JPS6293143A - バキユ−ムコルゲ−シヨンフイ−ダにおける用紙の吸引方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、バキュームコルゲーションフィーダにおける
用紙の吸引方法に関するものである。

従来の技術 バキュームコルゲーションフィーダ（以下コれを単にＶ
ＣＦという）は第１２図に示すようになっていて、バキ
ュームチャンバａの開口部を閉じる送行ベル）ｂにはそ
の全長にわたって通孔Ｃが設けてあり、送行ベル）ｂ上
におかれた用紙ｄの最下層の１枚を送行ベル）ｂに通孔
Ｃを通して吸着し、それ以上の用紙はエアナイフｅにて
浮揚して分離するようになっている。なお上記バキュー
ムチャンバａの上面には図示してないリブ（コルゲータ
）が設げてあり、このリプに沿って上記最下層の用紙が
変形してそれ以上の用紙との間にエアポケットができ、
このエアポケットに上記エアナイフｅからのエアが吹き
込まれるようになっている。なお上記ＶＣＦは、例えば
特開昭５６−５６４４３号公報に示されている。

上記従来のＶＣＦにおけるバキュームチャンバａはバル
ブｆを介してブロアｇの吸引側に接続されており、用紙
の吸引はバルブｆを開いて行ない、バルブｆを全開の状
態で吸引を行なつて（・ｒ−０ 発明が解決しようとする問題点 上記従来例で、特にエアナイフｅから常時エアを吹きっ
ばなしの構成では、第１３図に示すように、用紙ｄは吹
き上げられた状態からパルプｆを開けて最下層の用紙を
送行ペル）ｂに引着されるから、この最下層の用紙は急
激な負圧により送行ペル）ｂに引きつけられることにな
り、に起用紙が薄い場合、この吸着時にシワが発生し５
てしまうことがある。またこの吸着時に用紙が送行ベル
トｂをたたく音が発生して騒音となお）ことがある。

問題点を解決するための手段及び作用 本発明は上記のことにかんがみなされたもので、用紙が
薄い場合でもシワが発生することなく送行され、また用
紙がトランスポートに吸いつけられる際の騒音をなくす
ことができるようＫ　Ｌ　ｔ、＝バキュームコルゲーシ
ョンフィーダにおける用紙の吸引方法を提供することを
目的とするもので、その構成は、バキュームチャンバを
負正にすることにより、エアナイフにて浮揚されている
用紙の１枚を送行ベルトに吸着し、この送行ベルトを駆
動することにより用紙を送行７Ｊ”ル１：５にしたバキ
ュームコルゲーションフィーダにおいて、上記バキュー
ムチャンバ内に、用紙の送行時には高い負圧を、送行ベ
ルトが停止した用紙の吸着時には低い負圧を作用させる
ようになっており、送行ベルトが駆動する送行時には強
い負圧で用紙が吸着され、次の用紙の送行ベルトへの吸
着は弱い負圧で吸着される。

実施例 本発明の実施例を第１図から第１０図に基づいて説明す
る。

第１図は本発明を適用した自動原稿送り装置の溝或側で
あり、この構成において、用紙（原稿）Ｉはトレイ２上
にスタックされ、ボトムＶＣＦ　３にて最下層の用紙が
分離送行される。

そしてこの用紙はプラテンガラス４上でストッパに当接
してレジストされると同時に露光され、ついで排出され
る。

上を己ボトムＶＣＦ　３のバキュームチャンバ５はパル
プ６を介してブロア７の吸引側に接続されており、また
エアナイフ８はプロア７の吐出側に接続されている。

上記パルプ６は第２図から第４図に示すよう尤なってい
て、ハウジング９と、このハウジング９の内面に隙間１
０をあけて嵌合したロータリパルプ１１とからなってお
り、ロータリバルブ１１を閉としたときにも上記隙間１
０を通ってエアが第４図に示すようにリークされるよう
になって（・る。

ロータリパルプ９の軸にはソレノイド１２に一端を連結
したケーブル１３が巻きつけてあり、ソレノイド１２を
作動してケーブル１３をばね１４に抗して引っばること
によりロータリバルブ１０が作動するようになっている
。

以下本発明の実測態様を第５図から第７図に基づいて説
明する。なおこの例においてはエアナイフ８からのエア
は吹きっばなしとする。

（１）送行開始前（第５図） パルプ６は閉にしである。しかしこのパルプ６のリーク
により、バキュームチャンバ５には弱い負圧が作用して
いる。

スタックされた用紙１の最下層の１枚は上記バキューム
チャンバ５に弱い負圧でプレ吸引され、２枚目以上の用
紙はエアナイフ８からのエアにて浮揚されている。

（２）送行開始（第６図） パルプ６を開にしてバキュームチャンバ５内負圧を大き
くして上記最下層の用紙を送行ベルト１５に強く吸着さ
せてからこの送行ベルトｉ５を駆動する。

用紙は大負圧状態でフィードロール１６まで送行ベルト
１５にて送行され、フィードローラ１６に確実にかみ込
まれたことを検出するとパルプ６は閉となり、バキュー
ムチャンバ５内の負圧は低下する。実際の送行では最大
層の用紙がバキュームチャンバ５の上面から抜けるので
、バキュームチャンバ５内の負圧は一時的に殆どゼロま
で低下する。

（３）送行終了前（第７図） 送行された用紙はバキュームチャンバ５の負圧が低い状
態でフィードロール１６によって引き抜かれる。このと
き送行ベルト１５は停止状態にある。送行された用紙が
バキュームチャンバ５によるバキュームボートから抜は
始めると、浮揚されていた２枚目以上の用紙の最下層の
用紙が吸引されはじめる。ただし、このときの吸引は弱
い負圧で少しずつ引かれることになる。

（４）送行終了 送行された用紙が完全にトランスポートから引き抜かれ
た後、次に送行される用紙は３枚目以降の用紙群から引
きはなされて弱い力で吸引されていることになる。

上記（１）〜（４）が繰り返し行なわれる。

上記作動におけるバキュームチャンバ５内の負圧力の変
化を示すと第１１図に示すようになる。

上記パルプ６はロータリパルプのほかにバタフライバル
ブを用いてもよい。

またロータリパルプの場合、第８図に示すように、閉動
作時に全閉とならない構成としてもよい。この場合の閉
状態のリーク十ｌを正確にコントロールするために第９
図に示すように、釉に固着したカム１６とハウジング側
のストッパ１７を用いてパルプの閉位置を出す。さらに
上記以外にも第１０図に示すようにスリット１８を設け
てもよい。

なお上記実施例ではボトムＶＣＦについて示したが、こ
れはトップＶＣＦに適用してもよい。

発明の効果 本発明によれば、送行前の送行用紙は弱い力でトランス
ポートに吸引されるから、用紙が薄い場合でもシワが発
生することなく送行される。

また用紙がトランスポートに吸いつけられる際の騒音を
なくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の適用例を示す構成説明図、第２図から
第４図はパルプの構成を示す断面図、第５図から第７図
は作用説明図、第８図から第１０図はパルプの他の実施
例を示す説明図、第１１図はバキュームチャンバ内の圧
力変化を示す、線図、第１２図、第１３図は従来例の説
明図である。 １は用紙、５はバキュームチャンバ、８はエアナイフ、
１５は送行ベルト。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バキュームチャンバ５を負圧にすることにより、エアナ
   イフ８にて浮揚されている用紙の１枚を送行ベルト１５
   に吸着し、この送行ベルト１５を駆動することにより用
   紙を送行するようにしたバキュームコルゲーションフィ
   ーダにおいて、上記バキュームチャンバ５内に、用紙の
   送行時には高い負圧を、送行ベルト１５が停止した用紙
   の吸着時には低い負圧を作用させるようにしたことを特
   徴とするバキュームコルゲーションフィーダにおける用
   紙の吸引方法。