JPS6287444A - 白色セメントの製造方法 - Google Patents
白色セメントの製造方法Info
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- JPS6287444A JPS6287444A JP22660485A JP22660485A JPS6287444A JP S6287444 A JPS6287444 A JP S6287444A JP 22660485 A JP22660485 A JP 22660485A JP 22660485 A JP22660485 A JP 22660485A JP S6287444 A JPS6287444 A JP S6287444A
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- Japan
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- clinker
- white cement
- cooling section
- gas
- water
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- 239000004568 cement Substances 0.000 title claims description 15
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 28
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- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 17
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 10
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 8
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 5
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 3
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- JTJMJGYZQZDUJJ-UHFFFAOYSA-N phencyclidine Chemical class C1CCCCN1C1(C=2C=CC=CC=2)CCCCC1 JTJMJGYZQZDUJJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
a、産業上の利用分野
本発明は白色セメントの製造方法の改良に関する。
b、従来の技術
従来、白色セメントの製造においては、ロータリキルン
から排出されたクリンカをクーラに導入し、散水するこ
とにより1200℃程度から一気に300℃以下に冷却
している。これは高温の白色セメントクリンカ中にFe
0O形で存在する鉄分をFe、03にすることなく F
e0O形のまま残るようにするためであり、それによっ
て白色セメントの着色化を防いでいる。
から排出されたクリンカをクーラに導入し、散水するこ
とにより1200℃程度から一気に300℃以下に冷却
している。これは高温の白色セメントクリンカ中にFe
0O形で存在する鉄分をFe、03にすることなく F
e0O形のまま残るようにするためであり、それによっ
て白色セメントの着色化を防いでいる。
C0発明が解決しようとする問題点
このように、白色セメントの製造においては、クリンカ
を散水冷却により1200℃程度から一気に300℃以
下に冷却する方法が採られているが、冷却によって生じ
た300℃以下の水蒸気およびガスは比較的低温のため
、これから効率良(熱回収し、再利用することができな
い。そのためクリンカの顕熱のほとんど全部を回収する
ことができず、熱量原単位は約1400kcal/kg
clinker と高かった。。
を散水冷却により1200℃程度から一気に300℃以
下に冷却する方法が採られているが、冷却によって生じ
た300℃以下の水蒸気およびガスは比較的低温のため
、これから効率良(熱回収し、再利用することができな
い。そのためクリンカの顕熱のほとんど全部を回収する
ことができず、熱量原単位は約1400kcal/kg
clinker と高かった。。
d0問題点を解決するための手段
本発明者らは白色度を損なうことなくクリンカの顕熱を
回収し、もって熱量原単位を低減せんとして研究した結
果、1200℃程度のクリンカを散水により一気に50
0〜600℃に冷却したのち、サスペンションプレヒー
タ排ガス等の不活性ガスを用いて更に300℃以下に冷
却すれば、上記目的を達成できるとの知見を得て、本発
明を完成するにいたった。
回収し、もって熱量原単位を低減せんとして研究した結
果、1200℃程度のクリンカを散水により一気に50
0〜600℃に冷却したのち、サスペンションプレヒー
タ排ガス等の不活性ガスを用いて更に300℃以下に冷
却すれば、上記目的を達成できるとの知見を得て、本発
明を完成するにいたった。
すなわち、本発明は、サスペンションプレヒータで予熱
された原料をロータリキルンで焼成したのち、クーラで
散水冷却する白色セメントの製造方法において、クーラ
を散水冷却部とガス冷却部とに分割し、散水冷却部にお
いてクリンカを500〜600℃になるまで散水冷却し
、ついで該クリンカをガス冷却部において不活性ガスと
接触させて冷却することを要旨とするものである。
された原料をロータリキルンで焼成したのち、クーラで
散水冷却する白色セメントの製造方法において、クーラ
を散水冷却部とガス冷却部とに分割し、散水冷却部にお
いてクリンカを500〜600℃になるまで散水冷却し
、ついで該クリンカをガス冷却部において不活性ガスと
接触させて冷却することを要旨とするものである。
次に本発明を図面を参照して説明する。
第1図において、投入されたセメント原料Mはサイクロ
ン1〜4を通過する間に予熱され、ついでロータリキル
ン5により焼成されてクリンカとなり、クーラの散水冷
却部6に導入される。散水冷却部6では散水器7により
クリンカは500〜600℃となるまで散水冷却される
。このとき発生した高温の蒸気はファン8によって散水
冷却部6の後部フード9より吸引されるが、途中でファ
ン10によりロータリキルン5に押込まれるバーナ燃焼
用空気と熱交換器11により熱交換したのち大気中に排
出される。
ン1〜4を通過する間に予熱され、ついでロータリキル
ン5により焼成されてクリンカとなり、クーラの散水冷
却部6に導入される。散水冷却部6では散水器7により
クリンカは500〜600℃となるまで散水冷却される
。このとき発生した高温の蒸気はファン8によって散水
冷却部6の後部フード9より吸引されるが、途中でファ
ン10によりロータリキルン5に押込まれるバーナ燃焼
用空気と熱交換器11により熱交換したのち大気中に排
出される。
一方、散水冷却部6で500〜600℃に冷却されたク
リンカは、後部フード9から流動冷却方式のガス冷却部
12に導入され、ファン13によりガス冷却部12に押
込まれるサスペンションプレヒータの排ガスによって3
00℃以下に冷却される。このときクリンカと熱交換し
て高温になったサスペンションプレヒータの排ガスはフ
ァン10によってロータリキルン5に押込まれるバーナ
燃焼用空気と熱交換器14により熱交換したのち、大気
中に排出されるかあるいは再びクーラのガス冷却部12
に戻される。
リンカは、後部フード9から流動冷却方式のガス冷却部
12に導入され、ファン13によりガス冷却部12に押
込まれるサスペンションプレヒータの排ガスによって3
00℃以下に冷却される。このときクリンカと熱交換し
て高温になったサスペンションプレヒータの排ガスはフ
ァン10によってロータリキルン5に押込まれるバーナ
燃焼用空気と熱交換器14により熱交換したのち、大気
中に排出されるかあるいは再びクーラのガス冷却部12
に戻される。
なお図中15はサスペンションプレヒータのファン、1
6はサスペンションプレヒータからの排ガス通路に設け
た熱交換器である。
6はサスペンションプレヒータからの排ガス通路に設け
た熱交換器である。
上記の散水冷却する場合、クリンカの温度が600℃以
上で散水を中止するとクリンカに色がつき、また、クリ
ンカの温度が500℃を大巾に下まわる温度まで散水す
ると、回収されるクリンカの顕熱が大巾に少なくなる。
上で散水を中止するとクリンカに色がつき、また、クリ
ンカの温度が500℃を大巾に下まわる温度まで散水す
ると、回収されるクリンカの顕熱が大巾に少なくなる。
したがって、500〜600℃になるよう散水冷却する
ことがのぞましい。
ことがのぞましい。
第2図は第1図の装置において、流動冷却方式のガス冷
却部12に代えてロータリ一方式のガス冷却部12を用
いたものであり、他の構成と作用は、第1図に示された
ものと同じである。
却部12に代えてロータリ一方式のガス冷却部12を用
いたものであり、他の構成と作用は、第1図に示された
ものと同じである。
第3図は、第1図の装置においてサスペンションプレヒ
ータとロータリキルンとの間に流動層仮焼炉17を設け
、流動冷却方式のガス冷却部12に隔壁18と仕切板1
9とによってガス冷却部12内に散水冷却部6を設けた
ものである。なお、20は熱交換器、21はファンであ
る。
ータとロータリキルンとの間に流動層仮焼炉17を設け
、流動冷却方式のガス冷却部12に隔壁18と仕切板1
9とによってガス冷却部12内に散水冷却部6を設けた
ものである。なお、20は熱交換器、21はファンであ
る。
この装置は、サスペンションプレヒータの排ガスをファ
ン13によって散水冷却部6に導くようにした点を除い
ては、その作用は、第1図の装置と実質的に変らない。
ン13によって散水冷却部6に導くようにした点を除い
ては、その作用は、第1図の装置と実質的に変らない。
e、 実施例
、第1図に示される装置を用い白色セメントクリンカを
焼成したところ、従来法による白色セメントと同程度の
白色度を有する白色セメントが得られ、しかも熱量原単
位は従来法に比べて200kcal/kg c’1in
ker も低かった。
焼成したところ、従来法による白色セメントと同程度の
白色度を有する白色セメントが得られ、しかも熱量原単
位は従来法に比べて200kcal/kg c’1in
ker も低かった。
f0発明の効果
白色度を損なうことなくクリンカの顕熱を回収できるの
で、熱量原単位を低減することができる。
で、熱量原単位を低減することができる。
第1図〜第3図は本発明に用いられる装置の実施例を示
す概略図である。 1.2,3.4・・・サイクロン、 5・・・ロータリキルン、 6・・・クーラ散水冷却部
、7・・・散水器、 8.15・・・排気用
ファン、12・・・クーラガス冷却部、11.14.1
6・・・熱交換器、10.13.21・・・送気用ファ
ン。
す概略図である。 1.2,3.4・・・サイクロン、 5・・・ロータリキルン、 6・・・クーラ散水冷却部
、7・・・散水器、 8.15・・・排気用
ファン、12・・・クーラガス冷却部、11.14.1
6・・・熱交換器、10.13.21・・・送気用ファ
ン。
Claims (3)
- (1)サスペンションプレヒータで予熱された原料をロ
ータリキルンで焼成したのち、クーラで散水冷却する白
色セメントの製造方法において、クーラを散水冷却部と
ガス冷却部とに分割し、散水冷却部においてクリンカを
500〜600℃になるまで散水冷却し、ついで、該ク
リンカをガス冷却部において不活性ガスと接触させるこ
とにより冷却することを特徴とする白色セメントの製造
方法。 - (2)不活性ガスがサスペンションプレヒータからの排
ガスである特許請求の範囲第(1)項記載の白色セメン
トの製造方法。 - (3)不活性ガスによりクリンカを約300℃まで冷却
する特許請求の範囲第(1)項記載の白色セメントの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60226604A JPH068195B2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 白色セメントの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60226604A JPH068195B2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 白色セメントの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6287444A true JPS6287444A (ja) | 1987-04-21 |
JPH068195B2 JPH068195B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=16847798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60226604A Expired - Lifetime JPH068195B2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | 白色セメントの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068195B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013507312A (ja) * | 2009-10-08 | 2013-03-04 | フィーヴ エフセーベー | 粒状固体材料の冷却方法、およびそのような連続焼成設備 |
JP2019507098A (ja) * | 2016-03-04 | 2019-03-14 | ソリディア テクノロジーズ インコーポレイテッドSolidia Technologies, Inc. | 白色炭酸化可能なケイ酸カルシウム系セメント並びにその製造方法及び使用 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016207720A1 (de) * | 2016-05-04 | 2017-11-09 | Thyssenkrupp Ag | Verfahren und Anlage zur Herstellung von Zement |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49107021A (ja) * | 1973-01-30 | 1974-10-11 | ||
JPS54161632A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-21 | Onoda Cement Co Ltd | Whilte cement clinker cooling system |
-
1985
- 1985-10-11 JP JP60226604A patent/JPH068195B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49107021A (ja) * | 1973-01-30 | 1974-10-11 | ||
JPS54161632A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-21 | Onoda Cement Co Ltd | Whilte cement clinker cooling system |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013507312A (ja) * | 2009-10-08 | 2013-03-04 | フィーヴ エフセーベー | 粒状固体材料の冷却方法、およびそのような連続焼成設備 |
US8850831B2 (en) | 2009-10-08 | 2014-10-07 | Fives Fcb | Method for cooling granular solid materials, and continuous curing facility as such |
JP2019507098A (ja) * | 2016-03-04 | 2019-03-14 | ソリディア テクノロジーズ インコーポレイテッドSolidia Technologies, Inc. | 白色炭酸化可能なケイ酸カルシウム系セメント並びにその製造方法及び使用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH068195B2 (ja) | 1994-02-02 |
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