JPS629583B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS629583B2
JPS629583B2 JP53026767A JP2676778A JPS629583B2 JP S629583 B2 JPS629583 B2 JP S629583B2 JP 53026767 A JP53026767 A JP 53026767A JP 2676778 A JP2676778 A JP 2676778A JP S629583 B2 JPS629583 B2 JP S629583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
atom
optical
formula
geometric isomers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53026767A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54119437A (en
Inventor
Yoshio Katsuta
Yoshihiro Namite
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Original Assignee
Dainihon Jochugiku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainihon Jochugiku Co Ltd filed Critical Dainihon Jochugiku Co Ltd
Priority to JP2676778A priority Critical patent/JPS54119437A/ja
Priority to US05/960,638 priority patent/US4431668A/en
Priority to CA000316312A priority patent/CA1197856A/en
Priority to GB7845132A priority patent/GB2010262B/en
Priority to AR274529A priority patent/AR225736A1/es
Priority to PH21854A priority patent/PH14381A/en
Priority to DE2851428A priority patent/DE2851428C2/de
Priority to FR7833669A priority patent/FR2410639A1/fr
Priority to AU42093/78A priority patent/AU507268B1/en
Priority to AU42093/78D priority patent/AU4209378A/en
Priority to NLAANVRAGE7811808,A priority patent/NL180415C/xx
Priority to MX787567U priority patent/MX5752E/es
Publication of JPS54119437A publication Critical patent/JPS54119437A/ja
Publication of JPS629583B2 publication Critical patent/JPS629583B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般式 (式中、R1はメチル基又はクロル原子であ
り、R2は炭素数が1〜8個のアルキル基、アル
ケニル基、ハロアルキル基、ハロアルケニル基、
又は炭素数が3〜6個のシクロアルキル基を示し
R3は一般式()、()、()、()又は
()で表わされる基を示す。 ここにXは酸素原子、イオウ原子又は(―CH
=CH―)グループを示し、R4はアリル基、プロ
パルギル基、ベンジル基、テニル基、フリルメチ
ル基、フエニルチオ基又は2,2―ジクロロビニ
ルオキシル基を表わし、R5は水素原子、メチル
基又はハロゲン原子を表わし、R4とR5は共に末
端で結合してトリメチレン又はテトラメチレン鎖
を形成する場合も含まれる。R6は水素原子、シ
アノ基又はエチニル基であり、mは1〜2の整数
を表わす。R7はフタルイミド基、チオフタルイ
ミド基、ジもしくはテトラヒドロフタルイミド基
又はジアルキルマレイミド基を表わす。R8はア
リル基、プロパルギル基、ベンジル基またはアル
カジエニル基を表わす。R9はフエニル基、チエ
ニル基又はフリル基を、Yはメチル基又はハロゲ
ン原子を表わす。R10は水素原子、低級アルキル
基、低級アルケニル基、ハロゲン原子、アルコキ
シル基又はフエノキシ基を表わし、Zはメチレン
基、酸素原子又はイオウ原子を、nは1〜2の整
数を表わす。)で示される新規シクロプロパンカ
ルボン酸エステル誘導体及びその光学ならびに幾
何異性体、その製造法、およびこの化合物を有効
成分として含有することを特徴とする殺虫剤に関
する。菊酸エステルのアルコール成分については
種々のものが研究され実用に供されているが、光
によつて酸化分解を起こしやすく屋外での使用に
は制約を受けてきた。最近、酸成分についての研
究が盛んになり、メチル基をハロゲン原子に置換
することによつて従来のピレスロイドに比べ光に
安定な化合物が発見された。しかし環境汚染や慢
性毒性等の問題を考慮する時、炭素、水素、酸
素、窒素を中心とし、天然に存在する有機化合物
と類似した構造を有する化合物がこれからの殺虫
成分として有利であると考えられる。本発明者は
研究を重ねた結果、上記式()で示される化合
物が殺虫成分として種々の衛生害虫及び農園芸用
害虫に極めてすぐれた殺虫効果を奏する一方、温
血動物に対する毒性が極めて低く、光に対しても
従来のピレスロイドに比べ非常に安定であること
を知つた。このように上記式()で示される化
合物は光に不安定であるという従来のピレスロイ
ドの欠点を克服し、広い殺虫スペクトルと低毒性
を兼備した優れた害虫防除組成物であり、しかも
上記式()を構成するシクロプロパンカルボン
酸は容易に安価に得ることができる。本発明は以
上の知見に基づいて完成されたものである。本発
明で有効成分として用いる上記式()で示され
る化合物はエステル製造の一般方法に準じて一般
(式中、R1はメチル基又はクロル原子であ
り、R2は炭素数が1〜8個のアルキル基、アル
ケニル基、ハロアルキル基、ハロアルケニル基、
又は炭素数が3〜6個のシクロアルキル基を示
す。)で示されるカルボン酸又はその反応性誘導
体と一般式 HO―R3 ……() (式中、R3は一般式()、()、()、
()又は()で表わされる基を示す。 ここにXは酸素原子、イオウ原子又は(―CH
=CH―)グループを示し、R4はアリル基、プロ
パルギル基、ベンジル基、テニル基、フリルメチ
ル基、フエニルチオ基又は2,2―ジクロロビニ
ルオキシル基を表わし、R5は水素原子、メチル
基又はハロゲン原子を表わし、R4とR5は共に末
端で結合してトリメチレン又はテトラメチレン鎖
を形成する場合も含まれる。R6は水素原子、シ
アノ基又はエチニル基であり、mは1〜2の整数
を表わす。R7はフタルイミド基、チオフタルイ
ミド基、ジもしくはテトラヒドロフタルイミド基
又はジアルキルマレイミド基を表わす。R8はア
リル基、プロパルギル基、ベンジル基又はアルカ
ジエニル基を表わす。R9はフエニル基、チエニ
ル基又はフリル基をYはメチル基又はハロゲン原
子を表わす。R10は水素原子、低級アルキル基、
低級アルケニル基、ハロゲン原子、アルコキシル
基又はフエノキシ基を表わし、Zはメチレン基、
酸素原子又はイオウ原子を、nは1〜2の整数を
表わす。)で示されるアルコール又はその反応性
誘導体とを反応させることによつて調製しえる。
カルボン酸の反応性誘導体としては例え酸ハライ
ド、酸無水物、低級アルキルエステル、アルカリ
金属塩などがあげられる。アルコールの反応性誘
導体としては例えばクロライドがあげられる。反
応は適当な溶媒中で必要により脱酸剤または触媒
としての有機または無機塩基又は酸の存在下に必
要により加熱下に行なわれる。通常の合成法で得
られるものは光学異性体ならびに幾何異性体の混
合物であるが、それらの各々も本発明に含まれ
る。 上記式()で示される化合物の代表例(光学
異性体ならびに幾何異性体の混合物として示
す。)をあげれば、次の通りであるが本発明はも
ちろんこれらのみに限定されるものではない。 (1) 5′―ベンジル―3′―フリルメチル 2,2―ジ
メチル―3―n―アミルオキシシクロプロパン
カルボキシレート n20 1.5603 (2) 5′―プロパルギル―2′―フリルメチル 2,2
―ジメチル―3―n―アミルオキシシクロプロ
パンカルボキシレート n20 1.5584 (3) 2′―アリル―3′―メチル―2′―シクロペンテン
―1′―オン―4′―イル 2,2―ジメチル―3
―n―アミルオキシシクロプロパンカルボキシ
レート n20 1.5570 (4) 7′―メチル―2′,3′―ジヒドロベンゾフラン―
3′―イル 2,2―ジメチル―3―n―アミル
オキシシクロプロパンカルボキシレート
20 1.5568 (5) 3′,4′,5′,6′―テトラヒドロフタルイミドメ
チル 2,2―ジメチル―3―n―プロポキシ
シクロプロパンカルボキシレート n20 1.5451 (6) 3′―(2,2―ジクロロビニルオキシ))―
α′―シアノベンジル 2,2―ジメチル―3
―イソブトキシシクロプロパンカルボキシレー
ト n20 1.5587 (7) 5′―フルフリル―α′―エチニルテニル 2,
2―ジクロロ―3―(2,2―ジクロロエトキ
シ)―シクロプロパンカルボキシレート
20 1.5813 (8) 4′―フエニル―3′―メチル―2′―ブテン―1′―
イル 2,2―ジクロロ―3―アリルオキシシ
クロプロパンカルボキシレートn20 1.5560 (9) ジメチルマレイミドメチル 2,2―ジメチル
―3―シクロペンチルオキシシクロプロパンカ
ルボキシレート n20 1.5615 (10) 5′―アリル―2′―メチル―3′―フリルメチル
2,2―ジメチル―3―(3,3―ジクロロア
リルオキシ)―シクロプロパンカルボキシレー
ト n20 1.5622 (11) 2′―ベンジル―3′―メチル―2′―シクロペンテ
ン―1′―オン―4′―イル 2,2―ジクロロ―
3―n―オクチルオキシシクロプロパンカルボ
キシレート n20 1.5846 (12) 3′―フエニルチオ―α′―シアノベンジル
2,2―ジクロロ―3―(3―メチル―2―ブ
テニルオキシ)―シクロプロパンカルボキシレ
ート n20 1.5773 (13) 4′,5′―テトラメチレン―2′―フリルメチル
2,2―ジメチル―3―(2―メチル―n―ブ
トキシ)―シクロプロパンカルボキシレート
20 1.5569 (14) 7′―アリル―インダン―3′―イル 2,2―ジ
メチル―3―(2,3―ジブロモープロポキ
シ)―シクロプロパンカルボキシレート
20 1.5704 (15) 4′―チエニル―3′―クロロ―22′―ブテン―1′―
イル 2,2―ジクロロ―3―(2―メチル―
5―フルオロ―2―ペンテニルオキシ)―シク
ロプロパンカルボキシレート n20 1.5690 (16) 2′,6′―ジクロロ―4′―プロパルギル―α′―エ
チニルベンジル 2,2―ジメチル―3―メト
キシシクロプロパンカルボキシレート
20 1.5488 (17) ジチオフタルイミドメチル 2,2―ジクロロ
―3―イソプロポキシシクロプロパンカルボキ
シレート n20 1.5415 (18) 2′―(2,4―ペンタジエニル)―3′―メチル
―2′―シクロペンテン―1′―オン―4′―イル
2,2―ジメチル―3―n―ブトキシシクロプ
ロパンカルボキシレート n20 1.5603 (19) 5′―フエノキシ―2′,3′―ジヒドロベンゾチオ
フエン―3′―イル 2,2―ジメチル―3―シ
クロプロピルオキシシクロプロパンカルボキシ
レート n20 1.5792 (20) 4′―ベンジル―α′―シアノベンジル 2,2
―ジクロロ―3―エトキシシクロプロパンカル
ボキシレート n20 1.5627 (21) 5′―フエニルチオ―2′―フリルメチル 2,2
―ジメチル―3―シクロヘキシルオキシシクロ
プロパンカルボキシレート n20 1.5743 (22) 3′,4′―トリメチレンベンジル 2,2―ジメ
チル―3―(2,2,2―トリフルオロ―エト
キシ)―シクロプロパンカルボキシレート
20 1.5580 (23) 2′―プロパルギル―3′―メチル―2′―シクロペ
ンテン―1′―オン―4′―イル 2,2―ジメチ
ル―3―(2,2―ジブロモビニルオキシ)―
シクロプロパンカルボキシレート n20 1.5729 (24) 5′,6′―ジクロロ―2′,3′―ジヒドロベンゾフ
ラン―3′―イル 2,2―ジクロロ―3―n―
ヘプチルオキシシクロプロパンカルボキシレー
ト n20 1.5691 (25) 4′―フリル―3′―メチル―2′―ブテン―イル
2,2―ジメチル―3―sec.ブトキシシクロプ
ロパンカルボキシレート n20 1.5504 (26) 5′―ベンジル―2′―クロロ―α′―エチニル―
3′―テニル 2,2―ジクロロ―3―シクロブ
トキシシクロプロパンカルボキシレート
20 1.5635 (27) 3′―(2,2―ジクロロビニルオキシ)―α′
―シアノベンジル 2,2―ジメチル―3―n
―アミルオキシシクロプロパンカルボキシレー
ト n20 1.5662 (28) 4′―フエニル―3′―クロロ―2′―ブテン―1′−
イル 2,2―ジメチル―3―n―アミルオキ
シシクロプロパンカルボキシレート
20 1.5578 (29) 5′―エチル―7′―メトキシインダン―3′―イル
2,2―ジクロロ―3―n―ヘキシルオキシ
シクロプロパンカルボキシレート n20 1.5703 (30) フタルイミドメチル 2,2―ジメチル―3―
(2,2―ジクロロエトキシ)―シクロプロパ
ンカルボキシレート n20 1.5584 (31) 2′,6′―ジメチル―4′―テニルベンジル 2,
2―ジクロロ―3―(2―メチル―アリルオキ
シ)―シクロプロパンカルボキシレート
20 1.5612 (32) 5′―ベンジル―3′―フリルメチル 2,2―ジ
メチル―3―n―ブトキシシクロプロパンカル
ボキシレート n20 1.5561 (33) 7′―メチル―2′,3′―ジヒドロベンゾフラン―
3′―イル 2,2―ジメチル―3―n―ブトキ
シシクロプロパンカルボキシレート
20 1.5527 (34) 3′―(2,2―ジクロロビニルオキシ)―α′
―シアノベンジル 2,2―ジメチル―3―n
―ブトキシシクロプロパンカルボキシレート
20 1.5600 (35) 5′―プロパルギル―2′―フリルメチル 2,2
―ジメチル―3―n―プロポキシシクロプロパ
ンカルボキシレート n20 1.5474 (36) 5′―ベンジル―3′―フリルメチル 2,2―ジ
メチル―3―イソブトキシ―シクロプロパンカ
ルボキシレート n20 1.5548 (37) 2′―アリル―3′―メチル―2′―シクロペンテン
―1′―オン―4′―イル 2,2―ジメチル―3
―イソブトキシシクロプロパンカルボキシレー
ト n20 1.5496 (38) 3′,4′,5′,6′―テトラヒドロフタルイミドメ
チル 2,2―ジクロロ―3―イソブトキシシ
クロプロパンカルボキシレートn20 1.5537 (39) 4′―フエニル―3′―メチル―2′―ブテン―1′―
イル 2,2―ジクロロ―3―エトキシシクロ
プロパンカルボキシレート n20 1.5420 (40) 3′,4′,5′,6′―テトラヒドロフタルイミドメ
チル 2,2―ジメチル―3―n―ブトキシシ
クロプロパンカルボキシレートn20 1.5546 (41) 3′―ベンジル―α′―シアノベンジル 2,2
―ジメチル―3―(2,2―ジクロロエトキ
シ)―シクロプロパンカルボキシレート
20 1.5826 (42) 5′―プロパルギル―2′―メチル―3′―フリルメ
チル 2,2―ジメチル―3―シクロプロポキ
シシクロプロパンカルボキシレート
20 1.5504 (43) 5′―ベンジル―3′―フリルメチル 2,2―ジ
クロロ―3―n―アミルオキシシクロプロパン
カルボキシレート n20 1.5693 (44) 7′―メチル―2′,3′―ジヒドロベンゾフラン―
3′―イル 2,2―ジメチル―3―(2,2―
ジクロロビニルオキシ)―シクロプロパンカル
ボキシレート n20 1.5615 (45) 3′―(2,2―ジクロロビニルオキシ)ベンジ
ル 2,2―ジクロロ―3―n―ブトキシシク
ロプロパンカルボキシレート n20 1.5537 本発明の化合物は新規化合物であり、常温で固
体または液体であつて有機溶剤一般に易溶であ
る。従つて散布用殺虫剤としては乳剤、油剤、粉
剤、水和剤、エアゾール剤などとして用いること
ができ、又木粉その他適当な基材と混合して蚊取
線香の如き燻蒸用殺虫剤として使用することがで
きる。又、この有効成分を適当な有機溶剤に溶解
して台紙に浸ませ又は適当な溶剤に溶かして適当
な加熱体によつて加熱蒸散させるいわゆる電気蚊
取として利用する場合も蚊取線香と同様すぐれた
効果を示す。なお本発明の化合物は従来のピレス
ロイドに比べ光に安定であり、しかも殺虫スペク
トルが広いこと、低毒性であること、安価である
ことから、従来の有機リン剤、有機塩素系殺虫剤
に替わる農園芸用殺虫剤として使用することがで
きる。 また、本発明の化合物にN―オクチルビシクロ
ヘプテンジカルボキシイミド(商品名MGK―
264)、N―オクチルビシクロヘプテンジカルボキ
シイミドとアリールスルホン酸塩との混合物(商
品名MGK―5026)、オクタクロロジプロピルエー
テル、ピペロニルブトキサイドなどの共力剤を加
えるとその殺虫効果を一層高めることができる。
また本発明の化合物に他の殺虫剤例えばスミチオ
ン、DDVP、ダイアジノンなどの有機リン剤、1
―ナフチル―N―メチルカーバメート、3,4―
ジメチルフエニル―N―メチルカーバメートなど
のカーバメート剤、ピレトリン、アレスリン、フ
タールスリン、フラメトリン、フエノトリンなど
の従来のピレスロイド系殺虫剤、パダン、ガルエ
クロン、ランネートなどの殺虫剤、あるいは殺ダ
ニ剤、殺菌剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調整
剤、肥料、その他の農薬を混合することによつて
効力のすぐれた多目的組成物が得られ、労力の省
力化、薬剤間の相乗効果も充分期待しえるもので
ある。本発明によつて提供される組成物がすぐれ
たものであることをより明らかにするため次に効
果の試験成績を示す。 試験例1 散布による殺虫試験 前記化合物例(45)種の本発明化合物の0.2%
の白灯溶液(A)、0.2%とピペロニルブトキサイド
0.8%の白灯溶液(B)、0.1%とフタールスリン0.1%
の白灯溶液(C)、およびアレスリン、フタールスリ
ンの夫々0.2%の白灯溶液につきイエバエの落下
仰転率を求め供試薬剤の相対有効度を算出し、更
に24時間後の致死率を求めたところ次の如くであ
る。
【表】
【表】 試験例2 燻蒸による殺虫試験 殺虫成分として0.5%を含有する蚊取線香を作
り、アカイエカの成虫を落下仰転せしめる効果を
試験した。この実験は防虫科学16巻(1951年)第
176頁長沢、勝田等の方法に従い前記線香の相対
有効度を算出したところ次の如くである。供試薬
剤番号は前記有効成分例のものと同一である。
【表】 試験例3 微量滴下法による殺虫試験 アレスリン及び本発明化合物の各々とそれらに
ピペロニルブトキサイドをそれぞれ有効成分の2
倍量を添加し所定濃度のアセトン溶液としたもの
をマイクロシリンジにてイエバエ成虫の胸部背板
に施用し、24時間後の死虫率からアレスリンに対
する相対殺虫効力及びピペロニルブトキサイドに
よる共力効果を調べたところ次の如くである。
【表】 次に代表例について実施例を示すが他の本発明
化合物も同様の傾向を示すものである。なお化合
物名は前記有効成分例のものと同一である。 実施例 1 2,2―ジメチル―3―n―アミルオキシシク
ロプロパンカルボン酸クロライド4.4gを乾燥ベ
ンゼン15mlに溶解し、これに5―ベンジル―3―
フリルメチルアルコール3.7gを乾燥ベンゼン20
mlに溶解したものを加え、さらに縮合助剤として
乾燥ピリジン3mlを加えるとピリジン塩酸塩の結
晶が析出する。密栓して室温で一夜放置後ピリジ
ン塩酸塩の結晶を別した後、ベンゼン溶液をぼ
う硝で乾燥しベンゼンを減圧下に留去して5′―ベ
ンジル―3′―フリルメチル2,2―ジメチル―3
―n―アミルオキシシクロプロパンカルボキシレ
ート6.8gを得た。 実施例 2 2,2―ジクロロ―3―アリルオキシシクロプ
ロパンカルボン酸3.3gと、4―フエニル―3―
メチル―2―ブテン―1―オール3.3gをベンゼ
ン150mlに溶解し、溶液を激しく攪拌しつつ濃硫
酸5mlを加える。攪拌下に還流加熱し共沸によつ
て出る水を脱水剤によつて除く。ベンゼンは時々
補充し約4時間反応を行なう。ついで反応溶液を
重曹水、食塩水で洗浄後ベンゼンを減圧下に留去
し4′―フエニル―3′―メチル―2′―ブテン―1′―
イル 2,2―ジクロロ―3―アリルオキシシク
ロプロパンカルボキシレート5.4gを得た。 実施例 3 2,2―ジメチル―3―イソブトキシシクロプ
ロパンカルボン酸のナトリウム塩4.2gと3―
(2,2―ジクロロビニルオキシ)―α―シアノ
ベンジルクロライド4.8gをベンゼン50mlに溶解
し、還流下に3時間窒素気流中で反応させた後反
応液を冷却し析出する食塩を別したのち食塩水
で充分洗浄後ぼう硝で乾燥し、ベンゼンを減圧下
に留去して3′―(2,2―ジクロロ―ビニルオキ
シ)―α′―シアノベンジル 2,2―ジメチル
―3―イソブトキシシクロプロパンカルボキシレ
ート6.8gを得た。 実施例 4 2,2―ジクロロ―3―n―ヘキシルオキシシ
クロプロパンカルボン酸のメチルエステル5.4g
と5―エチル―7―メトキシインダン―3―オー
ル3.9gを150℃に加熱する。温度が150℃に達し
た時にナトリウム0.25gを加えメタノールの留去
を開始する。メタノールの留去が停止したらさら
にナトリウム0.25gを加え理論量のメタノールを
得るまで温度を150℃前後に保ち前記操作を繰返
し行なう。ついで混合物を冷却しエーテルに溶解
し、エーテル溶液を希塩酸、重曹水、食塩水で洗
浄後ぼう硝で乾燥しエーテルを減圧下に留去して
5′―エチル―7′―メトキシインダン―3′―イル
2,2―ジクロロ―3―n―ヘキシルオキシシク
ロプロパンカルボキシレート7.6gを得た。 実施例 5 2,2―ジメチル―3―(2,2―ジブロモビ
ニルオキシ)―シクロプロパンカルボン酸無水物
6.2gと2―プロパルギル―3―メチル―2―シ
クロペンテン―1―オン―4―オール3.1gを混
合し攪拌下に98%硫酸8gを徐々に加え、80〜
100℃で3時間反応させたのちエーテルに溶解
し、エーテル溶液を重曹水、食塩水で充分洗浄後
ぼう硝で乾燥しエーテルを減圧下に留去して2′―
プロパルギル―3′―メチル―2′―シクロペンテン
―1′―オン―4′―イル 2,2―ジメチル―3―
(2,2―ジブロモビニルオキシ)―シクロプロ
パンカルボキシレート7.9gを得た。 実施例 6 2,2―ジメチル―3―シクロペンチルオキシ
シクロプロパンカルボン酸4.0gをジメチルホル
ムアミド50mlに溶解しこれにジメチルマレイミド
メチルブロマイド4.4gを加える。攪拌下にトリ
エチルアミン4mlを加え60〜80℃で3時間反応さ
せたのちエーテルで溶解しエーテル溶液を希塩
酸、重曹水、食塩水で充分洗浄後ぼう硝で乾燥
し、エーテルを減圧下に留去してジメチルマレイ
ミドメチル 2,2―ジメチル―3―シクロペン
チルオキシシクロプロパンカルボキシレート5.9
gを得た。 実施例 7 金属ナトリウム1.5gを無水エタノール50mlに
溶解させ、これに無水トルエン100mlを加える。 窒素気流中で減圧下にエタノール、トルエンを
除去し、析出したナトリウムエトキサイドに1,
2―ジメトキシエタン100mlを加え、更にdl―シ
ス,トランス―2,2―ジメチル―3―(n―プ
ロポキシ)シクロプロパンカルボン酸のエチルエ
ステル12.0gを加えて12時間加熱還流する。異性
化終了後、1,2―ジメトキシエタンを減圧下に
留去し、残留分に水100mlを加えてエーテル抽出
を行なう。エーテル溶液を希塩酸、重曹水、食塩
水で充分洗浄後ぼう硝で乾燥し、エーテルを留去
後蒸留により、dl―トランス―2,2―ジメチル
―3―(n―プロポキシ)シクロプロパンカルボ
ン酸のエチルエステル(沸点123〜127℃/30mm
Hgの留分)9.4gを得た。このエチルエステル4.8
gを酢酸20ml及び35%臭酸水溶液20ml中で加水分
解し、得られたカルボン酸3.9gを実施例1の方
法に従い、3,4,5,6―テトラヒドロフタル
イミドメチルアルコール3.7gと反応させて3′,
4′,5′,6′―テトラヒドロフタルイミドメチル
dl―トランス―2,2―ジメチル―3―(n―プ
ロポキシ)シクロプロパンカルボキシレート6.4
g(n20 1.5443)を得た。 実施例 8 dl―シス、トランス―2,2―ジメチル―3―
メトキシシクロプロパンカルボン酸のエチルエス
テル18.0gについて精密蒸留を繰返し、dl―トラ
ンス―2,2―ジメチル―3―メトキシシクロプ
ロパンカルボン酸のエチルエステル(沸点82℃/
20mmHgの留分)6.9gとdl―シス―2,2―ジメ
チル―3―メトキシシクロプロパンカルボン酸の
エチルエステル(沸点88℃/17mmHgの留分)1.6
gを得た。後者のエチルエステルを実施例7と同
様に処理して3′,4′,5′,6′―テトラヒドロフタ
ルイミドメチル dl―シス―2,2―ジメチル―
3―メトキシシクロプロパンカルボキシレート
(n20 1.5456)を得た。 以後、前記化合物番号の後にAの記号をつけて
酸部分がdl―トランス体であることを、又Bの記
号をつけてdl―シス体であることを表わす。 実施例 9 実施例7で得られたdl―トランス―2,2―ジ
メチル―3―(n―プロポキシ)シクロプロパン
カルボン酸4.0gをメタノール50mlに50℃で溶解
し、これに―(4―トリル)―2―フエネチル
アミン5.2gをメタノール25mlに溶かした液を加
え、塩を生成さす。室温まで冷却して2時間放置
し、析出した結晶を取する。この結晶を更にメ
タノールで再結して3.3gの結晶を得る。この結
晶に10%カセイソーダ水溶液を20mlを加えて懸濁
後、エーテル抽出により―(4―トリル)―2
―フエネチルアミンを回収する。水層を塩酸で酸
性にして塩化メチレンで抽出後、溶媒を留去して
l―トランス―2,2―ジメチル―3―(n―プ
ロポキシ)シクロプロパンカルボン酸1.4gを得
た。 〔α〕20 −42゜(クロロホルム)光学純度93
% このカルボン酸1.2gを実施例6の方法に従
い、3,4,5,6―テトラヒドロフタルイミド
メチルブロマイド1.3gと反応させて3′,4′,5′,
6′―テトラヒドロフタルイミドメチル l―トラ
ンス―2,2―ジメチル―3―(n―プロポキ
シ)シクロプロパンカルボキシレート1.6g(n
20 1.5448)を得た。なお、この化合物はdl―ト
ランス体のエステルに較べて約2倍の殺虫活性を
示した。 以後前記化合物番号の後にCの記号をつけて、
酸部分がl―トランス体であることを表わす。 実施例 10 実施例8で得られたdl―シス―2,2―ジメチ
ル―3―メトキシシクロプロパンカルボン酸4.0
gをメタノール40mlに50℃で溶解し、これにd―
(4―トリル)―2―フエネチルアミン5.1gをメ
タノール25mlに溶かした液を加える。析出した塩
を実施例9と同様な操作に嫁して、d―シス―
2,2―ジメチル―3―メトキシシクロプロパン
カルボン酸1.3gを得た。 参考例 1 本発明化合物(1)0.2部に白灯油を加えて全体を
100部として0.2%油剤を得る。 参考例 2 本発明化合物(2)0.2部とピペロニルブトキサイ
ド0.8部に白灯油を加えて全体を100部として油剤
を得る。 参考例 3 本発明化合物(4)20部にソルポールSM―200(東
邦化学登録商標名)10部、キシロール70部を加え
て攪拌混合溶解して20%乳剤を得る。 参考例 4 本発明化合物(10)0.4部、レスメトリン0.1部、オ
クタクロロジプロピルエーテル1.5部を精製灯油
28部に溶解し、エアゾール容器に充填し、バルブ
部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴射
剤(液化石油ガス)70部を加圧充填してエアゾー
ルを得る。 参考例 5 本発明化合物(18)0.5g、BHT0.5gを除虫菊
抽出粕粉、木粉、デン粉などの蚊取線香用基材
99.0gに均一に混合し公知の方法によつて蚊取線
香を得る。 参考例 6 本発明化合物(25)0.4g、MGK―5026 1.0g
を蚊取線香用基材98.6gに均一に混合し公知の方
法によつて蚊取線香を得る。 参考例 7 本発明化合物(33)3部とクレー97部をよく粉
砕混合して3%粉剤を得る。 参考例 8 本発明化合物(43)40部、硅藻土35部、クレー
20部、ラウリルスルホン酸塩3部、カルボキシメ
チセルローズ2部を粉砕混合して水和剤を得る。 試験例 4 モモアカアブラムシの多数発生した一面の5〜
6葉期の大根畑に参考例3によつて得られた乳剤
のうち本発明化合物(1)、(2)、(4)、(7)、(11)、(15)

(19)、(22)、(26)、(34)、(39)、(44)、(1
)―A,
(16)―B,(25)―Cおよび(36)―Aを含む
各々の乳剤の水による1000倍希釈液を100/反
あたり散布した。2日後の寄生率調査で散布前密
度の1/10以下に各区共に減少していた。 試験例 5 参考例3で得られた乳剤のうち本発明化合物
(1)、(3)、(4)、(9)、(12)、(16)、(20)、(24)、
(27)、
(30)、(36)、(45)、(5)―C、(19)―A、(34
)―
Cおよび(41)―Bの2000倍希釈液にかんらん生
葉を薬液中に約5秒間浸漬し、薬液乾燥後シヤー
レに入れヨトウムシの健全幼虫10頭を放飼した。
その供試虫の放飼は生葉浸漬当日、5日後の2回
行ない、24時間後の死虫率を求めた。
【表】 試験例 6 鉢植えのソラ豆へ殺虫有効成分を適用する1日
前に1本の木に対してアブラムシを約200匹寄生
させた。参考例8によつて得られた水和剤のう
ち、(2)、(5)、(6)、(8)、(13)、(17)、(22)、(
25)、
(31)、(38)、(41)および(43)の4000倍希釈液
を害虫がついた葉へ圧縮空気スプレー法で10ml/
ポツトあたり散布し、2日後の被害度を観察し
た。その結果いずれによつても被害度の増大は認
められなかつた。 試験例 7 参考例7によつて得られた(1)、(4)、(6)、(12)、
(20)、(27)、(28)、(32)、(33)、(34)およ

(44)の各々の粉剤を直径14cmの腰高ガラスシヤ
ーレ底面に2g/m2の割合で均一に散布し、底部
約1cmを残してバターを壁面に塗布する。その中
にチヤバネゴキブリ成虫を1群10匹として放ち、
30分間接触させ新しい容器にゴキブリを移せば3
日後にはいずれの粉剤によつても80%以上のゴキ
ブリを殺虫することができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1はメチル基又はクロル原子であ
    り、R2は炭素数が1〜8個のアルキル基、アル
    ケニル基、ハロアルキル基、ハロアルケニル基、
    又は炭素数が3〜6個のシクロアルキル基を示
    し、R3は一般式()、()、()、()又は
    ()で表わされる基を示す。 ここにXは酸素原子、イオウ原子又は(―CH
    =CH―)グループを示し、R4はアリル基、プロ
    パルギル基、ベンジル基、テニル基、フリルメチ
    ル基、フエニルチオ基又は2,2―ジクロロビニ
    ルオキシル基を表わし、R5は水素原子、メチル
    基又はハロゲン原子を表わし、R4とR5は共に末
    端で結合してトリメチレン又はテトラメチレン鎖
    を形成する場合も含まれる。R6は水素原子、シ
    アノ基又はエチニル基であり、mは1〜2の整数
    を表わす。R7はフタルイミド基、チオフタルイ
    ミド基、ジもしくはテトラヒドロフタルイミド基
    又はジアルキルマレイミド基を表わす。R8はア
    リル基、プロパルギル基、ベンジル基又はアルカ
    ジエニル基を表わす。R9はフエニル基、チエニ
    ル基又はフリル基を、Yはメチル基又はハロゲン
    原子を表わす。R10は水素原子、低級アルキル
    基、低級アルケニル基、ハロゲン原子、アルコキ
    シル基又はフエノキシ基を表わし、Zはメチレン
    基、酸素原子又はイオウ原子を、nは1〜2の整
    数を表わす。)で表わされるシクロプロパンカル
    ボン酸エステル誘導体及びその光学ならびに幾何
    異性体。 2 式 で示される化合物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシクロプロパンカルボン酸
    エステル誘導体及びその光学ならびに幾何異性
    体。 3 式 で示される化合物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシクロプロパンカルボン酸
    エステル誘導体及びその光学ならびに幾何異性
    体。 4 式 で示される化合物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシクロプロパンカルボン酸
    エステル誘導体及びその光学ならびに幾何異性
    体。 5 式 で示される化合物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシクロプロパンカルボン酸
    エステル誘導体及びその光学ならびに幾何異性
    体。 6 式 で示される化合物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシクロプロパンカルボン酸
    エステル誘導体及びその光学ならびに幾何異性
    体。 7 式 で示される化合物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のシクロプロパンカルボン酸
    エステル誘導体及びその光学ならびに幾何異性
    体。 8 一般式 (式中、R1はメチル基又はクロル原子であ
    り、R2は炭素数が1〜8個のアルキル基、アル
    ケニル基、ハロアルキル基、ハロアルケニル基、
    又は炭素数が3〜6個のシクロアルキル基を示
    す。)で表わされるカルボン酸又はその反応性誘
    導体と一般式 HO―R3 ……() (式中、R3は一般式()、()、()、
    ()又は()で表わされる基を示す。 ここにXは酸素原子、イオウ原子又は(―CH
    =CH―)グループを示し、R4はアリル基、プロ
    パルギル基、ベンジル基、テニル基、フリルメチ
    ル基、フエニルチオ基又は2,2―ジクロロビニ
    ルオキシル基を表わし、R5は水素原子、メチル
    基又はハロゲン原子を表わし、R4とR5は共に末
    端で結合してトリメチレン又はテトラメチレン鎖
    を形成する場合も含まれる。R6は水素原子、シ
    アノ基又はエチニル基であり、mは1〜2の整数
    を表わす。R7はフタルイミド基、チオフタルイ
    ミド基、ジもしくはテトラヒドロフタルイミド基
    又はジアルキルマレイミド基を表わす。R8はア
    リル基、プロパルギル基、ベンジル基又はアルカ
    ジエニル基を表わす。R9はフエニル基、チエニ
    ル基又はフリル基を、Yはメチル基又はハロゲン
    原子を表わす。R10は水素原子、低級アルキル
    基、低級アルケニル基、ハロゲン原子、アルコキ
    シル基又はフエノキシ基を表わし、Zはメチレン
    基、酸素原子又はイオウ原子を、nは1〜2の整
    数を表わす。)で示されるアルコール又はその反
    応性誘導体とを反応させることを特徴とする一般
    (ここにR1,R2,R3は前述と同じ意味を表わ
    す。)で示されるシクロプロパンカルボン酸エス
    テル誘導体及びその光学ならびに幾何異性体の製
    造法。 9 一般式 (式中、R1はメチル基又はクロル原子であ
    り、R2は炭素数が1〜8個のアルキル基、アル
    ケニル基、ハロアルキル基、ハロアルケニル基、
    又は炭素数が3〜6個のシクロアルキル基を示
    し、R3は一般式()、()、()、()又は
    ()で表わされる基を示す。 ここにXは酸素原子、イオウ原子又は(―CH
    =CH―)グループを示し、R4はアリル基、プロ
    パルギル基、ベンジル基、テニル基、フリルメチ
    ル基、フエニルチオ基又は2,2―ジクロロビニ
    ルオキシル基を表わし、R5は水素原子、メチル
    基又はハロゲン原子を表わし、R4とR5は共に末
    端で結合してトリメチレン又はテトラメチレン鎖
    を形成する場合も含まれる。R6は水素原子、シ
    アノ基又はエチニル基であり、mは1〜2の整数
    を表わす。R7はフタルイミド基、チオフタルイ
    ミド基、ジもしくはテトラヒドロフタルイミド基
    又はジアルキルマレイミド基を表わす。R8はア
    リル基、プロパルギル基、ベンジル基又はアルカ
    ジエニル基を表わす。R9はフエニル基、チエニ
    ル基又はフリル基をYはメチル基又はハロゲン原
    子を表わす。R10は水素原子、低級アルキル基、
    低級アルケニル基、ハロゲン原子、アルコキシル
    基又はフエノキシ基を表わし、Zはメチレン基、
    酸素原子又はイオウ原子をnは1〜2の整数を表
    わす。)で示されるシクロプロパンカルボン酸エ
    ステル誘導体及びその光学ならびに幾何異性体を
    含有することを特徴とする殺虫剤。 10 式 で示されるシクロプロパンカルボン酸エステル誘
    導体及びその光学ならびに幾何異性体を含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の殺
    虫剤。 11 式 で示されるシクロプロパンカルボン酸エステル誘
    導体及びその光学ならびに幾何異性体を含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の殺
    虫剤。 12 式 で示されるシクロプロパンカルボン酸エステル誘
    導体及びその光学ならびに幾何異性体を含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の殺
    虫剤。 13 式 で示されるシクロプロパンカルボン酸エステル誘
    導体及びその光学ならびに幾何異性体を含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の殺
    虫剤。 14 式 で示されるシクロプロパンカルボン酸エステル誘
    導体及びその光学ならびに幾何異性体を含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の殺
    虫剤。 15 式 で示されるシクロプロパンカルボン酸エステル誘
    導体及びその光学ならびに幾何異性体を含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の殺
    虫剤。
JP2676778A 1977-12-01 1978-03-08 Cyclopropane carboxylic acid ester derivative*its manufacture and insecticide containing it Granted JPS54119437A (en)

Priority Applications (12)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2676778A JPS54119437A (en) 1978-03-08 1978-03-08 Cyclopropane carboxylic acid ester derivative*its manufacture and insecticide containing it
US05/960,638 US4431668A (en) 1977-12-01 1978-11-14 Cyclopropane carboxylic acid ester derivatives
CA000316312A CA1197856A (en) 1977-12-01 1978-11-16 Cyclopropane carboxylic aci derivatives
GB7845132A GB2010262B (en) 1977-12-01 1978-11-17 Cycloptopane carboxylic acid ester derivatives
AR274529A AR225736A1 (es) 1977-12-01 1978-11-22 Esteres derivados del acido ciclopropanocarboxilico,procedimiento para prepararlo y composiciones insecticidas que los contienen
PH21854A PH14381A (en) 1977-12-01 1978-11-28 Cyclopropane carboxylic acid ester derivatives
DE2851428A DE2851428C2 (de) 1977-12-01 1978-11-28 Cyclopropancarbonsäureester-Derivate Verfahren zu ihrer Herstellung und sie enthaltende Insektizide Zubereitungen
FR7833669A FR2410639A1 (fr) 1977-12-01 1978-11-29 Esters d'acides cyclopropane carboxyliques, leur procede de preparation et leur application comme insecticide
AU42093/78A AU507268B1 (en) 1977-12-01 1978-11-30 Cyclopropane carboxylic acid ester
AU42093/78D AU4209378A (en) 1977-12-01 1978-11-30 Cyclopropane carboxylic acid ester
NLAANVRAGE7811808,A NL180415C (nl) 1977-12-01 1978-12-01 Esters van 2,2-dimethylcyclopropaancarbonzuur, alsmede insecticidepreparaat.
MX787567U MX5752E (es) 1977-12-01 1978-12-01 Procedimiento para la preparacion de un derivado de acido carboxilico de ciclopropano

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2676778A JPS54119437A (en) 1978-03-08 1978-03-08 Cyclopropane carboxylic acid ester derivative*its manufacture and insecticide containing it

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54119437A JPS54119437A (en) 1979-09-17
JPS629583B2 true JPS629583B2 (ja) 1987-02-28

Family

ID=12202432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2676778A Granted JPS54119437A (en) 1977-12-01 1978-03-08 Cyclopropane carboxylic acid ester derivative*its manufacture and insecticide containing it

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS54119437A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5671044A (en) * 1979-11-15 1981-06-13 Yoshio Katsuta Cyclopropanecarboxylate derivative, its preparation, and insecticide containing the same
US4459305A (en) * 1980-04-10 1984-07-10 Dainippon Sochugiku Kabushiki Kaisha Cyclopropanecarboxylic acid ester derivatives, a method of manufacturing them, and their uses

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54119437A (en) 1979-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6352035B2 (ja)
JPS6232161B2 (ja)
JPS629583B2 (ja)
JPS6366303B2 (ja)
JPS6223740B2 (ja)
JPS6128654B2 (ja)
JPS6049193B2 (ja) シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体の製造法、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体を含有する殺虫剤
JPH0161082B2 (ja)
JPH0212210B2 (ja)
JPH0224812B2 (ja)
JPS5920661B2 (ja) シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体の製造法、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体を含有する殺虫剤
JPS5837298B2 (ja) シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体の製造法、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体を含有する殺虫剤゜
JPS6250458B2 (ja)
JPS6144854B2 (ja)
JPS6253496B2 (ja)
JPH0142242B2 (ja)
JPS6144873B2 (ja)
JPS6144871B2 (ja)
JPS629582B2 (ja)
JPS5920659B2 (ja) シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体の製造法、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体を含有する殺虫剤
JPH0258242B2 (ja)
JPS582202B2 (ja) サツチユウザイ オヨビ ソノセイホウ
JPS6144872B2 (ja)
JPS5920660B2 (ja) シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体、シクロプロパン酸エステル誘導体の製造法、シクロプロパンカルボン酸エステル誘導体を含有する殺虫剤
JPH0251883B2 (ja)