JPS6289683A - イミダゾ−ルジカルボン酸誘導体の製造法 - Google Patents
イミダゾ−ルジカルボン酸誘導体の製造法Info
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- JPS6289683A JPS6289683A JP21475285A JP21475285A JPS6289683A JP S6289683 A JPS6289683 A JP S6289683A JP 21475285 A JP21475285 A JP 21475285A JP 21475285 A JP21475285 A JP 21475285A JP S6289683 A JPS6289683 A JP S6289683A
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- dicarboxylic acid
- dimethylformamide
- thionyl chloride
- imidazole
- mixture
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は5,10−ジオキソ−5,10−ジヒドロジイ
ミダゾ(L5 at 1’+5’d ’)ピラジy−
t+6−ジカルポン酸ジクロリドを工業的規模で効率よ
く製造する方法に関する。この化合物は医薬等の中間体
として用いられ得る。
ミダゾ(L5 at 1’+5’d ’)ピラジy−
t+6−ジカルポン酸ジクロリドを工業的規模で効率よ
く製造する方法に関する。この化合物は医薬等の中間体
として用いられ得る。
(従来の技術)
5.10−ジオキソ−5,10−ジヒドロジイミダゾ〔
115a 、 1’+5’、d )ピラジン−1,6
−ジカルボン酸ジロリドは、イミダゾール−4,5−ジ
カルボン酸と塩化チオニル、ジメチルホルムアミド(さ
らに不活性有機溶媒を加えることもある)を混合加熱反
応させることにより得られていた。しかし、この方法で
は加熱昇温途中で反応側生物である塩酸ガス、亜硫酸ガ
スが短時間に発生する為、排ガス除害処理に困難を生じ
ていた。又、大量のガスが短時間に発生する為塩化チオ
ニルや溶媒がコンデンサーで充分凝縮されない状況を生
じていた。
115a 、 1’+5’、d )ピラジン−1,6
−ジカルボン酸ジロリドは、イミダゾール−4,5−ジ
カルボン酸と塩化チオニル、ジメチルホルムアミド(さ
らに不活性有機溶媒を加えることもある)を混合加熱反
応させることにより得られていた。しかし、この方法で
は加熱昇温途中で反応側生物である塩酸ガス、亜硫酸ガ
スが短時間に発生する為、排ガス除害処理に困難を生じ
ていた。又、大量のガスが短時間に発生する為塩化チオ
ニルや溶媒がコンデンサーで充分凝縮されない状況を生
じていた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は反応により発生するガスを長い時間に平均化さ
せ除害の最大負荷を軽減させ、設備負担を減少させて、
工業的に有利な製造法を見い出すことにある。
せ除害の最大負荷を軽減させ、設備負担を減少させて、
工業的に有利な製造法を見い出すことにある。
(問題点を解決する為の手段)
本発明者らは鋭意検討の結果、本発明に到達した。すな
わち、本発明は、式(1) [化チオニル、ジメチルホルムアミドと不活性有機溶媒
の混合物の中へ、粉末のままもしくは不活性有機溶媒に
懸濁させ、これを適当な時間をかけて滴下することによ
り副生ずる塩酸ガス、亜硫酸ガスの発生量をコントロー
ルしながら反応させることを特徴とする式(II) で表される5、10−ジオキソ−5,10−ジヒドロ(
115at 1’15’d )ピラジン−1+6−ジ
カルボン酸ジクロリドの製造法である。
わち、本発明は、式(1) [化チオニル、ジメチルホルムアミドと不活性有機溶媒
の混合物の中へ、粉末のままもしくは不活性有機溶媒に
懸濁させ、これを適当な時間をかけて滴下することによ
り副生ずる塩酸ガス、亜硫酸ガスの発生量をコントロー
ルしながら反応させることを特徴とする式(II) で表される5、10−ジオキソ−5,10−ジヒドロ(
115at 1’15’d )ピラジン−1+6−ジ
カルボン酸ジクロリドの製造法である。
本発明に用いられる不活性有機溶媒としては、ベンゼン
、トルエン、クロロホルム、L2−’;ジクロロエタン
1,1−ジクロロエタン、1,1.2− )ジクロロエ
タン等が用い゛られる。不活性有機溶媒の使用量はイミ
ダゾールジカルボン酸に対し0〜30重量倍、好ましく
は5〜15重量倍である。
、トルエン、クロロホルム、L2−’;ジクロロエタン
1,1−ジクロロエタン、1,1.2− )ジクロロエ
タン等が用い゛られる。不活性有機溶媒の使用量はイミ
ダゾールジカルボン酸に対し0〜30重量倍、好ましく
は5〜15重量倍である。
この使用量が30重量倍を超えると経済性が悪くなる。
又、塩化チオニルの使用量は、イミダゾール−4,5−
ジカルボン酸に対し、20〜10倍モル、好ましくは2
.5〜6倍モルである。この使用量が2.0倍モル未満
であると、反応が完結せず品質、収率の低下をまねく。
ジカルボン酸に対し、20〜10倍モル、好ましくは2
.5〜6倍モルである。この使用量が2.0倍モル未満
であると、反応が完結せず品質、収率の低下をまねく。
逆に使用量が10倍モルを超えると経済性が悪くなる。
次にジメチルホルムアミド(以下単にDMFと書く)の
使用量はイミダゾール−4,5−ジカルボン酸に対し0
1〜2.0倍モル、好ましくは0.5〜1゜3倍モルで
ある。この使用量が01倍モル未満であると反応が完結
せず低品位のものとなり逆に20倍モルを超えると着色
や不純物の副生があシ品位と収率の低下が著しい。
使用量はイミダゾール−4,5−ジカルボン酸に対し0
1〜2.0倍モル、好ましくは0.5〜1゜3倍モルで
ある。この使用量が01倍モル未満であると反応が完結
せず低品位のものとなり逆に20倍モルを超えると着色
や不純物の副生があシ品位と収率の低下が著しい。
反応温度としては、滴下時は60℃以上還流温度まで可
能である。熟成時も同様である。
能である。熟成時も同様である。
反応時間はイミダゾール−4,5−ジカルボン酸の滴下
には0.5〜10時間の適当な滴下時間を選ぶことがで
きる。さらに長時間の滴下も可能であるが操秦上の有利
性は損なわれる。あまり短時間に滴下すると反応が一気
に進行しガス発生が一時期に集中する為この方法による
メリットとはならない。滴下終了後の熟成時間としては
1〜6時間が適当である。
には0.5〜10時間の適当な滴下時間を選ぶことがで
きる。さらに長時間の滴下も可能であるが操秦上の有利
性は損なわれる。あまり短時間に滴下すると反応が一気
に進行しガス発生が一時期に集中する為この方法による
メリットとはならない。滴下終了後の熟成時間としては
1〜6時間が適当である。
(実施例)
次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例1
2を四ロフラスコに塩化チオニル714グ、DMF 8
0.3 f 、ベンゼン400−を入れ混合攪拌し70
℃に昇温した。この中へイミダゾール−4゜5−ジカル
ボン酸156fをベンゼン600meに懸濁させたもの
を3時間かけて滴下した。滴下終了後昇温し還流状態で
3時間熟成した。最終温度は80℃になった。次に反応
液を冷却し淡黄色のfFs晶を濾過しベンゼン2tでよ
く洗浄し減圧乾燥させると5,10−ジオキソ−5,1
0−ジヒドロジイミダゾ(115at 1’15’d
)ピラジン−1,6−ジカルボン酸ジクロリドが15
L6f得られた。 収率96.9チ 実施例2 2t40フラスコに塩化チオニル476?、DMF 8
0.3 P、1,2−ジクロロエタy400mlを入れ
混合攪拌し70℃に昇温した。1,2−ジクロロエタン
600−にイミダゾール−4,5−ジカルボン酸156
fを懸濁させたものを5時間かけて滴下した。滴下終了
後さらに昇温し還流状態で4時間熟成を行なった。最終
温度は82℃に達した。
0.3 f 、ベンゼン400−を入れ混合攪拌し70
℃に昇温した。この中へイミダゾール−4゜5−ジカル
ボン酸156fをベンゼン600meに懸濁させたもの
を3時間かけて滴下した。滴下終了後昇温し還流状態で
3時間熟成した。最終温度は80℃になった。次に反応
液を冷却し淡黄色のfFs晶を濾過しベンゼン2tでよ
く洗浄し減圧乾燥させると5,10−ジオキソ−5,1
0−ジヒドロジイミダゾ(115at 1’15’d
)ピラジン−1,6−ジカルボン酸ジクロリドが15
L6f得られた。 収率96.9チ 実施例2 2t40フラスコに塩化チオニル476?、DMF 8
0.3 P、1,2−ジクロロエタy400mlを入れ
混合攪拌し70℃に昇温した。1,2−ジクロロエタン
600−にイミダゾール−4,5−ジカルボン酸156
fを懸濁させたものを5時間かけて滴下した。滴下終了
後さらに昇温し還流状態で4時間熟成を行なった。最終
温度は82℃に達した。
次に反応液を冷却し淡黄色の結晶を炉別し1・2−ジク
ロロエタン2tで洗浄した。得られた結晶を減圧乾燥し
5,10−ジオキソ−5,10−ジヒドロジイミダゾ(
115a+ 1.5’d )ピラジン−1,6−ジカ
ルボン酸ジクロリド150.8fを得た。 収率96.
4チ 実施例3 2140フラスコに塩化チオニル1190 f。
ロロエタン2tで洗浄した。得られた結晶を減圧乾燥し
5,10−ジオキソ−5,10−ジヒドロジイミダゾ(
115a+ 1.5’d )ピラジン−1,6−ジカ
ルボン酸ジクロリド150.8fを得た。 収率96.
4チ 実施例3 2140フラスコに塩化チオニル1190 f。
DMF 80.3りを入れ混合攪拌し70℃に昇温した
。
。
イミダゾール−4,5−ジカルボン酸156Fの粉末を
4時間かけて投入した。投入終了後5時間反応熟成をし
た後冷却した。淡黄色の結晶を戸別し、ベンゼン2tで
洗浄後、減圧乾燥し148.3Pの5゜10−ジオキン
−5,10−ジヒドロジイミダゾ〔1+5a+1ζ5′
d〕ピラジン1,6−ジカルボン酸ジクロリドを得た。
4時間かけて投入した。投入終了後5時間反応熟成をし
た後冷却した。淡黄色の結晶を戸別し、ベンゼン2tで
洗浄後、減圧乾燥し148.3Pの5゜10−ジオキン
−5,10−ジヒドロジイミダゾ〔1+5a+1ζ5′
d〕ピラジン1,6−ジカルボン酸ジクロリドを得た。
収率94.8 %
(発明の効果)
イミダゾール−4,5−ジカルボン酸を滴下することに
より排ガス吸収塔の時間当り能力の軽減化及び反応の安
定な運転が可能となった。
より排ガス吸収塔の時間当り能力の軽減化及び反応の安
定な運転が可能となった。
出誼人:日本曹達株式会社
Claims (1)
- (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表されるイミダゾール−4,5−ジカルボン酸を、加
熱した塩化チオニルとジメチルホルムアミド混合物ある
いは塩化チオニル、ジメチルホルムアミドと不活性有機
溶媒混合物の中へ滴下することを特徴とする式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で表される5,10−ジオキソ−5,10−ジヒドロジ
イミダゾ〔1,5a,1′,5′d〕ピラジン−1,6
−ジカルボン酸ジクロリドの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21475285A JPS6289683A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | イミダゾ−ルジカルボン酸誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21475285A JPS6289683A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | イミダゾ−ルジカルボン酸誘導体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6289683A true JPS6289683A (ja) | 1987-04-24 |
Family
ID=16660983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21475285A Pending JPS6289683A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | イミダゾ−ルジカルボン酸誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6289683A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55129287A (en) * | 1979-03-27 | 1980-10-06 | Ajinomoto Co Inc | Imidazole-dicarboxylic acid derivative |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP21475285A patent/JPS6289683A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55129287A (en) * | 1979-03-27 | 1980-10-06 | Ajinomoto Co Inc | Imidazole-dicarboxylic acid derivative |
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