JPS6286033A - クロロプレンゴム加硫組成物 - Google Patents
クロロプレンゴム加硫組成物Info
- Publication number
- JPS6286033A JPS6286033A JP22598785A JP22598785A JPS6286033A JP S6286033 A JPS6286033 A JP S6286033A JP 22598785 A JP22598785 A JP 22598785A JP 22598785 A JP22598785 A JP 22598785A JP S6286033 A JPS6286033 A JP S6286033A
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- JP
- Japan
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- vulcanization
- chloroprene rubber
- alkylthiuram
- present
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- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、クロロプレンゴム(以下、rcRJと略称す
る。)のシマレイミド加硫の加硫促進助剤としてアルキ
ルチウラムスルフィド化合物を用いて得られるクロロプ
レンゴム加硫組成物に関するものである。ただし、本発
明において、N。
る。)のシマレイミド加硫の加硫促進助剤としてアルキ
ルチウラムスルフィド化合物を用いて得られるクロロプ
レンゴム加硫組成物に関するものである。ただし、本発
明において、N。
N/ m−フェニレンジマレイミドのみによってゴム
を加硫すなわち架橋ならしめることを、便宜上“シマレ
イミド加硫″と呼称する。
を加硫すなわち架橋ならしめることを、便宜上“シマレ
イミド加硫″と呼称する。
(従来の技術)
ゴムの加硫温度は通常140〜160’Cであるが、近
年連続的加工を行ってゴム加工能率を向上する目的にて
、射出成形加硫(injec−tion cure)
などを行う傾向が強くあり、射出成形加硫をなせば加5
A温度が、高温例えば170〜250’C程度に達する
。本発明においては、このような通常よりも高い温度で
加硫を行うことを、便宜上゛高温加硫″と呼称する。
年連続的加工を行ってゴム加工能率を向上する目的にて
、射出成形加硫(injec−tion cure)
などを行う傾向が強くあり、射出成形加硫をなせば加5
A温度が、高温例えば170〜250’C程度に達する
。本発明においては、このような通常よりも高い温度で
加硫を行うことを、便宜上゛高温加硫″と呼称する。
然るに、高温加硫に通常の加硫系(7JO硫剤/加硫促
進剤系)を使用すれば、早期加硫を起こすため実施でき
ない。
進剤系)を使用すれば、早期加硫を起こすため実施でき
ない。
すなわち、従来CRの加硫系として(酸化亜鉛(加硫剤
)/チオウレア誘導体(加硫促進剤)系)が広く使用さ
れてきたが、これらは高温加硫ではスコーチ時間が短く
加工安定性が非常に劣る欠点をもっている。
)/チオウレア誘導体(加硫促進剤)系)が広く使用さ
れてきたが、これらは高温加硫ではスコーチ時間が短く
加工安定性が非常に劣る欠点をもっている。
ま /ご、 S、M、)−fIR3丁 Y a
nd D、C。
nd D、C。
N’ −m−pheny l ened ima l
e−imide)1969発行(カタログ〕に示されて
いる、N、N’ −m−フェニレンジマレイミドにジベ
ンゾチアジルジスルフィドを併用したCR高温加硫の場
合、スコーチ安定性(加工安定性)が充分でなく、加硫
速度が非常に遅い、すなわち加硫時間が長い欠点をもっ
ている。
e−imide)1969発行(カタログ〕に示されて
いる、N、N’ −m−フェニレンジマレイミドにジベ
ンゾチアジルジスルフィドを併用したCR高温加硫の場
合、スコーチ安定性(加工安定性)が充分でなく、加硫
速度が非常に遅い、すなわち加硫時間が長い欠点をもっ
ている。
また、公開特許公報 昭59−109541号には、C
RにN、N’ −m−フェニレンジマレイミドを使用す
ることにより、加工安定性を損なうことなく、耐熱老化
性等の加硫物物性を改善することが示されている。しか
し、N、N’ −m−フェニレンジマレイミド単独使用
では、加硫速度が充分に満足されるものではない。
RにN、N’ −m−フェニレンジマレイミドを使用す
ることにより、加工安定性を損なうことなく、耐熱老化
性等の加硫物物性を改善することが示されている。しか
し、N、N’ −m−フェニレンジマレイミド単独使用
では、加硫速度が充分に満足されるものではない。
従って、CRの高温加硫にdシいて加硫時間が短く、か
つ早期加硫を起こさない加工安定性が優れた加硫組成物
は未だ見いだされていない。
つ早期加硫を起こさない加工安定性が優れた加硫組成物
は未だ見いだされていない。
(発明が解決しようとする問題点)
CRに通常使用されている加硫剤、加硫促進剤等を用い
て、高温加硫に適合する加硫時間が短いこと、早期加硫
を起こさない加工安定性をもつことの2点を同時に解決
することは困難でおった。
て、高温加硫に適合する加硫時間が短いこと、早期加硫
を起こさない加工安定性をもつことの2点を同時に解決
することは困難でおった。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、このような状況を克服するため鋭意研究
した結果、アルキルチウラムスルフィド化合物がCRの
シマレイミド加硫の加硫促進助剤となることを見いだし
た。
した結果、アルキルチウラムスルフィド化合物がCRの
シマレイミド加硫の加硫促進助剤となることを見いだし
た。
本発明に係るアルキルチウラムスルフィド化合物は、単
独使用ではCRの加硫が起こらない。しかし、N、N’
−m−フェニレンジマレイミドを用い、本発明に係る
化合物を共存させると、通常の加硫温度140〜160
℃でも、N、N’ −m−フェニレンジマレイミドにジ
ベンゾチアジルジスルフィドを併用した場合よりも加硫
速度が速くなるが、特に高温加硫ではそれよりも一段と
速くなり、かつスコーチ安定性(加工安定性)に優れて
いることが認められる。
独使用ではCRの加硫が起こらない。しかし、N、N’
−m−フェニレンジマレイミドを用い、本発明に係る
化合物を共存させると、通常の加硫温度140〜160
℃でも、N、N’ −m−フェニレンジマレイミドにジ
ベンゾチアジルジスルフィドを併用した場合よりも加硫
速度が速くなるが、特に高温加硫ではそれよりも一段と
速くなり、かつスコーチ安定性(加工安定性)に優れて
いることが認められる。
従って、高温加硫に適合する加硫時間の短縮と、同時に
早期加硫を起こさない加工安定性をもち、先に述べた現
在の産業上障害となっている問題を解決することができ
、本発明を完成するに至った。
早期加硫を起こさない加工安定性をもち、先に述べた現
在の産業上障害となっている問題を解決することができ
、本発明を完成するに至った。
本発明に係る化合物は、通常ゴム用加硫促進剤として市
販されているものでおり、その代表的なものを挙げれば
次のとおりで必る。
販されているものでおり、その代表的なものを挙げれば
次のとおりで必る。
すなわち、テトラメチルチウラムモノスルフィド、テト
ラブチルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラム
ジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、ジ
ペンタメチレンチウラムテトラスルフィド、ジペンタメ
チレンチウラムへキサスルフィドなどがおるが、これら
に限定するものではない。
ラブチルチウラムジスルフィド、テトラブチルチウラム
ジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、ジ
ペンタメチレンチウラムテトラスルフィド、ジペンタメ
チレンチウラムへキサスルフィドなどがおるが、これら
に限定するものではない。
その添加量は、CR100重最部に対して本発明に係る
アルキルチウラムスルフィド化合物1種又は2種以上を
0.1〜2.0重品部配合すると、本発明の効果が認め
られ、中でも0.3〜1.0重量部用いると好結果が得
られる。添加ff10.1重旧部未満では加硫促進助剤
効果が充分でなく、また2、0重量部を越えると、加硫
組成物の物性(引張応力)への影響が大きくなりすぎて
好ましくない。
アルキルチウラムスルフィド化合物1種又は2種以上を
0.1〜2.0重品部配合すると、本発明の効果が認め
られ、中でも0.3〜1.0重量部用いると好結果が得
られる。添加ff10.1重旧部未満では加硫促進助剤
効果が充分でなく、また2、0重量部を越えると、加硫
組成物の物性(引張応力)への影響が大きくなりすぎて
好ましくない。
本発明に係る化合物とともに配合するN、N’−m−フ
ェニレンジマレイミドは、通常ゴム用加硫剤として市販
されているもので必る。
ェニレンジマレイミドは、通常ゴム用加硫剤として市販
されているもので必る。
本発明においては、上記アルキルチウラムスルフィド化
合物及びN、N’ −m−フェニレンジマレイミド以外
に必要に応じて、カーボンブラック等の補強剤、充てん
剤、軟化剤、老化防止剤等の通常ゴム工業に使用される
配合剤を適宜配合することができる。
合物及びN、N’ −m−フェニレンジマレイミド以外
に必要に応じて、カーボンブラック等の補強剤、充てん
剤、軟化剤、老化防止剤等の通常ゴム工業に使用される
配合剤を適宜配合することができる。
(発明の効果)
以上、詳述したように本発明のアルキルチウラムスルフ
ィド化合物を加硫促進助剤として用いると、CR高温加
硫時シマレイミド加硫の加硫速度を著しく促進すること
と同時に、早期加硫を起こざない加工安定性を兼ね備え
、CRの高温加硫を可能ならしめた。
ィド化合物を加硫促進助剤として用いると、CR高温加
硫時シマレイミド加硫の加硫速度を著しく促進すること
と同時に、早期加硫を起こざない加工安定性を兼ね備え
、CRの高温加硫を可能ならしめた。
以下、本発明の効果を実施例に説明するが、この発明の
範囲は実施例の記載の態様に限定されるものではない。
範囲は実施例の記載の態様に限定されるものではない。
実施例1
第1表記合表に基づき慣用のゴム加工方法に従って、本
発明に係る加硫組成物であるN、N’−m−フェニレン
ジマレイミドとテトラメチルチウラムジスルフィド(本
発明例A−C) 、若しくは〔比較例(1)〜(3)〕
をロール表面温度60〜70℃の練りロール機を用いて
混練りして未加硫組成物を作り、これらのものについて
JIS K6300−1974(未加硫ゴム物理試験
方法)に準拠してムーニースコーチ試験を行ない、更に
日本ゴム協会標準規格5RIS3102−1977 (
加硫試験機による加硫試験方法)に準拠してキュラスト
メータ加硫試験(日本合成ゴム株式会社 JSRキュラ
ストメータ■型、振幅±3°、振動数1100CI)>
による加硫速度を測定した。
発明に係る加硫組成物であるN、N’−m−フェニレン
ジマレイミドとテトラメチルチウラムジスルフィド(本
発明例A−C) 、若しくは〔比較例(1)〜(3)〕
をロール表面温度60〜70℃の練りロール機を用いて
混練りして未加硫組成物を作り、これらのものについて
JIS K6300−1974(未加硫ゴム物理試験
方法)に準拠してムーニースコーチ試験を行ない、更に
日本ゴム協会標準規格5RIS3102−1977 (
加硫試験機による加硫試験方法)に準拠してキュラスト
メータ加硫試験(日本合成ゴム株式会社 JSRキュラ
ストメータ■型、振幅±3°、振動数1100CI)>
による加硫速度を測定した。
それらの結果を、第2表ムーニースコーチ試験結果、及
び第3表キュラス1〜メータ試験結果に示す。
び第3表キュラス1〜メータ試験結果に示す。
実施例2
実施例1において作られた(本発明例A〜C)及び(比
較例(1)〜(3)〕の未加硫組成物を第4表引張試験
による物性値に示した所定の条件でプレス加硫せしめた
加硫組成物について、JIS K6301−1975
(加硫ゴム物理試験方法)に準拠して物性値を測定した
。
較例(1)〜(3)〕の未加硫組成物を第4表引張試験
による物性値に示した所定の条件でプレス加硫せしめた
加硫組成物について、JIS K6301−1975
(加硫ゴム物理試験方法)に準拠して物性値を測定した
。
その結果を第4表引張試験による物性値に示す。
実施例3
第5表記合表に基づいて、実施例1と同一方法で作られ
た〔本発明例D−H)及び(比較例(4)〜(5)〕の
未加硫組成物について、実施例1と同一方法でムーニー
スコーチ試験、及びキュラストメータ加硫試験を行った
。
た〔本発明例D−H)及び(比較例(4)〜(5)〕の
未加硫組成物について、実施例1と同一方法でムーニー
スコーチ試験、及びキュラストメータ加硫試験を行った
。
それらの結果を第6表ムーニースコーチ試験結果、及び
第7表キュラストメータ試験結果に示す。
第7表キュラストメータ試験結果に示す。
以上の実施例から明らかなように、本発明のアルキルチ
ウラムスルフィド化合物とN、N’ −m−フェニレン
ジマレイミドからなる加硫組成物は、CRの高温加硫に
有効な加硫速度を示し、かつ早期加硫を起こさない加工
安定性が認められる。
ウラムスルフィド化合物とN、N’ −m−フェニレン
ジマレイミドからなる加硫組成物は、CRの高温加硫に
有効な加硫速度を示し、かつ早期加硫を起こさない加工
安定性が認められる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ただし、式中、R_1及びR_2は炭素原子1〜6個の
アルキル基、又はR_1及びR_2で構成する環状アル
キル基、nは整数1〜6を示す。 で示されるアルキルチウラムスルフィド化合物1種、又
は2種以上をN,N′−m−フェニレンジマレイミドと
ともに配合して成るクロロプレンゴム加硫組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22598785A JPS6286033A (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 | クロロプレンゴム加硫組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22598785A JPS6286033A (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 | クロロプレンゴム加硫組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6286033A true JPS6286033A (ja) | 1987-04-20 |
Family
ID=16838017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22598785A Pending JPS6286033A (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 | クロロプレンゴム加硫組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6286033A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111153U (ja) * | 1991-03-14 | 1992-09-28 | 昭和電線電纜株式会社 | 平型可とう性ケーブル用接続装置 |
JP2009275124A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 硫黄変性クロロプレン重合体の製造方法 |
-
1985
- 1985-10-12 JP JP22598785A patent/JPS6286033A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04111153U (ja) * | 1991-03-14 | 1992-09-28 | 昭和電線電纜株式会社 | 平型可とう性ケーブル用接続装置 |
JP2009275124A (ja) * | 2008-05-15 | 2009-11-26 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 硫黄変性クロロプレン重合体の製造方法 |
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