JPS6296059A - レンコンのフライドチップ製造法 - Google Patents

レンコンのフライドチップ製造法

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JPS6296059A
JPS6296059A JP60236967A JP23696785A JPS6296059A JP S6296059 A JPS6296059 A JP S6296059A JP 60236967 A JP60236967 A JP 60236967A JP 23696785 A JP23696785 A JP 23696785A JP S6296059 A JPS6296059 A JP S6296059A
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JP
Japan
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lotus root
fried
slices
lotus
sliced
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JP60236967A
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Keisuke Yoshimatsu
吉松 敬祐
Yoshio Uchiyama
内山 善雄
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YAMAGUCHI PREF GOV
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YAMAGUCHI PREF GOV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レンコンのフライトチ7プ製造法に係り、よ
り詳細には、繊維質成分を多く含むレンコンを原料とし
て、見た目がよく、かつ歯ざわりのよいフライドチップ
を提供するフライドチップの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より、レンコン等の根菜を原料としてフライドチッ
プを製造することは知られている。例えば、レンコン、
南瓜、人参、里芋等の根菜をスライスし、これを油揚げ
した後場味付けすることによりフライドチップを製造す
るようにしたちのく特開昭54−138145号公報参
照)をあげることができる。
この製造方法によるフライドチップは、野菜を原料とし
て簡単に菓子様食品を提供できるという優れた効果を有
している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記製造方法の場合、繊維質成分を余り含ま
ない根菜については問題が少ないが、例えば、繊維質成
分を多く含み、水分含有量の多いレンコンは油揚げによ
る水分の除去が困難なため、スライスしたレンコンをそ
のままγ由を易げしたのでは油揚げ時間が長くかかり、
出来上がった菓子様食品の外観が変色、変形して商品価
値を著しく低下せしめることになるという問題点を有し
ている。
また、上述した製造方法の場合、油揚げ後においてもス
ライスしたレンコン内に水分が残存しているので、油揚
げ後にマイクロ波による誘電加熱を行い水分の除去を行
なうか、それとも、低温で油で揚げた後、再び高温の油
で揚げる二度揚げを行わなければならない。
しかし、誘電加熱による水分除去の場合は、製造工程が
複雑になり、また、スライスしたレンコンを二度揚げし
た場合は、最初の油揚げ時にスライス片が著しく収縮と
変形して根菜の外観を損なうことになるという問題点を
存している。
そこで、本発明は、上記のような問題点に鑑み、その問
題点を解決すべ〈発明されたものであって、その目的と
するところは、その外観が損なわれることなく、かつ歯
触りのよいレンコンのフライドチップ製造法を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そして、以上の目的を達成するための本発明のレンコン
のフライドチップ製造法は、レンコンをスライスし、こ
れを蒸気で蒸し、更に乾燥した後油揚げするようにした
構成よりるものである。
ここで、上記構成において、蒸気による蒸しは、通常、
常圧の100℃以上の蒸気で、1〜3分間行う。100
℃以上の蒸気を採用するのは、繊維質を分解させるのに
、100℃未満の温度の場合、時間が多くかかり(85
℃で10〜15分)、5分以上蒸すと色が濃くなり、ま
た1分程度だと繊維質成分が分解しない(あるいは分解
しにくく)ので、最終製品の歯触りが悪くなるからであ
る。また、乾燥は、通常、スライスしたレンコン内の水
分含存量が5〜15%となる範囲で行う。
これは、15%以上の場合、油揚げに時間が多くかかり
、また、5%以下の場合、最終製品が壊れ易くなるから
である。さらに、油揚げは、通常、145〜190℃の
食用油で2〜3秒間行なう。
これは、水分含有料が5〜15%にされていることと、
油揚げによる着色(油焼)を防止等を考慮したためであ
る。
〔作用〕
続いて、以上の構成に基づき、本発明のレンコンのフラ
イドチップ製造法の作用について説明する。
まず、所要の厚さにスライスされたレンコンを蒸気で芸
すことで、熱変成により繊維質Mi織を壊し、次ぎの工
程の乾燥により内部の水分を、レンコンの外観を壊さな
い状態で除去する。
次に、水分の除去されたレンコンを油揚げすることによ
り外観の損なわれないフライドチップを得ることができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明を具体化した実施例に基づいて、本発明を
説明する。
まず、レンコンlo、okgを剥皮して8.0krのフ
ライドチップ用しンコンを得た。このフライドチップ用
しンコンを2〜3菖l程度の厚さにスライスした後、こ
のスライス片を、ポリ燐酸0.1%、酢酸0.1%の水
溶液に3時間浸清する。変色促進防止のためである。
次ぎに、上記スライス片を10分間流水で洗い、ステン
レスの金y4(耐熱性を有する合成樹脂製の網等でもよ
いが、付着性等よりするとステンレスの金網が好ましい
。)に絹布を広げた乾燥板の上に重合しないように一枚
ずつ並べ、さらに、上記乾燥板を適当な間隔を保ちなが
ら重ねて、レトルト内に入れ、該レトルト内に常圧の蒸
気を通し、100℃を示した後、2分間蒸気を通し続け
る。そして、この葎煮により、レンコンの繊維質成分が
分解され、最終製品において歯触りを好ましくする。続
いて、蒸気で蒸したレンコンのスライス片を乾燥板の上
に置いた状態で、60℃の乾燥機に移し、2時間乾燥し
た後、70℃に温度を揚げて、1時間さらに乾燥し、水
分15%以下にする。ここで、乾燥により上記レンコン
のスライス片は半透明状を呈する。
次に、レンコンのスライス片を絹布より剥がして180
℃に保った食用油(ここでは、サラダ油)で3秒間揚げ
た後、調味料(ここでは、食塩とグルタミン酸)で調味
して最終製品としてのフライドチップとする。
なお、本実施例で得られたレンコンのスライス片の乾燥
物の重量は1.09kgで、油揚げ後調味した最終製品
の重量は1.86kgであった。
次に、本実施例によるレンコンのフライドチップの効果
を確認するために、レンコンを2〜3fl程度の厚さに
スライスし、これを180℃に保ったサラダ油で数分間
揚げた後、調味料で調味して最終製品としてのフライド
チップとした従来例のレンコンのフライドチップとの比
較し結果、次ぎのことがわかった。
■ 最終製品の外観において、本実施例のものが、レン
コンの外観を呈していたのに対し、従来例のものは、そ
の形状に収縮が認められ、外観が不揃いであった。
■ 食感において、本実施例のものが多少の膨らみを有
し歯触りが良いのに対し、従来例のものは、固くて歯触
りの点で劣っていた。
なお、上述した本実施例においては、レンコンを2〜3
flにスライスした構成で説明したが、これより厚く切
断してもよく、また、1〜21程度に切断してもよいこ
とは明らかである。
因に、本発明は、前述した実施例に限定されるものでな
く、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々変形実施で
きることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上の記載より明らかなように、本発明のレンコンのブ
ライドチップ製造法によれば、油揚げの前工程としてス
ライスしたレンコンを蒸気で蒸しているので、後工程の
油揚げによる収縮が少なく、また、油揚げによりレンコ
ンが膨張して多孔質となり、レンコンの外観が保たれる
とともに歯触りのよいフライドチップを製造できるとい
う効果を有する。
また、本発明のレンコンのフライドチップ製造法によれ
ば、油揚げの時間を短くできるので、過度の着色を押さ
えることができ、また、余分な油を吸わず油切れのよい
フライドチップを製造できるという効果を存する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レンコンをスライスし、これを蒸気で蒸し、更に
    乾燥した後油揚げすることを特徴とするレンコンのフラ
    イドチップ製造法。
  2. (2)蒸気による蒸しを、常圧の100℃の蒸気で、1
    〜3分間行うようにした特許請求の範囲第1項に記載の
    レンコンのフライドチップ製造法。
  3. (3)乾燥を、スライスしたレンコン内の水分含有量が
    5〜15%となるようにした特許請求の範囲第1項に記
    載のレンコンのフライドチップ製造法。
  4. (4)油揚げを、145〜190℃の食用油で2〜3秒
    間行うようにした特許請求の範囲第1項に記載のレンコ
    ンのフライドチップ製造法。
JP60236967A 1985-10-22 1985-10-22 レンコンのフライドチップ製造法 Granted JPS6296059A (ja)

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JPS6296059A true JPS6296059A (ja) 1987-05-02
JPH0371859B2 JPH0371859B2 (ja) 1991-11-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100970600B1 (ko) 2008-01-02 2010-07-16 대구한의대학교산학협력단 연근(蓮根) 스낵의 제조방법 및 그에 따라 제조되는 연근스낵
KR20220000121A (ko) * 2020-06-25 2022-01-03 농업회사법인(주)나눔 율피를 이용한 부각 제조방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54138145A (en) * 1978-04-19 1979-10-26 Shiyouichi Ooe Fried confectionery of thinly cut vegetables
JPS5545305A (en) * 1978-09-25 1980-03-31 Kibun Kk Ginseng cracker and their preparation

Patent Citations (2)

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