれはそれぞれ２ミリ、４ミリ、６ミ
リ、８ミリ及び１０ミリであることを示す。ディスク歯
は二重の作用がある。

先ず第一には、回転歯は振動床を提供するものであって
、未分級材料の転動作用を促進するので、この材料は充
填端部から末端部すなわち流出端部まで下方へ移動させ
られる。第２に、この歯は進入「る指状に組合わされた
ディスク間で作られた干き間の自動洗浄をする。

第１図において、第１図の装置の底部か重竜測定装置と
関連し示される。明白なことであるが、ロードセル３８
〜４８の各々はサンプルの多くの分数部分の合計及び計
算をするため、コンピュータ８６へ代表的重貴信号とし
接続される。次にコンピュータは全体及び多くの分数部
分試料をパーセントおよび／又は重量により表示するた
め表示器８８へ接続される。第１図に例示した装置のほ
かに、さらに分級スクリーン３９が、ロードセル３７で
支えられた収集槽へピンをおがくずから分離するため第
１分級ゾーンＡの下に設けられ、おがくずはスクリーン
３９を通り、ロードセル３８で支えられた収集槽２６へ
集められる。

第５図に、ロードセル支えと分級ずみ材料を運び出す装
置が示される。例示のように、ロードセル４６は、他の
ロードセルと同様に、落下位置へ軸回転するよう軸９２
に旋回できるよう取付けられた支え９０で支持される。

材料が落下する間、そらせ板９４が原料を動力コンベヤ
９６へ案内するために設けられる。分級及び計量位置で
、支え９０は棒１００によりかけ金が外れた位置へ移動
できる支持突出部９８で支えられ、棒１００は手動式レ
バー、油圧又は空圧ラム、あるいはその類似装置へ連結
される。

さらに、いくらか同じ方法で、本装置は支え９０に１０
４で旋回できるよう連結された棒１０２により落下させ
るため旋回できる。

要約すると、本発明に従い組立てられたチップ分級機は
上述のすべての目的に合致し、また特に次項目を満足し
ている。

１、厚さによりチップサンプルを非常に精密に分離する
。ゾーンを画定するモジュールの数と間隔の選定により
任意所望の厚さまで分級さ仕ることができる。

２　本発明に従い組立てられた分級機は大金の材料を非
常に速く処理でき、従って抜き取り誤差を最小にできる
。

３、本発明に従い組立てられた分級機は元来自動洗浄装
置であり、１次試料が分級された後スクリーンに残る僅
かなチップは非常に少ないので、分級結果に影響を与え
ない。

４、スクリーンは取り外す必要がないので、人力は最小
となり退屈な仕事がなくなる。このことについては大抵
のパルプ工場では現在の分級機で分級作業を２交替で働
く作業員２名を雇っていることをこ＼に指摘しなければ
ならない。本発明に従い組立てられた分級機を使うと、
チップ購入部署における自動抜き取りと分級にマイクロ
コンピュータが利用できるので、分級作業は今ではチッ
プ受は入れ設備にいる１名の作業員ででき、らう１名は
必要でなくなる。

５、本発明に従い組立てられた分級機は調氷室チッパ−
で作られるチップ分析用の連続抜き取り及び分級も行な
うことができる。ナイフの交換は微細繊維又はおがくず
のパーセントが規定値に達した時に実施できる。

６、現在、パルプ工場は完全に自動化され、コンピュー
タ制御されているが、平均チップ厚さをコンピュータへ
入力していない。上に概説したように自動化された本発
明装置がこの情報を提供することとなろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従い組立てられたディスクスクリーン
分級機の側面図：第２図は第１図のｎ−■方向から見た
分級機床の供給端面図；第３図は第１図の分級機の分級
床部分の平面図；第４図は分級ずみ材料を収集、計量す
る装置を示す部分側面図、第５図は分級及び計量ずみ材
料を落下、運搬する構造を示した線■−■に沿い実質的
に切った断面図である。 １０・・分級機、１２・・供給装置、１４・・分級床、
１６・・ホッパ、１８・・骨組み、２０・・振動式シュ
ート、２２・・振動機、２４・・縦方向側壁、２５・・
内向部分、２６．２８．３０．３２．３４．３６・・収
集槽、３５・・排出シュート、３７．３ｇ、　４０．４
２．４４．４６゜４８・・ロードセル、３９・・分級ス
クリーン、５０゜５２・・駆動電動機、５４．６４．７
２・・駆動鎖、５６・・駆動スプロケット、５８．６２
．６６、７０．７４・・被駆動スプロケット、６０．６
８．７６・・軸、７８．８０゜８２・・ディスク、８４
・・スペーサ、８６・・コンピュータ、８８・・表示器
、９２．１０４　・・旋回軸、９４・・そらせ板、９６
・・動力コンベヤ、９８・・支持突出部、１００．１０
２・・棒、Ａ−Ｅ・・分級ゾーン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１の端部及び第２の端部を有する分級槽を包含する骨
   組み；木材チップを前記分級槽へ供給するように前記分
   級槽の前記第１の端部に装架された供給装置；前記分級
   槽内において前記骨組みに回転可能に装架され互いに平
   行な回転軸を有しまた前記第１の端部から前記第２の端
   部へと水平に対し鋭角下方へ傾けた複数の軸；指を組ん
   だ関係で隣接軸のディスクと間隔を離して配列され、こ
   のディスクの配列によって前記第１の端部から前記第２
   の端部へ次第に間隔が増える複数の分級ゾーンを画定す
   るようにした前記軸上の複数のディスク；木材チップが
   前記第１の端部から前記第２の端部へ転動し、前記の間
   隔をおかれたディスクを通りそれぞれの分級ゾーンへ分
   級されるように前記骨組みに取付けられ前記軸を回転す
   るように接続された駆動装置；及びそれぞれのゾーンの
   下におかれた複数の収集槽を包含して成る木材チップ分
   級装置。