JPS6296532A - 帯電防止性を有するハ−ドコ−トフイルム - Google Patents

帯電防止性を有するハ−ドコ−トフイルム

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JPS6296532A
JPS6296532A JP60236401A JP23640185A JPS6296532A JP S6296532 A JPS6296532 A JP S6296532A JP 60236401 A JP60236401 A JP 60236401A JP 23640185 A JP23640185 A JP 23640185A JP S6296532 A JPS6296532 A JP S6296532A
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JP
Japan
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film
paint
hardness
hard coat
antistatic
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JP60236401A
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Kazuo Shikayama
鹿山 和夫
Tamaki Kanai
金井 玉樹
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は帯電防止性及び耐スクラッチ性に優れたハード
コートフィルムに関し、更に詳しくは透明プラスチック
フィルム基材上にハード塗膜を積層し、この塗膜が優れ
た透明性、硬度。
耐擦傷性及び帯電防止性を備えたハードコートプラスチ
ックフィルムに関する。
従来技術 プラスチックフィルムは、一般K、軽量でかつ加工性、
耐衝撃性等くすぐれ、計器カバー。
メンゾレンスイッチ類、磁気テープ・リーダーテーフ、
 OHPフィルム等の用途に透明性乃至半透明性フィル
ムの形で利用され℃いる。しが(。
なから、かかるプラスチックフィルムには、その表面硬
度が低(傷つき易い、溶剤により膨潤しやすい、静電気
の発生が著]7(塵埃を吸着し易い等の欠点がある。
この表面硬度の欠点を解消する方法としてプラスチック
フィルムの表面に、熱硬化型のメラミン樹脂、アクリル
樹脂、シリコーン樹Wl 等を塗布し、熱硬化させて皮
膜を形成する方法が知られ、また紫外線反応性のアクリ
ル樹脂等を塗布し、紫外線照射にて皮膜硬化を行なう方
法が知られている。(−かしながら、これらの塗布組成
物は高硬度を与え、耐擦傷性は向上する特徴を有する反
面で帯電防止性に劣り、製品σ)保存中又は使用中に裏
埃が付着するという欠点がある。
そこで、帯電防止性能を付与するため、耐スクラッチ性
皮膜を形成(−だ上に更に導電性樹脂(例えば、導電性
アクリル樹脂、導電性シリゲート等)を薄(塗布したり
、通常の帯電防止剤を塗工したりする方法が提案されて
いる。(、かじながら、こり方法のように2層の塗工を
行なう場合には、塗工費用が高くなる上べ、表面層の硬
度が低下(、耐擦傷性が低下するという問題がある。
発明σ)目的 本発明者は、こり問題を解消すべ(、耐スクラッチ性付
与塗料に帯電防止剤を添加することを試みた。しかしな
がら、多くの帯電防止剤は塗料中σツバインダーと反応
したり、取込まれたりし℃塗膜の表面にブリードアウト
せず、その結果帯電防止効果が発現せず、またブリード
・アウトを生ずる帯電防止剤を選んだと【−ても、その
表面への移行性が多((ブリード・アウト量が多く)そ
の帖果塗膜の表面にぬめり感が生じたり、吸湿により曇
り現象が生じたり、又表面硬度を低下させ、傷が入りゃ
す(したりすることが明らかとなった。
これらの点から、添加する帯電防止剤は、塗料との混合
性が良好で、かつバインダー等との反応性か無いこと、
更に塗膜形成後にはそり一部は表面へ移行L−1表面を
帯電防止剤の薄膜で覆うが、その移行量はできるだけ少
なく、塗膜本来の表面硬度を低下させない等の特性を有
することが必要となる。
本発明者は、更に、これら要求特性を滴定する帯電防止
剤を見出すべ(鋭意研究1−だ結果、特定の帯電防止剤
とバイダーとを組合せることでこれら要求特性を満たし
得ることを見出した。
本発明の目的は、帯電防止性と耐スクラッチ性に優れた
ハードコートプラスチックフィルムを提供することにあ
る。
発明の構成 本発明は、プラスチックフィルム上に、炭素数8〜16
リアルキルスルホン酸塩を主成分とする帯電防止剤を塗
膜形成成分100重量部当り3〜15重景部混合1.た
熱硬化型シリコーン系塗料を塗布し、熱硬化させ、厚み
1〜10μm (’)ハードコート層を設けた積層フィ
ルムであって、その表面固有抵抗が10’〜1 o+s
Ω/dでありかつ表面硬度(鉛筆硬度)が2層以上であ
ることを特徴とするハートコートフィルムである。
本発明忙おけるプラスチックフィルムとしては、例えば
透明性にすぐれたポリスチレン、ポリアクリル酸メチル
、ポリカーボネート、ポリアセテート、ポリスルホン、
ポリエステル等のフィルムを挙げる事ができろ。これら
のフィルムジノうち、ポリエステルフィルム、特に二軸
配向ポリエステルフィルムが好ま1−いっこのポリエス
テルとし又はテレフタル酸、イソフタル酸、2.6−ナ
フタレンジカルボン酸。
4.4′−ジフェニルジカルボン酸等の如き芳香族二塩
基酸またはそのエステル形成性誘導本とエチレングリコ
ール、プロピレングリフール。
1.3−プジパンジオール、1.4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1.5−ペンダフォール、1
.6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメ
タツール等の如きジオール又はそのエステル形成性誘導
体とを用いて合成された高融点、高結晶性の線状ポリエ
ステルが好ましい。このようなポリエステルのA本例と
じ℃は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイ
ソフタレート、ポリグチレンテレ7タレート、ポリエチ
レン−2,6−す7タレート、ポリ(1,4−シクロヘ
キシレンジメチレン)テレフタレート等を挙げることが
できる。
かかるポリエステルK、例えばポリマー製造段階乃至製
膜段階で無機粒子を適当に選び、添加することKより、
光線透過率が高(,6度の低い、透明性のすぐれたフィ
ルムを製造することができる。また、二軸配向ポリエス
テルフィルムは常法によって得られ、その表面に有機溶
剤系の塗料なフーチングする場合、溶剤KZ’lする劣
化、膨潤なとも小さく、かつ機械的性質にもすぐれてい
る利点を有する。
帯電防止効果をもつ耐スクラッチ性薄膜は、透明なプラ
スチックフィルム上に、基本的には、熱硬化型シリコー
ン系バインダー、帯電防止剤及び溶剤からなる塗料を塗
布し、乾燥、硬化反応を行って得ることができる。
この熱硬化型シリコーン系パインターとし℃は、オルガ
ノアルコキシシランの加水分解物乃至その部分縮合物が
あれもれ、これは自己縮合によってオルガノポリシロキ
サンとなり、+S i −0−)−を骨格とした多次元
架橋構造体を形成する。この熱硬化型シリコーン系バイ
ンダーを含む塗料は熱硬化型シリコーン塗料として市販
されており、例えば信越化学■” X−12−2150
”東芝シリコーン■“トスガード”、大人化学的”5t
−2コート”などがあげられる。いずれもイソプルビー
ルアルコール溶剤が用いられている。
また、帯電防止剤は炭素数8〜16リアルキルスルホン
酸塩であり、下記式で示されろ。
R80,M このアルキルスルホン酸塩の5ちす) IJウム塩が特
に好ましい。これらは単独で用いても良く、また2種以
上を混合して用いても良い。
アルキルスルホン酸塩は、一般に水には可溶であるが、
有機溶剤には難溶であり、塗料への添加は溶解、混合性
に劣ろうしか(7ながら、アルキル・スルホン酸塩は容
易に粉砕することができ、肉眼で判別できないほど微粒
子まで粉砕すれば、透明性の塗膜へ加えることができる
フルキルスルホン酸塩の粉砕はボールミル、サントミル
等で十分行うことができろ。
アルキルスルホン酸塩の添加;混合量は、塗膜形成成分
(通常バインダー)100重量部当たり3〜15重量部
が良い。添加量が3重量部未7々では帯電防止効果が不
十分であり、一方15重罹部を超えると塗膜表面へり滲
出量が多く、塗膜表面にぬめり感が生じたり、表面硬度
シて支障をきたすので好ま〔、(ない。3〜15重量部
の添加により、帯電防止効果は著〔−り向上し、表面固
有抵抗値を10”〜1o”Ω/cI/l(例えば、ブラ
ンクのポリエステルフィルムの表面固有抵抗値はl Q
ll〜1016Ω/−である)とすることができろ。耐
スクラッチ性塗料にアルキルスルホン酸塩を添加し、ボ
ールミル、またはサンドミル等により十分に粉砕1分散
1.た塗料は、プラスチックフィルム上にコーテング法
により塗工(1、加熱硬化反応により・・−ドコート塗
膜を形成する。フーチング法と1.ては、バーコード法
 ドクターグレード法、リバースフート法。
グラビヤフート法、コンマフート法等の従来から知られ
ている方法が利用できろ。
塗膜厚みは、表面硬化性能を発現させろため、1〜10
μmの範囲がよい。塗膜厚みが1μm未満では十分な表
面硬度付与能が表われず、また塗膜厚みが10μm よ
り厚(なると、熱硬化処理時の収縮が犬ぎく、フィルム
がカール(−平坦性に劣るようになり、好ま(5くない
塗膜の熱硬化はコーテング層の乾燥と同時に行っても良
(、また別々に行っても良い。同時に行なう場合には、
プラスチックフィルムの耐熱性にもよるが、130℃以
上の温度が好ましい。熱硬化時間は、硬化温度によって
変わるが、通常、130℃では5〜10分、150℃で
は1〜4分程度であろう 本発明における帯電防止剤の塗膜表面への滲出は、上記
硬化反応中で一部行われろ。それ故、塗工直後から帯電
防止効果は発現する。1−が1゜なから、大部分の帯電
防止剤は塗膜内部に散在【−1表面の帯電防止剤が欠落
すると内部から徐々に滲出し、補給されてくる。
本発明においてはプラスチックフィルム特に二軸配向ポ
リエステルフィルムとハードコート層との密着性をより
一層高めるために、該フィルムに、予め、厚み0.1〜
1.0μmでポリエステル、ポリウレタン、アクリル等
σフ熱可塑性樹脂をアンダーフートしておくことが好ま
しい。
発明の効果 本発明のハードコートフィルムは、ハードコート層が優
れた透明性、耐擦傷性及び帯電防止性を有するので、例
えば磁気テープのリーダーテープ、計器カバー、メンブ
レンスイッチ類等に有利に用いることができる。また、
下地のプラスチックフィルムに原着、又は印刷等を行っ
てお(と、ハードコートの透明性、耐擦傷性。
帯電防止性等(よって、下地の色調、印刷等が長期間鮮
かに保持されろ。一方、アルキルスルホン酸塩の代りに
カチン型の第四級アンモニウム塩1両性型ベタイン、イ
ミダシリン型の帯電防止剤を用いると、これらは塗料中
のバインダー又は硬化促進剤などと反応し、it防止効
果が発現せず、また非イオン型のアルキルアミン脂肪酸
エステル等を用いるとバインダー中に取込まれて表面ヘ
ブリードアウトしなかったり、又ブリードアウト1.て
もその滲出量が多(、耐スクラッチ性を劣化させて(7
ま5゜ 実施例 以下に実施例を掲げて本発明を説明する。なお、塗布フ
ィルムの各ats性の測定は以下の方法に従って行なっ
た。
fl+  光線透過率と今度(ヘーズ):JISK−7
105(1981)に従がい、積分球式光線透過測定装
置(日本電電工業■“へ−ズ・メーターNDH−2D壓
 #)を用い℃、フィルムの光線透過率及び今度(ヘー
ズ)を測定する。
(2)  表面固有抵抗: JISK−6911(1979)K従がい、絶縁抵抗計
(横筒ヒュレット・パンカード■“RM−21A”)を
用いて、フィルム表面抵抗率を測定する。
(3)  船速硬度: JIS K−5400(1979)K従がい、各種硬度
の鉛筆を45° σン角度でフィルム表面に当て、荷重
1〜の下で引掻きを与えたとき、フィルム表面にスクラ
ッチが発生し、た時の鉛筆硬度で表示する。
(4)  耐擦傷性ニ スチールウール#0O00を用い1手動テ3〜4回フィ
ルム表面をこすり、スクラッチの発生状況を肉眼で判定
する。
実施例1〜5及び比較例1〜3 熱硬化型シリフーン塗料(犬へ化学物、商品名“51−
2  フード:バインダー100重量部、イソプルピル
アルコール200重量部よりなろ)300重景部にフル
キルスルホノ酸ンーダ−(松本油脂相商品名“TB−1
60” :アルキル基C+ +〜C11の混合パラフィ
ンのスルホン化物)を表に示す看添加し、ボールミルf
7て1日間粉砕。
分散を行1rい塗料を調合(7た。
市販σ)ポリエステルフィルム(帝人省)商品名“テト
ラン・フィルム0−100 )に、まず厚みが0.2μ
になるようにポリウレタン(グツドリッチ■商品名“ニ
スタン5707m)を塗工し、次いでこり!!模面に上
記で調合f−だ塗料を乾燥後の属人が3〜5μmKなる
ように1バーフーターにて均一コートし、150℃2分
間の乾燥を行った。
得られた塗膜(ハードコート)の性能試験結果は表に示
す。
表の結果より実施例1〜5のフィルムはMTI防止性と
耐擦傷性圧すぐれたハードコート・フィルムであること
がわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、プラスチックフィルム上に、炭素数8〜16のアル
    キルスルホン酸塩を主成分とする帯電防止剤を塗膜形成
    成分100重量部当り3〜15重量部混合した熱硬化型
    シリコーン系塗料を塗布し、熱硬化させ、厚み1〜10
    μmのハードコート層を設けた積層フィルムであつて、
    その表面固有抵抗が10^4〜10^1^8Ω/cm^
    2でありかつ表面硬度(鉛筆硬度)が2H以上であるこ
    とを特徴とするハードコートフィルム。 2、アルキルスルホン酸塩がアルキルスルホン酸ソーダ
    である特許請求の範囲第1項記載のハードコートフィル
    ム。
JP60236401A 1985-10-24 1985-10-24 帯電防止性を有するハ−ドコ−トフイルム Granted JPS6296532A (ja)

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JPH0359096B2 JPH0359096B2 (ja) 1991-09-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6471745A (en) * 1987-09-11 1989-03-16 Takiron Co Heat resistant film and its analogue, and preparation thereof
JPH0279083A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Sumitomo Chem Co Ltd 帯電防止性能を有する透光性プラスチックフィルター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6471745A (en) * 1987-09-11 1989-03-16 Takiron Co Heat resistant film and its analogue, and preparation thereof
JPH0279083A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Sumitomo Chem Co Ltd 帯電防止性能を有する透光性プラスチックフィルター

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