JPS628973A - 巻線機 - Google Patents

巻線機

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JPS628973A
JPS628973A JP60146843A JP14684385A JPS628973A JP S628973 A JPS628973 A JP S628973A JP 60146843 A JP60146843 A JP 60146843A JP 14684385 A JP14684385 A JP 14684385A JP S628973 A JPS628973 A JP S628973A
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Hajime Sawara
佐原 元
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は巻線機に係り、さらに詳しくはひとつのボビ
ンに種類の異なるワイヤで巻線をなすための巻線機に関
している。
〔従来の技術〕
この種の巻線機は各ワイヤにたいする巻線ユニットを具
備している。各巻線ユニットはワイヤを案内するノズル
およびからげ機構を有している。
巻線はそれぞれの巻線ユニットが交替することによって
なされている。たとえばトランスの巻線機では、−次巻
線があるユニットによってボビンに形成されると、この
ユニットがもうひとつのユニットに交替させられ、二次
巻線が交替したユニットによって一次巻線上に形成して
いる。が、このようなものでは、複数の巻線ユニットに
たいするスペースのみならず、交替機構にたいするスペ
ースも必要とするため機械が大型になり、しかも構造が
複雑である。とくに、同時に多数のボビンにたいする巻
線をなす機械を構成させたときに、構造がきわめて複雑
となり、機械全体が極大化する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、構造がよりシンプルであり、機械全体をより
コンパクトに構成できる、巻線機を提供するものである
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の巻線機は、中心軸を一致させてボビンを保持す
る回転可能なスピンドルと、種類の異なるワイヤをそれ
ぞれ案内する複数のノズルと、各ワイヤによってボビン
に巻線をなす際にワイヤの固定、切断などを果たさせる
ためのからげ機構と、前記中心軸を含む相互に直交する
三輪方向の移動ならびに前記中心軸にそう位置と前記中
心軸に交差する位置との回転をノズルになさせるように
ノズルを支持するノズル台と、各ノズルを選択する機構
とを具備し、この選択機構が各ノズルにスピンドルに接
近した巻線位置とスピンドルから離れた待機位置との移
動を独立してなさせるためにノズル台に設けられた台と
、巻線に関連して前記台を各位置に交互に移動させる手
段とを具備してなること、を特徴としている。
本発明によれば、各ワイヤと案内するノズルの選択が、
台を移動させることのみ果すことができるので、ワイヤ
の種類に応じた数の巻線ユニットを必要とせず、そこで
巻線機の構造をよりシンプルにかつよりコンパクトにさ
せることができる。
とくに、多数の巻線をなさせる場合には、多くの巻線ユ
ニットを省略することができるので、きわめてコンパク
トかつシンプルな構造にさせることができ、動作制御も
簡単になすことができる。
本発明の巻線機の実施例は、以下に、添付図面とともに
説明する。
〔発明の実施例〕
この巻線機は、第1図に示すように、スピンドルが相互
に間隙を形成して一列に配置されたスピンドルアレイ、
スピンドルアレイと平行に配置されたノズルのアレイ、
それに各スピンドルごとに配置されたからげ機構を具備
している。
スピンドルアレイは図にて2本のスピンドル11のみを
示しであるが、たとえば12本のスピンドルからなって
いる。ノズルアレイはスピンドルの数の二倍の数のノズ
ル13からなっていて、各ノズルは隣接するノズルと対
を形成しており、そしてノズル対の各々がひとつのスピ
ンドルに関連させられていて、異なる径のワイヤの供給
をなすようにしている。図面において、各ノズル対にお
ける一方のノズルはこれに関連する部材とともに符号り
を参照符号に添え、他方のノズルおよびこれに関連する
部材は添符号Rを添えて区別されている。
各スピンドル11は、それぞれ、図示を省略されたこの
巻線機のベースに軸受を介在して保持され、ベース上の
電動機によって回転されるようになっている。ボビン1
2は公知の仕方でスピンドルの先端に支持されていて、
スピンドルとともに回転できる。
ノズルアレイはノズル台14を含む支持機構に設置され
ている。支持機構はこの巻線機のベースに相互に直角な
三輪方向x、y、zに移動する基台を具備している。ノ
ズル台はこの基台にY軸を中心に回転可能に保持されて
いて、ノズルアレイを図面に示すスピンドルの回転中心
軸に直角な位置とこれに平行な位置との間を回転できる
ようにしている。スピンドルの回転軸はX軸に一致して
いる。基台の移動はベースにあるサーボモータによって
、またノズル台の回転は基台とノズル台との間に配設さ
れた空気圧シリンダによってなされている。
各ノズルはノズル台上の回転板+51..15Rにそれ
ぞれ取り付けられ、ノズル台−ヒのロッド16Lあるい
は16Rがスライドされることで、Z軸の方向およびZ
軸からある角度はなれた方向に先端を向けられるように
なっている。すなわち、回転板はその背面から延びる軸
をノズル台14にある軸受に保持され、ロッド16L、
16Rは回転台とノズル台との間に配置されていると共
に、ノズル台上のすべり軸受に保持されている。これら
のロッドには切欠17L、17Rを設けてあり、回転台
15Lのピン18Lがロッド16Lの切欠17Lにかん
合させられ。
回転板15Rのピン18Rがロッド16Rの切欠17R
にかん合させられ、各回転台はロッドの往復移動によっ
て、たとえば角度45°回転される。ノズル13L、1
3Rは台19L、19Rを介在して、このような回転板
15L、15Rにそれぞれ固定されている。
これらの台19L、19Rはほぼコ字形を形成している
。各ノズルはその立ち上り壁の一方にかん合かつ固定さ
れ、ワイヤガイドが各台の他方の突出壁に、ノズルと対
面して取り付けられている。ワイヤは図示を省略された
端部これらのノズルおよびワイヤガイドを貫通させられ
、図示を省略された端部がテンション機構を介在してワ
イヤ供給機構に延びている。対を形成するノズルの一方
に案内されたワイヤは、他方のノズルを通るワイヤより
も大径である。図面にて、符号20Lが大径のワイヤ、
20Rが細径のワイヤをそれぞれ示している。
ワイヤクランプ25L、25Rが各ノズルごとにノズル
台14に設けられている。ワイヤクランプ自体は、第3
図によく示されているように、ワイヤのとうる溝25a
もつベース25bを有している。ベースにおける溝をは
さんだ一方の部分は空気圧シリンダのケーシングを形成
していて、ピストン25cが内部に収容されていると共
にコイルばね25dで押されて常時先端を突出させられ
ている。ワイヤの把持は、ピストン25cが圧力空気に
よって図に示す位置に移動され、ワイヤが溝25aに通
されたあとに、ピストン25cが圧力空気の供給停止で
ばね25dによって押圧されることでなされる。
各ワイヤクランプは第2図にもよく示されているように
ノズル台上のロッド26L、26Rにそれぞれ支持され
ていて、ロッドによってZ軸方向に移動できる。移動は
ノズル台上のベルクランク27L。
27Rによってなされている。各ベルクランクはノズル
台上の台29L、29Rに固定された軸にそれぞれかん
合されている。各ベルクランクにおける一方のアームは
ロッド26L、26Rの上端にある部材28L、28R
にそれぞれに延びていて、アーム端のローラ32L、3
2Rを部材28L、28Rの長溝にかん合させることで
、部材28L、28Rにそれぞれ連結されている。各ベ
ルクランクの残るアームは支持7一 台上の部材34L、34Rに延びていて、アーム端のロ
ーラ33L、33Rを部材34L、34Rの長溝にかん
合されることで、部材34L、34Rに連結されている
各ワイヤクランプにたいする部材34L、34Rはロッ
ド35L、35Rにそれぞれ固定されていて、ロッドが
ノズル台上の空気圧シリンダによってスライドされるこ
とで昇降される。すなわち、ロッド35Lが右にスライ
ドされると、ベルクランク27Lが軸31を中心に時計
方向に回転され、クランプ25Lがロッド26と部材2
8Lとともに下降され、またロッド35Rが左にスライ
ドされると、同様にベルクランク27Rが時計方向に回
転され、クラシブ25Rが下降される。第1図にて、ベ
ルクランク27Rを支持する部材29Rは空中に浮いた
状態で示されているが、実際には第2図に示すようにノ
ズル台14に固定されており、またロッド35Rはロッ
ド35Lとともにノズル台14に固定されたすベリ軸受
に保持されている。
ノズル台14には、さらに、押えロッド36を設けであ
る。押えロッドはノズル台のすべり軸受に保持されてい
る。このロッドにおけるノズル台上面から突出している
部分はベルクランク37の一方のアームにピンでそれぞ
れ連結されている。このベルクランクはワイヤクランプ
25Lのベルクランクの軸31のにがん合されている。
各ベルクランクの他方のアームにあるローラ38はブロ
ック39にある長溝にかん合させられている。これらの
ブロックはノズル台上のすべり軸受に保持されたロッド
40に固定されている。押えロッドは、ロッド40が空
気圧シリンダによってスライドさせられ、ベルクランク
37が回転されることで、昇降させられる。
この押えロッドは、後述するように、ボビンのがらげ端
子に接触して、ワイヤ切断に際してからげ端子が折れた
り、曲がったりするのを防ぐものである。
これらノズルおよびワイヤクランプはスピンドルごとに
二対存在している。が、巻線に際してワイヤを固定する
からげ軸、ワイヤカッタなどを含むからげ機構はスピン
ドルごとに、あるいはノズル対ごとにひとつ具備されて
いる。からげ機構における支持台41は、その下端から
延びるアーム42を軸43に固定させられている。軸4
3はこの巻線機のベースにY軸と平行なスライドおよび
回転とをなせるように支持され、ベース上の空気圧シリ
ンダによってこれらの運動を与えられるようになってい
る。支持台41は軸43の回転によって、図面に示す垂
直な姿勢と前方に傾いた姿勢とをとれ、また軸43のス
ライドによって図の位置から右に移動できるようになっ
ている。
ワイヤクランプ44は、そのベース44aを支持台41
に固定されている。押え部材44bは第4図によく示さ
れているようにベース44aに固定され、また押え部材
44cはベース44aに対面して取り付けられていて、
ワイヤは部材44bをスライドさせることでこれらの部
材によって挟持される。部材44bの部材44cへの離
間はベース44aの内部に収容された空気圧シリンダ4
4eによってリンク44dを回転させることでなされ、
また圧着はリンクに負荷されたばね44fによってなさ
れている。
からげ軸45がこのワイヤクランプの下方に位置して支
持台41に設置されている。からげ軸は支持台41に固
定された中空の部材45aを有している。
部材45aは支持台裏面の部材45bおよび支持台とと
もに空気圧シリンダのケーシングを形成している。
このシリンダのピストン45cは部材45aの孔に遊か
んされている。他方、部材45aの先端には溝があり、
一対のピン45eががん合されている。これらのピンは
ピストン45cの先端に固定されていて、ピストンの移
動によって一方のピンを部材45aの先端から抜は出さ
せられるようにしである。ワイヤは、このからげ軸の部
材45aにおける先端とピン458との間の周面に巻き
付けられ、そしてピストン45cの移動によって部材4
5aから押し出されるようになっている。押えローラ4
7はからげ軸の部材45aに圧着してワイヤを固定さセ
るもので、アーム47aに支持されている。アーム47
aはその他端にある軸47bが支持台41の軸受に保持
されていて、ローラ47をからげ軸の部材45aの周面
に圧着あるいはこれから離間するように回転できる。ア
ームの回転は、軸47bにおける支持台裏面に延びた部
分に固定されたアームを支持台裏面にあるエアシリンダ
に連結させ、空気圧シリンダが軸47bを回転させるこ
とでなされている。コイルばね47cはアーム47aと
支持台41にある部材との間に配設されていて、アーム
47aを復帰させている。
ワイヤカッタ48はからげ軸および押えローラの下方に
位置して支持台41に配設されている。ワイヤカッタは
支持台に固定された軸48bおよび軸48bに遊かんさ
れた部材48aを有している。軸48bは先端をほぼ半
円形に切欠され、部材48aも先端を切欠されている。
部材48aにおける残された部分の縁は刃となっている
。ワイヤはこれらの部材の切欠によって形成された空間
を通らされ、部材48aの回転によって切断されるよう
になっている。部材48aの回転は支持台41に設置さ
れた空気圧シリンダ48dが部材48aから延びるアー
ム48eを押すことでなされ、復帰はばね48fによっ
てなされている。
次に、この巻線機による巻線工程を説明する。
各スピンドル上のボビンは、この場合、一対のフランジ
12a、 12bおよびフランジを結合するコア12c
からなっていて、四本のからげピン12dをコア12c
と平行にフランジ1.2bに植えである。このボビンは
コアがX軸上に位置するようにスピンドルに取り付けら
れ、次に述べるように一次巻線がワイヤ20Lによって
コア12cに巻かれかつ二本のからげピン12dにから
げられることで形成され、二次巻線が一次巻線上にワイ
ヤ20Rによって巻かれかつ残る二本のからげピン12
dにからげられることで形成される。
第1図は対を形成しているノズルの一方13Lがボビン
12のコア12cに巻線している状態、すなわち、ワイ
ヤ20Lによる一次巻線を巻いている状態を示している
。巻線はノズル台14がX軸にそって往復され、スピン
ドル11が回転されることでなされる。−次巻線の巻線
がおわると、スピンドル11の回転が停止され、ノズル
台14が手前に時計方向に角度90°だけ回転されて、
ノズルがX軸にそう方向に向けさせられる。ワイヤ20
Lは、この回転によってフランジ12bの溝を通って、
からげピン+2dまで引き出され、そしてノズル台14
がノズルを左から二番目のからげピン12dのまわりで
回転するように、運動させられることでからげられる。
ノズル台14は、そのあと、ノズル13Lをからげ機構
のからげ軸45まで移動させる。ノズル台14はこの位
置で回転運動を付与され、ノズル13Lにワイヤ20丁
、をからげ軸45に巻き付けさせる運動をなさせる。こ
の巻き付けがおわると、押えローラ47がアーム47a
の回転によってからげ軸45に巻かれたワイヤ20Lに
圧着される。同時に、ノズル台14が第5図に示すよう
に降下させられて、ワイヤ20Lがカッタ48の切欠を
通過させられる。クランプ25Lのみがからげ機構に向
って移動されて、ワイヤ20T、がクランプ25Lによ
って把持されたところで、カッタの部材48aが回転さ
せられて、ワイヤ201.が切断され、クランプ25T
、が最初の位置にもどる。そのあと、支持台41が移動
されることによって、からげ機構全体が右へ移動されて
、ワイヤ20T、はボビンのからげ端子12dとからげ
軸45との間で、より詳しくはからげ端子の部分で切断
される。支持台41はこの移動された位置で前傾され、
押えローラ47がからげ輔45から離れ、同時にからげ
軸45のピン45eが移動されて、からげ軸45に巻き
付けられているワイヤ20T、が落下させられる。
他方ワイヤ20Lがボビン12のからげ端子12dにて
切断される際に、ノズル台上の押えロッド36は、から
げ端子12dの右側に位置させられると共に、ノズル台
上で移動させられ、からげ端子を押え、からげ端子が曲
がったり、折れたりするのを防止している。切断後、押
えロッド36およびクランプ25Lかもとの位置に戻さ
れ、ノズル台14が上昇される。上昇しおわったところ
で、ノズル台14が角度90°引き起されて、ノズルを
Z軸の方向に向けさせる。同時に、回転台15Lが反時
計方向に回転されて、ノズル13Lを右斜め下方に向け
させる。
このときまでに、からげ機構の支持台41が起き上がっ
た状態でもとの位置に戻され、−次巻線の巻線が終了す
る。
二次巻線の巻線は、ノズル台14の復帰と共に、ワイヤ
20Rにたいするノズル13Rを右斜め下方の位置から
垂直に位置させるように、回転台15Rが回転されるこ
とによって、そしてノズル台14が前に角度90°回転
させられて、ノズル13Rを水平にさせることで、開始
される。第6図に示すように、ノズル13Rはノズル台
14の移動によって、からげ機構上のクランプ44を通
って、からげ軸45まで移動される。ワイヤ20Rはこ
れによってクランプ44を通過させられる。クランプ4
4が閉じてワイヤ20Rを把持しかつクランプ25Rが
開放されると、ノズル台14がYZ面内で回転運動をな
さされてノズル13Rがワイヤ20Rをからげ軸45に
巻き付けさせる。そのあと、ノズル13Rはこの状態に
て、ノズル台14の移動でボビン12のからげ端子12
d、すなわち左から三番目のからげ端子まで移動される
ワイヤ20Rは、この位置でノズル台14がYZ面内で
回転されることによって、三番目のからげ端子にからげ
られる。そこで、からげ機構の支持台4Iが右に移動し
て、からげ端子12dとからげ軸45との間でワイヤ2
0Rの切断がなされる。このときに=16− も、押えロッド36がからげ端子12dまで移動されか
つこれに接触される。切断がおわると、ノズル台14が
角度90’引き起されて、ワイヤ20Rが三番目の溝を
通される。スピンドルが回転され、ノズル13Rがノズ
ル台によってX軸にそって往復動されることで、ワイヤ
20Rによる二次巻線が一次巻線上に形成される。この
巻線の間に、からげ機構は右動された位置でからげ軸4
5にあるワイヤを排出し、もとの位置に復動される。
二次巻線が巻きおわると、ワイヤ20Rは一次巻線の場
合と同様にして、右はしのからげ端子にからげられ、か
らげ機構のからげ軸45にからげられたあと、支持台4
1の右動によって切断をうけ、からげ端子の部分で切断
される。そして、からげ機構の徘線がなされ、各構成要
素が復帰することで、このボビンにたいする巻線が完了
することになる。
新たなボビンがスピンドル11に装着されると、ノズル
13Lのワイヤ2OLがワイヤ20Rと同様にしてから
げ軸45にからげられ、ボビンのからげ端子にからげら
れたあと、ボビンのコアに巻線され、第1図に示す状態
となる。なお、以上の巻線工程はひとつのスピンドルに
関して述べたが、残るスピンドルでも同時になされてい
る。
なお、この巻線機では、ワイヤ20L、20Rを保持す
るワイヤクランプ25T、、25Rが前述のようにひと
つのノズル台14に設置され、ノズル台の移動に際して
各ワイヤが相対配置関係を固定したまま移動するように
させであるので、ワイヤ同志がからみ合わずに、巻線を
果たすことができる。
以上述べた実施例において、各ワイヤを案内するノズル
がノズル台上で回転する台に設置され、台の回転によっ
てふたつの位置への移動をノズルになさせているが、ノ
ズルの移動はこれのみに限定されない。たとえば、各ワ
イヤを案内するノズルがノズル台上で直線移動する台に
それぞれ支持され、番台が巻線に関連して交互に移動さ
れることでノズルに巻線位置と待機位置との移動をなさ
せて、ワイヤの選択がなされるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の巻線機は、以上述べたように、種類が異なるワ
イヤを案内するノズルがノズル台にて独立して移動する
台にそれぞれ支持され、台の移動によって巻線位置と待
機位置との間を移動をなさせることで、ワイヤの選択が
おこなオ)れ、従来のようにワイヤごとに巻線ユニッ1
〜を必要としていないので、構造をシンプルかつコンパ
クトにさせることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の巻線機の一実施例を示していて、第1図
は巻線ユニットまわりの構成を示す斜視図、第2図巻線
ユニットの拡大正面図、第3図は第2図■−■線にそう
ワイヤクランプの断面図、第4図は第2図IV −IV
線そう他のワイヤクランプの断面図、第5図および第6
図は巻線状態を示す説明図である。 11・・・スピンドル、12・・・ボビン、13I1,
13R・・・ノズル、14・・・ノズル台、15T、、
+5R・・・回転台、20L。 20R・・・ワイヤ。 特許出願人 株式会社日特開発センター代理人弁理士 
秋  本  正  実 第3図 44b  qQC 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中心軸を一致させてボビンを保持する回転可能なス
    ピンドルと、異なる種類のワイヤをそれぞれ案内する複
    数のノズルと、各ワイヤによってボビンに巻線をなす際
    にワイヤの固定、切断などを果たさせるためのからげ機
    構と、前記中心軸を含む相互に直交する三輪方向の移動
    ならびに前記中心軸にそう位置と前記中心軸に交差する
    位置との間の回転をなせるようにノズルを支持するノズ
    ル台と、各ノズルを選択する機構とを具備し、この選択
    機構が各ノズルにスピンドルに接近した巻線位置とスピ
    ンドルから離れた待機位置との移動を独立してなさせる
    ためにノズル台に設けられた台と、巻線に関連して前記
    台を各位置に交互に移動させる手段とを具備してなるこ
    と、を特徴としている巻線機。 2、各ノズルを支持する台がノズル台に回転可能にそれ
    ぞれ設置され、台の回転によって前記位置の移動を各ノ
    ズルになさせている特許請求の範囲第1項に記載の巻線
    機。
JP60146843A 1985-07-05 1985-07-05 巻線機 Expired - Lifetime JPH072562B2 (ja)

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JP60146843A JPH072562B2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05 巻線機

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JPS628973A true JPS628973A (ja) 1987-01-16
JPH072562B2 JPH072562B2 (ja) 1995-01-18

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