JPS6221318B2 - - Google Patents

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JPS6221318B2
JPS6221318B2 JP53101528A JP10152878A JPS6221318B2 JP S6221318 B2 JPS6221318 B2 JP S6221318B2 JP 53101528 A JP53101528 A JP 53101528A JP 10152878 A JP10152878 A JP 10152878A JP S6221318 B2 JPS6221318 B2 JP S6221318B2
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JP
Japan
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circuit
level
transistor
output
electron gun
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Application number
JP53101528A
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English (en)
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JPS5444435A (en
Inventor
Yohanesu Fuberutasu Yansen Piitaa
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS5444435A publication Critical patent/JPS5444435A/ja
Publication of JPS6221318B2 publication Critical patent/JPS6221318B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/18Picture reproducers using cathode ray tubes using separate electron beams for the primary colour signals
    • H04N9/20Picture reproducers using cathode ray tubes using separate electron beams for the primary colour signals with more than one beam in a tube
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/141Beam current control means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 (a) 多電子銃カラー受像管の電子銃の陰極回路内
に設けられて、補正されるべきビーム電流基準
レベルを測定周期の間において測定するための
測定回路、 (b) 前記測定周期の間において前記受像管の各電
子銃に供給されるべきビデオ信号内に基準レベ
ルを与えるためのレベル挿入回路および (c) 前記測定回路と、前記各電子銃においてほぼ
同じ前記ビーム電流基準レベルを得るための前
記受像管の各電子銃の制御電極とに結合される
ビーム電流レベル補正回路 を具えたビーム電流基準レベル制御回路を有する
カラーテレビジヨン受像装置に関するものであ
る。
上記形式のカラーテレビジヨン受像装置に関し
ては、特願昭48―20317号(特開昭48―100018
号)(オランダ国出願特許第7202401号に対応)に
記載されている。この装置の場合は、シーケンス
回路を使用することにより、受像管の異なる電子
銃に対してビーム電流レベル制御回路の大部分を
共用させるようにしている。したがつて、各電子
銃のビーム電流基準レベルはほぼ同じような値し
かとれず、本装置の色再現性(送信端における色
の受信端における再現性)はきわめて一様で、妨
害の影響にほぼ無関係である。しかしながら、通
常、受像管の螢光体の効率は同一でないため、高
輝度値に対して色再現性を正しく調整した場合
は、低輝度値に対する色再現性はやや不正確なも
のとなる。現在使用されている数μA程度の値よ
り相当低いビーム電流基準レベルを用いることに
より、低輝度値に対する正確な色再現性を得るよ
うにすることは可能であるが、この方法は実際問
題として種々の欠点を有する。また、例えば、螢
光体の効率に整合した割合でビーム電流基準レベ
ルを調整しうるような回路により補正を行うこと
も可能であるが、この場合には、高輝度に対する
調整を必要とするだけでなく、低輝度に対する付
加的調整をも必要とするという欠陥がある。
本発明の目的は、低輝度における付加的調整を
要せずして、低輝度の正確な色再現性を実現しよ
うとするものである。
本発明による上述形式のカラーテレビジヨン受
像装置においては、 前記受像管の各電子銃は、レベルシフト回路に
結合され、前記各電子銃において、前記測定周期
以外におけるビデオ信号内の前記基準レベルと、
前記電子銃の電流電圧曲線との相対位置を、前記
測定周期の間における前記相対位置の量と比較し
てほぼ同一量で変えて、前記測定周期以外におけ
る前記基準レベルが実質的に前記各電子銃のカツ
トオフポイントに一致するようにしたことを特徴
とする。
かくすれば、各電子銃のビーム電流基準レベル
は同一であるため、レベルシフトを得るための電
圧値は3電子銃のすべてに対して同一であり、し
たがつて、相互振幅比の調整を必要としない。さ
らに、この電圧値はほとんどビーム電流基準レベ
ルおよび他の既知の一定因子によつてのみ決まる
ので、適正な回路の定格によりこの電圧値を得る
ことができ、なんらの調整をも必要としない。
以下図面により本発明を説明する。
第1図において、曲線Cは受像管の電子銃のビ
ーム電流IBがウエーネルト陰極電圧Vgkの函数
としてどのように変化するかを示す。また、図は
それによりウエーネルト陰極電圧Vgkを変化させ
うるビデオ信号Vの時間的変化をも示す。ビデオ
信号Vは測定周期Tの間、基準レベルRを有す
る。本発明受像装置の場合は、この測定周期Tの
間にビーム電流を測定し、ビーム電流基準レベル
制御回路の制御により、数μAの一定ビーム電流
基準値IBRに保持するようにしており、この目的
のため、制御回路は例えば、ウエーネルト陰極電
圧Vgkを連続的に再調整するようにしている。ま
た、ビデオ信号Vは基準レベルRにほぼ一致する
黒レベルBを有する。
本発明カラー受像装置においては、受像管の各
電子銃ごとにビーム電流基準レベル制御回路を設
けるようにしている。これらの制御回路を相互に
等しくした場合は、これは、例えば、逐次的測定
回路を使用し、これを3つの電子銃の大部分に対
して共用することにより簡単に実現可能である
が、各電子銃のビーム電流基準値は同じ値IBR
調整される。このビーム電流値では、受像装置の
映像スクリーンの各螢光体からはきわめて微量の
光しか放出しないが、これらの光は螢光体の効率
の差により不等であり、ある色が幾分優勢とな
り、この色は制御回路によりきわめて安定とな
る。受像管の低レベル駆動の場合、したがつて、
ビデオ信号が黒レベルに近い場合には、色ずれが
発生する。この色ずれは、最大振幅において生ず
る白の色再現性に対してビデオ信号の振幅比が再
調整されるため、ビデオ信号の振幅が大となるに
したがつて小となる。
低ビデオ信号振幅においても適正な色再現性を
得るためには、すべての3原色に対して高ビデオ
信号振幅の場合と同じ割合で輝度が生じるように
しなければならない。これは、公知のように、ビ
デオ信号内の黒レベルを電子銃のカツトオフポイ
ントVCOに一致させることにより実現可能である
が、この場合にはビーム電流は発生せず、したが
つて、ビーム電流の制御も不可能である。
一方、制御回路により電子銃に供給される電圧
BRとカツトオフ電圧VCOとの差VSは、妨害現
象により電圧VBRを変化させ、IBRを一定値に保
持させる必要がある場合でも、ほぼ一定であるこ
とが分つており、このことは3つの各電子銃に対
して適用される。したがつて、3つの各電子銃に
対して測定周期T以外におけるビデオ信号、した
がつて黒レベルBを量VSだけシフトさせること
により、低ビデオ信号振幅に対する適正な色再現
性を得ることができ、しかもビーム電流基準レベ
ル制御系を保持させることができる。第1図にお
いては、このシフトをカツトオフポイントVCO
ほぼ一致する黒レベルB′をもつた曲線ビデオ信号
回線V′により示してある。また、他の方法は、
測定周期T以外における受像管の電子銃の特性を
図に鎖線で示すような位置にシフトさせることで
ある。さらにこれら2つの方法を組合わせること
も可能である。このレベルシフトを与えるための
回路例については後述することにする。値VS
次式により計算することができる。すなわち、 VS=K√CO3√BR ここで、Kは電子銃の構造により容易に決まる
定数である。
カツトオフ電圧175Vの場合、現在もつとも頻
繁に使用されている電子銃に対して次表が適用で
きる。
BR=2μA VS=11.56V IBR=3μA VS=13.23V IBR=4μA VS=14.56V 受像管の特性が既知の場合は、このレベルシフ
ト電圧を、必要に応じて、受像管のスクリーング
リツドに対するシフト電圧に変換することができ
る。
また、レベルシフト電圧の振幅がこれらの値か
ら幾分ずれた場合には、ビデオ信号に黒レベルが
生じている間において映出される色は、実際に
は、ビデオ信号に白レベルが生じている場合に映
出される色とは完全には同じものではないが、レ
ベルシフトを使用しない場合でも低ビデオ信号振
幅においてかなり正確な色再現性が得られる。
第2図において、RF,IFおよび検波部1は入
力3を有し、処理しようとするカラーテレビジヨ
ン信号を前記入力3に供給して、その出力5に輝
度信号Yを、出力7に色信号Chrを、また、出力
9に同期信号Sを導出させるようにする。
本発明装置の特徴は特許請求の範囲に記載の如
くである。
時間軸発生器13の出力27はパルス発生器3
5の入力29に水平帰線消去パルスを供給し、発
生器13の出力31はパルス発生器35の入力3
3にフイールド帰線消去パルスを供給する。これ
らのパルスを第3図の波形201および202に
より示す。このほか、第3図には本回路の作動説
明に必要な複数の波形203,204,…,22
0および時間t1,t2,…,t10を示す。ただし、図
示の波形は実寸で表示したものではない。
パルス発生器35は複数の出力37,39,4
1,43,45,47,49,51,53および
55を有し、これらの出力にそれぞれ波形20
3,210,211,212,213,214,
215,216,217および218を導出す
る。
また、パルス発生器35の出力55をレベル挿
入回路59の入力57に接続し、前記レベル挿入
回路59の入力61をRF,IFおよび検波部1の
出力5に接続し、輝度信号Yを受信しうるように
する。レベル挿入回路59は出力63を有し、第
3図波形220で示すような変形輝度信号を前記
出力63に導出する。前記輝度信号は、フイール
ドの始めの3つのライン周期t5―t6,t7―t8,t9
t10の間、入力57に供給される波形218を用
いて挿入された基準レベル221を含む。
また、レベル挿入回路59の他の出力65に導
出される波形219を色信号増幅器69の入力6
7に供給し、RF,IFおよび検波部1の出力7に
接続した増幅器69の入力71に供給される色信
号を抑圧させるようにする。
レベル挿入回路59の出力63はこれを分配回
路75の入力73に接続し、前記分配回路の3つ
の出力79,81,83をそれぞれ3つのブラン
キング回路(帰線消去回路)91,93および9
5の入力85,87および89に接続する。ま
た、前記ブランキング回路91,93および95
の入力97,99および101をそれぞれパルス
発生器35の出力47,49および51に接続
し、前記回路91,93および95の入力10
3,105および107をそれぞれ復調・マトリ
クス回路115の出力109,111および11
3に接続し、さらに、色信号増幅器69の出力1
19から導出される色信号を前記復調・マトリク
ス回路の入力117に供給する。
復調・マトリクス回路115はその出力10
9,111および113にそれぞれB―Y,G―
YおよびR―Y色差信号を発生する。ブランキン
グ回路91,93および95においては、原色信
号RGおよびBを得るため、これらの色差信号を
分配回路75より導出された変形輝度信号と加算
し、かつ、輝度信号より抽出した基準信号221
を、波形214,215および216を有する入
力97,99および101の信号により特別なシ
ーケンスで抑圧する。本実施例の場合、R信号に
おいては時間t5ないしt6,G信号においては時間
t7ないしt8,B信号においては時間t9ないしt10
み基準レベルが残るよう前記シーケンスを選定し
ている。関連の基準レベルをもつたこれらの信号
はそれぞれブランキング回路95,93および9
1の出力121,123および125に導出さ
れ、それぞれ、ビーム電流レベル補正回路13
3,135および137の入力127,129お
よび131に供給され、かくして、前記基準レベ
ルは各ビーム電流レベル補正回路において受像管
21の対応する電子銃の特定ビーム電流値と結合
されるようにする。
ビーム電流レベル補正回路133,135およ
び137はそれぞれ出力139,141および1
43を有し、これらをそれぞれ受像管21の“赤
色”,“緑色”および“青色”電子銃のウエーネル
ト電極に接続する。また、タイムベース帰線消去
期間中に信号が受像管21に供給されないように
するため、前記各ビーム電流レベル補正回路の入
力145,147および149をパルス発生器3
5の出力37に接続してブランキング信号を受信
するようにし、さらに、入力151,153およ
び155をシーケンス回路の各記憶回路163,
165,167の出力157,159および16
1に接続する。
記憶回路163,165および167の入力1
69,171および173はこれらをスイツチ1
77,178および179の出力174,175
および176に接続し、前記スイツチの制御信号
入力183,184および185をそれぞれパル
ス発生器35の出力39,41,および43に接
続する。
スイツチ177は時間t5ないしt6の間のみ導通
し、スイツチ178は時間t7ないしt8の間のみ導
通し、またスイツチ179は時間t9ないしt10の間
のみ導通するよう形成する。これらの各スイツチ
はその入力180,181および182の1つに
供給されるレベルを関連の記憶回路163,16
5および167に供給する。
前記スイツチの入力180,181および18
2はこれらを測定回路187の出力186に接続
し、前記測定回路187の入力端子189を受像
管21の相互接続陰極に接続し、入力端子190
を正電圧130Vに、入力端子191をパルス発
生器35の出力45に、また、入力端子192を
パルス発生器35の出力53に接続する。
さらに、受像管21の相互接続陰極は抵抗19
3およびダイオード194の並列接続を介して正
電圧130Vに接続する。また、各電子銃の遮蔽
格子を、+130Vとそれより正電圧++との間の2
つのポテンシヨメータ801,803に直列に配
置したポテンシヨメータ195,196,197
の可調整タツプに接続する。
測定回路187は、各ウエーネルト電極におけ
る信号の基準レベルにより連続的に発生するビー
ム電流従属電圧をスイツチ177,178,17
9に転送する機能を有する。前記電圧はフイール
ド周期の間記憶回路163,165,167に保
持された後、ビーム電流レベル補正回路133,
135,137の入力151,153,155に
転送され、この転送の間、他の電子銃には、ビー
ム電流は流れない。かくして、全く同じ方法で実
現した制御ループの各々に対して1つの測定回路
187を使用するのみで、輝度信号内の基準レベ
ルに対応する各電子銃のビーム電流の安定化をは
かることができる。
このようにして得られた基準レベルに対するビ
ーム電流制御により、受像管21の3電子銃のき
わめて良好なセツテイングを確保することがで
き、常時、制御ループ内における充分な利得で、
例えば、電源電圧変化および温度変化に無関係な
いわゆる背景輝度と呼ばれる低輝度信号の一定カ
ラーを保持することができる。
この色を適正なもとの色とするため、パルス発
生器35の出力45よりインバータ回路809を
介して導出されるパルス(波形213と逆位相)
をコンデンサ805を介して並列配置ポテンシヨ
メータ195,196,197の上部接続点に供
給する。かくすれば、受像管21の各スクリーン
グリツドにはほぼ同一振幅のパルスが供給される
ので、第1図において曲線C′を生ずるビデオ信
号が発生している間における受像管21の電子銃
のセツテイング電圧は、ビーム電流が安定状態に
あり、第1図の曲線Cを生ずる基準レベルの発生
期間中のセツテイング電圧より偏移することにな
る。
なおこの相対偏移はビデオ信号Vの曲線をシフ
トさせるか、あるいは曲線Cの偏移を生ずる電子
銃のセツテイング電圧を偏移させることによつて
行うことができる。従つてこのパルスの振幅を適
当に選定することにより、各電子銃におけるビデ
オ信号の黒レベルB(第1図)をほぼこの電子銃
のカツトオフポイント、すなわち第1図でVgk
と、曲線C′の交点に位置させることができる。
スクリーングリツドポテンシヨメータ195,1
96,197は黒レベルが発生している間ウエー
ネルト電圧が相互に等しくなるようこれらを調整
する。この場合、スクリーングリツドのゲインフ
アクタは標準値から幾分ずれる可能性があるの
で、これらポテンシヨメータ195,196,1
97の調整も互に若干異なつたものとする。レベ
ルシフト電圧は前記ポテンシヨメータ195,1
96,197の上部接続点に供給するようにして
いるため、各スクリーングリツドにおいては、関
連のスクリーングリツドゲインフアクタに正しく
適応するようなやや異なる振幅を有する。この場
合、ビデオ信号の任意のレベルにおいて適正な色
再現性を確保するためには、通常の白色信号用の
調整手順で充分である。
この相対シフトとは、測定周期Tにおいては、
第1図の実線曲線CとVとの相対位置に関するも
のであり、測定周期T以外では、CとV′あるい
はC′とVの相対偏位である。
電子銃のセツテイング、すなわち第1図におい
てVgk及びIB軸に対する曲線Cの位置は、従来
既知の如くスクリーングリツド電圧を変えること
により変えることができる。
回路809,805,195,196,197
は、測定周期以外における各電子銃のカツトオフ
ポイントをビデオ信号の黒レベルにほぼ一致させ
るためのレベルシフト回路として使用する。
上記の作動を可能にし、かつ受像管の陰極回路
内に設けた他の回路の実施例を第9図に示す。
また、各ビデオ信号においてレベル補正を行う
ことも可能であり、この回路例を第8図に示す。
第4図は3つのビーム電流基準レベルクランプ
制御回路の1つならびに3つの基準レベルクラン
プ制御ループ,シーケンススイツチ177および
ビーム電流レベル補正回路133用の共通測定増
幅器187を示し、第2図示回路の構成素子と同
じ構成素子に関しては同一符号数字を用いて表示
してある。
受像管21の陰極に発生する信号は抵抗193
の両端に電圧を生ずる。この電圧は測定周期の間
カツトオフ状態となる保護ダイオード194によ
り制限され、測定増幅器187の入力端子18
9,190に供給される。入力端子189,19
0はこれらをそれぞれnpn形トランジスタ301
のベースおよびエミツタに接続し、前記トランジ
スタ301のコレクタを抵抗303を介して接地
するほか、コンデンサ305を介して高周波的に
接地する。また、トランジスタ301のコレクタ
を抵抗307を介してベースに負帰還結合させ
る。
トランジスタ301により増幅された信号は、
抵抗309およびコンデンサ311の直列接続を
介してnpn形トランジスタ313のベースに供給
する。また、前記トランジスタ313のベースに
は、クランプスイツチとして機能するnpn形トラ
ンジスタ315のコレクタを接続し、前記トラン
ジスタ315のエミツタを抵抗317および2つ
のダイオード319,321の直列接続を介して
大地電位に接続するとともに、そのベースを入力
191に接続する。
入力191に供給される波形213に示すよう
な信号により、トランジスタ315は、基準信号
221により生ずる信号が受像管21の陰極に存
在する間のみカツトオフ状態となる。前のライン
周期の間には、色信号および輝度信号は抑圧さ
れ、受像管21の陰極には信号が存在しないた
め、コンデンサ311は導電状態にあるトランジ
スタ315を介して定充電状態(クランプされた
状態)にあり、この場合、ダイオード319およ
び321はトランジスタ313のベースにクラン
ピングレベルを供給する。時間間隔t4―t10の間に
は、それぞれ時間間隔t5―t6,t7―t8およびt9―t10
の間に基準レベル221により生成される信号が
受像管21の相次ぐ陰極に発生する。これらの信
号は増幅された形でトランジスタ313のベース
に供給され、トランジスタ313のエミツタおよ
び直列抵抗323を介してnpn形トランジスタ3
25のベースを励振する。前記トランジスタ32
5のエミツタはこれをトランジスタ327のコレ
クタに接続し、トランジスタ327のエミツタを
接地する。また、前記トランジスタ327のベー
スを入力192に接続するほか、抵抗329を介
して大地電位に接続する。かくすれば、トランジ
スタ327のベースには波形217で示すような
信号が供給されるので、トランジスタ325のエ
ミツタは時間間隔t5―t6,t7―t8,t9―t10の間のみ
トランジスタ327を介して接地されることにな
る。また、トランジスタ325は増幅器として作
動するので、その期間のみコレクタ抵抗331の
両端に信号を導出する。この信号はnpn形トラン
ジスタ333のベースに供給される。前記トラン
ジスタ333はエミツタホロワ形接続とし、その
エミツタを出力186に接続するとともに、抵抗
335を介して大地電位に接続する。
かくすれば、出力186には、上述の時間間隔
の間各陰極から連続的に生成されるレベルをもつ
た信号が得られる。これらのレベルは関連の電子
銃のビーム電流の尺度を示すもので、連続的にス
イツチ177,178および179を介して時間
間隔t5―t6の間は記憶回路163に、時間間隔t7
―t8の間は記憶回路165に、また時間間隔t9
t10の間は記憶回路167に転送される。
スイツチ177は逆並列状に接続した2つの
npn形トランジスタ337,339により形成
し、前記トランジスタ337,339のベースを
それぞれ抵抗341,343を介して入力183
に接続する。入力183には、時間間隔t5―t6
間、パルス発生器35の出力39から導出される
波形210で示すような正のパルスが供給される
ので、この時間間隔の間は、2つのトランジスタ
337および339は導通状態となり、残りの時
間はカツトオフ状態となる。したがつて、時間間
隔t5―t6の間、入力180は出力174に接続さ
れ、記憶回路163の入力169を介して抵抗3
45に接続される。前記抵抗345の他端はこれ
をコンデンサ347に接続し、コンデンサ347
の他の側を接地する。
かくすれば、時間間隔t5―t6の間には、コンデ
ンサ347は測定増幅器187の出力186に導
出されるレベルに充電され、これは出力157を
介してビーム電流レベル補正回路133の入力1
51に供給される。また、この電圧レベルによ
り、出力139に接続した受像管21の電子銃内
の基準信号221により生成されるビーム電流は
一定値に保持される。
同様にして、時間間隔t7―t8およびt9―t10の間
には、他の電子銃のビーム電流が安定化される。
第5図はブランキング回路95および関連のビ
ーム電流レベル補正回路133を示すほか、第4
図示基準レベル制御回路とこれら回路との関係を
示すものである。図において、第2図および第4
図示構成様子に関しては同一符号数字を用いて表
示してある。
ブランキング回路95の入力89には、波形2
20で示すような変形輝度信号Ymが供給され
る。前記波形220は時間間隔t5―t6,t7―t8およ
びt9―t10の間基準レベル221を含む(この基準
レベルはt1ないしt5の間は抑圧される。)。入力8
9はこれをnpn形トランジスタ401のベースに
接続し、前記トランジスタ401のコレクタを抵
抗403を介して接地し、そのコレクタを抵抗4
05を介してnpn形トランジスタ407のエミツ
タに接続する。また、トランジスタ407のコレ
クタを正電圧に接続するとともに、そのベースを
入力107に接続して、t1ないしt10の間抑圧され
た赤の色差信号―(R―Y)を受信するようにす
る。
ブランキング回路95の出力121は、これを
トランジスタ401のコレクタに接続する。ま
た、トランジスタ401のエミツタをnpn形トラ
ンジスタ409のエミツタに接続し、前記トラン
ジスタ409のコレクタを正電圧に接続し、その
ベースを入力101に接続する。
入力101には、波形214で示すような電圧
が供給されるので、時間間隔t7―t8およびt9―t10
の間トランジスタ409は導通状態となり、した
がつて、トランジスタ401はカツトオフ状態と
なつて、トランジスタ407には電流が流れず、
出力121の信号は抑圧される。
一方、トランジスタ409が非導通状態の場合
には、エミツタホロワ407を介して供給される
―(R―Y)信号と増幅トランジスタ401を介
して供給される−Ym信号の複合信号が出力12
1に供給される。この複合信号は時間間隔t5―t6
の間、レベル221に対応する基準レベルを含む
−R信号である。ここで、該基準レベルは時間間
隔t1―t5およびt6―t10の間に抑圧されている。こ
の信号は、ビーム電流レベル補正回路133の入
力127を介してnpn形トランジスタ411のベ
ースに供給される。また、前記トランジスタ41
1のコレクタはこれを正電圧に接続し、そのエミ
ツタを抵抗413を介してnpn形トランジスタ4
15のコレクタに接続するとともに、前記トラン
ジスタ415のエミツタを抵抗417を介して大
地電位に接続し、そのベースを抵抗418を介し
て基準電圧に接続する。
また、トランジスタ415のエミツタを2つの
npn形トランジスタ419および421のエミツ
タに接続し、前記トランジスタ419および42
1のコレクタを正電圧源に接続する。
入力151に供給されるレベル補正電圧は、エ
ミツタホロワとして接続したnpn形トランジスタ
423を介してトランジスタ419のベースに転
送され、また、入力145に供給される波形20
3で示すようなブランキング信号(帰線消去信
号)はトランジスタ421のベースに転送される
ようにする。前記ブランキング信号は、水平垂直
帰線消去期間の間通常の方法でビーム電流を抑圧
する。トランジスタ421は上記帰線消去期間の
間のみ導通状態となるので、トランジスタ415
はカツトオフ状態となり、したがつて、トランジ
スタ411のエミツタ回路は中断されるので、こ
のトランジスタ415のコレクタには信号は供給
されない。
入力151に供給されるレベル補正電圧はトラ
ンジスタ423および419のエミツタを介して
トランジスタ415のエミツタに供給され、トラ
ンジスタ415により供給され抵抗413を流れ
る直流電流、したがつて、トランジスタ411の
エミツタを介してトランジスタ415のコレクタ
に転送される−R信号のD.Cレベルに作用する。
トランジスタ415のコレクタはこれをnpn形
トランジスタ425のベースに接続し、前記トラ
ンジスタ425のコレクタを抵抗427を介して
正電圧源に接続し、そのエミツタを可変抵抗42
9を介してnpn形トランジスタ431のベースに
接続する。また、トランジスタ431のエミツタ
を大地電位に接続し、そのコレクタをnpn形トラ
ンジスタ433のエミツタに接続し、前記トラン
ジスタ433のコレクタを抵抗435を介して正
電圧源+130Vに接続する。また、トランジスタ
431のベースにはトランジスタ435のコレク
タから分圧器437,439を介して負帰還電圧
を供給する。
かくすれば、トランジスタ431および433
により増幅された赤のカラー信号Rはトランジス
タ433のコレクタから導出され、この信号は出
力139を介して受像管21の赤色電子銃のウエ
ーネルト電極に供給される。ビーム電流補正回路
133の利得は可変抵抗429により可調整と
し、白ポイント補正を可能とする。この場合、ク
ランプ制御ループにより白ポイント補正は基準レ
ベル221により生成されるビーム電流に殆んど
影響を与えないため、抵抗429の調整によつて
も、黒レベル、したがつて、画像の暗部の色は変
わることはない。
第6図はレベル挿入回路59を示す。図におい
て、第2図、第4図および第5図示回路と同じ構
成素子に関しては同一符号数字により表示してあ
る。
レベル挿入回路59の入力61には輝度信号が
供給され、したがつて増幅器503の入力501
にこの信号が供給される。増幅器503は、さら
に、ポテンシヨメータ509により調整可能と
し、かつ輝度調整用として機能する直流電圧を供
給するようにした入力507と、第2図の波形2
19に示すようなブランキング信号を供給するよ
うにした入力511を有する。波形220内の黒
レベル222はポテンシヨメータ509により帰
線消去期間中に生ずるレベルに対して調整可能と
する。また、波形220はnpn形トランジスタ5
15のエミツタ抵抗513の両端に生成され、出
力63に導出される輝度信号である。前記npn形
トランジスタ515はエミツタホロワとして接続
し、そのベースを増幅器503の出力505に接
続する。
また、レベル挿入回路59の入力57には、波
形218に示すような信号が供給される。この信
号はコンデンサ517および抵抗519を介して
スプリツタ(分離接続点)に供給されるように
し、その一方の側を抵抗521を介してnpn形ト
ランジスタ523のベースに接続し、他の側を分
圧器525,527を介してnpn形トランジスタ
529のベースに接続する。
かくすれば、波形218のもつとも正の部分の
間には、トランジスタ523のコレクタ抵抗53
1の両端に低い電圧が生成される。また、時間間
隔t5―t10における信号レベルは、トランジスタ5
29のカツトオフポイント以下にあるため、この
信号はトランジスタ529のコレクタ信号219
内には含まれない。しかしながら、正電圧に接続
した分圧器525,527により、トランジスタ
529は信号218のもつとも負の部分にのみ応
答し、時間間隔t5―t6,t7―t8およびt9―t10の間は
カツトオフ状態となるので、この期間にはトラン
ジスタ529のコレクタには正方向方形波電圧が
発生する。
トランジスタ529のコレクタは抵抗533を
介してダイオード536、抵抗537の直列接続
と抵抗535とを含む分圧器に接続する。かくす
れば、この分圧器のタツプの電圧は+2.2Vの一
定値を有する。この電圧は上述の時間間隔中トラ
ンジスタ529のコレクタにも発生する。この電
圧は、抵抗538を介してnpn形トランジスタ5
39のベースに供給される。前記トランジスタ5
39のコレクタはこれを正電圧源に接続し、その
エミツタをトランジスタ515のエミツタに接続
する。かくすれば、時間間隔t5―t6,t7―t8および
t9―t10には、トランジスタ539のコレクタ電圧
はそのベース電圧により+1.5Vとなるので、ト
ランジスタ515はカツトオフ状態となり、出力
63には基準レベル221が導出される。また、
残りの時間には、トランジスタ539がカツトオ
フ状態となり、出力63にはトランジスタ515
を介して信号が供給される。
また、波形220より明らかなように、信号の
黒レベルは、前述のビーム電流基準レベル制御回
路により受像管21の各電子銃の定ビーム電流値
に等しい一定基準レベル221に関して可調整と
する。
第7図はパルス発生器35の一実施例のブロツ
ク図である。図においては、第2図,第4図,第
5図および第6図示回路と同じ構成素子に関して
は、同一符号数字を用いて表示してある。
パルス発生器35の入力33、したがつて、こ
の入力に接続したシフトレジスタ603の入力6
01には、波形202に示すようなフイールド帰
線消去パルスが供給され、このパルスの後縁部に
よりシフトレジスタの第1セクシヨンは“0”状
態から“1”状態にセツトされる。また、入力2
9を介してシフトレジスタ603の5つの各セク
シヨンに供給される波形201に示すような水平
帰線消去パルスにより、シフトレジスタの第2セ
クシヨンは“0”状態から“1”状態にセツトさ
れ、フイールド帰線消去パルスの後縁部の後に生
ずる最初の水平帰線消去パルスにより第1セクシ
ヨンは“0”状態にリセツトされる。“1”状態
は後続の各水平帰線消去パルスの発生する都度シ
フトレジスタの次のセクシヨンにシフトされる。
シフトレジスタ603の各セクシヨンは出力6
05,607,609,611および613を有
し、これらの出力から第3図に波形204,20
5,206,207および208に示すようなパ
ルスを連続的に導出する。この信号はゲート回路
625の5つの入力615,617,619,6
21および623に供給する。また、ゲート回路
625の第6入力627をフイールド帰線消去パ
ルス用の入力33に接続する。ゲート回路625
はその出力629に、波形209で示すような伸
長形フイールド帰線消去パルスを導出する。この
パルスは原始フイールド帰線消去パルス202と
後続のシフトレジスタ出力パルス204,20
5,206,207,208との合計接続時間を
カバーする。
また、シフトレジスタ603の出力609,6
11および613はこれらをゲートインバータ回
路637の3つの入力631,633および63
5に接続する。かくすれば、出力45に接続した
この回路の出力639には、第2図の3つのパル
ス206,207および208の合計持続時間を
カバーする波形213で示すようなパルスが導出
される。このパルスは、前述のように、測定増幅
器187のクランプスイツチ315に供給され
る。
さらに、前記シフトレジスタ603の出力60
9をゲート回路643の入力641に接続し、出
力611をゲート回路647の入力645に接続
し、出力613をゲート回路651の入力649
に接続するほか、前記各ゲート回路の他の入力6
53,655および657を水平帰線消去パルス
入力29に接続する。かくすれば、出力39に接
続したゲート回路643の出力659には、波形
206を水平帰線消去期間中抑圧したものに相当
する波形210に示すようなパルスが導出され、
出力41に接続したゲート回路647の出力66
1には、波形207を水平帰線消去期間中抑圧し
た形をもつた波形211に示すようなパルスが導
出され、また、出力43に接続したゲート回路6
51の出力663には、波形208を水平帰線消
去期間中抑圧した形をもつた波形212に示すよ
うなパルスが導出される。前述したように、パル
ス210,211および212は、各フイールド
の始めにおける関連のライン周期の間、スイツチ
177,178および179を介して関連の記憶
回路163,165および167を測定回路18
7の出力186に順次接続させる機能を有する。
さらに、ゲート回路643,647および65
1の出力659,661および663をゲート・
重畳回路671の入力665,667,669お
よびゲート回路679の入力673,675,6
77に接続するほか、出力659,661を対に
してゲート回路685の入力681,683に接
続し、出力659,663をそれぞれゲート回路
691の入力687,689に接続し出力66
1,663をそれぞれゲート回路697の入力6
93,695に接続する。
また、ゲート・重畳回路671の他の入力69
9をゲート回路625の出力629に接続し、入
力701を水平帰線消去パルス入力29に接続す
る。かくすれば、出力55に接続した出力703
には波形206,207および208の反転波形
を重畳した伸長形フイールド帰線消去パルス20
9とライン帰線消去パルス201の複合波形21
8が導出される。波形218はレベル挿入回路5
9に供給され、回路59において信号218内の
2つのレベルの振幅選択により抑圧信号とレベル
挿入信号とに分離される。この場合、パルス発生
器35とレベル挿入回路59間の接続線の数を最
少にする必要がないような回路に対しては、パル
ス発生器35において別個の2つの信号を交互に
発生し、関連の回路に転送するようにしてもよい
こと当然である。
ゲート回路679の出力705はこれを出力5
3に接続し、波形210,211および212の
共通時間間隔の間に発生する波形217を導出す
る。この信号217は被測定ビーム電流値を測定
回路187の出力186に転送させるため、測定
回路187を導電状態にするのに使用される。
ゲート回路685は、出力51に接続し、波形
216に示すような信号を導出する出力707を
有し、ゲート回路691は、出力49に接続し波
形215に示すような信号を導出する出力709
を有し、また、ゲート回路697は出力47に接
続し波形214に示すような信号を導出する出力
711を有する。前述したように、これらの波形
は電子銃のビーム電流の測定期間中適当な抑圧回
路95,93および91により他の電子銃のビー
ム電流を抑圧するのに使用する。
さらに、ライン帰線消去パルス入力29および
フイールド帰線消去パルス入力33をそれぞれゲ
ート回路717の入力713および715に接続
し、、前記ゲート回路717の出力719を出力
37に接続する。かくすれば、この出力37に
は、波形203に示すようなフイールド帰線消去
パルスとライン帰線消去パルスの複合信号が導出
される。この信号は、R,GおよびB信号用の増
幅器133,135および137の信号通過を抑
制するために使用する。
第8図は第5図示増幅器に対応するビデオ出力
増幅器を示すもので、図において第2図,第4図
ないし第7図示回路と同じ構成素子に関しては同
一符号数字を用いて表示してある。また、第8図
において、第5図示回路に図示していない増幅器
の部分に対する符号数字には、それぞれダツシユ
またはダブルダツシユを付して表示してある。
図示回路においては、抵抗439,439′,
439″を定電圧に接続する代りに振幅補正回路
813の出力811に接続し、前記振幅補正回路
813の入力815をパルス発生器35の出力4
5に接続し、これによりパルスの振幅および位置
を正しい値に調整するようにしている。かくすれ
ば、トランジスタ431,431′および43
1″の各ベースには同一振幅のパルスが供給され
ることになる。また、各出力増幅器には、相互に
等しい抵抗437,437′,437″を介して充
分は帰還を与えるようにしているため、各ベース
にあらわれるパルスは振幅の相等性をそこなわれ
ることなくトランジスタ433,433′,43
3″のコレクタに転送される。したがつて、受像
管21のウエーネルト電極には、ビーム電流基準
レベル制御回路の測定時間外に第1図に示すよう
なビデオ信号のレベルシフトが生ずる。
第9図は測定時間外において受像管の陰極回路
内にレベルシフトを生ぜしめる回路の実施例を示
す。図において、第2図および第4図ないし第8
図示回路と同じ構成素子に関しては同一符号数字
を用いて表示してある。図は第5図示測定回路1
87の入力回路を示すもので、この場合、トラン
ジスタ301のベースを約1000Ωの抵抗817を
介して受像管21の相互接続陰極に接続し、さら
にこれらの陰極をpnp形トランジスタ819のコ
レクタに接続し、前記トランジスタ819のエミ
ツタを正電圧(130+VS)に接続する。また、前
記トランジスタ819のベースを抵抗821を介
してインバータ回路825の出力823に接続
し、前記インバータ回路825の入力をパルス発
生器35の出力45に接続する。かくすれば、測
定周期の間トランジスタ819はカツトオフ状態
となり、抵抗817を介して測定回路187には
陰極電流が流れ、この場合、陰極電圧はほぼ+
130Vとなる。また、スイツチとして作動するト
ランジスタ819は、測定周期以外においてはイ
ンバータ回路825の出力電圧により完全に導通
状態を保持し、この場合陰極電圧は+(130+V
S)ボルトとなるので、所望のレベルシフトVS
ルトが生ずることになる。
以上の説明から明らかなように、パルス発生器
35に若干の変更を与えることにより、測定時間
を他の周期に変更することも可能であり、また、
必要に応じて、例えば、さらに長い電子銃当りの
ライン周期の間に測定を行うようにし、さらに、
電子銃電流を測定するシーケンスを選択自在とす
ることもできる。また、遅延装置を用いて、1つ
またはそれ以上のライン周期のカラー情報を利用
しうるよう形成した線順次式カラーテレビジヨン
方式に対しては、妨害の影響を回避するため、測
定サイクルより少なくとも遅延装置の遅延時間に
対応するライン周期だけ早い時期に色信号の抑圧
を始めるようにすることが望ましい。
また、前述の実施例においては、受像管の陰極
を直接相互接続としているが、必要に応じて、抵
抗回路を介して相互接続することも可能である。
また、第2図に示すスクリーングリツド用可変
抵抗195,196および197は、現用トラン
ジスタの許容電圧が充分高い値をとり得ないとい
う事由により、トランジスタ431および433
によるカラー信号出力増幅器の最適動作点の調整
を可能にするためのもので、トランジスタの許容
電圧が充分高い場合は、必要に応じて該可変抵抗
を省略しても差支えない。
また、必要に応じて、記憶回路163,16
5,167より得られる基準レベル制御電圧によ
り受像管21の電子銃の他の電極のセツテイング
を制御するようにし、電子銃を基準レベルで励振
する際、ビーム電流を一定値に保持しうるように
することもできる。さらに、本実施例の場合のよ
うに、ウエーネルト電極を制御する方式に対して
は、輝度信号チヤネルと組合せる前に、例えば、
色差信号回路のような回路内の他のポイントに基
準レベル制御電圧を供給するようにすることも可
能である。
また、測定回路187の入力は、ダイオード1
94の代りにスイツチングトランジスタにより橋
絡した入力とすることもできる。
また、多電子銃カラー受像管なる語句には、特
定の方法で相互に作動させるようにした若干個の
個別受像管のアセンブリが包含されること当然で
ある。
上記実施例の場合は、測定回路用の入力シーケ
ンススイツチとして受像管を使用し、受像管の各
陰極回路に必要に応じてカソード抵抗を配置す
る。この場合には、陰極と測定回路の入力との間
に個別の入力シーケンススイツチを配置すること
ができる。
測定回路にシーケンス回路を使用しない場合に
は各制御系は相互に等しく、かつ相等性が保持さ
れるものでなければならず、さらに、本発明方法
の有効使用を可能にするため、関連のビーム電流
制御回路を同一基準レベルに制御するものでなけ
ればならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明用特性曲線図、第2
図は本発明によるレベルシフト回路を含む受像装
置を具えたカラーテレビジヨン受像機のブロツク
図、第3図は第2図示回路内の種々の点における
信号波形図、第4図は本発明受像機装置用測定回
路およびシーケンス回路の実施例を示す回路図、
第5図は本発明受像装置用ブランキング回路なら
びにビーム電流レベル補正回路の実施例を示す回
路図、第6図は本発明受像装置用レベル挿入回路
の実施例を示す回路図、第7図は本発明受像装置
用パルス発生回路のブロツク図、第8図は本発明
受像装置用受像管のウエーネルト回路内のレベル
シフト回路の実施例を示す回路図、第9図は本発
明受像装置用受像管の陰極回路内のレベルシフト
回路の実施例を示す回路図である。 1……RF,IFおよび検波部、3……入力、
5,7,9……出力、11……入力、13……時
間軸(タイムベース)発生器、15,17……出
力、19……偏向コイル系、21……受像管、2
3,27,31……出力、25……陽極、29,
33……入力、35……パルス発生器、37,3
9,41,43,45,47,49,51,5
3,55,63,65……出力、57,61,6
7……入力、59……レベル挿入回路、69……
色信号増幅器、71,73……入力、75……分
配回路、79,81,83……出力、85,8
7,89……入力、91,93,95……ブラン
キング回路(帰線消去回路)、97,99,10
1,103,105,107,117……入力、
109,111,113,119……出力、11
5……復調・マトリクス回路、121,123,
125……出力、127,129,131……出
力、133,135,137……ビーム電流レベ
ル補正回路、139,141,143……出力、
145,147,149,151,153,15
5……入力、157,159,161……出力、
163,165,167……記憶回路、169,
171,173……入力、174,175,17
6……出力、177,178,179……スイツ
チ、180,181,182……入力、183,
184,185……制御信号入力、186……出
力、187……測定回路、189,190,19
1,192……入力端子、193……抵抗、19
4……保護ダイオード、195,196,197
……ポテンシヨメータ、201,202〜222
……信号波形、301……pnp形トランジスタ、
303,307,309……抵抗、305,31
1……コンデンサ、313,315,325,3
27,333……npn形トランジスタ、317,
323,329,331,335……抵抗、31
9,321……ダイオード、337,339……
npn形トランジスタ、341,343,345…
…抵抗、347……コンデンサ、401,40
7,409,411,415,419,421,
423,425,431,431′,431″,4
33,433′,433″……npn形トランジス
タ、403,405,413,417,418,
427,435,435′,435″……抵抗、4
29,429′,429……可変抵抗、437,
437′,437″,439,439′,439″…
…抵抗、501,507,511……入力、50
3……増幅器、505……出力、509……ポテ
ンシヨメータ、513……エミツタ抵抗、51
5,523,529,539……npn形トランジ
スタ、517……コンデンサ、519,521,
531,533,535,537……抵抗、52
5,527……分圧器、536……ダイオード、
601……入力、603……シフトレジスタ、6
05,607,609,611,613……出
力、615,617,619,621,623,
627,631,633,635……入力、62
5……ゲート回路、629……出力、637……
ゲート・インバータ回路、639,659,66
1,663……出力、641,645,649,
653,655,657……入力、643,64
7,651……ゲート回路、665,667,6
69……入力、671……ゲート・重畳回路、6
73,675,677……入力、679,68
5,691,697,717……ゲート回路、6
81,683,687,689,693,69
5,699,701,713,715……入力、
703,705,707,709,711,71
9……出力、801,803……ポテンシヨメー
タ、805……コンデンサ、809……インバー
タ回路、811……出力、813……振幅補正回
路、815,823……入力、817,821…
…抵抗、819……pnp形トランジスタ、825
……インバータ回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 多電子銃カラー受像管の電子銃の陰極回
    路内に設けられて、補化されるべきビーム電流
    基準レベルを測定周期の間において測定するた
    めの測定回路、 (b) 前記測定周期の間において前記受像管の各電
    子銃に供給されるべきビデオ信号内に基準レベ
    ルを与えるためのレベル挿入回路および (c) 前記測定回路と、前記各電子銃においてほぼ
    同じ前記ビーム電流基準レベルを得るための前
    記受像管の各電子銃の制御電極とに結合される
    ビーム電流レベル補正回路 を具えたビーム電流基準レベル制御回路を有する
    カラーテレビジヨン受像装置において、 前記受像管の各電子銃は、レベルシフト回路に
    結合され、前記各電子銃において、前記測定周期
    以外におけるビデオ信号内の前記基準レベルと、
    前記電子銃の電流電圧曲線との相対位置を、前記
    測定周期の間における前記相対位置の量と比較し
    てほぼ同一量で変えて、前記測定周期以外におけ
    る前記基準レベルが実質的に前記各電子銃のカツ
    トオフポイントに一致するようにしたことを特徴
    とするカラーテレビジヨン受像装置。 2 前記受像管の電子銃のスクリーングリツド
    は、前記レベルシフト回路に結合されるようにし
    た特許請求の範囲第1項記載のカラーテレビジヨ
    ン受像装置。 3 前記レベルシフト回路は、複数のスクリーン
    グリツド電圧可変ポテンシヨメータの共通接続端
    子に結合されるようにした特許請求の範囲第2項
    記載のカラーテレビジヨン受像装置。 4 前記測定回路は、シーケンス回路を具えて、
    複数の陰極が異なるビーム電流レベル補正回路に
    逐次的に結合されるようにした特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれかに記載のカラーテレ
    ビジヨン受像装置。
JP10152878A 1977-08-25 1978-08-22 Color tv receiver Granted JPS5444435A (en)

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