JPS6287690A

JPS6287690A - ロ−タリ圧縮機

Info

Publication number: JPS6287690A
Application number: JP22674985A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Iwata; 博岩田; Hirokatsu Kosokabe; 香曾我部　弘勝; Akio Sakazume; 坂爪　秋郎
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-10-14
Filing date: 1985-10-14
Publication date: 1987-04-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明はロータリ圧縮機に係り、特に回転時の回転アン
バランスモーメントにつり合わせるバランスウェイトに
関するものである。

〔発明の背景つローリングピストン形回転圧縮機では、一般にクランク
軸と一体となっているクランク部は回転中心から偏心し
ておシ、このクランク部にはローラがはめられている。

したがって、回転時には偏心しているクランク部とロー
ラによυアンバランスモーメントｆｉＫＩＥする。この
回転アンバランスモーメントにつり合わせるため、回転
軸に取り付けらＪするロータのト下にバランスウェイト
金設け、回転バランス金とる方法が一般的に用いらｈ−
ている（例えば実開昭５９−８６３９０）。上記バラン
スウェイトにより回転バランスはどることはできるが、
バランスウェイトには遠心力が働くため、高速回転にな
ると特にロータ上部のバランスウェイトは軸受部から離
れているため、その遠心力によりシャフトがたわみ、上
軸受上部で片滴りが起り軸受部の信頼性？そこなうと１
・）う問題がある。そこで、バランスウェイトラ軸受に
最も近い部分に取付けるため、クランク部アンバランス
部の両側に位置するようにロータの下端と軸下端とにバ
ランスウェイト全敗や付ける方法が知られている。（実
開昭５８−６５３８８、実開昭５８−６３５８９．実開
昭５８−６３３９０）。これらによシ回転軸のたわみは
解決されるが、一方、上記３者の公知例ともに軸下端の
バランスウェイトは圧縮機ケース内に溜められている潤
滑油中で回転することになるため、潤滑油が攪拌され、
油が発泡しやすくなり、油が吐出ガスと供シて冷凍サイ
クルへ流出し２、圧縮機ケース内の油面が低下し、叫滑
倣支障をきたす問題がある。さらにバランスウェイトが
潤滑油中で回転するため摩擦損失が増大するとｂう間Ｉ
ＪＵがある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、上記した回転軸下端に設けたバランス
ウェイトＫより、圧縮機ケース内の油滑油が攪拌される
の？防止することに、ちる。

〔発明の概要〕

上記目的？達成するために、回転軸下端に設けたバラン
スラー−イトが直接油を攪拌し２にくくするため、バラ
ンスウェイト【でカベ・〜金膜け、ｂＱ〔発明の実施例
〕本発明の実施例を第１図、第２図？用いて説明する。第
１図は実施例を示す圧縮機の縦断面図であシ、第２図は
他の実施例として第１図の軸下端部バランスウェイト近
傍のみを示した断面図である。

また第３図は第１図のＡ−Ａ断面であり、第４図は第６
図の他の実施例であ。。

図において、１はロータリ圧縮機Ｒのシリンダ、３はシ
リンダ１内を回転するローラ、４はローラ３に回転を与
えるクランクであり、クランク４は回転軸５と一体にな
っており１．駆動装置に係る圧縮機モータのロータ１３
によって駆動されるものである。９，１０けシリンダ１
の上端、下端にあって、前記回転軸５の軸受を兼ねた端
板に係る上端板、下端板である。２は、先端がローラに
肖接し、後方からげね６によって押され、ローラ３の回
転に従って往復運動し、シリンダ１内を圧縮室と吸込室
とに仕切るベーンである。１４は吐出弁、１５はリテー
ナであり、圧縮室内のガスがケース２７内の圧力より高
くなると吐出弁１４がたわみ。

ガスが吐出される。リテーナ１５はそのときの吐出弁１
４のストッパの役割を果す。１６は、下端板１０にはめ
られたサイレンサであう、吐出弁１４から吐出されたガ
スはこの中に放出される。２６は吐出ガス流路であう、
ガスはここを通りサイレンサ１６からケース２７内に放
出される。３１はケース２７の下部に溜められている油
の油面である。１７け回転軸下端て取付けられた給油ピ
ースであり、円心ポンプ作用により油を回転軸Ｆ端給油
穴１８に送る。１９は回転軸り部穴、２０−２１゜２２
はそれぞれ下軸受給油穴、ローラ内側給油穴、上軸受給
油穴である。また、２３けガス抜き穴である。したがっ
て給油ピース１７でポンプアップされた油は回転軸下部
給油穴１８を通り光れぞれの給油穴２０．２１．２２か
ら各部へ給油さｆｔ。

残った油及び回転軸下部給油穴１日で発生１−たガスは
ガス抜穴２６から回転軸外て放出される。

２８は上バランスウェイトでちりロータ１３の下端にク
ランク４の偏心方向と反対の方向に取り付けられている
。２９は下バランスウニ・ｆトであり、回転軸５の下端
にクランク４の偏心方向と反対の方向にその重心が位置
するように取り付Ｕらｔし℃いる。３０ンよサイ１／ン
ザ１６と一体で形成さｆｌ−１下バランスウェイト２９
ケ覆うように設けたバランスウェイトカバ一部で、あり
、３１は下バランスウェイト２９のドカバーである。３
２（ｄバランスウェイトカバ一部３０とＦカバ・〜５１
と（ｙ（囲まハた空間内の油全その外に押し出すだめの
油抜き穴である。

以上に述べた構成番でおいて、ロータ１３により回転軸
が駆動され、圧縮作用２行うとき、下バランスウェイト
２９はバランスウェイトカバ一部５０と下カバー３１に
囲まれた中で回転する。したがって、下バランスウェイ
ト２９が回転してもケース２７内に溜められてｂる油を
攪拌することはなく、油が吐出ガスと供に冷凍サイクル
へ流出しにぐくなシ、圧縮機ケ・−ス内の油面が低下に
より潤滑に支障をきたす間Ｍがなくなる。

さらに、始動当初バランスウェイトカバ一部３０と下カ
バー３１に囲まれた中に油がたまっていても、下バラン
スウニ・イト２９が回転し始め油温か」−っマ、くると
油中に溶解している冷媒が気化し、油抜き穴３２あるい
は給油ピース１７と下カバー３１との間のすきま３６で
・ら油が押し出され、下バランスウェイト２９は気体中
で回転するため、従来技術における油中で回転する場合
に比べ、摩擦損失が少な（へという効果がある。

第２図は他の実施例であり、第１図における下バランス
ウェイト部のみを示したものであり、全体的な圧縮機構
成は第１図と全く同じである。

第１図と異なる点は下端板１０６の軸受部下部に。

下端板１０６と一体となったバランスウェイトカバ一部
３０６を形成し、さらに、サイレンサ１６とで下バラン
スウェイト２９を覆う構造にしている点である。この場
合も第１図の場合と全く同様の理由で、下バランスウェ
イトが回転してもケース２７内に溜められている油を攪
拌することはなく、油が吐出ガスと供に冷凍サイクルへ
流出しＫ〈くな漫、圧縮機ケース内の油面が低下洗より
潤滑に支障をきたす問題がなくなる。また第１図の場合
と全く同様の理由で下バランスウェイト回転による摩擦
損失は従来の場合よシ低下する。

なお、第６図は第１図及び第２図の下バランスウェイト
２９のＡ−Ａ断面であシ、下バランスウェイトの図心が
回転中心に対して偏心させて設けた例である。さらに第
４図は下バランスウェイトの図心は回転中心に一致して
いてもバランスウェイトに比重の異なる部分５４を設け
、重心を回転軸に対して偏心させた場合の例である。

〔発明の効果〕

以上に述べたように、下バランスウェイトを囲む覆いを
設けること知よ、！７、下バランスウェイトが回転して
もケース内に溜められている油を攪拌することはなく、
油が吐出ガスと供に冷凍サイクルへ流出しにくくなり、
圧縮機ケース内の油面低下により潤ｆ＃に支障をきたす
問題がなくな〕、さらＫ、定常運転時には下バランスウ
ェイトは気体中で回転することになるため、回転による
摩擦損失が従来よ勺低下する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す圧縮機の縦断面図であり
、第２図は他の実施例を示す下部バランスウェイト近傍
の断面図、第３図は第１図及び第２図のＡ−Ａ断面図で
あり、第４図は第５図の他の実施例を示す断面図である
。１・・・シリンダ、２・・・ベーン、３・・・ローラ。４・・・２クランク、５へ・・回転軸、６・・・ばね。９・・・上端板、１０・・・下端板、１へ・・・ロータ
、１４・・・吐出弁２１５・・・リテーナ、１６・・・
サイレンサ、１７・・・給油ピース、１８・・・回転軸
下部給油穴。１９・・・回転軸上部穴、２０・・・下部軸受給穴、２
１・・・ローラ内側給油穴、２２・・・上部軸受給油穴
。２３・・・ガス抜穴、２６・・−吐出ガス流路、２７・
・・ケース、２８・・・上バランスウェイト、２９・・
・下バランスウニ（）、３０・・・バランスウェイトカ
バ一部、３１・・・下カバー、５２・・・油抜き穴、３
３・・・すきま、５４・・・比重の異なる部分５１図第２図第３図葉４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）モータと、このモータのロータと一体となり回転
する回転軸に回転軸と偏心してクランクが設けられ、ク
ランクにはローラがはめられ、シリンダ内を回転し、先
端が前記ローラに当接し、このローラの回転に追従し往
復運動し、前記シリンダ内を圧縮室と吸込室に仕切るベ
ーンを有し、前記シリンダの両端にあって、前記回転軸
の軸受を兼ねた端板を有し、圧縮要素を構成し、前記ク
ランクとローラの回転アンバランスと釣り合わせるバラ
ンスウェイトの一方を前記ロータの下端に設け、もう一
方のバランスウェイトを回転軸のロータが取付けられて
いる反対側の下端部に設け、前記圧縮要素とモータをケ
ース内に収納し、ケース下部に潤滑油を貯留したロータ
リ圧縮機において、前記回転軸下端に設けられたバラン
スウェイトがケース下部に貯留された油を攪拌しないよ
うにこのバランスウェイトを覆うカバーを設けたことを
特徴とするロータリ圧縮機。
（２）下バランスウェイトを覆うカバーの一部をサイレ
ンサと一体に形成したことを特徴とする前記第１項に記
載したロータリ圧縮機。
（３）下バランスウェイトを覆うカバーの一部を下端板
の軸受部と一体に形成したことを特徴とする前記第１項
に記載したロータリ圧縮機。