JPS6291758A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPS6291758A
JPS6291758A JP23076985A JP23076985A JPS6291758A JP S6291758 A JPS6291758 A JP S6291758A JP 23076985 A JP23076985 A JP 23076985A JP 23076985 A JP23076985 A JP 23076985A JP S6291758 A JPS6291758 A JP S6291758A
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JP
Japan
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valve
passage
pressure
refrigerant
heat exchanger
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Application number
JP23076985A
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English (en)
Inventor
脇田 祥太郎
憲 滝川
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は冷凍装置に関するものである。
(従来の技術) 空気調和機においては、室内温度を所定範囲内の温度に
維持するために、圧縮機の起動と停止とを繰り返すよう
な制御が行われている。この場合、圧縮機の再起動時の
定常運転状態への移行を短時間内に行い、運転効率を向
上する目的で、圧縮機の停止時に、高圧冷媒を凝縮器を
中心とする高圧配管内に閉じ込めておくことが考えられ
るが、その従来例としては、例えば特開昭57−626
9号公報に記載された装置を挙げることができる。この
装置について、第5図に基づいて説明すると、図におい
て、71は室内熱交換器、72は室外熱交換器をそれぞ
れ示しており、側熱交換器71.72はガス管73と液
管74とによって接続されている。またガス管73には
四路切換弁75が介設され、この四路切換弁75には圧
縮機76が接続されている。一方上記液管74には、冷
房用膨張機構77と暖房用膨張機構78とがそれぞれ直
列に介設され、各膨張機構77.78には逆止弁79.
80が並列接続されている。そして上記圧縮機76と上
記四路切換弁75との間の吐出配管81には切換弁82
が、また上記冷房用膨張機構77と室内熱交換器71と
の間の液管74には他の切換弁83が介設されている。
すなわち、冷房運転時に圧縮機76を停止した場合、高
圧冷媒を、上記室外熱交換器72の前後において上記両
切換弁82.83の間に閉じ込め得るようなされている
のである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで上記した従来の装置を暖房用に使用する場合、
室外熱交換器72の除霜、すなわちデフロストを行う必
要が生ずる訳であるが、その方法としては、例えば「冷
凍 第59巻第682号」 (昭和59年8月発行)の
第66頁に記載されているホットガス・バイパス方式を
採用することが考えられる。これは上記圧縮機76の吐
出配管81と、室外熱交換器72の暖房運転時の冷媒入
口側74aとの間をバイパス管84で接続し、このバイ
パス管84にデフロスト用電磁弁85を介設し、この電
磁弁85の閉弁状態で通常の運転を行い、その開弁によ
っ”ζ室外熱交換器72にホットガスを供給してデフロ
ストを行うような構造のものである。
しかしながら上記従来装置にホットガス・バイパス方式
を採用した場合、冷房運転状態での圧縮機76の停止時
に、上記室外熱交換器72の前後において上記両切換弁
82.83間に閉じ込められている高圧冷媒が、上記電
磁弁85を経由して漏出し、圧縮機76の再起動時の運
転能力の立ち上がり状態を悪化させてしまうという不具
合の生じることが予想される。それは上記電磁弁85が
、通常は一方向流れ、すなわち圧縮機76から吐出され
た冷媒の流れを遮断するために使用されるものであるた
めに、これとは逆方向への冷媒の漏れを阻止し得ない構
造となっているためである。
この発明は上記した従来の欠点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、上記のようなホットガス
・バイパス方式のデフロストを行いつつも、冷房運転状
態での圧縮機停止時における上記のような閉じ込められ
た高圧冷媒の漏れを防止し、そのため圧縮機の再起動時
の運転能力の立ち上がり特性の良好な冷凍装置を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明の冷凍装置においては、暖房運転時に高
圧ガス冷媒が導入され冷房運転時に低圧ガス冷媒を送出
する第1ガス管5を室内熱交換器7に、また暖房運転時
に低圧ガス冷媒を送出し冷房運転時に高圧ガス冷媒の導
入される第2ガス管6を室外熱交換器8にそれぞれ接続
し、第2ガス管6には遮断弁Bを介設し、また上記室内
熱交換器7と室外熱交換器8とを接続する液管9には膨
張閉鎖機構10を介設し、さらにこの液管9の上記室外
熱交換器8と上記膨張閉鎖機構10との間にはバイパス
管35の一端部を接続し、このバイパス管35には開閉
弁37を介設すると共に、その他端部を切換弁11のバ
イパス通路17に接続する。この切換弁11は、弁本体
13内の摺動室19内に弁体22を摺動自在に配置し、
この摺動室19の−・瑞21側に上記第1ガス管5の冷
媒圧力を、またその他端20側には第2ガス管6の上記
遮断弁Bと上記室外熱交換器8との間6aの冷媒圧力を
それぞれ導いて両ガス管5.6内の差圧に上記弁体22
を応動させることにより上記バイパス通路17を高圧側
のガス管5又は6に切換連通させるべく構成しである。
一方上記遮断弁Bば、その内部にピストン摺動室41を
設けてこの摺動室41内にピストン42を摺動自在に配
置し、この摺動室41の一端側を上記第1ガス管5に連
通させ、また上記摺動室41の他端側には、弁本体40
内の流路46を介して互いに連通ずる第1通路45と第
2通路47とを設け、第2通路47を室外熱交換器8側
にそれぞれ接続し、上記流路46内には、付勢手段58
によって閉弁方向に付勢されると共に、上記第11■路
45から上記第2通路47への冷媒の流れを許容する逆
止弁48を設ける。そして上記第1ガス管5内の高圧ガ
ス冷媒からの力によるピストン42の押動によって上記
逆止弁48を開弁させるべく構成しである。
(作用) 上記冷凍装置においては、暖房運転状態において、第1
ガス管5に高圧ガス冷媒が供給される。
そうすると遮断弁Bにおいては、ビスI−ン42がこの
ガス圧力によって押動され、これにより逆止弁48は開
弁状態に維持されることになる。また切換弁11におい
ては、第1ガス管5内の高圧ガス冷媒によって弁体22
が押動され、バイパス通路17が第1ガス管5に連通し
た状態となっている。そして上記第1ガス管5内の冷媒
は、室内熱交換器7、膨張閉鎖機構10、室外熱交換器
8をそれぞれ経由し、第2ガス管6及び上記ピストン4
2によって開弁された逆止弁48を通って返流されるこ
とになる。そしてこの状態で上記バイパス管35の開閉
弁37を開弁することにより、上記室外熱交換器8のデ
フロストを行うのである。
一方、冷房運転時には、第2ガス管6に高圧ガス冷媒を
供給する。そうすると遮断弁Bにおける逆止弁48はこ
の高圧ガス冷媒の流れによって開弁し、冷媒は室外熱交
換器8、膨張閉鎖機構10、室内熱交換器7をそれぞれ
経由して第1ガス管5へと返流されることになる。この
場合、切換弁11の弁体22は、第2ガス管6内の高圧
ガス冷媒の圧力によって押動され、上記バイパス通路1
7が上記第2ガス管6に連通した状態になっている。
そしてこの状態で冷媒の供給を停止し、上記膨張閉鎖機
構10を閉止した際には、上記逆止弁48を通る冷媒が
ないことから該逆止弁48は閉弁し、高圧冷媒は、室外
熱交換器8の前後において上記逆止弁48と上記膨張閉
鎖機構10との間に閉し込められることになる。この場
合、バイパス管35に介設された開閉弁37においては
、その前後に共に高圧冷媒の圧力が作用して圧力差のほ
とんどない状態となっており、そのためこの開閉弁37
からの高圧冷媒の漏れは生じない。
(実施例) 次にこの発明の冷媒の具体的な実施例について、図面を
参照しつつ詳細に説明する。
第1図において、1は圧縮機であるが、この圧縮機1の
吐出配管2と吸込配管3とはそれぞれ四路切換弁4に接
続されている。四路切換弁4の出入口には、第1ガス管
5と第2ガス管6とが接続されており、上記第1ガス管
5の途中には切換遮断弁Aが、また第2ガス管6の途中
には遮断弁Bがそれぞれ介設されている。上記第1ガス
管5には、室内熱交換器7が、また上記第2ガス管6に
は室外熱交換器8がそれぞれ接続されており、再熱交換
器7.8の間は液管9にて接続され、液管9には電動膨
張弁10が介設されている。
上記切換遮断弁Aは、切換弁11と遮断弁12とを、弁
本体13の内部に有するもので、一端側(図において左
側)に切換弁11が、他端側(図において右側)に遮断
弁12がそれぞれ配置されている。この切換遮断弁Aに
は、弁本体13の略中央周側部の位置に第1通路14が
、図における右端部に第2通路15が、図における左端
部に第3通路16が、また周側部における第1通路14
と第3通路16との間の位置にはバイパス通路17がそ
れぞれ形成されている。そして上記切換弁11において
は、弁本体13の内部に概略筒状の部材18が配置され
、この筒状部材18内に摺動室19が形成されている。
この摺動室19の一端部20は上記第3通路16に、ま
たその他端部21は上記第1通路14にそれぞれ連通し
ており、またこの摺動室19内には弁体22が摺動自在
に配置されている。この弁体22は、上記第1通路14
と第3通路16との圧力差に応動するものであって、第
1通路14内の圧力が高い場合には摺動室19の一端部
20側に押動されてこの端部20を閉止しく第1図)、
一方第3通路16内の圧力が高い場合には他端部21側
へ押動されてこの端部21を閉止するようなされている
(第3図)。
そして摺動室19の内周部の位置にはバイパス通路17
が連通しており、上記の結果、上記バイパス通路17は
、上記弁体22の応動によって、上記第1通路14と第
3通路16とのいずれか圧力の高い方の通路14又は1
6に切換連通することとなる。なお上記弁体22には突
部23が形成されているが、この突部23は、弁体22
が一方の端部21側へと押動されて、この端部21を閉
止した際に、第3図のように、上記筒状部材18の端面
を越えてさらに側方へと突出する部分である。
この突部23の役割については後述する。
一方上記弁本体13は、その内部に上記第1通路14と
第2通路15とを連通させる流路24を有しているが、
この流路24内に上記逆止弁12が介設されている。こ
の逆止弁12は、上記第1通路14から第2通路15へ
の冷媒の通過を許容するもので、その弁基体25は、コ
ーキング26等によって弁本体13の内周面に固着され
ている。
弁基体25は、内部に流路27を有し、その一端側、す
なわち上記切換弁11とは反対側には環状の弁座28が
形成されている。またこの弁基体25には摺動自在に弁
棒29が支持されており、この弁棒29の一端部、すな
わち上記弁座28を設けた側の端部には、弾性材より成
る弁体30が取着されている。なお、31は弁受、32
は弁理えである。また上記弁棒29の他端部にはバネ受
33が固着されており、このバネ受33と上記弁基体2
5との間には付勢手段としてのバネ34が介設されてい
る。すなわち上記逆止弁12においては、バネ34の力
によって弁棒29を閉弁方向に付勢すると共に、上記第
1通路14内に高圧ガス冷媒が導入された際に、この圧
力によって上記弁棒29をバネ34の力に抗して移動さ
せ、弁基体25内の流路27を開放し得るようなされて
いるのである。また上記切換弁11において、上記弁体
22が第3通路16内の冷媒圧力によって、上記逆止弁
12側へと押動された際には、上記のように弁体22に
設けた突部23が筒状部材18の端部を越えて突出する
ことになるが、このとき突出端部が上記逆止弁12の弁
棒29の端部に当接してこの弁棒29を開弁方向に移動
させ、この逆止弁12を強制的に開弁し得るようにもな
されている。
そして上記第1通路14は第1ガス管5の四路切換弁4
側に、第2通路15は第1ガス管5の室内熱交換器7側
にそれぞれ接続されている。また上記バイパス通路17
は、バイパス管35を介して、上記液管9における電動
膨張弁10と室外熱交換器8との間の位置に接続されて
おり、一方上記第3通路16は配管36を介して第2ガ
ス管6における上記遮断弁Bと室外熱交換器8との間の
位置6aに接続されている。なお上記バイパス管35に
はデフロスl−用の電磁開閉弁37が介設されている。
次に上記遮断弁Bについて説明する。この遮断弁Bは弁
本体40の一端側内周部にピストン摺動室41を有して
おり、このピストン摺動室41内にはピストン42が摺
動自在に配置されている。
なおピストン42の外周部には、シール用の0−リング
43が装着されている。上記ピストン摺動室41の一端
部はポート44に連通し、またその他端部は、弁本体4
0の略中央周側部に設けた第1通路45に連通している
。この第1通路45は、弁本体40内の流路46を介し
て第2通路47に連通ずるものであるが、この流路46
内には上記逆止弁12と略同様な構造の逆止弁48が介
設されている。この逆止弁48は、上記第1通路45か
ら第2通路47への冷媒の通過を許容するもので、その
弁基体49は、コーキング50等によって弁本体40の
内周面に固着されている。弁基体49は、内部に流路5
1を有し、その一端側、すなわち上記ピストン42とは
反対側には環状の弁座52が形成されている。またこの
弁基体49には摺動自在に弁棒53が支持されており、
この弁棒53の一端部、すなわち上記弁座52を設けた
側の端部には、弾性材より成る弁体54が取着されてい
る。55は弁受、56は弁理えである。また上記弁棒5
3の他端部にはバネ受57が固着されており、このバネ
受57と上記弁基体49との間に付勢手段としてのバネ
58が介設されている。
ずなわちこの逆止弁48においては、バネ58の力によ
って弁棒53を閉弁方向に付勢すると共に、上記第1通
路45内に高圧ガス冷媒が導入された際に、この圧力に
よって上記弁棒53をバネ58の力に抗して移動させ、
弁基体49内の流路51を開放し得るようなされている
のである。また上記ポート44に作用する冷媒圧力によ
って、上記ピストン42が上記逆止弁48側へと押動さ
れた際には、上記ピストン42の端面が上記逆止弁48
の弁棒53の端部に当接してこの弁!653を開弁方向
に移動させ、この逆止弁48を強制的に開弁し得るよう
にもなされている。
そして上記第1通路45は第2ガス管6の四路切換弁4
側に、第2通路47は第2ガス管6の室外熱交換器8側
にそれぞれ接続されている。また上記ポート44は、配
管59を介して上記第1ガス管5における四路切換弁4
と上記切換遮断弁Aとの間の位置に接続されている。
上記冷凍装置の作動状態について説明する。まず第1図
に基づいて暖房運転状態について説明すると、この場合
圧縮機1からの高圧ガス冷媒は、図中矢線(破線)で示
すように、第1ガス管5に供給されることになる。そう
すると上記遮断弁Bにおいては、ポート44に高圧ガス
圧力が作用し、このためピストン42が押動され、これ
により逆止弁48は強制的に開弁された状態となってい
る。
また切換遮断弁Aにおいては、第1通路14からの高圧
ガス冷媒は逆止弁12を開弁じて第2通路15へと流れ
ることになるが、この第1通路14内のガス圧力によっ
て弁体22が第3通路16側へと押動されて該通路16
を閉止し、これによりバイパス通路17が上記第1通路
14に連通した状態となっている。そしてこの状態で、
上記切換遮断弁Aの第2通路15から送出された冷媒が
、室内熱交換器7、電動膨張弁10、室外熱交換器8を
経由し、第2ガス管6a及び上記強制的に開弁された逆
止弁48を通って、四路切換弁4から圧縮機1へと返流
されというサイクルが構成されるのである。また上記運
転中にデフロストを行う必要が生じた場合には、上記デ
フロスト用の電磁開閉弁37を開弁する。そうすると上
記のように切換遮断弁Aのバイパス通路17が第1ガス
管5に連通しているために、第1ガス管5内の高圧ガス
冷媒が、図中矢線(実線)で示すように、上記バイパス
通路17及び上記バイパス管35を経由して室外熱交換
器8へと送られ、ホットガス・バイパス方式のデフロス
トが行われることになる。また上記暖房運転中に圧縮機
1を停止する場合には、これと同時に上記電動膨張弁1
0を閉弁する。そうすると切換遮断弁Aの逆止弁12に
おいては、第2図に示すうように、第1通路14から第
2通路15へと至る冷媒の流れがなくなるので、該逆止
弁12はバネ34の力によって閉弁されることになる。
この結果、高圧冷媒が上記逆止弁12と電動膨張弁10
の間に閉じ込められることになるのである。
また冷房運転状態においては、第3図に矢線で示すよう
に、第2ガス管6に圧縮機1から吐出された高圧ガス冷
媒を供給する。そうすると遮断弁Bにおいては、逆止弁
48が上記冷媒の圧力によって開弁されることになる。
また上記切換遮断弁Aにおいては、第2ガス管6内の高
圧ガス圧力が第3通路16に作用し、切換弁11の弁体
22は逆止弁12側へと押動されることになる。この結
果、上記弁体22によってバイパス通路17と第1通路
14との間の連通が遮断されると共に、バイパス通路1
7が第3通路16に連通し、また逆止弁12においては
、上記押動された弁体22によって弁棒29が開弁方向
に押動され、強制的に開弁された状態となっている。そ
のため上記第2ガス管6から送出された冷媒は、室外熱
交換器8、電動膨張弁10、室内熱交換器7をそれぞれ
経由し、上記強制的に開弁された逆止弁12を通り、第
1ガス管5及び四路切換弁4から圧縮機1へと返流され
るサイクルを構成することになる。そして上記冷房運転
中に圧縮機1を停止する場合には、これと同時に上記電
動膨張弁10を閉弁する。そうすると遮断弁Bの逆止弁
48は、第4図に示すように、第1通路45から第2通
路47へと至る冷媒の流れがなくなるので、バネ58の
力によって閉弁されることになる。この結果、高圧冷媒
が上記逆止弁48と電動膨張弁10の間に閉じ込められ
ることになるのである。この場合、上記デフロスト用の
電磁開閉弁37に関しては、液管9側から高圧冷媒の圧
力が作用するが、バイパス管35がバイパス通路17、
第3通路16及び配管36を経由して第2ガス管6に連
通しているため、上記とは逆方向にも高圧冷媒の圧力が
作用することになる。つまり上記電磁開閉弁37の前後
には、共に高圧冷媒の圧力が作用して、その前後に圧力
差がない状態となっているのであり、そのため従来のよ
うな電磁開閉弁37からの高圧冷媒の漏れを防止し得る
ことになる。
上記冷凍装置においては、上記のようにバイパス管35
及びデフロスト用電磁開閉弁37を用いたホットガス・
バイパス方式のデフロストを行うことが可能であるが、
このようなデフロストを行うようにしても、冷房運転状
態での圧縮機1の停止時に、逆止弁48と電動膨張弁1
0との間に高圧冷媒を閉じ込めると共に、この閉じ込め
た高圧冷媒の漏れを防止できるので、冷房運転再開時の
運転能力の立ち上がり特性は優れたものとなり、また高
圧冷媒の漏れに起因する熱的損失を防止し、運転効率を
向上することが可能となる。また従来装置においては、
高圧冷媒を閉じ込めた配管中に、比較的漏れの多い四路
切換弁が介設されていたために、高圧状態の持続時間が
比較的短いという欠点があったが、上記装置は四路切換
弁4を含まない配管中に高圧冷媒を閉じ込めるようにし
であるので、上記欠点を解消し得ることとなる。さらに
従来装置においては、暖房運転状態の圧縮機の停止時に
、高圧液冷媒の大部分を閉じ込めることができないとい
う欠点があるが、上記装置によれば、高圧液冷媒及び高
圧ガス冷媒の大部分を閉じ込めることが可能となる。
なお上記圧縮機1の再起動時の圧力バランスに関連して
、上記四路切換弁4は、一般的には高低間でかなりの量
の漏れが存する回路構成部品であるために、通常は再起
動時に吐出側と吸込側との圧力は自然にバランスするこ
とになるが、場合によっては、四路切換弁4を作動させ
ることによって圧力バランスさせてもよいし、あるいは
吐出配管2と吸込配管3との間に電磁開閉弁を設け、両
開管2.3を連通させることによって圧力バランスさせ
てもよい。
上記実施例においては、膨張閉鎖機構として電動膨張弁
10を使用した例を示したが、これは膨張機構と閉鎖弁
とが別体に形成されているものであってもよい。
(発明の効果) この発明の冷凍装置においては、上記のように冷房運転
時に逆止弁と膨張閉鎖機構との間に高圧冷凍装置を閉じ
込めると共に、バイパス管に介設した開閉弁の前後に共
に高圧冷媒の圧力が作用するようにしであるので、ホッ
トガス・バイパス方式のデフロストを行いつつも、冷房
運転状態での圧縮機停止時における、閉じ込められた高
圧冷媒の漏れを防止し、そのため圧縮機の再起動時の運
転能力の立ち上がり特性は良好なものとなり、この結果
、運転効率を向上することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の冷凍装置の一例を示す
冷媒回路図で、第1図は暖房運転時、第2図はその運転
停止時、第3図は冷房運転時、第4図はその運転停止時
の状態をそれぞれ示すもので、第5図は従来例の回路図
である。 5・・・第1ガス管、6・・・第2ガス管、7・・・室
内熱交換器、8・・・室外熱交換器、9・・・液管、1
0・・・電動膨張弁、工1・・・切換弁、I3・・・弁
本体、19・・−摺動室、22・・・弁体、B・・・遮
断弁、40・・・弁本体、41・・・ピストン摺動室、
42・・・ピストン、45・・・第1通路、46・・・
流路、47・・・第2通路、48・・・逆止弁、50・
・・バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、暖房運転時に高圧ガス冷媒が導入され冷房運転時に
    低圧ガス冷媒を送出する第1ガス管(5)を室内熱交換
    器(7)に、また暖房運転時に低圧ガス冷媒を送出し冷
    房運転時に高圧ガス冷媒の導入される第2ガス管(6)
    を室外熱交換器(8)にそれぞれ接続し、第2ガス管(
    6)には遮断弁(B)を介設し、また上記室内熱交換器
    (7)と室外熱交換器(8)とを接続する液管(9)に
    は膨張閉鎖機構(10)を介設し、さらにこの液管(9
    )の上記室外熱交換器(8)と上記膨張閉鎖機構(10
    )との間にはバイパス管(35)の一端部を接続し、こ
    のバイパス管(35)には開閉弁(37)を介設すると
    共に、その他端部を切換弁(11)のバイパス通路(1
    7)に接続し、上記切換弁(11)は、弁本体(13)
    内の摺動室(19)内に弁体(22)を摺動自在に配置
    し、この摺動室(19)の一端(21)側に上記第1ガ
    ス管(5)の冷媒圧力を、またその他端(20)側には
    第2ガス管(6)の上記遮断弁(B)と上記室外熱交換
    器(8)との間(6a)の冷媒圧力をそれぞれ導いて両
    ガス管(5)(6)内の差圧に上記弁体(22)を応動
    させることにより上記バイパス通路(17)を高圧側の
    ガス管(5)又は(6)に切換連通させるべく構成し、
    一方上記遮断弁(B)は、その内部にピストン摺動室(
    41)を設けてこの摺動室(41)内にピストン(42
    )を摺動自在に配置し、この摺動室(41)の一端側を
    上記第1ガス管(5)に連通させ、また上記摺動室(4
    1)の他端側には、弁本体(40)内の流路(46)を
    介して互いに連通する第1通路(45)と第2通路(4
    7)とを設け、第2通路(47)を室外熱交換器(8)
    側にそれぞれ接続し、上記流路(46)内には、付勢手
    段(58)によって閉弁方向に付勢されると共に、上記
    第1通路(45)から上記第2通路(47)への冷媒の
    流れを許容する逆止弁(48)を設け、上記第1ガス管
    (5)内の高圧ガス冷媒からの力によるピストン(42
    )の押動によって上記逆止弁(48)を開弁させるべく
    構成したことを特徴とする冷凍装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024043670A (ja) * 2022-09-20 2024-04-02 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

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JP2024043670A (ja) * 2022-09-20 2024-04-02 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

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