JPS628949Y2 - - Google Patents

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JPS628949Y2
JPS628949Y2 JP1982123353U JP12335382U JPS628949Y2 JP S628949 Y2 JPS628949 Y2 JP S628949Y2 JP 1982123353 U JP1982123353 U JP 1982123353U JP 12335382 U JP12335382 U JP 12335382U JP S628949 Y2 JPS628949 Y2 JP S628949Y2
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JP
Japan
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joint
mirror
fixed
spring
manipulator
Prior art date
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Application number
JP1982123353U
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English (en)
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JPS5928494U (ja
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Publication of JPS5928494U publication Critical patent/JPS5928494U/ja
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Publication of JPS628949Y2 publication Critical patent/JPS628949Y2/ja
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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Laser Surgery Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、レーザメスやレーザ加工機に用いら
れるミラー関節方式のマニピユレータの改良に関
する。
[従来の技術] このようなマニピユレータの従来のものとして
は特公昭46−42859号公報に示すものが知られて
いる。
まず、この公報に示すものを第1ないし第3図
により説明する。第1図ないし第3図においてD
1,D2,D3,D4は歯車で、歯車D1は支持
棒9と一体になつていて、軸A1を中心に回転す
る。またD2,D3は一体になつていて軸A2を
中心に回転する。さらにD4は軸A1と一体でか
つミラー7を支持するミラー支持板71と一体と
なつておりケース81にあけられた穴(軸受)を
中心に回転する。軸A2はケース81に固定され
ている。そして、歯車D1とD2の歯数比は1:
2、歯車D3とD4の歯数比は1:1である。
よつて、ケース81に固定された支持棒8に対
して支持棒9が所定の角度回転すると、この回転
角の1/2の角度だけミラー7が回転し、ガイド管
2の中心を通つてきた光は正確にガイド管3の中
心に反射することになる。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のマニピユレー
タは、ミラー7の駆動機構が複雑であり、関節機
構の小型化を達成することができなかつた。
本考案は、このような従来のものにおける欠点
を除去し、簡単な構成で小型化を達成することの
できるマニピユレータを提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るマニピユレータはミラーを支軸に
より揺動自在に支持するとともに、このミラーの
一端部に、第1関節に一端を固定されたばねと、
第2関節に一端を固定された他のばねをそれぞれ
固定したものである。
[作用] 本考案においては、第1関節に対して第2関節
が相対的に回転した場合に、各関節に一端が固定
され他端が共にミラーに固定されている一対のコ
イルばねが、上記回転角に対応して伸縮し、この
ばねの伸縮に伴なつてミラーも一定比率で回転す
ることとなる。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第4図は本考案に係るマニピユレータの外観を
示すものであり、関節機構10に接続されている
一対のガイド管11,12はそれぞれ回転自在に
なつており、また、ガイド管12はガイド管11
に対し揺動し得るようになつている。
第5図は第4図の詳細を示すものであり、関節
機構10の第1関節13には管14が突設され、
この管14には前記ガイド管11がボールベアリ
ング15を介して装着されている。したがつて、
第1関節13に対しガイド管11は自由に回転す
ることができる。前記関節機構10の第1関節1
3には第2関節16が揺動し得るように取付けら
れており、この第2関節16にも管17が突設さ
れ、この管17には前記ガイド管12がボールベ
アリング18を介して装着されている。したがつ
て、第2関節16に対しガイド管12は自由に回
転することができる。
19は関節機構10の中心に位置する支軸であ
り、この関節機構10内には、該支軸19により
中央部を支持されて揺動自在とされたミラー20
が配設されている。このミラー20は、ガイド管
11内を進入してきた光例えばレーザ光21を反
射してガイド管12内へ導く役目を果たしてい
る。したがつて、このミラー20の法線は、常に
両ガイド管11,12のなす角の二等分線上に位
置していなければならない。このため、本実施例
においては、ミラー20の向きがこの条件を満足
する位置にミラー20を固定した上で、寸法およ
びばね定数の全く等しい一対のコイルばね22,
23の一端をミラー20の一端部に固定し、一方
のコイルばね22の他端を第1関節13に、また
他方のコイルばね23の他端を第2関節16に、
それぞれ固定してある。もちろん、第1関節13
および第2関節16にコイルばね22,23を固
定する際、両コイルばね22,23の長さが等長
となるように留意しなければならない。これは、
このようにしないと、ミラー20を固定状態から
解放したときに他の方向を向いてしまうからであ
る。
つぎに、前述した実施例の作用について説明す
る。
第6図は本考案の原理を示すものであり、図中
0はミラー20の支軸19の位置、Aはコイルば
ね22の第1関節13への固定位置、Bはコイル
ばね23の第2関節16への固定位置、Cはコイ
ルばね22,23のミラー20への固定位置をそ
れぞれ示している。
今、第1関節13に対して第2関節16が相対
的に回転することにより、点Bが2θだけ回転し
て線分OAとOBとが2θの角度をなしたとする
と、△OACおよび△OBCにおいて OA=OB AC=BC であり、また、OCは共通なので、△OACと△
OBCは合同となるため、ミラー20の回転角は
θとなる。即ち、ミラー20は常に第1関節13
に対する第2関節16の相対的な回転角の1/2の
角度だけ揺動されることになる。
したがつて、両ガイド管11,12の角度の如
何にかかわらず、ガイド管11からのレーザ光2
1を常にガイド管12に導くことができる。
なお、前述した実施例では、使用するコイルば
ね22,23の寸法およびばね定数を全く等しく
したが、ばね22,23のそれぞれの寸法又はば
ね定数を選択することにより、第2関節16のあ
る相対的な回転角に対してミラー20を一定の比
率で回転させることもできる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係るマニピユレ
ータは、ミラーを支軸により揺動自在に支持する
とともに、このミラーの一端部に、第1関節に一
端を固定されたばねと、第2関節に一端を固定さ
れた他のばねをそれぞれ固定したことから、第1
関節に対する第2関節の相対的な回転によりばね
が伸縮し、このばねの伸縮に伴なつてミラーが一
定比率で回転することとなり、ミラーの駆動機構
を簡略化することができるとともに、安価で小型
のものにすることができるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマニピユレータを示す平面図、
第2図は第1図の斜視図、第3図は第2図の縦断
面図、第4図は本考案に係るマニピユレータの実
施例を示す斜視図、第5図は第4図の拡大縦断面
図、第6図は第5図の原理を示す説明図である。 図において、10は関節機構、11,12はガ
イド管、13は第1関節、16は第2関節、19
は支軸、20はミラー、22,23はばね。な
お、各図中同一符号は同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対のガイド管を、第1関節および第2関節
    からなる関節機構により接続し、この関節機構
    内に配設されたミラーの法線が両ガイド管のな
    す角の二等分線上に位置するようにミラーを駆
    動するマニピユレータにおいて、ミラーを上記
    関節機構の中心の支軸により揺動自在に支持す
    るとともに、このミラーの一端部に、前記第1
    関節に一端を固定されたばねと、前記第2関節
    に一端を固定された他のばねをそれぞれ固定し
    たことを特徴とするマニピユレータ。 (2) 前記ミラーの一端部に固定された一対のばね
    は、その寸法及びばね定数が等しいものである
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のマニピユレータ。
JP1982123353U 1982-08-12 1982-08-12 マニピユレ−タ Granted JPS5928494U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982123353U JPS5928494U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 マニピユレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982123353U JPS5928494U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 マニピユレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5928494U JPS5928494U (ja) 1984-02-22
JPS628949Y2 true JPS628949Y2 (ja) 1987-03-02

Family

ID=30281610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982123353U Granted JPS5928494U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 マニピユレ−タ

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JP (1) JPS5928494U (ja)

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JPS5928494U (ja) 1984-02-22

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