JPS6295388A - ジエツト燃料を製造するための芳香族質減圧軽油の処理方法 - Google Patents

ジエツト燃料を製造するための芳香族質減圧軽油の処理方法

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JPS6295388A
JPS6295388A JP61242209A JP24220986A JPS6295388A JP S6295388 A JPS6295388 A JP S6295388A JP 61242209 A JP61242209 A JP 61242209A JP 24220986 A JP24220986 A JP 24220986A JP S6295388 A JPS6295388 A JP S6295388A
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gas oil
kerosene
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JP61242209A
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English (en)
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ケネス・マイケル・ミッチェル
スチュアート・シャン−サン・シー
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ExxonMobil Oil Corp
Original Assignee
Mobil Oil Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G65/00Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only
    • C10G65/02Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only
    • C10G65/04Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only including only refining steps
    • C10G65/043Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only including only refining steps at least one step being a change in the structural skeleton

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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香原質減圧軽油からのプレミアムジェット燃
料の製造方法に関する。
ジェット燃料を得るために原油を精製することは良く知
られている。ジェット燃料は凝固点、流動点、煙点及び
硫黄の重量割合についての特定の規格を満足しなければ
ならない。ジェット燃料は!z・要とする規格を満足さ
、せるために更に処理することが必要となることがある
う・ビニール(LaPierre)らの米国特許第4.
501,926号明細書においては、軽油及びH2をゼ
オライトベータ触媒と接触させて軽油装入原料中のパラ
フィン貫ロウ成分を選択的に異性化している。米国特許
第4,501,926号明細書は原油類、灯油類、ジェ
ット燃料類、潤滑油ストック類、暖房油類及び流動点及
び粘度を特定の規格限度内に維持することが必要である
他の留出油区分を含む他の有用な装入原料を開示してい
る。
しかし、流動点規格は上述の方法により満足させること
ができるが、生成物中の硫黄は規格を超えることがあり
、そのために付加的な処理操作、通常水素化処理装置を
必要とする。
パーカー(Parker)らの米国特許第3,573,
198号明細書は2工程操作により硫黄賞灯油を処理す
ることからなろジェッI−燃料灯油区分の煙点改善方法
を教示している。第1工程は主に脱硫化操作であり、第
2工程は主にアルミナ、ハロゲン成分、周期表第■族貴
金属成分及び周期表第■B族金属成分よりなる触媒と接
触させろことによる芳香族の飽和操作である。米国特許
第3,573,198号明細書は上述の操作と併用する
ために最適な上流の処理操作を提唱するものてはない。
高オレフィン質/芳香原質灯油はこの操作に最もも望ま
しくない装入原料である。
ブルーノ(Brunn)らの米国特許第4,427,5
34号明細書はアルミナ含有支持体に担持されたハロゲ
ンにより助触された硫化した周期表第VIB族−第■族
金属を使用することからなる高芳香族油からのジェット
燃料及びディーゼル燃料の製造方法を開示している。こ
の操作は芳香族分子が開環してパラフィン質物質を形成
する水素化クラッキングを使用する欠点をもつ。芳香族
環の開環により、水素化クララキンク済み生成物は水素
化クラッキングへの装入原料よりも高い流動点をもつ5
20〜50重景%の芳重量類を含有する減圧軽油から高
品質ジェット燃料を製造するための、芳香族質装入原料
の水素化クラッキングによる処理には高圧のような苛酷
な操作条件を必要とする。
穏やかな圧力下で芳香原質装入原料からジェット燃料を
製造することが望ましい。穏やかな圧力は製油所が代表
的には芳香族質である重質原油のより多くの割合を処理
できることを意図するものであるために特に重要である
従って、本発明は少なくとも20〜50重量%の芳香族
類を含有し且つ343℃(650’F)以上の温度で沸
騰する減圧軽油装入原料と水素化成分及びシリカ/アル
ミナモル比少なくとも30/1をもつゼオライトベータ
を含有してなる脱ロウ触媒を199〜538℃(390
〜1000下)の温度、大気圧〜10400kPa<1
500psig)の圧力、0.2〜5.0時間′″1の
液体時間空間速度で水素の存在下で接触させて装入原料
中のほとんどの芳香族類が転化しない脱ロウ済み流出流
を製造し;脱ロウ済み流出流を343℃(650下)以
下で沸騰する炭化水素類を含有する灯油区分及び重質区
分に分離し;慣用の水素化処理条件下で慣用の水素化処
理触媒により灯油区分を水素化処理して水素化処理済み
灯油流を製造し:且つ水素化処理済み灯油流からジェッ
ト燃料生成物を回収することを特徴とする減圧軽油装入
原料からのジェット燃料の製造方法を提供するにある。
本発明方法は288℃(550下)以上、好適には34
3℃(650下)以上の温度で沸騰する減圧軽油から低
凝固点及び低流動点をもつジェット燃料を製造するもの
である。減圧軽油類は通常288〜566℃(550〜
10’50”F)、より普通には343〜454℃(6
50〜850下)の範囲で沸騰する。更に、本発明方法
はパラフィン類をジェット燃料炭化水素類へ異性化する
間の芳香族類の転化率を最小とし、それによって芳香族
類を高流動点パラフィン類へ転化させずにジェット燃料
の晶貰を改善して高芳香族質(芳香族頻歩なくとも20
〜50重量%)装入原料からのジエツ)・燃料を製造す
るものである。また、本発明方法は異性化からの流出流
中の他の炭化水素類から分離!〜た灯油区分を穏やかに
水素化処理することによってジェット燃料の品貫を改善
し、それによって芳香族含量、流動点、凝固点、硫黄舎
兄及び灯点についてのジェット燃料規格を満足するジェ
ット燃料を製造するための操作を容易にするものである
図は異性化脱ロウ及び次工程の灯油区分の水素化処理を
説明するものである。
減圧軽油装入原料は芳香族化合物、パラフィン質化合物
、ロウ成分及び硫黄化合物を含有する。
減圧軽油流(12)を水素流<14)と併合して混合流
(]C6を得る。通常、減圧軽油は減圧蒸留塔(図示せ
ず)から来る。混合流(16)を反応器(20)、好適
には並流下降流式トリックル床反応器へ送る。装入原料
を水素化成分及びゼオライトベータを含有してなる触媒
と接触させて脱ロウ済み流出流(22)を製造する。芳
香族類は反応器(脱ロウ装置)(20)中で実質上転化
されない。好適な異性化条件は199〜538℃(39
0〜t OO(’)下)の温度、大気圧〜1040(’
]kPa(150(Ipsig)の圧力、0.2〜50
時間−1の液体時間空間速度(LH3V)及び?n体装
入原料1e当たり90〜900口1/1の水素装入比[
500〜5000標砧立方フイート/バレル(S CF
/bbl>X圧軽油]である。!3!!!4こは、i品
度は371〜454℃(700〜850下)であり、圧
力は2200〜3500kPa(300〜500psi
s)であり、ンα体時間空間速度は0.5〜20時間−
1であり、水素装入比は180〜540np/1(10
00〜30 (10SCF/bbl)である。
脱ロウ済み流出流を分離装置(30)で蒸気流(34)
及び液体流(36)へ分離する。蒸気(H2及びC1〜
C4炭化水素類)をリサイクルするか、燃料ガスとして
使用するか、または別個の処理を行なうことができる。
C5+炭化水素類含有液体は蒸留塔(40)へ入ってナ
フサ流(42)、代表的には05〜143°t”l:(
290°F)灯油流(46)及び残さ油流(44)を製
造する。芳香族類は灯油の次工程水素化処理を妨害する
。芳香族類[反応器(20)中ではほとんど転化されな
い]はなお高沸点であり、残さ油流(44)中に濃縮さ
れるために、蒸留塔(40)は灯油の水素化処理の上流
側に設置される。灯油流(46)を水素流(48)から
の水素と混合して水素化処理装置装入原料流(49)を
形成し、水素化処理装置(50)へ入れる。
灯油流(46)は若干のオレフィン類及び硫黄化合物類
を含有する。水素化処理装置(50)は若干の硫黄を除
去し、除去のオレフィン類を飽和させる。
水素化処理装置(50)は慣用の水素化処理触媒を備え
、慣用の条件下で操作される。
通常、水素化処理装置は1800〜5600kPa(2
50〜800 psig)の圧力、2110〜427℃
(400〜800°F)の温度、0.5〜10.0時間
−1の液体時間空間速度及び90〜900nf/N(5
00〜5000 SCF /bbl)の水素装入比で操
作される。水素化処理済み流出流(52)は水素化処理
装置(50)から分離装置(60)へ送られ、水素化処
理済み流出流(52)をC1−蒸気流(64)及びC5
+液体流(66)へ分離する。
C7十液体流(66)をストリッパー(70)へ送る。
水素化処理済み液体を導管(72)からのスチームによ
りスチームストリッピングしてナフサ流(74)及びジ
ェット燃料流(76)とすることが好ましい。ジエッl
へ燃料流(76)は通常143〜288℃(290〜5
50下)炭化水素類である。
好適には、ジェッI・燃料流(76)は灯油流(46)
の灯点の1+nm以内の灯点をもつ。ジェット燃料流(
76)はジェット燃料灯点規格を満足することが好まし
く、製油所のジェット燃料ブールへ混合することができ
る。
ジェット燃料の沸点は凝固点と関連がある。沸点が高い
成分は沸点の低い成分より高い凝固点をもつ。留出油カ
ットポイントは慣用の手段例えば精留塔の還流比、温度
等を変化させることによって調節することかできる。ジ
ェット燃料に関して、凝固点は−40〜−50℃(−4
0〜−58下)の範囲であることができる。
異性化膜ロウ触媒はゼオライトベータ並びに水素化成分
を含有する。ゼオライトベータは米国特許第3,308
,069号明細書及び米国再発行特許第28、:+4]
号明細書に記載されている。異性化膜ロウ操作は米国特
許第4 、4 +、 2 、220号明細書に記載され
ている。
水素化処理触媒及び水素化処理操作は慣用のものて夕)
る。通常、水素化処理触媒はアルミナのような無定形支
持体に担持されたN1、Mo、Co、W、NiMo、C
oMo等である。
本発明を以下の例により更に説明する。脱ロウ操作及び
水素化処理操作は]、0Occ下降流式固定床試呻F;
F I/; a中で実験した。試験反応器は内径2.5
cm(公称1インチ)及び長さ9 ]、 cm(36イ
ンチ)であり、30cm(12インチ)の予熱装置、3
0cm(12インチ)の触媒区域及び30cm<12イ
ンチ)の底部区域を備える。75ccの触媒を使用した
。N2は360n1!/1(200OS CF /bb
l)の比で添加した。
例1〜5は従来操作法(例1〜4)、または業界の現在
の状況の1部を形成するものではないが、本発明にかか
るものではない操作法(例5)を説明するものである。
装入原料特性を以下に記載する。
7、/ 1、/′ 第  1  表 沸点範囲、 ’C204〜371  343〜454沸
点範囲、下     400〜700  650〜85
0八Pl比重        34.5    25.
1密度、Fj/cc        O,8520,9
04水素、重量%      13.50    +、
2.53硫黄、重量%      1.43    2
.16窒素、ppm        110    5
40組成、重量% パラフィン類     43.9    29.0ナフ
テン類     24.3    25.5芳香族類 
     31.8    45.5蒸留、℃/下 5%        214/418  349/66
010%        233/452  358/
67650%         3031577   
40.3/75890%        364/68
7  448/83895%         374
/706   457/854204〜371℃(40
0〜700下)区分は通常軽質軽油である。
343〜454℃(650〜850下)区分は通常芳香
原質減圧軽油であり、本発明に使用することが好適な装
入原料である。
グ 2  ′−彷゛ 本例は2種の水素化処理触媒及び1種の異性化膜ロウ触
媒の触媒特性を記載するものである。
/′ /′ /′ /′ 7、/′ 第  2  表 触媒特性 化学組成、重量% PL         −−−−0,56Ni3.5−
−−− Co         −−5,0−−MOO320,
016,2−− 物理特性 表面積、m2/g1.35  230  371気孔体
積、cc/gO,3890,520,70平均気孔直径
、人  113   90   76気孔分布、% 30人          12    −−   2
230〜100人      67    −−  3
01.00〜200人      10    −− 
  14200〜300人      1−−7300
+人       10    −−   27異性化
脱ロウ触媒すなわち白金ゼオライトベータは056重量
%の白金を添加した約35重量%のアルミナと65重量
%のゼオライトベータよりなる。65重置火のゼオライ
トベータと35重量%のアルミナを水と共に混合し、次
に外径1.6mm(1/ 16インチ)のベレットへ押
出成形し、窒素中で121℃(250°F)で乾燥し、
次に、ベレットを窒素中で2.8℃/分(5下/分)の
加熱速度で加熱し、窒素中538℃(1000下)で3
時間焼成し、次に、空気中538℃(1000下)で3
時間焼成し、空気で焼成したベレットを538℃<1.
000下)の温度及び1気圧のスチーム圧力で10時間
スチーム処理し、得られたベレットを室温で1規定NH
,NO3により2回アンモニウムイオンイオン交換を行
ない、水で洗浄し、−夜121℃(250″F〉で乾燥
し、次に、ベレッl−を室温で12時間にわたり白金塩
1グラム当たり4mlの水の濃度のP t(N H3L
C[2を用いて撹拌しながらイオン交換を行ない、次に
、塩素が存在しなくなるまで4回洗浄し、洗浄したベレ
ットを次に1−21℃(250下)で−後乾燥し、60
%空気及び40%N2よりなり、−6℃(22下)の露
点圧をもつ混合気流中で349℃(660下)で3時間
焼成することによって異性化膜ロウ触媒を調製した。
得られたゼオライトベータ触媒はゼオライトを基準とし
て50のα値をもっていた。α値の重要性及びその測定
方法は米国特許第4,016,218号明細書及びジャ
ーナル・オブ・カタリシスユalysis上第61巻(
1,980年)の第390〜396真に記載されている
。ゼオライトを基準として10〜150、好ましくは1
0〜100、最適には30〜70のα値をもつ触媒が異
性化膜ロウに好適である。α値はスチーム処理、アルカ
リ金属イオン交換、またはゼオライトのシリカ/アルミ
ナ比の変化により変化させることができる。
]3′−術 本例はアラビアン・ライト・ガス・オイル(^rabi
an Light Gas 0il)の水素化処理操作
のみ、水素化処理操作及び次の異性化膜ロウ操作、及び
異性化膜ロウ操作のみを行なうとどうなるかを説明する
ものである。
策一旦一人 操作条件 触媒(1)            CoMo/ΔNz
0−     NiMo/八N20へ     Pt/
ゼオティトベータ触媒(2)            
            Pt/ゼオライトベータ  
    −−正圧力kPa      3500   
  2500      2500psig     
     500           350   
        350温度(1) 、”C/下   
399/750   399/750    399/
750温度(2)−’C/下          39
9/750    〜−全LH8V、時間−’   0
.5     0.5      1.0灯油特性 カットポイント、’C149〜260   143〜2
88   143〜288カツトポイント、下 300
〜500   290〜550   29(1〜550
凝固点、℃−39−40−39 凝固点、下     −38−40−39煙点、mm 
      16      13.5     19
.5デイーゼル指数   37.5     43,4
     58.5組成 飽和物類、体積%  45      58     
 69オレフイン類、体積%        34芳香
族類、体積%  55      39      2
7結果は軽質軽油と白金ゼオライトベータ触媒を接触さ
せると、高品質ジェット燃料が得られることを示す。
14(行技術) 本例は第1表に記載した重質装入原料すなわち減圧軽油
からのジェット燃料類の製造を説明するものである。こ
の重質装入原料と例2の白金ゼオライトベータ触媒上で
処理した。装入原料(減圧軽油)は本発明の範囲内のも
のであるが、処理操作(異性化膜ロウのみ)は本発明の
範囲外のものである。
反応器圧力は2500 kPa(350psig)であ
り、液体時間空間速度は1−10時間″′1であり、温
度は416〜421℃(780〜790下)であり、水
素装入比は35601/I!<200OS CF /b
bl)であった。反応器流出流を蒸留して図の灯油流(
46)に相当する143〜288℃(290〜550”
F)区分を製造した。第4表に143℃+(290’F
+)流出流及びその143〜288℃(290〜550
下)区分の特性を記載する。143〜288℃(290
〜550下)区分は灯点必要条件を満足するが、硫黄(
0,67重量%)及びオレフィン類(7,7体積%)は
多すぎる。
第  4  表 減圧軽油の異性化膜ロウ 生成物区分、’C143+    143〜288下 
     2904     290〜550ΔPI比
重        30.0    43.3密度、g
/ cc        0.876   0.809
水素、重量%      13.04   13.76
硫黄、重量%       1.39    0.67
流動点、℃だl”      −32/−25−54/
−65凝固点、℃/下          −42/−
43デイーゼル指数    44.1    58.2
煙点、m川             19.OK■、
40℃、CS       3.692   1.36
3に■、100℃、CS       1.389  
 0.711液体、体積% 飽和物              65.4オレフイ
ン類            7.7芳香族類    
         26.9蒸留、℃/下 5%       149/301  124/256
10%       173/343  142/28
830%       242/468  186/3
6750%       29B1565  223/
43470%       372/702  252
/48690%       419/786  28
1153895%       434/814  2
901554Pil  5.i) 本例は異性化脱ロウし、次に全流出流を水素化処理する
繰作を説明するものである。試験反応器からの全143
℃+(290下士)流出流を第2表に記載した慣用のN
iMo/Ai’203水素化処理触媒を使用して水素化
処理した。水素化処理装置からの流出流を蒸留して14
3〜288℃(290〜550”F)ジェット燃料区分
を形成した。得られたジェット燃料の特性を第5表に要
約する。全143℃−1−(290下士)脱ロウ反応器
流出流の水素化処理は例4で製造し、第4表に記載した
未水素化処理143〜288℃く290〜550下)区
分と比較して低い灯点及び高い芳香族含量により示され
るようにジェット燃料の品質を低下させた。
例6〜8(木発口) 本例は減圧軽油を異性化脱ロウし、次に脱ロウ済み流出
流の灯油区分を水素化処理する操作を説明するものであ
る。例4の脱ロウ済み流出流を精留して図の灯油流(4
6)で示される143〜288’C(290〜550下
)の灯油区分を製造した。この区分を第2表に記載した
慣用の水素化処理触媒(N iM o/ A 1.03
)を使用して種々の温度で水素化処理した。水素化処理
済み物置をストリッピングして143〜288℃(29
0〜550下)のジェット燃料生成物を回収した。水素
化処理条件及びジェット燃料生成物の特性を第5表に記
載する。
第5表 沸点範囲、’C143143〜288℃区分下    
 290   290〜550下区分圧力、kPa  
      3500  3500  3500  3
500psig    500 500 500 50
0温度、℃372  316  344  371下 
        702   601   851  
 700LIISV 、時間−’       1.0
  1.0  1.0  1.0水素装入比、nl/i
    356  356  356  356SCF
/B  20002000200020002乱幻」V
μ戒腹               薄とv糎格AP
I比重      39.6  43   42.4 
 42.0   31〜51比重、17/cc    
   O,8270,8110,8140,8150,
87〜0.78水素、重量%    ]、3.21 1
3.95 14.47 13.84  −−−硫黄、重
量%     0.006 0.076 0.026 
0.02   0.3流動点、℃/下   −48/−
55−48/−55−48/−55−48/−55−−
−凝固点、℃/下   −41/−42−41/−42
−41/−42−41/−42−40/−40デイーゼ
ル指数   49.7  60.8  60.0  5
9.4  −−−灯点、mm       16.0 
 19.0  20.0  18.5   18ナフタ
レン類、体積% 2.32  2.03  1.49 
 2.3    3組成、体積% 飽和物類      62.5  71.2  72.
6  71.3  −−−オレフィン類    2.6
  1.8   2.2  2.3  −−−芳香族類
      34.9  27.0  25.3  2
6.4   25例5においては、全143℃+(29
0下士)異性化脱ロウ流出流を水素化する。ジェット燃
料生成物の沸点範囲は例5〜8において同様(精留して
143〜288℃区分を得ているために)であるが、例
5において製造されたジェット燃料は例6〜8において
製造されたジェット燃料はど良好なものではない。
例6における316℃(601下)から例7における3
44℃(651下)へ水素化処理温度の上昇させると硫
黄が少なく且つ灯点が高いジェット燃料生成物が得られ
る。
例8における371℃(700下)での水素化処理は例
7からの生成物の灯点20.0mmとは異なり18.5
mmの灯点をもつジェット燃料生成物が得られる。
第5表の結果は288℃+(550下+)成分とは別個
のジェット燃料区分すなわち143〜288℃(290
〜550下)区分の水素化処理が高ディーゼル指数、高
灯点及びオレフィン類の低体積割合により示されるよう
にジェット燃料の品質を改善する。例6〜8に記載した
ような水素化処理後、143〜288℃(290〜55
0下)区分を直接ジェット燃料プールへ混合することが
できる。
すなわち、本発明は代表的な凝固点、流動点及び灯点規
格を満足するジェット燃料を提供する。
本発明方法は高芳香族質である343℃+く650下士
)装入原料からジェット燃料を製造することができる。
本発明方法はパラフィン類をジェット燃料沸点範囲物質
へ選択的にクラッキングするが、装入原料中の重質芳香
族類をジェット燃料区分にはほとんど転化しない。ジェ
ット燃料の品質は重質炭化水素類とは別個の灯油区分を
穏やかに水素化処理することによって改善される。また
、本発明は芳香族類が重質炭化水素類中に濃縮される傾
向にあるために、水素化処理前に水素化処理装置装入原
料を精留することによって灯油区分から芳香族類を除去
するものである。
異性化膜ロウ及びその後の精留及び水素化処理は20〜
50重量%+の芳香族類を含有する装入原料からさえ低
圧で高品質ジェット燃料を製造する。これは製油業者が
より多量の芳香族類を含有するより重質の原油を処理す
ることができるなめに重要である。
【図面の簡単な説明】
図は異性化膜ロウ操作及び次の灯油区分の水素化処理操
作を説明する図である。図中:12・・・減圧軽油、1
4・・・水素流、16・・・混合流、20・・・反応器
、22・・・脱ロウ済み流出流、30・・・分離装置、
34・・・蒸気流、36・・・液体流、40・・・蒸留
塔、42・・・ナフサ流、44・・・残さ油流、46・
・・灯油流、48・・・水素流、50・・・水素化処理
装置、52・・・水素化処理済み流出流、60・・・分
離装置、64・・・C1−蒸気流、66・・・C6十液
体流、70・・・ストリッパー、72・・・導管、74
・・・ナフサ流、76・・・ジェット燃料流。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも20〜50重量%の芳香族類を含有し且
    つ343℃以上の温度で沸騰する減圧軽油装入原料と水
    素化成分及びシリカ/アルミナモル比少なくとも30/
    1をもつゼオライトベータを含有してなる脱ロウ触媒を
    199〜538℃の温度、大気圧〜10400kPaの
    圧力、0.2〜5.0時間^−^1の液体時間空間速度
    で水素の存在下で接触させて装入原料中のほとんどの芳
    香族類が転化しない脱ロウ済み流出流を製造し; 脱ロウ済み流出流を343℃以下で沸騰する炭化水素類
    を含有する灯油区分及び重質区分に分離し; 慣用の水素化処理条件下で慣用の水素化処理触媒により
    灯油区分を水素化処理して水素化処理済み灯油流を製造
    し;且つ 水素化処理済み灯油流からジェット燃料生成物を回収す
    ることを特徴とする減圧軽油装入原料からのジェット燃
    料の製造方法。 2、灯油区分が143〜288℃の範囲で沸騰する特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 3、脱ロウが2200〜3500kPaの圧力で行なわ
    れる特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 4、脱ロウ触媒中の水素化成分が0.1〜5.0重量%
    の周期表第VIII族貴金属からなる特許請求の範囲第1項
    から第3項までのいずれか1項に記載の方法。 5、水素化成分が0.1〜1.2重量%の白金である特
    許請求の範囲第4項記載の方法。 6、減圧軽油装入原料が343℃以上の温度で沸騰し且
    つパラフィンの重量割合よりも多い芳香族類を含有する
    特許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に
    記載の方法。 7、減圧軽油が少なくとも2.0重量%の硫黄を含有し
    、脱ロウ工程が装入原料の1部分をオレフィン類へ転化
    し、灯油区分がオレフィン類及び硫黄を含有し、且つ慣
    用の水素化処理が硫黄の1部分を除去し且つ灯油区分中
    の大多数のオレフィン類を飽和する特許請求の範囲第1
    項から第6項までのいずれか1項に記載の方法。
JP61242209A 1985-10-15 1986-10-14 ジエツト燃料を製造するための芳香族質減圧軽油の処理方法 Pending JPS6295388A (ja)

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ZA867651B (en) 1988-05-25
EP0226289A2 (en) 1987-06-24
AU6308086A (en) 1987-04-16
ATE72266T1 (de) 1992-02-15
AU592372B2 (en) 1990-01-11
EP0226289A3 (en) 1988-08-31
DE3683740D1 (de) 1992-03-12
EP0226289B1 (en) 1992-01-29
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