JPS6283489A - 垂直電気亜鉛メツキ方法 - Google Patents

垂直電気亜鉛メツキ方法

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JPS6283489A
JPS6283489A JP22347185A JP22347185A JPS6283489A JP S6283489 A JPS6283489 A JP S6283489A JP 22347185 A JP22347185 A JP 22347185A JP 22347185 A JP22347185 A JP 22347185A JP S6283489 A JPS6283489 A JP S6283489A
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JP
Japan
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electrogalvanizing
bath
vertical passage
steel strip
vertical
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Application number
JP22347185A
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English (en)
Inventor
Shuzo Fukuda
福田 脩三
Yutaka Okubo
豊 大久保
Toshio Ishii
俊夫 石井
Masaru Sagiyama
勝 鷺山
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D7/00Electroplating characterised by the article coated
    • C25D7/06Wires; Strips; Foils
    • C25D7/0614Strips or foils
    • C25D7/0628In vertical cells

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、鋼ストリップを垂直型電気亜鉛メッキ槽内
に導き、電気亜鉛メッキ槽内に垂直に配置された電極板
によって、鋼ストリップの表面を電気亜鉛メッキするだ
めの垂直型電気亜鉛メッキ槽を使用した垂直電気亜鉛メ
ッキ方法に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
鋼ストリップの表面を亜鉛、丑たけ、亜鉛と鉄、ニッケ
ル、コバルト、クロム等の少なくとも1つからなる合金
で電気メッキするための方法として、垂直型電気亜鉛メ
ッキ槽を使用した垂直電気亜鉛メッキ方法が知られてい
る。
第3図は、従来の垂直型電気亜鉛メッキ槽の概略縦断面
図である。第3図に示すように、電気亜鉛メッキ浴を収
容するための垂直型電気亜鉛メッキ槽lの鋼ストリップ
入側の上方には、鋼ストリップ5を、電気亜鉛メッキ槽
]内に下方に向けて実質的に垂直に導き、そして、鋼ス
トリップ5に通電するだめの第1コンダクタロール2が
配置されている。電気亜鉛メッキ槽]内の下部には、電
気亜鉛メッキ槽1内に導かれた鋼ス) IJツブ5の移
動方向を上方に向って反転させるためのシンクロール3
が配置されている。電気亜鉛メッキ槽]の鋼ストリップ
出側の上方には、鋼ストリップ5を電気亜鉛メッキ槽1
から」一方に向って実質的に垂直に導き、そして、鋼ス
トリップ5に通電するだめの第2コンダクタロール4が
配置されている。
電気亜鉛メッキ槽]内には、鋼ス) IJツブ5の両表
面を電気亜鉛メッキするための1対の第1電極板6,6
と、1対の第2電極板7.7とが配置されている。1対
の第1電極板6.6は、第1コンダクタロール2とシン
クロール3との間において、電気亜鉛メッキ槽1内を下
方に向って移動中の鋼スー5= トリップ5を間にして、鋼ストリップ5と実質的に平行
に配置されており、そして、1対の第2電極板7,7は
、シンクロール3と第2コンダクタロール4との間にお
いて、電気亜鉛メッキ槽l内を上方に向って移動中の鋼
ストリップ5を間にして、鋼ストリップ5と実質的に平
行に配置されている。
電気亜鉛メッキ槽1内の下部には、電気亜鉛メッキ液を
電気亜鉛メッキ槽l内に供給して、その中に電気亜鉛メ
ッキ浴を形成するための1対の第1ノズル8,8および
1対の第2ノズル9,9が配置されている。1対の第1
ノズル8.8および1対の第2ノズル9.9の各々は、
1対の第1電極板6,6および1対の第2電極板7,7
の各々と鋼ストリップ5との間に、所定流速の電気亜鉛
メッキ浴の上昇する流れが形成されるように、1対の第
1電極板6,6および]対の第2電極板7.7の各々の
下方に、その下端に近接して上向きに配置されている。
電気亜鉛メッキ槽1の上端部分1aには、電気亜鉛メッ
キ槽1内の電気亜鉛メッキ浴をオーバーフローさせるた
めの電気亜鉛メッキ浴排出管]、Oが設けられている。
1対の第1ノズル8,8および1対の第2ノズル9.9
の各々から噴射された電気亜鉛メッキ液は、1対の第1
電極板6.6の各々と下方に向って移動中の鋼ス) I
Jツブ5との間、および、1対の第2電極板7.7の各
々と上方に向って移動中の鋼ストリップ5との間を上昇
し、そして、電気亜鉛メッキ浴排出管10を通ってオー
バーフローする。鋼ストリップ5は、第1コンダクタロ
ール2、シンクロール3および第2コンダクタロール4
を介して、電気亜鉛メッキ槽コ内を下方に次いで上方に
向って移動し、1対の第1電極板6,6およびl対の第
2電極板7.7の各々の間を通過する間に、鋼ストリッ
プ5の両表面は、電気亜鉛メッキされる。
しかしながら、上述した従来の方法は、次に述べるよう
な問題を有している。即ち、1対の第1電極板6,6と
下方に向って移動中の鋼ストリップ5との間、および、
1対の第2電極板7,7と上方に向って移動中の鋼スト
リップ5との間を上昇する電気亜鉛メッキ浴の流速は、
1対の第1ノズル8.8および1対の第2ノズル9.9
の各々から遠去かるに従って減少し、その流速が不均一
になる。
このように電気亜鉛メッキ浴の流速が不均一になると、
鋼ストリップ5の表面に形成されたメッキ皮膜の表面に
むらが発生し、特に、メッキ皮膜が例えば鉄−亜鉛合金
メッキ皮膜のような亜鉛合金メッキ皮膜の場合には、メ
ッキ皮膜の組成が変化する。
また、メッキ槽l内を移動する鋼ストリップ5の速度が
変化すると、鋼ストリップ5と電気亜鉛メッキ浴との相
対流速が変動するため、上記と同じようにメッキ皮膜の
組成が変化する。
[発明の目的〕 従って、この発明の目的は、垂直型電気亜鉛メッキ槽内
に配置された1対の第1電極板および1対の第2電極板
と、前記槽内を移動中の鋼ストリップとの間を流れる電
気亜鉛メッキ浴の流速を均一にして、鋼ス) IJツブ
の表面上に、むらがなく且つ均一な組成のメッキ皮膜を
形成することができ、且つ、メッキ槽内を移動する鋼ス
トリップの速度に応じて、鋼ス) IJツブと電気亜鉛
メッキ浴との相対流速を制御し、鋼ストリップの表面上
に、所定の組成のメッキ皮膜を形成することができる、
垂直型電気亜鉛メッキ槽を使用した垂直電気亜鉛メッキ
方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
この発明は、垂直型電気亜鉛メッキ槽を、鋼ストリップ
入側における第1垂直通路と、鋼ストリップ出側におけ
る、前記第1垂直通路と同一の横断面積を有する第2垂
直通路と、そして、前記第1垂直通路の下端を前記第2
垂直通路の下端に連通ずるための水平通路とを含むU字
形電気亜鉛メッキ槽によって構成し、 前記第2コンダクタロールを前記第1垂直通路の上方に
、前記シンクロールを前記水平通路内に、そして、前記
第2コンダクタロールを前記第2垂直通路の上方にそれ
ぞれ配置し、 前記1対の第1電極板を前記第1垂直通路内に、そして
、前記]対の第2電極板を前記第2垂直通路内にそれぞ
れ配置し、 前記第1垂直通路および前記第2垂直通路の各々の上端
部分に、電気亜鉛メッキ液供給手段としての電気亜鉛メ
ッキ液供給管と、電気亜鉛メッキ浴排出手段としての電
気亜鉛メッキ浴排出管とをそれぞれ配置し、前記電気亜
鉛メッキ浴排出管の開口端を、前記第1垂直通路および
前記第2垂直通路の各々の最上端よりも低い場所に位置
させ、前記メッキ槽内を移動する鋼ストリップの速度に
応じ、前記第1垂直通路および前記第2垂直通路の各々
の上端部分に配置された前記電気亜鉛メッキ液供給管を
選択して、前記メッキ槽内に電気亜鉛メッキ液を供給す
ることにより、供給側の垂直通路の上端部分のメッキ浴
の浴面と、排出側の垂直通路の上端部分のメッキ浴の浴
面との間に水頭差を生じながら流れる電気亜鉛メッキ浴
の流れを、鋼ストリップの移動方向と同一方向かまたは
対向方向に形成し、且つ、前記鋼ス) IJツブの移動
速度に応じ、前記水頭差を制御することによって、電気
亜鉛メッキ浴の流量を制御し、かくして、鋼ストリップ
の表面上に、所定の組成のメッキ皮膜を形成することに
特徴を有するものである。
〔発明の構成〕
次に、この発明の方法を、図面を参照しながら説明する
。第1図は、この発明の方法に使用される装置の一実施
態様を示す概略縦断面図である。
第1図に示すように、電気亜鉛メッキ浴を収容するだめ
の垂直型電気亜鉛メッキ槽1〕は、鋼ストリップ入側に
おける、横断面が矩形状の第1垂直通路]2と、鋼スト
リップ出側における、横断面が矩形状の第2垂直通路]
3と、そして、第1垂直通路12の下端を第2垂直通路
13の下端に連通するだめの横断面が矩形状の水平通路
↓4とを含むU字形電気卯鉛メッキ槽からなっている。
第1−垂直通路12および第2垂直通路13は、同一の
横断面積を有している。第1垂直通路12の上端部分]
5の横断面積は、第1垂直通路12の他の部分の横断面
積よりも大きく、そして、第2垂直通路l、′3の上端
部分16の横断面積は、第2垂直通路]3の他の部分の
横断面積よりも大きい。
第1垂直通路12の上方には、鋼ストリップ5を第1−
垂直通路]2内に下方に向って実質的に垂直に導き、そ
して、鋼ストリップ5に通電するための第1コンダクタ
ロール2が配置されている。
水平通路コ4内には、第1垂直通路12内に下方に向っ
て実質的に垂直に導かれた鋼ストリップ5の移動方向を
上方に向って反転させそして第2垂直通路13内に導く
だめの2つのシンクロール3゜3が配置されている。第
2垂直通路]、3の上方には、第2垂直通路13内に導
かれた鋼ストリップ5を、第2垂直通路]3から−F方
に向って実質的に垂直に導き、そして、鋼ス) IJツ
ブ5に通電するだめの第2コンダクタロール4が配置さ
れている。鋼ストリップ5は、第1コンダクタロール2
、シンクロール3,3および第2コンダクタロール4を
介して、第1垂直通路]2、水平通路14および第2垂
直通路]3を順次に通過する。
第1垂直通路12内には、その上端部分15よりも下方
に、鋼ストリップ50両表面を電気亜鉛メッキするため
の」対の第2電極板6.6が、第1垂直通路]2内を下
方に向って移動中の鋼ストリップ5を間にして、鋼スト
リップ5と実質的に平行に配置されている。第2垂直通
路13内には、その上端部分16よりも下方に、鋼スト
リップ、50両表面を電気亜鉛メッキするための1対の
第2電極板7,7が、第2垂直通路]3内を上方に向っ
て移動中の鋼ストリップ5を間にして、鋼ストリップ5
と実質的に平行に配置されている。
電気亜鉛メッキ液を、電気唾鉛メッキ槽ll内に供給す
るための電気亜鉛メッキ液供給管17ば、その途中に第
1バルブ20を有する第1分岐管1′7aと、その途中
に第2バルブ21を有する第2分岐管]、’l/bとに
分岐しており、第1分岐管1.7aの開口端17a′は
第1垂直通路12の上端部分15内に位置しており、第
1分岐管1′7aの開口端]7b′は第2垂直通路13
の上端部分16内に位置している。
第1垂直通路12の上端部分1.5および第2垂直通路
13の上端部分]6の各々に、電気亜鉛メッキ槽1]内
の電気亜鉛メッキ浴をオーバーフロ−させるだめの第1
電気亜鉛メツキ浴排出管18および第2電気亜鉛メツキ
浴排出管1つの各々が配置されている。第1電気亜鉛メ
ツキ浴排出管18の開口端]8′は第2垂直通路〕5の
最上端16′よりも低い場所に位置しており、第2電気
亜鉛メッキ浴排出管]−9の開口端」9′は第1垂直通
路12の最上端15′よりも低い場所に位置している。
第1電気亜鉛メツキ浴排出管18の途中には第3パルプ
22が設けられており、第2電気亜鉛メツキ浴排出管1
9の途中には第4バルブ23が設けられている。
上述した装置によれば、電気亜鉛メッキ槽11内の電気
亜鉛メッキ浴の流れ方向を、第2垂直通路13から水平
通路]4を通って第1垂直通路12の方に、または、第
1垂直通路コ2から水平通路14を通って第2垂直通路
13の方に容易に変更することができる。鋼ストリップ
5は、第1垂直通路12、水平通路14および第2垂直
通路13内を順次に移動するから、電気亜鉛メッキ浴が
第2垂直通路13から水平通路]4を通って第1垂直通
路12の方に流れる場合は、鋼ストリップ5の移動方向
と対向する方向の対向流となり、電気亜鉛メッキ浴が第
1垂直通路〕2から水平通路14を通って第2垂直通路
13の力に流れる場合は、鋼ストリップ、5の移動方向
と同一方向の順流となる。
電気亜鉛メッキ浴の流れを対向流にする場合は、第2分
岐管17bの第2バルブ2]を開き、第1分岐管17a
の第1バルブ20を閉じ、第2電気亜鉛メツキ浴排出管
コ9の第4バルブ23を閉じ、そして、第1電気亜鉛メ
ツキ浴排出管]8の第3パルプ22を開く。かくして、
第2垂直通路13の上端部分16内の電気亜鉛メッキ浴
の浴面と、第1垂直通路〕2の上端部分]5内の電気亜
鉛メッキ浴の浴面との間に水頭差りを生じながら電気亜
鉛メッキ槽]l内の電気亜鉛メッキ浴は、第2垂直通路
]3、水平通路14および第1垂直通路12内を順次に
流れ、そして、第1垂直通路12の上端部分15に設け
られた第1電気亜鉛メツキ浴排出管1Bを通ってオーバ
ーフローする。
電気亜鉛メッキ浴の流れを順流にする場合は、第1分岐
管17aの第1バルブ20を開き、第2分岐管1.’7
bの第2バルブ21を閉じ、第2電気亜鉛メツキ浴排出
管]9の第3パルプ23を開き、そして、第1電気亜鉛
メツキ浴排出管18の第4バルブ22を閉じる。かくし
て、第1垂直通路]2の上端部分15内の電気亜鉛メッ
キ浴の浴面と、第2垂直通路13の上端部分16内の電
気亜鉛メッキ浴の浴面との間に水頭差りを生じながら電
気亜鉛メッキ槽ll内の電気亜鉛メッキ浴は、第1垂直
通路」2、水平通路14および第2垂直通路]3内を順
次に流れ、そして、第2垂直通路コ3の上端部分]6に
設けられた第2電気亜鉛メツキ浴排出管]9を通ってオ
ーバーフローする。
鋼ス) IJツブ5は、第1垂直通路]2、水平通路1
4および第2垂直通路13内を順次に移動し、第1垂直
通路コ2内に配置された]対の第2電極板6,6の間、
および、第2垂直通路13内に配置された]対の第2電
極板7,7の間を通過する間に、鋼ストリップ5の両表
面は、電気亜鉛メッキされる。
この発明の方法においては、第1垂直通路12、水平通
路コ4および第2垂直通路13内を順次に移動する鋼ス
トリップ5の移動速度に応じて、電気亜鉛メッキ槽11
内における電気亜鉛メッキ浴の流れを順流または対向流
となし、且つ、水頭差りを制御することにより、電気亜
鉛メッキ浴の流速を制御する。
第2図は、下記の条件のときにおける、電気亜、  鉛
メツキ槽内の鋼ス) IJツブの移動速度に対応した電
気亜鉛メッキ浴の流れ方向、水頭差および平均流速を示
すグラフである。
(1)  メッキ浴;鉄・亜鉛合金電気メッキ浴(Fe
濃度70チ) (2)  メッキ電流密度:40A/d−(3)  メ
ッキ浴と鋼ストリップの相対流速:1.5〜1.777
+、/5(IC (4)電極の長さ12m (5)1対の電極間の間隔;35藺 第2図に示すように、電気亜鉛メッキ槽内における鋼ス
トリップの移動速度が1.5m、/sec以上の場合は
、電気亜鉛メッキ浴を順流で流し、鋼ストリップの移動
速度が1.7m/sec以下の場合は、電気亜鉛メッキ
浴を対向流で流す。移動速度が1.5〜1.7m/se
cの間は、電気亜鉛メッキ浴の流速を0、即ち電気亜鉛
メッキ浴の流れが々い状態でよいことになるが、実際に
は電気亜鉛メッキ浴の補給等の関係から、順流または対
向流によって、多少流すようにした方がよい。
水頭差の制御は、タンク内に収容された電気亜鉛メッキ
液を電気亜鉛メッキ槽内に供給するためのポンプを制御
し、第1垂直通路]2の上端部分15または第2垂直通
路13の上端部分16内に供給される電気亜鉛メッキ液
の量を調節すればよい。なお、水頭差の制御は、上記の
ほか、第1電気亜鉛メツキ浴排出管1siだは第2電気
亜鉛メツキ浴排出管19を通って電気亜鉛メッキ槽]]
からオーバーフローする電気亜鉛メッキ浴の量を調節す
る等、任意の手段によって行なうことができる。
〔発明の実施例〕
次に、この発明の方法を、実施例により説明する。
実施例 1 (1)電気亜鉛メッキ浴の組成: 硫酸亜鉛    :150 ?/1 硫酸第1−鉄   :  350’i//を硫酸ナトリ
ウム :   3oy/を 酢酸ナトリウム :   ]、 5 y/1クエン酸 
   ’   1517/7(2)電気亜鉛メッキ槽の
大きさ: a、第1垂直通路および第2垂直通路の各々の横断面積
 : 0.135靜 (]、、8771.X O,075ra )b、第1垂
直通路および第2垂直通路の各々における]対の第1電
極板およ び第2電極板の横断面積を除いた部 分の横断面積 :   0.063 yr?(コ、8m
X 0.035m、) (3)  メッキ条件 電気亜鉛メッキ浴の温度: 50℃ 電気亜鉛メッキ浴のpH値:2.0〜3.0メッキ電流
密度    : 40A/d靜第1コンダクタロール2
、シンクロール3,3′および第2コンダクタロール4
を介して、鋼ストリップ5を、第1垂直通路]2、水平
通路14および第2垂直通路]3の順で、2.0 m、
/secの速度で通過させ、上記の条件で鋼ストリップ
5の両表面を電気亜鉛メッキした。電気亜鉛メッキ浴を
、第2図のグラフに基いて、下記のように流した。
(1)電気亜鉛メッキ浴の流れ:順流 (2)水頭差 :30〜90藺Aq (3)電気亜鉛メッキ浴の平均流速: o、3〜O,,
5rnAecこの結果、第2垂直通路]3内に配置され
た1対の第2電極板7.7と上方に向って移動中の鋼ス
トリップ5との間、および、第1垂直通路12内に配置
された1対の第1電極板6,6と下方に向って移動中の
鋼ストリップ5との間を流れる電気亜鉛メッキ浴は、鋼
ストリップ5に対して、]、5〜]、、 7771 /
5e(lの均一な相対速度を示した。かくして、鋼スト
リップ5の両表面に、メッキ量が40g/ni’で、メ
ッキ量に対する鉄の含有割合が20wt%の、むらのな
い且つ均一な組成のメッキ皮膜が形成された。
実施例2 鋼ストリップ50通過速度をo、3m/sec とした
ほかは実施例」と同一条件で鋼ス) IJツブ5の両表
面を電気亜鉛メッキした。電気亜鉛メッキ浴を、第2図
のグラフに基いて、下記のように流した。
(])電気亜鉛メッキ浴の流れ:対向流(2)水頭差 
: 515〜700闘/ Aq(3)電気亜鉛メッキ浴
の平均流速:1.2〜1.4 m、y<ecこの結果、
電気亜鉛メッキ浴の鋼ストリップ5に対する相対速度は
ll、5〜:1.7m/sea となり、鋼ストリップ
5の両表面に、メッキ量が120 g/rr?で、メッ
キ量に対する鉄の含有割合が2owt%の、むらのない
且つ均一な組成のメッキ皮膜が形成された。
[発明の効果〕 以上述べたように、この発明の方法によれば、垂直型電
気亜鉛メッキ槽内に配置された1対の第1電極板および
1対の第2電極板と、前記槽内を移動中の鋼ス) IJ
ツブとの間を流れる電気亜鉛メッキ浴の流速を均一にし
て、鋼ストリップの表面上に、むらがなく且つ均一な組
成のメッキ皮膜を形成することができ、且つ、鋼ス) 
IJツブの移動速度の変化に応じて、鋼ストリップと電
気亜鉛メッキ浴との相対流速が制御されるから、鋼スト
リップの表面上に、所定の組成のメッキ皮膜を形成する
ことができる、多くの優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法に使用される装置の1実施態様
を示す概略縦断面図、第2図は鋼ストリップの移動速度
に対応した電気亜鉛メッキ浴の流れ方向、水頭差および
平均流速を示すグラフ、第3図は従来の垂直型電気亜鉛
メッキ装置の概略縦断面図である。図面において、 l・・・垂直型電気亜鉛メッキ槽、 2・・・第1コンタクタロール、 3・・・シンクロール 4・・・第2コンダクタロール、 5°゛°鋼ストリップ、  6・・第1電極板、7°゛
°第2電極板、   8・・・第1ノズル、9・・第2
ノズル、 10・・電気亜鉛メッキ浴排出管、 11・・・この発明に使用される垂直型電気亜鉛メッキ
槽、 12・・・第1垂直通路、 13・・・第2垂直通路、
]4・・・水平通路、   15.16・・・上端部分
、]7・・・電気亜鉛メッキ浴供給管、 17a・・・第1分岐管、  l’7b・・・第2分岐
管、1B・・・第1電気亜鉛メツキ浴排出管、]9・・
・第2電気亜鉛メツキ浴排出管、20・・・第1バルブ
、2]パ第2バルブ、22・・・第3バルフ、23・・
・第4バルブ。 購1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電気亜鉛メッキ浴が収容されている垂直型電気亜鉛メッ
    キ槽の、鋼ストリップ入側の上方に配置された第1コン
    ダクタロールと、前記メッキ槽内に配置されたシンクロ
    ールと、前記メッキ槽の鋼ストリップ出側の上方に配置
    された第2コンダクタロールとを介して、鋼ストリップ
    を、前記メッキ槽内に導き、下方に次いで上方に向つて
    移動させ、前記第1コンダクタロールと前記シンクロー
    ルとの間に配置された1対の第1電極板、および、前記
    シンクロールと前記第2コンダクタロールとの間に配置
    された1対の第2電極板の各々の間を通過させ、電気亜
    鉛メッキ液供給手段によつて、前記1対の第1電極板お
    よび第2電極板の各々と鋼ストリップとの間に所定流速
    の電気亜鉛メッキ浴の流れを形成させ、前記メッキ槽の
    上端部分に設けられた電気亜鉛メッキ浴排出手段によつ
    て前記メッキ槽内の電気亜鉛メッキ浴をオーバーフロー
    させ、かくして、前記1対の第1電極板および第2電極
    板の各々の間を通過する鋼ストリップの表面に電気亜鉛
    メッキを施すことからなる垂直電気亜鉛メッキ方法にお
    いて、 前記垂直型電気亜鉛メッキ槽を、鋼ストリップ入側にお
    ける第1垂直通路と、鋼ストリップ出側における、前記
    第1垂直通路と同一の横断面積を有する第2垂直通路と
    、そして、前記第1垂直通路の下端を前記第2垂直通路
    の下端に連通するための水平通路とを含むU字形電気亜
    鉛メッキ槽によつて構成し、 前記第1コンダクタロールを前記第1垂直通路の上方に
    、前記シンクロールを前記水平通路内に、そして、前記
    第2コンダクタロールを前記第2垂直通路の上方にそれ
    ぞれ配置し、 前記1対の第1電極板を前記第1垂直通路内に、そして
    、前記1対の第2電極板を前記第2垂直通路内にそれぞ
    れ配置し、 前記第1垂直通路および前記第2垂直通路の各々の上端
    部分に、電気亜鉛メッキ液供給手段としての電気亜鉛メ
    ッキ液供給管と、電気亜鉛メッキ浴排出手段としての電
    気亜鉛メッキ浴排出管とをそれぞれ配置し、前記電気亜
    鉛メッキ浴排出管の開口端を、前記第1垂直通路および
    前記第2垂直通路の各々の最上端よりも低い場所に位置
    させ、前記メッキ槽内を移動する鋼ストリップの速度に
    応じ、前記第1垂直通路および前記第2垂直通路の各々
    の上端部分に配置された前記電気亜鉛メッキ液供給管を
    選択して、前記メッキ槽内に電気亜鉛メッキ液を供給す
    ることにより、供給側の垂直通路の上端部分のメッキ浴
    の浴面と、排出側の垂直通路の上端部分のメッキ浴の浴
    面との間に水頭差を生じながら流れる電気亜鉛メッキ浴
    の流れを、鋼ストリップの移動方向と同一方向かまたは
    対向方向に形成し、且つ、前記鋼ストリップの移動速度
    に応じ、前記水頭差を制御することによつて、電気亜鉛
    メッキ浴の流量を制御し、かくして、鋼ストリップの表
    面上に、所定の組成のメッキ皮膜を形成することを特徴
    とする垂直電気亜鉛メッキ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195914A (ja) * 2010-03-22 2011-10-06 Nippon Steel Engineering Co Ltd 連続電気めっき方法、めっき液の循環方法、および連続電気めっき装置

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