JPS6289905A - カラ−フイルタ− - Google Patents

カラ−フイルタ−

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Publication number
JPS6289905A
JPS6289905A JP61124066A JP12406686A JPS6289905A JP S6289905 A JPS6289905 A JP S6289905A JP 61124066 A JP61124066 A JP 61124066A JP 12406686 A JP12406686 A JP 12406686A JP S6289905 A JPS6289905 A JP S6289905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
color filter
dye
color
dyes
Prior art date
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Pending
Application number
JP61124066A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Ueno
上野 敏彦
Toshiro Motomura
敏郎 本村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPS6289905A publication Critical patent/JPS6289905A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、色分解用カラーフィルターに関するものであ
る。
(従来技術と問題点) 従来、色分解用のカラーフィルターとしては、染料ある
いは顔料の吸収を利用した色素フィルターがよく知られ
ている。
この種の色素フィルターは、種々の方法で作製される。
例えば、基板上にポリビニルアルコールあるいはゼラチ
ンなどの合成および天然高分子物質から成る所定パター
ンの被着色層を設け、その被着色層を所望の色素で染色
する染色法、また、熱分解しにくい色素を基板上に真空
蒸着することによってフィルターを形成する蒸着法など
の方法で作られる。
このうち、染色法で作ったものは、使用可能な色素の数
が豊富であるため、所望の分光特性をもつフィルターが
容易に入手できるが、複数色を形成する際、各色の染色
工程毎に7オトレジストによる防染膜の作成および剥離
工程を必要とするため、コストの面からは好ましくない
(値段が高い)。
一方、蒸着法で作ったものは、色素そのものが着色層と
なるため、フィルターの膜厚を薄膜化でき、かつ色素そ
のものの耐熱性も染色法で利用できる色素に比べて優れ
ているなどの利点を有している。しかしながら、蒸着可
能な色素に制限があり、所望の分光特性を得るのが困難
であるほか、蒸着できても例えばフォトリソグラフ工程
によるパターンニングの際の溶剤処理によって、蒸着膜
が溶解したりする欠点があった。さらに、従来の色素フ
ィルターに使用されている色素は耐光性が乏しいことも
欠点であった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記欠点を除去し、耐熱性、耐溶剤性および
耐光性に優れた色素で形成した、しかも良好な分光特性
をもつカラーフィルターとするため、下記の構造式(1
)で示されるキナクリドン系誘導体の色素を基板上に、
形成した色素層を少なくとも有する構造とした。
d       行 ここでRはH,CH3、CIのいずれかである。
ここで、カラーフィルター内には、特定の色相のカラー
フィルターを得るために上記構造式(1)以外の色相を
有する色素層が形成されていてもよい。
本カラーフィルターは1色で1枚のカラーフィルターと
して利用してもよいし、あるいは数種類の色の微小なカ
ラーフィルターを絵素としてこれらを基板上に2次元的
に周期配列したアレイを構成した空間分割型色分割用カ
ラーフィルターとしても利用できる。この場合、各色調
のいずれかに本発明の色素を用いることになる。例えば
、液晶ディスプレイでは各絵画素に対応する微細な赤(
R)、緑(G)、青(B)3i色フィルターをモザイク
状、もしくはスI・ライブ状に形成したカラーフィルタ
ーと液晶素子を組合せ、各絵画素に対応する液晶素子部
を各独立に制御できるようにし各絵画素を適時選択制御
することで、フルカラー表示、もしくはマルチカラー表
示することができる。
本発明のカラーフィルターは上記のようなディスプレイ
用として利用できる。
また、CODのような固体撮像デバイスの色分解フィル
ターとしても利用できる。
上記構造式(1)で示されるキナクリドン系誘導体の色
素は、加熱しても分解せず、所定の温度以上になると容
易に昇華する性質を有しており真空蒸着によって色素層
を形成することができるため安価なカラーフィルターが
得られる。さらに、上記色素膜は、非常に稠密な膜であ
り、例えばガラス基板のような無機物との密着性も良好
である。
また、色素層は、アルコール類、ケテン類、エステル類
等の有機溶剤に対して、はとんど溶解せず、非常に優れ
た耐溶剤性も有している。このため、本発明によれば、
信頼性の優れたカラーフィルターが得られる。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
実施例1) 所定のモザイクパターンをもつメタルマスクを付着させ
た透明基板および前記構造式(1)においてRがHであ
る色素を入れたモリブデン製ボートを真空蒸着機内に設
置し、真空排気して、真空度10−6〜1O−7Tor
rでボートを450〜480°Cに加熱し、透明基板上
に約約5000Åの厚さに蒸着した。モザイク状にパタ
ーン化されたこの色素層は、良好なマゼンタ色の分光特
性を示した。
カラーフィルターのパターン化の方法としては、上記メ
タルマスクを使用して行なう以外に、通常のフォトリソ
グラフィー技術を使用してもよい。
実施例2) 実施例1)で形成したマゼンダ色の色素層の上からメタ
ルマスク位置を変更せず黄色の色相を有する色素、例え
ば商品名、シムラーファウストイエロー(Symule
r Fast Yellow GRF(大日本インキ(
株)製))を4000〜5000人、キナクリドン系色
素と同様に抵抗加熱方式で真空蒸着した。これらマゼン
タ色、黄色の色素層を順次形成したカラーフィルターは
良好な赤色の分光特性を示した。この実施例では2つの
色素層を積層した構造となっているが、2つの色素を同
時に蒸着して2種類の色素が混合した色素層を1層形成
しても上記と同様の効果が得られる。
実施例3) (少ス′f、4内−) 、J” で示されるイソインドリノン系誘導体を含む色素(この
実施例ではRが−ζ)−であるものを用いた)を用いた
以外は実施例2と同じとし、良好な赤色の分光特性を示
すカラーフィルターを作製した。
実施例4) 前記構造式(1)においてRがCH3及びCIである2
種類のキナクリドン系誘導体の色素を用いて、実施例1
と同様な方法で蒸着した。これらの色素層も良好なマゼ
ンタ色の分光特性を示した。
また、比較として代表的なマゼンタ色色素であるアゾ系
色素(商品名; Symuler Red 3042 
S、大日本インキ(株ン製ンを同様の方法で蒸着を試み
た結果、蒸着膜は得られたが、良好な分光特性は得られ
なかった。
本発明の効果を明確化するために、耐熱性試験およびキ
セノンランプによる力n速射光性試験(キセノンランプ
照度、1.0X106Lux、 5cmの距離で照射)
を行なった。サンプルとしては、上記キナクリドン系誘
導体の色素で形成した4種のカラーフィルターと上記ア
ゾ系色素で形成したカラーフィルターの5種を用いた。
まず、耐熱性試験の結果、キナクリドン系の色素で形成
したカラーフィルターは、いずれも耐熱温度が280℃
〜300°Cぐらいであった。一方、アゾ系色素で形成
したカラーフィルターは170°Cぐらいの耐熱温度し
か有していなかった。
次に、耐光性試験の結果、キナクリドン系の色素で形成
したカラーフィルターは、いずれも60時間以上経過し
ても劣化は認められなかった。それに対して、アゾ系色
素で形成したカラーフィルターは、はぼ10時間で、漂
白現象が起り劣化した。
(発明の効果)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1種または複数種の色素を基板上に形成した色素層を有
    するカラーフィルターにおいて、前記色素として少なく
    とも1種は下記構造式で示されるキナクリドン系誘導体
    が含まれることを特徴とするカラーフィルター。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、Rは、H、CH_3、Clのいずれかである。
JP61124066A 1985-06-10 1986-05-28 カラ−フイルタ− Pending JPS6289905A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60-125420 1985-06-10
JP12542085 1985-06-10

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Publication Number Publication Date
JPS6289905A true JPS6289905A (ja) 1987-04-24

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ID=14909660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61124066A Pending JPS6289905A (ja) 1985-06-10 1986-05-28 カラ−フイルタ−

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JP (1) JPS6289905A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0893737A2 (en) * 1997-07-24 1999-01-27 JSR Corporation Radiation sensitive composition
JP2009280819A (ja) * 2008-05-24 2009-12-03 Lanxess Deutschland Gmbh Lcd用カラーフィルターでのフッ素含有キナクリドン

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