JPS6287529A - アルコ−ル類の製造法 - Google Patents

アルコ−ル類の製造法

Info

Publication number
JPS6287529A
JPS6287529A JP60228462A JP22846285A JPS6287529A JP S6287529 A JPS6287529 A JP S6287529A JP 60228462 A JP60228462 A JP 60228462A JP 22846285 A JP22846285 A JP 22846285A JP S6287529 A JPS6287529 A JP S6287529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ester
carboxylic acid
alcohol
zinc chloride
sodium borohydride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60228462A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0548210B2 (ja
Inventor
Mitsuo Mazaki
光夫 真崎
Hiromitsu Takeda
武田 裕光
Masatoshi Hayashi
正敏 林
Tomio Yamakawa
富雄 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemiphar Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemiphar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemiphar Co Ltd filed Critical Nippon Chemiphar Co Ltd
Priority to JP60228462A priority Critical patent/JPS6287529A/ja
Publication of JPS6287529A publication Critical patent/JPS6287529A/ja
Publication of JPH0548210B2 publication Critical patent/JPH0548210B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルコール特に1級アルコールの製造に関す
るものであり、より詳しくは脂肪族もしくは芳香族カル
ボン酸又はそのエステルを3級アミンの存在下、水素化
ホウ素ナトリウムと塩化亜鉛により還元することによっ
てアルコールを製造する方法に関するものである。
アルコールは久しく工業用化学薬品として知られており
、種々の製品の製造のために大量に使用されている。さ
らに中には医薬・農薬の重要な中間体も多数有り、製造
法は数多く報告されている。
カルボン酸エステルを水素化アルミニツムリチウムによ
り還元し、アルコールに導く方法は、古くから寅験室レ
ベルで知られた方法であるが危険性や高価格のため、工
業的に用いることはできない。そのため水素化アルミニ
ウムリチウムのかわりに廉価で危険性の少ない水素化ホ
9素す) +7ウムを用いる努力がなされてきた。 水
素化ホウ素ナトリフム単独でカルボン酸エステルを還元
することはできないため、低級アルコールを滴下し、還
元能力を増強する方法が報告されている。しかしながら
この方法は水素化ホウ素ナトリワムが大過剰必要であっ
たり、反応系が泡豆ち、大量で利用することは難しい。
また水素化ホウ素ナトリウムと各種金属塩との組み合わ
せでエステルを還元する方法も種々報告されている。 
たとえば、コロニッシュらは (J 、 Kol 1o
nitsch、  et  al。
Nature(Lonclon)  173.125(
1954)。
175.346(1955))  ハロゲン化リチウム
と水素化ホウ素ナトリウムの組み合わせによりエステル
を還元している。又、ブラウンらは(H,C。
Brou+n+  et  al、、J、Am、Che
m、Soe、、77゜6209(1955))各種の多
価金属ハライドのいる。しかしながら彼らは添加剤とし
て塩化亜鉛を用いた場合は水素化ホウ素ナトリフムでエ
ステルを還元することはできないと報告している。
本発明は従来不可能とされていた水素化ホウ素ナトリウ
ムと塩化亜鉛の組み合わせ::よるカルボン酸又はその
エステルの還元方法を工業的に可能とし、さらに先行技
術の問題、慨・特に工業的利用価値をたかぬるものであ
る。たと乏ば、先行技術で最も良いとされていた水素化
ホウ素ナトリウムと無水塩化アルミニウムの糾み合わせ
は溶媒として工業的に好ましくないジグライム(ンエチ
レングリフールジメチルエーテル)を用いている。又、
無水塩化アルミニツムは塩化亜鉛に比べて大量の取り扱
いが困難であ1〕、またルイス酸性が強く副反応を生じ
る場合もあり不安定なエステルの還元に適さない。
本発明の目的は、中性条件下で短い反応時間、簡便な処
理操作により高収率でアルコールを製造するための改良
された方法を提供することにある。
これは安価で工業的に利用価値の高いアルコールの製造
方法である。
ところで、水素化ホウ素ナトリウムと塩化亜鉛のみでは
カルボン酸又はそのエステルは低収率でしか還元されな
い。  しかしながら我々は鋭意研究を続けた結果驚く
べきことにこの条件に3級アミンを存在させると短時間
で、しかも高収率でアルフールが得られることを見出し
本発明を完成した。
本発明に用いられるカルボン酸又はそのエステルは、次
の一般式で表わされる。
○ ここでR1はアルキル、シクロアルキル、アリール又は
アラルキルであり、枝分かれしていてもよくまた不活性
な置換基(たとえばハロゲン原子、ヒドロキシ基、アル
コキシ基、アミ7基等)で置換されていてもよい。R2
はカルボン酸の場合は水素原子、カルボン酸エステルの
場合は枝分かれしていてもよいアルキル、又はアラルキ
ルがあげられる。また、R,とR2が結合してもよい。
上記のカルボン酸エステルの例としては、メチルベンゾ
エート、エチルベンゾエート、   メチル2−メチル
ベンゾエート、メチル 4−メトキシベンゾエート、エ
チルフ;ニルアセテート、メチル 2−7−ロモベンゾ
ニート、エチル 2−7゜ニルチオベンゾニート、ベン
ジ゛ルアセテート、エチルアセテート、メチル ヘキサ
/ニート、メチル シクロヘキサンカルボキシレート、
メチル ステアレートなどがあげられる。
一方、カルボン酸の例としては安息香酸、フェニルプロ
ピオン酸等があげられる、。
本発明て゛もちいる3級アミンは次の一般式で表わされ
る。
R1 N−R。
R1 ここでR1、R4およびR9は同−又は異なるアルキル
、アリールで、そのうち2つが共同して窒素原子と共に
環を形成してもよい。R1、R4およびR6は枝分かれ
してもよい。代表的な3級アミンとしては、トリメチル
アミン、トリエチルアミン。
二す         ニリ N、N−ジメチルア本ン、N、N−ノエチルア傘ン、N
−メチルビペリジ゛ン等があげられる。
本発明の目的化合物であるアルコールは上記一般式(I
)で表わされるカルボン酸又はそのエステルから本発明
方法によす製造されるアルコール、本発明の方法の実施
においては、温度の範囲→゛O″C〜150″Cか適当
であり、好ましくは50°C〜80℃である。反応時間
は10分〜24時間、好ましくは30分〜3時間が良い
。本反応で用いられる溶媒は、THE(テトラヒドロフ
ラン)、D M E(ジメトキシエタン)などエーテル
系溶媒が好ましく、その内テトラヒドロフランが最も好
ましい。
反応は原料であるカルボン酸又はそのエステルに対して
水素化ホウ素ナトリウム0.5〜4.0倍モル量、好ま
しくは1.0〜2.0倍モル量、塩化亜鉛0.25〜2
.0倍モル量、好ましくは0.5〜1.0倍モル量及び
3級アミン0.25〜2.0倍モル量好ましくは0.5
〜1.0倍モル量を用いて実施される。反応終了後希塩
酸、塩化アンモニウム溶液又はアンモニア水を加えて反
応を停止させ不溶物をろ別後溶媒を減圧留去してアルコ
ールを得ることがでbる。
実施例1゜ 安79.香酸メチル2.72E<20mmol)をテト
ラヒドロフラン15m1に溶解させ、水素化ホウ素ナト
リウムト52g< 40mmoり、塩化亜鉛2,72.
(20mmol)及びN、N−ジメチルアニリン1.2
1g(10mmo l )を加え、還流下2時開攪はん
した。反応混合物を冷却し飽和塩化アンモニウム溶液を
加乏過剰の還元剤を分解した。不溶物をろ別し、ろ液を
減圧留去後、蒸留によりベンノルアルコール1゜77g
(収率82%)を無色油状物として得た。
(bp:105−106℃720mmHa)実施例2゜ ステアリン酸メチル2.98g(10闘of)をテトラ
ヒドロフラン7.5mlに溶解させ、水素化ホウ素ナト
リウム0.76E(20mmol)、塩化亜鉛1゜36
 g(10mmol)及びN、N−シ゛メチルアニリン
1゜21 g(10mmol)を加え還流下2時間攪は
んした。
反応混合物を冷却し、水冷した6N−塩酸中に注いだ。
析出した固体をエーテルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後再結
晶により精製し1−オクタデカ/−ル2.65g(収率
99%)を無色結晶として得た。
(mp:60 61℃) □ 実施例3 安息香酸2 、44g(20amol)のテトラヒドロ
フラン15m1溶液中に水素化ホウ素ナトリウム1゜5
2g(40IIla+ol)、塩化亜鉛2.72g(2
0mfflol)及び、N、N−ジメチルアニリン4.
84g(40mmol)を加え、還流下2時間攪はんし
た。反応混合物を冷却し氷冷した6N−塩酸中に注ぎ、
クロロホルムで2回抽出した。クロロホルム層を飽和食
塩水で洗浄し無水硫酸す) +7ワムにて乾燥した。溶
媒を減圧留去し残さを蒸留して1.06g(49%)の
ベンジルアルコールを無色油状物として得た。(bp 
105−106°C/20闘h) 実施例4 実施例1及び2と同様に以下の化合物を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 3級アミンの存在下に脂肪族もしくは芳香族カルボン酸
    又はそのエステルを水素化ホウ素ナトリウムと塩化亜鉛
    により還元することを特徴とするアルコールの製造方法
JP60228462A 1985-10-14 1985-10-14 アルコ−ル類の製造法 Granted JPS6287529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60228462A JPS6287529A (ja) 1985-10-14 1985-10-14 アルコ−ル類の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60228462A JPS6287529A (ja) 1985-10-14 1985-10-14 アルコ−ル類の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6287529A true JPS6287529A (ja) 1987-04-22
JPH0548210B2 JPH0548210B2 (ja) 1993-07-20

Family

ID=16876861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60228462A Granted JPS6287529A (ja) 1985-10-14 1985-10-14 アルコ−ル類の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6287529A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153803A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Idemitsu Kosan Co Ltd 置換アダマンチルエタノールの製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5407922B2 (ja) * 2010-02-22 2014-02-05 大日本印刷株式会社 ホログラムラベル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153803A (ja) * 2005-12-05 2007-06-21 Idemitsu Kosan Co Ltd 置換アダマンチルエタノールの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0548210B2 (ja) 1993-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2010214305A1 (en) Method for producing phenylacetamide compound
JPS61254540A (ja) 立体障害性ヒドロキシフエニルカルボン酸エステルの製造方法
EP0074008B1 (en) Process for producing alpha-arylalkanoic acid esters
Mueller-Westerhoff et al. A simple synthesis of symmetrical α-diones from organometallic reagents and 1, 4-dimethyl-piperazine-2, 3-dione
JPS6287529A (ja) アルコ−ル類の製造法
US3759986A (en) Esters of 2,2-dimethyl-5-(aryloxy)-1-pentanols
US3943157A (en) Synthesis of codling moth attractant
CA2053093A1 (en) Process for the preparation of acylaminomethanephosphonic acids
EP2616433B1 (en) Process for preparing a cyclohexanecarbonitrile derivative
JP2976245B2 (ja) ヒドロキシフェニルプロピオン酸エステルの製造方法
US5451687A (en) Process for producing O,O'-diacyltartaric anhydride and process for producing O,O'-diacyltartaric acid
JP3285391B2 (ja) 2−フェノキシ安息香酸の製造法
US20040147750A1 (en) Process for preparation of a quinolinecarbaldehyde
JP2614812B2 (ja) セサモールの製造法
CA1115722A (en) Preparation of 2-aryl-propionic acids by direct coupling utilizing a mixed magnesium halide complex
JPH06157418A (ja) 還元的脱ハロゲン化法
JPH0366298B2 (ja)
JP3474009B2 (ja) チーグラーナッタ触媒の電子供与性化合物として有効なエステル化合物の製造方法
JPH0687784A (ja) クロトン酸及びクロトン酸誘導体の製造方法
JP2000143590A (ja) 3−オキソカルボン酸エステルの製造法
KR860000670B1 (ko) 1,3-디티올-2-일리덴-말론산에스테르유도체의제조방법
EP0163506B1 (en) Process for the preparation of a pyridil-propanoic acid
US4038316A (en) Preparation of acylhydroximyl halides
JP3972715B2 (ja) スルフィド誘導体の製法
JPH0216753B2 (ja)