JPS6290496A - 埋設管発進用立坑の発進部設置方法 - Google Patents

埋設管発進用立坑の発進部設置方法

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JPS6290496A
JPS6290496A JP22990385A JP22990385A JPS6290496A JP S6290496 A JPS6290496 A JP S6290496A JP 22990385 A JP22990385 A JP 22990385A JP 22990385 A JP22990385 A JP 22990385A JP S6290496 A JPS6290496 A JP S6290496A
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shaft
steel
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香河 康裕
衛 宮崎
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Sumiyoshi Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔座業上の利用分野〕 この発明は、地中において、上水道用鞘管、ケーブル用
鞘管、下水道管その他各種用途の管体を推進埋設する場
合に使用する埋設管発進用立坑の発進部設置方法に関す
るものである。
〔従来技術〕
従来、地中において、管体を推進埋設する場合、円筒状
立坑を、その内部の下方の地盤を掘削しながら、地盤の
所定深さまで沈下させ、次に前記円筒状立坑内に埋設管
推進装置を降ろして固定したのち、埋設用管体を立坑内
に降ろして埋設管推進装置の上に横向き状態でセットし
、その埋設管推進装置により埋設用管体を円筒状立坑の
周壁の開口部から地中に推進し、続いて管体を順次継ぎ
足しながら推進していく方法が実施されている。
しかるに、前記従来の方法の場合は、管体を円筒状立坑
内に横向きに配置したのち埋設管推進装置に推進してい
くので、管体の長さよシも円筒状立坑の内径を大きく設
定する必要があり、そのため管体が長い場合は、円筒状
立坑の内径を管体の長さに応じて大きくする必要が生じ
るので、円筒状立坑が大型化して製作費が高くなると共
に、地盤の掘削量が相当多くなって工費が高くなシ、し
かも円筒状立坑の重量が著しく大きくなるので、円筒状
立坑を据付けるとき大容量のクレーンを必要とし、かつ
据付けの作業性も悪くなるという問題がある。
〔発明の目的、構成〕
この発明は前述の問題を有利に解決できる埋設管発進用
立坑の発進部設置方法を提供することを目的とするもの
であって、この発明の要旨とするところは、鋼製円筒状
立坑1を地盤2に沈設したのち、横向きの鋼製発進部筒
体6と鋼製反力支承部材4とそれらを連結する推進用液
圧ジヤツキ5とを備えている発進部筒体推進ユニット6
を、前記円筒状立坑1内に挿入して固定し、かつ前記発
進部筒体6を円筒状立坑1の周壁に設けた開口部7内に
対向させ、次に推進用液圧ジヤツキ5により発進部筒体
6を地中に推進し、かつ発進部筒体6内の土砂を排出し
、次にその発進部筒体6の基端部を円筒状立坑1におけ
る開口部7の周囲に固定し、かつ前記推進用液圧ジヤツ
キ5を撤去することを特徴とする埋設管発進用立坑の発
進部設置方法にある。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
この発明を実施して埋設管発進用立坑の発進部を設置す
る場合は、まず第6図に示すように、相互にボルト(図
示を省略した)によシ着脱自在に連結された下段立坑8
と中段立坑9と上段立坑10とからなる鋼製円筒状立坑
1が地盤2上に据付けられ、かつクラムシェル等の掘削
機11により円筒状立坑1内の下方の土砂が掘削排出さ
れることにより、円筒状立坑1が地盤2の所定深さまで
沈設され、次に発進部筒体推進ユニットが円筒状立坑1
内の所定位置に下降されて固定される。
第1図および第2図は円筒状立坑1内に固定された発進
部筒体推進ユニット6を示し、第6図ないし第5図はそ
の一部を示すものであって、両端に内向きフランジ12
を備えている一対の鋼製半円形バンドユニット15が円
形を構成するように対向して配置され、かつ各半円形バ
ンドユニット16の端部が、各内向きフランジ12にわ
たって挿通された左ねじおよび右ねじを有する螺杵14
とその螺杵14に螺合されて内向きフランジ12の両側
に係合するナラ)15.16とによ多連結されて鋼製バ
ンド型支持部材17が構成され、前部の半円形・ぐンド
ユニット13の中央部には開口部18が設けられ、発進
部筒体推進ユニット6を円筒状立坑1内に吊り降ろす場
合は、各半円形バンドユニット15の間隔が狭められる
と共に前記螺杵14およびナツト15,16によシその
状態に保持される。
バンド型支持部材17の開口部18が円筒状立坑1の前
部周壁に設けられた開口部7に対向するように配置され
たのち、螺杵14の端部側に螺合されているナツト16
が回転されて螺杵14の端部に移動され、かつ左ねじお
よび右ねじを有する緊締用螺杵19とその螺杵19の両
側に螺合された係合金具20とからなるターンバックル
式緊張用ジヤツキ21は各半円形バンドユニット15の
端部間に介在され、その緊張用ジヤツキ21によシ各半
円形バンドユニット13が円筒状立坑1に圧接され、こ
の状態で各ナラ)15.16が緊定されて内向きフラン
ジ12に圧接される。なお各ナツト15.16を内向き
フランツ12に圧接させたのち、緊張用ジヤツキ21を
弛緩して撤去してもよい。
前記バンド型支持部材17内に前後方向に延長する鋼製
発進部筒体6が配置され、その発進部筒体6の断面は上
下方向に長くなっている小判形断面であシ、かつその発
進部筒体6内には、前方から後方に向かって縮径してい
る鋼製分割型刃口22が配置され、さらにその刃口22
の断面は上下方向に長くなっている小判形断面であシ、
またその刃口22は相互にボルト(図示を省略した)に
より結合された刃口ユニット23〜26によシ構成され
、最前部の刃口ユニット26は発進部筒体乙に対し溶接
により固着されている。
最前部の刃口ユニット26の周囲に複数のグラウト注入
口27が設けられ、第2の刃口ユニット24の周囲には
着脱自在な蓋を備えている複数の地盤強化用薬液注入口
28が設けられ、かつ第6の刃口ユニット25の上部に
は着脱自在な蓋を備えている点検用開口部29が設けら
れ、さらに第4の刃口ユニット26の周囲には複数の空
気供給口30が設けられている。
前記刃口22の後端部に、前後方向に延長する筒体61
の前端部が一体に連設され、その筒体31の後端部には
液圧モータ32および減速機66からなる排土用駆動装
置64が固定され、かつ排土用駆動装置64の出力軸に
は土砂を後方に移送するスクリュウ式回転排土具65が
連結され、さらに前記筒体61の上部に着脱自在な蓋を
備えている点検用開口部66が設けられると共に、筒体
61の下部に土砂吸引排出口37が設けられている。
前記刃口ユニット23の後方において発進部筒体3の中
央上部に前後方向に延長するトロリレール68が固定さ
れ、そのトロリレール68には、各刃口ユニット24〜
26および排土用駆動装置64等を組立てまたは分解す
る際に使用する吊シ具を係止して移動するためのトロリ
69が走行自在に架設され、かつ前記刃口ユニット26
の後方において、発進部筒体6の上部および下部の左右
両側に、前後方向に延長する溝形保持部材40が溶接に
より固着され、その溝形保持部材40内にはジヤツキ取
付部材41が摺動自在に嵌合され、さらに溝形保持部材
40の前部および後部には複数のボルト螺合用ねじ孔4
2が設けられ、ジヤツキ取付部材41は溝形保持部材4
0の前部に配置されてボルト43により固定されている
前記各ジヤツキ取付部材41に前後方向に延長する推進
用液圧ジヤツキ5の前端部が連結され、各推進用液圧ジ
ヤツキ5の後端部は後側の半円形バンドユニット16の
中央部内面に当接される円弧状の鋼製反力支承部材4に
連結され、かつその鋼製反力支承部材4は半円形・ぐノ
ドユニット16内の下部に固定された半円形下部フレー
ム44に載置され、さらに後側の半円形バンドユニット
16内の上部には半円形上部フレーム45が固定され、
また前側の半円形バンドユニット13内の下部に半円形
下部フレーム46が固定されると共に、その半円形バン
ドユニット16内の上部に半円形上部フレーム47が固
定されている。
各半円形バンドユニット13内の下部に、同一レベルに
おいて左右方向に延長する支持ビーム48゜49が架設
固定され、かつ左右方向に間隔をおいて配置されて前後
方向に延長している支承ンール50は、支持ビーム48
.49にわたって架設されてボルトによシ着脱自在に固
定され、さらに前記発進部筒体6の後端部の左右両端部
にボルトによシ着脱自在に固定された後部ローラ支持金
具51に、支承レール50の上を転動する後部ローラ5
2が取付けられ、また前部の支持ビーム48の左右両側
には前部ローラ5ろを取付けた前部ローラ支持金具54
がボルトによシ着脱自在に取付けられている。
前記発進部筒体6の後端部の全周に外向きフランジ55
が一体に設けられ、かつ前側の半円形バンドユニット1
6の外面には開口部18を囲むシール用溝56が設けら
れ、そのシール用溝56にペースト状またはその他の止
水用シール材が充填され、前記半円形バンドユニット1
3の内面には、開口部18の周縁に沿って延長する支持
リング57が溶接により固着されると共に、その支持リ
ング57の外周に沿って間隔をおいて配置された多数の
雌ねじ部材58が溶接によシ固着され、さらに支持リン
グ57にはゴム製シールリング59の外周側部分および
金属製押えリング6oが順次重合され、その押えリング
60およびシールリンダ59に挿通されて支持リング5
7に螺合されたボルト61によシ−ルリンダ59が支持
リング57に締付固定されている。また各半円形・ぐン
ドユニット16の上端部に吊如材係止金具62が固定さ
れ、前記バンド型支持部材17とその中に設けられた前
記各部材とによシ発進部筒体推進ユニット6が構成され
ている。
前記発進部筒体6を円筒状立坑1円から地中に推進する
場合は、前記空気供給口60を地上に設置したコムゾレ
ッサ等の圧縮空気供給源に対し流量制御弁を介して接続
し、かつ地上に設置した真空吸引分離装置における吸引
口と筒体61の土砂吸引排出口67とを吸引ホースによ
り接続し、さらに排土用駆動装置34を運転してスクリ
ュウ式回転排土具65を回転させながら、推進用液圧ジ
ヤツキ5を伸長動作させて発進部筒体6およびこれに付
属する各部分を推進することによシ、発進部筒体6を円
筒状立坑1の開口部から地中に前進させていくと共に、
鋼製刃口22内忙侵入してくる土砂をスクリュウ式回転
排土具65によp筒体61内に移送し、次いでその土砂
を、土砂吸引排出口67および吸引ホースを経て地上の
真空吸引装置に吸引し、ここで土砂と空気とを分離して
排出する。
推進用液圧ジヤツキ5が所定ストロークだけ伸長したの
ち、溝形保持部材40とジヤツキ取付部材41との結合
を解き、次いで推進用液圧ジヤツキ5を短縮動作させて
、ジヤツキ取付部材41を溝形保持部材40の後部に移
動したのち、その溝形保持部材40とジヤツキ取付部材
41とをボルトによシ結合する。次に再び推進用液圧ジ
ヤツキ5を伸長動作させて、前述のようにして排土を行
ない、後部ローラ支持金具51が前部ローラ支持金具5
4に近接する位置まで前進移動したとき、その前部ロー
ラ支持金具54を支持ビーム48から取外して撤去する
第7図ないし第9図に示すように発進部筒体6の後端部
の外向きフランジ55における外周側の突条が半円形バ
ンドユニット13の内面の支持リング57に突き渦たる
まで、発進部筒体3が地中に前進挿入されたのち、前記
雌ねじ部材58に螺合されたボルト63およびクリップ
64によシ外向きフランジ55を支持リング57に締付
固定し、次いで鋼製刃口22の地盤強化用薬液注入口2
Bから鋼製刃口22の前方の地盤に地盤強化用薬液を注
入し、次に鋼製反力支承部材4.推進用液圧ジヤツキ5
.排土用駆動装置64.筒体61付きの刃口ユニット2
6.刃ロユニツト25.刃口ユニット24.支承ンール
50および後部ローラ支持金具51等を撤去し、かつ刃
口ユニット26に鋼製蓋板65を溶接またはボルト等に
よシ取付けて第10図の状態にする。
第11図および第12図は円筒状立坑1および発進部筒
体6内に管体埋設用推進装置をセットした状態を示し、
第16図ないし第16図はその装置の一部を示すもので
あって、前記蓋板65に溶断によシ発進用開ロ部66が
設けられ、かつ左右方向に間隔をおいて配置されて前後
方向に延長している一対のガイドレール67および各ガ
イドレール67の前端および後端の下部を連結する溝形
フレーム68からなる前部フレーム69と、左右方向に
間隔をおいて配置されて前後方向に延長している一対の
ガイドレール70および谷ガイドレの 一ルア計勤端および後端の下部を連結する溝形フレーム
71からなる後部フレーム72とが、円筒状立坑1内に
順次吊り降ろされ、さらに前部フレーム69が発進部筒
体6内に配置されると共に、後部フレーム72が前部フ
レーム69の後端に接合して円筒状立坑1内に配置され
、またガイドレール67とガイドレール70とが、−直
線上に配置された状態で継手金具73およびボルト74
により結合されている。
前記各ガイドレール70の後端部は、円弧状の鋼製反力
支承部材75に対し、左右方向に延長する横軸89によ
p回動自在に連結され、その反力支承部材75は後側の
半円形バンドユニット13の内側中央部に当接され、そ
の反力支承部材75の上部および下部において、ナツト
76を固定した支持金具77が半円形バンドユニット1
3に対しボルトによシ着脱自在に固定され、そのナツト
76に螺合された高さ調節用ボルト78が反力支承部材
75に係合され、かつ前記溝形保持部材40に嵌合され
てボルトによシ固定されている受金具79に各ガイドレ
ール67の前部の下部に固定された雌ねじ部材に螺合さ
れている高さ調節用ねじ支脚80が載置され、さらにガ
イドレール67における後部の溝形フレーム68に螺合
されている高さ調節用ねじ支脚81は、前記支持ビーム
48に載置され、前記高さ調節用ボルト78および高さ
調節用ねじ支脚80,81により、ガイドレール67.
70および鋼製反力支承部材75のレベルが調整される
と共に、ガイドレール67.70の勾配が調整される。
また反力支承部材75の左右両側において、ナツト82
を固定した支持金具86が、半円形バンドユニット13
に対しボルトにより着脱自在に固定され、そのナツト8
2に螺合された旋回調節用ポルト84は反力支承部材7
5の側面に係合され、かつ前記継手金具76に固定され
たナツト85に螺合されているボルト86は発進部筒体
乙の外向きフランジ55に係合され、前記旋回調節用ボ
ルト84およびポルト86により、ガイドレール67゜
70および鋼製反力支承部材75の水平方向の向きが調
整されて固定される。
前部フレーム69における前部および後部の溝形フレー
ム6Bの左右両側に、管体87を支承するための支承ロ
ーラ88が取付けられ、左右両側のガイドレール67.
70は互いに対向する方向に開口する溝形断面であり、
かつ中央前部に円形の管体嵌合用突出部90を備えてい
る鋼製管体抑圧部材91における左右両端のガイド部9
2は、一対のガイドレール70における溝内に、前後方
向摺動自在にかつ上下および左右方向に移動しないよう
に嵌合され、さらに前記ガイド部92の後部にはピン保
合溝96が設けられている。
左右両側に推進用液圧ジヤツキ94を備えているジヤツ
キ保持部材95は管体押圧部材91の後部に配置され、
そのジヤツキ保持部材95における左右両側のガイド部
96は、一対のガイドレール70における溝内に、前後
方向摺動自在にかつ上下および左右方向に移動しないよ
うに嵌合され、かつ前記ガイド部9乙にはビン孔97が
設けられ、さらに前記各ガイドレール67.70には多
数のビン孔98が一定間隔で設けられ、ガイド部9乙の
ビン孔97とガイドレール70のビン孔9Bとにわたっ
て挿通された固定用ピン99によシ、ジヤツキ保持部材
95が各ガイドレール2に固定されている。
前記推進用液圧ジヤツキ94におけるピストン杆100
の前端部は管体押圧部材91に連結され、かつ前記管体
抑圧部材91およびジヤツキ保持部材95の中央部には
開口部101,102が設けられている。
前述のように構成された管体埋設用推進装置を使用して
管体の地中推進を行なう場合は、第17図に符号87A
で示すように管体を傾斜させた状態で円筒状立坑1内に
吊り降ろして行き、次いで第17図に符号87Bで示す
ように、管体の長手方向の一側部を発進部筒体6内に挿
入したのち、管体87を水平またけほぼ水平状態で支承
ローラ8Bに載置し、かつジヤツキ保持部材95を後端
位置に配置して固定用ピン99によシガイドレール70
に固定し、さらに推進用液圧ジヤツキ94を短縮した状
態で、管体87の後端部を管体押圧部材91における管
体嵌合用突出部90に嵌合し、さらに管体87の前端部
には刃口(図示を省略した)を嵌合する。
次にジヤツキ保持部材95における推進用液圧ジヤツキ
94を伸長動作させることによシ、管体押圧部材91を
介して管体87を前進移動させて、その管体87を蓋板
65の開口部66から地中に推進していく。推進用液圧
ジヤツキ94が所定ストローツだけ伸長されたのち、ジ
ヤツキ保持部材95をガイドレール70に固定している
ピン99を抜取ってそのピン99を管体押圧部材91の
後部に近い位置にあるビン孔98に挿通する。
次に前記推進用液圧ジヤツキ94を短縮動作させると、
管体押圧部材91の後部がピン99に係合され、かつジ
ヤツキ保持部材95が前方に牽引移動されていく。次に
管体押圧部材91の後部に係合しているピン99を引抜
いて、そのピン99をガイドレール70とジヤツキ保持
部材95とにわたって挿通したのち、再び推進用液圧ジ
ヤツキ94を伸長動作させて、管体押圧部材91および
管体87を前進移動させ、このようにして管体87をガ
イドレール67.70に沿って間欠的に推進移動してい
く。
管体押圧部材91が前端位置まで前進移動されたのち、
管体押圧部材91およびジヤツキ保持部材95を後端位
置まで後退移動させ、次いで前部が地中に推進されてい
る管体87の後端部に、他の管体の前端部を、継手を介
して連結し、次に再び前述のようにして各管体を間欠的
に推進移動していく。
前部の管体としては、内部に掘削室を備えかつその掘削
室内に回転掘削具を設けたものが用いられ、掘削されて
掘削室の後部に送られた土砂は、地上から前記管体抑圧
部材91およびジヤツキ保持部材95の開口部101,
102を通って掘削室に接続されている吸引排出管によ
り吸引排出される。
管体推進作業を終了したのちは、前記反力支承部材75
.前部フン−ムロ9.後部フレーム72およびこれらに
装着された各部材が撤去され、かつグラウト注入口27
からモルタル等のグラウト材が地中の管体の周囲に注入
され、さらに前記バンド型支持部材17が縮径されたの
ち吊シ上けられて撤去される。
次に円筒状立坑1内でコンクリートのマンホールが築造
されたのち、下段立坑8と中段立坑9とを結合している
ボルトが取外され、次いで中段立坑9および上段立坑1
0が引抜撤去される。
この発明を実施する場合、推進用液圧ジヤツキ94とし
て2段式の液圧ジヤツキを使用する場合は、長い伸縮ス
トロークが得られるので、前記溝形保持部材40を省略
して推進用液圧ジヤツキの前端部を発進部筒体5の1個
所にのみ固定するように構成することができる。発進部
筒体3を地中に推進する場合、その発進部筒体6内に回
転式掘削機を設置して機械掘シを行なってもよく、また
発進部筒体6内の前方の地盤が軟弱地盤でないときは、
前記刃口22およびこれに付属する排土用駆動装置64
およびスクリュウ式回転排土具35を省略し、手掘りに
よシ掘削しながら、発進部筒体6を推進してもよい。ま
た前記バンド型支持部材17としては、図示以外の任意
構造のものを使用してもよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、鋼製円筒状立坑1を地盤2に沈設し
たのち、横向きの鋼製発進部筒体6と鋼製反力支承部材
4とそれらを連結する推進用液圧ジヤツキ5とを備えて
いる発進部筒体推進ユニット6を、前記円筒状立坑1内
に挿入して固定し、かつ前記発進部筒体6を円筒状立坑
1の周壁に設けた開口部7内に対向させ、次に推進用液
圧ジャッキ5により発進部筒体6を地中に推進し、かつ
発進部筒体6内の土砂を排出し、次にその発進部筒体6
の基端部を円筒状立坑1における開口部7の周囲に固定
し、かつ前記推進用液圧ジヤツキ5を撤去するので、簡
単な手段によって、円筒状立坑1の所定深さの位置から
管体発進方向に突出する発進部筒体を設置することがで
き、かつ地中に推進する管体87を斜めにして円筒状立
坑1内の所定深さまで下降し、次いでその管体87を発
進部筒体6内と円筒状立坑1内とにわたって横向きに延
長するように設置できるので、円筒状立坑1の内径をあ
まシ大きくすることなく、比較的長い管体87を、推進
装置により円筒状立坑1および発進部筒体6円から地中
に推進していくことができ、そのため円筒状立坑1を小
型化できるので低コストで製作できると共に、比較的小
容量のクレーン等を使用して円筒状立坑1の据付作業を
容易に行なうことができ、さらに円筒状立坑1を沈下さ
せる際の地盤の掘削量が少なくて済むので、工費を節減
することができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すものであって、第1図は
鋼製円筒状立坑内に固定された発進部筒体推進ユニット
を示す縦断側面図、第2図はその横断平面図、第6図は
ローラによって支承された鋼製発進部筒体とその内部に
設けられた各部材とを示す一部切断正面図、第4図は溝
形保持部材に対する推進用液圧ジヤツキの連結部を示す
一部切欠平面図、第5図は円筒状立坑および半円形バン
ドユニットのシール部を示す拡大縦断側面図である。第
6図は円筒状立坑の沈設作業を行なっている状態を示す
概略縦断側面図、第7図は発進部筒体を地中に推して円
筒状立坑に対しバンド型支持部材を介して固定した状態
を示す縦断側面図、第8図は発進用筒体の後端の固定部
を拡大して示す横断平面図、第9図はその縦断側面図、
第10図は発進用筒体を地中に推進設置したのち不要部
分を撤去した状態を示す縦断側面図である。 第11図は発進用筒体および円筒状立坑にわたって管体
埋設用推進装置をセットした状態を示す縦断側面図、第
12図はその横断平面図、第16図は第11図のA−A
線拡大断面図、第14図は管体埋設用推進装置の後部を
拡大して示す一部横断平面図、第15図は後部フレーム
とジヤツキ保持部材と管体押圧部材との関係を示す一部
縦断正面図、第16図は第14図のB−B線拡大断面図
、第17図は管体を、円筒状立坑内を下降して管体埋設
用推進装置の上に降ろすときの状態を示す縦断側面図で
ある。 図において、1は鋼製円筒状立坑、2は地盤、6は鋼製
発進部筒体、4は鋼製反力支承部材、5は推進用液圧ジ
ヤツキ、6は発進部筒体推進ユニット、7は開口部、1
2は内向きフランジ、16は鋼製半円形バンドユニット
、14は線杆、15および16はナツト、17は鋼製・
ぐンド型支持部材、18は開口部、21はターンバック
ル式緊張用ジヤツキ、22は鋼製分割型刃口、27はグ
ラウト注入口、28は地盤強化用薬液注入口、64は排
土用駆動装置、65はスクリュウ式回転排土具、67は
土砂吸引排出口、48および49は支持ビーム、50は
支承ローラ、52は後部ローラ、56は前部ローラ、5
5は外向きフランジ、57は支持リング、58は雌ねじ
部材、59はゴム製シールリング、66はボルト、64
はクリップ、65は鋼製蓋板、66は発進用開口部、6
7はガイドレール、69は前部フV−ム、70はガイド
レール、72は後部フレーム、76は継手金具、75は
鋼製反力支承部材、87は管体、88は支承ローラ、8
9は横軸、91は鋼製管体押圧部材、94は推進用液圧
ジヤツキ、95はツヤツキ保持部材、97および98は
ビン孔、99は固定用ピンである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼製円筒状立坑1を地盤2に沈設したのち、横向きの鋼
    製発進部筒体3と鋼製反力支承部材4とそれらを連結す
    る推進用液圧ジャッキ5とを備えている発進部筒体推進
    ユニット6を、前記円筒状立坑1内に挿入して固定し、
    かつ前記発進部筒体3を円筒状立坑1の周壁に設けた開
    口部7内に対向させ、次に推進用液圧ジャッキ5により
    発進部筒体3を地中に推進し、かつ発進部筒体3内の土
    砂を排出し、次にその発進部筒体3の基端部を円筒状立
    坑1における開口部7の周囲に固定し、かつ前記推進用
    液圧ジャッキ5を撤去することを特徴とする埋設管発進
    用立坑の発進部設置方法。
JP22990385A 1985-10-17 1985-10-17 埋設管発進用立坑の発進部設置方法 Granted JPS6290496A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0849492A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 Sato Tekko Kk 埋設管の推進工法
JP2007023485A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Okumura Engineering Corp 推進管の推進方法およびその装置

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