JPS6288963A - 診断用試験 - Google Patents

診断用試験

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JPS6288963A
JPS6288963A JP61238160A JP23816086A JPS6288963A JP S6288963 A JPS6288963 A JP S6288963A JP 61238160 A JP61238160 A JP 61238160A JP 23816086 A JP23816086 A JP 23816086A JP S6288963 A JPS6288963 A JP S6288963A
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antibodies
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デビツド イー ネバレイネン
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • G01N33/54386Analytical elements
    • GPHYSICS
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    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/531Production of immunochemical test materials
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    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
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    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/80Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving blood groups or blood types or red blood cells

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は−C′には抗原決定基の免疫学的検定方法に関
し、史に詳しくは血液または推悄試料がら血液群分類を
定めるだめの方法および装置に関する。
赤1筋臆、−皿および繊器移植に関連する様々の免疫マ
ーカーの存在を特徴とする。各々が多くの関連抗原を包
含するI・H々の血液型群系が知られている。主すな系
にはABO。
D(Rh)、ルイス(L6wi s )、■、ケル(K
e11ン、P。
MN、にテラy (Lutheran )、キッド(K
idd )およびダツフィ(Duffy)系が包含され
る。これらの系およびその他の系ViP、 D、イジツ
ト(l5sitt )およびC,H。
イジツト、「アプライド・ブラッド・グループ・セロロ
ジイJ  (Applied  Blood Grou
p  Serology )、第353−36(1’[
スペクトラ・バイオロジカルズ[5pectra Bi
o logicals )、1975年〕に論述されて
いる。血液群抗原の化学的決定基は多糖類もしくは蛋白
質組成である。多糖類抗原は糖蛋白質または糖脂質とし
て存在し、そして決定構造は通常糖部分2以上からなる
血液群抗原は出生時存在し、そして個々の寿命を通じて
そのま\である。
はとんどの個体の血清はABO血液群抗原に対する抗体
を含有している。個体の血清はその個体の血球の特徴で
ある抗原と反応性を有する抗体を含有していないが、往
々にしてその個体の赤血球の特徴ではない抗体を含有し
ている(血液型)。このような抗体は出生時存在してい
ないが、ゼn血または妊娠の結果として生じ、また天然
に満ちている非+ma抗原に曝されることによる感作の
結果生涯の間に徐々に発現してくる。
血液群血清学の重壁性はまず1個体から他の個体への輛
簡の試みで認められた。初期の輸血の受答者は往々にし
て罹病したり、また時には死亡した。補血受容者の血清
中に存在する抗体は往々にして供与者と受容者との血液
群が異っていたときは供与された血球を凝固させてしま
った。初期の実鋏の組から、ABO主要主要血液型開示
されていた。
ABC血液群には0、A、BおよびAB型ならびに種々
のA型およびB型のサブタイプを包含している。0型皿
液の個体は表面に特異的血液群抗原を有していない赤血
球を有していると当初は考えられていた。今では、0鮮
血球はH抗原として知られている抗原を示すことが知ら
れている。
O型血液を有する個体はその血清中に抗−Aおよび抗−
B抗体を有している。A型血液を有する個体は表面にA
抗原を有する赤血球を有し、また血清中に抗B抗体を有
してぃる。B型面液を有する個体はその赤血球の表面に
B抗原を有し、そして血清中に抗A−抗体を有している
。AB型血液を有する個体はその赤血球の表面にAおよ
びB両抗原を有し、そしてrIIl清中を流通している
抗−人または抗−B抗体を有していない。
ABO系以外の最も重要な血液型群系はD(Rh)系で
ある。この系はABO系と共にD(Rh)抗原の存在ま
たは不存在を指示する「〇−陽性」またはI”B−陰性
」における如く型接尾語「陽性」または「陰性」をもっ
て記載されることが多い。Rh表示は若干呼び誤りであ
り、そして当初便用されていた。それはD抗原に類似し
た抗原がアカゲザル(Rhesus monkey )
赤血球で免疫されたウサギに生じ血清によって検出され
たからである。「Rh抗原」は実際にはその免疫F目方
が相当に変化する一群の抗原である。
D抗原は最も独力であり、そしてRh−陽性またはRh
−陰性の型について述べるときに普通にあげられる抗原
である。また、輸血また(d妊娠による感作で姓も普通
に包括されるのがこの抗原である。D(Rh)系のその
他の抗原も存在するが、より活性が弱く、それ故輸血ま
たは胎毒キネ適合性での難点をより少くさせる。
若干の患者では、D抗原の発現が陽性ではあるが特に燭
いように見受けられる。これはDμとして知られている
D抗原の変異型の存在によることが多い。変異型は、そ
の存在が特別の注意なしでは見逃され得るので関心があ
る。このものはp −陰性受容者での抗体生産を促進し
得ることがある。
ABOおよびD(Rh)血液型群を定義する抗原決定基
に加えて、赤血球の表面に存在し、そして血液型群を定
める故多くのその他の抗原が実在している。ある場合に
は、抗原は障めて縮れであり、一方曲の場合抗原は母集
団の圧悄j的大多数に見られる。しかし、多くの場合、
新生児の熔血性疾忠に伴うように倣しい反応を生じ得る
。ケル血液型群系(KW原)は時として交差試験の難点
および新生児の溶血性疾患に包括されている。キッド(
Kidd ) (JK)抗原系はまた時には遅延端面反
応についての原因となる。これらの主費[1’lt液型
群はまた種々の人類学上の研究のため、また非経口排除
試験および犯罪法医学の作業において関心がもたれてい
る。
血液型群決定の通常の液相法は一般には凝集試験および
訓胞溶解試験からなる。凝集試験では、血液の試料を抗
−血液型群決定例えば抗−A1抗−Bおよび抗−Dを含
有する神々の補体を含まない試験血清と混合する。特別
な′Xf異性をもつ表面抗/ftを表示している赤血球
を核抗原に対して特異的な抗体によって結合される。追
加の抗体によるそれ以上の反応によって、瞬接する細胞
に架橋を形成し、最終的には相互に結合した赤血球の組
合さった塊となる。このような反応は可視的に検知する
ことができ、そして分光光度生膜により評価を目動化す
ることができる。
フリードマ7(Friedman )等の米国VP!+
肝第499Q850号には、即成型分類の試験カードが
開示され、このものでは血液型抗原に対して時異的に反
応性を有する抗体を含有する血7′#を水不透過性およ
び水湿潤性を有する基体例えば可塑化されたニトロセル
ロース上で乾燥させている。
血液型の試験は液相凝固試験により行われ、この試験で
は抗血清を蒸留水の添加によって再構成し、そして1m
血液料を加え、抗血清と混合する。血液試料の凝固は可
視的に検知し得る。
特別な抗原と反応性を有する抗体は赤血球をとり囲んで
いる陰性表面区位によって生じる反発力のために赤血球
を凝固させられないことが多い。IgM抗体は相互に反
発している細胞間のすき間f 7)rけるのに十分な大
きさであるが、小さい方のIgG抗体は往々にしてすき
1トiを架Inすることができない。IgG抗体が自発
的に、炭1271ともたらさない状況でtま、この反応
はいろんな方法で誘起烙せなければならない。
Cれらの方法には、(1)反発力を克服し、免疫交叉結
合を可能とする祝;(liな遠心分離、(2)供試溶液
を異方性培地例えばアルブミン(22%)またはポリビ
ニルピロリドン(PVP )にfヒ濁させること、ある
いは(3)抗ヒト抗グロブリンを抗体分子を相互に結鋒
するのに使用される[クームス(Coombs )反応
」の使用による方法が包含される。
細胞溶解法共は凝固に依存するものではないが、むしろ
血液補体と共に赤血球試料に加えられる特異反応性を有
する抗体が細胞溶解をなすか否かを決定する。血清補体
と抗体との細胞膜に結合させる会合によって、細胞膜の
破壊、細胞内容物の放出および細胞りし誠が結果として
生じる。
凝固法および細胞溶解法共に定性的ならびに定量的に使
用することができ、そして自動化される。両方法はまた
血清の「バックテスト」(baCkteSt)に使用し
て試験が赤血球について行われたことを確認することが
できる。このようなパックテストは、血清がその会合赤
血球によって示される抗原に対して相補的な抗体、すな
わちその会合血球に存在しない主要血液型群抗原に対し
て特異的である抗体を含有しているので、可能である。
血液型分類のだめの通常の液相法の使用に関して、実質
的な制限が存在する。凝固試験の結果の評価には往々に
して抗原−抗体反応による細胞の凝固と無関係の力によ
りある程度のクランピングを生じる非特異的凝固とを区
別するだめの経験をつんだ人の主観的判断が必要とされ
る。より定量的な結果を提供し得る自動化された装置は
入手可能であるが、高価であり(見積り価格115,0
00〜−s 2 Q OOO弗)、そのために迅速で、
簡便で正確な試験が望まれる奴多くの臨床状況(例えば
、医院、血液銀行、救急室、軍医手術)では容易に利用
し得ない。更に、細胞溶解に基〈方法は往々にして組織
型の評価に有用であるが、これらの方法はヒト赤血球に
適用される場合用途が制限される。その理由は細胞膜抗
原−抗体?ff合体は血清補体との反応で効率が悪いか
、または抗体a度が袖体仲介溶解を機械的に阻害する強
力な凝固を阻害するには制約されているからである。
同相血清学的操作に関して、相当な進歩がされている。
ローゼンフィールド(R□5enf 1eld )??
に付与された米国特許第4275053号には、赤血球
の単層がプラスチック管の壁に共有結合されていること
による同相血液型分類操作が開示されている。次に、単
層を血清試料と接触させ、そして抗体が細胞膜により提
示される抗体と反応性を有する場合試料中に存在する抗
体の結合赤血球による免疫吸着が生じる。血液細胞の抗
体感作された単層は凝集反応で相補抗原を担有する血液
細胞の第二の層を結合することができる。細胞単層およ
び抗体層双方の免疫学的型が知られているときは、第二
細胞層の形成もしくは非形成を用いて第二層を形成する
細胞の免疫学的型を検定することができる。逆に、第一
の細胞層の免疫特異性が知られているときは、同じ細胞
をもつ第二細胞単層を形成する能力は、第一細胞層に抗
原により免疫吸着された抗体層が形成されていたか否か
を決定する手段として依存することができる。
デンシトメーター技術を用いて結果の定量的評価をなす
ことができる。
ローゼンフィールド等は赤証球を結合するための固体マ
トリックスとしてポリスチレンおよびポリウレタン管の
1史用を開示している。表向に血液細胞をマh IJラ
ックス直接共有結合させ得る反応性基例えばゲルタール
アルデヒド、臭化77ン、アミノおよびカルボキシル基
を提供する他の重合体の使用もまた提案されている。赤
血球を基体表面に不可逆的に結合させるために、表面を
フィブリノーゲンおよびポIJ IJレジン液で処理す
る。赤血球の基体表面への結合を助けるべく、他の結合
剤例えばフィトヘマグルチニン、コンカナバリンAおよ
びポークウイードミトーゲンI pokeweed m
i togen )の使用もまた提案されている。
次に、抗体を赤in球の結合鋒層と共に培養する。第二
の赤血球単層を形成させるに当り、細胞懸濁液を単に適
用し、そして25分間で動1により沈降させることは抗
体との抗体架橋および第一単層を提供するのには通常適
していない。
従って、反応混合物を25分までも培養することに加え
て、試薬例えばPVP’Eたは好ましくはプロタミン硫
酸塩を用いる処理で第2単層形成を増大させることが必
要である。
パル(Barr )に付与された米国特許第4,252
,538号には、ローゼ/フィールド等と類似した血液
型分類装置および操作が開示されている。パルは牛血清
アルブミン(BSA)で被覆したプラスチック基体材料
(例えばポリカーボネート、ポリスチレン、アクリル樹
脂、その他)の1史用を開示している。次に、BSAを
塩化クロム(CrCl2)で被棟し、これは赤血球をB
SA、ひいては基体表面に結合させるのに有用である。
バイエル(Bayer )等は、1985年3月28日
公開のPCT国際出願WO35101359に、血液型
分類の固相法を開示し、この方法では既知の抗体を固体
表面に付着せしめ、そして蛋白分解酵素活性化赤血球試
料を免疫反応に提供している。〔プラグ(Plapp)
等、「ラボラトリ−0マネージメントJ (Labor
atory Management )(1984年1
2月、第39−47頁)をも参照〕。表面に接着してい
る赤血球は特別な抗原の存在を指示している。
「バックタイプ」操作もまた開示され、そこでは合成も
しくは精製抗原が直接固体基体に付着されている。次に
、表面を未知の特異性の血清と接触させてその中の抗体
が先々付着されている抗原と免疫反応を受は得るように
されている。既知の抗原を提供する赤血球の第二の溶液
を指示手段として使用し、そこでは赤血球の第二の層の
結合が未同定の抗体の抗原特異性を指示している。
バイエル等によって開示された固体基体は、いずれもポ
リスチレンまたはポリ塩化ビニルで作られたビーズ、試
験管、シート、ストリップおよびミクロタイタープレー
トを包含している。好ましくは、U字形ウェルを有する
ポリスチレンミクロタイタープレートが用いられる。抗
体溶液を長期培養あるいは留意しながらの熱処理によυ
固体表面で固定化してウェル表面にわたる抗体の均一な
分布を可能とする。抗−り抗体は試験操作で適用される
遠心力に抵抗するのに十分に強(Rh陽性赤血球を結合
してなく、それでまず表面に固定化されている抗ヒト免
疫グロブリン(IgG)に抗−りを免疫結合させるのが
望ましいとみなされることが認められる。
バイエル等では、前進血液型分類操作で試験される血液
を、抗体層による血液細胞の結合を増進させるために蛋
白分解酵素で赤血球を処理することによって「活性化」
させることが開示されている。血液成分をマイクロタイ
ターウェルで培養させることにより前進(forwar
d )およびバックタイプ試験双方について結果を読み
とる。赤血球と抗体層との陽性反応は、遠心分離でウェ
ル(well)の凹んだ全底部表面上での赤血球の均一
な消滅によって指示される。陰性反応は赤血球が全部ウ
ェルの底部に中心部の小さい[ボタンJ I butt
on )中に沈降することに特徴がある。
あるいはまた、赤血球が接看されてしまったマイクロタ
イタープレートのウェル固体表面を食塩水で洗って未反
応赤血球を除去することができることも提案されている
。また、プレートを逆にし、そして温和な遠心分離にか
けて赤血球の「ボタン」を除去し得ることも提案されて
いる。これらの代替操作において、陰性反応は赤血球を
欠いた透明なウェルで指示される。プラグ等は、固相試
験において、赤血球の「陰性」発色「ボタン」の存在の
測定はより広い領域にわたって20,000弗の程度の
費用のかかる自動装置により赤血球の「陽性」消滅から
区別することができる。
本発明の背景に対して興味のあるのは、ゴートン(Go
rdon )の1982年11月3日公開の欧州特許出
願第63810号の記載であり、これは単一の試料に対
して複数の免疫分析を行う装置およびその使用方法に関
する。
装置は抗原、抗体あるいは双方の境界を定めた吸着領域
の予め選択された配列を含む多孔性固体支持体からなり
、ここで基体の残りの吸着部位は蛋白遮断剤例えば検定
に使用する抗JjAまたは抗体と交さ反応しない牛血清
アルブミンで旋和されている。多孔性基体は抗体による
アクセスを可能とするのに十分な表面多孔度ならびに抗
原を結合するのに適した表面親和性をもつ材料である旨
開示されている。このような材料は(1)天然の重合体
性炭水化物およびニトロセルロースを包含するそれらの
合成による変性にされた誘導体;(2)窒素を含有する
天然重合体例えばゼラチン:(3)天然の炭化水素重合
体例えばラテックス;(A)ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミドおよび
ポリウレタンを包含する合成重合体;(5)無機多孔性
材料例えばクレーならびに(6)上記の群の混合物また
は共重合体である。材料は適当な形状例えばフィルム、
7−ト、プレートおよびシリンダーで用いられる旨開示
されているが、最も好ましいのは0.15−15μmの
孔サイズ、厚さ0.1Uのシートである。
抗原または抗体は直接の接触次いで遮断剤との培養によ
り多孔性固体支持体に適用される。未知の抗原または抗
体の検知のだめの検定は、抗ヒトもしくは抗動物免疫グ
ロブリン抗体であってもよい放射性同位元素または酵素
結合された指示抗体の使用によって行うことができる。
多重検定の結果は多重指示抗体の検知によって測定する
当該技術分野での利点にも拘らず、血液型分類試験を行
うのに迅速にして、簡便、正確で、安価な方法および装
置に対する要望がなおこの分野に存在している。
最適には、血液型分類に用いられる固相免疫学的装置は
、最小限の葉の抗体、血液型群分類もしくは他の試薬(
例えば、結合および遮断試薬)をこれらの物質を分布さ
せるのに利用し得る簡便にして均一な手段と共に用いて
安価に組立てられなければならない。供試血液試料材料
は最小限もしくは前処理なしにしなければならない。検
定操作は迅速であって、また多重の試料または試薬の取
り扱いまたは所望の反応をもたらす装置(撮とり機、遠
心分離機等々)の使用を必要とするものであってはなら
ない。検定結果の指示は、検定の遅れの「読みとり」を
可能とするよう容易に安定化されなければならない。検
定結果の現実の読みとりは不明瞭であってはならず、ま
た自動化装置の使用を必要とするものであってはならな
い。
本発明は、血液または血清試料から血液型群分類を測定
するだめの新規にして、簡便な、安価な装置およびその
使用法を提供する。装置は最小限の抗体材料を利用し、
その使用のだめの追加の装置を必要とせず、そして特に
医院、血液銀行、救急室、軍医手術に、また未開発域で
有用である。試験装置は、(a)多孔性固体基体:およ
び(b)血液型群を特徴付ける赤血球抗原決定基と特異
的に反応性を有する本質的に純粋な抗体の1種またはそ
れ以上、而して抗体は特異性を別異にする境界を定めた
吸着領域の配列において多孔性固体基体に結合され、そ
の結果これらの抗体は特異的に反応性を有し、抗体が結
合されていない基体の表面の領域と対照して、境界を定
めた領域内で検知可能な色シグナルを生成する赤血球と
抗体は結合可能である。
試験装置は、(a)型を測定すべき血液の試料と共に試
験装置を培養し;(b)試料から試験装置を外し、そし
て装置を洗いすすぎし;そして(C)それ自体固体基体
に結合されている抗体に結合されている赤血球からの色
シグナルを検知することにより試料の血液型群分類を測
定するのに使用し得る。単一の試験測定は手で1分以下
で達成することができる。
また、血清「バック・タイピングj (back ty
ping )操作による血液型群分類を測定するための
代替試験装置も提供される。試験装置は(a)多孔性固
体基体;および(b)特定の血液型群を特徴付けている
抗原決定基を提供する血液型群物質の1種またはそれ以
上を包含し、而して血液型群物質は境界を定めた吸着領
域の配列で固体基体と会合して、その結果これらの物質
は、特異的に反応性を有して検知可能な色シグナルを生
じる血清試料からの抗体と結合可能である。代替試験装
置は、(a)全血または全血から単離された血清の試料
と共に代替試験装置を培養し:(b)試料から試験装!
tを外し、そして装置を洗いすすぎし、そして(C)試
験装置を種々の血液型群を特徴付けている抗原決定基を
提示している赤血球からなる赤血球混合物と接触させ;
そして(d)血清抗体を経て固体基体と会合されている
血液型群物質に結合された赤血球からの色シグナルを検
知することからなる血液[パック・タイピング]法によ
り血液型群分類を測定するのに使用し得る。本発明によ
るパック・タイピング法は血清中に存在する主要血液型
群を検知し、そしてこれらの相補する血液型を暗に指示
している。
一般に、本発明で有用な多孔性固体基体は、免疫グロブ
リンによるアクセスを可能とするのに十分な表面多孔度
およびこれらの抗体の結合を、好ましくは共有結合に要
する試薬および条件にたよることなく、可能とするのに
適した表面親和性を有するいずれの材料であってもよい
。同じように、適当な多孔性物/]はバック・タイプ検
定装置に使用される抗原のアクセスおよび結合を可能と
する。このような材料には織布および非織布を包含する
繊維状材料が包含される。一般に、微孔性構造が好まし
い75へ水利状態でゲル構造を伴う材料も同じく使用す
ることができる。化学的性状に関して、これらのものは
次のようなものであってよ(A>  天然重合体性炭水
化物およびそれらの変性、架橋または置換誘導体、例え
ば(a)寒天、アガロース:架橋アルギン酸:置換およ
び架橋グアールゴム、架橋デキストラン重合体およびで
んぷん;(b)再生セルロース;セルロースエステル殊
に硝酸およびカルボン酸によるエステル;混合セルロー
スエステル、セルロースエーテル、’AVC低級脂FE
B族アルコールとのエーテル。
(B)  窒素を含む天然重合体例えば蛋白質および誘
導体例えば架橋または変性ゼラチン。
(C)  天然炭化水素重合体例えばラテックスおよび
ゴム。
の)適当に多孔性の構造を伴って製造され得る合成重合
体、例えば(a)ビニル重合体例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢
酸ビニルおよびその部分加水分解誘導体、ポリアクリレ
ート、ポリアクリルアミド、ポリメタクリレート;(b
)上記ビニル単量体同志および他の単量体との共重合体
およびターポリマー;(C)ポリ縮合体例えばポリエス
テル、ポリアミド;(d)付加重合体例えばポリウレタ
ンまたはポリエポキサイド。
(E)  適当な多孔性の形態で製造し得る無機材料、
例えばアルカリ土類金属およびマグネシウムの硫酸塩ま
たは炭酸塩例えば硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸
カルシウム、炭酸マグネシウムあるいはアルカリおよび
アルカリ土類金属および(または)アルミニウムおよび
(iたは)マグネシウムのけい酸塩およびアルミニウム
またはシリコンオキサイドまたは水、F′Ov!J1例
えばクレー、アルミナ、タルク、カオリン、ゼオライト
、シリカゲル、ガラス。これらの材料はそれ自体でまた
は上記重合体性材料の一つでの増量剤として便用し得る
(F)  上記の群の共重合体または混合物、例えば予
備存在する天然重合体での合成重合体の重合を開始する
ことによって得られるグラフト共重合体。
本発明で使用するのに好ましい多孔性固体基体材料は微
孔性セルロースエステル、例えば、セルロースと脂肪族
カルボン酸例えば1−7個の炭素原子を有するアルカン
カルボン酸例えば酢酸、プロピオン酸あるいは酪酸また
は吉草酸のいずれかとのエステルである。殊に好適なの
は、ニトロセルロースから製造した多孔性基体材料であ
り、ニトロセルロースとは任意のセルロースの硝酸エス
テルが意図さ粗所望により前記カルボン酸セルロースエ
ステルのいずれかとの混合物である。それで、純粋なニ
トロセルロースエステルは炭素原子6個当り約3個の硝
酸基を有するセルロースのエステルからなるものとして
使用することができる。最も好ましいのは孔サイズ0.
45μmを有する商品名[ミリポアJ (Millip
ore ) Cミリポア・コーポレーション(Mill
ipore Corp、)、ベッドフォード(Bedf
ord )、マサチューセッツ(Massa chus
etts))のニトロセルロース材料でアル。
これらの材料はいずれもそれ自体適当な形態、例えばフ
ィルム、ストリップ(細長片)、マたはシートで使用し
得る。これらの材料は適当な不活性担体例えば紙、ガラ
ス、プラスチック、金属または織布上に被覆、結合もし
くは積層させてもよい。多孔性固体基体は好ましくは約
0.01m−約0.5uの範囲の厚さのストリップの形
態(最も好ましくは約0. f ax厚)である。言う
までもなく、多孔性基体の厚さは、所定の表面領域のス
ポットを生成するのに基体に適用されるべき抗体溶液の
量に影響する。孔サイズは広い限界内で変り得るが、好
ましくは約0.025μmと約7μmとの間であり、特
に約0.15μmと約4μmとの間であり、最も好まし
くは約0.45μmである。赤血球は約7μmの直径を
有し、そしてこのサイズよりも若干小さいかもしくは大
きい孔サイズを有する基体の孔構造内に物理的に(−す
なわち、非免疫学的に)捕捉されたものとなり得ること
が明白である。
抗体の説明 本発明の実施化に有用な特定の血液型群抗体に関して、
本文で使用される「本質的に純粋な」なる月給はIgM
まtはIgG抗体あるいはその混合物のfA製を称する
ものとし、これら抗体は特定された血液型群抗原に基か
ない免疫反応で赤血球に結合し得る抗体との会合を本質
的に有してなく、かつ血液型群の特徴である抗原決定基
を包括する抗原−抗体反応を阻害し得る物質との会合を
本質的に有していない。
例示するために、「本質的に純粋な」は、唯一の吸着剤
として相当するA、BまたはD抗原を用いる親和精製技
術により血清から精製されるポリクロナール抗−Aまた
は抗−Bまたは抗−D抗体の本質的に均一な調製を記載
するのに適用し得る。この用語は対応して親和#を夷に
よりあるいは例えばIgMまたはIgG型免疫グロブリ
ンに特異的な吸着剤を基とするクロマトグラフィー技術
により細胞培養基または腹水から精製されるモノクロナ
ール抗−人または抗−B′またけ抗−り抗体の本質的に
均一な調製を記載するのに適用し得る。
一般に、本発明に有用な免疫グロブリンは特別な血液型
群の特徴である種々の抗原決定基と特異的に反応性を有
する免疫グロブリンであり得る。抗体はIgM抗体、I
gG抗体またはこれらの混合物であり得る。種々の主要
および些未血液型群系を特徴付けている抗原と特異的に
反応性を有する抗体が本発明で企図されている。このよ
うな主要血液型群系にはABO,D(Rh)、ルイス’
%−TVケル、−PVMへ。
ルテラン、キッドおよびダツフイー系が包含される。他
の血液型群抗原および系には、Xga、  トムブロッ
ク(Dombrock )、カートライト(Cartw
right )、ランブレイス(Langreis )
、ディプ(Diego )、Sc。
コルトン(Col ton )、ライト(Wri gh
 t )、Ve 1.ゲルピツヒ(Gerbich )
、HD −Pr −S「、ストルツフス(Stoltz
fus )、8gスターリング(Stiiliug)、
ヨーク(York)、グルシャ(Gursha )、グ
レゴリイ(Gregory )、ホレイ(Ho1ley
 )、クノツプスーへルゲンン(Knops −Hel
geson )、MPD、つ゛エネラ(Vennera
)、Dp、 El、 JMH,T、 CadおよびSd
系および抗原が包含される。
抗体はポリクロナールまたはモノクロナールであり、そ
して市販されているかまたはマウス腹水、組織培養また
は当該分野で既知のその他の技術によって入手すること
ができる。モノクロナール抗体を製造するためのハイブ
リドーマ操作の典型的な説明は、ワンス(Wands 
)、J、 R,およびV、 R,ズラウスキー(Zur
awski )、[ガストロエンテooシイJ (Ga
stroenterology )、第80巻1第22
5頁(1981年);ツルシャクーロトステイン(Ma
rshak−Rothstein )、A、等;J、イ
ムツルI J、 lnmunol、)、第122巻、第
2491頁f1979年);オイ(Ol)、V、 T、
およびり、 A、ヘルツエンベルブ(Herzenbe
rg )、[イムノグロブリン・プロデューシング、バ
イブリドJ (ImmunoglobulinProd
ucing Hybrid )、ミツシェル(Mish
ell )、H,B、およびS、M、シイギ(Shii
gi)編、セレクテツド・メソド・イン・セルラ・イム
ノロシイ(SelectedMethods  in 
Ce1lular  Immunology )、サン
フランシスコニW、H,フリーマン(Freeman 
)パブリツ’/7グ(Publishing )、19
79年;およびクング(Kung )等に1985年5
月7日に付与された米国特許第4.51E4893号に
みられる。別異の抗原特異性のモノクロナール抗体の混
合物あるいはモノクロナール抗体とポリクロナール抗体
との混合物が所望されることがある。しかし、特別な抗
体の源またはタイプとは関係なく、これら抗体は前文で
定義したとおり本質的に純粋でなければならない。抗体
はカラムクロマトグラフィ一手段またはその他の通常の
手段により精製することができるが、好捷しくけ既知の
親和#製技術に従って精製される。
現在本発明で使用するのに適したモノクロナール抗体に
は、マウスモノクロナール抗−A免疫グロブリン(ケム
・ビオ・メト・リミツテツド(エドモントン、アルバー
タ)からAH8−39と称される);マウスモノクロナ
ール抗−B免疫グロブリン(ケム・ビオ・メト・リミテ
ッド(エドモントン、アルバータ)からAH8−33と
称される);およびディト・ディビジョン、アメリカン
・ホスピタル・サプライ・コーポレーションあるいはB
CA・デビジョン、クーパー・バイオメディカルから入
手し得るヒトポリクロナール抗−D(Rho)抗体が包
含される。しかし、これら市販の抗体は、もしも市販の
製剤の一部として行われていなかったときは、本発明で
使用する前に親和精製によるように本質的に純粋なもの
としなければならない。
本発明の代替的バック・タイプ試験装置で有用な血液型
群物質は、多孔性固体基体に結合されたときに種々の血
液型の特徴を示している抗原決定基を提供する天然また
は合成いずれの物質を包含している。これらの物質には
、赤血球を包含する血液型抗原を提供している血液細胞
が包含されるが、他の官能性をもつ細胞もまた包含され
、血液細胞に制限されるものではない。溶解されて、ヘ
モグロビンが除去された赤血球である赤血球[ゴースト
J (ghosts )が特に有用である。更にまた、
通常提供され、また他の材料に基いて提供される細胞膜
から血液型群表面抗原を単離し得ることも企図されてい
る。更に、皿液型群抗原を特徴付けする抗原決定基を複
製するポリペプチドおよび多糖が化学的に合成され得る
ことも企図されている。血液を群物質によって提供され
る抗原にはABO主要主要血液似合合した抗原が包含さ
れるが、本発明ではその他のものも企図されている。
実施例1 この実施例では、ポリクロナール抗−り抗体の親和精製
に有用な装置が提供される。
本発明のために商業上得られるかまたは特別に生産され
る本発明で使用すべき抗体がモノクロナールまたはポリ
クロナールいずれにしても、これらの抗体は例えば本例
のような親和精製技術に従って精製するのが好ましい。
十分な量の全血を抗−D(Rh)免疫グロブリンの一定
量に加えて37℃1時間で抗体の全部を結合させる。次
に、結合された赤血球を遠心分離によって採集し、赤血
球1容量に対して實塩水(0,9%NaC4f8液)中
の0.1%ジギトキシン9容量を加える。次に、混合物
を1分間激しくかくはんし、得られた膜を採集し、白色
ペレットが得られるまで遠心洗滌する。
次に、細胞膜1容量を6%アルブミン沼液液1容量よび
エーテル2容量と混和し、そして1分間激しく振とりす
る。
混合物を37℃で15分間培養する。この混合物から抗
−り免疫グロブリンを含むアルブミンフラクションを遠
心分離で単離することができる。次に、十分な蛋白A−
セファロースを加えて室温で1時間抗−り免疫グロブリ
ンを結合させる。蛋白A−セファロース/免疫グロブリ
ン複合体をゲル濾過カラムに注入し、PBSで洗滌して
未結合物質を除去する。抗−D免疫グロブリンをPBS
(pH3,0)で溶離する。免疫グロブリンの最終pH
を次いで6.5−7.5KfA節し、そして物質を用時
まで保存する。
実施例2 この実施例では、本発明の実施に有用な抗体をnI製す
るのに適したカラムクロマトグラフィー技術について記
載する。実施に有用なIgG抗体はスタフィロコッカス
・アラレる蛋白質入と強固に結合し、一方エー抗体はプ
ロタミンと強固に結合していことが知られてちる。この
実施例では、セファロースと共有結合しているプロタミ
ンを用いてマウスの腹水から■−を選択的に吸着する。
蛋白質A物質を充てんしたカラムを用いて同じようなプ
ロセスを用いてIgG抗体を精製することができる。
プロタミンを臭化シアン処理を用いてセファロース(5
epharose ) 4 Bと共役させるか、あるい
はこの物は商業的に入手し得る。次に、カラムにプロタ
ミンビーズを元てんし、次にpH7,4となるような量
で混合した0、 03 M KH2PO4および0.0
26 MNaC2から調製した溶液、0.05%NaN
3および0.03 M Na2HPOiから調製した溶
液、0.026MNaCtおよび0.05 % NaN
5からなるりん酸塩/食塩水緩衝液(緩衝剤A)で平衡
化する。緩衝剤への5カラム容韻二をクロマトグラフィ
ーカラム中を流す。
精襄すべき腹水を緩衝剤AI液4部で希釈し、そしてカ
ラムに適用する。IgMは結合プロタミンにより選択的
にカラムに吸着され、そして緩衝剤溶液と共に溶出され
ない。
次に1選択的に吸着されたIgMを異ったりん酸塩/食
塩水緩衝剤溶液(緩衝剤B)を用いて溶出することがで
き、この緩衝剤Bは、0.08 M KH2PO4,1
,l M NaCLおよび005%NaN3から調製し
た溶液および0.08MNa2HPO4,1,1M N
aCLおよび0.05%NaN3から調製した溶液をp
H7,4となるような量で混合したものからなる。緩衝
剤Bのカラム容量を所望の−IgMを抽出するためにカ
ラム中を溶出させる。
上記操作の溶離液は所望のIgMを含有している。次ム
抗体含有俗離液をセファロース−400サイジングビー
ズに適用し、そしてトリス−グリシン緩衝剤をカラムを
通して溶出させる。溶離液のフラクションを所望のIg
Mの存在について評価し、そして所望のフラクションを
単離し、保存する。
実施例3 本質的に純粋な抗体を境界の定まった吸着領域に配列さ
れた多孔性固体基体に吸着させて、各吸着領域に関して
別個の免疫学的試験を実施し得るようにすべきである。
抗体を多孔性個体支持体に適用するに当り、柚々の手段
を実施することができる。免疫グロブリンを手操作手段
例えば毛細管ピペットまたは注射器などによりあるいは
気体もしくは液体噴射剤の助けによるスプレーにより多
孔性基体に適用することができる。免疫グロブリンをス
プレーにより適用する場合、ミクロエレクトロニクス分
野で知られているような操作によって小形化された鋳型
またはアプリケーターを既知の平版印刷技術に組合せて
使用することができる。
抗体を任意の適当な幾何体例えば点、線もしくはスポッ
トとなるように適用することができる。平行線の配列は
多数の細長片に切断することができ、セして各細長片は
異った特異性の抗体をそれぞれ含有する多くの部分から
なる。
このような細長片は容易に大量生産技術にかなっている
ものである。配列は抗体1裡乃至多数を包含することが
できるが、抗体はその不足勝ちおよび費用の故に小量ず
つで適用されるのが好ましい。
抗体溶液は1μtよりも少い容量で適用するのが好まし
く、直径約1−2uのスポットを生成するのに約0.5
μtの容量が特に好ましい。このサイズのスポットは1
4性色シグナルを肉眼で検食することに依存している装
置にとって好適である。より小容量の抗体溶液を使用す
ることもできるが、このような容量は分光光度的手段に
よる評価を必要とするより小さいスポットを生成する。
本発明の装置が非肉眼の手段例えば反射分光光度計によ
る評価を企図しているときは、0.5μtより少い容量
を適用して更に本発明の装置の組立に必要な抗体材料の
量を減少させるのが好ましい。
溶液で適用される抗体の濃度は好ましくは、本発明のニ
トロセルロースシートに適用される場合、12M約10
0−150μ?/ 溶’Dmeの範囲にある。最も好ま
しくは抗体濃度は浴液1ml当りIgM約120−14
0μmの範囲にある。
更に高い濃度を使用することもできるが、スポットの結
合効率を増大させるのに役立つことがない。更に低い濃
度も使用することができ、陽性色シグナルの濃度が減退
する効果となる。より低い抗体濃度は試験結果の肉眼に
よる検査を妨ける程度に陽性色シグナル強度を減少させ
ることがあるが、それにも拘らず減少した色シグナル強
度が本発明の装置の分光光度評価を不当に妨げないこと
が企図されている。
迅速ABOおよびD血液型分類のための特別な装置の製
作について以下に記載する。
厚さO,l m漏および平均孔直径0.45μmを有す
るニトロセルロース戸紙シート〔ミリポア・コーポレー
ション(Millipore Corporation
 )]を細長片に切断し、そして適当な接着剤を用いて
硬いプラスチック支持体にとりつけた。各細長片に次の
ものを適用した。すなわち、ケム・ビオ・メト・リミツ
テツド(Chem Bio Med。
Ltd、)〔エドモントン(Edmonton )、ア
ルバータ(Alberta ) )から入手した親和精
製したマウスモノクロナール抗−AIgM抗体70.5
nl;ケム・ビオ・メト・リミツテツド(エドモントン
、アルバータ)から入手した親和精製したマウスモノク
ロナール抗−BIgM抗体60.O12;ディト・ディ
ビジョン(Dade Divisin )、アメリカン
・ホスピタル・サプライ(Amer 1can Ho5
pitalSupply )あるいはクーパー・バイオ
メディカル(Cooper Biomedical )
のBCAディビジョンからスライドおよび管試験のため
試薬として1 : 30,000の力価で得られるヒト
ポリクロナール抗−DIgG抗体、実施例1の操作に従
って親和精製。抗−A抗体を1%スクロースを含むPB
S溶液で1:4000の力価(141μ2/プ)に希釈
し、そして自動注射器により0.5μt/スポツトの割
合で直径1−2uのスポットでニトロセルロースストリ
ップに適用した。親和精製した抗−り抗体を1=100
.000の力価に希釈し、自動注射器により0.5μt
/スポツトの割合で直径1−2uのスポットでニトロセ
ルロースストリップに適用した。次に、ストリップ(細
長片)を乾燥し、用時まで乾燥保存した。
本発明は、好ましいニトロセルロース基体を用いたとき
、ゴルドン(Gordon )で必要とされるような牛
血清アルブミンのような蛋白質遮断剤と共に抗原または
抗体配列を培養する必要がない。このような培養は本発
明の装置に有害であることもある。従って、抗体の適用
後、試験装置を室温で乾燥させ、そして用時まで乾燥保
存する。
次の[前進J (forward )血液型分類操作を
用いて本発明による血液型分類を行う。採血し、最も好
ましくは全血をとり、抗凝固剤で処理する。酸・クエン
塩デキストロース(ACD)が選択された抗凝固剤であ
るが、その他の抗凝固剤例えばEDTA’lたはヘパリ
ンを使用することもできる。血餅管からの血球を本発明
で使用するために食塩水浴液に再懸濁することができ、
そして毛細血液を使用してもよい。
試験は試験装置を供試血液試料と好ましくは浸漬により
接触させることによって行われるが、その他の方法例え
ば血液を細長片にスポットすることも許容し得る。血液
を試験ストリップと1−30秒、好ましくは2−5秒の
み接触させる。試験細長片を次いで普通の食塩水co、
9%NaC1)ですぐにゆっくりと洗いすすぎもしくは
好ましくは浸漬し、そして室温で10−15秒間ゆっく
りとかくはんすることにより洗滌する。
次に、試験ストリップを反応2分以内に読みとらなけれ
ばならない。あるいはまた、装置をメチルアルコール、
酸またはその他の適切な固定剤の溶液に浸漬することに
よって、結果を試験装置上に固定することができる。陽
性反応は多孔性基体の素地に対して赤色のスポットによ
り際立たせられる。赤色のスポットは肉眼であるいは例
えば反射分光光度計のような装置により検知することが
できる。赤色スポットは膜上に局限された抗体に対する
赤血球の接合によって生じる。血液型Aの血球はA抗体
を含むスポットに粘着し血液型Bの血球はB抗体を含む
スポットに粘着し、そして型D(Rho)の血球はD(
Rh)抗体を含むスポットに粘着する。試験装置がAS
 BおよびD(Rh)抗体血液型を含む3種のスポット
を含有する場合、結果は次のプロトコールに従って読み
取り、解釈することができる。
表 1 十     −+     A−陽性 −十     −B−陰性 −+     +     B−陽性 +      +             AB−陰
性+      +      +      AB−
陽性−−−〇−陰性 一     −十     〇−陽性 他の主要および些細な血液型群および血液型抗原の分析
は同様にして行うことができる。この装置はまた陽性お
よび陰性コントロールとして使用するためのスポットを
包含することができる。陽性コントロールとして、抗ヒ
ト赤血球免疫グロブリンを試験装置にスポットしてヒト
赤血球の存在のための色シグナルを提示することができ
る。陰性コントロールは非赤血球特異性免疫グロブリン
のスポットすることによって提供することができる。
実施例4 この実施例では、種々のA B O(D)型の血液を実
施例3に記載の方法に従って作製し、使用する試験スト
リップを用いて試験した。参考として、試料を標準の凝
固技術によっても試験した。本発明の方法は、171例
の100%において血液試料のABO分類に関して参考
法と一致した。
D(Rh)分類に関し、本発明の方法は166例の10
0%において凝固方法の結果と一致した。しかし、Dμ
変異型形態の検知に関して、本発明の方法はDμに対し
て陽性として4つの試料のみを検知し、一方参考の方法
は陽性として7つを同定した。本発明の方法はDμ陽性
試料の3つをD−陰性として同定した。
表 ■ A32000000 BO1400000 ABOO130000 側     900014400 Dμ     0000030 DHOOOOO422 本発明はまた血清抗体の型分類のだめの代替的装置をも
提供する。装置は血液細胞型と血清抗体型との間の相補
関係の故に血液型群を「バック・タイピングJ (ba
cktyping)L得るものである。代替装置は、血
液型群物質が境界を定めた吸着領域の配列で結合されて
いる前進タイピンク装置の多孔性固体基体を包含する。
あるいはまた、血液泡群物質は、それ自体基体と共有結
合で結されている抗体との免疫学的反応により、多孔性
基体に間接的に結合されていてもよい。このような抗体
は直接タイピング装置の方法に従って基体に結合される
ことができる。
一つの態様では、血清がバックタイプである同一抗原特
異性の抗原を表わしている血液泡群物質を直接型分類装
置を構成するための方法に従って多孔性固体基体に適用
される。それで、血液泡群物質は、特別な特異性の血清
抗体が反応性を有する抗原部位を示している。
具体的に示すと、抗−A血清抗体を検出する装置は、A
抗原例えば溶解したA−陰性赤血球を示す血液泡群物質
を多孔性固体基体に適用することによって構成すること
ができる。次に、供試血清試料の一滴を免疫学的反応に
適した条件下に試験装置に適用する。抗−A抗体が血清
試料中に存在しているときは、これらの抗体は血液泡群
物質に結合する。最終工程では、なお赤色を示している
未溶解A型赤血球を免疫学的反応に通した条件下に試験
装置に適用する。
抗−A抗体が供試血清中に存在しているときは、これら
の抗体は試験装置上で血液型物質に結合されている。こ
れらの抗体はまた赤血球を試験装置に結合させるのに役
立っている。実施例3の方法によりいずれの未結合の赤
血球を洗い流した後、多孔性基体上の赤色シグナルの検
知によシ、赤血球が血清抗体に結合され、A型血清抗体
に対する陽性指示であることがわかる。これはまた対応
する血液型がA型でないことを示している。赤色シグナ
ルは肉眼でまたは例えば分光光度計のような装置により
検知することができる。
単−血液型群抗原決定基より多くの決定基が存在してい
る血液泡群物質は、血清抗体の1種をこえる特異性と不
明瞭に反応する能力の故に、バック型の分析を複雑化す
る。
この理由から、単にA型抗原またはB型抗原を示す血液
泡群物質は多重抗原例えば赤血球ゴーストを示す物質よ
りも好ましい。しかしながら、分析での任意の不明瞭さ
は、血清抗体を可視化するのに適用された赤血球に存在
する血液型を慎重に選択することにより、また特異的な
抗体に感受性を有する多孔性基体に結合された植々の血
液泡群物質を伴う供試スポットの配列を操作することに
より救済することができる。血液泡群物質特異性、ベー
ス抗体特異性および標識赤血球特異性の様々な組合せを
設計して血清抗体の任意の組合せの存在ひいては血液型
を検知することができる。
前記の好適な態様を考慮すると当業者にとって本発明の
実施化において数多くの変化および変形がなし得ること
が予期される。よって、本発明は特許請求の範囲にみら
れるとおりの限定がなされているのみである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、血液試料の血液型を測定する試験装置において、(
    a)多孔性基体: (b)血液型を特徴付けている赤血球抗原決定基と特異
    的に反応性を有する本質的に純粋な抗体の1種またはそ
    れ以上、而して各抗体は境界を定めた吸着領域で前記基
    体に結合され、かつ該抗体が特異的に反応性をもつ前記
    基体血液試料赤血球の表面に免疫学的に結合可能であつ
    て、血液型抗体が結合されていない前記基体の表面での
    領域と対照して、境界を定めた領域内で検知可能な色シ
    グナルを生じる、を包含する上記試験装置。 2、前記基体がニトロセルロースシートである特許請求
    の範囲第1項記載の試験装置。 3、抗体が前記基体にモノ共有結合で結合されている特
    許請求の範囲第1項記載の試験装置。 4、抗体が親和精製された抗体である特許請求の範囲第
    1項記載の試験装置。 5、抗体が抗−A、抗−Bおよび抗−D抗体からなる群
    から選択される特許請求の範囲第1項記載の試験装置。 6、血液試料の型を測定する試験装置において、(a)
    平均孔サイズ0.015−7.0μmを有するニトロセ
    ルロースシート; (b)親和精製されたモノクロナール抗−A抗体、親和
    精製されたモノクロナール抗−B抗体、および親和精製
    されたモノクロナール抗−D抗体からなる群から選択さ
    れる本質的に純粋な抗体の1種またはそれ以上、而して
    各抗体は視界を定めた吸着領域中でシートにモノ共有結
    合で結合され、かつ、血液型抗体が結合されていない前
    記シートの表面での領域と対照して、抗体が特異的に反
    応性を有して境界を定めた領域内で検知可能な色シグナ
    ルを生成するようにシート血液試料赤血球に免疫学的に
    結合し得る、を包含する上記試験装置。 7、ニトロセルロースシートが約0.45μmの孔サイ
    ズを有する特許請求の範囲第6項記載の試験装置。 8、血液試料の血液型を測定する方法において、(a)
    型を測定すべき血液試料と共に次の(A)又は(B)の
    試験装置即ち (A)多孔性基体と、血液型を特徴付けている赤血球抗
    原決定基と特異的に反応性を有する本質的に純粋な抗体
    の1種またはそれ以上、而して各抗体は境界を定めた吸
    着領域で前記基体に結合され、かつ該抗体が特異的に反
    応性をもつ前記基体血液試料赤血球の表面に免疫学的に
    結合可能であつて、血液型抗体が結合されていない前記
    基体の表面での領域と対照して、境界を定めた領域内で
    検知可能な色シグナルを生じる、 を包含する試験装置、又は (B)平均孔サイズ0.015−7.0μmを有するニ
    トロセルロースシートと、親和精製されたモノクロナー
    ル抗−A抗体、親和精製されたモノクロナール抗−B抗
    体、および親和精製されたモノクロナール抗−D抗体か
    らなる群から選択される本質的に純粋な抗体の1種また
    はそれ以上、而して各抗体は境界を定めた吸着領域中で
    シートにモノ共有結合で結合され、かつ、血液型抗体が
    結合されていない前記シートの表面での領域と対照して
    、抗体が特異的に反応性を有して境界を定めた領域内で
    検知可能な色シグナルを生成するようにシート血液試料
    赤血球に免疫学的に結合し得る、 を包含する試験装置を培養し: (b)試験装置を洗いすすぎし: (c)多孔性固体基体に結合された抗体に免疫学的に結
    合された赤血球からの色シグナルを検知する ことからなる上記方法。 9、血液試料の血液型を測定する装置において、(a)
    多孔性固体基体; (b)特異的血液型を特徴付けている抗原決定基を提供
    する血液型群物質の1種またはそれ以上、而して各血液
    型群物質は境界を定めた吸着領域で固体基体に結合され
    、その結果、血液型群物質が結合されていない前記基体
    の表面での領域と対照して、抗体が、特異的に反応性を
    有して境界を定めた領域内で検知可能な色シグナルを生
    じる赤血球を抗体がそれ自体免疫学的に結合し得る血清
    試料からの血清抗体を結合し得る、 を包含する上記試験装置。 10、多孔性固体基体がニトロセルロースシートである
    特許請求の範囲第9項記載の試験装置。 11、血液型群物質が血液型AまたはBを特徴付けてい
    る抗原決定基を提供する血液型群物質からなる群から選
    択される特許請求の範囲第9項記載の試験装置。 12、血液型群物質がオリゴ糖である特許請求の範囲第
    9項記載の試験装置。 13、血液型群物質が特徴のある血液型特異性の溶解赤
    血球膜である特許請求の範囲第9項記載の試験装置。 14、血液試料の血液型を測定する方法において、(a
    )型を測定すべき全血試料または全血から単離した血清
    試料と共に (b)多孔性固体基体と、特異的血液型を特徴付けてい
    る抗原決定基を提供する血液型群物質の1種またはそれ
    以上、而して各血液型群物質は境界を定めた吸着領域で
    固体基体に結合され、その結果、血液型群物質が結合さ
    れていない前記基体の表面での領域と対照して、抗体が
    、特異的に反応性を有して境界を定めた領域内で検知可
    能な色シグナルを生じる赤血球を抗体がそれ自体免疫学
    的に結合し得る血清試料からの血清抗体を結合し得る、 を包含する試験装置を培養し: (c)試験装置を洗いすすぎし: (d)試験装置を試験すべき血液型の特徴付けをする抗
    原決定基を表わしている赤血球からなる赤血球混合物と
    接触させ; (e)固体基体に結合された血液型群物質に血清抗体を
    経て結合された赤血球から色シグナルを検知することか
    らなる上記方法。 15、赤血球の混合物がA型の赤血球およびB型の赤血
    球を包含する特許請求の範囲第14項記載の方法。 16、赤血球の混合物がAB型の赤血球を包含する特許
    請求の範囲第14項記載の方法。
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