JPS6292593A

JPS6292593A - 受像管駆動回路

Info

Publication number: JPS6292593A
Application number: JP23202285A
Authority: JP
Inventors: Susumu Akazawa; 赤沢　進
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1985-10-17
Filing date: 1985-10-17
Publication date: 1987-04-28
Anticipated expiration: 2010-05-17
Also published as: JPH0746871B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、ビームインデックス方式のカラー受像管を
用いたカラーテレビジジン受像機等に用いて好適な受像
管駆動回路に関する。

〔発明の概要〕

この発明は、点順次走査インデックス方式の受像管駆動
回路において、複数個の色信号に対応した１組毎の螢光
体に対して各色信号のレベルを同一となるように揃え、
このレベルの揃った色信号により受像管の制御電極を駆
動することにより、比較的細かい絵柄（白黒信号）にお
いても色が付くことがなくなるようにしたものである。

〔従来の技術〕

通常、ビームインデックス方式のカラー受像管は、単一
の電子ビームが、赤、緑及び青の色蛍光体ストライブが
水平走査方向に順次くり返し配列された螢光面を走査す
るもので、螢光面の内面にインデックス螢光体ストライ
プが水平走査方１ｉ＋］　＆こ配列されて設けられ、電
子ビームがこのインデックス螢光体ストライブを走査す
ることにより得られるインデックス信号にもとづいて、
亀子ビームが、赤の色蛍光体ストライプを走査するとき
は赤のｊ京色信号で、緑の色蛍光体ストライプを走査す
るときは緑の原色信号で、青の色蛍光体ストライプを走
査するときはＮの原色信号で、それぞれ密度変調される
ようになっている（特開昭５６−１８０１８７号）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このようにビームインデックス方式のカラー受像管では
単一のビームでカラー再生を行うためにそのスポットサ
イズは非常に小さい。その結果、白黒信号の再生時には
比較的細かい絵柄において第４図に示すような駆動状態
となり、色がついて見えてしまうことになる。すなわち
、第４図において、第４図Ａは赤、緑、青の各色の信号
の信号量を代表的に１つの線で表したもので、このよう
な信号量で受像管の例えば第１グリツドに供給すると、
それに対応した電子ビームにより色螢光体ストライプが
走査されて第４図Ｂに示すように各色に対応した発光量
が得られる。この第４図Ｂにおいて、右側の台形状の波
形の平らな部分では赤、緑、青の螢光体ストライプの発
光量が同一レベルであるので白黒信号はきれいに再生さ
れるが、右側の台形状の波形の傾斜の部分或いは左側の
正規分布状の波形では、赤、緑、青の螢光体ストライプ
の発光量がレベル的に異なるので、結果として発光量の
強い色の付いた白黒信号が再生されるごとになる。つま
り、左側の正規分布状の波形で見た場合、緑の螢光体ス
トライプの発光量が一番大きいので緑の付いた白黒信号
が再生されることになる。このように赤、緑、青の螢光
体ストライプの発光量が異なった場合、文字等を連続的
に表ボするときには一種のカラビートのように見える。

このように白黒信号の再生時色が付くのを改善するには
、螢光体ストライプの本数を増加し、扱う信号に対して
十分螢光面の空間周波数を上げればよい。しかしながら
、インデックス方式においては、螢光体ストライプの本
数の増加はストライプピッチが小さくなるためビームス
ポット幅の縮小を必要とすることになる。その結果輝度
が低上したり或いはカラー再生不ＭＪ能となってしまう
不都合を生じる。

この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、扱う信号に
対して必要以上に螢光体ストライプの本数を増加するこ
となく比較的細がい絵柄（白黒信号）においても色が付
くことをなくすることができる受像管駆動回路を提供す
るものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明による受像管駆動回路は、点順次走査インデッ
クス方式の受像管駆動回路において、少くともシ個以上
の色信号をこの色信号に対応した１組毎の螢光体に対し
′Ｃ同一レベルに揃えるレベル設定手段（２１）〜（２
４）または（２５）　、　　（２６）を設け、このレベ
ル設定手段の出力により受像管（１）の制御電極（８）
を駆動するように構成している。

〔作用〕

レベル設定手段（２１）〜（２４）または（２５）　。

（２６）により少くとも２個以上の色信号のレベルを各
色信号に対応した１組毎の螢光体に対して揃え、このレ
ベルの揃った色信号で受像管（１）の制御電極（８）を
駆動するようにする。これにより比較的細かい絵柄にお
いても色が付くことがなくなる。

〔実施例〕

以゛−ト、この発明の諸実施例を第１図〜第４図に基づ
い°ζａ’ｆ−Ｌ、、　＜説明する。

第１図はこの発明の第１実施例の回路構成をボずもので
、同図において、カラー受像管ｆｌｌのファンネル部の
外側には、電子ビーム（２）がインデックス螢光体スト
ライプを走査したときに発する光（３）を検出するため
の光検出器（４）が配される。

そして、水平同期パルスＰＨがフリップフロップ回路（
５）のセット側に供給されて、パルスＰＨの後縁でフリ
ップフロップ回路（５）の出力信号Ｆｘが立ち上がる。

なお、フリップフロップ回ｌＩ！３（５１は電子ビーム
が水平走査開始部と有効画曲部の境界位置を走査する時
点においてリセットされる。フリップフロップ回路（１
１）の出力信号Ｆｘはスイッチ回路（６）に供給されて
その「１」の期間においてスイッチ回路（６）がオンと
なり、この期間において、レベルｉ１■変回路（７）か
ら得られる電位が受像管（１１のたとえば第１グリツド
（８）に供給され゛ζビーム電流が流れ、電子ビーム（
２）が水平走査開始部のインデックス螢光体ストライブ
を走査するようになり、光検出器（４）より出力信号が
得られる。

この光検出器（４）の出力信号がバンドパスフィルタ（
９）に供給されてインデンクス螢光体ストライブのピッ
チで決まる周波数のインデックス信号Ｓ１が取り出され
る。このインデックス信号ＳＩが振幅検波回路（１０）
に供給されて振幅検波され、検波電圧Ｖｏが得られる。

そして、この振１１ｆｉ検波回路（１０）の検波電圧Ｖ
。

がサンプルホールド回路（１１）に供給されて上述のフ
リップフロップ回路（５）の出力信号Ｆｘによりサンプ
リングホールドされる。したがって、サンプルホールド
回路（１１）の出力電圧ｖＨとして、１辰幅検波回路（
１０）の検波電圧Ｖｏの水平走査開始部の期間の終りの
時点における値がホールドされたものが得られる。そし
て、このサンプルホールド回路（１１）の出力電圧ＶＨ
がレベル０Ｊ変回路（力として動作する比較器に供給さ
れて可変抵抗器（１２）により予め設定された基準電圧
Ｖ１と比鮫される。

したがって、水平走査開始部の期間において一定のビー
ム電流が流れ、一定の大きさのインデックス信号Ｓ、が
得られるように、レベル可変回路（７）の出力電圧、す
なわち水平走査開始部の期間におい”で受像管（１）の
第１グリツド（８）に与えられる電圧ＶＭが制御される
。この制御動作は負帰還制御である。なお、水平走査開
始部の期間においては比較的大きなビーム電流が流れ、
比較的大きなインデックス信号ＳＩが得られるようにな
されている。

一方、復調された赤、緑及び青の原色信号ＥＲ１ＥＧ及
びＥＢが夫々増幅器（１３）　、　　（１４）及び（１
５）を介して例えばクリップ回路やクランプ回路からな
る黒レベル補償回路（１６）に供給され、そして上述の
レベル可変回路（７）の出力電圧ＶＭがレベルシフト回
路（１７）に供給されて電圧ＶＭよりも一定電位下がっ
た電圧ＶＢが得られ、この電圧Ｖ８が場レベル補償回路
（１６）に供給されて、回路（１６）において、各原色
信号が電圧ＶＢ以ドにならないように、すなわち黒レベ
ルが電圧ＶＢになるように、制御される。この電圧■Ｂ
は、受像管（１）の第１グリツド（８）に与えられたと
き若干のビーム電流が流れるようなものとされる。

映像信号の黒レベルにおいても受像管がカットオフしな
いで若干のビーム電流が流れるようにしたのは、映像信
号の内容にかかわらず常にインデックス信号が得られる
ようにするためで、こうすることで螢光面に対して常に
正しいタイミングで色切換えがなされ、常に正しい色再
生がなされるようになる。

黒レベル補償回路（１６）においてレベル制御された各
色の原色信号はスイッチ回路（１７Ｒ）。

（１７Ｇ）及び（’１７Ｂ）に供給されて、有効内面部
の期間において、スイッチ回路（１７Ｒ）　、　　（１
７Ｇ）及び（１７Ｂ）がインデックス信号ＳＩにもとづ
いて各色螢光ストライブＲ，Ｇ及びＢの位置において順
次オンとされて、受像管＋１１の第１グリツド（８）に
同門切り喚えされた色信号が与えられる。

スイッチ回路（１７Ｒ）　、　　（１７Ｇ）及び（１７
Ｂ　）に対するゲート信号ＧＲ，’ＧＧ及びＧＲは次の
ように形成される。

まず、バンドパスフィルタ（９）の出力側に設けられた
ＰＬＬ回路（１８）の出力がカウンタ（１９）にてｌ／
３に分周されて、互いに位相の１２０゛づつ異なる赤、
緑及び青の分割用パルスＦＲ，ＦＧ及びＦ［１が形成さ
れ、これがゲート回路（２０）に供給されて、有効画面
部の期間においてゲート回路（２０）より取り出された
分割用パルスＦＲ，ＦＧ及びＦＢがゲート信号ＧＲ，Ｇ
Ｇ及びＯＢとして利用される。

上述は慣用の回路で本実施例では更に増幅器（１３）〜
（１５）と黒レベル？ｉｔｉ償回路（１６）との間に夫
々サンプルホールド回路（２１）　、　　（２２）　Ｂ
ｔ、ヒ（２３）を設ける。そして、これ等のサンプルホ
ールド回路（２１）　、　　（２２）及び（２３）にサ
ンプリングパルスを供給するためにカウンタ（１９）の
出力側に波形整形回路（２４）を設け、ごの波形整形回
路（２４）はカウンタ（１９）からの例えば赤の分割用
パルスＦＲの立ち上りに応答して狭幅のパルスを形成し
、サンプリングパルスとしてサンプルホ−ルド回路（２
１）〜（２３）に同時に供給する。各サンプルホールド
回路（２１）〜（２３）は１トリオ相当時間（１／　ｆ
　丁＝　　１８０ｎｓ：　ｆ　Ｔは赤、緑、青の一組の
螢光体ストライブで決まるトリオ周波数）サンプリング
した各色の信号をホールドし、黒レベル補償回路（１６
）に供給する。

黒レベル補償回路（１６）においてレベル制御された各
色の色信号はスイッチ回路（１７Ｒ）　、　　（１７Ｇ
及び（１７Ｂ）に供給され、ゲート回路（２０）からの
ゲート信号ＧＲ，Ｇ（４及びＧＢにより順次切換えられ
て取り出される。この結果スイッチ回路（１７Ｒ）　、
　　（１７Ｇ）及び（１７Ｂ）の出力側には第２図に示
すように赤、緑、青−組毎に各色同一レベルとされた色
信号が得られる。この色信号が受像管（１）の第１グリ
ツド（８）に供給される。

この結果少くとも一組の各色螢光体ストライプは同一レ
ベルの色信号で実質的に駆動されることになるので、対
応して一組の各色螢光体ストライプから同一レベルの発
光量が得られ、白黒信号の場合でも色が付くようなこと
がない。

このように本実施例では各色信号を同時にサンプリング
し、所定時間ホールドすることにより切換出力として同
一レベルの色信号を得ることができ、このレベルの揃っ
た色信号で対応する螢光体ストライブを実質的に駆動“
Ｊるようにしたので、比較的細かい絵柄に対しても色つ
きがなくなる。

第３図はこの発明の第２実施例を示すもので、同図にお
いて、第１図と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。

本実施例では増幅器（１３）〜（１５）と黒レベル補償
回ｌＩ！３（１６）との間に赤、緑、青の各色入力信号
に対して夫々１トリオ相当時間の　１／３ずつ異なる遅
延手段を挿入する。ずなわら、増幅器（１３）の出力は
そのま＼黒レベル補償回路（１６）へ供給し、増幅器（
１４）の出力は１トリオ相当時間の１／３　　（１／　
３　ｆ　Ｔ　）の遅延時間を汀する遅延回路（２５）を
介して黒レベル補償回路（１６）へ供給し、増幅器（１
５）の出力はＩトリオ相当時間の２／３　　（２／３　
ｒ　丁）の遅延時間を有する遅延回路（２６）を介して
黒レベル補償回路（１６）へ供給する。この結果、増幅
器（１４）及び（１５）の各出力（緑の色信号Ｇ及び青
の色信号Ｂ）は、第４図Ａにボすように増幅器（１３）
の出力（赤の色信号Ｒ）に対して夫々１トリオ相当時間
の１／３及び２／３だけ遅延されて黒レベル補償回路（
１６）へ供給される。

そして、上述の如く黒レベル補償回路（１６）において
レベル制御された各色の色信号はスイッチ回路（１７Ｒ
）　、　　（１７Ｇ　）及び（１７Ｂ）に供給され、ゲ
ート回路（２０）からのゲート信号ＯＲ，ＣＧ及び０日
により順次切換えられて取り出される。この結果スイッ
チ回路（１７Ｒ）　、　　（１７Ｇ）及び（１７Ｂ）の
出力側には第４図Ｂにボずように赤、縁、青−組毎に各
色同一レベルとされた色信号が得られる。

この色信号が受像管（１１の第１グリツド（８）に供給
される。

この結果少くとも一組の各色螢光体ス］・ライブは同一
レベルの色信号で実質的に駆動されることになるので、
り・１応して一組の各色螢光体ストライブから同一レベ
ルの発光量が得られ、白黒信号の場合でも色が付（よう
なことがない。

ごのようにして、本実施例でも上記実施例と同様の作用
効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

上述の如くこの発明によれば、複数個の色信号に対応し
た１組毎の螢光体に対して各色信号のレベルを揃えた上
で走査すべく受像管の制御電極を駆動するようにしたの
で、文字表示等白黒画面の如き比較的細かい絵柄に対し
ても色つきがなくなり、カラービート等が発生すること
が防止される。

図面のｆｌ？ｉＲな説明第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は第１図の動作説明に供するための図、第３図はこの発
明の他の実施例を示すブロック図、第４図は第２図の動
作説明に供するための図、第５図は従来例の説明に供す
るための図である。

（１１はカラー受像管、（４）は光検出器、（１６）は
黒レベル袖ｆ貰回路、（１７Ｒ）　、　　（１７Ｇ　）
　、　　（１７Ｂ　＞はスイッチ回路、（１８）はＰＬ
Ｌ回路、（１９）はカウンタ、（２０）はゲート回路、
（２１）　　、　　（２２）　。

（２３）はサンプルホールド回路、（２４）は波形整形
回路、（２５）　、　　（２６）は遅延回路である。

電

Claims

【特許請求の範囲】点順次走査インデックス方式の受像管駆動回路において
、少くとも２個以上の色信号を該色信号に対応した１組毎
の螢光体に対して同一レベルに揃えるレベル設定手段を
設け、該レベル設定手段の出力により受像管の制御電極を駆動
するようにしたことを特徴とする受像管駆動回路。