JPS629434A - 関連付けメモリ

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】この発明は、相互に関連のあるデータを対で記憶する事
により、従来には無い一対多、多対一。

多対多の記憶検索を可能にしたものである。

従来記憶装置は、一つの記憶番地に一つの記憶内容があ
るのが普通である。しかし、通常は記憶すべき内容が一
定の長さである場合は少ない。

この為記憶内容が複数の単位に渡る場合には、記憶内容
以外にも記憶の集まりを代表する名前とその集まりの数
量を記憶する必要があった。

この状態から記憶内容を検索するときは、まず各々の記
憶を代表する名前を調べて取り出すべき記憶集合のある
場所をつきとめ、しかるのちに記憶の集合を記憶器から
必要な数だけ取り出す。

この方法では、必ず二回以上記憶器を参照することが必
要になる。また、記憶集合の一部を変更する時には、前
回の記憶内容を変更するだけでは対応しきれない。長さ
が変われば連続して記憶できない場合が生じるからであ
る。

本発明は、二つの関連のあるデータとそれに一つの付加
データを格納する為の合計３種類の記憶器を用意し、ど
ちらか一方のデータをもとにしてもう片方を自動的に出
力する様にしたものである。

以下図面を参照しながらその動作を説明する。

データを入力する場合は、書き込み命令を書込読出端子
（２１）によって受ける。

制御器（１０）は、入力ゲート（４）（５）（６）を開
き、外部から入力端子（１）（２）（３）を通してデー
タを受ける。

次に制御器（１０）は、書込読出器（１１）を操作して
記憶機（７）（８）（９）に、データを記録する。

読み出しを行なう時は、書込読出端子（２１）より読み
出し命令を受けた後、読み出し指示端子（１２）より読
み出し方向の指示を受ける。

これは、検索するデータが記憶器（７）にあるのか、記
憶器（９）にあるのかの指示を外部から受け取るもので
ある。

検索すべき記憶器が決定したら、比較データを比較入力
端子（１４）より受け取る。

制御器（１０）は、書込読出器（１１）を操作し、比較
データと記憶器の内容が一致した時、出力ゲート（１５
）（１６）（１７）を開き、出力端子（１８）（１９）
（２０）より検索結果のデータを出力する。

なお、記憶器（８）には付加データを記録してあるが、
これは次の様な使用方法がある。

最初にデータを書く時、一定の数値を書き込んでおき記
憶内容が有効に利用された場合には、加算する。こうし
ておいて、記憶器（８）の内容すべてに対して定期的に
減算することにより、利用率の少ない記憶内容はしだい
に記憶器（８）内の数値が減っていくので、無駄な記憶
内容に対して消去の処置をとれる。

また、記憶集合を取り扱う場合は、集合全体の名前を記
憶器（７）に登録しておき、各々の記憶内容が記憶集合
の何番目にあるのかを記憶器（８）に数値として記録す
る。記憶内容そのものは、記憶器（９）に記録すればよ
い。

さらに、読み出し指示端子（１２）によって検索対象の
記憶器が、記憶器（７）か（９）かを選択できるので、
ある記憶内容がどの記憶集合に所属するのか素早く検出
できる。これは、従来に無い検索方法で、記憶集合の各
要素から集合全体の名称を呈示できる。

記憶集合に、新たなデータを追加する時は記憶集合の名
前を記憶器（７）に記録し、記録内容は記憶器（９）に
記録する。そして、記憶集合の中の何番目にあたるのか
を数値で表現し、記憶器（８）に記録する。

記憶内容を記憶集合の途中に挿入しなければならない場
合は、記憶器（８）にある順番を記録している部分の内
容を修正すれば良い。

【図面の簡単な説明】

図面に本発明のブロック図を示す。１、２、３：入力端子４、５、６：入力ゲート７、８、９：記憶器１０：制御器１１：書込読出器１２：読み出し指示端子１３：比較器１４：比較入力端子１５、１６、１７：出力ゲート１８，１９、２０：出力端子２１：書込読出端子

【特許請求の範囲】（イ）同時並列に制御される様に、記憶器（７）（８）
（９）を接続する。（ロ）記憶器（７）（８）（９）を同時に制御できる様
に、書込読出器（１１）を接続する。（ハ）記憶器（７）（９）の出力は比較器（１３）に接
続し、比較入力（１４）と比べることができる様にする
。（ニ）回路全体を制御する制御器（１０）がある。以上の如く構成された、関連付けメモリ。