JPS6296068A - 軽比重練成食品成型装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明ははんぺん等、水より軽比重の材料から成る練成
食品を自動成型するための軽比重練成食品成型装置に関
するものである。

口、従来の技術 従来よシ、蒲鉾やさつま揚等水より比重の大きい練成食
品と比較して軽量で、水より比重の小さいｔｌｄ、んぺ
ん」等の練成食品が食用されており、これ等の軽比重練
成食品は軽比重に依る質感が商品の品質を決定するもの
であると共に、成形時に身崩れ】い為、自動成形化が困
難であり高級品の成型は手作業に依っていた。

ハ９発明が解決しようとする問題点 従ってはんぺん等の軽比重の練成食品を成型するに際し
ては多大な人手を要する問題？有していた。

本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、高級感のあ
る軽比重練成食品を自動的に成型することができる軽比
重練成食品成型装置を提供することを目的とするもので
ある。

二０問題点を解決するため°の手段 不発明の軽比重、ｄ成食品成型装置は、無端チエンベル
トの一部を水槽に溜めた水中に侵入せしめて成る連続搬
送手段と、該連続搬送手段に取り付けられ、型枠に対し
て雄型全出退自在に挿入すると共に、上記連続搬送手段
の水上位置では雄型が後退し且つ水中位置では該雄型を
突出せしめて成る各種形状の型部材と、紋型部材に練成
品の身詰めを行う前詰機構と、該身詰機構前方に位置し
、離形後の型部材に水を噴射洗浄する水洗機構とから構
成したものである。

即ち、上記連続搬送手段のチエンベルトは水槽内の水面
に対して斜め角度に先端部略半分を浸漬しており、該チ
エンベルトヲ回転駆動すると該チエンベルトに取り付け
られた型部材は有角度に水中に送入せしめられると同時
に雄型が枠型から突出する。

また前詰機構の前位置で水槽から離水した型部材には水
洗機構のノズルから高圧の水が吹き付けられ、型材に付
着した練成食品材料のカスが除去されると共に、紋型部
材の内面に水膜に依る離型層全形成する。

更に上記型部材の雄型には型内外を連通ずる小孔全穿設
して成る。

ホ１作用 上記構成の軽比重練成食品成型装置は、身詰め機構に依
って型部材に充填した練成食品を連続搬送手段に依って
水槽内に移送すると共に、紋型部材の雄型を突出して型
枠から成型した練成食品を押出すものであり、水より比
重の軽い成型食品は型部材から離れて水面に浮上する。

この離型に際して成型食品と型部材間には身詰め前に型
部材を洗浄したとき該洗浄水が型枠と雄型の表面に付着
し、水膜に依る離型層を形成する為、該離型層に依り簡
単に離型が行われ、身崩れ等の心配がない。

このようにして水面に浮上した成型食品を１個ずつ掬い
上げ、例えば次工程の熱湯に放つことに依９該成型食品
の製造工程全完了するものであり、型部材の型形状を変
えることに依り種々形状の軽比重練成食品を成型するこ
とが可能である。

へ、実施例 以下、本発明軽比重練成食品成型装置の一実施例を図面
に従って説明する。

符号１は機枠２に軸設した支軸３に対して一端部近傍全
を枢着し、他端を垂直面内に咥動自在に支承して成る揺
動支枠であり、該揺動支枠１の両端部に軸設したチェノ
ホイール４，５間に一対の無端チエンベルト６，６を平
行架設して囲繞すると共に、該チェンホイール５を機枠
２に設けた電動モータ７と無端チエンベルト８を介して
駆動連結し、連続搬送手段を構成して成る。

また上記両無端チエンベルト６，６は等間隔を隔して架
設する連棧９，９・・・を介して一体化せしめられると
共に、連棧９間の無端チエンベルト６，６に突設した取
付子１０．１０に対して移動板１１を小ネジを介して螺
合締結して成るもので、該移動板１１は上記連棧９に前
後端全損は渡すように無端チエンベルト６，６の全周に
亘って連設せしめられる。

上記移動板１１は適宜間隔を隔して同形の型支持板１１
ａが取り替え固設されるもので、紋型支持板１１ａには
平面形状が進行方向（矢印Ａ）に僅かに短かい矩形錐孔
１３’ｉ有する枠型１２に対して端部が僅かに窪んだ雄
型１４を下面側から挿入し、上面側に突出又は後退自在
にした型部材１５を固設して成る。

上記雄型１４の端部は例えば僅かに窪んだ屋根形凹部１
６を形成し、該凹部１６中央に他端と連通ずる小孔１７
を穿設すると共に、後端に保合子１８全突設して端部が
矩形錐孔１３から僅かに突出した位置で係合するように
成るものであり、該枠型１２の上面は型支持板１１ａと
面一に成る。

符号１９は上記揺動支枠１の一部に上記型部材１５の移
動軌跡に清って架設固着されたガイドレールであり、雄
型１４後端の保合子１８が該ガイドレール１９に市って
摺接移動し、送り行程略前半部の低位部１９ａに於いて
は雄型１４を後退位置に保持すると共に中央部に於いて
徐々に突出し、略後半部及び戻り工程の高位部１９ｂで
は突出位置に保持して成る。

また上記揺動支枠１の下方には水槽２０が設けられ、支
軸６を支点として先端部を降下支承したとき、先端側路
半工程が水中下に没するように成ると共に、その姿勢に
於いて水上に位置する揺動支枠１部に前詰機構２１を構
成して成る。

該前詰機構２１は走行する移動板１１又は型支持板１１
ａに対して下端を摺接する如く支持したホッパー２２の
供給口部２２ａ近傍に適宜外径の送りローラ２３と可撓
性翼板２５を複数枚軸部外周に突設した掻き車２４を並
架設し、それぞれ矢印Ｂ及び矢印Ｃ方向に回動する如く
、歯車等の回動伝達機構を介して回転駆動し、ホッパー
２２内に投入された低比重練成食品材料ａを供給口部２
２ａに沿って移動する型部材１５の矩形錐孔１３内に適
正圧力で加圧充填するように成る。

符号２６は上記前詰機構２１の前側に位置して担持した
水洗ノズルであり、該水洗ノズル２６は前号全通過する
型部材１５の矩形錐孔１３及び凹部１６に向って開口し
、適宜加圧ポンプ（図示せず）を介して紋型部材１５通
過時に適量の加圧水を噴出せしめ、線型部材１５に付着
した成型カスを流出除去する。

上記構成の軽比重練成食品の成型装置は例えば魚類の摺
υ身と山芋の捨身等を混合して成るはんぺん材料等、低
比重練成食品材料の摺り身を成型するものである。

ホッパー２２に材料ａｅ投入し、水槽２０の水す中に揺
動支枠１端半部を沈めた状態でモータ７を駆動すると、
無端チエンベルト６，６に依９移動板１１と型支持板１
１ａが矢印Ａ方向に連続移動せしめられる。

型支持板１１ａが水洗ノズル２６位置を通過すると、該
水洗ノズル２６から加圧水が噴出し、枠型１２の矩形錐
孔１５と雄型１４の端面凹部１６及び小孔１７に付着し
た成型ぐずを除去すると共に線型部材１５の内面を水で
濡らした後、ホッパー２２下に移動する。

該ホッパー２２位置ではガイドレール１９が低位部１９
ａに成り雄型１４が後退し、成型凹部を形成している為
、送りローラ２６と掻き車２４に依って供給口部２２ａ
方向に加圧された材料ａは該凹部に充填せしめられるも
ので、このとき材料ａに押圧された空気は小孔１７から
排出され、型部材１５の型に沿って完全に身詰めされる
と共に、前記水洗工程に依って型に付着し゛た水が、被
膜と成ｐ型と材料８間の離型層を形成する。

然る後、上記型支持板１１ａと共に型部材１５は水槽２
０の水す中に送り込まれ、ガイドレール１９の高位部１
９ａに移って雄型１４が矩形錐孔１６から突出すると該
型枠材１５から抜き出た成型済成品ａ′は上記水膜に依
る離型層から剥離し、軽比重に依り水面に浮上する、従
ってはんぺんを製造する場合は上記水面に浮上した成型
済成品ａ’に掬い上げ、茹で鍋の熱湯中に放ち、茹であ
げることにより、製造全完了する。

上記軽比重練成食品の成型に於いて型部材１５から成型
済成品ａ′を離型する際、該成型済成品ａ′は自らの浮
力に依υ型部材１５から剥離するものであり、無理な外
力が加わらない為型部れするようなことがない。

また型部材１５を交換することに依り、種々形状の練成
食品を成型することが可能となるばかりでなく、前詰機
構２１に於いてホッパー２２の供給口部２２ａに送りロ
ーラ２３と対置し之掻き車２４が可撓性翼板２５全突設
し、該可撓性翼板２５の撓み作用に依ジ摺り身材料ａが
均一圧力で送給されるように成る為、質感の良好な成型
済成品ａ’に得ることができる。

ト１発明の効果 以上述べた如く、本発明の軽比重練成食品成型装置に依
れば、はんぺん等の食品の質感全損ねることなく連続的
な自動成を全可能とするものであり、本発明実施後の実
用的効果は極めて太きい。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明、軽比重練成食品成型装置の一実施例全示
すものであり、第１図は装置全体の正断面図、第２図は
前詰機構部の正断面図、第３図は第２図に於けるｌＩ［
−ＩＩ線断面図、第４図は連続搬送手段の要部分解斜視
図、第５図は型部材の正断面図、第６図は離型部を示す
正断面図である。 １〜揺動支枠　　　２〜機枠　　　３〜支軸６〜無端チ
エンベルト　　　　７〜モータ１１〜移動板　　１１ａ
〜型支持板　　１２〜枠型１４〜雄型　　　１５〜型部
材　　１７〜小孔１９〜ガイドレール　　　　　　　２
０〜水槽２１〜身詰機構　　２２〜ホッパー ２３〜送りローラ　　　２４〜掻き車 ２６〜水洗ノズル　ａ〜材料　ａ′〜成型済成品ｂ〜り 昭和６０年１０月１９、日 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）無端チエンベルトの一部を水槽の水中に侵入せし
   めて成る連続搬送手段と、該連続搬送手段に取り付けら
   れ、型枠に対して雄型を出退自在に挿入すると共に、上
   記連続搬送手段の水上位置では雄型が後退し且つ水中位
   置では該雄型を突出せしめて成る各種形状の型部材と、
   該型部材に練成品の身詰めを行う身詰機構と、該身詰機
   構前方に位置し、離形後の型部材に水を噴射洗浄する水
   洗機構とから成り、上記身詰機構に依って、型部材に充
   填した軽比重練成食品材料を連続搬送手段に依り、水中
   に依送すると共に、該水中に於いて浮力に依り離型する
   ことを特徴とする軽比重練成食品成型装置。