JPS6296254A - ブライドル装置の負荷バランス補正方法 - Google Patents
ブライドル装置の負荷バランス補正方法Info
- Publication number
- JPS6296254A JPS6296254A JP23475985A JP23475985A JPS6296254A JP S6296254 A JPS6296254 A JP S6296254A JP 23475985 A JP23475985 A JP 23475985A JP 23475985 A JP23475985 A JP 23475985A JP S6296254 A JPS6296254 A JP S6296254A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- slip
- rolls
- load balance
- bridle device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、複数ロールからなり被搬送物としての鋼板等
を搬送するブライドル装置に係わり、特に前記各ロール
に生ずるスリップの検出方法およびそれを用いた負荷バ
ランス補正方法に関する。
を搬送するブライドル装置に係わり、特に前記各ロール
に生ずるスリップの検出方法およびそれを用いた負荷バ
ランス補正方法に関する。
鋼板製造工程におけるテンパーミルにおいては、そのス
タンド入口側および出口側にブライドル装置が設けられ
ており、鋼板の搬送を行なうものとなっている。このブ
ライドル装置は複数のロールから構成されており、上記
各ロールは電流制御されたモータにより駆動される。
タンド入口側および出口側にブライドル装置が設けられ
ており、鋼板の搬送を行なうものとなっている。このブ
ライドル装置は複数のロールから構成されており、上記
各ロールは電流制御されたモータにより駆動される。
第2図は従来のブライドル装置を構成する第1゜第2の
ロール1,2間の張力バランス関係を示す模式図である
。第2図においてTeはブライドル装置入側の鋼板が有
する張力、丁mは各ロール1゜2間の鋼板が有する張力
、Tdはブライドル装置出側の鋼板が有する張力、T1
は第1のロール1の負う張力、T2は第2のロール2の
負う張力、θ1は第1のロール1における鋼板巻付角、
θ2は第2のロール2における鋼板巻付角である。なお
、鋼板は第1のロール−1第2のロール2を介して図中
矢印G方向に搬送される。
ロール1,2間の張力バランス関係を示す模式図である
。第2図においてTeはブライドル装置入側の鋼板が有
する張力、丁mは各ロール1゜2間の鋼板が有する張力
、Tdはブライドル装置出側の鋼板が有する張力、T1
は第1のロール1の負う張力、T2は第2のロール2の
負う張力、θ1は第1のロール1における鋼板巻付角、
θ2は第2のロール2における鋼板巻付角である。なお
、鋼板は第1のロール−1第2のロール2を介して図中
矢印G方向に搬送される。
上記各張力Te、Tm、Td、T1.T2間のバランス
関係は TI =Tm−Te −(1)
T2=Td−Tm −(2)と
なる。
関係は TI =Tm−Te −(1)
T2=Td−Tm −(2)と
なる。
各ロール1.2と鋼板との間のそれぞれの摩擦係数をμ
m、μ2とすると、Td>Teの場合、各ロール−12
がスリップしない条件はTd≦eμ2θ2Tm
・ <3)Tm≦e/71θ’Te
−<4)となる。
m、μ2とすると、Td>Teの場合、各ロール−12
がスリップしない条件はTd≦eμ2θ2Tm
・ <3)Tm≦e/71θ’Te
−<4)となる。
ココテ、μm−μ2=μと仮定すると
王d=e″U’ Tm −(5)T
m=eμ01丁e −(6)となる
。したがって、前記(1)、(2>式により T1=Tm−Te= (1−e−μvI)TmT2=
Td−Tm= (eμθ22−1)Tとなるので T1/T2= (1−e−μθ’)/(eμθ2−1
)・・・(7) が求められる。すなわち、従来、Td>Teの場合は、
各ロール1,2の負う張力が上記(7)式に示す関係と
なるように各ロール駆動用モータの駆動力が制御されて
いた。
m=eμ01丁e −(6)となる
。したがって、前記(1)、(2>式により T1=Tm−Te= (1−e−μvI)TmT2=
Td−Tm= (eμθ22−1)Tとなるので T1/T2= (1−e−μθ’)/(eμθ2−1
)・・・(7) が求められる。すなわち、従来、Td>Teの場合は、
各ロール1,2の負う張力が上記(7)式に示す関係と
なるように各ロール駆動用モータの駆動力が制御されて
いた。
一方、Td<Teの場合、各ロール1,2がスリップし
ない条件は Td≧0−μ2θ2Tm =・(
8)Tm≧e−μ”’Te ・
(9)となる。
ない条件は Td≧0−μ2θ2Tm =・(
8)Tm≧e−μ”’Te ・
(9)となる。
以下、前記の場合と同様にしてT 1 /T 2を求め
ると Tl/T2= (e”’−1)/ (1−e−μθ2)
・・・(10) となる。すなわち、従来、Td<Teの場合は、各ロー
ル1.2の負う張力が上記(10)式に示す関係となる
ように各ロール駆動用モータの駆動力が制御されていた
。
ると Tl/T2= (e”’−1)/ (1−e−μθ2)
・・・(10) となる。すなわち、従来、Td<Teの場合は、各ロー
ル1.2の負う張力が上記(10)式に示す関係となる
ように各ロール駆動用モータの駆動力が制御されていた
。
具体的に1よ、第3図に示す如く、分配器3により電流
Iを前記(7)式あるいは(10)に対応して分配し、
指令電流11.12として増幅器6゜7およびサイリス
タ8.9を介して各駆動用モータ4,5に供給するもの
となっていた。
Iを前記(7)式あるいは(10)に対応して分配し、
指令電流11.12として増幅器6゜7およびサイリス
タ8.9を介して各駆動用モータ4,5に供給するもの
となっていた。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、上記ブライドル装置においては、運転時間を
重ねるにつれて各ロール1.2の表面が摩耗し、摩擦係
数μm、μ2が低下することがあるが、その低下度合は
各ロール1.2間で一様になるとは限らない。しかるに
、従来は各ロール1゜2の1!J 擦係数が同一である
という航提(μm=μ2−μ)で(7)式あるいは(1
0)式を求め、これに基いて各駆動用モータ4,5への
供給電流値を制御していたので、摩耗によって摩擦係数
が小さくなったロールにおいては、スリップを生じるお
それがあった。このため、ブライドル装置の負荷バラン
スが乱れてしまい、テンパーミルに対し機能低下等の悪
影響を招いていた。
重ねるにつれて各ロール1.2の表面が摩耗し、摩擦係
数μm、μ2が低下することがあるが、その低下度合は
各ロール1.2間で一様になるとは限らない。しかるに
、従来は各ロール1゜2の1!J 擦係数が同一である
という航提(μm=μ2−μ)で(7)式あるいは(1
0)式を求め、これに基いて各駆動用モータ4,5への
供給電流値を制御していたので、摩耗によって摩擦係数
が小さくなったロールにおいては、スリップを生じるお
それがあった。このため、ブライドル装置の負荷バラン
スが乱れてしまい、テンパーミルに対し機能低下等の悪
影響を招いていた。
最近、冷延鋼板は薄型化の傾向を示しており、鋼板張力
は減少している。このため、ブライドル装置においてス
リップは生じ易くなってきており、上記問題点の早期解
決が望まれている。
は減少している。このため、ブライドル装置においてス
リップは生じ易くなってきており、上記問題点の早期解
決が望まれている。
そこで、本発明は、ブライドル装置を構成する各ロール
のスリップ発生を抑制でき、ロール間の負荷バランスを
一様に保つことが可能で、テンパーミルへの悪影響を防
止できるブライドル装置のスミ1井ツーブー検二出二方
法iお:よ1已ミ土胛[川Aさ−だ負荷バランス補正方
法を提供することを目的とする。
のスリップ発生を抑制でき、ロール間の負荷バランスを
一様に保つことが可能で、テンパーミルへの悪影響を防
止できるブライドル装置のスミ1井ツーブー検二出二方
法iお:よ1已ミ土胛[川Aさ−だ負荷バランス補正方
法を提供することを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕
本発明に1Yけ−る一ブラーイードールー装置のスリー
ツーブー検−出方法は、各ロールの周速をそれぞれ検出
し、これらロール毎の周速を比較することによりロール
に生じたスリップを検出するようにしたものである。
ツーブー検−出方法は、各ロールの周速をそれぞれ検出
し、これらロール毎の周速を比較することによりロール
に生じたスリップを検出するようにしたものである。
また、本発明に−お−け二る一ブfニラーイードニルー
装置−の一負−荷q−<ラーグ久曜訓方法は、各ロール
の周速をそれぞれ検出し、これらロール毎の周速を比較
することによりロールに生じたスリップを検出し、スリ
ップを検出した場合には各ロールの負う負荷を一定に保
持する如く各ロールの周速を制御するようにしたもので
ある。
装置−の一負−荷q−<ラーグ久曜訓方法は、各ロール
の周速をそれぞれ検出し、これらロール毎の周速を比較
することによりロールに生じたスリップを検出し、スリ
ップを検出した場合には各ロールの負う負荷を一定に保
持する如く各ロールの周速を制御するようにしたもので
ある。
〔作用)
このような手段を講じたことにより、スリップの発生し
たロールを速やかに検出される上、各ロールの負う負荷
が一定値に保持される。
たロールを速やかに検出される上、各ロールの負う負荷
が一定値に保持される。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例を説明するための系統図であ
る。なお、第2図、第3図と同一部分には同一符号を付
して詳しい説明は省略する。第1図において11.12
は第1.第2のロール1゜2の回転数をそれぞれ検出す
る第1.第2の回転数センサであって、これら各回転数
センサ11゜12の検出信号31.82はそれぞれ第1
.第2の周速演算器13.14に与えられる。上記第1
の周速演算器13は、回転数センサ11より与えられる
第1のロール1の回転数と、係数A1として予め設定さ
れる第1のロール1の径とギア比との積とに基いて、第
1のロール1の周速を演算するものであり、第2の周速
演算器14は、回転数センサ12より与えられる第2の
ロール2の回転数と、係数A2として予め設定される第
2のロール2の径とギア比との積とに基いて、第2のロ
ール2の周速をン寅算するものである。
る。なお、第2図、第3図と同一部分には同一符号を付
して詳しい説明は省略する。第1図において11.12
は第1.第2のロール1゜2の回転数をそれぞれ検出す
る第1.第2の回転数センサであって、これら各回転数
センサ11゜12の検出信号31.82はそれぞれ第1
.第2の周速演算器13.14に与えられる。上記第1
の周速演算器13は、回転数センサ11より与えられる
第1のロール1の回転数と、係数A1として予め設定さ
れる第1のロール1の径とギア比との積とに基いて、第
1のロール1の周速を演算するものであり、第2の周速
演算器14は、回転数センサ12より与えられる第2の
ロール2の回転数と、係数A2として予め設定される第
2のロール2の径とギア比との積とに基いて、第2のロ
ール2の周速をン寅算するものである。
また、第1図中15は差分器であって、上記第2の周速
演算器14の出力信号B2から第1の周速演算器13の
出力信号B1の茅を演算するものであり、その差信号V
はデッドバンド16に出力される。このデッドバンド1
6は、上記差信号Vの絶対値が所定レベルよりも大きく
なったとき正または負の電流信号■を出力するものとな
っており、このN流信号■は積分器17.リミッタ18
にて信号処理された後、加算器19および減算器20に
与えられる。上記側1ii19は、前記(7)式あるい
は(10)式に基いて設定される第1のO−ル1の駆動
用モータ4に対する指令信号11と上記電流信号1とを
加算するものであり、加締結果は増幅器6およびサイリ
スタ8を介して上記駆動用モータ4に与えられる。一方
、減算器20は、前記〈7)式あるいは(10)式に基
いて設定される第2のロール2の駆動用モータ5に対す
る指令信号I2と上記電流信号Iとを減算するものであ
り、xi桔東は増幅器7およびサイリスタ9を介して第
2の駆動用モータ5に与えられるものとなっている。
演算器14の出力信号B2から第1の周速演算器13の
出力信号B1の茅を演算するものであり、その差信号V
はデッドバンド16に出力される。このデッドバンド1
6は、上記差信号Vの絶対値が所定レベルよりも大きく
なったとき正または負の電流信号■を出力するものとな
っており、このN流信号■は積分器17.リミッタ18
にて信号処理された後、加算器19および減算器20に
与えられる。上記側1ii19は、前記(7)式あるい
は(10)式に基いて設定される第1のO−ル1の駆動
用モータ4に対する指令信号11と上記電流信号1とを
加算するものであり、加締結果は増幅器6およびサイリ
スタ8を介して上記駆動用モータ4に与えられる。一方
、減算器20は、前記〈7)式あるいは(10)式に基
いて設定される第2のロール2の駆動用モータ5に対す
る指令信号I2と上記電流信号Iとを減算するものであ
り、xi桔東は増幅器7およびサイリスタ9を介して第
2の駆動用モータ5に与えられるものとなっている。
次に、本実施例の動作について説明する。第1゜第2の
ロール1.2かうなるブライドル装置において、出側に
位置する鋼板の有する張力Tdが入側に位置する羽根の
有する張力Teよりも大きい場合には、各ロール1.2
は発電制動運転(ドラッグ運転)となる。したがって、
ロールがスリップを生じると、このロールは他のロール
よりも周速が小さくなる。
ロール1.2かうなるブライドル装置において、出側に
位置する鋼板の有する張力Tdが入側に位置する羽根の
有する張力Teよりも大きい場合には、各ロール1.2
は発電制動運転(ドラッグ運転)となる。したがって、
ロールがスリップを生じると、このロールは他のロール
よりも周速が小さくなる。
今、この状態において、第1のロール1がスリップを生
じたとする。そうすると、第1の回転数センサ11によ
り検出される第1のロール1の回転数が低下し、周速演
算器13にて演算される周速が小さくなる。その結果、
差分器15から正の出力信@Vが発生される。そして、
この出力信号Vの信号レベルが所定レベルよりも大きく
なったとき、第1のロール1にてスリップが生じたこと
が検出され、デッドバンド16から正の電流信号Iが出
力される。この電流信号lは加n器19にて指令信号1
1に加算され、かつ基n器20にて指令信号12から減
算される。その結果、第1のロール1の駆動用モータ4
への指令電流間が増加すると共に、第2のロール2の駆
動用モータ5への指令電流看が駆動用モータ4への増加
分だけ減少する。したがって、スリップが発生していた
第1のロール1においては駆動力が大きくなってスリッ
プが抑制され、ブライドル装置全体の負荷バランスは一
様に保持される。
じたとする。そうすると、第1の回転数センサ11によ
り検出される第1のロール1の回転数が低下し、周速演
算器13にて演算される周速が小さくなる。その結果、
差分器15から正の出力信@Vが発生される。そして、
この出力信号Vの信号レベルが所定レベルよりも大きく
なったとき、第1のロール1にてスリップが生じたこと
が検出され、デッドバンド16から正の電流信号Iが出
力される。この電流信号lは加n器19にて指令信号1
1に加算され、かつ基n器20にて指令信号12から減
算される。その結果、第1のロール1の駆動用モータ4
への指令電流間が増加すると共に、第2のロール2の駆
動用モータ5への指令電流看が駆動用モータ4への増加
分だけ減少する。したがって、スリップが発生していた
第1のロール1においては駆動力が大きくなってスリッ
プが抑制され、ブライドル装置全体の負荷バランスは一
様に保持される。
一方、前記状態(Td>丁e)において、第2のロール
2にてスリップが発生した場合は、第2の回転数センサ
12により検出される第2のロール2の回転数が低下し
、周速演算器14にて演算される周速が小さくなる。そ
の結果、差分器15から負の出力信号Vが発生され、こ
の出力信号Vの信号レベルの絶対随が所定レベルよりも
大きくなったとき、デッドバンド16から負の電流信号
■が出力される。この電流信号■は加算器1つにて指令
信号11に加算され、かつ減算器20にて指令信号I2
から減算される。その結果、第1のロール1の駆動用モ
ータ4への指令電流量が減少すると共に、第20O−ル
2の駆動用モータ5への指令電流量が駆動用モータ4へ
の減少分だけ増加する。したがって、この場合もスリッ
プが発生していた第2のロール2においては駆動力が大
きくなってスリップが抑制され、ブライドル装置全体の
負荷バランスは一様に保持される。
2にてスリップが発生した場合は、第2の回転数センサ
12により検出される第2のロール2の回転数が低下し
、周速演算器14にて演算される周速が小さくなる。そ
の結果、差分器15から負の出力信号Vが発生され、こ
の出力信号Vの信号レベルの絶対随が所定レベルよりも
大きくなったとき、デッドバンド16から負の電流信号
■が出力される。この電流信号■は加算器1つにて指令
信号11に加算され、かつ減算器20にて指令信号I2
から減算される。その結果、第1のロール1の駆動用モ
ータ4への指令電流量が減少すると共に、第20O−ル
2の駆動用モータ5への指令電流量が駆動用モータ4へ
の減少分だけ増加する。したがって、この場合もスリッ
プが発生していた第2のロール2においては駆動力が大
きくなってスリップが抑制され、ブライドル装置全体の
負荷バランスは一様に保持される。
また、前記張力Tdが張力Teよりも小さい場合には、
各ロール1,2はモータリング運転となり、スリップを
生じたロールは他のロールよりも周速が大きくなる。
各ロール1,2はモータリング運転となり、スリップを
生じたロールは他のロールよりも周速が大きくなる。
今、この状態において、第1のロール1がスリップを生
じたとする。そうすると、差分器15からは負の出力信
号Vが出力される。そして、この出力信号■の信号レベ
ルが所定レベルを越えたとき、負の電流信号Iが加算器
19および減算器20に出力され、第1のロール1の駆
動用モータ4への指令電流量が減少すると共に、第2の
ロール2の駆動用モータ5への指令電流量が駆動用モー
タ4への減少分だけ増加する。したがって、第1のロー
ル1の駆動力が減少してスリップが抑制され、負荷バラ
ンスは一様に保持される。
じたとする。そうすると、差分器15からは負の出力信
号Vが出力される。そして、この出力信号■の信号レベ
ルが所定レベルを越えたとき、負の電流信号Iが加算器
19および減算器20に出力され、第1のロール1の駆
動用モータ4への指令電流量が減少すると共に、第2の
ロール2の駆動用モータ5への指令電流量が駆動用モー
タ4への減少分だけ増加する。したがって、第1のロー
ル1の駆動力が減少してスリップが抑制され、負荷バラ
ンスは一様に保持される。
一方、第2のロール2においてスリップが生じた場合に
は、同様にして第2のロール駆動用モータ5への指令電
流量が減少すると共に、第1のロール駆動用モータ4へ
の指令電流量が増加する。
は、同様にして第2のロール駆動用モータ5への指令電
流量が減少すると共に、第1のロール駆動用モータ4へ
の指令電流量が増加する。
したがって、第2のロール2の駆動力が減少してスリッ
プが抑制され、負荷バランスは一様に保持される。
プが抑制され、負荷バランスは一様に保持される。
このように本実施例においては、ブライドル装置を構成
する各ロール1,2に回転数センサ11゜12および周
速演韓器13.14を設け、これらにより各ロール1,
2の周速を監視する。そして、各ロール1,2の周速変
動によりスリップ発生を検知し、所定レベル以上のスリ
ップが発生しているロールに対してはスリップを抑制す
ることにより、ブライドル装置全体の負荷バランスを一
様に保っている。
する各ロール1,2に回転数センサ11゜12および周
速演韓器13.14を設け、これらにより各ロール1,
2の周速を監視する。そして、各ロール1,2の周速変
動によりスリップ発生を検知し、所定レベル以上のスリ
ップが発生しているロールに対してはスリップを抑制す
ることにより、ブライドル装置全体の負荷バランスを一
様に保っている。
したがって、本実施例によれば、ロールに生じるスリッ
プを速やかに抑制できる上、負荷バランスを一様に保持
できるので、テンパーミルに対して何等悪影響を与える
おそれはない。
プを速やかに抑制できる上、負荷バランスを一様に保持
できるので、テンパーミルに対して何等悪影響を与える
おそれはない。
なあ、本発明は前記実施例に限定されるものではない。
例えば、前記実施例では2個のロール1゜2からなるブ
ライドル装置に適用した場合を示したが、3個以上のロ
ールからなるブライドル装置においても適用できるのは
言うまでもない。このほか、本弁明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
ライドル装置に適用した場合を示したが、3個以上のロ
ールからなるブライドル装置においても適用できるのは
言うまでもない。このほか、本弁明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
以上詳述したように、本発明は、各ロールの周速をそれ
ぞれ検出し、これらロール毎の周速を比較することによ
りロールに生じたスリップを検出するようにしたもので
ある。
ぞれ検出し、これらロール毎の周速を比較することによ
りロールに生じたスリップを検出するようにしたもので
ある。
また、本発明は、各ロールの周速をそれぞれ検出し、こ
れらロール毎の周速を比較することによりロールに生じ
たスリップを検出し、スリップを検出した場合には各ロ
ールの負う負荷を一定に保持する如く各ロールの周速を
制(社)するようにしたものである。
れらロール毎の周速を比較することによりロールに生じ
たスリップを検出し、スリップを検出した場合には各ロ
ールの負う負荷を一定に保持する如く各ロールの周速を
制(社)するようにしたものである。
したがって、本発明によれば、ブライドル装置を構成す
る各ロールのスリップ発生を抑制でき、ロール間の負荷
バランスを一様に保つことが可能で、テンパーミルへの
悪影響を防止できるブライドル装置のスープでTてた尋
i出傳喋濱はで4木11T柔負荷バランス補正方法を提
供できる。
る各ロールのスリップ発生を抑制でき、ロール間の負荷
バランスを一様に保つことが可能で、テンパーミルへの
悪影響を防止できるブライドル装置のスープでTてた尋
i出傳喋濱はで4木11T柔負荷バランス補正方法を提
供できる。
第1図は本発明の一実施例を説明するための系統図、第
2図および第3図は従来例を説明するための図である。 1.2・・・第1.第20D−ル、4.5・・・ロール
駆動用モータ、11.12・・・第1.第2の回転数セ
ンサ、13.14・・・第1.第2の周速演μ器、15
・・・差分器、16・・・デッドバンド、19・・・加
障器、20・・・減篩器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ンU 第1!三1 ” Te 第2図 第3図
2図および第3図は従来例を説明するための図である。 1.2・・・第1.第20D−ル、4.5・・・ロール
駆動用モータ、11.12・・・第1.第2の回転数セ
ンサ、13.14・・・第1.第2の周速演μ器、15
・・・差分器、16・・・デッドバンド、19・・・加
障器、20・・・減篩器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ンU 第1!三1 ” Te 第2図 第3図
Claims (2)
- (1)複数のロールからなり被搬送物を搬送するブライ
ドル装置において、前記各ロールの周速をそれぞれ検出
し、これらロール毎の周速を比較することによりロール
に生じたスリップを検出するようにしたことを特徴とす
るブライドル装置の負荷バランス補佐方法。 - (2)複数のロールからなり被搬送物を搬送するブライ
ドル装置において、前記各ロールの周速をそれぞれ検出
し、これらロール毎の周速を比較することによりロール
に生じたスリップを検出し、スリップを検出した場合に
は各ロールの負う負荷を一定に保持する如く各ロールの
周速を制御するようにしたことを特徴とするブライドル
装置の負荷バランス補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23475985A JPS6296254A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | ブライドル装置の負荷バランス補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23475985A JPS6296254A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | ブライドル装置の負荷バランス補正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6296254A true JPS6296254A (ja) | 1987-05-02 |
Family
ID=16975908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23475985A Pending JPS6296254A (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | ブライドル装置の負荷バランス補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6296254A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011143992A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Nippon Steel Corp | 帯状金属板の通板ロール装置の制御装置、方法及びプログラム |
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1985
- 1985-10-21 JP JP23475985A patent/JPS6296254A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011143992A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Nippon Steel Corp | 帯状金属板の通板ロール装置の制御装置、方法及びプログラム |
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