JPS6296254A - ブライドル装置の負荷バランス補正方法 - Google Patents

ブライドル装置の負荷バランス補正方法

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JPS6296254A
JPS6296254A JP23475985A JP23475985A JPS6296254A JP S6296254 A JPS6296254 A JP S6296254A JP 23475985 A JP23475985 A JP 23475985A JP 23475985 A JP23475985 A JP 23475985A JP S6296254 A JPS6296254 A JP S6296254A
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JP
Japan
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roll
slip
rolls
load balance
bridle device
Prior art date
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Pending
Application number
JP23475985A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Watarai
渡会 勝
Kenji Tanaka
健治 田中
Kazumoto Futaki
二木 一元
Masahiro Nakagawa
正博 中川
Junji Koshiro
純士 小代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、複数ロールからなり被搬送物としての鋼板等
を搬送するブライドル装置に係わり、特に前記各ロール
に生ずるスリップの検出方法およびそれを用いた負荷バ
ランス補正方法に関する。
〔従来の技術〕
鋼板製造工程におけるテンパーミルにおいては、そのス
タンド入口側および出口側にブライドル装置が設けられ
ており、鋼板の搬送を行なうものとなっている。このブ
ライドル装置は複数のロールから構成されており、上記
各ロールは電流制御されたモータにより駆動される。
第2図は従来のブライドル装置を構成する第1゜第2の
ロール1,2間の張力バランス関係を示す模式図である
。第2図においてTeはブライドル装置入側の鋼板が有
する張力、丁mは各ロール1゜2間の鋼板が有する張力
、Tdはブライドル装置出側の鋼板が有する張力、T1
は第1のロール1の負う張力、T2は第2のロール2の
負う張力、θ1は第1のロール1における鋼板巻付角、
θ2は第2のロール2における鋼板巻付角である。なお
、鋼板は第1のロール−1第2のロール2を介して図中
矢印G方向に搬送される。
上記各張力Te、Tm、Td、T1.T2間のバランス
関係は TI =Tm−Te            −(1)
T2=Td−Tm            −(2)と
なる。
各ロール1.2と鋼板との間のそれぞれの摩擦係数をμ
m、μ2とすると、Td>Teの場合、各ロール−12
がスリップしない条件はTd≦eμ2θ2Tm    
      ・ <3)Tm≦e/71θ’Te   
       −<4)となる。
ココテ、μm−μ2=μと仮定すると 王d=e″U’ Tm          −(5)T
m=eμ01丁e          −(6)となる
。したがって、前記(1)、(2>式により T1=Tm−Te=  (1−e−μvI)TmT2=
Td−Tm=  (eμθ22−1)Tとなるので T1/T2=  (1−e−μθ’)/(eμθ2−1
)・・・(7) が求められる。すなわち、従来、Td>Teの場合は、
各ロール1,2の負う張力が上記(7)式に示す関係と
なるように各ロール駆動用モータの駆動力が制御されて
いた。
一方、Td<Teの場合、各ロール1,2がスリップし
ない条件は Td≧0−μ2θ2Tm           =・(
8)Tm≧e−μ”’Te           ・ 
(9)となる。
以下、前記の場合と同様にしてT 1 /T 2を求め
ると Tl/T2= (e”’−1)/ (1−e−μθ2)
・・・(10) となる。すなわち、従来、Td<Teの場合は、各ロー
ル1.2の負う張力が上記(10)式に示す関係となる
ように各ロール駆動用モータの駆動力が制御されていた
具体的に1よ、第3図に示す如く、分配器3により電流
Iを前記(7)式あるいは(10)に対応して分配し、
指令電流11.12として増幅器6゜7およびサイリス
タ8.9を介して各駆動用モータ4,5に供給するもの
となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記ブライドル装置においては、運転時間を
重ねるにつれて各ロール1.2の表面が摩耗し、摩擦係
数μm、μ2が低下することがあるが、その低下度合は
各ロール1.2間で一様になるとは限らない。しかるに
、従来は各ロール1゜2の1!J 擦係数が同一である
という航提(μm=μ2−μ)で(7)式あるいは(1
0)式を求め、これに基いて各駆動用モータ4,5への
供給電流値を制御していたので、摩耗によって摩擦係数
が小さくなったロールにおいては、スリップを生じるお
それがあった。このため、ブライドル装置の負荷バラン
スが乱れてしまい、テンパーミルに対し機能低下等の悪
影響を招いていた。
最近、冷延鋼板は薄型化の傾向を示しており、鋼板張力
は減少している。このため、ブライドル装置においてス
リップは生じ易くなってきており、上記問題点の早期解
決が望まれている。
そこで、本発明は、ブライドル装置を構成する各ロール
のスリップ発生を抑制でき、ロール間の負荷バランスを
一様に保つことが可能で、テンパーミルへの悪影響を防
止できるブライドル装置のスミ1井ツーブー検二出二方
法iお:よ1已ミ土胛[川Aさ−だ負荷バランス補正方
法を提供することを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕 本発明に1Yけ−る一ブラーイードールー装置のスリー
ツーブー検−出方法は、各ロールの周速をそれぞれ検出
し、これらロール毎の周速を比較することによりロール
に生じたスリップを検出するようにしたものである。
また、本発明に−お−け二る一ブfニラーイードニルー
装置−の一負−荷q−<ラーグ久曜訓方法は、各ロール
の周速をそれぞれ検出し、これらロール毎の周速を比較
することによりロールに生じたスリップを検出し、スリ
ップを検出した場合には各ロールの負う負荷を一定に保
持する如く各ロールの周速を制御するようにしたもので
ある。
〔作用) このような手段を講じたことにより、スリップの発生し
たロールを速やかに検出される上、各ロールの負う負荷
が一定値に保持される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を説明するための系統図であ
る。なお、第2図、第3図と同一部分には同一符号を付
して詳しい説明は省略する。第1図において11.12
は第1.第2のロール1゜2の回転数をそれぞれ検出す
る第1.第2の回転数センサであって、これら各回転数
センサ11゜12の検出信号31.82はそれぞれ第1
.第2の周速演算器13.14に与えられる。上記第1
の周速演算器13は、回転数センサ11より与えられる
第1のロール1の回転数と、係数A1として予め設定さ
れる第1のロール1の径とギア比との積とに基いて、第
1のロール1の周速を演算するものであり、第2の周速
演算器14は、回転数センサ12より与えられる第2の
ロール2の回転数と、係数A2として予め設定される第
2のロール2の径とギア比との積とに基いて、第2のロ
ール2の周速をン寅算するものである。
また、第1図中15は差分器であって、上記第2の周速
演算器14の出力信号B2から第1の周速演算器13の
出力信号B1の茅を演算するものであり、その差信号V
はデッドバンド16に出力される。このデッドバンド1
6は、上記差信号Vの絶対値が所定レベルよりも大きく
なったとき正または負の電流信号■を出力するものとな
っており、このN流信号■は積分器17.リミッタ18
にて信号処理された後、加算器19および減算器20に
与えられる。上記側1ii19は、前記(7)式あるい
は(10)式に基いて設定される第1のO−ル1の駆動
用モータ4に対する指令信号11と上記電流信号1とを
加算するものであり、加締結果は増幅器6およびサイリ
スタ8を介して上記駆動用モータ4に与えられる。一方
、減算器20は、前記〈7)式あるいは(10)式に基
いて設定される第2のロール2の駆動用モータ5に対す
る指令信号I2と上記電流信号Iとを減算するものであ
り、xi桔東は増幅器7およびサイリスタ9を介して第
2の駆動用モータ5に与えられるものとなっている。
次に、本実施例の動作について説明する。第1゜第2の
ロール1.2かうなるブライドル装置において、出側に
位置する鋼板の有する張力Tdが入側に位置する羽根の
有する張力Teよりも大きい場合には、各ロール1.2
は発電制動運転(ドラッグ運転)となる。したがって、
ロールがスリップを生じると、このロールは他のロール
よりも周速が小さくなる。
今、この状態において、第1のロール1がスリップを生
じたとする。そうすると、第1の回転数センサ11によ
り検出される第1のロール1の回転数が低下し、周速演
算器13にて演算される周速が小さくなる。その結果、
差分器15から正の出力信@Vが発生される。そして、
この出力信号Vの信号レベルが所定レベルよりも大きく
なったとき、第1のロール1にてスリップが生じたこと
が検出され、デッドバンド16から正の電流信号Iが出
力される。この電流信号lは加n器19にて指令信号1
1に加算され、かつ基n器20にて指令信号12から減
算される。その結果、第1のロール1の駆動用モータ4
への指令電流間が増加すると共に、第2のロール2の駆
動用モータ5への指令電流看が駆動用モータ4への増加
分だけ減少する。したがって、スリップが発生していた
第1のロール1においては駆動力が大きくなってスリッ
プが抑制され、ブライドル装置全体の負荷バランスは一
様に保持される。
一方、前記状態(Td>丁e)において、第2のロール
2にてスリップが発生した場合は、第2の回転数センサ
12により検出される第2のロール2の回転数が低下し
、周速演算器14にて演算される周速が小さくなる。そ
の結果、差分器15から負の出力信号Vが発生され、こ
の出力信号Vの信号レベルの絶対随が所定レベルよりも
大きくなったとき、デッドバンド16から負の電流信号
■が出力される。この電流信号■は加算器1つにて指令
信号11に加算され、かつ減算器20にて指令信号I2
から減算される。その結果、第1のロール1の駆動用モ
ータ4への指令電流量が減少すると共に、第20O−ル
2の駆動用モータ5への指令電流量が駆動用モータ4へ
の減少分だけ増加する。したがって、この場合もスリッ
プが発生していた第2のロール2においては駆動力が大
きくなってスリップが抑制され、ブライドル装置全体の
負荷バランスは一様に保持される。
また、前記張力Tdが張力Teよりも小さい場合には、
各ロール1,2はモータリング運転となり、スリップを
生じたロールは他のロールよりも周速が大きくなる。
今、この状態において、第1のロール1がスリップを生
じたとする。そうすると、差分器15からは負の出力信
号Vが出力される。そして、この出力信号■の信号レベ
ルが所定レベルを越えたとき、負の電流信号Iが加算器
19および減算器20に出力され、第1のロール1の駆
動用モータ4への指令電流量が減少すると共に、第2の
ロール2の駆動用モータ5への指令電流量が駆動用モー
タ4への減少分だけ増加する。したがって、第1のロー
ル1の駆動力が減少してスリップが抑制され、負荷バラ
ンスは一様に保持される。
一方、第2のロール2においてスリップが生じた場合に
は、同様にして第2のロール駆動用モータ5への指令電
流量が減少すると共に、第1のロール駆動用モータ4へ
の指令電流量が増加する。
したがって、第2のロール2の駆動力が減少してスリッ
プが抑制され、負荷バランスは一様に保持される。
このように本実施例においては、ブライドル装置を構成
する各ロール1,2に回転数センサ11゜12および周
速演韓器13.14を設け、これらにより各ロール1,
2の周速を監視する。そして、各ロール1,2の周速変
動によりスリップ発生を検知し、所定レベル以上のスリ
ップが発生しているロールに対してはスリップを抑制す
ることにより、ブライドル装置全体の負荷バランスを一
様に保っている。
したがって、本実施例によれば、ロールに生じるスリッ
プを速やかに抑制できる上、負荷バランスを一様に保持
できるので、テンパーミルに対して何等悪影響を与える
おそれはない。
なあ、本発明は前記実施例に限定されるものではない。
例えば、前記実施例では2個のロール1゜2からなるブ
ライドル装置に適用した場合を示したが、3個以上のロ
ールからなるブライドル装置においても適用できるのは
言うまでもない。このほか、本弁明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明は、各ロールの周速をそれ
ぞれ検出し、これらロール毎の周速を比較することによ
りロールに生じたスリップを検出するようにしたもので
ある。
また、本発明は、各ロールの周速をそれぞれ検出し、こ
れらロール毎の周速を比較することによりロールに生じ
たスリップを検出し、スリップを検出した場合には各ロ
ールの負う負荷を一定に保持する如く各ロールの周速を
制(社)するようにしたものである。
したがって、本発明によれば、ブライドル装置を構成す
る各ロールのスリップ発生を抑制でき、ロール間の負荷
バランスを一様に保つことが可能で、テンパーミルへの
悪影響を防止できるブライドル装置のスープでTてた尋
i出傳喋濱はで4木11T柔負荷バランス補正方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための系統図、第
2図および第3図は従来例を説明するための図である。 1.2・・・第1.第20D−ル、4.5・・・ロール
駆動用モータ、11.12・・・第1.第2の回転数セ
ンサ、13.14・・・第1.第2の周速演μ器、15
・・・差分器、16・・・デッドバンド、19・・・加
障器、20・・・減篩器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ンU 第1!三1 ”  Te 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のロールからなり被搬送物を搬送するブライ
    ドル装置において、前記各ロールの周速をそれぞれ検出
    し、これらロール毎の周速を比較することによりロール
    に生じたスリップを検出するようにしたことを特徴とす
    るブライドル装置の負荷バランス補佐方法。
  2. (2)複数のロールからなり被搬送物を搬送するブライ
    ドル装置において、前記各ロールの周速をそれぞれ検出
    し、これらロール毎の周速を比較することによりロール
    に生じたスリップを検出し、スリップを検出した場合に
    は各ロールの負う負荷を一定に保持する如く各ロールの
    周速を制御するようにしたことを特徴とするブライドル
    装置の負荷バランス補正方法。
JP23475985A 1985-10-21 1985-10-21 ブライドル装置の負荷バランス補正方法 Pending JPS6296254A (ja)

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JPS6296254A true JPS6296254A (ja) 1987-05-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011143992A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Nippon Steel Corp 帯状金属板の通板ロール装置の制御装置、方法及びプログラム

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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