JPS6295257A - 印写装置 - Google Patents
印写装置Info
- Publication number
- JPS6295257A JPS6295257A JP23670585A JP23670585A JPS6295257A JP S6295257 A JPS6295257 A JP S6295257A JP 23670585 A JP23670585 A JP 23670585A JP 23670585 A JP23670585 A JP 23670585A JP S6295257 A JPS6295257 A JP S6295257A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- transfer
- film
- thermal transfer
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/325—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は熱転写記録方式を用いた印写装置に関する。
[従来の技術]
熱転写記録方式は第5図(a)に示すかごとくフィルム
状基体10に塗布した熱溶融性インク11を通電発熱体
16を有したサーマルヘッド15により選択的に加熱溶
融させると同時に前記インク11を被転写物12に重合
させ加圧転写して画像を得る印写方式である。
状基体10に塗布した熱溶融性インク11を通電発熱体
16を有したサーマルヘッド15により選択的に加熱溶
融させると同時に前記インク11を被転写物12に重合
させ加圧転写して画像を得る印写方式である。
又、第5図(b)は上記熱転写方式方式の変形である通
電熱転写方式を説明する図であり、フィルム状基体10
の一方の面に前記熱溶融性インク11を、他方の面に通
電発熱層14を有したインク搬送体13と前記通電発熱
層14に電流を流す為の記録電極20を有した記録ヘッ
ド21よりなる。いずれの記録方式も無音印写が可能、
顔料系インクが使用でき高濃度印写が可能、カラー化が
容易、記録ヘッドのライン化が容易で高速印写が可能等
の特色を有している。
電熱転写方式を説明する図であり、フィルム状基体10
の一方の面に前記熱溶融性インク11を、他方の面に通
電発熱層14を有したインク搬送体13と前記通電発熱
層14に電流を流す為の記録電極20を有した記録ヘッ
ド21よりなる。いずれの記録方式も無音印写が可能、
顔料系インクが使用でき高濃度印写が可能、カラー化が
容易、記録ヘッドのライン化が容易で高速印写が可能等
の特色を有している。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし前述の従来例では、表面の平滑な印写物一対して
は良好な印写が得られるものの、表面の粗い被印写物に
対しては良好な印写が得られないという問題を有してい
た。
は良好な印写が得られるものの、表面の粗い被印写物に
対しては良好な印写が得られないという問題を有してい
た。
第4図をもってその原因を説明する。まず第1に加熱溶
融したインク31が被転写物12の凹部32で接触しな
い為ドツト抜けが生じる。又第2に記録ヘッドと搬送体
の間に空隙33が生じるため、熱転写方式の場合には前
記空隙下のインクに熱が効率良く伝わらない為、通電熱
転写方式の場合には記録を極と通電発熱層との電気的接
触が悪化する為にそれぞれ十分にインクが溶融せず転写
不良を起こす。
融したインク31が被転写物12の凹部32で接触しな
い為ドツト抜けが生じる。又第2に記録ヘッドと搬送体
の間に空隙33が生じるため、熱転写方式の場合には前
記空隙下のインクに熱が効率良く伝わらない為、通電熱
転写方式の場合には記録を極と通電発熱層との電気的接
触が悪化する為にそれぞれ十分にインクが溶融せず転写
不良を起こす。
上記問題に対して記録ヘッドを弾性体にして被転写紙の
粗面に追従させるという考えがあるが、記録ヘッドには
耐熱性が必要なのでこの考えは温度負荷の少ない低速度
の印写装置にしか適用できない。
粗面に追従させるという考えがあるが、記録ヘッドには
耐熱性が必要なのでこの考えは温度負荷の少ない低速度
の印写装置にしか適用できない。
特に欧米で公式書類に使用されているボンド紙などには
上記原因により印写ができないことが熱転写方式の普及
を妨げる要因となっている。
上記原因により印写ができないことが熱転写方式の普及
を妨げる要因となっている。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは被転写物の表面形状を選ばない高
速、高品質の熱転写記録装置を提供するところにある。
の目的とするところは被転写物の表面形状を選ばない高
速、高品質の熱転写記録装置を提供するところにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明の印写装置は、前記インクの加圧転写手段を前記
インクの加熱手段の前記記録媒体の搬送方向の手前に設
置したことを特徴とする。
インクの加熱手段の前記記録媒体の搬送方向の手前に設
置したことを特徴とする。
[実施例]
第1図は本発明の実施例における通電熱転写印写装置の
構造を示す図である。第1図(a)に印写装置全体の機
構を示し、第2図(b)に第1図(a)の破線41内の
拡大図を示した。12は被転写紙であり被転写紙供給ロ
ーラ42より供給される。13はフィルム状記録媒体で
ある通電熱転写フィルムでありフィルム供給ローラ43
より繰り出され印写過程を経た後フィルム巻き取りロー
ラ44に巻き取られる。45は通電熱転写フィルムに矢
印A方向に張力を与える機構である。通電熱転写フィル
ム12の構造は6μm厚のポリエチレンテレフタレート
フィルム(PET)を基体層10としこの基体層の一方
に抵抗層14を他方にインク層11を塗布してなる。2
抵抗層14は20重量%のカーボン粉末を樹脂に分散し
たものである。抵抗値は約1に07cm2であった・イ
ンク11は第2図に示すような過冷却特性を有すものを
使用した。インクを常温から加熱すると第2図中の曲線
50に示すように粘度が下降し同相から液相に相転移す
るが、その後常温まで冷却されても曲線51に示すよう
にある時間液相を保つ。又被転写紙及び通電熱転写フィ
ルムの搬送速度は約57 mm/secとした。これは
1分出たりA4用紙12枚の印写が可能な速度に相当す
る。46はインクを被転写紙に転写する為の転写ブレー
ドでありプラテン47との間に被転写紙12と通電熱転
写フィルム13を挟持しかつ押圧する。48は転写ブレ
ード46を支点49を介してをプラテン47の軸方向に
押さえつける為の押圧機構である。前記インクの加圧転
写手段は、転写ブレード46とプラテン47と前記押圧
機構47よりなる。転写ブレード46は第1図(b)に
示すがごとく板状金属53の先端に弾性体54を接着し
、さらに前記弾性体の先端に硬質粒子55が接着しであ
る。また板状金属53の先端近傍の背面には転写フレー
ドを加熱する為の電熱ヒーター56と転写ブレードの温
度をモニターする為の温度センサー57が設置しである
。58は通電熱転写フィルムの経路を安定させる為の支
点である。21は通電記録ヘッドであり記録電極20と
その支持体58よりなる。尚記録周波数は1 、5 m
5ec/1ineとした。また上記記録ヘッドの通電熱
転写フィルムとの接点から転写ブレードの通電熱転写フ
ィルムとの接点までの距離は約5mmである・ 次に上記構成による作用を述べる。フィルム供給ローラ
43より繰り出された通電熱転写フィルム13は通電記
録ヘッド21のエッヂ部60で記録電極20と接する。
構造を示す図である。第1図(a)に印写装置全体の機
構を示し、第2図(b)に第1図(a)の破線41内の
拡大図を示した。12は被転写紙であり被転写紙供給ロ
ーラ42より供給される。13はフィルム状記録媒体で
ある通電熱転写フィルムでありフィルム供給ローラ43
より繰り出され印写過程を経た後フィルム巻き取りロー
ラ44に巻き取られる。45は通電熱転写フィルムに矢
印A方向に張力を与える機構である。通電熱転写フィル
ム12の構造は6μm厚のポリエチレンテレフタレート
フィルム(PET)を基体層10としこの基体層の一方
に抵抗層14を他方にインク層11を塗布してなる。2
抵抗層14は20重量%のカーボン粉末を樹脂に分散し
たものである。抵抗値は約1に07cm2であった・イ
ンク11は第2図に示すような過冷却特性を有すものを
使用した。インクを常温から加熱すると第2図中の曲線
50に示すように粘度が下降し同相から液相に相転移す
るが、その後常温まで冷却されても曲線51に示すよう
にある時間液相を保つ。又被転写紙及び通電熱転写フィ
ルムの搬送速度は約57 mm/secとした。これは
1分出たりA4用紙12枚の印写が可能な速度に相当す
る。46はインクを被転写紙に転写する為の転写ブレー
ドでありプラテン47との間に被転写紙12と通電熱転
写フィルム13を挟持しかつ押圧する。48は転写ブレ
ード46を支点49を介してをプラテン47の軸方向に
押さえつける為の押圧機構である。前記インクの加圧転
写手段は、転写ブレード46とプラテン47と前記押圧
機構47よりなる。転写ブレード46は第1図(b)に
示すがごとく板状金属53の先端に弾性体54を接着し
、さらに前記弾性体の先端に硬質粒子55が接着しであ
る。また板状金属53の先端近傍の背面には転写フレー
ドを加熱する為の電熱ヒーター56と転写ブレードの温
度をモニターする為の温度センサー57が設置しである
。58は通電熱転写フィルムの経路を安定させる為の支
点である。21は通電記録ヘッドであり記録電極20と
その支持体58よりなる。尚記録周波数は1 、5 m
5ec/1ineとした。また上記記録ヘッドの通電熱
転写フィルムとの接点から転写ブレードの通電熱転写フ
ィルムとの接点までの距離は約5mmである・ 次に上記構成による作用を述べる。フィルム供給ローラ
43より繰り出された通電熱転写フィルム13は通電記
録ヘッド21のエッヂ部60で記録電極20と接する。
この際前述した通電熱転写フィルムに張力をかける機構
45により矢印A方向に張力がかかるので通電熱転写フ
ィルムの抵抗層14は記録電極20に強く押し付けられ
る。しかも通電熱転写フィルム13は基体層が高分子樹
詣製のフィルムであり延性を有しているので、記録ヘッ
ドのエッチ部60の直線性が多少悪くとも問題なく追従
する。従って記録電極20と抵抗層14との間で良好な
通電が可能となり、また当然のことながら被転写紙の表
面状態にも全く依存しない。かようにして抵抗層14の
通電発熱によりインク層11の選択された部分61が加
熱溶融される。以後上記の記録ヘッド21によるインク
の加熱溶融の過程を加熱過程と称し、後述の転写ブレー
ド46によるインクの被転写紙への転写の工程を転写過
程と称す。また印加エネルギーはインクの第2図の特性
を鑑みて、転写して欲しいドツト面積内のインク温度が
70°C以上となるエネルギーとした。これは転写時に
インクの粘度が約2000cps以下であると、被転写
紙の表面とよくなじみ接着性が良好である為である。
45により矢印A方向に張力がかかるので通電熱転写フ
ィルムの抵抗層14は記録電極20に強く押し付けられ
る。しかも通電熱転写フィルム13は基体層が高分子樹
詣製のフィルムであり延性を有しているので、記録ヘッ
ドのエッチ部60の直線性が多少悪くとも問題なく追従
する。従って記録電極20と抵抗層14との間で良好な
通電が可能となり、また当然のことながら被転写紙の表
面状態にも全く依存しない。かようにして抵抗層14の
通電発熱によりインク層11の選択された部分61が加
熱溶融される。以後上記の記録ヘッド21によるインク
の加熱溶融の過程を加熱過程と称し、後述の転写ブレー
ド46によるインクの被転写紙への転写の工程を転写過
程と称す。また印加エネルギーはインクの第2図の特性
を鑑みて、転写して欲しいドツト面積内のインク温度が
70°C以上となるエネルギーとした。これは転写時に
インクの粘度が約2000cps以下であると、被転写
紙の表面とよくなじみ接着性が良好である為である。
インクは先に述べたが第2図に示すような過冷却特性を
有しているので、加熱過程から転写過程まで時間(本実
施例では約90 m5ecである)がおかれ、大気によ
り室温近傍まで冷却されても溶融粘度を保っているので
転写ブレードで加圧することにより被転写紙への転写が
可能となる。但し室温の変動が起きると転写時のインク
の温度も変化し転写最適粘度が安定して維持されないの
で、転写ブレード46の背面の電熱ヒーター56と温度
センサー57により転写ブレード46を通してインクを
適宜加熱している。本実施filでは室温変動−5〜4
5°Cに対して、転写過程時のインクの温度が30〜6
0°Cとなるように制御した。30°C以下であると加
熱時に溶融したインクの粘度が高くなり転写が不安定と
なり、又608C以上となると加熱時に溶融されなかっ
たインクの粘度が下がり字汚れの原因となる。
有しているので、加熱過程から転写過程まで時間(本実
施例では約90 m5ecである)がおかれ、大気によ
り室温近傍まで冷却されても溶融粘度を保っているので
転写ブレードで加圧することにより被転写紙への転写が
可能となる。但し室温の変動が起きると転写時のインク
の温度も変化し転写最適粘度が安定して維持されないの
で、転写ブレード46の背面の電熱ヒーター56と温度
センサー57により転写ブレード46を通してインクを
適宜加熱している。本実施filでは室温変動−5〜4
5°Cに対して、転写過程時のインクの温度が30〜6
0°Cとなるように制御した。30°C以下であると加
熱時に溶融したインクの粘度が高くなり転写が不安定と
なり、又608C以上となると加熱時に溶融されなかっ
たインクの粘度が下がり字汚れの原因となる。
転写ブレード46の先端は弾性体54が金属性の本体5
3に接着されている。さらに弾性体54の端面には硬質
粒子55が埋めこまれている。このような構造にするこ
とにより、被転写紙の凹部33に対しても通電熱転写フ
ィルムのインク11を接触押圧させることが可能となる
。上記転写ブレード先端は弾性体のみの構造であっても
効果が得られるが、端面に硬質粒子を埋め込むことによ
り更に有効になる。その理由を第3図を持って説明する
。54は弾性体、12は被転写紙の粗面のそれぞれの断
面である。55は硬質粒子である。
3に接着されている。さらに弾性体54の端面には硬質
粒子55が埋めこまれている。このような構造にするこ
とにより、被転写紙の凹部33に対しても通電熱転写フ
ィルムのインク11を接触押圧させることが可能となる
。上記転写ブレード先端は弾性体のみの構造であっても
効果が得られるが、端面に硬質粒子を埋め込むことによ
り更に有効になる。その理由を第3図を持って説明する
。54は弾性体、12は被転写紙の粗面のそれぞれの断
面である。55は硬質粒子である。
尚弾性体54と被転写紙12の間の通電熱転写フィルム
は省略した。第3図(a)に示すような弾性体のみで被
転写紙12の凹凸面を加圧する場合その凹凸のギャップ
が大きくなると弾性体の剛性の為に変形量に限界がある
ので十分追従でなくなり凹部33が加圧できなくなる。
は省略した。第3図(a)に示すような弾性体のみで被
転写紙12の凹凸面を加圧する場合その凹凸のギャップ
が大きくなると弾性体の剛性の為に変形量に限界がある
ので十分追従でなくなり凹部33が加圧できなくなる。
そこで第3図(b)、(c)に示すように弾性体54表
面に硬質粒子55を埋め込むと同じ凹凸のギャップに対
して追従するための弾性体の変形量が少なくて済む又本
実施例のように被転写紙に対して弾性体は矢印B方向に
加圧しながら移動するので第3図(b)で加圧できなか
った凹部34に対してもある確立で第3図(c)に示す
がごとく加圧することが可能となる。又硬質粒子を埋め
込むことにより耐摩耗性も向上する。本実施例では弾性
体54にアクリルニトリルブタジェンゴム(NBR)を
硬質粒子55に枝糸が30〜100μmのアルミナ粒子
を用いNBRを成型する際に表面に前記アルミナ粒子を
混成させた。ところでベック平滑度が10秒以下の被転
写紙(例えばボンド紙)等の凹部の幅は50〜200μ
mで、深さは50μm程度でありその分布の幅は広い。
面に硬質粒子55を埋め込むと同じ凹凸のギャップに対
して追従するための弾性体の変形量が少なくて済む又本
実施例のように被転写紙に対して弾性体は矢印B方向に
加圧しながら移動するので第3図(b)で加圧できなか
った凹部34に対してもある確立で第3図(c)に示す
がごとく加圧することが可能となる。又硬質粒子を埋め
込むことにより耐摩耗性も向上する。本実施例では弾性
体54にアクリルニトリルブタジェンゴム(NBR)を
硬質粒子55に枝糸が30〜100μmのアルミナ粒子
を用いNBRを成型する際に表面に前記アルミナ粒子を
混成させた。ところでベック平滑度が10秒以下の被転
写紙(例えばボンド紙)等の凹部の幅は50〜200μ
mで、深さは50μm程度でありその分布の幅は広い。
従って上記硬質粒子55の枝糸も50〜200μmでの
多種抗糸を有するものを混在させた方がより効果があっ
た。父上記硬質粒子55の配置密度は互いの硬質粒子が
接触しない程度でよい。又転写ブレードで加圧転写する
際の下地となるプラテン47は効率よく加圧するために
は硬い方が良い。本実施例ではNBRを用いその硬度は
50度以上の物を用いるとより効果が増した。
多種抗糸を有するものを混在させた方がより効果があっ
た。父上記硬質粒子55の配置密度は互いの硬質粒子が
接触しない程度でよい。又転写ブレードで加圧転写する
際の下地となるプラテン47は効率よく加圧するために
は硬い方が良い。本実施例ではNBRを用いその硬度は
50度以上の物を用いるとより効果が増した。
上記構造の転写ブレード46により加熱後のインクを被
転写紙に加圧させることにより被転写紙表面の凹部まで
も十分にインクが接触し確実にインクの転写が行われる
。
転写紙に加圧させることにより被転写紙表面の凹部まで
も十分にインクが接触し確実にインクの転写が行われる
。
以上述べた本発明の構成により、実際に印画を試みたと
ころ従来ベック平滑度が200秒以上の熱転写専用紙に
しか良好な印画ができなかったものがベック平滑度8秒
のポンド紙に対しても良好な印字が可能であった。又本
発明の構成を用いると加熱過程でインクが被転写紙と接
していない為に熱が被転写紙へ逃げないので印写効率が
向上した本実施例で用いインクを用い従来と同様に被転
写紙と通電熱転写フィルムを重合した状態で加熱した場
合には、印写エネルギーがミリ平米当たり7mJであっ
たものが本実施例では4.5mJであった。印写効率が
約35%も向上した。
ころ従来ベック平滑度が200秒以上の熱転写専用紙に
しか良好な印画ができなかったものがベック平滑度8秒
のポンド紙に対しても良好な印字が可能であった。又本
発明の構成を用いると加熱過程でインクが被転写紙と接
していない為に熱が被転写紙へ逃げないので印写効率が
向上した本実施例で用いインクを用い従来と同様に被転
写紙と通電熱転写フィルムを重合した状態で加熱した場
合には、印写エネルギーがミリ平米当たり7mJであっ
たものが本実施例では4.5mJであった。印写効率が
約35%も向上した。
尚本実施例では通電熱転写記録方式の添って説明したが
本発明は熱転写方式においても同様の効果を得ることが
可能である。
本発明は熱転写方式においても同様の効果を得ることが
可能である。
[発明の効果]
以上述べたように、本発明によれば加熱過程と転写過程
を分離することにより、加熱方法と転写方法の機構の選
択の幅が拡がり、粗面を有した被転写物に対しても良好
な印画を得るのに有効である。
を分離することにより、加熱方法と転写方法の機構の選
択の幅が拡がり、粗面を有した被転写物に対しても良好
な印画を得るのに有効である。
また、加熱過程でインクと被転写物とを接触させないの
で印加した熱が被転写物へ拡散しないので印写効率の大
幅な向上が得られる。従って熱転写方式の場合には従来
と比較して発熱素子の上昇温度も低い温度で済むのでサ
ーマルヘッドの蓄熱量も少なく高速印写が可能となる。
で印加した熱が被転写物へ拡散しないので印写効率の大
幅な向上が得られる。従って熱転写方式の場合には従来
と比較して発熱素子の上昇温度も低い温度で済むのでサ
ーマルヘッドの蓄熱量も少なく高速印写が可能となる。
さらに発熱素子に対する温度負荷も低減されるので発熱
素子の耐久性、しいてはサーマルヘッドの耐久性も向上
する。又通電熱転写方式の場合にも同様に記録電極に対
する熱的負荷、電気的負荷が軽減され通電記録ヘッドの
耐久性が向上する。又両方式共に共通して装置の電源の
負荷、駆動回路の負荷が低減し製造価格の低下に効果が
ある。
素子の耐久性、しいてはサーマルヘッドの耐久性も向上
する。又通電熱転写方式の場合にも同様に記録電極に対
する熱的負荷、電気的負荷が軽減され通電記録ヘッドの
耐久性が向上する。又両方式共に共通して装置の電源の
負荷、駆動回路の負荷が低減し製造価格の低下に効果が
ある。
第1図は本発明のよる印写装置の構造の一実施例を示す
図である。 第2図は本実施例に使用したインクの特性を示す図であ
る。 第3図は本実施例に使用した転写ブレードを説明する図
である。 第4図は従来の問題を説明する図である。 第5図は従来の熱転写記録方式を示す図である。 10・・・・ベース層 11・・・・インク層 12・・・・被転写物 13・・・・熱転写フィルム 20・・・・記録電極 21・・・・記録ヘッド 46・・・・転写ブレード 54・・・・弾性体 55・・・・硬質粒子 以上
図である。 第2図は本実施例に使用したインクの特性を示す図であ
る。 第3図は本実施例に使用した転写ブレードを説明する図
である。 第4図は従来の問題を説明する図である。 第5図は従来の熱転写記録方式を示す図である。 10・・・・ベース層 11・・・・インク層 12・・・・被転写物 13・・・・熱転写フィルム 20・・・・記録電極 21・・・・記録ヘッド 46・・・・転写ブレード 54・・・・弾性体 55・・・・硬質粒子 以上
Claims (1)
- 熱刺激により活性化され被印写媒体に選択的に加圧転写
されうるインクの層を有するフィルム状記録媒体と前記
インクを選択的に加熱する手段と前記加熱手段により活
性化されたインクを加圧転写する手段とを有する印写装
置において、前記加圧転写手段を前記インクの加熱手段
の前記記録媒体の搬送方向の前方に設置したことを特徴
とする印写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23670585A JPS6295257A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 印写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23670585A JPS6295257A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 印写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6295257A true JPS6295257A (ja) | 1987-05-01 |
Family
ID=17004541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23670585A Pending JPS6295257A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 印写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6295257A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5955766A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-30 | Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd | レ−ザ方式プリンタ |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP23670585A patent/JPS6295257A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5955766A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-03-30 | Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd | レ−ザ方式プリンタ |
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