JPS6284516A - 位置合わせ方法 - Google Patents

位置合わせ方法

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JPS6284516A
JPS6284516A JP60224163A JP22416385A JPS6284516A JP S6284516 A JPS6284516 A JP S6284516A JP 60224163 A JP60224163 A JP 60224163A JP 22416385 A JP22416385 A JP 22416385A JP S6284516 A JPS6284516 A JP S6284516A
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Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
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Nippon Kogaku KK
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、半導体素子製造用のステップ・アンド・リピ
ート方式の露光装置、又はステップ・アンド・リピート
方式で順次検査を行なう装置、又は半導体ウェハ上の素
子の一部にレーザ光を照射して欠陥素子のりペアを行な
う装置等に好適な位置合わせ方法に関し、特に多数枚の
被処理基板を連続して処理する場合の位置合わせ方法に
関する。
(発明の背景) 近年、半導体素子の集積度は飛躍的に高まり。
IMビ、トや4Mビットのメモリの開発が進められてい
る。このような超LSIを製造する露光装置として、ス
テップ・アンド・リピート方式の縮小投影型露光装置(
以下ステッパーと呼ぶ)はなくてはならないものである
。この種のステ、パーにおいては、感光基板としてのつ
、ハ上の局所領域毎にレチクル(マスクと同義)上の回
路パターンの投影像を位置合せして露光を行なう。この
位置合わせを高精度に行なう方法として1位置合わせの
たびに、ウェハ上の露光すべき局所領域(所定のパター
ンが形成されたショット領Jtc)に付随したマークと
、レチクル上のマークとを同時に観察しつつ、投影像と
ショット領域との重ね合わせ状態を最良にする方法(所
謂ダイ・パイ・ダイアライメント)や、レチクル上のマ
ークの投彩点から一定距離だけ離れた位置に検出中心を
有するマーク検出系によってウェハ上のマ〜りを検出し
その検出位置から一定距離分だけウェハな送り込むこと
によって投影像とショット領域との重ね合わせを行なう
方法(所謂サイト・パイ・サイトアライメント)等が知
られている。
このようにウェハ上の各局所領域毎にダイ・パイ・ダイ
アライメント、又はサイト・パイ・サイトアライメント
を実施すると、各露光ショットの位置合わせ精度は高く
なるものの、1枚のウェハの処理時間が長くなるといっ
た欠点、あるいは各ショット領域に付随して形成された
マークが何らかの原因で変形してしまった場合、そのシ
ロットの露光が重ね合わせ不良となるといった欠点があ
った。
また、処理時間の短い位置合わせ方法として。
ウェハ全体のレチクルに対する位置合わせな露光の前に
一度だけ行ない、後はウェハ上のショット配列の設計値
に従ってステップ・アンド・リピート方式で機械的に位
置決めする。所謂グローバル・アライメント方法も知ら
れている。
グローバル・アライメント方法においては、ウェハ上の
2〜3個程度の代表的なショット領域のみについて、ダ
イ・パイ・ダイアライメント、又はサイト・パイ・サイ
トアライメントを行ない。
そのときの合わせ誤差に基づいてウェハ上のショット配
列をより精密に認識することが行なわれていた。この場
合、代表的なショット領域での合わせ誤差は、単純な加
算平均により、ウェハステージのX方向とy方向との2
方向についてのみの誤差量(オフ七、ト)として認識さ
れていたに過ぎず、ウェハ自体の伸縮(スケーリング)
、ウェハのステージ上での回転誤差(ローテーション)
ウェハ上のショット配列の直交度等の彰響による誤差を
考慮したものではなかった。このためあらゆるウェハに
対して必らずしも満足な位置合わせな行なうことができ
なかった。そこで本願出願人は、先に出願した特願昭5
9−167020号において、ウェハ上の複数のショッ
ト領域でサイト・パイ・サイトアライメント(又はダイ
・パイ・ダイアライメント〕を行ない、その位置合わせ
誤差の実測値に基づいて、ウェハの線形伸縮量1回転量
、オフセット量及びショット配列の直交度を求め、これ
ら4つの誤差分をパラメータとした写像関係式、すなわ
ちショット配列の規則性を決定し。
その関係式に基づいてウェハ上のショット位置を算出し
て、ステップ禰アンド・リピート方式でウェハステージ
を位置決めする方法を提案している。
このアライメント方式はウェハのグローバルアライメン
トに他ならないが、従来の方式よりもショット配列の規
則性を特定する能力が高いので、以11本方式ヲ工ンハ
ンスメント・グローバルアライメント(E、G、入)と
呼ぶことにする。E、G、A方式では先の4つのパラメ
ータを精度よく求めることが必要とされ、このため1枚
のウェハ上でなルヘ<多くノシ、ット領域についてサイ
ト・パイ・サイトアライメント(以後S/Sアライメン
トとする)、又はダイ−パイ・ダイアライメント(以後
D/Dアライメントとする)を行ない、ショット位置の
実測値を多数得ることが必要であった。通常ステッパー
においては多数枚のウェハを連続して露光処理するため
、E、G、A方式によって1枚毎のアライメント精度を
上げようとすると、そのウェハ内の複数のショット領域
毎のアライメント回数が増え、この結果スループ、トが
制限されてしまうといった問題が生じた。尚、E、G、
A方式を用いて、検査装置やりベア装置等にウェハをア
ライメントする場合も全く同様の問題が生じることは言
うまでもない。
(発明の目的) そこで本発明は上記問題点を解決し、複数枚の基板(ウ
ェハ〕を連続して位置合わせ処理する際、各基板内のパ
ターン(ショット領域)毎に高い位置合わせ精度を保ち
つつ、スループットを高めた位置合わせ方法、特に改良
されたウェハのグローバルアライメント方法を提供する
ことを目的とする。
(発明の概要) 本発明は、設計上の配列座標(αβ)に従って規則的に
複数のパターン(アライメント用のマークも含む)が形
成されたN(ただしN〉1)枚の基板(ウェハW〕の夫
々について、パターンの各々を所定の基準位@(レチク
ルやマスクの転写像位置、検査装置の検査位置、又はリ
ペア製型のレーザ加工点)に順次位置合わせする方法に
おいて。
パターンの位置の設計値(xt、y+ )と実測値(X
Xi 、YYi )とに基づいて、前記パターンの基板
上での配列の規則性(ショット配列の設計値に対する写
像関係)を各基板毎に決定する際、N枚の基板のうち、
処理が開始されてからm(ただしm (N )枚目まで
の各基板については、規則性を決定するための複数のパ
ラメータ(E、G、A方式におけるスケーリング、直交
度、ローテーシ。
ン、及びシフト)の全てを各基板毎の実測値(複数のシ
ョット位置でのサンプルアライメント値)に基づいて算
出し、(m+1)枚目以降の各1板については、複数の
パラメータのうち基板毎に値が変化し得るパラメータ(
B、G、A方式においてはローテーシ、とシフト)のみ
を各基板毎の実測値(複数のショット位置でのサンプル
アライメント値、又はグローバルアライメント値〕に基
づいて算出するとともに、他のパラメータ(E、G、A
方式においてはスケーリングと直交度)については1枚
目からm枚目までの基板においてすでに算出されたパラ
メータを適用するようにし、算出された複数のパラメー
タに基づいて配列の規則性(位置合わせずべきショット
位置と設計値との写像関係式〕を決定することにより、
1枚目からN枚目までの各基板について順次位置合わせ
な行なうことを技術的要点としている。
(実施例) 第1図は本発明をステッパーに適用した場合の処理工程
を示すフローチャート図であり、第2図は、その処理工
程を実施するためのステッパーの概略的な構成を示す菌
、第3図は第2図のステッパーによって処理されるウェ
ハ上のパターンCショット領vC)配置を示す平面図で
ある。第2図に示したステッパーの構成は詳しくは特開
昭60−130742号公報に開示されているので、こ
こでは簡単に説明する。所定のパターン領域(アライメ
ント用のマークも含む)PSが形成されたレチクルRは
投影レンズlの光軸AXに対して正確に位l決めされて
いるものとする。パターンPSの投影像は、 xy方向
に2次元移動するステージ2上に載置されたウェハWに
転写される。t、はパターン領域PSの穀外縁を通る主
光線を表わす。
本実施例では投影レンズlの物体(レチクルR〕側は非
テレ七ノドリック系であるものとする。さてステージ2
はモータ3によって駆動され、その2次元的な位置(座
標値)はレーザ光波干渉計4によって計測される。セし
てウェハW上に予め形成されたアライメント用のマーク
(特に回折格子マーク)を検出するために、 He−N
e等のようにウェハ上のフォトレジストを感光させにく
いレーザ光を出力するレーザ光源5.ハーフミラ−6゜
ミラー7.8が設けられ、レーザ光源5からのレーザ光
は投影レンズ1を介してウェハW上にスポット光SPと
して結像される。このスポット光SFはウェハW上でパ
ターン領域PAの投影像の外側で、光軸■から一定距離
に位置するように配置される。スポット光SPがマーク
を照射すると回折光、散乱光、及び正反射光が生じ、こ
れらの光は投影レンズlを通り、再びミラー8.7及び
ハーフミラ−6を介して空間フィルター9に至る。
空間フィルター9は投影レンズ1の入射瞳と共役に配置
され、0次光(正反射光〕をカットして回折光(又は散
乱光)を光電検出1410に導びくように形成されてい
る。セしてウェハW上のマークの位置検出は、スポット
光SPが投影レンズ1の投影視野内で固定しているため
、ステージ2の移動位置を検出する干渉計4からの座標
値と、光電検出器10からの光電信号を入力する主制御
回路11によって実行される。この主制御回路11は。
さらにモータ3の駆動を制御するとともに。
B、G、A(エンハンスメント・グローバル・アライメ
ント)方式によるステップ・アンド・リピートの露光動
作や、ウェハW上のシ、、ト領域の配列の規則性の決定
動作(E、G、A方式の主要演算動作)を行なう。もち
ろんショット配列の設計値も予め記憶している。
尚、レーザ光源5.ハーフミラ−6、ミラー7.8.空
間フィルター9及び光電検出器10から成るアライメン
ト系を以後レーザ・ステップ・アライメント系(LEA
系)と呼ぶことにする。このLEA系の検出中心はスポ
ット光spの中心とする。゛また第2図に示したLEA
系は例えばウェハWのy方向の位置のみを検出するため
のもので。
実際にはX方向の位置を検出するためのLEA 系も同
様に配置される。第2図ではy方向検出用のLEA系の
第1ミラー8に対応したX方向検出用のL8に系の第1
ミラー8′のみを示しである。
さて、ステージ2上に載置されるウェハW上には、第3
図に示すように複数の矩形のパターン領域CPが配列座
標系αβに沿ってマトリックス状に形成されている。各
パターン領域CPの夫々は。
レチクルRのパターン領域PAの投影像と重−なり合う
ように定められ、各パターン領域CPにはX方向のアラ
イメント用のマークSXと、y方向のアライメント用の
マークSYとが付随して形成されている。ここで配列座
標系αβの原点を、ウェハW上の中央付近に位置するパ
ターン領域CPoの中心点と一致するように定めるもの
とすると、パターン領域CPoに付随したマーク8Yo
はβ軸上に位置し、マークSXoはα軸上に位置するよ
うに形成されている。他のノーターン領域CP K 付
随したマークsy、sxについても同様の規則で形成さ
れている。配列座標系αβにおける各パターン領域cp
の設計上の座標値(又はX方向とy方向のステッピング
・ピッチ〕は、第2図中の主制御回路ll内に予め記憶
されている。
第4図はLEA系によってパターン領域CPの位置を検
出(S/8アライメント)する場合のスポット光spと
ウェハWとの配置関係を示す平面図である。直交座標系
xyのxf!Ill、y軸はステージ2の移動方向(又
は干渉計4による座標測定方向)を表わし、ここでは座
標系xyの原点を投影レンズ1の投影視野IPの中心(
光軸AX)と一致するように定めである。X方向のアラ
イメント用のLSA系(以下Y−ISA系とする)によ
るスボ。
ト光spyはX軸上に細長く伸びた帯状に形成され。
X方向のアライメント用のLSA系(以下X−LSA糸
とする)によるスポット光8Pxはy軸上に細長く伸び
た帯状に形成される。
第4図中、破線で示した矩形領域は、レチクルRのパタ
ーン領域PAの投影像PA/であり、投影像PA’の中
心(ショット中心)は座標系xyの原点に一致している
ものとする。ウェハW上のパターン領域CPに付随した
マークsy、sxは回折格子状のパターンである。そこ
でマークSYがX方向にスポット光8Pyを横切るよ5
にウェハW(ステージ2)を移動させて、マーク8Yか
ら発生した回折光のX方向の位置YYiを干渉計4から
読み取り、さらにマーク8XtJXx方向にスポット光
SPxを横切るようにウェハW(ステージ2)を移動さ
せて、マークSXから発生した回折光のX方向の位置X
Xiを干渉計4から読み取ることによって、パターン領
域CPの位置の実測値(XXi、YYi)が得られる。
従って干渉計4の読み値が実測値(XXi 、YYi 
)と一致するようにステージ2を位置決めすることによ
って、パターン領域cpの中心CCと投影傍PA/の中
心(原点)とが正確に一致することになり、パターン領
域CPと投影像PA/とは精密に重ね合わされることに
なる。□尚1本実施例においてはLSA系によって1つ
のパターン領域cP毎にS/Sアライメントを行なって
露光するのではなく、あくまでもE、G、A方式を前提
とするため、マークSX、SYの位置の実測値を求める
までの動作、所謂サンプルアライメントが実行されれば
よい。
次に本発明の実施例によるアライメントシーケンスを説
明するが、その前にg、G、A方式の原理について説明
する。詳細については特願昭59−167020号に記
載されているので、ここでは簡単に説明する。一枚のウ
ェハ上でのショット(パターン領域CP)の配列の規則
性については、平面上での線形な歪みを想定し、以下の
6つの変数要素を導入する。
rx・・・・・・ウェハのX方向の線形伸縮量(スケー
リングX) [y・・・・・・ウェハのX方向の線形伸縮量(スケー
リングy) θ ・・・・・・配列座標系αβの回転量(ローテーシ
璽ン) ω ・・・・・・座標系αβの傾き量(直交度)Ox・
・・・・・ウェハのX方向の平行移動量(シフトX) Oy・・・・・・ウェハのX方向の平行移動量(シフト
y) 以上のような変数を想定すると、設計座標値(Xi、y
l)に位置するシ璽ットは次の(1〕式により、座標値
(Xi、Yl )に写像される。
よって6つの変数が求まれば、各ショットの設計位置(
xi、yl )に対する実際のショット位置(Xi、Y
i )を−意に定めることができる。
ここでローテーシ、ンθ、直交度ωが微小量であるもの
とし、以下のような6つの変数A、B。
C,D、E、Fにまとめると、(1)式は(2)式のよ
うに書きあらためうれる。
1=rz*C□@θ中r! B =−rx(co*atanoa −1−sinθ)
中−rx(ω十〇)C=ry−sinθ中ry−θ D=ry(−sinθtanω+ cosθ)中r。
g=Qz P = 07 (2)式において未知数はA、B、C,D、E、Fの6
つあるため1式が6個、すなわち最低3シヨツト(1シ
ヨツ)KつきX方向とy方向の2ケ所)の位置について
サンプルアライメントを行なえば。
(2)式の解は一章に定まる。
しかし実際のウェハ上でのモデルはe it m (x
 t 。
yt)、実測値(XXi 、YYi )に対し残差項(
axt 。
ayi )が存在し、次の(3)式のような写像関係が
成り立つ。
するようにA、B、C,D、E、Fを決定してやればよ
い。
ここで最小二乗法を用いるものとして、(3)式におけ
るX成分は(4)式のようになる。
XXI=A−別+8・戸+E +gxi  ・・・・・
・(4)サンプルアライメントを行なうショツト数なk
とすると、二乗和ΣgXi  は(5)式のように表わ
される。
この(5)式を最小とするA、B、Eを求めるために、
(5)式を未知数A、B、Eでそれぞれ偏微分し、各偏
微分式を零とおく。こうして得られた3つの式を行列の
形に書き亘丁ど、(6)式のように表わされる。
(3)式におけるy成分についても同様に(7)式のよ
うに膏き表わされる。
すなわち、1シヨツトのサンプルアライメントが終了す
るたびに、XXi  、ΣyI、Σ旧 、ΣyI2、 
Σx+−y+ XXX1−xt  、 XXX1−yt
  、 X)αi  。
Σyyi−x+  、ΣYYi−y+  、ΣYYi等
の各々を加算してゆき、kショ、ト目のサンプルアライ
メントが終了したところで(6)式と(7)式を解けば
、未知数、へ、B、C,D、E、Fの全てが求まる。A
、B、C,D、E、Fが求まれば、以下の関係に基づい
て、6つの変数” + y7 *θ、ω、 Ox 、 
Oyが求まる。
rz=A r、=D θ  = − 迅=E iア=F 尚、(6)式、(力式が解けるためには1次の行列式り
が零とならないことが必要である。
以上のようにして、スケーリング、ローテーション、直
交度、及びシフトの4つの誤差パラメータが求まる。も
ちろんこの4つの誤差パラメータを求める一つ前の段階
で、未知数A、B、C,D、B、Fが決定されるから、
実際のステップ・アンド・リピート露光時には、これら
未知数を(2)式に代入し、設計値(xt、yt)に対
するショット位置(Xi、Yi)を算出し、このショッ
ト位置(Xi Yl )にステージ2が位置決めされる
ようにステッピングを行なっては露光することを繰り返
せばよい。
ところで、誤差パラメータ(又は未知数A−P)を精度
よく求めるためには、なるべく多くのショツト数につい
てサンプルアライメントを行なう必要がある。実験的な
数値として、一枚のウェノ1上のサンプルアライメント
のショツト数は10前後がよいことがわかった。しかし
ながら多数枚のウェハに連続して露光処理を行なうこと
を考えると。
スループットの点で必らずしも最良の数とは言えないこ
とがわかってきた。
ここで実際のウェハプロセスを考えてみると。
通常ウェハは25枚程度のロット単位で同一工程をへて
くるため、同一ロット内のウェハ同志では受ける影響が
極めて類似している。もちろんロットが異なっても、そ
れが連続して処理されたものであれば、ロット間のウェ
ハ同志のバラつきは極めて小さい。このため4つの誤差
パラメータのうち、スケーリング量と直交度については
、連続処理を行なうウェハ間においてほぼ同一量とみな
させる。また位置合わせ系の誤差パラメータもドリフト
を無視すれば一定である。ところが、ウェハは1枚ずつ
ステージ上に載置され、ステージのX方向の定りと、ウ
ェハ上のショット配列のβ軸とが平行になるように、ウ
ェハアライメント顕微鏡を用いてステージ上のθテーブ
ルを回転させて調整(θアライメント)した後、ステー
ジとθテーブルとを真空吸着などによって固定している
。このためウェハ上の原点と1位置合わせ系(ウェハア
ライメント顕微鍾、又はLEA系)の基準点とは、ウェ
ハがステージに固定されるたびにわずかではあるが相対
的にズレを生じるので、誤差パラメータのシフト量はウ
ェハ毎に変化する要素である。
また、θアライメントにおいても、ウェハ毎に誤差量が
異なる可能性があるので、ローテーション量もウェハ毎
に変化する要素である。そこで本発明の実施例では、連
続して処理する複数枚のウェハのすべてについて、シフ
ト量とローテーション量を測定(算出)する工程APと
、処理開始から数枚については、さらにスケーリング量
と直交度も測定(算出)する工程BPとに分け、工程B
Pを行なわないウェハについては、工程BPを行なった
ウェハについてのスケーリング量と直交度の測定結果を
利用して処理を行なうようにする。
実施例として次のように条件を設定する。
工程APを実施するウェハ数(全ウェハ数)・・・・・
・N枚 工程BPを実施するウェハ数 ・・・・・・m (rr
y4N)枚工程APを実施するためのシヨ ッ ト数                ・・・・・
・a個/枚工程BPを実施するためのショ ット数                ・・・・・・
b個/枚工程APを実施するためのシー 、ト番号         ・・・・・・A1〜Aa工
iBPを実施するためのショ ト書号              ・・・・・・81
〜Bb以下、第1図のフローチオート図、及び第5FA
のチャート図に基づいて、全体的な動作を説明する。こ
こで説明を簡単にするため、ショットlaを3.ショッ
トibを7とし、ショット番号A+。
A2.A3.8+ 、82 、Ba 、B4 、Be 
、88 、Byとし、At−4a 。
81〜81で予め指定されたショットのウェ/NW上で
の位置は、−例として第6図のように定められているも
のとする。ショット人1〜A3はウエノ′SWの中心に
対してほぼ等方的Ktiれた3ケ所に定められ、ショッ
ト81〜B7のうちショットB4はウェハWの中心付近
に位置し、ショットB+ 、82 。
as 、Ba 、Ba 、ByはショットB4からほぼ
等方的に離れた6ケ所に定められている。そしてこ−こ
ではショットA1〜Aa、B+〜B1に重液がないもの
とする。以下、第1図のステップ100〜115を11
[に説明する。
まず連続して処理すべきN枚のウェハの一枚を。
不図示の粗アライメント装置によってオリエンテーショ
ンフラット(OF)、又はノツチをJlに機械的にプリ
アライメントを行なう。そして、そのプリアライメント
精度な深ったまま、ステッパーのステージ2上にローデ
ィングし、ウェハホルダ上に載置して真空吸着する。
次にウェハ上の離れた3ケ所の所定位置に形成y方向の
アライメント(装置に対するウェハノ位置規定)を行な
うとともに、#述のθアライメントを行ない、従来通り
のグローバルアライメントを完了する。
この段階で、ウェハ上のシ、ッ、ト配列座標系αβと、
ステージ2の移動座標系xyとの両原点の対応1寸けが
例えば1μm以下の精度で取られることになる。
ステップ102 次に工程APとして、シ、ットA言〜Aa (3w3)
の各々に付随したマーク8X 、 8Yの位置を。
X−L8人系、Y −LS絣を用い、ステージ2を走ら
せて検出する。これによってシ、ッ)A+、Ag。
Asについてのサンプル・アライメントが終了する。こ
こで先の(6)式、(7)式に着目すると。
ショッ)A1. A2 、 Asのウェハ上での位置が
予め定められているものとすれば、(6〕式、(7)式
の左辺のΣXI  、ΣY’  +ΣXl”yl 、Σ
xi 。
ΣyI、の6値は設計値から予め演算して求めておくこ
とができる。
従りてシ、ットA1〜入3のサンプルアライメントを行
なうたびに、(6) 、 (7)式の右辺の℃0−xs
  、XX1−yt  、XX1−、YYi−xs  
、YYt−yl  。
YYiの6値を求め、夫女を加算していけばよい。
ステップ103 ここで(6)式、(7)式を解いて、6つの未知数人〜
Fの夫々を求め、処理中のウェハにおけるローテーショ
ンRjとシフトZjを求める。ここでサフィックスJは
ウェハの処理枚数を表わす。ローテーシ、 ンRJはC
/Dであり、シフト3jは(Tax、τy ) ”’ 
(” * F)である。
次にそのウェハが工程BPを必要とするか否かを判断す
る。すなわち、現在処理しているウェハが予め定めた処
理枚数mよりも小さいか否かを判断し1mよりも小さい
ときは1次のステ、1105に進んで工程BPを実施し
、j)mのときは先のステップ107に進む。
ステップ105 次に工程BPとして、ショットB1〜13y(b=7)
の各々に付随したマークsx、syの位置を、LaA系
を用いてステージ2を走らせて検出する。この動作はス
テップ102と基本的には何ら変わるところはない。
次にショッ)B+−Byの各実測値に基づいて。
ステップ103と同様に(6) 、 (7)式を用いて
未知数A〜Fを算出し、4つのパラメータの全て。
すなわちローテーション風j’ (C/D ) 、シフ
ト71j/(E、F)、xグーリング3j’ ((rx
、ry)=(A 。
D)〕、及び直交度Φj’ (−B/A−C/D )を
求める。
ステップ107 次にウェハの処理枚数がm枚になったか否かを判断し、
j=mのときのみ、ステップ108を実行し、それ以外
のときはステップ109に進む口さて、処理枚数がm枚
になったときは、ステッパーの主制御回路11内に、第
5図に示したようK1枚目からm枚目までの各ウェハ毎
の工程AP及びBPによるパラメータが記憶されている
。そこで工程OPによって求めたm枚目までのスケーリ
ングと直交度の両値を、ffj+1枚目以降の処理に適
用するために、1枚目からm枚目までの各パラメータ値
を平均した平均パラメータ、すなわちローテーションR
,シフト2.スケーリングS。
及び直交度0を、以下の(9) + (10) 、 (
11) j(12)式に基づいて算出する。
次にウェハの処理枚数jがj>mか否かを判断し、j>
mのときはステップ111へ、15mのときはステ、プ
110に進む。
ステップ110 1枚目からm枚目までのウェハについては、工程BPを
実施しているので、第5図に示すように実際の露光の際
のショット位置の算出に用いるパラメータとしてRjl
 、 ffj/ 、 8j/ 、Φj′を用いる。
m+1枚目からN枚目までのウェハついては。
ステ、プ104によって工程BP(ステ、プ105.1
06)が省略されるため、第5図にも示すようにパラメ
ータとして月+R,1J−)Z、8.0を用いる。ここ
でm+1枚目以降について、ローテーションとシフトに
おいても1m枚目までの値R92を加味するようにしで
ある。これは工程BPのようにサンプルアライメントの
ショット数の多い測定により決定されたパラメータ組’
、WjQicよるウェイトを持たせて精度を高めるため
である。
ステ、プ112 露光用の4つのパラメータが決定されたら、先の(1)
式、又は(2)式に代入し、ウェハ上の各ショットの座
標位置(Xi、Yi)を設計値(xs。
yI)に基づいて算出し、シヨ、トアドレスマ。
プな作成する。
ステ、プ113 こうして算出されたシ、、トアドレスマ、プに従って、
ウェハを順次位置決めしては露光することを繰り返し、
一枚のウェハに対してステップ・アンド・リピート方式
の露光を実施する。
ステップ114 一枚のウェハの露光処理が終了したところで。
そのウェハがN枚目か否かを判断し、N枚目であれば全
ての露光処理が終了したことになり、N枚目でないとき
は、ステ、プ115に進む。
ステップ115 ここでウェハをステージ2上からアンロード(搬出)し
、処理枚数の変数jをインクリメント(+1)L、再び
ステ、プ100から同様の動作が繰り返し実行される。
以上本実施例において、第1図に示した各ステ、プでは
工程APとBPを明確に分けて説明したが、1枚目から
m枚目までのウェハについては予め工程BPを実施する
ことがわかっているので、1枚目からm枚目までの各ウ
ェハについてはステップ102とステップ105を連続
して行ない、ショット入1〜Aa 、 B+〜Bbの各
ショット位置の実測値を順次求めてしまった方が効率的
である。
また、サンプルアライメントのショットA1〜Aaとシ
、ッ)B+〜Bbについては夫々重複することのt【い
ように定めたが、必らずしもその必要はなく、ショット
81〜8bの内にシ、、)Az〜Aaの全て(又は一部
)が重複しているように定めても同様の効果が得られる
。   ・ サラにサンプル・アライメントの手法は実施例のように
S78アライメントに限られず、D/Dアライメント方
式であっても全く同様の効果が得られ、その他シヨ、ト
毎のアライメント〔位置検出〕が可能であれば、どのよ
うな方式であってもかまわない。
(実施例) また工程AP、工程BPそれぞれのパラメータ算n部の
演算には本実施例ではEGA方式を使用しているが、必
ずしもこの方式を用いる必要はない。
工程入Pにおいては少なくとも基板毎(’C値が変化し
得るパラメータC本実施例ではローテーション愈とシフ
ト量)、また工程BPにおいては他のパラメータC本実
施例ではスケーリング量と、亘交う喫 関童)が求まればよいので、この樹算方法は、どのよう
な方法を用いてもよい。例えば計算を簡単にするために
、シフト量は実測値と設計値と、の差を加算平均したも
のを用いることなども考えられる。
また、今述べたように工程APにおいては少なくとも基
板毎に値が変化し得るパラメータC本実施例ではローテ
ーション短とシフト量)が求まればよいので、第1図に
示したステ、プlotにおけるグローバルアライメント
においてウェハの中心位置とローテーション量を計測す
ることができれば、この値な使用することにより、工程
APの計測(ステップ102)は省略することもできる
次に本発明の他の実施例について、第7図、第8図を参
照して説明する。第1図に示した先の実施例においては
、LaA系のように精度の高いアライメントを自動的に
、かつ高速に行なう機能な有するステ、パーを例にあげ
た。ところがLSA系のような機能を持たない装置でも
、同様の効果を得ることができる。例えば第7図に示す
ように。
レチクルRに設けられたマークRMとウェハW上のショ
ット領域に付随したマークWMとを、投影レンズ1を介
して、ミラー20.拡大光学系21゜工業用テレビカメ
ラ(ITV)22及びプラウ槽(CRT ) 23によ
って同時に観察し、ブラウン管23に表示されたマーク
RMの像RM/と、マークWMの像WM/とが所定の位
置関係になるように。
ジ、イスティ、り24を操作して、ステージ2を微動さ
せる。所謂回合わせ(手動アライメント)を行ない、露
光すべき1つのショット領域とレチクルRのパターン像
とを合わせ込む方式(マニュアル・D/Dアライメント
方式等)の装置も知られている。このような装置を用い
る場合は、まずステージ2上に載置されたウェハWに対
して、ウェハアライメント顕微鏡30を使ってグローバ
ルアライメントを行なう。このウェハアライメント顕微
鏡30は、その検出中心となる光軸AXtが投影レンズ
1の光軸AXIから機械的に一定の距離に位置するよう
に固設されている。そして露光処理されるウェハの全て
には、第8図に示すようにグローバルアライメント用の
マークGM)F 、GMo。
GMxが予め形成されている。ここでマークGMYとG
Moは配列座標系αβのβ軸と平行な線上に。
所定の間隔だけ離れて設けられており、マークGM)r
とGMoの夫々はウェハのy方向(α方向)のアライメ
ントに使われ、マークGMxはX方向(β方向)のアラ
イメントに使われる。
さて、上記構成のステ、パーを使う場合は1例えば口、
トの最初の1枚目からm枚目までのウェハについては、
まずマークGM)F 、GMo、GMxを複数本のウェ
ハアライメント顕微鏡30(検出視野30Y、300等
)で検出し、グローバルアライメント(θアライメント
も含む)を実行して、配列座標系aβとステージ2の走
りの座標系xyとの対応付けを行なう。その後、ウェハ
上の複数のショット領域について、マークRMとマーク
WMとを用いたマニュアル・D/DアライメントCサン
プルアライメント〕を行ない、各シ、、ト領域について
正確な位置合わせが達成された時点のステージ2(ウェ
ハW)の座標位置を、実測値として順次記憶していく。
そしてこれら実測値と設計値に基づいて、前述の複数(
4つ)のパラメータ(シフト、ローテーション、スケー
リング、直交度)の夫々を求め、このパラメータによっ
て決定される実際のシ璽ット配列の規則性に従って、ス
テップ・アンド・リピート方式の露光を実行する。さら
に(m+1)枚目からN枚目までのウェノ1については
、グローバルアライメント時に求めたウェハ中心値(座
標系αβの原点の座標系xy上での位置)をシフト量と
して扱い、さらにθアライメント後にウェハアライメン
ト顕l鏡30によって求めたウェハのローテーション量
を使用すること゛により、(m−1−1)枚目以降の各
ウェノ1については、D/Dアライメントを省略するこ
とができる。
すなわち本実施例では、先の第1の実施例における工程
APのようなサンプル・アライメントは行なわずに、ウ
ェハ毎に変化し得るパラメータについては、グローバル
アライメントにより検出した複数のパターン領域の全体
的な位置ずれを実測値として算出するようにした。もち
ろん(m+、1)枚目以降の各ウェハにおけるスケーリ
ングと直交度については、1〜m枚目までに求めた値を
適用する。尚、グローバルアライメント用のウェハアラ
イメント顕微鏡30を用いて、θアライメント後のウェ
ハのローテーションを計測することは。
例えば特開昭60−130742号公報に開示されてい
る通りであり、これは自動的に実行することができる。
このため、(m+1)枚目以降の各ウェハについては、
その露光処理をローディング。
アンローディングも含み、自動化することができるとと
もに、各ショット毎の重ね合わせ精度も。
マニュアル・D/Dアライメント並みに向上するといっ
た効果が得られる。
また1本発明はステ、パー以外に、ウェハ等のように複
数のパターン領域がマトリ、クス状に形成されている基
板をグローバルアライメントする必要のある装置におい
ては、はとんどそのまま応用できるものである。例えば
ウェハ上のチップの良、不良を検査するウェハプローバ
のアライメント、チップ内の不良メモリ等を予備のメモ
リにつなぎ代えるリペア装置のアライメント、又は電子
線露光装置のウェハアライメント、あるいは投影レンズ
を用いないプロキシミティ方式でステップ・アンド・リ
ピート型式のxmrt光装置のアライメント等において
も、上記各実施例のように、誤差パラメータを用いて写
像関係を決定する場合は全く同様に実施できる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、連続して処理される多数
枚の基板の各々、順次位置合わせする際。
処理の開始から数枚に対しては精密にパターン配列の規
則性を決定するように、1枚の基板上で多数点でパター
ンの位置計測を行ない、それ以降の基板については最低
限の計測回数で済ませることができるので、スループ、
トが向上する。同時に最低限の計測回数で済ませた基板
に対しては、それ以前に精密に計測した基板で得られた
情報(パラメータ)も適用するようにしたので、アライ
メント精度も低下させることがないといった効果が得ら
れる。すなわち高精度なアライメントと高いスループ、
トという相反する条件を、高い次元でマツチングさせら
れるといった利点が得られる訳である。
【図面の簡単な説明】
第一1図は本発明の実施例による全体的なアライメント
シーケンスを示すフローチャー)図、第2図は本発明な
設計型露光装置(ステッパー)に適用した場合に好適な
ステ、パーの構成を概略的に示す図、第3図はウェハ上
のパターン領域(シ。 、ト)の配列を示す平面図、第4図は第2図に示した装
置における設計視野とパターン領域との関係を示す平面
図、第5図はウェハの処理枚数と。 用いるパラメータとの関係、及び必要な工程な一欄にし
たチャート図、第6図はウェハ上のサンプル・アライメ
ントに指定されたシ、 、 トノ配[17)−例を示す
平面図、第7図は本発明の他の実施例に好適なステ、バ
ーの構成を示す図、第8図は第7図のステッパーによっ
て処理されるウェハ上のマーク配置の一例を示す平面図
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)設計上の配列座標に従って規則的に複数のパター
    ンが形成されたN(ただしN>1)枚の基板の夫々につ
    いて、前記パターンの各々を所定の基準位置に 順次位置合わせする方法において、 前記パターンの位置に関する設計値と実測 値とに基づいて、前記パターンの基板上での配列の規則
    性を各基板毎に決定する際、前記N枚の基板のうち1枚
    目からm(ただしm<N)枚目までの各基板については
    、前記規則性を決定するための複数のパラメータの全て
    を各基板毎の前記実測値に基づいて算出し、(m+1)
    枚目からN枚目までの各基板については、前記複数のパ
    ラメータのうち少なくとも基板毎に値が変化し得るパラ
    メータを各基板毎のパターン位置に関する実測値に基づ
    いて算出するとともに、他のパラメータについては1枚
    目からm枚目までの基板においてすでに算出されたパラ
    メータを適用するようにし、該算出された複数のパラメ
    ータに基づいて前記配列の規則性を決定することにより
    、前記1枚目からN枚目までの各基板について順次位置
    合わせ処理を行なうことを特徴とする位置合わせ方法。
  2. (2)前記1枚目からm枚目までの各基板におけるパタ
    ーン位置の実測値は、前記基板上 の複数のパターンの夫々に付随して設けられたアライメ
    ント用のマークの前記基準位置 に対する位置として検出され、前記基準位 置は前記基板の1つのパターンに重ね合わせ露光するた
    めのマスクの転写像位置であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)前記複数のパラメータは、前記基板上の所定の原
    点と前記基準位置とをアライメントしたときに残存する
    x方向とy方向とのシフト量、前記基板をアライメント
    したときに残存する回転誤差としてのローテーション量
    、前記基板自体の線形伸縮によるスケーリング量、及び
    前記基板上のパターンの配列の直交度の4つとし、前記
    (m+1)枚目からN枚目までの基板を位置合わせ処理
    するときは、前記各基板毎に変化し得るパラメータとし
    て前記シフト量とローテーション量との2つのパラメー
    タを実測値に基づいて算出することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)前記基板は前記基準位置を成すマスクの転写像が
    前記複数のパターンの夫々にステップ・アンド・リピー
    ト方式で重ね合わせ露光される半導体ウェハであり、該
    ウェハ上の所定位置に設けられたアライメント用のマー
    クを検出して該ウェハをグローバルアライメントした際
    、該マークの転写像に対する位置計測値を前記パターン
    位置の実測値とし、前記シフト量とローテーション量と
    を算出することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の方法。
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