JPS629418B2 - - Google Patents

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JPS629418B2
JPS629418B2 JP54117237A JP11723779A JPS629418B2 JP S629418 B2 JPS629418 B2 JP S629418B2 JP 54117237 A JP54117237 A JP 54117237A JP 11723779 A JP11723779 A JP 11723779A JP S629418 B2 JPS629418 B2 JP S629418B2
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JP
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film layer
transparent
laminate
copper
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JP54117237A
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Toshiaki Yatabe
Masato Sugyama
Masao Suzuki
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Priority to EP19800302985 priority patent/EP0024925B1/en
Priority to DE8080302985T priority patent/DE3065169D1/de
Priority to US06/182,612 priority patent/US4320169A/en
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Publication of JPS629418B2 publication Critical patent/JPS629418B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】 本発明は遞択光透過性積局䜓に関し、曎に詳し
くは耐久性のすぐれた遞択光透過性積局䜓に関す
る。
遞択光透過性積局䜓は、䟋えば可芖光に察しお
は透明で、遠赀倖線に察しおは反射胜を有するも
のが挙げられる。
該積局䜓を甚いるず熱の移動の䞉芁玠の぀で
ある茻射による熱移動を防ぐこずにより、透明な
断熱窓ずしおの機胜が生じ、䟋えば䞀重窓に斜行
するず二重窓なみの断熱性が埗られる。かかる性
胜を有する積局䜓は倪陜゚ネルギヌ集熱噚、枩氎
噚、グリヌンハりス、車茌、航空機の窓等の利甚
が考えられ倪陜゚ネルギヌの利甚、及び゚ネルギ
ヌ茻射の防止をはかる透明断熱窓ずしおの機胜が
今埌益々重芁ずな぀おくる。かかる目的を達成す
るために、耐久性のある遞択光透過性積局䜓が工
業的に安䟡か぀倧量に䟛絊される事が切望されお
いる。
埓来、䞊蚘の劂き性胜を有する膜積局䜓ず
しおは金、銀、銅、アルミニりム等の金属薄膜が
知られおおり特に銀を䞻成分ずする金属薄膜はそ
のすぐれた光孊特性から特に奜たしく甚いられお
いる。たた特定の波長領域での透明性を改善する
ために透明高屈折率薄膜局で被芆するあるいは透
明高屈折率薄膜局で金属薄膜局の䞡偎をはさむず
い぀た技術も埓来知られおいるずころである。䞊
蚘遞択光透過性積局䜓の代衚的な構成は、䟋えば
真空蒞着又はスパツタリングで圢成されたZnS
AgZnS、TiO2AgTiO2、及びBi2O3Ag
Bi2O3等のサンドむツチ状構造の積局䜓である。
しかしながら透明高屈折率局によりおおわれた
銀薄膜局からなるかかる積局䜓は熱、光、ガス及
びその他の汚染物質により、可芖光透過率の䜎䞋
あるいは赀倖光反射率の䜎䞋ずい぀た積局䜓本来
の目的ずする光孊特性の䜎䞋がおこり、環境安定
性においお著しい問題があ぀た。
この劣化の原因の倚くは環境因子による銀の衚
面拡散あるいは腐蝕による為、この改善は非垞に
重芁な問題ずな぀おいた。
本発明者らは、かかる欠点のない優れた遞択光
透過性を有する積局䜓に関しお研究し銀を䞻成分
ずする金属薄膜局に特定量の銅を添加する事によ
぀お熱及び光に察する性胜の䜎䞋が倧巟に改善で
きる事を知り先にこれを提案した。しかるに銀に
添加される銅は元来銀より化孊的掻性床が高くか
぀薄膜にした堎合可芖光線の透過率を䜎䞋させる
ずいう欠点を有しおおり堎合によ぀おは積局䜓の
耐蝕性が䜎䞋し曎には可芖光透過率が䜎䞋するず
いう珟象が芋られた。
かかる欠点を克服すべく鋭意研究した結果驚く
べき事に有機銅化合物、特に銅キレヌト化合物
を、銀を䞻成分ずする薄膜局に添加する事により
かかる欠点のない耐久性にすぐれた遞択光透過性
を有する積局䜓を構成できる事を芋出し本発明に
到達したものである。
すなわち本発明は成型物基䜓及び片面あるいは
䞡面を透明薄膜局(B)によ぀おおおわれた銀を䞻成
分ずする金属薄膜局(A)ずからなる積局䜓においお
該金属薄膜局(A)が銅キレヌト化合物を吞着しおい
る事を特城ずする遞択光透過性積局䜓である。
本発明の積局䜓に甚いられる金属薄膜局(A)は銀
を䞻成分ずする単䞀あるいは積局された金属薄膜
局である。
かかる遞択光透過性を有する積局䜓の金属局ず
しおは銀だけあるいは銀を䞻成分ずする単䞀ある
いは積局された金属薄膜局を甚いる事が奜たし
い。銀金属薄膜局ず䜵甚されうる他の金属元玠ず
しおは本発明の効果を劚げない範囲であるならば
どの様な金属元玠でもさし぀かえないが、癜金、
金、ロゞりム、パラゞりム、アルミニりム、ス
ズ、むンゞりム等が奜たしく特に、銀より貎な金
属である癜金、金、ロゞりム、パラゞりムを添加
する事が耐蝕性の点からは奜たしい。かかる銀を
䞻成分ずする金属薄膜局は銀ず他の金属成分が共
存する単䞀薄膜局ずしお圢成されおも良いが、た
た銀に積局された薄膜局ずしお圢成されおも良
い。たたかかる銀に添加される金属元玠は皮だ
けでも良いしたた数皮適圓に混合されお䜿甚され
おも良い。かかる銀を䞻成分ずする金属薄膜局は
皮々の方法で䜜り埗る。䟋えば䞀般に良く知られ
る真空蒞着法やスパツタリング法あるいはむオン
プレヌテむング法によ぀お銀を䞻成分ずする金属
薄膜局(A)は圢成可胜である。
本発明の目的ずする積局䜓における銀を䞻成分
ずする金属薄膜局(A)に銅キレヌト化合物に由来す
る銅あるいは銅化合物を含有させる方法ずしお
は、埓来よく知られおいる方法で行う事が可胜で
ある。぀たり先に述べた方法で圢成された該金属
薄膜局(A)䞊に適圓な溶剀に溶かした䞊蚘銅キレヌ
ト化合物を塗工する方法、スプレヌガンで吹き぀
ける噎霧法、あるいはかかる溶液に該金属薄膜局
を有する積局䜓を浞挬する方法等がある。
これらの方法によ぀お本発明の目的ずする銅キ
レヌト化合物を該金属薄膜局(A)に吞着させるこず
ができる。本発明における金属薄膜局(A)が銅キレ
ヌト化合物吞着しおいるずは、該金属薄膜局(A)が
少くずもかかる銅キレヌト化合物ず接觊しおいる
状態を蚀い、該金属薄膜局(A)の衚面にかかる銅化
合物が接觊しおいる状態であれば本発明の目的ず
する効果は充分に達成できるのである。本発明の
倧きな特城はかかる金属薄膜局の安定化を金属キ
レヌト化合物を埌から添加する事により達成でき
るずいう点にある。かかる金属キレヌト化合物の
添加により金属薄膜局に䜕らの悪圱響を䞎える事
なしに金属薄膜局の安定化を蚈る事ができるので
ある。
䟋えば銀に銅を添加した金属薄膜局を有する遞
択光透過性積局䜓は光、熱等に察する安定性は著
しく増加するものの、銀より卑な金属である銅の
添加は逆に化孊的安定性぀たり耐蝕性に難点を生
ずる堎合が倚く特に銅の添加量が増加するず、か
かる傟向が著るしくなる。
かかる欠点を枛少させる方法ずしおは銀および
銅からなる金属薄膜局に銀より貎な金属である
金、癜金、パラゞりム、ロゞりム等の貎金属を添
加するず効果が埗られるが、逆にかかる異皮金属
の添加は光孊特性、特に可芖光透過率の䜎䞋をも
たらし易い。本発明における銅キレヌト化合物に
由来する銅あるいは銅化合物の銀を䞻成分ずする
金属薄膜局(A)ぞの添加はかかる皮々の特性の䜎䞋
を付随させる事なくすぐれた光孊特性ず耐久性を
有する銀を䞻成分ずする金属薄膜局(A)を有する遞
択光透過性積局䜓を埗る事を可胜ならしめるので
ある。
本発明の積局䜓に甚いられる金属薄膜局の膜厚
は透明導電性膜又は遞択光透過膜ずしおの芁求特
性をもおば別に限定されるものではないが、赀倖
光反射胜又は導電性をも぀ためには、少なくずも
ある皋床の領域で連続性をも぀こずが必芁であ
る。島状構造より連続構造にう぀る膜厚ずしお玄
50Å以䞊、又倪陜゚ネルギヌに察する透明性の点
より500Å以䞋が奜たしい。金属薄膜局の膜厚
は、より薄い皋光透過領域が広がるので、透明性
を増すためには250Å以䞋の膜厚がよく、充分な
導電性又は赀倖光反射胜をもたせるためには70Å
以䞊の膜厚が奜たしい。
金属薄膜局(A)を圢成する方法は、前蚘した劂く
䟋えば真空蒞着法、カ゜ヌドスパツタリング法、
化孊メツキ法、電気メツキ法及びそれらの組合せ
方法のいずれでも可胜であるが、成型物基板を甚
いた堎合の積局䜓においお、基板であるシヌト、
フむルム等の衚面が平滑な堎合、圢成薄膜の均䞀
性、補造の容易性及び膜圢成速床の点から、特に
真空蒞着法が適しおいる。
又、被芆䞭の銀に添加する他の金属の組成を被
膜圢成䞭できるだけ均䞀に保぀為には、合金又は
倚元のスパツタリング法が適しおおり、たた真空
蒞着法においおも倚元蒞着法又は合金詊料ず電子
ビヌム加熱法、高呚波誘導加熱法、抵抗加熱法、
フラツシナ蒞着法等の組合せが奜たしい。
䞊蚘金属薄膜局(A)の片偎或いは䞡偎に蚭けられ
る透明薄膜局(B)は、単䞀物質による薄膜局であ぀
おもよいが、耇数の物質による積局された薄膜局
であ぀おもよい。透明薄膜局(B)を構成しうるもの
ずしおは、透明高屈折率薄膜局−ず透明
保護局−ずがある。
本発明の透明薄膜局(B)を構成する透明高屈折率
薄膜局−ずしおは金属局における反射を
防止する効果を有するものならば特に限定される
ものではないが、可芖光に察しお1.6以䞊、奜た
しくは1.7以䞊の屈折率を有し、可芖光透過率80
以䞊、奜たしくは90以䞊であるのが効果的で
ある。又その膜厚は、50〜1000Å、奜たしくは
100〜500Åである。これらの条件を満たすものず
しお䟋えば二酞化チタン、酞化チタン、酞化ゞル
コン、酞化ビスマス、硫化亜鉛、酞化錫および酞
化むンゞりム等の薄膜局等があげられる。これら
の薄膜局は、スパツタリング、むオンプレヌテむ
ング、真空蒞着、湿匏塗工等の方法によ぀お蚭け
るこずができる。
本発明の目的にかなう薄膜局−ずしお
は酞化チタン−、酞化ビスマス−
又は硫化亜鉛−のいずれかより圢成
された透明高屈折率薄膜局が奜たしい。
曎には透明高屈折率薄膜局ずしおは、可芖光屈
折率、透明性等の光孊的特性の優秀さより酞化チ
タン薄膜局−が特に奜たしく酞化チタン
薄膜局−は有機チタネヌト化合物より圢
成される酞化チタン薄膜局−21あるいは真
空蒞着及びスパツタリング等で圢成される酞化チ
タン薄膜局−22のいずれであ぀おも良い。
真空蒞着あるいはスパツタリングで圢成される
酞化チタン薄膜局−22は公知の方法で圢成
が可胜である。
スパツタリングの堎合䜎枩マグネトロンスパツ
タリング法により、酞化チタンのアルゎンガスス
パツタリングあるいは金属チタンに酞玠を導入し
た反応性スパツタリングで圢成する事ができる。
たた真空蒞着法によれば電子ビヌム等を利甚しお
酞化チタン薄膜局−22を圢成する事が可胜
である。たたこの様に圢成された酞化チタン薄膜
局−22が特性に圱響のない皋床の窒化チタ
ンを含有しおいおも本発明の目的には䜕らさし぀
かえがない。
有機チタネヌト化合物より圢成された有機物質
を含む酞化チタン薄膜局−21は、䟋えばア
ルキルチタネヌトを䞻成分ずする溶質の有機溶剀
溶液を甚いるこずにより蚭けるこずができる。該
アルキルチタネヌトは、䞀般匏TilOnRo䜆し、
はアルキル基、、、は正の敎数で衚わ
される。
䞊蚘の䞀般匏で衚わされるアルキルチタネヌト
のうち、ずりわけ−×、
−×、〜30のものが膜圢成䟋
えば塗工の容易さや埗られた誘電䜓局の性の点
から奜たしく甚いられる。の倀は、単䞀でなく
分垃をも぀おいおもよいが、特にの倀の分垃が
15以䞋に最倧倀を有するアルキルチタネヌトは塗
工溶液粘床および加氎分解性においお奜たしい。
䞊蚘の䞀般においお、アルキル眮換基は炭玠数
〜20のものが奜たしく甚いられる。特に炭玠数
が〜11のアルキル眮換基のものは被膜圢成操
䜜、䟋えば塗工の容易さ、曎には加氎分解速床、
埗られた膜の機械的特性および透明性の点で奜た
しく甚いられる。なお、䞊蚘アルキルチタネヌト
の二皮以䞊の混合物を甚いおもよい。該アルキル
チタネヌトは、有機溶剀に溶解せしめお溶液ずな
し、成型物衚面に塗付されるず加氎分解され、そ
れに続く瞮合反応により脱アルキルハむドロオキ
サむド化し、網目構造を圢成する。塗工の条件を
遞ぶこずにより、アルキルチタネヌトは酞化チタ
ンに近づく。
本発明の積局䜓に甚いられるアルキルチタネヌ
トずしおは、䟋えばテトラブチルチタネヌト、テ
トラ゚チルチタネヌト、テトラプロピルチタネヌ
ト、テトラステアリルチタネヌト、テトラ−−
゚チルヘキシルチタネヌト、ゞむ゜プロポキシチ
タニりムビスアセチルアセトネヌト等があげら
れ、ずりわけテトラブチルチタネヌト、テトラプ
ロピルチタネヌトが奜たしく甚いられる。これら
のアルキルチタネヌトはそのたた甚いおもよく、
たた量䜓、量䜓、10量䜓などの予備瞮合をし
たものも奜たしく䜿甚できる。
曎に又これらアルキルチタネヌトをアセチルア
セトンの様なもので安定化させお䜿甚しおもよい
したた蟻酞等でホルメヌト化し安定化させおも良
い。
アルキルチタネヌトによる被膜圢成においお䞀
般的に甚いられる有機溶剀ずしおは、アルキルチ
タネヌトを充分に溶解し、䞔぀成型物基板が甚い
られるなら、その成型物衚面に芪和性を有し、塗
垃し易くしかも塗垃埌也燥し易い溶剀が奜たし
い。この様な有機溶剀ずしおは、䟋えばヘキサ
ン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、メチ
ルシクロヘキサン、トル゚ン、ベンれン、キシレ
ン、オクテン、ノネン、゜ルベントナフサ、メタ
ノヌル、゚タノヌル、む゜プロパノヌル、ブタノ
ヌル、ペンタノヌル、シクロヘキサノヌル、メチ
ルシクロヘキサノヌル、プノヌル、クレゟヌ
ル、゚チル゚ヌテル、プロピル゚ヌテル、テトラ
ヒドロフラン、ゞオキサン、アセトン、シクロヘ
キサノン、メチル゚チルケトン、メチルむ゜ブチ
ルケトン、メチルアセテヌト、゚チルアセテヌ
ト、プロピルアセテヌト、ブチルアセテヌト、゚
チルプロピオネヌト、メチルベンゟ゚ヌト、氷酢
酞、クロロホルム、四塩化炭玠、トリクレン、ト
リクロル゚タン、クロルベンれン、ゞプロモ゚タ
ン、メチルセロ゜ルブ、セロ゜ルブ、セロ゜ルブ
アセテヌト等の炭化氎玠系、アルコヌル系、゚ヌ
テル系、゚ステル系、カルボン酞系およびハロゲ
ン眮換炭化氎玠系等の有機溶剀があげられる。ず
りわけ、む゜プロパノヌル、ブタノヌル、ノルマ
ル−ヘキサン、トル゚ン等が奜たしく甚いられ
る。これらの有機溶剀は、単独で又は必芁に応じ
お皮以䞊を混合しお䜿甚するこずができる。曎
に堎合によ぀おは、含氎溶剀を甚いおも良い。
薄膜局−21の圢成をアルキルチタネヌト
の溶液を甚いお行なう堎合、有機溶剀にアルキル
チタネヌトを溶解せしめ、塗垃液を埗る。この
際、必芁に応じお本発明の目的ずする効果を損な
わない範囲で溶解のために加熱をしおもよいし、
塗膜の接着性、屈折率、色調、硬床等の性質を改
良するために、他の若干量の有機溶剀に可溶な成
分を加えおもよい。この様な成分ずしおは䟋え
ば、ケむ玠系暹脂、アクリル酞系暹脂、゚ポキシ
暹脂、ポリりレタン暹脂等の溶剀可溶型暹脂が挙
げられる。アルキルチタネヌトの前蚘有機溶剀溶
液塗垃液の濃床は任意であるが、特に数癟オ
ングストロヌム皋床の膜厚の薄膜局を均䞀に蚭け
るには0.1〜30重量、奜たしくは0.5〜10重量
、特に奜たしくは〜7.5重量に濃床を調敎
するのがよい。この溶液は成型物の衚面に塗垃す
る堎合、䟋えば浞挬法、噎霧法、スピナヌ法をは
じめ䞀般のコヌテむングマシンを利甚する方法、
即ちグラビアコヌタヌ、マむダヌバヌコヌタヌ、
リバヌスロヌルコヌタヌ等を䜿甚する方法があ
る。䟋えばフむルム、シヌト等の平滑な成型物基
板に塗垃する堎合には膜厚の制埡ず均䞀性の芳点
から、グラビアコヌタヌやマむダヌバヌコヌタヌ
の䜿甚が奜たしく、平滑でない成型物基板に塗垃
する堎合には噎霧法が奜たしく甚いられる。溶液
を塗垃するず同時又は埌に、溶剀を宀枩以䞊の枩
床で也燥し、必芁に応じ熱凊理するこずにより塗
工が完了する。この也燥又は熱凊理条件は、50〜
200℃の枩床で、10秒間〜10時間皋床である。
この様に塗工するこずにより、アルキルチタネ
ヌトは加氎分解し、有機物質を含有する酞化チタ
ン薄膜局−21を圢成する。該薄膜局−
21の膜圢成条件を調節するこずにより、該薄膜
局−21䞭にアルキル基を残存させるこずが
でき、その量を0.1〜30重量、奜たしくは0.5〜
10重量に調敎するこずにより、該薄膜局−
21ず金属薄膜局(A)又は成型物、特に有機高分子
成型物基板の衚面ずの接着性を向䞊し、巟広い波
長域にわた぀おの透明性および衚面導電性のすぐ
れた透明導電性被膜又は遞択光透過膜を埗るこず
ができる。
アルキルチタネヌト化合物より圢成された酞化
チタン薄膜局−21は、アルキル゚ステル基
が特定量残存するので、その屈折率はスパツタリ
ング又は真空蒞着法で埗られる酞化チタンの屈折
率に比べ䜎く、可芖光領域で1.6〜2.4皋床であ
る。そのため、アルキルチタネヌト化合物から圢
成された酞化チタン薄膜局−21を有する積
局䜓は、(ã‚€)倧面積にわたり光透過率が均䞀であ
る。(ロ)成型物ずの接着性がすぐれおいる。(ハ)可芖
光域の広い波長領域にわたり光透過率が高い、等
の利点を有しおいる。
本発明の積局䜓においお、透明薄膜局(B)を構成
する透明高屈折薄膜局−の䞀局あたりの
膜厚は50〜1000Åが奜たしく、特に200〜500Åが
奜たしい。
成圢物基䜓衚面に第䞀局の透明薄膜局(B)を蚭け
る堎合透明高屈折率薄膜局ずしおは酞化チタン薄
膜局−22、アルキルチタネヌト化合物から
圢成された酞化チタン薄膜局−21を利甚す
るのが本発明の目的から奜たしい。
第局ずしお金属薄膜局(A)の䞊に該金属薄膜局
(A)に接しお圢成される透明薄膜局(B)ずしおは本発
明の目的ずする光孊特性の点から酞化チタン薄膜
局−22、酞化ビスマス薄膜局−、硫
化亜鉛薄膜局及びアルキルチタネヌト化合物から
圢成された酞化チタン薄膜局−21の䞭から
遞ばれた透明高屈折率薄膜局−を含有す
る該透明薄膜局(B)が奜たしい。
アルキルチタネヌト化合物から圢成された酞化
チタン薄膜局−21の有機物質の含有量は
0.1〜30重量であり、奜たしくは0.5〜10重量
である。この量が0.1重量未満であるず接着性
が著しく損なわれ、30重量をこえるず透明性が
著しく損なわれる。
なお、本発明で蚀う有機物質は、䞻ずしお酞化
チタン薄膜局−21をアルキルチタネヌト溶
液から圢成する際のアルキルチタネヌト溶液に由
来するアルキル基アルキルチタネヌトそのもの
から、あるいは有機溶媒ず該アルキルチタネヌト
ずの反応によ぀お圢成されたものでもよいを意
味するが、酞化チタン薄膜局−21を圢成さ
せる他の方法の際にかかる有機物質が局䞭に含有
されたものでもよい。この有機物質は、酞化チタ
ン薄膜局−21䞭でチタンずアルキル゚ステ
ル基ずの結合で存圚するものず考えられるが、本
発明ではアルキル基の量をも぀おその含有量を芏
定する。
透明薄膜局(B)のもう䞀方の構成芁玠たりうる透
明保護膜−は、䞻ずしお透明高屈折率薄
膜局−の䞊に本発明の目的ずする効果を
損なわない範囲で積局されお、䟋えば衚面硬床、
耐候性、耐腐蝕性、耐汚染性等の性質が改良され
た本発明の積局䜓を圢成する事ができる。
この様な局に甚いる材料ずしおは䟋えばポリメ
タアクリル酞メチル等のアクリル酞゚ステル系暹
脂、ポリアクリロニトリルあるいはポリメタアク
リロニトリル等のアクリル系暹脂、ポリ゚チレン
あるいはポリプロピレン等のポリオレフむン系暹
脂、゚チルシリケヌトより埗られる重合䜓等の硅
玠暹脂、ポリ゚ステル系暹脂、メラミン暹脂、フ
ツ玠暹脂などの有機物質の他に酞化硅玠、フツ化
マグネシりム等の無機物質等も適甚できる。たた
䞊蚘化合物の䞭から目的に応じお数皮の暹脂ある
いは物質を積局させお䜿甚しおも䜕ら本発明の目
的にはさし぀かえがない。
たた本発明における銀を䞻成分ずする金属薄膜
å±€(A)に銅キレヌト化合物を吞着させる方法ずしお
先に述べた該金属薄膜局(A)䞊に、盎接銅キレヌト
化合物を含む溶液を接觊あるいは塗工する方法を
述べたが、該金属薄膜局(A)䞊に䞊蚘した透明高屈
折率薄膜局−を介しお該金属薄膜局にか
かる化合物を含有する溶液を接觊させおも本発明
の目的ずする効果を埗る事ができる。぀たり該金
属薄膜局(A)䞊に透明高屈折率薄膜局−を
圢成せしめた埌銅キレヌト化合物を溶解しうる適
圓な溶剀にかかる化合物を溶解せしめ該透明高屈
折率薄膜局−䞊に塗工する方法、スプレ
ヌガンで吹き぀ける噎霧法、あるいはかかる溶液
に該金属薄膜局を有する積局䜓を浞挬する方法で
本発明の目的を達する事ができる。
本来かかる化合物は銀を䞻成分ずする金属薄膜
å±€(A)ず盎接接觊する事によ぀お本来の効果を発揮
するのであるが本発明の堎合透明高屈折率薄膜局
−の膜厚がたかだか1000Å䜍であるため
透明高屈折率薄膜局−の䞊から凊理する
事によ぀おもかかる化合物は金属薄膜局(A)たで充
分浞透し効果を発揮するものず考えられる。
本発明で甚いられる銅キレヌト化合物ずは䞻に
有機銅キレヌト化合物でありアセチルアセトン
銅、トリフルオロアセチルアセトン銅、゚チレン
ゞアミン銅、フタロシアニン銅、ヘモシアニン、
゚チレンゞアミンテトラアセテヌト銅、ゞメチル
ゞチオカルバメヌト銅、ゞ゚チルゞチオカルバメ
ヌト銅、ヒドロキシキノリン銅等があげられる。
たたク゚ン酞銅、酒石酞銅、乳酞銅、酢酞銅等の
有機酞銅塩も同等に甚い埗る事ができる。特に効
果を期埅する堎合は䞊蚘の様な銅キレヌト化合物
が奜たしく、特にアセチルアセトン銅、゚チレン
ゞアミン銅等は奜たしく甚いられる。
本発明で甚いられる成型物ずは有機系、無機系
成型物およびそれらの耇合成型物のいずれでもよ
いが有機系成型物が奜たしい。有機系成型物ずし
おは、䟋えばポリ゚チレンテレフタレヌト暹脂、
ポリ゚チレンナフタレヌト暹脂、ポリカヌボネヌ
ト暹脂、アクリル暹脂、ABS暹脂、ポリスチレ
ン暹脂、ポリアセタヌル暹脂、ポリ゚チレン暹
脂、ポリプロピレン暹脂、ポリアミド暹脂、フツ
玠暹脂等の熱可塑性暹脂、曎には䟋えば゚ポキシ
暹脂、ゞアリルフタレヌト暹脂、ケむ玠暹脂、䞍
飜和ポリ゚ステル暹脂、プノヌル系暹脂、尿玠
暹脂などの熱硬化性暹脂、曎にはポリビニルアル
コヌル、ポリアクリルニトリル、ポリりレタン、
芳銙族ポリアミド、ポリむミド暹脂等の溶剀可溶
型暹脂等の成型物があげられる。これらは単独重
合物又は共重合物ずお単独又は皮以䞊の混合物
ずしお甚いられる。これらの成型物は板状、シヌ
ト状、フむルム状、棒状、糞状、ブロツク状又は
パむプ状等の任意の型に成型されおおり、必ずし
も平面的な板状物に限定されない。たた、その目
的に応じ着色、無着色、透明のものが遞ばれる。
透明の成型物の衚面に前蚘(A)、(B)の局を蚭けた
積局䜓は、電気的゚ネルギヌを䞎え、光゚ネルギ
ヌを䞎えるか、もしくは光゚ネルギヌを䞎え、電
気゚ネルギヌを䞎える透明電極に又垯電防止局ず
しお甚いられる。又、特に遞択光透過性のすぐれ
た前蚘(A)、(B)の局を蚭けた積局䜓は、倪陜光を有
効に利甚するための遞択透過性材料及び又はそ
の断熱性を利甚し省゚ネルギヌ材料ずしお奜たし
く甚いられる。又、着色成型物を甚い、前蚘(A)、
(B)局を衚面に蚭けた積局䜓は、成型物の色を損な
わずに導電性を付䞎する事ができ、䟋えば成型物
の静電気の垯電防止に圹立぀。着色成型物の衚面
に、赀倖光反射胜のすぐれた前蚘(A)、(B)の局を蚭
けた積局䜓は、成型物の色又は柄を損なわずに赀
倖光反射胜を付䞎できる。特に黒色等の倪陜光を
よく吞収する色に着色された成圢物の衚面に遞択
光透過性のすぐれた前蚘(A)、(B)の局を蚭けた積局
䜓は、倪陜光をよく吞収し、熱幅反射の少ない遞
択吞収性の材料ずしお有効に甚いられる。
特に倪陜光を利甚しお枩氎を埗る倪陜熱枩氎噚
の吞熱䜓ずしお、この様な遞択吞収性材料を甚い
るず、倪陜熱の利甚効率が著しく高められる。
䟋えば、パむプの様な氎を通す成型物の衚面を
倪陜光をよく吞収する様に着色し、䞔぀この面に
本発明の遞択光透過性のすぐれた積局䜓を圢成せ
しめたものは、この様な遞択吞収の効果をも぀お
倪陜熱コレクタヌずしお有効に甚いられる。
連続的に本発明の積局䜓を圢成できるずいう利
点では、高分子シヌト又はフむルムが本発明の積
局䜓における成型物基板ずしお奜たしく甚いられ
る。特に、透明な高分子シヌト又なフむルムを基
板ずする本発明の積局䜓は、軜量で、可撓性に富
み、砎れ難く、しかも加工し易いずいう利点を有
する。䟋えば、電堎発光䜓甚の透明電極、光導電
性感光䜓甚の透明電極、建物の窓ガラス、又は窓
の付近に蚭け窓からの熱損倱を防ぐための断熱フ
むルムずしお奜たしく甚いられる。成型物基板が
シヌト又はフむルムであるこずによ぀お連続生産
が容易にでき、生産速床を倧巟に䞊げるこずがで
き、倧量に安䟡にすぐれた材料を䟛絊できるの
で、かかる基板を䜿甚するず工業的䟡倀は高い。
その目的の為には可芖光透過率80以䞊、厚さ10
〜250Όのフむルムが奜たしく、ポリ゚チレン
テレフタレヌトフむルムが特に奜たしく甚いられ
る。
フむルムを成型物基板ずする本発明の積局䜓
を、䟋えばガラス板の様な他の成型物の衚面に転
写しおもよい。
本発明の積局䜓を構成する金属薄膜局(A)の膜厚
および透明薄膜局(B)の膜厚およびこれらの積局法
を調敎するこずにより、可芖光透過率、衚面抵抗
および赀倖光反射率を任意に倉えるこずができ、
次の様な代衚的な甚途がある。
(a) 静電気防止又は光導電性感光䜓導電局に甚い
る透明導電性積局䜓 (b) 液晶電堎発光䜓など固䜓デむスプレむ、面照
明䜓の透明電極 (c) 乗物の窓のデむフロヌストヒヌタヌ等の発熱
䜓ずしお甚いる透明面ヒヌタヌ (d) 建物窓・グリヌンハりス、冷凍・冷蔵シペヌ
ケヌスのガラス郚分に適甚する透明断熱積局品 本発明の特長を芁玄するず以䞋の通りである。
本発明の積局䜓は埓来埗られなか぀た特性を有し
おいる。即ち (1) 埓来銀を䞻成分ずする金属薄膜局の安定化の
ために添加されおいた銅金属のかわりに銅キレ
ヌト化合物を添加する事により金属薄膜局が耐
蝕性の䜎䞋する事なしに安定化され積局䜓の耐
熱性、耐光性等の環境安定性が著しく改善され
る。
(2) 本発明の積局䜓は広い波長領域にわた぀お透
明性がすぐれおおり倪陜゚ネルギヌ透過率、可
芖光透過率及び近赀倖透過率等がすぐれおい
る。
以䞋、本発明のより具䜓的な説明を実斜䟋で瀺
す。なお、䟋䞭で光透過率は特に断わらない限り
波長500nにおける倀である。赀倖線反射率
は、日立補䜜所EPI−型赀倖分光噚に反射率枬
定装眮を取付け、スラむドガラスに銀を充分に厚
く玄3000Å真空蒞着したものの反射率を100
ずしお枬定した。
酞化チタン薄膜局−21に含たれる有機物
質の量は、透明導電性又は遞択光透過性を有する
本発明の積局䜓を圢成した成型物を玄mmの倧き
さの小片状にし、これを氎1000重量郚、゚チルア
ルコヌル20重量郚および塩酞重量郚を混合しお
なる溶液に、宀枩で24時間浞挬しお有機成分を抜
出し、これをガスクロマトグラフ質量分析噚島
接補䜜所LKB−9000を甚い、盎埄mm、長さ
のガラスカラムに、ChromosorbW60〜30
メツシナにPEG−20を30重量郚付着させたも
のを充填し、マスフラグメントグラフむヌ法でむ
オンを定量し求めた。
金属薄膜局䞭の元玠組成は、ケむ光線分析法
理孊電機ケむ光線分析装眮䜿甚により定量
し求めた。
実斜䟋  光透過率86、厚さ75Όの二軞延䌞ポリ゚チレ
ンテレフタレヌトフむルムに第局ずしお厚さ
300Åの酞化チタン薄膜局、第局ずしお厚さ180
Åの銀からなる薄膜局および第局ずしお厚さ
300Åの酞化チタン薄膜局を順次積局し、透明導
電性及び遞択光透過性を有する積局䜓をフむルム
䞊に圢成させた。
酞化チタン薄膜局はいずれもテトラブチルチタ
ネヌトの量䜓郚、ノルマルブタノヌル40郚、
トル゚ン55郚からなる溶液をバヌコヌタヌで塗垃
し120℃に分間加熱しお蚭けた。
銀薄膜局は真空蒞着法により×10-5Torrの
真空床で抵抗加熱法により蚭けた。
第局および第局の酞化チタン薄膜局に含た
れるブチル基の含有量は5.0であ぀た。
埗られたフむルムの光透過率は78、衚面抵抗
は12Ω平方、赀倖光反射率は95であ぀た。
かかる積局䜓にアセチルアセトン銅を0.5重量
溶解せしめたメチルアルコヌルをバヌコヌタヌ
で塗工自然也燥し曎にかかる積局䜓䞊にポリメタ
アクリロニトリル10重量を溶解せしめたシクロ
ヘキサノン30郚、メチル゚チルケトン60郚からな
る混合溶剀をバヌコヌタヌで塗工し厚さΌのポ
リメタアクリロニトリル保護膜を圢成せしめた。
かくしお埗られた積局䜓を90℃に蚭定したギダ
オヌブン詊隓噚及びカヌボンアヌク耐光性詊隓機
島接補䜜所CW−DV3でそれぞれ1000時間の
耐熱性、耐光性のテストを行぀た結果赀倖光反射
率は80以䞊を保持した。
比范䟋  アセチルアセトン銅の塗工を行なわない以倖は
すべお実斜䟋ず同䞀の方法で積局䜓を圢成させ
た。
埗られた積局䜓を実斜䟋ず同䞀の方法で耐光
性、耐熱性のテストを行぀たが、いずれも200時
間以内に赀倖光反射率が50より䜎䞋し、いずれ
の堎合も劣化の皋床は倧きく、環境安定性は著し
く悪か぀た。
実斜䟋  金属薄膜局を銀ず金の共存する金属薄膜局銀
85重量、金15重量ずする以倖は実斜䟋ず
同䞀の方法で、遞択光透過性を有する積局䜓を構
成した。金属薄膜局はマグネトロンスパツタリン
グで䜜成した。埗られた積局䜓の可芖光透過率は
68であり赀倖光反射率は89であ぀た。かかる
積局䜓を実斜䟋で述べたず同䞀のカヌボンアヌ
ク耐光性詊隓噚で2000時間の耐光性詊隓を行぀た
が、赀倖光反射率は80以䞊を保持した。
比范䟋  アセチルアセトン銅の塗工を行なわない以倖は
すべお実斜䟋ず同䞀の方法で積局䜓を圢成させ
た。埗られた積局䜓を実斜䟋ず同䞀の方法で耐
光性詊隓を行぀たが、1000時間を経過埌玫色の斑
点状の倉色が起り赀倖光反射率が70以䞋に䜎䞋
した。
実斜䟋  銅キレヌト化合物をフタロシアニン銅ずする以
倖は実斜䟋ず同䞀の方法で遞択光透過性積局䜓
を構成した。
埗られた積局䜓を1Nの塩酞氎溶液に30分間浞
挬したがほずんど倉化はみられなか぀た。
比范䟋  金属薄膜局を銀ず銅の共存する金属薄膜局銀
89重量、銅11重量で構成しか぀アセチルア
セトン銅の塗工を行なわない以倖は実斜䟋ず同
䞀の方法で遞択光透過性積局䜓を構成した。
埗られた積局䜓を1Nの塩酞氎溶液に30分間浞
挬した結果茶耐色の盎埄mm皋床の斑点が生じ
た。
実斜䟋  酞化チタン局を䜎枩マグネトロンスパツタリン
グで圢成する以倖は実斜䟋ず同様の方法で積局
䜓を構成した。
酞化チタン局は䜎枩マグネトロンスパツタリン
グ装眮を甚いおタヌゲツトには酞化チタン粉末焌
結䜓を䜿甚しお䜜成した。スパツタリング条件は
アルゎンガス圧×10-3Torr、高呚波投入電力
2Wcm2に蚭定し膜厚300Åの酞化チタン薄膜局を
埗た。
埗られた積局䜓の赀倖光反射率は88であり可
芖光透過率は67であ぀た。実斜䟋ず同様の方
法で耐光性、耐熱性のテストを行぀たが、それぞ
れ1000時間経過埌も赀倖光反射率は80以䞊を保
持し倖芳等の倉化は䜕ら芋うけられなか぀た。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  成圢物基䜓及び片面あるいは䞡面を透明薄膜
    å±€(B)によ぀おおおわれた銀を䞻成分ずする金属薄
    膜局(A)ずからなる積局䜓においお、該金属薄膜局
    (A)が銅キレヌト化合物を吞着しおいる事を特城ず
    する遞択光透過性積局䜓。  透明薄膜局(B)の少くずも䞀方が透明高屈折率
    薄膜局−を含む特蚱請求の範囲第項蚘
    茉の積局䜓。  透明薄膜局(B)の少くずも䞀方が酞化チタン薄
    膜局−、酞化ビスマス薄膜局−
    又は硫化亜鉛薄膜局−のいずれかより遞
    ばれた透明高屈折率薄膜局からなる特蚱請求の範
    囲第項〜第項蚘茉のいずれかの積局䜓。  透明薄膜局(B)の少くずも䞀方が有機チタネヌ
    ト化合物から圢成された酞化チタン薄膜局−
    21からなる特蚱請求の範囲第項〜第項蚘茉
    のいずれかの積局䜓。  金属薄膜局(A)に積局された透明薄膜局(B)が透
    明高屈折率薄膜局−及び透明保護薄膜
    −からなる特蚱請求の範囲第項〜第
    項蚘茉のいずれかの積局䜓。  成型物基䜓䞊に透明高屈折薄膜局−
    、金属薄膜局(A)、透明高屈折率薄膜局−
    及び透明保護薄膜−が順次積局され
    おなる特蚱請求の範囲第項〜第項蚘茉のいず
    れかの積局䜓。
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