JPH0332422A - プロセスラインのロール駆動制御装置 - Google Patents
プロセスラインのロール駆動制御装置Info
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- JPH0332422A JPH0332422A JP1166090A JP16609089A JPH0332422A JP H0332422 A JPH0332422 A JP H0332422A JP 1166090 A JP1166090 A JP 1166090A JP 16609089 A JP16609089 A JP 16609089A JP H0332422 A JPH0332422 A JP H0332422A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 27
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
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- 101100420675 Bilophila wadsworthia (strain 3_1_6) sarD gene Proteins 0.000 abstract 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、金属ストリップ等の処理対象物を走行させ
るためにプロセスラインに設けられたロールの駆動制御
装置に関し、特に、製品の損傷等の原因となる処理対象
物とロールとの間のスリップを防止できるようにしたも
のである。
るためにプロセスラインに設けられたロールの駆動制御
装置に関し、特に、製品の損傷等の原因となる処理対象
物とロールとの間のスリップを防止できるようにしたも
のである。
例えば鋼帯等の金属ストリップに種々の処理を施すプロ
セスラインにおいては、従来からロールを使用して金属
ストリップを走行させている。
セスラインにおいては、従来からロールを使用して金属
ストリップを走行させている。
そして、そのロールの駆動制御は速度制御が主であると
共に、速度制御の精度不良による金属ストリップとロー
ルとのスリップに対しては、ロールを回転駆動させる電
動モータ等の回転トルクを検出して回転速度の垂下特性
をとり、速度を合わせる制御方法がとられていた。
共に、速度制御の精度不良による金属ストリップとロー
ルとのスリップに対しては、ロールを回転駆動させる電
動モータ等の回転トルクを検出して回転速度の垂下特性
をとり、速度を合わせる制御方法がとられていた。
しかしながら、上記のような制御方法では、速度制御の
応答性が向上するように制御ループゲインを大きく設定
しなければならないが、垂下特性を入れるとそれに相反
してしまうし、スリップが生じるとモータの回転トルク
がなくなってしまうから、さらにスリップを助長させて
しまうという欠点がある。
応答性が向上するように制御ループゲインを大きく設定
しなければならないが、垂下特性を入れるとそれに相反
してしまうし、スリップが生じるとモータの回転トルク
がなくなってしまうから、さらにスリップを助長させて
しまうという欠点がある。
また、垂下特性付きの速度制御装置を用いずに、可能な
限り速度制御精度を向上させる制御方法もあるが、この
ような方法であっても、速度指令値そのものの演算精度
の問題や、ロール加減速時の応答性を向上させるために
制御系のゲインを上げた場合に制御系が不安定になって
しまうという問題があり、充分な機能を発揮できない。
限り速度制御精度を向上させる制御方法もあるが、この
ような方法であっても、速度指令値そのものの演算精度
の問題や、ロール加減速時の応答性を向上させるために
制御系のゲインを上げた場合に制御系が不安定になって
しまうという問題があり、充分な機能を発揮できない。
そこで本発明は、このような従来の技術における種々の
問題点に着目し、本来ロールは、ストリップには力を与
えないで、ストリップの走行に必要な摩擦力とロールや
ストリップの慣性による加減速力とを与えればよいこと
から、ロールの駆動制御をトルクを主として行うことに
より、スリップの発生を防止することができるロールの
駆動制御装置を提供することを目的とする。
問題点に着目し、本来ロールは、ストリップには力を与
えないで、ストリップの走行に必要な摩擦力とロールや
ストリップの慣性による加減速力とを与えればよいこと
から、ロールの駆動制御をトルクを主として行うことに
より、スリップの発生を防止することができるロールの
駆動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、金属ストリップ
等の処理対象物を走行させるためにプロセスラインに設
けられたロールの駆動制御装置であって、指令値に応し
て前記ロールを回転駆動させる回転駆動手段と、前記ロ
ールの目標回転速度。
等の処理対象物を走行させるためにプロセスラインに設
けられたロールの駆動制御装置であって、指令値に応し
て前記ロールを回転駆動させる回転駆動手段と、前記ロ
ールの目標回転速度。
前記ロールに加わる前記処理対象物の重量2前記ロール
の慣性モーメント及び前記処理対象物の慣性モーメント
に基づいて前記ロールの目標駆動トルクを演算する目標
駆動トルク演算手段と、前記ロールに発生している実駆
動トルクを検出する実駆動トルク検出手段と、前記実駆
動トルクが前記目標駆動トルクに一致するように前記回
転駆動手段に指令値を出力する制御手段と、前記ロール
の実回転速度を検出する実回転速度検出手段と、前記目
標回転速度と前記実回転速度との偏差が小さくなる方向
に前記目標駆動トルクを補正する補正手段と、を備えた
。
の慣性モーメント及び前記処理対象物の慣性モーメント
に基づいて前記ロールの目標駆動トルクを演算する目標
駆動トルク演算手段と、前記ロールに発生している実駆
動トルクを検出する実駆動トルク検出手段と、前記実駆
動トルクが前記目標駆動トルクに一致するように前記回
転駆動手段に指令値を出力する制御手段と、前記ロール
の実回転速度を検出する実回転速度検出手段と、前記目
標回転速度と前記実回転速度との偏差が小さくなる方向
に前記目標駆動トルクを補正する補正手段と、を備えた
。
(作用)
目標駆動トルク演算手段が、ロールの目標回転速度、ロ
ールに加わる金属ストリップ等の処理対象物の重量、ロ
ールの慣性モーメント及び処理対象物の慣性モーメント
に基づいて、処理対象物の走行に必要な目標駆動トルク
を演算すると共に、制御手段が、目標駆動トルクと、実
駆動トルク検出手段が検出した実駆動トルクとが一致す
るように、ロールを回転駆動する回転駆動手段に指令値
を出力する。
ールに加わる金属ストリップ等の処理対象物の重量、ロ
ールの慣性モーメント及び処理対象物の慣性モーメント
に基づいて、処理対象物の走行に必要な目標駆動トルク
を演算すると共に、制御手段が、目標駆動トルクと、実
駆動トルク検出手段が検出した実駆動トルクとが一致す
るように、ロールを回転駆動する回転駆動手段に指令値
を出力する。
従って、ロールには、処理対象物の走行に必要な回転駆
動トルクが発生するから、ロールと処理対象物との間に
スリップが発生することなく、処理対象物が走行する。
動トルクが発生するから、ロールと処理対象物との間に
スリップが発生することなく、処理対象物が走行する。
また、ロールと処理対象物との間にスリップが発生して
も、ロールの実回転速度が上昇して目標回転速度との偏
差が大きくなり、補正手段が、その偏差を小さくする方
向に目標駆動トルクを補正するため、大きなスリップは
防止される。
も、ロールの実回転速度が上昇して目標回転速度との偏
差が大きくなり、補正手段が、その偏差を小さくする方
向に目標駆動トルクを補正するため、大きなスリップは
防止される。
〔実施例)
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、本発明の一実施例を示した図面で
あり、これは、金属ストリップ2に種々の処理を施すプ
ロセスラインlに、本発明に係る駆動制御装置3を適用
したものである。
あり、これは、金属ストリップ2に種々の処理を施すプ
ロセスラインlに、本発明に係る駆動制御装置3を適用
したものである。
先ず、構成を説明すると、トルク演算器4は、摩擦トル
ク演算器4a、加減速トルク演算器4b及び加算h4c
を有していて、例えばマイクロコンピュータ等から構成
されている。
ク演算器4a、加減速トルク演算器4b及び加算h4c
を有していて、例えばマイクロコンピュータ等から構成
されている。
トルク演算器4には、金属ストリップ2を走行可能に支
持する複数のローラ1a〜ICの内この駆動制御装置3
が制御対象とするローラ1bが負担する金属ストリップ
2の重量W(金属ストリップの幅W、厚みt、密度ρ及
びローラ1bが受は持つ長さlによって決まる値)と、
そのローラ1bの慣性モーメント(はずみ車効果)CD
I2と、金属ストリップ2の慣性モーメントG D Z
”と、ローラ1bの目標回転速度■8とが供給され、
これら多値に基づき、摩擦トルク演算器4a及び加減速
トルク演算器4bが摩擦トルク及び加減速トルりを演算
し、それら両トルクが加算器4Cによって加算されて、
目標駆動トルクτ8として出力される。
持する複数のローラ1a〜ICの内この駆動制御装置3
が制御対象とするローラ1bが負担する金属ストリップ
2の重量W(金属ストリップの幅W、厚みt、密度ρ及
びローラ1bが受は持つ長さlによって決まる値)と、
そのローラ1bの慣性モーメント(はずみ車効果)CD
I2と、金属ストリップ2の慣性モーメントG D Z
”と、ローラ1bの目標回転速度■8とが供給され、
これら多値に基づき、摩擦トルク演算器4a及び加減速
トルク演算器4bが摩擦トルク及び加減速トルりを演算
し、それら両トルクが加算器4Cによって加算されて、
目標駆動トルクτ8として出力される。
目標駆動トルクτ、は、加算器5を経て、トルク調節器
6に供給される。
6に供給される。
そして、トルク調節器6は、インバータドライバ7に指
令値を出力し、インバータドライバ7は、その指令値に
応じて、ローラ1bに連結された電動モータ8の交流可
変速制御を行う。
令値を出力し、インバータドライバ7は、その指令値に
応じて、ローラ1bに連結された電動モータ8の交流可
変速制御を行う。
一方、電動モータ8の回転軸には、速度検出器9が連結
されていて、その速度検出器9が検出したローラlbの
実回転速度Vyは、トルク検出器10にはそのまま供給
され、加算器11には反転して供給される。
されていて、その速度検出器9が検出したローラlbの
実回転速度Vyは、トルク検出器10にはそのまま供給
され、加算器11には反転して供給される。
また、トルク検出器lOは、実回転速度vFの他に、イ
ンバータドライバ7の作動状況や電動モータ8の駆動電
流等が供給され、それら多値に基づきローラlbに発生
している実駆動トルクτ。
ンバータドライバ7の作動状況や電動モータ8の駆動電
流等が供給され、それら多値に基づきローラlbに発生
している実駆動トルクτ。
を検出する。
トルク検出器10が検出した実駆動トルクτ。
は、加算器5に反転して供給される。
また、加算器11には、実回転速度■rの他に目標回転
速度V、lが供給されていて、それら再回転速度の偏差
5(VIE VF)が演算され、その偏差Sが速度調
節器12に供給される。
速度V、lが供給されていて、それら再回転速度の偏差
5(VIE VF)が演算され、その偏差Sが速度調
節器12に供給される。
速度調節器12は、供給される偏差Sに基づき、例えば
第2図に示すような記憶テーブルを参照して、補正値A
を決定する。
第2図に示すような記憶テーブルを参照して、補正値A
を決定する。
補正値Aは、偏差Sが零を中心とした所定範囲(所謂デ
ッドバンド)内に収まっている場合には零であるが、偏
差Sがその所定範囲外の値となると、偏差Sの増減に伴
って増減する。
ッドバンド)内に収まっている場合には零であるが、偏
差Sがその所定範囲外の値となると、偏差Sの増減に伴
って増減する。
そして、補正値Aは、加算器5に供給され、この加算器
5において、目標駆動トルクτRに加算される。
5において、目標駆動トルクτRに加算される。
次に、上記実施例の動作を説明する。
トルク演算器4の摩擦トルク演算器4aにおいて、目標
速度■8と重量Wとに基づいて摩擦トルクが演算され、
加減速トルク演算器4bにおいて、ローラlbの慣性モ
ーメント(1;D、”と金属ストワンプ2の慣性モーメ
ントGD、”とに基づいて加減速トルクが演算され、そ
れら両トルクが加算器4Cにおいて加算されて、目標駆
動トルクτ8として出力される。
速度■8と重量Wとに基づいて摩擦トルクが演算され、
加減速トルク演算器4bにおいて、ローラlbの慣性モ
ーメント(1;D、”と金属ストワンプ2の慣性モーメ
ントGD、”とに基づいて加減速トルクが演算され、そ
れら両トルクが加算器4Cにおいて加算されて、目標駆
動トルクτ8として出力される。
なお、ロール1bが液体中に配設されている場合には、
その液体の比重や粘性等によって、摩擦トルクを補正す
る必要がある。
その液体の比重や粘性等によって、摩擦トルクを補正す
る必要がある。
そして、目標駆動トルクτ、は、加算器5に供給され、
この加算器5において実駆動トルクτFとの差(τ8−
τF)が演算され、これがトルク調節器6に供給される
。
この加算器5において実駆動トルクτFとの差(τ8−
τF)が演算され、これがトルク調節器6に供給される
。
なお、この場合、後述するように、ロール1bの実回転
速度V、と目標回転速度■8との偏差Sが第2図に示す
所定範囲外の値であると、それに応じた補正値Aが加算
器5に供給され、加算器5の出力は適宜補正されること
になる。
速度V、と目標回転速度■8との偏差Sが第2図に示す
所定範囲外の値であると、それに応じた補正値Aが加算
器5に供給され、加算器5の出力は適宜補正されること
になる。
そして、加算器5の出力がトルク調節器6に供給される
と、インバータドライバ7を介して電動モータ8が駆動
するから、ローラlbに回転駆動トルクが発生する。
と、インバータドライバ7を介して電動モータ8が駆動
するから、ローラlbに回転駆動トルクが発生する。
一方、トルク検出器10がローラ1bに発生している実
駆動トルクτ、を検出し、これが加算器5に供給されて
目標駆動トルクτ8との差が演算されるから、結局、ロ
ーラ1bに生じる実駆動トルクτ、は、目標駆動トルク
τえに落ち着く。
駆動トルクτ、を検出し、これが加算器5に供給されて
目標駆動トルクτ8との差が演算されるから、結局、ロ
ーラ1bに生じる実駆動トルクτ、は、目標駆動トルク
τえに落ち着く。
従って、ローラlbには、金属ストリップ2を走行させ
るに充分な駆動トルクが発生するから、金属ストリップ
2の走行速度とロール1bの回転速度とが完全に同期す
る(所謂、ノンスリップ制御が実行される)ことになり
、金属ストリップ2とロール1bとの間にはスリップの
発生が防止される。
るに充分な駆動トルクが発生するから、金属ストリップ
2の走行速度とロール1bの回転速度とが完全に同期す
る(所謂、ノンスリップ制御が実行される)ことになり
、金属ストリップ2とロール1bとの間にはスリップの
発生が防止される。
スリップの発生が防止されると、これに起因していた金
属ストリップ2の損傷が低減すると共に、金属ストリッ
プ2の張力の変動が抑制され、走行時の金属ストリップ
2の蛇行や破断が防止されるから、生産性が向上するこ
とになる。
属ストリップ2の損傷が低減すると共に、金属ストリッ
プ2の張力の変動が抑制され、走行時の金属ストリップ
2の蛇行や破断が防止されるから、生産性が向上するこ
とになる。
また、万が一金属ストリップ2とロール1bとの間にス
リップが発生した場合であっても、ロール1bの回転ト
ルクが減少する分、実回転速度■。
リップが発生した場合であっても、ロール1bの回転ト
ルクが減少する分、実回転速度■。
が上昇し、これに伴って加算器11が演算する偏差Sが
変化(増大)するから、速度調節器12によって決定さ
れる補正値Aも増大し、その結果、加算器5において、
スリップを減らす方向に目標駆動トルクτ、が補正され
るため、金属ストリップ2とロール1bとの間のスリッ
プは抑制され、それが極端に大きくなってしまうような
ことはない。
変化(増大)するから、速度調節器12によって決定さ
れる補正値Aも増大し、その結果、加算器5において、
スリップを減らす方向に目標駆動トルクτ、が補正され
るため、金属ストリップ2とロール1bとの間のスリッ
プは抑制され、それが極端に大きくなってしまうような
ことはない。
ここで、上記実施例では、インバータドライバ7及び電
動モータ8が回転駆動手段に対応し、トルク演算器4が
目標駆動トルク演算手段に対応し、トルク検出器lOが
実駆動トルク検出手段に対応し、加算器5及びトルク調
節器6が制御手段に対応し、速度検出器9が実回転速度
検出手段に対応し、加算器5.11及び速度調節器12
が補正手段に対応する。
動モータ8が回転駆動手段に対応し、トルク演算器4が
目標駆動トルク演算手段に対応し、トルク検出器lOが
実駆動トルク検出手段に対応し、加算器5及びトルク調
節器6が制御手段に対応し、速度検出器9が実回転速度
検出手段に対応し、加算器5.11及び速度調節器12
が補正手段に対応する。
なお、上記実施例では、金属ストリップ2を走行するた
めのローラの駆動制御装置として本発明を用いた場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、他
の処理対象物を走行するローラであってもよい。
めのローラの駆動制御装置として本発明を用いた場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、他
の処理対象物を走行するローラであってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、金属ストリップ
等とローラとの間のスリップが防止されると共に、万が
一スリップが発生しても、スリップが抑制され、それが
極端に大きくなってしまうようなことはないので、スリ
ップに起因していた金属ストリップ等の損傷が低減する
と共に、金属ストリップ等の張力の変動が抑制され、走
行時の金属ストリップ等の蛇行や破断が防止されるから
、生産性が向上するという効果がある。
等とローラとの間のスリップが防止されると共に、万が
一スリップが発生しても、スリップが抑制され、それが
極端に大きくなってしまうようなことはないので、スリ
ップに起因していた金属ストリップ等の損傷が低減する
と共に、金属ストリップ等の張力の変動が抑制され、走
行時の金属ストリップ等の蛇行や破断が防止されるから
、生産性が向上するという効果がある。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は速度調節器の人出力量の特性の一例を示すグラフ
である。 l・・・プロセスライン、la〜1c・・・ローラ、2
・・・金属ストリップ、3・・・駆動制御装置、4・・
・トルク演算器、5・・・加算器、6・・・トルク調節
器、7・・・インバータドライバ、8・・・電動モータ
、9・・・速度検出器、10・・・トルク検出器、11
・・・加算器、12・・・速度調節器。
2図は速度調節器の人出力量の特性の一例を示すグラフ
である。 l・・・プロセスライン、la〜1c・・・ローラ、2
・・・金属ストリップ、3・・・駆動制御装置、4・・
・トルク演算器、5・・・加算器、6・・・トルク調節
器、7・・・インバータドライバ、8・・・電動モータ
、9・・・速度検出器、10・・・トルク検出器、11
・・・加算器、12・・・速度調節器。
Claims (1)
- (1)金属ストリップ等の処理対象物を走行させるため
にプロセスラインに設けられたロールの駆動制御装置で
あって、指令値に応じて前記ロールを回転駆動させる回
転駆動手段と、前記ロールの目標回転速度、前記ロール
に加わる前記処理対象物の重量、前記ロールの慣性モー
メント及び前記処理対象物の慣性モーメントに基づいて
前記ロールの目標駆動トルクを演算する目標駆動トルク
演算手段と、前記ロールに発生している実駆動トルクを
検出する実駆動トルク検出手段と、前記実駆動トルクが
前記目標駆動トルクに一致するように前記回転駆動手段
に指令値を出力する制御手段と、前記ロールの実回転速
度を検出する実回転速度検出手段と、前記目標回転速度
と前記実回転速度との偏差が小さくなる方向に前記目標
駆動トルクを補正する補正手段と、を備えたことを特徴
とするプロセスラインのロール駆動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1166090A JPH0332422A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | プロセスラインのロール駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1166090A JPH0332422A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | プロセスラインのロール駆動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332422A true JPH0332422A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=15824810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1166090A Pending JPH0332422A (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | プロセスラインのロール駆動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332422A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522974A (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-29 | Toshiba Corp | 電動機の速度制御装置 |
US5773938A (en) * | 1995-07-04 | 1998-06-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus for controlling speed of a rotary motor |
JP2017013977A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 学習型張力制御装置 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP1166090A patent/JPH0332422A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522974A (ja) * | 1991-07-10 | 1993-01-29 | Toshiba Corp | 電動機の速度制御装置 |
US5773938A (en) * | 1995-07-04 | 1998-06-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus for controlling speed of a rotary motor |
JP2017013977A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 学習型張力制御装置 |
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