JPS629110Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629110Y2 JPS629110Y2 JP13287782U JP13287782U JPS629110Y2 JP S629110 Y2 JPS629110 Y2 JP S629110Y2 JP 13287782 U JP13287782 U JP 13287782U JP 13287782 U JP13287782 U JP 13287782U JP S629110 Y2 JPS629110 Y2 JP S629110Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- screen printing
- scourge
- paint
- printing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 claims description 19
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 18
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 7
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はスクリーン印刷版に関する。
従来のこの種スクリーン印刷版には次の如き欠
点があつた。即ち、設計模様と同一の形状の塗料
通過部を有する従来のスクリーン印刷版を使用し
て合板等の被印刷面に印刷を施した際、スクリー
ン印刷版の塗料通過部を通じて被印刷面に印刷さ
れた印刷模様の、スクージの移動方向と平行又は
ほぼ平行な最外側縁が設計模様のそれらと同一に
ならずやや外方に膨出した状態となると共に、印
刷模様の、スクージの移動方向と交差する側縁が
設計模様のそれらよりスクージの移動方向にやや
片寄つた状態となるという欠点があつた。これら
欠点は、設計模様の輪郭が直線である場合殊に目
立ち易いという問題があつた。ところがこのよう
な欠点が生じる理由については明らかでない。
点があつた。即ち、設計模様と同一の形状の塗料
通過部を有する従来のスクリーン印刷版を使用し
て合板等の被印刷面に印刷を施した際、スクリー
ン印刷版の塗料通過部を通じて被印刷面に印刷さ
れた印刷模様の、スクージの移動方向と平行又は
ほぼ平行な最外側縁が設計模様のそれらと同一に
ならずやや外方に膨出した状態となると共に、印
刷模様の、スクージの移動方向と交差する側縁が
設計模様のそれらよりスクージの移動方向にやや
片寄つた状態となるという欠点があつた。これら
欠点は、設計模様の輪郭が直線である場合殊に目
立ち易いという問題があつた。ところがこのよう
な欠点が生じる理由については明らかでない。
この考案は、理由は如何なるものにせよ、設計
模様と同一の模様形状の塗料通過部をスクリーン
印刷版に形成した場合、上記の如き欠点が生じる
という事実に着目し、斯かる事実を逆に利用する
ことにより設計模様通りの印刷模様を印刷するこ
との出来るスクリーン印刷版を提供することを目
的とするものである。
模様と同一の模様形状の塗料通過部をスクリーン
印刷版に形成した場合、上記の如き欠点が生じる
という事実に着目し、斯かる事実を逆に利用する
ことにより設計模様通りの印刷模様を印刷するこ
との出来るスクリーン印刷版を提供することを目
的とするものである。
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図に示す如く、枠2に張設された細長い矩
形状のスクリーン印刷版1には、多数の塗料通過
部3が形成され、塗料通過部3以外は塗料非通過
部4(塗膜部)となされている。スクリーン印刷
版1は公知の絹・ナイロン等の紗に塗料非通過部
4を構成する塗膜部を付着させたものである。
形状のスクリーン印刷版1には、多数の塗料通過
部3が形成され、塗料通過部3以外は塗料非通過
部4(塗膜部)となされている。スクリーン印刷
版1は公知の絹・ナイロン等の紗に塗料非通過部
4を構成する塗膜部を付着させたものである。
スクージ(図示略)の移動方向Aに沿う、塗料
通過部3の最外側縁3aは第2図イに示す設計模
様10の単位体13の最外側縁13aよりも内側
(中央側)に設定量だけ寄せられている。上記設
定量は次のようにして簡単に求めることが出来
る。即ち、設計模様10と同一の模様形状の塗料
通過部を有するスクリーン印刷版を使用して、印
刷をした際における、印刷模様の最外側縁が設計
模様10のそれらより外方へ膨出する量を実験に
より求めるか又は過去のデータを利用して求め、
これら数値に基づいて決定すればよい。一般的に
は、スクージの移動方向Aの中間部分において、
印刷模様の最外側縁の外方膨出量が大きくなる。
通過部3の最外側縁3aは第2図イに示す設計模
様10の単位体13の最外側縁13aよりも内側
(中央側)に設定量だけ寄せられている。上記設
定量は次のようにして簡単に求めることが出来
る。即ち、設計模様10と同一の模様形状の塗料
通過部を有するスクリーン印刷版を使用して、印
刷をした際における、印刷模様の最外側縁が設計
模様10のそれらより外方へ膨出する量を実験に
より求めるか又は過去のデータを利用して求め、
これら数値に基づいて決定すればよい。一般的に
は、スクージの移動方向Aの中間部分において、
印刷模様の最外側縁の外方膨出量が大きくなる。
スクージの移動方向Aと交差する、塗料通過部
3の側縁3b,3bは設計模様10の単位体13
の側縁13b,13bよりも設定量だけスクージ
の移動方向Aと反対の方向へ寄せられている。上
記設定量も前記と同様実験等により簡単に求める
ことが出来る。
3の側縁3b,3bは設計模様10の単位体13
の側縁13b,13bよりも設定量だけスクージ
の移動方向Aと反対の方向へ寄せられている。上
記設定量も前記と同様実験等により簡単に求める
ことが出来る。
次に前記スクリーン印刷版1の製造方法の一例
を説明する。
を説明する。
まず、第2図イに示す如き所望の設計模様10
を形成する。この設計模様10の正方形の単位体
13間には縦横に模様線14,14が現われるよ
うになされている。
を形成する。この設計模様10の正方形の単位体
13間には縦横に模様線14,14が現われるよ
うになされている。
次に上記設計模様10を写真撮影して、第2図
ロに示す如く第1のポジフイルム20を製作する
と共に、その長手側縁に沿う光不透過部を外側縁
から設定量だけ削り取り光透過部となすか、また
はその長手側縁を設定量だけ切り除く。
ロに示す如く第1のポジフイルム20を製作する
と共に、その長手側縁に沿う光不透過部を外側縁
から設定量だけ削り取り光透過部となすか、また
はその長手側縁を設定量だけ切り除く。
上記ポジフイルム20を利用して、第2図ハに
示す如きスクリーン印刷補助版30を製作する。
この補助版30の製作は公知の製版方法による。
即ち、光により硬化する塗膜を紗に付着したスク
リーン印刷補助版30の上にポジフイルム20を
重ねて光を照射した後、光の当たらなかつた部分
の塗膜を洗い流し、それらの部分を塗料通過部3
3とする。
示す如きスクリーン印刷補助版30を製作する。
この補助版30の製作は公知の製版方法による。
即ち、光により硬化する塗膜を紗に付着したスク
リーン印刷補助版30の上にポジフイルム20を
重ねて光を照射した後、光の当たらなかつた部分
の塗膜を洗い流し、それらの部分を塗料通過部3
3とする。
前記補助版30を利用して、第2図ニに示す如
き補助の印刷模様40を印刷する。このとき、ス
クージ(図示略)の移動方向Bは第2図ハにおい
て左から右に向かうものである。ところで、塗料
通過部33の左右側縁33bが設計模様10の単
位体13の左右側縁13bと同一であるため、第
2図ニにおいて明らかな如く、印刷模様40の単
位体43の左右側縁43b,43bはスクージの
移動方向にやや寄つていることが判るであろう。
また、補助版30の塗料通過部33の、スクージ
移動方向Bに沿う最外側縁33aが内側(中央
側)に設定量だけ寄つているものであるから、印
刷模様40の単位体43の最外側縁43aは第2
図イに示す設計模様10の単位体13の最外側縁
13aと同様に現われていることが判るであろ
う。
き補助の印刷模様40を印刷する。このとき、ス
クージ(図示略)の移動方向Bは第2図ハにおい
て左から右に向かうものである。ところで、塗料
通過部33の左右側縁33bが設計模様10の単
位体13の左右側縁13bと同一であるため、第
2図ニにおいて明らかな如く、印刷模様40の単
位体43の左右側縁43b,43bはスクージの
移動方向にやや寄つていることが判るであろう。
また、補助版30の塗料通過部33の、スクージ
移動方向Bに沿う最外側縁33aが内側(中央
側)に設定量だけ寄つているものであるから、印
刷模様40の単位体43の最外側縁43aは第2
図イに示す設計模様10の単位体13の最外側縁
13aと同様に現われていることが判るであろ
う。
このようにして製作した印刷模様40を写真撮
影して、第2図ホに示す如き第2のポジフイルム
50を製作すると共に、その長手側縁部に前記第
1のポジフイルム20に施したと同様の加工を施
す。
影して、第2図ホに示す如き第2のポジフイルム
50を製作すると共に、その長手側縁部に前記第
1のポジフイルム20に施したと同様の加工を施
す。
而して、このポジフイルム50を使用して、本
考案のスクリーン印刷版1を公知の方法で製作す
る。
考案のスクリーン印刷版1を公知の方法で製作す
る。
なお、設計模様10は、この実施例のものに限
定されるものでないことは勿論である。また図面
においては、最外側縁3a及び側縁3bの変形の
状態が直ちに判るように、その程度をやや誇張し
て描いてある。
定されるものでないことは勿論である。また図面
においては、最外側縁3a及び側縁3bの変形の
状態が直ちに判るように、その程度をやや誇張し
て描いてある。
以上の次第でこの考案によれば、スクリーン印
刷版により模様を印刷する際における、塗料通過
部とそれによつて形成される印刷模様との不一致
を考慮に入れてスクリーン印刷版の塗料通過部の
形状を決定したものであるから、設計模様通りの
ものを被印刷面に現わすことが出来る。
刷版により模様を印刷する際における、塗料通過
部とそれによつて形成される印刷模様との不一致
を考慮に入れてスクリーン印刷版の塗料通過部の
形状を決定したものであるから、設計模様通りの
ものを被印刷面に現わすことが出来る。
第1図はこの考案の実施例を示す平面図、第2
図イ〜ホは、実施例のスクリーン印刷版の製造方
法を説明するためのものであつて、第2図イは設
計模様の平面図、同図ロは第1のポジフイルムの
平面図、同図ハはスクリーン印刷補助版の平面
図、同図ニは補助の印刷模様の平面図、同図ホは
第2のポジフイルムの平面図である。 A……スクージの移動方向、1……スクリーン
印刷版、3……塗料通過部、3a……最外側縁、
3b……側縁、10……設計模様。
図イ〜ホは、実施例のスクリーン印刷版の製造方
法を説明するためのものであつて、第2図イは設
計模様の平面図、同図ロは第1のポジフイルムの
平面図、同図ハはスクリーン印刷補助版の平面
図、同図ニは補助の印刷模様の平面図、同図ホは
第2のポジフイルムの平面図である。 A……スクージの移動方向、1……スクリーン
印刷版、3……塗料通過部、3a……最外側縁、
3b……側縁、10……設計模様。
Claims (1)
- スクージの移動方向Aに沿う、塗料通過部3の
最外側縁3aが設計模様10のそれらよりも内側
に設定量だけ寄せられており、且つスクージの移
動方向Aと交差する、塗料通過部3の側縁3bが
設計模様10のそれらよりも設定量だけスクージ
の移動方向Aと反対の方向へ寄せられているスク
リーン印刷版。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13287782U JPS5938067U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | スクリ−ン印刷版 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13287782U JPS5938067U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | スクリ−ン印刷版 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5938067U JPS5938067U (ja) | 1984-03-10 |
JPS629110Y2 true JPS629110Y2 (ja) | 1987-03-03 |
Family
ID=30299927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13287782U Granted JPS5938067U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | スクリ−ン印刷版 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938067U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0770815B2 (ja) * | 1985-11-22 | 1995-07-31 | ソニー株式会社 | 回路基板の位置決め装置 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP13287782U patent/JPS5938067U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5938067U (ja) | 1984-03-10 |
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