JPS6296532A - 帯電防止性を有するハ−ドコ−トフイルム - Google Patents
帯電防止性を有するハ−ドコ−トフイルムInfo
- Publication number
- JPS6296532A JPS6296532A JP60236401A JP23640185A JPS6296532A JP S6296532 A JPS6296532 A JP S6296532A JP 60236401 A JP60236401 A JP 60236401A JP 23640185 A JP23640185 A JP 23640185A JP S6296532 A JPS6296532 A JP S6296532A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- paint
- hardness
- hard coat
- antistatic
- Prior art date
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- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は帯電防止性及び耐スクラッチ性に優れたハード
コートフィルムに関し、更に詳しくは透明プラスチック
フィルム基材上にハード塗膜を積層し、この塗膜が優れ
た透明性、硬度。
コートフィルムに関し、更に詳しくは透明プラスチック
フィルム基材上にハード塗膜を積層し、この塗膜が優れ
た透明性、硬度。
耐擦傷性及び帯電防止性を備えたハードコートプラスチ
ックフィルムに関する。
ックフィルムに関する。
従来技術
プラスチックフィルムは、一般K、軽量でかつ加工性、
耐衝撃性等くすぐれ、計器カバー。
耐衝撃性等くすぐれ、計器カバー。
メンゾレンスイッチ類、磁気テープ・リーダーテーフ、
OHPフィルム等の用途に透明性乃至半透明性フィル
ムの形で利用され℃いる。しが(。
OHPフィルム等の用途に透明性乃至半透明性フィル
ムの形で利用され℃いる。しが(。
なから、かかるプラスチックフィルムには、その表面硬
度が低(傷つき易い、溶剤により膨潤しやすい、静電気
の発生が著]7(塵埃を吸着し易い等の欠点がある。
度が低(傷つき易い、溶剤により膨潤しやすい、静電気
の発生が著]7(塵埃を吸着し易い等の欠点がある。
この表面硬度の欠点を解消する方法としてプラスチック
フィルムの表面に、熱硬化型のメラミン樹脂、アクリル
樹脂、シリコーン樹Wl 等を塗布し、熱硬化させて皮
膜を形成する方法が知られ、また紫外線反応性のアクリ
ル樹脂等を塗布し、紫外線照射にて皮膜硬化を行なう方
法が知られている。(−かしながら、これらの塗布組成
物は高硬度を与え、耐擦傷性は向上する特徴を有する反
面で帯電防止性に劣り、製品σ)保存中又は使用中に裏
埃が付着するという欠点がある。
フィルムの表面に、熱硬化型のメラミン樹脂、アクリル
樹脂、シリコーン樹Wl 等を塗布し、熱硬化させて皮
膜を形成する方法が知られ、また紫外線反応性のアクリ
ル樹脂等を塗布し、紫外線照射にて皮膜硬化を行なう方
法が知られている。(−かしながら、これらの塗布組成
物は高硬度を与え、耐擦傷性は向上する特徴を有する反
面で帯電防止性に劣り、製品σ)保存中又は使用中に裏
埃が付着するという欠点がある。
そこで、帯電防止性能を付与するため、耐スクラッチ性
皮膜を形成(−だ上に更に導電性樹脂(例えば、導電性
アクリル樹脂、導電性シリゲート等)を薄(塗布したり
、通常の帯電防止剤を塗工したりする方法が提案されて
いる。(、かじながら、こり方法のように2層の塗工を
行なう場合には、塗工費用が高くなる上べ、表面層の硬
度が低下(、耐擦傷性が低下するという問題がある。
皮膜を形成(−だ上に更に導電性樹脂(例えば、導電性
アクリル樹脂、導電性シリゲート等)を薄(塗布したり
、通常の帯電防止剤を塗工したりする方法が提案されて
いる。(、かじながら、こり方法のように2層の塗工を
行なう場合には、塗工費用が高くなる上べ、表面層の硬
度が低下(、耐擦傷性が低下するという問題がある。
発明σ)目的
本発明者は、こり問題を解消すべ(、耐スクラッチ性付
与塗料に帯電防止剤を添加することを試みた。しかしな
がら、多くの帯電防止剤は塗料中σツバインダーと反応
したり、取込まれたりし℃塗膜の表面にブリードアウト
せず、その結果帯電防止効果が発現せず、またブリード
・アウトを生ずる帯電防止剤を選んだと【−ても、その
表面への移行性が多((ブリード・アウト量が多く)そ
の帖果塗膜の表面にぬめり感が生じたり、吸湿により曇
り現象が生じたり、又表面硬度を低下させ、傷が入りゃ
す(したりすることが明らかとなった。
与塗料に帯電防止剤を添加することを試みた。しかしな
がら、多くの帯電防止剤は塗料中σツバインダーと反応
したり、取込まれたりし℃塗膜の表面にブリードアウト
せず、その結果帯電防止効果が発現せず、またブリード
・アウトを生ずる帯電防止剤を選んだと【−ても、その
表面への移行性が多((ブリード・アウト量が多く)そ
の帖果塗膜の表面にぬめり感が生じたり、吸湿により曇
り現象が生じたり、又表面硬度を低下させ、傷が入りゃ
す(したりすることが明らかとなった。
これらの点から、添加する帯電防止剤は、塗料との混合
性が良好で、かつバインダー等との反応性か無いこと、
更に塗膜形成後にはそり一部は表面へ移行L−1表面を
帯電防止剤の薄膜で覆うが、その移行量はできるだけ少
なく、塗膜本来の表面硬度を低下させない等の特性を有
することが必要となる。
性が良好で、かつバインダー等との反応性か無いこと、
更に塗膜形成後にはそり一部は表面へ移行L−1表面を
帯電防止剤の薄膜で覆うが、その移行量はできるだけ少
なく、塗膜本来の表面硬度を低下させない等の特性を有
することが必要となる。
本発明者は、更に、これら要求特性を滴定する帯電防止
剤を見出すべ(鋭意研究1−だ結果、特定の帯電防止剤
とバイダーとを組合せることでこれら要求特性を満たし
得ることを見出した。
剤を見出すべ(鋭意研究1−だ結果、特定の帯電防止剤
とバイダーとを組合せることでこれら要求特性を満たし
得ることを見出した。
本発明の目的は、帯電防止性と耐スクラッチ性に優れた
ハードコートプラスチックフィルムを提供することにあ
る。
ハードコートプラスチックフィルムを提供することにあ
る。
発明の構成
本発明は、プラスチックフィルム上に、炭素数8〜16
リアルキルスルホン酸塩を主成分とする帯電防止剤を塗
膜形成成分100重量部当り3〜15重景部混合1.た
熱硬化型シリコーン系塗料を塗布し、熱硬化させ、厚み
1〜10μm (’)ハードコート層を設けた積層フィ
ルムであって、その表面固有抵抗が10’〜1 o+s
Ω/dでありかつ表面硬度(鉛筆硬度)が2層以上であ
ることを特徴とするハートコートフィルムである。
リアルキルスルホン酸塩を主成分とする帯電防止剤を塗
膜形成成分100重量部当り3〜15重景部混合1.た
熱硬化型シリコーン系塗料を塗布し、熱硬化させ、厚み
1〜10μm (’)ハードコート層を設けた積層フィ
ルムであって、その表面固有抵抗が10’〜1 o+s
Ω/dでありかつ表面硬度(鉛筆硬度)が2層以上であ
ることを特徴とするハートコートフィルムである。
本発明忙おけるプラスチックフィルムとしては、例えば
透明性にすぐれたポリスチレン、ポリアクリル酸メチル
、ポリカーボネート、ポリアセテート、ポリスルホン、
ポリエステル等のフィルムを挙げる事ができろ。これら
のフィルムジノうち、ポリエステルフィルム、特に二軸
配向ポリエステルフィルムが好ま1−いっこのポリエス
テルとし又はテレフタル酸、イソフタル酸、2.6−ナ
フタレンジカルボン酸。
透明性にすぐれたポリスチレン、ポリアクリル酸メチル
、ポリカーボネート、ポリアセテート、ポリスルホン、
ポリエステル等のフィルムを挙げる事ができろ。これら
のフィルムジノうち、ポリエステルフィルム、特に二軸
配向ポリエステルフィルムが好ま1−いっこのポリエス
テルとし又はテレフタル酸、イソフタル酸、2.6−ナ
フタレンジカルボン酸。
4.4′−ジフェニルジカルボン酸等の如き芳香族二塩
基酸またはそのエステル形成性誘導本とエチレングリコ
ール、プロピレングリフール。
基酸またはそのエステル形成性誘導本とエチレングリコ
ール、プロピレングリフール。
1.3−プジパンジオール、1.4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1.5−ペンダフォール、1
.6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメ
タツール等の如きジオール又はそのエステル形成性誘導
体とを用いて合成された高融点、高結晶性の線状ポリエ
ステルが好ましい。このようなポリエステルのA本例と
じ℃は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイ
ソフタレート、ポリグチレンテレ7タレート、ポリエチ
レン−2,6−す7タレート、ポリ(1,4−シクロヘ
キシレンジメチレン)テレフタレート等を挙げることが
できる。
ネオペンチルグリコール、1.5−ペンダフォール、1
.6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメ
タツール等の如きジオール又はそのエステル形成性誘導
体とを用いて合成された高融点、高結晶性の線状ポリエ
ステルが好ましい。このようなポリエステルのA本例と
じ℃は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイ
ソフタレート、ポリグチレンテレ7タレート、ポリエチ
レン−2,6−す7タレート、ポリ(1,4−シクロヘ
キシレンジメチレン)テレフタレート等を挙げることが
できる。
かかるポリエステルK、例えばポリマー製造段階乃至製
膜段階で無機粒子を適当に選び、添加することKより、
光線透過率が高(,6度の低い、透明性のすぐれたフィ
ルムを製造することができる。また、二軸配向ポリエス
テルフィルムは常法によって得られ、その表面に有機溶
剤系の塗料なフーチングする場合、溶剤KZ’lする劣
化、膨潤なとも小さく、かつ機械的性質にもすぐれてい
る利点を有する。
膜段階で無機粒子を適当に選び、添加することKより、
光線透過率が高(,6度の低い、透明性のすぐれたフィ
ルムを製造することができる。また、二軸配向ポリエス
テルフィルムは常法によって得られ、その表面に有機溶
剤系の塗料なフーチングする場合、溶剤KZ’lする劣
化、膨潤なとも小さく、かつ機械的性質にもすぐれてい
る利点を有する。
帯電防止効果をもつ耐スクラッチ性薄膜は、透明なプラ
スチックフィルム上に、基本的には、熱硬化型シリコー
ン系バインダー、帯電防止剤及び溶剤からなる塗料を塗
布し、乾燥、硬化反応を行って得ることができる。
スチックフィルム上に、基本的には、熱硬化型シリコー
ン系バインダー、帯電防止剤及び溶剤からなる塗料を塗
布し、乾燥、硬化反応を行って得ることができる。
この熱硬化型シリコーン系パインターとし℃は、オルガ
ノアルコキシシランの加水分解物乃至その部分縮合物が
あれもれ、これは自己縮合によってオルガノポリシロキ
サンとなり、+S i −0−)−を骨格とした多次元
架橋構造体を形成する。この熱硬化型シリコーン系バイ
ンダーを含む塗料は熱硬化型シリコーン塗料として市販
されており、例えば信越化学■” X−12−2150
”東芝シリコーン■“トスガード”、大人化学的”5t
−2コート”などがあげられる。いずれもイソプルビー
ルアルコール溶剤が用いられている。
ノアルコキシシランの加水分解物乃至その部分縮合物が
あれもれ、これは自己縮合によってオルガノポリシロキ
サンとなり、+S i −0−)−を骨格とした多次元
架橋構造体を形成する。この熱硬化型シリコーン系バイ
ンダーを含む塗料は熱硬化型シリコーン塗料として市販
されており、例えば信越化学■” X−12−2150
”東芝シリコーン■“トスガード”、大人化学的”5t
−2コート”などがあげられる。いずれもイソプルビー
ルアルコール溶剤が用いられている。
また、帯電防止剤は炭素数8〜16リアルキルスルホン
酸塩であり、下記式で示されろ。
酸塩であり、下記式で示されろ。
R80,M
このアルキルスルホン酸塩の5ちす) IJウム塩が特
に好ましい。これらは単独で用いても良く、また2種以
上を混合して用いても良い。
に好ましい。これらは単独で用いても良く、また2種以
上を混合して用いても良い。
アルキルスルホン酸塩は、一般に水には可溶であるが、
有機溶剤には難溶であり、塗料への添加は溶解、混合性
に劣ろうしか(7ながら、アルキル・スルホン酸塩は容
易に粉砕することができ、肉眼で判別できないほど微粒
子まで粉砕すれば、透明性の塗膜へ加えることができる
。
有機溶剤には難溶であり、塗料への添加は溶解、混合性
に劣ろうしか(7ながら、アルキル・スルホン酸塩は容
易に粉砕することができ、肉眼で判別できないほど微粒
子まで粉砕すれば、透明性の塗膜へ加えることができる
。
フルキルスルホン酸塩の粉砕はボールミル、サントミル
等で十分行うことができろ。
等で十分行うことができろ。
アルキルスルホン酸塩の添加;混合量は、塗膜形成成分
(通常バインダー)100重量部当たり3〜15重量部
が良い。添加量が3重量部未7々では帯電防止効果が不
十分であり、一方15重罹部を超えると塗膜表面へり滲
出量が多く、塗膜表面にぬめり感が生じたり、表面硬度
シて支障をきたすので好ま〔、(ない。3〜15重量部
の添加により、帯電防止効果は著〔−り向上し、表面固
有抵抗値を10”〜1o”Ω/cI/l(例えば、ブラ
ンクのポリエステルフィルムの表面固有抵抗値はl Q
ll〜1016Ω/−である)とすることができろ。耐
スクラッチ性塗料にアルキルスルホン酸塩を添加し、ボ
ールミル、またはサンドミル等により十分に粉砕1分散
1.た塗料は、プラスチックフィルム上にコーテング法
により塗工(1、加熱硬化反応により・・−ドコート塗
膜を形成する。フーチング法と1.ては、バーコード法
ドクターグレード法、リバースフート法。
(通常バインダー)100重量部当たり3〜15重量部
が良い。添加量が3重量部未7々では帯電防止効果が不
十分であり、一方15重罹部を超えると塗膜表面へり滲
出量が多く、塗膜表面にぬめり感が生じたり、表面硬度
シて支障をきたすので好ま〔、(ない。3〜15重量部
の添加により、帯電防止効果は著〔−り向上し、表面固
有抵抗値を10”〜1o”Ω/cI/l(例えば、ブラ
ンクのポリエステルフィルムの表面固有抵抗値はl Q
ll〜1016Ω/−である)とすることができろ。耐
スクラッチ性塗料にアルキルスルホン酸塩を添加し、ボ
ールミル、またはサンドミル等により十分に粉砕1分散
1.た塗料は、プラスチックフィルム上にコーテング法
により塗工(1、加熱硬化反応により・・−ドコート塗
膜を形成する。フーチング法と1.ては、バーコード法
ドクターグレード法、リバースフート法。
グラビヤフート法、コンマフート法等の従来から知られ
ている方法が利用できろ。
ている方法が利用できろ。
塗膜厚みは、表面硬化性能を発現させろため、1〜10
μmの範囲がよい。塗膜厚みが1μm未満では十分な表
面硬度付与能が表われず、また塗膜厚みが10μm よ
り厚(なると、熱硬化処理時の収縮が犬ぎく、フィルム
がカール(−平坦性に劣るようになり、好ま(5くない
。
μmの範囲がよい。塗膜厚みが1μm未満では十分な表
面硬度付与能が表われず、また塗膜厚みが10μm よ
り厚(なると、熱硬化処理時の収縮が犬ぎく、フィルム
がカール(−平坦性に劣るようになり、好ま(5くない
。
塗膜の熱硬化はコーテング層の乾燥と同時に行っても良
(、また別々に行っても良い。同時に行なう場合には、
プラスチックフィルムの耐熱性にもよるが、130℃以
上の温度が好ましい。熱硬化時間は、硬化温度によって
変わるが、通常、130℃では5〜10分、150℃で
は1〜4分程度であろう 本発明における帯電防止剤の塗膜表面への滲出は、上記
硬化反応中で一部行われろ。それ故、塗工直後から帯電
防止効果は発現する。1−が1゜なから、大部分の帯電
防止剤は塗膜内部に散在【−1表面の帯電防止剤が欠落
すると内部から徐々に滲出し、補給されてくる。
(、また別々に行っても良い。同時に行なう場合には、
プラスチックフィルムの耐熱性にもよるが、130℃以
上の温度が好ましい。熱硬化時間は、硬化温度によって
変わるが、通常、130℃では5〜10分、150℃で
は1〜4分程度であろう 本発明における帯電防止剤の塗膜表面への滲出は、上記
硬化反応中で一部行われろ。それ故、塗工直後から帯電
防止効果は発現する。1−が1゜なから、大部分の帯電
防止剤は塗膜内部に散在【−1表面の帯電防止剤が欠落
すると内部から徐々に滲出し、補給されてくる。
本発明においてはプラスチックフィルム特に二軸配向ポ
リエステルフィルムとハードコート層との密着性をより
一層高めるために、該フィルムに、予め、厚み0.1〜
1.0μmでポリエステル、ポリウレタン、アクリル等
σフ熱可塑性樹脂をアンダーフートしておくことが好ま
しい。
リエステルフィルムとハードコート層との密着性をより
一層高めるために、該フィルムに、予め、厚み0.1〜
1.0μmでポリエステル、ポリウレタン、アクリル等
σフ熱可塑性樹脂をアンダーフートしておくことが好ま
しい。
発明の効果
本発明のハードコートフィルムは、ハードコート層が優
れた透明性、耐擦傷性及び帯電防止性を有するので、例
えば磁気テープのリーダーテープ、計器カバー、メンブ
レンスイッチ類等に有利に用いることができる。また、
下地のプラスチックフィルムに原着、又は印刷等を行っ
てお(と、ハードコートの透明性、耐擦傷性。
れた透明性、耐擦傷性及び帯電防止性を有するので、例
えば磁気テープのリーダーテープ、計器カバー、メンブ
レンスイッチ類等に有利に用いることができる。また、
下地のプラスチックフィルムに原着、又は印刷等を行っ
てお(と、ハードコートの透明性、耐擦傷性。
帯電防止性等(よって、下地の色調、印刷等が長期間鮮
かに保持されろ。一方、アルキルスルホン酸塩の代りに
カチン型の第四級アンモニウム塩1両性型ベタイン、イ
ミダシリン型の帯電防止剤を用いると、これらは塗料中
のバインダー又は硬化促進剤などと反応し、it防止効
果が発現せず、また非イオン型のアルキルアミン脂肪酸
エステル等を用いるとバインダー中に取込まれて表面ヘ
ブリードアウトしなかったり、又ブリードアウト1.て
もその滲出量が多(、耐スクラッチ性を劣化させて(7
ま5゜ 実施例 以下に実施例を掲げて本発明を説明する。なお、塗布フ
ィルムの各ats性の測定は以下の方法に従って行なっ
た。
かに保持されろ。一方、アルキルスルホン酸塩の代りに
カチン型の第四級アンモニウム塩1両性型ベタイン、イ
ミダシリン型の帯電防止剤を用いると、これらは塗料中
のバインダー又は硬化促進剤などと反応し、it防止効
果が発現せず、また非イオン型のアルキルアミン脂肪酸
エステル等を用いるとバインダー中に取込まれて表面ヘ
ブリードアウトしなかったり、又ブリードアウト1.て
もその滲出量が多(、耐スクラッチ性を劣化させて(7
ま5゜ 実施例 以下に実施例を掲げて本発明を説明する。なお、塗布フ
ィルムの各ats性の測定は以下の方法に従って行なっ
た。
fl+ 光線透過率と今度(ヘーズ):JISK−7
105(1981)に従がい、積分球式光線透過測定装
置(日本電電工業■“へ−ズ・メーターNDH−2D壓
#)を用い℃、フィルムの光線透過率及び今度(ヘー
ズ)を測定する。
105(1981)に従がい、積分球式光線透過測定装
置(日本電電工業■“へ−ズ・メーターNDH−2D壓
#)を用い℃、フィルムの光線透過率及び今度(ヘー
ズ)を測定する。
(2) 表面固有抵抗:
JISK−6911(1979)K従がい、絶縁抵抗計
(横筒ヒュレット・パンカード■“RM−21A”)を
用いて、フィルム表面抵抗率を測定する。
(横筒ヒュレット・パンカード■“RM−21A”)を
用いて、フィルム表面抵抗率を測定する。
(3) 船速硬度:
JIS K−5400(1979)K従がい、各種硬度
の鉛筆を45° σン角度でフィルム表面に当て、荷重
1〜の下で引掻きを与えたとき、フィルム表面にスクラ
ッチが発生し、た時の鉛筆硬度で表示する。
の鉛筆を45° σン角度でフィルム表面に当て、荷重
1〜の下で引掻きを与えたとき、フィルム表面にスクラ
ッチが発生し、た時の鉛筆硬度で表示する。
(4) 耐擦傷性ニ
スチールウール#0O00を用い1手動テ3〜4回フィ
ルム表面をこすり、スクラッチの発生状況を肉眼で判定
する。
ルム表面をこすり、スクラッチの発生状況を肉眼で判定
する。
実施例1〜5及び比較例1〜3
熱硬化型シリフーン塗料(犬へ化学物、商品名“51−
2 フード:バインダー100重量部、イソプルピル
アルコール200重量部よりなろ)300重景部にフル
キルスルホノ酸ンーダ−(松本油脂相商品名“TB−1
60” :アルキル基C+ +〜C11の混合パラフィ
ンのスルホン化物)を表に示す看添加し、ボールミルf
7て1日間粉砕。
2 フード:バインダー100重量部、イソプルピル
アルコール200重量部よりなろ)300重景部にフル
キルスルホノ酸ンーダ−(松本油脂相商品名“TB−1
60” :アルキル基C+ +〜C11の混合パラフィ
ンのスルホン化物)を表に示す看添加し、ボールミルf
7て1日間粉砕。
分散を行1rい塗料を調合(7た。
市販σ)ポリエステルフィルム(帝人省)商品名“テト
ラン・フィルム0−100 )に、まず厚みが0.2μ
になるようにポリウレタン(グツドリッチ■商品名“ニ
スタン5707m)を塗工し、次いでこり!!模面に上
記で調合f−だ塗料を乾燥後の属人が3〜5μmKなる
ように1バーフーターにて均一コートし、150℃2分
間の乾燥を行った。
ラン・フィルム0−100 )に、まず厚みが0.2μ
になるようにポリウレタン(グツドリッチ■商品名“ニ
スタン5707m)を塗工し、次いでこり!!模面に上
記で調合f−だ塗料を乾燥後の属人が3〜5μmKなる
ように1バーフーターにて均一コートし、150℃2分
間の乾燥を行った。
得られた塗膜(ハードコート)の性能試験結果は表に示
す。
す。
表の結果より実施例1〜5のフィルムはMTI防止性と
耐擦傷性圧すぐれたハードコート・フィルムであること
がわかる。
耐擦傷性圧すぐれたハードコート・フィルムであること
がわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、プラスチックフィルム上に、炭素数8〜16のアル
キルスルホン酸塩を主成分とする帯電防止剤を塗膜形成
成分100重量部当り3〜15重量部混合した熱硬化型
シリコーン系塗料を塗布し、熱硬化させ、厚み1〜10
μmのハードコート層を設けた積層フィルムであつて、
その表面固有抵抗が10^4〜10^1^8Ω/cm^
2でありかつ表面硬度(鉛筆硬度)が2H以上であるこ
とを特徴とするハードコートフィルム。 2、アルキルスルホン酸塩がアルキルスルホン酸ソーダ
である特許請求の範囲第1項記載のハードコートフィル
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60236401A JPS6296532A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 帯電防止性を有するハ−ドコ−トフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60236401A JPS6296532A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 帯電防止性を有するハ−ドコ−トフイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296532A true JPS6296532A (ja) | 1987-05-06 |
JPH0359096B2 JPH0359096B2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=17000211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60236401A Granted JPS6296532A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 帯電防止性を有するハ−ドコ−トフイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6296532A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6471745A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-16 | Takiron Co | Heat resistant film and its analogue, and preparation thereof |
JPH0279083A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-19 | Sumitomo Chem Co Ltd | 帯電防止性能を有する透光性プラスチックフィルター |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP60236401A patent/JPS6296532A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6471745A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-16 | Takiron Co | Heat resistant film and its analogue, and preparation thereof |
JPH0279083A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-19 | Sumitomo Chem Co Ltd | 帯電防止性能を有する透光性プラスチックフィルター |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359096B2 (ja) | 1991-09-09 |
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