JPS6291899A - 原子力発電所用衣類クリ−ニング方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、原子力発電所内で着用されることによシ放射
性物質が付着した作業衣及び下着等の水性よごれを含有
する衣類を洗濯するのに好適なぶ予力発電所用衣類クリ
ーニング方法に関するものである。

〔発明の背景〕

従来、原子力発電所内で着用された作業衣等は、付着し
ている放射性物質等の汚れを水洗いによって除去した後
再使用に供されているのが普通であるが、この場合、多
量の洗濯廃液が発生し、しかもこの廃液中には微量であ
るにしても放射性物質が含まれるためにこれをそのまま
外に放出することは適当でなく、適当な洗濯廃液処理設
備を設けて放射性物質を除去することがなされている。

しかし前記のように洗濯廃液は放射能濃度は希薄である
が発生量が多量であると共にその中には洗剤も含まれて
いるために、前記処理設備は大規模かつ複雑なものにな
るという難点があった。特に洗剤を含有しているため、
通常の廃液処理方法である蒸発濃縮法が適用できず、ま
た、乾燥しても流動状で粉体化せず、廃液の減容が極め
て難しい。

そこで、この糧の原子力発電所内の作業衣等の洗濯のた
めには、従来の水洗い法に替えて、洗濯廃液の少ないド
ライクＩＪ　　＝ングによる洗濯方式の適用が考えられ
るようになってきている。

一般にドライクリーニングとは、水洗いに適さない衣服
や、水では落ちにくい油性の汚れが付着した衣服等を対
象とした洗濯方式であって、水に代わる除染液として洗
濯溶剤（以下単に溶剤という）を用いて前記衣服等を洗
濯するものをいう。

このドライクリーニングでは、高価な溶剤を使用するこ
とから洗ＩＫ使用して汚れた溶剤は浄化処理して再使用
するようになっている。

ここで一般的ドライクリーニング設備について考察する
と、これは標準型のドライクリーニングユニットを、必
要台数互いに独立して設置するのが通常であり、第２図
はこのような設備の一例を示している。図中、２５は各
ドライクリーニングユニットの全体を指示し、各ドライ
クリーニングユニット２５は被洗濯物を洗濯する洗濯ド
ラム、これに溶剤を供給する溶剤タンクおよび溶剤ポン
プ等で構成される洗濯装置２６、洗濯によって汚れた溶
剤を浄化するための溶剤浄化装置２７、汚染溶剤移送配
管２８、浄化済溶剤戻シ配管２９、前記溶剤浄化装置で
分離された汚染物質を排出するための廃棄物排出配管３
０からなる。第２図のように、一般用設備の場合には、
各ドライクリ−ニングユニット２５をそれぞれ独立に設
置し、各溶剤浄化装置２７は洗濯物の汚れの種類に応じ
て、内部にフィルタ、蒸溜器あるいはこれらを組合せた
ものを適用用途別に準備・使用できるよりにしているの
が普通である。

この様な普通のドライクリーニング装置は、溶剤にて洗
浄するため、油性の汚れや付着した放射性物質を除去す
ることには極めて効果的であるが、衣類に多量の汗等の
水性汚れが含まれている場合には、十分な洗浄効果がで
す、水性汚れが主である下着等には適用できない。この
ため、水性の汚れのある感のについては、水洗を並用せ
ざるを得ず、放射能汚染された衣類の洗濯に従来のドラ
イクリ−ニング装置を導入したのでは洗濯廃液の大巾な
低減を計ることができない〇 これに対し、溶剤中に水を洗剤にてエマルジョンの形で
分散させて、これを用いて洗浄することにより汗等の水
性汚れをも除去するエマルジョン処理方式が考えられた
。

従来のエマルション処理方式を第３図に示す。

水添加タンク５で添加水タンク１４からの水と溶剤タン
ク２からの溶剤にソープタンク１５からンーグを添加し
て攪拌ボンｆ１３にて循環攪拌してエマルジョンを作成
する。洗濯ドラム１へ被洗対象物たる衣類を投入後、ま
ず溶剤を溶剤タンク２よりドラム１へ導入し、溶剤を溶
剤Ｉ／プ３によりフィルタ４を経てドラム１へ循環させ
ながら、ドラム１内の被洗物を洗う。終了後溶剤は溶剤
タンク２へ回収され再使用される。これが予備洗いであ
る。次いで脱水（溶剤を物理的に分離する）を行なった
後、ドラム１内へ水添加タンク５よりエマルゾョンが注
入され、ドラムｌ内で浸漬洗いを行なう。このエマル・
ジョン洗い（水洗）で水溶性汚れも除去する。終了後、
エマルジョンはボンｆ３を経てタンク５へ回収され再使
用される。脱水後最後に再度溶剤のみで浸漬洗いを行な
う。溶剤は、溶剤夕／り２よシ供給される。終了後溶剤
は溶剤タンク２へ回収され、脱水後、全プロセスが終了
する。

尚、溶剤、エマルジョンは汚染度に応じて蒸留器６で再
生され、溶剤は、蒸留新液タンク１８へ、水分は添加水
タンク１４へ戻される。被洗物は、乾燥用ファン２０に
よシ温風を循環させて乾燥され、溶剤等は乾燥用コンデ
ンサー１２で回収される。

第４図にエマル・ジョン方式の場合の、繰返し洗濯回数
と水溶性汚れ除去率を示す。図示の如く、繰シ返し数の
増加と共に水溶性汚れの除去率が急激に悪くなるが、こ
れは、エマルジョン中に水分が少量（約５　ｗｔ％　）
　Ｌか添加されていないためにエマルジョン中の水分が
水溶性汚れですぐ飽和してしまう事による。従って、溶
剤の洗浄能力が残っているにもかかわらず、蒸溜再生を
しなければならないことになる。

エマルジョンの水溶性汚れの溶解容量を上げるには、エ
マルジョン中の水分の含有率を上げることが必要で、そ
の為には含有水量に比例してソープ添加量を増やさねば
ならないが、ソープは高価であり、かつ蒸留再生毎に廃
棄物となることを考慮すれば、多量のソープを添加して
、エマルジョン中の水分量を上げることは得策とは言え
ない、この様にエマルジョン方式では、水溶性汚れの除
去性能の低下によシ、溶剤側の洗浄能力がまだ飽和して
いなくても、２〜４回に１度の割合で蒸留処理が必要と
なシ、運転効率、廃棄物発生量、経済性の点よシ改良の
余地がある。

ところで、原子力発電所での衣類りＩＪ　　、＝ング設
備には次のような特殊事情がある。

ｌ）一般的ドライクリーニング設備の洗濯処理対象は、
油、塵埃等で汚れた衣服等であるが、原子力発電所内で
の汚れは放射性物質及び汗等が主であって、その他の汚
れは極めて少ない。

２）原子力発電所の場合、所内で作業者が着用した作業
衣等を対象として洗濯するが、原子力発電所内の作業は
、原子炉の通常運転時には少なく、他方定期検査のため
に運転を停止している時には多くなるものであシ、シた
がって洗濯設備の構成もこれらに対応した効率のよい稼
動の可能なものであることが望ましい。

３）　　Ｍ予力発電所用の洗濯設備の場合、汚れは主と
して放射性物質であるから、設備全体は放射性物質取扱
い設備となり、運転・保安上の安全性を充分考慮する必
要がある。したがってこの面から、設備は構成機器数を
他力少なくして、全体システムを出来るだけ簡素化する
ことが望ましい。

このような原子力発電所の特殊事情からみると、前記し
たような問題点を有する従来の水洗い方式、ドライクリ
ーニング方式、エマルジョン方式は、いずれも適当であ
るとは言い難い。

〔発明の目的〕

本発明は、原子力発電所内で着用されたことによυ主と
して放射性物質が汚れとして付着した作業衣等から、洗
濯によって該放射性物質及び水溶性汚れを効率的にかつ
経済的に除去する原子力発電所用衣類クリーニング方法
の提供を目的としたものである。

〔発明の概要〕

本発明者等は、前述したような原子力発電所内において
生ずる衣服等の汚れが主に放射性物質及び汗等であるこ
とに鑑み、これに対応した好適なりリーニング法につい
て種々試験を行なった結果として次のような知見を得た
。

１）原子力発電所内で着用された作業衣等に付着した汚
れは放射性物質と汗が主であって、他の汚れは前記作業
衣等の洗濯、再使用の上で考慮する必要が殆どないこと
。

２）洗濯中に被洗濯物から除去されて溶剤中に移った放
射性物質は、フィルタによって効率よく分離可能である
こと。

３）洗濯中の溶剤をフィルタで連続的に浄化することに
よって、被洗濯物からの放射性物質の除去性能を高める
ことにより、高放射能汚染物と低放射能汚染物とを一緒
に洗濯した場合にも、高汚染物から低汚染物への逆汚染
（クロスコンタミネーション：洗濯中に、低汚染物が高
汚染物から落ちた放射性物質によって洗濯前以上に汚染
されてしまうこと）は充分有効に防止できること。

４）溶剤浄化をフィルタのみで行なうことは、このフィ
ルタで除去できない溶解性の放射性物質や微量の油汚れ
等が溶剤中に蓄積することになシ、したがって厳密には
洗濯効果に悪影響を及ぼすことになる。しかしこの溶解
性等の汚れは実際には極めて少ないものであって、フィ
ルタの；トの浄化で数十回洗濯しても洗濯効果に殆ど影
響は出ることはないから、これは数十回に１回程度のザ
イクルで別途に除去することで足シること。

５）前記した溶解性等のフィルタで除去できない汚れも
、蒸溜・回収の操作によって効果的に除去することがで
き、これにより浄化した溶剤は洗濯のために再使用でき
るものであること。

６）溶剤洗浄後、水洗プロセスを追加することによシ効
率よく水溶性汚れが除去でき、溶剤の繰り返し使用回数
が大幅に増え、また水洗の洗浄水も繰シ返し使用可能で
あること。

以上のような知見に基づいて、本発明者らは、原子力発
電所内で放射性物質が付着した衣服等を洗濯する好適な
りリーニング方法を発明した。

本発明は水洗と溶剤洗いを組合わせるものであって、原
子力発電所より発生する衣類の洗濯の主目的が付着した
放射性物質の除去であることよシ、まず放射性物質の除
去能力の優れる溶剤洗浄を実施し、次いて水洗にて水溶
性汚れを取る、すなわち、洗濯対象たる衣類を投入した
洗濯ドラムに溶剤を供給して、ドラム内の溶剤をフィル
ターを通して循環させて洗浄し、続いて、該ドラムに洗
浄水を供給してドラム内で衣類を水洗する。

この水洗の水は、水溶性汚れの溶解量が限界（又は所定
値）に達するまで繰シ返し使用し、以て廃液発生量の低
減を図る。またこの水洗の水には、後の廃液処理を考え
て洗剤を混入しないものとする。

洗濯終了後は衣類を乾燥するが、水の蒸発熱が大きいこ
とに鑑み、洗濯終了後の衣類中の水分含有率を下げるこ
とが好ましいことから、水洗後、衣類を溶剤で洗浄（す
すぎ）して衣類中の水分を溶剤中へ分散させることによ
り衣類中の水分を低減させるのがよい。

なお洗濯時には、水洗後更に洗濯ドラム内へエマルジョ
ンを供給して洗浄をしてもよい。

〔発明の実施例〕

〈実施例】〉 以下、本発明の一実施例を第１図によシ説明する。

まず、洗濯ドラム１へ衣類（被洗物）を投入する。次い
で、溶剤タンク２よりドラム１内へ溶剤（例えばフレオ
ン）を供給し、溶剤を溶剤ポンプ３→フイルター４→ド
ラム１と循環させてドラム１内の衣類を洗浄し、放射性
物質を衣類から除去し、フィルターでトラップさせるこ
とにより、放射能汚染濃度の差による衣類間の汚染の拡
大（クロスコンタミ）を防止する３、この場合、放射能
汚染物は通常付着した粒子として存在するため、フィル
ターにて除去できるとともに油等とともに衣類に付着し
ていた放射性物質の大部分を溶剤により除去可能である
。溶剤循環洗い終了後は溶剤は、ドラム１から溶剤タン
ク２へ戻されて、くり返して使用され、２０回使用後溶
剤は、蒸留器６にて蒸留され、蒸発分は、コンデンサー
１６で凝縮されて、水分分離器１７を経て蒸留新液タン
ク１８へ戻さｐ−、更に溶剤タンク２へ戻される。

溶剤循環洗いが耐了した衣類をドラム内１で脱水後、水
タンク７より、ドラムｌへ水を供給して水洗いのプロセ
スへ入る。汗等の水溶性汚れは前記の溶剤で除去するこ
とが不可能であるため、この水洗のプロセスで除去する
。この水洗は水のみで洗うのであって、このため、水洗
により発生する廃液は洗剤を含有せず、発泡性がなく発
生廃液の処理が容易であるという利点も有している。ま
だ溶剤洗浄にて大部分の放射性物質が除去されているの
で水の放射能汚染度も少グ（い。ドラム内での水による
上記＆ｉＲ洗いの後、洗浄水は、水一時受タンク８へ排
出し、さらに水タンク７へ戻される。

次に脱水後、水添加タンク５より溶剤に添加水タンク１
４からの水とソープタンク１５からの洗剤トラ混合した
エマルジョンをドラム１へ供給して、ドラム１内で浸漬
洗いする。これによシ、衣類中の水分をエマル・ゾ、ン
側へ回収するとともに溶剤による洗浄効果と、水による
洗浄効果を発揮する。洗濯終了後エマルジョンはタンク
５へ回収される。続いてドラム１内で溶剤による浸漬洗
いを実施する。

水タンク７の水は、約２０回使用した後、廃水処理設備
へ排出される。溶剤タンク２中の溶剤は約２０回使用し
た後、水添加タンク５へ送られて、水と洗剤を添加され
てエマルジョンとして使用される。約２０回使用した後
エマルジ、ンは、蒸留器６にて蒸留されて溶剤は水分分
離器１７を経て蒸留新液夕／り１８へ、更に溶剤タンク
８へ回収され、水分は添加水タンク１４へ回収される。

以上述べた方法を表１にまとめて示す。表中の数字は図
面中の符号を示している。

第５図に本方式による洗濯の効果を示す。この図かられ
かるように、蒸留処理なしで２０回以上にわたシ水溶性
汚れ除去率８ｏチ以上の性能を確保することができた。

運用性の面においても、本実施例では１つの洗濯ドラム
に対して、溶剤洗い（循環洗い、浸漬洗い）、水洗い、
エマルジョン洗いを実施することにより、被洗物の洗濯
ドラムよりの出入れ等の作業が不用となシ、全自動運転
が可能となシ、設備規模もコンパクト化可能である。ま
た解削の再生寿命が大幅に延びだ（従来２〜４回であっ
たのが本実施例では２０回に延びた）ことにょシ、蒸留
のための熱源（蒸気等）及び洗剤の使用量が削減でき、
運転コストは従来のＩＡ以下に軽減できた。

〈実施例２〉 第６図に基づき本発明の第２の実施例について説明する
。

まず、洗濯ドラム】へ衣類を投入する。次いて溶剤タン
ク２００よりドラム１内へ溶剤を供給し、溶剤を溶剤ボ
ンｆ３→フィルター４→ドラム１と循環させて、衣類に
付着している放射性物質を除去しフィルター４にトラッ
プさせる。この循環洗濯（予備洗い）により大部分の放
射性物質を除去し後プロセスの負荷を軽減させる。

溶剤循環洗濯後、溶剤はドラム１より溶剤タンク２００
へ回収され、一方、衣類は脱水（溶剤を遠心力により回
転分離）される。その後、水タンク７よシボ７ｆ１０を
経てト０ラム１へ水を注入する。これは、放射性物質を
上記溶剤でほぼ除去した衣類より、水溶性汚れを除去す
るため、水を用いて浸漬洗濯するのである。このように
溶剤洗’ｎ”Ａ後水洗いすることにより水への放射性物
質の混入を微量に抑えることができるので、くり返して
この水を使用できる。水洗い後、洗沼水は水一時受タン
ク８を経て水タンク７へ戻され再使用される。

次ぎに仕上げ洗いとして、すすぎ用溶剤タンク１００よ
シトラム１へ溶剤を供給し、溶剤にて浸漬洗いを行なう
。洗濯終了後この溶剤はすすぎ用溶剤タンク１００へ戻
される。すすぎ用溶剤は、約２０回使用後、溶剤タンク
２００へ移され第１７°ロセスの溶剤循環洗いに用いら
之Ｌ１　タ／り２００の溶剤は蒸留器６にて蒸留され蒸
留新液タンク侶を経てすすぎ用溶剤タンク１００へ戻さ
れ再使用される。

すすぎの終了した衣類は、溶剤を脱水後、乾燥用ファン
２０．乾燥用コンデンサー１２．４１用ヒーター１１に
よう乾燥される。

タンク７の水は、約２０回使用後排棄される。

また、この洗浄水を蒸留器６にて蒸留処理し復水を水分
分離器Ｉ７を経て再利用することも可能である。

この洗濯法によシ実施例１と同等の効果が得られる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、被洗物よシ水溶性汚れを効果的に除去
できるので下記効果がある。

（１）１つの洗浄ドラムに対し、溶剤洗い（循環洗い、
Ｒｆｆｉ洗い）、水洗い、エマルノヨン洗いを行うこと
により、装置がコンパクトになると共に、運用面に於て
も途中での被洗物の出入れが不用で、−慣運転が可能で
あり、自動化もやりやすい。

＋２１　爪１７’ロセスの溶剤洗いに続いて、水洗いプ
ロセスを設は九ことにより、水溶性汚れを効果的に除去
でき、溶剤の再生寿命が大幅に（従来：２〜４回→本発
明：２０回）延びる。

（３）溶剤洗いプロセスの次に、水洗いプロセスにて洗
うことによシ、水の中への放射性物質及び洗剤の混入が
ほとんどなく、廃水の処理が容易である。

（４）溶剤の再生寿命が大幅にのびたことにより運転コ
ストを従来方式の１７２以下とすることが°できる。

（５）水洗いの水を繰シ返し使用するので廃水発生量が
少い。

（６）水洗いに洗剤を用いないので、水洗廃水の処理が
楽である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例１の設備を示すシステム図、第
２図は一般的なドライクリーニングのシステム図、第３
図は従来の原子力発電所用衣類クリーニング設備を示す
システム図、第４図は第３図のシステムによる洗浄効果
を示すグラフ、第５図は本発明の実施例１による洗浄効
果を示すグラフ、第６図は本発明の実施例２の設備を示
すシステム図である。 符号の説明 １：洗濯ドラム　　　　２：溶剤タンク３：溶剤ポンプ
　　　　４：フイルター５：水添加タンク　　　６：蒸
留器 ７：水タンク　　　　　８：水一時受タンク９：水移送
？ン！　　　１０：水注入ポンプ１１　：乾燥用ヒータ
ー　１２：乾燥用コンデンサー１３　：　１５１拌ボン
７°　　　１４＝添加水り／り１５：ソープタンク　　
１６：コンデンサー１７：水分分離器　　　１８：蒸留
新液タンク１９：溶剤移送ボンｆ　２０：乾燥用ファン
２１：溶剤回収装置　　２２：排気プロワ−２３二Ｍ留
残渣　　　　２４：水補給ライン２５　：　ドライクリ
ーニングユニット２６：洗濯装置　　　　２７：溶剤浄
化装置２８：汚染溶剤移送配管 ２９：浄化溶剤戻り配管 ３０：廃棄物排出配管　１００　：すすぎ溶剤タンク２
００　：溶剤夕／り 第１図 第２図 」　　　　　　　護　　　　　　　ご 第３図 繰り返し洗濯回数（回）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、原子力発電所内で着衣された衣類を投入した洗濯ド
   ラムにフィルタを通して溶剤を循環させて該ドラム内の
   衣類を溶剤洗浄し、次いで該ドラム内に水を供給して該
   ドラム内で衣類を水洗いし、上記溶剤および水は夫々所
   定回数の衣類クリーニング後に蒸溜再生されるまで及び
   廃棄されるまでは繰返し使用することを特徴とする原子
   力発電所用衣類クリーニング方法。 ２、上記の水洗い後に上記ドラム内で溶剤によるすすぎ
   洗いをする特許請求の範囲第１項記載の原子力発電所用
   衣類クリーニング方法。 ３、上記の水洗い後、上記ドラム内でエマルジョン洗い
   をする特許請求の範囲第１項記載の原子力発電所用衣類
   クリーニング方法。