JPS6288842A - 合成樹脂製歯付ベルトの製造法 - Google Patents
合成樹脂製歯付ベルトの製造法Info
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- JPS6288842A JPS6288842A JP22723885A JP22723885A JPS6288842A JP S6288842 A JPS6288842 A JP S6288842A JP 22723885 A JP22723885 A JP 22723885A JP 22723885 A JP22723885 A JP 22723885A JP S6288842 A JPS6288842 A JP S6288842A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
歯付ベルトはスリップのない回転を伝えることができる
ので、精密機械の動力伝達用部品として関心がもたれて
おり、ゴムやポリウレタン製の歯付ベルトが各方面に使
用されているが、最近、より成形工程を少なく、短時間
で歯付ベルトを得るへく、射出成形機を用いて樹脂製の
歯付ベルトを作ることが試みられている。
ので、精密機械の動力伝達用部品として関心がもたれて
おり、ゴムやポリウレタン製の歯付ベルトが各方面に使
用されているが、最近、より成形工程を少なく、短時間
で歯付ベルトを得るへく、射出成形機を用いて樹脂製の
歯付ベルトを作ることが試みられている。
この射出成形によるベルト製造の方法は、通常、第１図
に示すようにペレット状の熱可塑性エラストマーや熱可
塑性樹脂を射出成形機に入れ、１８０〜２３０℃の温度
下で溶融せしめてノズル（１）をスプルーブツシュ（２
）のスプルー（２ａ）に当て、金型（Ｍ）内に射出流入
させ、第３図におけるランナー（３）の中心孔（３ａ）
から放射状溝（３ｂ）、次いで円周方向溝（３ｃ）に流
入せしめて円周方向溝（３ｃ）から該円周に沿ってくし
歯状をなして垂直に形成された垂直方向ランナー（３ｄ
）に流入する。そして、この垂直方向ランナー（３ｄ）
を通りゲート（８）に出たエラストマーを第３図に示さ
れたた如き抗張体（４）の巻付けられた内型（Ｍ ＋）
と外型（Ｍ２）の間に流入させ、第４図の如きベルト引
張部（２２） 、突条部（２３） 。
に示すようにペレット状の熱可塑性エラストマーや熱可
塑性樹脂を射出成形機に入れ、１８０〜２３０℃の温度
下で溶融せしめてノズル（１）をスプルーブツシュ（２
）のスプルー（２ａ）に当て、金型（Ｍ）内に射出流入
させ、第３図におけるランナー（３）の中心孔（３ａ）
から放射状溝（３ｂ）、次いで円周方向溝（３ｃ）に流
入せしめて円周方向溝（３ｃ）から該円周に沿ってくし
歯状をなして垂直に形成された垂直方向ランナー（３ｄ
）に流入する。そして、この垂直方向ランナー（３ｄ）
を通りゲート（８）に出たエラストマーを第３図に示さ
れたた如き抗張体（４）の巻付けられた内型（Ｍ ＋）
と外型（Ｍ２）の間に流入させ、第４図の如きベルト引
張部（２２） 、突条部（２３） 。
歯部（２１）の形状に形成された空隙部（５）を充填し
、充填後、３０秒位で硬化して歯付ベルト成形体に成形
すると共に、これを内型（Ｍｌ）から取り出し、所定の
歯付ヘルドとして製作するものである。
、充填後、３０秒位で硬化して歯付ベルト成形体に成形
すると共に、これを内型（Ｍｌ）から取り出し、所定の
歯付ヘルドとして製作するものである。
（発明が解決しようとする問題点）
ところが、従来の射出成形による合成樹脂製歯付ヘルド
にあってはその抗張体として通常のロープを用い、これ
を内型（Ｍ、）外周に巻付け、外型（Ｍ２）に挿入して
製品空隙部を形成しているため内型上に巻付けたロープ
間に空気が残留し、これが製品中にボイドを形成し、完
全な製品を作るに至らない問題があった。
にあってはその抗張体として通常のロープを用い、これ
を内型（Ｍ、）外周に巻付け、外型（Ｍ２）に挿入して
製品空隙部を形成しているため内型上に巻付けたロープ
間に空気が残留し、これが製品中にボイドを形成し、完
全な製品を作るに至らない問題があった。
そこで、本発明者らは、かかる問題に着目し、その改善
を図ることを試み、先に前記ローブ間に空気のエヤ抜き
を設け、外部の真空ライン系と直結することにより製品
形成部の真空を確実になすことを提案した。
を図ることを試み、先に前記ローブ間に空気のエヤ抜き
を設け、外部の真空ライン系と直結することにより製品
形成部の真空を確実になすことを提案した。
本発明は更にその一環として上記ロープ使用によるもの
は、ローブ間に空気が残留することに着目し、抗張体自
体を改変することにより、空気の介在する場所をなくし
、製品中でのボイドを完全に消失せしめんとするもので
ある。
は、ローブ間に空気が残留することに着目し、抗張体自
体を改変することにより、空気の介在する場所をなくし
、製品中でのボイドを完全に消失せしめんとするもので
ある。
とりわけ、本発明は軽負荷用に重点をおいており、本来
、抗張体のない合成樹脂製歯付ヘルドでもその利用に耐
え得るが、抗張体がなければベルト駆動中にクリープ（
永久歪）を発生し、ベルトが伸びて歯のピンチが不均一
になり、ベルト歯が歯付プーリ上に乗り上げるため、こ
のクリープ防止のため薄いスチールバンドを埋設利用し
、前記ボイドの消失を図るものである。
、抗張体のない合成樹脂製歯付ヘルドでもその利用に耐
え得るが、抗張体がなければベルト駆動中にクリープ（
永久歪）を発生し、ベルトが伸びて歯のピンチが不均一
になり、ベルト歯が歯付プーリ上に乗り上げるため、こ
のクリープ防止のため薄いスチールバンドを埋設利用し
、前記ボイドの消失を図るものである。
（問題点を解決するための手段）
即ち、本発明の特徴とするところは、その１つは、合成
樹脂よりなる引張部に抗張体としてスチールハンドを埋
設し、下部に同材質よりなる歯部を一定ピッチで設けた
構成にあり、他の１つは前記構成を得るための製造法、
即ち熱可塑性エラストマー、熱可塑性樹脂を溶融し、こ
れをスプルー。
樹脂よりなる引張部に抗張体としてスチールハンドを埋
設し、下部に同材質よりなる歯部を一定ピッチで設けた
構成にあり、他の１つは前記構成を得るための製造法、
即ち熱可塑性エラストマー、熱可塑性樹脂を溶融し、こ
れをスプルー。
ランナーよりゲートを通じてスチールバンドを予め外周
に被嵌装着してなる内型を外型内に挿入せしめた金型の
上記内外両型間に形成された製品空隙部内に射出流入し
て空隙部を充填し硬化せしめる点にある。
に被嵌装着してなる内型を外型内に挿入せしめた金型の
上記内外両型間に形成された製品空隙部内に射出流入し
て空隙部を充填し硬化せしめる点にある。
ここで、抗張体として用いられる前記スチールバンドは
、鉄、鉄合金、アルミ等であり、厚さが０．０５〜２．
０璽朧の範囲が好ましく、２．０璽１以上になれば屈曲
性が悪化し好ましくない。又、０．０５富ｍ以下では余
り薄すぎ、実用的でない。
、鉄、鉄合金、アルミ等であり、厚さが０．０５〜２．
０璽朧の範囲が好ましく、２．０璽１以上になれば屈曲
性が悪化し好ましくない。又、０．０５富ｍ以下では余
り薄すぎ、実用的でない。
なお、スチールバンドと熱可塑性エラストマー。
熱可塑性樹脂との接着は従来、既知の方法、例えばスチ
ールバンドを燐酸等で表面処理し、エポキシ系接着剤や
ブロックドイツシアネートを塗布して射出成形すること
によって支障なく接着させることができる。
ールバンドを燐酸等で表面処理し、エポキシ系接着剤や
ブロックドイツシアネートを塗布して射出成形すること
によって支障なく接着させることができる。
（作 用）
上記本発明方法により製造される歯付ベルトは従来のロ
ープ使用と異なり、空気溜まりがなく、従って、ボイド
の生ずる余地がなく、品質良好な製品が得られると共に
、内型外周への抗張体被着にあたっては単にスチールバ
ンドを被着嵌装するだけでよく、ロープを巻く手間が全
く省は成形工程を簡易化することができる。
ープ使用と異なり、空気溜まりがなく、従って、ボイド
の生ずる余地がなく、品質良好な製品が得られると共に
、内型外周への抗張体被着にあたっては単にスチールバ
ンドを被着嵌装するだけでよく、ロープを巻く手間が全
く省は成形工程を簡易化することができる。
（実施例）
以下、更に上記本発明方法の具体的な実施態様を添付図
面に従って順次説明する。
面に従って順次説明する。
第１図は本発明方法を実施する射出成形による金型（Ｍ
）の例を示し、図において、（１）は溶融した熱可塑性
エラストマーあるいは熱可塑性樹脂を金型に射出流入す
るための射出成形機（図示せず）のノズルであり、射出
成形用金型のスプルーブツシュ（２）に設けられたスプ
ルー（２ａ）に当てて前記溶溶し成形材料を射出流入す
る。
）の例を示し、図において、（１）は溶融した熱可塑性
エラストマーあるいは熱可塑性樹脂を金型に射出流入す
るための射出成形機（図示せず）のノズルであり、射出
成形用金型のスプルーブツシュ（２）に設けられたスプ
ルー（２ａ）に当てて前記溶溶し成形材料を射出流入す
る。
ここで用いられる成形材料としてはウレタン系。
ポリエステル系（例えばデュポン商標名：ハイトレル又
は東洋紡商標名：ペルプレンなど）、ポリアミド系（例
えばダイセル商標名：ダイアミド−ＰＡＥ）の各熱可塑
性エラストマーや柔軟性熱可塑性樹脂２例えばショア硬
度１０〜１００のポリアミド−１１，ポリアミド−１２
などが挙げられる。
は東洋紡商標名：ペルプレンなど）、ポリアミド系（例
えばダイセル商標名：ダイアミド−ＰＡＥ）の各熱可塑
性エラストマーや柔軟性熱可塑性樹脂２例えばショア硬
度１０〜１００のポリアミド−１１，ポリアミド−１２
などが挙げられる。
そして、これら熱可塑性エラストマー、熱可塑性樹脂は
ペレット状で射出成形機に供給され、１８０〜２３０℃
で溶融される。
ペレット状で射出成形機に供給され、１８０〜２３０℃
で溶融される。
そして、前記射出流入された溶融成形材料はスプルー（
２ａ）を通り、第２図に示すランナー（３）の中心孔（
３ａ）より放射状に形成された放射状溝（３ｂ）。
２ａ）を通り、第２図に示すランナー（３）の中心孔（
３ａ）より放射状に形成された放射状溝（３ｂ）。
次いで円周方向の溝（３Ｃ）に流入し、更に円周方向溝
（３ｃ）から垂直方向に延びる垂直方向ランナー（３ｄ
）に流入する。
（３ｃ）から垂直方向に延びる垂直方向ランナー（３ｄ
）に流入する。
なお、垂直方向ランナー（３ｄ）は通常、円周方向溝（
３ｃ）から円周に沿って（し歯状に多数形成されており
、ベルトサイズによって異なるが、通常は５０〜６０で
ある。
３ｃ）から円周に沿って（し歯状に多数形成されており
、ベルトサイズによって異なるが、通常は５０〜６０で
ある。
かくして、この垂直方向ランナー（３ｄ）を通った成形
材料はゲート（８）に至り内外両型によって形成される
製品空隙部（５）に流入するが、製品空隙部（５）は無
端状のスチールバンドを抗張体（４）として内型（Ｍｌ
）の外周に被着嵌装し、これを外型（Ｍ２）内に挿入す
ることによって、その内型（Ｍ ｌ）と外型（Ｍ２）と
の間に形成されており、成形材料はその内外両型間にお
ける空隙部（５）に流入し、ベルト引張部、突状部、歯
部を形成する核部（５）を充填し、約３０秒経過位で硬
化し、歯付ベルトとして成形される。
材料はゲート（８）に至り内外両型によって形成される
製品空隙部（５）に流入するが、製品空隙部（５）は無
端状のスチールバンドを抗張体（４）として内型（Ｍｌ
）の外周に被着嵌装し、これを外型（Ｍ２）内に挿入す
ることによって、その内型（Ｍ ｌ）と外型（Ｍ２）と
の間に形成されており、成形材料はその内外両型間にお
ける空隙部（５）に流入し、ベルト引張部、突状部、歯
部を形成する核部（５）を充填し、約３０秒経過位で硬
化し、歯付ベルトとして成形される。
なお、この歯付ベルト成形体は筒状をなしており、従っ
て、内型（Ｍ、）から取り出し、所定幅にカントするこ
とによって所要の歯付ベルトに製作される。
て、内型（Ｍ、）から取り出し、所定幅にカントするこ
とによって所要の歯付ベルトに製作される。
従って、内型（Ｍ、）と外型（Ｍ２）の形状は歯付ベル
トの形状に合わせて形成されており、第４図の如き歯付
ベルＩ−（２０）の場合には第３図の如く内型（コア）
の外周に先端にノーズ（Ｎ）をもつ凸条が設けられ、一
方、外型（Ｍ２）内周には所要の空間を存して凹条が設
けられる。従って、歯付ベルト（２０）には第４図の如
きスチールバンドからなる抗張体（４）を埋有し、歯部
（２１）、突条（２３） 、引張部（２２）をもつ構造
のベルトが得られる。
トの形状に合わせて形成されており、第４図の如き歯付
ベルＩ−（２０）の場合には第３図の如く内型（コア）
の外周に先端にノーズ（Ｎ）をもつ凸条が設けられ、一
方、外型（Ｍ２）内周には所要の空間を存して凹条が設
けられる。従って、歯付ベルト（２０）には第４図の如
きスチールバンドからなる抗張体（４）を埋有し、歯部
（２１）、突条（２３） 、引張部（２２）をもつ構造
のベルトが得られる。
しかして、上述の如き射出成形用金型ＣＭ）において、
図示例の場合、ロケータ−リング（６）が嵌着されたス
プルーブツシュ（２）のスプルー（２ａ）のノズルタッ
チ部（７）の外周、スプルーブツシュ（２）を保持する
プレー） （Ｍｉ）とランナー（３）を形成するプレー
ト（Ｍ４．）との間のランナー（３）のパーティングラ
イン（９ｂ）に夫々０リング（１０（（１１０１１’）
（１１’）が装設されている。しかし、この０リング（
１０） （１１） （１１）は抗張体がロープでなく、
空気が溜まる心配゛のないことから必ずしも必要ではな
く、省略することができる。
図示例の場合、ロケータ−リング（６）が嵌着されたス
プルーブツシュ（２）のスプルー（２ａ）のノズルタッ
チ部（７）の外周、スプルーブツシュ（２）を保持する
プレー） （Ｍｉ）とランナー（３）を形成するプレー
ト（Ｍ４．）との間のランナー（３）のパーティングラ
イン（９ｂ）に夫々０リング（１０（（１１０１１’）
（１１’）が装設されている。しかし、この０リング（
１０） （１１） （１１）は抗張体がロープでなく、
空気が溜まる心配゛のないことから必ずしも必要ではな
く、省略することができる。
従って、スプルー（２ａ） 、 ランナー（３）、内外
型（Ｍ＋）（Ｍｚ）、保持プレート（Ｍ、）に４分割さ
れた通常の金型が使用可能である。
型（Ｍ＋）（Ｍｚ）、保持プレート（Ｍ、）に４分割さ
れた通常の金型が使用可能である。
なお、図中、（１２）は金型の突出棒である。
（発明の効果）
本発明は、以上のように射出成形による歯付ベルトの製
造において、抗張体としてスチールバンドを用い、これ
を内型外周に被嵌し、外型内に挿入して成形材料を両型
間の製品空隙部に流入、成形せしめるようにしたもので
あり、従来のロープ抗張体の場合の如くロープ間に空気
の溜まる懸念がなく、従って、ボイド発生はなく、全く
ボイドのない品質良好な歯付ベルトを得ることができる
と共に、スチールバンドは薄いスチールバンドでよいた
めベルトの屈曲性に何ら支障はなく、屈曲性良好かつク
リープのない歯付ベルトが得られる。
造において、抗張体としてスチールバンドを用い、これ
を内型外周に被嵌し、外型内に挿入して成形材料を両型
間の製品空隙部に流入、成形せしめるようにしたもので
あり、従来のロープ抗張体の場合の如くロープ間に空気
の溜まる懸念がなく、従って、ボイド発生はなく、全く
ボイドのない品質良好な歯付ベルトを得ることができる
と共に、スチールバンドは薄いスチールバンドでよいた
めベルトの屈曲性に何ら支障はなく、屈曲性良好かつク
リープのない歯付ベルトが得られる。
又、上記スチールバンドは無端状で内型外周に被着嵌装
するだけでよいため、従来の如くロープを巻く必要はな
く、従って、その手間は不要となり、工数の低減、製造
工程の簡易化を達成し、コストダウンを図ることができ
る。
するだけでよいため、従来の如くロープを巻く必要はな
く、従って、その手間は不要となり、工数の低減、製造
工程の簡易化を達成し、コストダウンを図ることができ
る。
かくして、射出成形による歯付ベルトで従来、困難視さ
れていたボイドの発生を解決し、ボイドのない品質良好
な樹脂製歯付ヘルドを筒易に得ることができる顕著な効
果が達成される。
れていたボイドの発生を解決し、ボイドのない品質良好
な樹脂製歯付ヘルドを筒易に得ることができる顕著な効
果が達成される。
第１図は本発明方法の実施に使用される射出成形用金型
の１例を示す概要図、第２図は第１図における同金型の
ランナー側面図、第３図は同じく第１図における同金型
の製品空隙部形成金型と保持プレートとの接合面におけ
る要部説明図、第４図は得られる歯付ヘルドの１例を示
す断面図である。 （１）・・・ノズル、（２）・・スプルーブツシュ。 （２ａ）・・・スプルー、（３）・・・ランナー。 （４）・・・抗張体、（５）・・・製品空隙部。 （７）・・・ノズルタッチ部、（８）・・ゲート１（９
ａ） （９ｂ）・・・パーティングライン。 （１０） （１１） （１１）・・・Ｏリング。 （Ｍｌ）・・・内型、 （Ｍ、）・・・外型。 （Ｍｚ） （Ｍ４）・・プレート、 （Ｍ、）・・保
持プレート。 芋１図
の１例を示す概要図、第２図は第１図における同金型の
ランナー側面図、第３図は同じく第１図における同金型
の製品空隙部形成金型と保持プレートとの接合面におけ
る要部説明図、第４図は得られる歯付ヘルドの１例を示
す断面図である。 （１）・・・ノズル、（２）・・スプルーブツシュ。 （２ａ）・・・スプルー、（３）・・・ランナー。 （４）・・・抗張体、（５）・・・製品空隙部。 （７）・・・ノズルタッチ部、（８）・・ゲート１（９
ａ） （９ｂ）・・・パーティングライン。 （１０） （１１） （１１）・・・Ｏリング。 （Ｍｌ）・・・内型、 （Ｍ、）・・・外型。 （Ｍｚ） （Ｍ４）・・プレート、 （Ｍ、）・・保
持プレート。 芋１図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、合成樹脂よりなる引張部に抗張体としてスチールバ
ンドを埋設し、かつ、同材質よりなる歯部を一定ピッチ
で設けたことを特徴とする合成樹脂製歯付ベルト。 ２、スチールバンドが０．０５〜２．０ｍｍの厚さであ
る特許請求の範囲第１項記載の合成樹脂製歯付ベルト。 ３、熱可塑性エラストマー、熱可塑性樹脂を溶融し、こ
れをスプルーよりランナーを通じて抗張体の巻付けられ
た内型と、外型との間に形成された製品空隙部内に射出
流入させ、該空隙部に充填し、硬化せしめて歯付ベルト
成形体を成形する合成樹脂製歯付ベルトの射出成形によ
る製造法において、前記抗張体として無端状スチールバ
ンドを用い、該無端状スチールバンドを内型外周に被嵌
した後、該内型を外型内に挿入し、しかる後、前記溶融
したエラストマー、樹脂を内型と外型との間に形成され
た製品空隙部内に射出流入させ、ベルト成形体に成形す
ることを特徴とする合成樹脂製歯付ベルトの製造法。 ４、スチールバンドが厚さ０．０５〜２．０ｍｍ厚の無
端状スチールバンドである特許請求の範囲第３項記載の
合成樹脂製歯付ベルトの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22723885A JPS6288842A (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 | 合成樹脂製歯付ベルトの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22723885A JPS6288842A (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 | 合成樹脂製歯付ベルトの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6288842A true JPS6288842A (ja) | 1987-04-23 |
| JPH0562252B2 JPH0562252B2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=16857676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22723885A Granted JPS6288842A (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 | 合成樹脂製歯付ベルトの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6288842A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2671841A1 (fr) * | 1991-01-21 | 1992-07-24 | Imphy Sa | Courroie pour mecanisme de transmission notamment d'un moteur a combustion interne. |
| JPH07504736A (ja) * | 1992-03-02 | 1995-05-25 | デイコ プロダクツ，インコーポレイテッド | 主として熱可塑性材料で形成された歯付きベルト構造体及びその製造方法 |
| WO2018221538A1 (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-06 | 三ツ星ベルト株式会社 | 歯付ベルト伝動装置 |
| JP2018204790A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 三ツ星ベルト株式会社 | 歯付ベルト伝動装置 |
-
1985
- 1985-10-12 JP JP22723885A patent/JPS6288842A/ja active Granted
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2671841A1 (fr) * | 1991-01-21 | 1992-07-24 | Imphy Sa | Courroie pour mecanisme de transmission notamment d'un moteur a combustion interne. |
| JPH07504736A (ja) * | 1992-03-02 | 1995-05-25 | デイコ プロダクツ，インコーポレイテッド | 主として熱可塑性材料で形成された歯付きベルト構造体及びその製造方法 |
| WO2018221538A1 (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-06 | 三ツ星ベルト株式会社 | 歯付ベルト伝動装置 |
| JP2018204790A (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 三ツ星ベルト株式会社 | 歯付ベルト伝動装置 |
| TWI671478B (zh) * | 2017-05-30 | 2019-09-11 | 日商三星皮帶股份有限公司 | 齒型皮帶傳動裝置 |
| CN110621907A (zh) * | 2017-05-30 | 2019-12-27 | 三之星机带株式会社 | 齿形带传动装置 |
| CN110621907B (zh) * | 2017-05-30 | 2021-10-22 | 三之星机带株式会社 | 齿形带传动装置 |
| US11473648B2 (en) | 2017-05-30 | 2022-10-18 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Toothed belt transmission device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0562252B2 (ja) | 1993-09-08 |
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