JPS61272174A - 熱転写印字方法とその装置 - Google Patents
熱転写印字方法とその装置Info
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- JPS61272174A JPS61272174A JP60115056A JP11505685A JPS61272174A JP S61272174 A JPS61272174 A JP S61272174A JP 60115056 A JP60115056 A JP 60115056A JP 11505685 A JP11505685 A JP 11505685A JP S61272174 A JPS61272174 A JP S61272174A
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- JP
- Japan
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- transfer
- ink
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/325—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
孜亙光互
本発明は、熱溶融性インク層を形成したインクシート・
インクリボン等のインク媒体のインクを熱溶融させて紙
等の記録媒体に転写する熱転写印字方法とその装置に関
する。
インクリボン等のインク媒体のインクを熱溶融させて紙
等の記録媒体に転写する熱転写印字方法とその装置に関
する。
従来遺監
従来の熱転写印字方法は、いわゆる感熱方式・通電方式
のいずれの方式もインク媒体のインクを記録媒体に直接
熱転写していた6 第4図は従来の感熱方式を示し、紙またはプラスチック
フィルム等のベース(1)上に40〜100℃の熱溶融
性インク層(2)を形成してインクシート(3)を構成
し、そのインクシート(3)と記録用紙(4)とを重ね
合せ、感熱ヘッド(5)と加圧ロール(6)との間を通
しながら、駆動電源(7)によって感熱ヘッド(5)の
ヒータ(8)に電流を流す、駆動電源(7)は5文字ま
たは図形を点図形にする図示しない電気回路によって制
御される。感熱ヘッド(5)によって加熱されたインク
層(2)のインク(2a)は溶融して記録用紙(4)上
に直接転写され、所望の文字または図形が記録される。
のいずれの方式もインク媒体のインクを記録媒体に直接
熱転写していた6 第4図は従来の感熱方式を示し、紙またはプラスチック
フィルム等のベース(1)上に40〜100℃の熱溶融
性インク層(2)を形成してインクシート(3)を構成
し、そのインクシート(3)と記録用紙(4)とを重ね
合せ、感熱ヘッド(5)と加圧ロール(6)との間を通
しながら、駆動電源(7)によって感熱ヘッド(5)の
ヒータ(8)に電流を流す、駆動電源(7)は5文字ま
たは図形を点図形にする図示しない電気回路によって制
御される。感熱ヘッド(5)によって加熱されたインク
層(2)のインク(2a)は溶融して記録用紙(4)上
に直接転写され、所望の文字または図形が記録される。
第5図は従来の通電方式を示し、ベース(1)上に導電
層(9)およびインク層(2)を形成してインクシート
(3)を構成し、そのインクシート(3)と記録用紙(
4)とを重ね合せ、針状電極(10)と加圧ロール(6
)との間を通しながら、駆動電源(7)によって針状電
極(10)と導電N(9)との間に電流を流すと、その
対応部分のインク層(2)のインク(2a)が加熱され
て溶融し、記録用紙(4)上に直接転写される。
層(9)およびインク層(2)を形成してインクシート
(3)を構成し、そのインクシート(3)と記録用紙(
4)とを重ね合せ、針状電極(10)と加圧ロール(6
)との間を通しながら、駆動電源(7)によって針状電
極(10)と導電N(9)との間に電流を流すと、その
対応部分のインク層(2)のインク(2a)が加熱され
て溶融し、記録用紙(4)上に直接転写される。
しかし、これら従来の方法は、インクシート(3)と記
録用紙(4)とを重ね合せて直接熱転写するため、いず
れも次のような欠点があった。
録用紙(4)とを重ね合せて直接熱転写するため、いず
れも次のような欠点があった。
■ 記録用紙の質や厚みを適宜に選定しなければならな
く、また表面の粗いものは避けなければならない。
く、また表面の粗いものは避けなければならない。
■ 記録速度が遅い。
■ 記録ドツトが目立ちやすい。
■ インクシートと記録用紙との吸着や静電気的障害な
ど搬送上のトラブルが多い。
ど搬送上のトラブルが多い。
■ 転写効率が悪い。
■ 多色印字をする場合、位置ズレが出やすい。
■ 特に多色印字をする場合、記録用紙を往復送りしな
ければならなく、機構が複雑になる。
ければならなく、機構が複雑になる。
月−一一眞
本発明の目的は、このような欠点を一掃できる熱転写印
字方法とその装置を提供することである。
字方法とその装置を提供することである。
I−一戒
本発明の熱転写印字方法は、熱溶融性インク層を形成し
たインクシート・インクリボン等のインク媒体と紙等の
記録媒体との間に、ロール・ドラム・ベルト等の転写部
材を介在させ、この転写部材を回転させながらその表面
に第1転写位置でインク媒体のインクを溶融転写した後
、そのインクを第2転写位置で転写部材からさらに記録
媒体へ転写することを特徴とする。
たインクシート・インクリボン等のインク媒体と紙等の
記録媒体との間に、ロール・ドラム・ベルト等の転写部
材を介在させ、この転写部材を回転させながらその表面
に第1転写位置でインク媒体のインクを溶融転写した後
、そのインクを第2転写位置で転写部材からさらに記録
媒体へ転写することを特徴とする。
また、本発明の熱転写印字装置は、回転するロール・ド
ラム・ベルト等の転写部材と、熱溶融性インク層を形成
したインクシート・インクリボン等のインク媒体を加熱
し、そのインクを転写部材の円周の第1位置で該転写部
材の表面に溶融転写させる感熱ヘッド・針状電極等の印
字ヘッドと、この転写部材に溶融転写されたインクをさ
らに紙等の2録媒体に転写すべく該記録媒体を転写部材
の円周の第2位置でそれに圧接させる加圧部材とを備え
てなることを特徴とする。
ラム・ベルト等の転写部材と、熱溶融性インク層を形成
したインクシート・インクリボン等のインク媒体を加熱
し、そのインクを転写部材の円周の第1位置で該転写部
材の表面に溶融転写させる感熱ヘッド・針状電極等の印
字ヘッドと、この転写部材に溶融転写されたインクをさ
らに紙等の2録媒体に転写すべく該記録媒体を転写部材
の円周の第2位置でそれに圧接させる加圧部材とを備え
てなることを特徴とする。
次に、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明す
る。
る。
第1図は、本発明の第1実施例を示す。この熱転写印字
装置は、印字ヘッドである感熱ヘッド(11)と加圧部
材である加圧ロール(12)との間に、転写部材として
回転する転写ドラム(13)を配設している。なお、転
写部材としては、ロールまたはベルトでもよい。この転
写ドラム(13)の材質は、金属・プラスチック・セラ
ミック等で、好ましくはその外周面に、インクの剥離を
容易にするために樹脂コーティング(たとえば0.5μ
以上の厚さ)するとよい。その樹脂としては、フッ素樹
脂やシリコン樹脂(ともにゴム・プラスチックを含む)
が望ましいが1表面エネルギが低くしかも粘着しにくい
ものであれば、ポリエチレン・ポリプロピレン・ナイロ
ン等でもよい。
装置は、印字ヘッドである感熱ヘッド(11)と加圧部
材である加圧ロール(12)との間に、転写部材として
回転する転写ドラム(13)を配設している。なお、転
写部材としては、ロールまたはベルトでもよい。この転
写ドラム(13)の材質は、金属・プラスチック・セラ
ミック等で、好ましくはその外周面に、インクの剥離を
容易にするために樹脂コーティング(たとえば0.5μ
以上の厚さ)するとよい。その樹脂としては、フッ素樹
脂やシリコン樹脂(ともにゴム・プラスチックを含む)
が望ましいが1表面エネルギが低くしかも粘着しにくい
ものであれば、ポリエチレン・ポリプロピレン・ナイロ
ン等でもよい。
インクシー)−(14)は感熱ヘッド(11)と転写ド
ラム(13)との間を送られるのに対し、記録用紙(1
5)は転写ドラム(13)と加圧ロール(12)との間
を送られる。インクシート(14)は、紙・プラスチッ
クフィルム等のベース(16)上に熱溶融性インク層(
17)を形成している。
ラム(13)との間を送られるのに対し、記録用紙(1
5)は転写ドラム(13)と加圧ロール(12)との間
を送られる。インクシート(14)は、紙・プラスチッ
クフィルム等のベース(16)上に熱溶融性インク層(
17)を形成している。
感熱ヘッド(11)は、駆動電源(18)に接続された
ヒータ(19)によって加熱される。これが加熱される
と、インクシート(14)のインク層(17)のインク
(17a)が溶融し、転写ドラム(13)の外周面に、
その円周の所定位置(第1転写位置)において熱転写さ
れる。この熱転写を促進するために、転写ドラム(13
)内に加熱手段として赤外線ヒータ等のヒータ(20)
を配設するのが好ましい、この場合、サーミスタ等の温
度センサ(21)で転写ドラム(13)の表面温度を検
知し、温度制御器(22)によってヒータ(20)を自
動制御すれば、転写ドラム(13)の表面温度を所望の
値にすることができる。さらに、感熱ヘッド(11)の
温度も温度センサ(23)で検知し、この温度センサ(
23)に接続された温度制御器(24)に上記温度制御
器(22)を連動させれば、たとえば感熱ヘッド(11
)を駆動しないときは、転写ドラム(13)の表面温度
は七れにインク(17a)が溶着しない程度とし、感熱
ヘッド(11)の温度が上がり過ぎるようなときは転写
ドラム(13)の表面温度を低下させるような自動温度
調整を行うことができる。
ヒータ(19)によって加熱される。これが加熱される
と、インクシート(14)のインク層(17)のインク
(17a)が溶融し、転写ドラム(13)の外周面に、
その円周の所定位置(第1転写位置)において熱転写さ
れる。この熱転写を促進するために、転写ドラム(13
)内に加熱手段として赤外線ヒータ等のヒータ(20)
を配設するのが好ましい、この場合、サーミスタ等の温
度センサ(21)で転写ドラム(13)の表面温度を検
知し、温度制御器(22)によってヒータ(20)を自
動制御すれば、転写ドラム(13)の表面温度を所望の
値にすることができる。さらに、感熱ヘッド(11)の
温度も温度センサ(23)で検知し、この温度センサ(
23)に接続された温度制御器(24)に上記温度制御
器(22)を連動させれば、たとえば感熱ヘッド(11
)を駆動しないときは、転写ドラム(13)の表面温度
は七れにインク(17a)が溶着しない程度とし、感熱
ヘッド(11)の温度が上がり過ぎるようなときは転写
ドラム(13)の表面温度を低下させるような自動温度
調整を行うことができる。
上記のように第1転写位置で転写ドラム(13)の外周
面に熱転写されたインク(17a)は転写ドラム(13
)の回転に伴い記録用紙(15)側へ回送され、加圧ロ
ール(12)の加圧作用を受ける第2転写位置で転写ド
ラム(13)からさらに記録用紙(15)へ転写される
。この転写を促進するために、加圧ロール(12)内に
もヒータ(25)を配設するのが好ましい、この場合も
、加圧ロール(12)の表面温度を温度センサ(26)
で検知し、温度制御器(27)によってヒータ(25)
を制御するとよい。加圧ロール(12)は、図示しない
加圧解除手段によって加圧解除位置へ退避させることが
できる。
面に熱転写されたインク(17a)は転写ドラム(13
)の回転に伴い記録用紙(15)側へ回送され、加圧ロ
ール(12)の加圧作用を受ける第2転写位置で転写ド
ラム(13)からさらに記録用紙(15)へ転写される
。この転写を促進するために、加圧ロール(12)内に
もヒータ(25)を配設するのが好ましい、この場合も
、加圧ロール(12)の表面温度を温度センサ(26)
で検知し、温度制御器(27)によってヒータ(25)
を制御するとよい。加圧ロール(12)は、図示しない
加圧解除手段によって加圧解除位置へ退避させることが
できる。
記録用紙(15)への転写を終えた転写ドラム(13)
の外周面は、その回転に伴い清掃部材であるブレード(
28)によって清掃された後、再び第1転写位置へ臨ん
で同じ作用を繰り返す。ブレード(28)は。
の外周面は、その回転に伴い清掃部材であるブレード(
28)によって清掃された後、再び第1転写位置へ臨ん
で同じ作用を繰り返す。ブレード(28)は。
図示しない切換手段によって転写ドラム(13)に対す
る接触と非接触の切り換をすることができる。
る接触と非接触の切り換をすることができる。
なお、清掃部材としては巻重またはフェルト等でもよく
、その場合、粘度0.5CS (センチストークス)〜
100万C8前後のシリコンオイル等を含浸させれば清
掃効果がよくなる。
、その場合、粘度0.5CS (センチストークス)〜
100万C8前後のシリコンオイル等を含浸させれば清
掃効果がよくなる。
上述のような構成において、感熱ヘッド(11)のヒー
タ(19)にパルス状の電流を流し、インク層(17)
のインクがドツト状に溶融するまで(たとえば60℃以
上)感熱ヘッド(11)を加熱すると、つまりインク層
(17)の少なくとも一部のインクがその融点以上にな
るまで加熱すると、第1転写位置で一部のインク(17
a)が回転する転写ドラム(13)の外周面に熱転写さ
れ、いわば鏡像をつくった後、第2転写位置で記録用紙
(15)へ転写され、実像となる。第1転写の際、転写
ドラム(13)が予め加熱されていれば、インクが溶け
やすいためその外周面へのインクの付着は非常に良く、
また記録用紙(15)は加圧ロール(12)によって転
写ドラム(13)へ押し付けられながら該転写ドラム(
13)の回転に伴いそれからインク(17a)を転写さ
れるので、記録用紙(15)をインク層(17)に直接
押し付けて熱転写する場合に比べ、転写効率がよいばか
りでなく、表面の粗い記録用紙でもまたその厚さが厚く
とも転写でき、さらに速度を速くしても転写精度は落ち
ない、加圧ロール(12)を加熱すれば第2転写も良好
に行われ、さらに転写ドラム(13)に樹脂コーティン
グしてあれば一層よい。
タ(19)にパルス状の電流を流し、インク層(17)
のインクがドツト状に溶融するまで(たとえば60℃以
上)感熱ヘッド(11)を加熱すると、つまりインク層
(17)の少なくとも一部のインクがその融点以上にな
るまで加熱すると、第1転写位置で一部のインク(17
a)が回転する転写ドラム(13)の外周面に熱転写さ
れ、いわば鏡像をつくった後、第2転写位置で記録用紙
(15)へ転写され、実像となる。第1転写の際、転写
ドラム(13)が予め加熱されていれば、インクが溶け
やすいためその外周面へのインクの付着は非常に良く、
また記録用紙(15)は加圧ロール(12)によって転
写ドラム(13)へ押し付けられながら該転写ドラム(
13)の回転に伴いそれからインク(17a)を転写さ
れるので、記録用紙(15)をインク層(17)に直接
押し付けて熱転写する場合に比べ、転写効率がよいばか
りでなく、表面の粗い記録用紙でもまたその厚さが厚く
とも転写でき、さらに速度を速くしても転写精度は落ち
ない、加圧ロール(12)を加熱すれば第2転写も良好
に行われ、さらに転写ドラム(13)に樹脂コーティン
グしてあれば一層よい。
多色印字をする場合には、第2図に示すようにたとえば
イエロ・マゼンタ・シアンの3色の色部分(Y)・(M
)・(C)が、それぞれ転写ドラム(13)のほぼ1回
転分の長さΩにして区画された多色リボンまたはシート
(29)を用いる。これを用いれば、記録用紙(15)
を往復搬送しなくとも多色印字が可能である。すなわち
、加圧ロール(12)は各色が転写されるまで加圧を解
除し、ブレード(28)は転写ドラム(I3)との接触
を行わないようにする。
イエロ・マゼンタ・シアンの3色の色部分(Y)・(M
)・(C)が、それぞれ転写ドラム(13)のほぼ1回
転分の長さΩにして区画された多色リボンまたはシート
(29)を用いる。これを用いれば、記録用紙(15)
を往復搬送しなくとも多色印字が可能である。すなわち
、加圧ロール(12)は各色が転写されるまで加圧を解
除し、ブレード(28)は転写ドラム(I3)との接触
を行わないようにする。
次に、第3図は本発明の第2実施例を示す、この例では
、印字ヘッドとして針状電極(29)、転写部材として
転写ロール(30)を用い、駆動電源(18)に直流電
圧をインクシート(14)を介してこれら針状電極(2
9)と転写ロール(30)間に印加し、その通電による
発熱によってインク層(17)のインク(17a)を溶
融させ、第1転写位置で転写ロール(30)の外周面に
熱転写した後、加熱ロール(12)の加圧作用を受ける
第2転写位置で記録用紙(15)へさらに転写する。転
写ロール(30)は導電性材質であることが好ましく、
その抵抗率は、10℃備以下であればよいが、10悦1
以下ならさらによい、また、その外周面に樹脂コーティ
ングする場合には、その樹脂にもカーボン・アルミニウ
ム・銅等の平均粒度0.1〜100μ程度の導電性粉末
を混合させるとよい。
、印字ヘッドとして針状電極(29)、転写部材として
転写ロール(30)を用い、駆動電源(18)に直流電
圧をインクシート(14)を介してこれら針状電極(2
9)と転写ロール(30)間に印加し、その通電による
発熱によってインク層(17)のインク(17a)を溶
融させ、第1転写位置で転写ロール(30)の外周面に
熱転写した後、加熱ロール(12)の加圧作用を受ける
第2転写位置で記録用紙(15)へさらに転写する。転
写ロール(30)は導電性材質であることが好ましく、
その抵抗率は、10℃備以下であればよいが、10悦1
以下ならさらによい、また、その外周面に樹脂コーティ
ングする場合には、その樹脂にもカーボン・アルミニウ
ム・銅等の平均粒度0.1〜100μ程度の導電性粉末
を混合させるとよい。
転写ロール(30)全体を金属製にすれば、一層よいこ
とはもちろんである。
とはもちろんである。
本発明者は、次のような実験をした。
ポリエステルフィルムの厚さが5μ、インク層の厚も5
μのインクシートを用い、感熱ヘットニ任意の画像信号
を加えて約200〜400℃の点温度で、8ドツト/!
1111幅200mの範囲で画像を作り、厚さ50μの
フッ素樹脂コーティングした直径30mのアルミニウム
製転写ロールにインクを熱転写した後、500Wのヒー
タで180″Cに加熱した直径30鵬の加圧ロールによ
って1〜5kg/Cl11の線圧で加圧しながら−厚さ
70μの普通紙にさらに転写したところ、従来よりも品
質のよい画像が得られた。転写ロールを100℃に加熱
して同様の実験をしたところ。
μのインクシートを用い、感熱ヘットニ任意の画像信号
を加えて約200〜400℃の点温度で、8ドツト/!
1111幅200mの範囲で画像を作り、厚さ50μの
フッ素樹脂コーティングした直径30mのアルミニウム
製転写ロールにインクを熱転写した後、500Wのヒー
タで180″Cに加熱した直径30鵬の加圧ロールによ
って1〜5kg/Cl11の線圧で加圧しながら−厚さ
70μの普通紙にさらに転写したところ、従来よりも品
質のよい画像が得られた。転写ロールを100℃に加熱
して同様の実験をしたところ。
転写効率はよくなり、線速は10調/seeから50m
m/secまで上昇した。
m/secまで上昇した。
羞−一層
以上詳述した通り本発明の方法によれば、インク媒体の
インクを回転する転写部材に第1転写位置で熱転写した
後、さらにそれを第2転写位置で記録媒体へ転写するた
め、記録媒体へ直接熱転写していた従来の方法に比べ、
記録速度が速くなるとともに、印字品質および転写効率
も向上し、また記録媒体の質や厚みや粗さなどに制約さ
れることが少なくなる。さらに、インクシートと記録用
紙との吸着や静電気的障害もなくなり、特に多色印字の
場合においては、位置ズレが少なくなるに加え、記録用
紙を往復させる必要がなくなるので。
インクを回転する転写部材に第1転写位置で熱転写した
後、さらにそれを第2転写位置で記録媒体へ転写するた
め、記録媒体へ直接熱転写していた従来の方法に比べ、
記録速度が速くなるとともに、印字品質および転写効率
も向上し、また記録媒体の質や厚みや粗さなどに制約さ
れることが少なくなる。さらに、インクシートと記録用
紙との吸着や静電気的障害もなくなり、特に多色印字の
場合においては、位置ズレが少なくなるに加え、記録用
紙を往復させる必要がなくなるので。
機構も簡略になる。
また、本発明の装置によれば、転写部材に一旦熱転写さ
れたインクを加圧部材の加圧作用によって記録媒体へ的
確に転写することができる。
れたインクを加圧部材の加圧作用によって記録媒体へ的
確に転写することができる。
転写部材の表面を清掃すれば、転写精度がよくなる。転
写部材を加熱すれば転写効率が向上し。
写部材を加熱すれば転写効率が向上し。
さらに加圧部材も加熱すれば転写効率は一層向上する。
加圧部材を記録媒体に対し加圧解除、また清掃部材を転
写部材に対し接触解除できるようにすれば、多色印字を
行うことができる。
写部材に対し接触解除できるようにすれば、多色印字を
行うことができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す説明図、第2図はそ
れによって多色印字をする場合に用いる多色リボンまた
はシートの平面図、第3図は本発明の第2実施例を示す
説明図、第4図および第5図はそれぞれ従来例を示す説
明図である。
れによって多色印字をする場合に用いる多色リボンまた
はシートの平面図、第3図は本発明の第2実施例を示す
説明図、第4図および第5図はそれぞれ従来例を示す説
明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、熱溶融性インク層を形成したインクシート・インク
リボン等のインク媒体と紙等の記録媒体との間に、ロー
ル・ドラム・ベルト等の転写部材を介在させ、この転写
部材を回転させながらその表面に第1転写位置でインク
媒体のインクを溶融転写した後、そのインクを第2転写
位置で転写部材からさらに記録媒体へ転写することを特
徴とする熱転写印字方法。 2、回転するロール・ドラム・ベルト等の転写部材と、
熱溶融性インク層を形成したインクシート・インクリボ
ン等のインク媒体を加熱し、そのインクを前記転写部材
の円周の第1位置で該転写部材の表面に溶融転写させる
感熱ヘッド・針状電極等の印字ヘッドと、この転写部材
に溶融転写されたインクをさらに紙等の記録媒体に転写
すべく該記録媒体を転写部材の円周の第2位置でそれに
圧接させる加圧部材とを備えてなることを特徴とする熱
転写印字装置。 3、転写部材がその表面を清掃する清掃部材を含む特許
請求の範囲第2項に記載の熱転写印字装置。 4、転写部材が加熱手段を含む特許請求の範囲第2項ま
たは第3項に記載の熱転写印字装置。 5、加圧部材が加熱手段を含む特許請求の範囲第2項に
記載の熱転写印字装置。 6、加圧部材が記録媒体に対し加圧およびその加圧を解
除される特許請求の範囲第2項に記載の熱転写印字装置
。 7、清掃部材が転写部材の表面に対し接触およびその接
触を解除される特許請求の範囲第3項に記載の熱転写印
字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115056A JPS61272174A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 熱転写印字方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115056A JPS61272174A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 熱転写印字方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61272174A true JPS61272174A (ja) | 1986-12-02 |
Family
ID=14653080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60115056A Pending JPS61272174A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | 熱転写印字方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61272174A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63205250A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-24 | Konica Corp | 感熱転写記録方法及びその装置 |
US4912561A (en) * | 1987-04-20 | 1990-03-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Manually scanned copying and printing machine |
JPH03281A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置とクリーニング兼用インクシート |
US5008690A (en) * | 1987-12-10 | 1991-04-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image recording apparatus for transferring ink patterns formed by selective application of energy through electrodes of a recording head controllably biased against ink transported on a roller |
JPH03227254A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置 |
JPH03240565A (ja) * | 1990-02-20 | 1991-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置 |
JPH04182166A (ja) * | 1990-11-15 | 1992-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置 |
JPH04201266A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置 |
US5168289A (en) * | 1989-01-13 | 1992-12-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Thermal transfer recording apparatus having intermediate transfer medium |
US5886727A (en) * | 1994-06-08 | 1999-03-23 | Alps Electric Co., Ltd. | Thermal transfer printer and printing method therefor |
US6166754A (en) * | 1997-04-25 | 2000-12-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Thermal transfer type image forming device |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP60115056A patent/JPS61272174A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63205250A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-24 | Konica Corp | 感熱転写記録方法及びその装置 |
US4912561A (en) * | 1987-04-20 | 1990-03-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Manually scanned copying and printing machine |
US5008690A (en) * | 1987-12-10 | 1991-04-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image recording apparatus for transferring ink patterns formed by selective application of energy through electrodes of a recording head controllably biased against ink transported on a roller |
US5168289A (en) * | 1989-01-13 | 1992-12-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Thermal transfer recording apparatus having intermediate transfer medium |
JPH03281A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置とクリーニング兼用インクシート |
JPH03227254A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置 |
JPH03240565A (ja) * | 1990-02-20 | 1991-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置 |
JPH04182166A (ja) * | 1990-11-15 | 1992-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置 |
JPH04201266A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録装置 |
US5886727A (en) * | 1994-06-08 | 1999-03-23 | Alps Electric Co., Ltd. | Thermal transfer printer and printing method therefor |
US6166754A (en) * | 1997-04-25 | 2000-12-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Thermal transfer type image forming device |
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