JPS62839B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS62839B2 JPS62839B2 JP55180911A JP18091180A JPS62839B2 JP S62839 B2 JPS62839 B2 JP S62839B2 JP 55180911 A JP55180911 A JP 55180911A JP 18091180 A JP18091180 A JP 18091180A JP S62839 B2 JPS62839 B2 JP S62839B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- current
- electromagnetic brake
- transistor
- wave rectifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電気ホイスト等の巻上機に用いられ
る電磁ブレーキの制御装置に関するものである。
る電磁ブレーキの制御装置に関するものである。
第2図ないし第3図は例えば特開昭54−157959
号公報に開示されている従来装置であり、第3図
において押釦スイツチPB−U又はPB−Dを押す
と巻上用制御コイルUC又は巻下用制御コイルDC
が励磁されることになり、第2図の巻上用接触器
U−1又は巻下用接触器D−1が投入される。ま
た一方では、制御コイルUC又はDCの巻上用接点
U−1C又は巻下用接点D−1Cが閉成され、早
切りスイツチBrs用の制御コイルBrscが励磁さ
れ、早切りスイツチBrsが閉成される。このた
め、全波整流器Reを介して直流電磁ブレーキコ
イルBRCに通電され、ブレーキ(図示せず)が
開放されると同時に電動機Mに3相交流が通電さ
れ、巻上げ又は巻下げ運転される。
号公報に開示されている従来装置であり、第3図
において押釦スイツチPB−U又はPB−Dを押す
と巻上用制御コイルUC又は巻下用制御コイルDC
が励磁されることになり、第2図の巻上用接触器
U−1又は巻下用接触器D−1が投入される。ま
た一方では、制御コイルUC又はDCの巻上用接点
U−1C又は巻下用接点D−1Cが閉成され、早
切りスイツチBrs用の制御コイルBrscが励磁さ
れ、早切りスイツチBrsが閉成される。このた
め、全波整流器Reを介して直流電磁ブレーキコ
イルBRCに通電され、ブレーキ(図示せず)が
開放されると同時に電動機Mに3相交流が通電さ
れ、巻上げ又は巻下げ運転される。
ところで、運転を停止する場合には、押釦スイ
ツチPB−U又はPB−Dを開放することにより、
制御コイルUC又はDCが消勢されると共に制御コ
イルBrscが消勢され、電動機Mへの通電が停止
されると同時に早切りスイツチBrsが開放され、
直流電磁ブレーキコイルBRCが消勢され、ブレ
ーキが周知のように制動作用を開始する。つま
り、直流ブレーキコイルにはインダクタンスLが
あるため、電動機電流が皆無になつてもブレーキ
コイル電流はL/Rの時定数で決る時間だけ残
り、電磁ブレーキの制動がおくれて吊荷の自由落
下が生じようとするが、早切りスイツチBrsによ
り直流電磁ブレーキコイルBRCへの通電が直ち
に実施されるため、直ちに制動され、吊荷の自由
落下が防止される。
ツチPB−U又はPB−Dを開放することにより、
制御コイルUC又はDCが消勢されると共に制御コ
イルBrscが消勢され、電動機Mへの通電が停止
されると同時に早切りスイツチBrsが開放され、
直流電磁ブレーキコイルBRCが消勢され、ブレ
ーキが周知のように制動作用を開始する。つま
り、直流ブレーキコイルにはインダクタンスLが
あるため、電動機電流が皆無になつてもブレーキ
コイル電流はL/Rの時定数で決る時間だけ残
り、電磁ブレーキの制動がおくれて吊荷の自由落
下が生じようとするが、早切りスイツチBrsによ
り直流電磁ブレーキコイルBRCへの通電が直ち
に実施されるため、直ちに制動され、吊荷の自由
落下が防止される。
上記のような構成のものでは、電動機M側に直
流電磁ブレーキコイルBRCが配置されると共
に、早切りスイツチ用制御コイルBrscや早切り
スイツチBrsや全波整流器Reが制御ボツクス(図
示せず)に配置され、電動機M側とら制御ボツク
ス側との接続用配線が多くなり、配線作業が面倒
となるばかりでなく、早切りスイツチBrsで大電
流を開閉しているため、容量が大なる制御コイル
Brscを用いなければならず、全体的に高価とな
り、更には、現実的には、第4図のように早切り
スイツチBrsは例えば並列接続されて大電流を開
閉することになり、配線作業が更に面倒となる問
題点があつた。
流電磁ブレーキコイルBRCが配置されると共
に、早切りスイツチ用制御コイルBrscや早切り
スイツチBrsや全波整流器Reが制御ボツクス(図
示せず)に配置され、電動機M側とら制御ボツク
ス側との接続用配線が多くなり、配線作業が面倒
となるばかりでなく、早切りスイツチBrsで大電
流を開閉しているため、容量が大なる制御コイル
Brscを用いなければならず、全体的に高価とな
り、更には、現実的には、第4図のように早切り
スイツチBrsは例えば並列接続されて大電流を開
閉することになり、配線作業が更に面倒となる問
題点があつた。
この発明はかかる問題点を解決するためになさ
れたもので、ブレーキ制御回路を電動機側に独立
回路として配置することが可能となり、ブレーキ
制御回路用信号が不要となり、更には、制御回路
自体を安価に構成できる巻上機用電磁ブレーキ制
御装置を提供するものである。
れたもので、ブレーキ制御回路を電動機側に独立
回路として配置することが可能となり、ブレーキ
制御回路用信号が不要となり、更には、制御回路
自体を安価に構成できる巻上機用電磁ブレーキ制
御装置を提供するものである。
この発明に係る巻上機用電磁ブレーキ制御装置
は、三相巻上電動機の一相に交流側が接続された
単相全波整流器、この単相全波整流器の直流側に
接続された直流電磁ブレーキコイル、この直流電
磁ブレーキコイルに並列接続された逆方向のダイ
オード、上記直流電磁ブレーキコイルに直列接続
され、上記単相全波整流器の直流側回路を開閉す
るトランジスタ、上記三相巻上電動機の各相の電
流を変流する三相変流器、この三相変流器の出力
側に交流側が接続され、上記トランジスタのベー
スに直流電流を通電する三相全波整流器を備えた
ものである。
は、三相巻上電動機の一相に交流側が接続された
単相全波整流器、この単相全波整流器の直流側に
接続された直流電磁ブレーキコイル、この直流電
磁ブレーキコイルに並列接続された逆方向のダイ
オード、上記直流電磁ブレーキコイルに直列接続
され、上記単相全波整流器の直流側回路を開閉す
るトランジスタ、上記三相巻上電動機の各相の電
流を変流する三相変流器、この三相変流器の出力
側に交流側が接続され、上記トランジスタのベー
スに直流電流を通電する三相全波整流器を備えた
ものである。
この発明においては、三相巻上電動機の主回路
の一相の電流を全波整流して、早切用トランジス
タと直列をなす電磁ブレーキコイルに流すと共に
三相主回路の三相電流を全波整流して上記早切用
トランジスタのベースに流すことにより制動遅れ
が防止される。
の一相の電流を全波整流して、早切用トランジス
タと直列をなす電磁ブレーキコイルに流すと共に
三相主回路の三相電流を全波整流して上記早切用
トランジスタのベースに流すことにより制動遅れ
が防止される。
以下この発明の一実施例を第1図で説明する。
図において、1は巻上電動機、2はダイオードブ
リツジ、3は直流電磁ブレーキコイルであつて、
早切用トランジスタ4を介して上記ダイオードブ
リツジ2の出力端子P,Nに接続されている。5
は制限抵抗6と還流ダイオード7からなる還流回
路、8は三相変流器であつて、三相全波整流装置
9を介して上記早切用トランジスタ4にベース電
流を供給するように接続されている。
図において、1は巻上電動機、2はダイオードブ
リツジ、3は直流電磁ブレーキコイルであつて、
早切用トランジスタ4を介して上記ダイオードブ
リツジ2の出力端子P,Nに接続されている。5
は制限抵抗6と還流ダイオード7からなる還流回
路、8は三相変流器であつて、三相全波整流装置
9を介して上記早切用トランジスタ4にベース電
流を供給するように接続されている。
次に動作について説明する。U,V,Wに電圧
が印加されると、早切用トランジスタ4がオフ状
態のため、電動機の始動電流はU相とW相に流れ
る。また、各相の電流は変流器8および三相全波
整流装置9を介して早切用トランジスタ4のベー
スに与えられる。
が印加されると、早切用トランジスタ4がオフ状
態のため、電動機の始動電流はU相とW相に流れ
る。また、各相の電流は変流器8および三相全波
整流装置9を介して早切用トランジスタ4のベー
スに与えられる。
したがつて、この早切用トランジスタが導通し
て電磁ブレーキコイル3が励磁され、ブレーキが
開放されて電動機1が始動する。
て電磁ブレーキコイル3が励磁され、ブレーキが
開放されて電動機1が始動する。
この場合、早切用トランジスタ4のコレクター
エミツタ間には、定格電流の5〜6倍の始動電流
が流れるが、ベース電流もその割合だけ大きく、
したがつて、トランジスタはベース電流不足を起
すことなく、正常に動作する。
エミツタ間には、定格電流の5〜6倍の始動電流
が流れるが、ベース電流もその割合だけ大きく、
したがつて、トランジスタはベース電流不足を起
すことなく、正常に動作する。
以上のようにこの発明は、全波整流器の直流側
に接続された直流電磁ブレーキにトランジスタを
直列接続し、三相巻上電動機の各相の電流を三相
変流器で変流し、その出力を三相全波整流器で整
流して上記トランジスタのベースに通電するよう
にしたので、ブレーキ制御回路部分を、電動機の
巻上げ、巻下げ等の制御回路部分から全く分離独
立でき、巻上げ、巻下げ制御回路部分と、ブレー
キ制御回路部分との制御信号線が全く不要とな
り、配線作業が極めて簡単となるばかりでなく、
大容量で且つ高価な早切りスイツチ用制御コイル
も不要となり、第4図のような早切りスイツチの
並列接続も全く不要となるばかりでなく、ブレー
キ制御回路部分をプリント基板に配置でき、部品
価格のみならず、回路を構成するための作業コス
トも大幅に低減できる効果がある。
に接続された直流電磁ブレーキにトランジスタを
直列接続し、三相巻上電動機の各相の電流を三相
変流器で変流し、その出力を三相全波整流器で整
流して上記トランジスタのベースに通電するよう
にしたので、ブレーキ制御回路部分を、電動機の
巻上げ、巻下げ等の制御回路部分から全く分離独
立でき、巻上げ、巻下げ制御回路部分と、ブレー
キ制御回路部分との制御信号線が全く不要とな
り、配線作業が極めて簡単となるばかりでなく、
大容量で且つ高価な早切りスイツチ用制御コイル
も不要となり、第4図のような早切りスイツチの
並列接続も全く不要となるばかりでなく、ブレー
キ制御回路部分をプリント基板に配置でき、部品
価格のみならず、回路を構成するための作業コス
トも大幅に低減できる効果がある。
更に、電動機の主回路の電流に応じてベース電
流が変化することになり、トランジスタのベース
には、このトランジスタの主電流に対して必要な
ベース電流が過不足なく自動的に供給され、消費
電力が少なくなるだけでなく、ベース損失が少な
くなるため、トランジスタの化様限度の最大の電
流まで対応でき、経済設計を実現できる効果があ
る。
流が変化することになり、トランジスタのベース
には、このトランジスタの主電流に対して必要な
ベース電流が過不足なく自動的に供給され、消費
電力が少なくなるだけでなく、ベース損失が少な
くなるため、トランジスタの化様限度の最大の電
流まで対応でき、経済設計を実現できる効果があ
る。
また更に、三相回路の三相電流を全波整流して
早切用トランジスタのベースに通電するようにし
たので、電流リツプルがなくなり、ベース回路に
平滑用コンデンサを配置する必要がなく、制動遅
れを確実に防止できる効果がある。
早切用トランジスタのベースに通電するようにし
たので、電流リツプルがなくなり、ベース回路に
平滑用コンデンサを配置する必要がなく、制動遅
れを確実に防止できる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第
2図は従来装置の回路図、第3図はその巻上げ、
巻下げ制御部の回路図、第4図は部分回路図であ
る。 図中、1は巻上電動機、2はダイオードブリツ
ジ、3は電磁ブレーキコイル、4はトランジス
タ、7は還流ダイオード、8は三相変流器、9は
三相全波整流装置である。なお、各図中同一符号
は同一又は相当部分を示す。
2図は従来装置の回路図、第3図はその巻上げ、
巻下げ制御部の回路図、第4図は部分回路図であ
る。 図中、1は巻上電動機、2はダイオードブリツ
ジ、3は電磁ブレーキコイル、4はトランジス
タ、7は還流ダイオード、8は三相変流器、9は
三相全波整流装置である。なお、各図中同一符号
は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 三相巻上電動機の一相に交流側が接続された
単相全波整流器、この単相全波整流器の直流側に
接続された直流電磁ブレーキコイル、この直流電
磁ブレーキコイルに並列接続された逆方向のダイ
オード、上記直流電磁ブレーキコイルに直列接続
され、上記単相全波整流器の直流側回路を開閉す
るトランジスタ、上記三相巻上電動機の各相の電
流を変流する三相変流器、この三相変流器の出力
側に交流側が接続され、上記トランジスタのベー
スに直流電流を通電する三相全波整流器を備えた
巻上機用電磁ブレーキ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18091180A JPS57102497A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Controller for electromagnetic brake for hoist |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18091180A JPS57102497A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Controller for electromagnetic brake for hoist |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57102497A JPS57102497A (en) | 1982-06-25 |
JPS62839B2 true JPS62839B2 (ja) | 1987-01-09 |
Family
ID=16091443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18091180A Granted JPS57102497A (en) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | Controller for electromagnetic brake for hoist |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57102497A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54157959A (en) * | 1978-06-02 | 1979-12-13 | Mitsubishi Electric Corp | Hoisting apparatus |
-
1980
- 1980-12-18 JP JP18091180A patent/JPS57102497A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54157959A (en) * | 1978-06-02 | 1979-12-13 | Mitsubishi Electric Corp | Hoisting apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57102497A (en) | 1982-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100488523B1 (ko) | 모터제어장치 및 그 제어방법 | |
EP0162081A1 (en) | Ripple reduction circuit for an inverter | |
JPS61260508A (ja) | 接点溶着検出装置 | |
JPH07245964A (ja) | インバータ装置 | |
JPS6158400B2 (ja) | ||
JPS62839B2 (ja) | ||
GB2107538A (en) | Device for driving an elevator using an a-c motor | |
US4115727A (en) | Braking system for three phase motors | |
JP3919957B2 (ja) | 直流電磁ブレーキ | |
JPH0219080B2 (ja) | ||
JPH0543800U (ja) | インバータ装置 | |
JPS6277B2 (ja) | ||
JP3253465B2 (ja) | 巻上装置の制御装置 | |
JPS62123960A (ja) | 整流された交流電流切換え装置 | |
JPH0347075B2 (ja) | ||
JP2609689B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JPH083144Y2 (ja) | 3相電源の欠相検出回路 | |
SU890537A2 (ru) | Устройство дл конденсаторного торможени асинхронного электродвигател | |
JPS63124766A (ja) | 突入電流制限回路 | |
JPS63117615A (ja) | 過電流継電器 | |
JPH0632756Y2 (ja) | インバ−タ装置 | |
JPH0555437B2 (ja) | ||
JPS59172393A (ja) | 電気巻上機 | |
JPH11252920A (ja) | 整流回路 | |
JPS5829532B2 (ja) | 交流電力制御装置 |