JPS6281606A - 液晶表示用偏光フイルム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔殖楽土の利用分野〕 不発明は、液晶表示装置に用いられる偏光フィルムＫＡ
するものである。

〔従来技術〕

液晶表示用１１１１！光フィルムとしては、偏光素子と
して沃素又は、２色性染料を合イ１せしめた１軸間回ポ
リビニルアルコールフィルムを用い、克持基板として、
ｉ％を廷法で１ももれた無軸配向のセルローストリアセ
テートフィルムを偏光素子の両側に貼り合せたものが知
られている。

しかしながら、昨今、成品表示９ｃｔ！ｔの用途か拡大
し、自動１１１の計４類や外部数６ｉのメーター等に使
用されようとしているが、支持基板の無軸配向のセルロ
ーストリアセテートフィルムの透湿性が大きく、高温高
湿下に長時間さらされるとこのフィルムが加水分解し、
支持基板内に畝少な気泡を生じてしまい、液晶表示用偏
光フィルムとして１１！Ｉｉ像の詳明度が低下してしま
ったり、あるいはイー光素子が劣化してしまう実用上の
問題がある。

この解決東として特開１ｉｓ５１−１４３３４４号公報
に見られるように［ポリビニルアルコールよりなる偏光
板の表面に無軸あるいは前記１１１４光板との位相差を
無くした有軸の防湿用のフィルムを貼り合せてなる偏光
板］や、特開昭５８−１３２５２３号公報にみられるよ
うに偏光子製造に有用な「被覆された単軸ポリエステル
フィルム」が知られている。

１軸配向フィルム（主として、ｌ軸配向ポリエステルフ
ィルム）は無軸無配向の未延伸フィルムに較べＶＪＩｍ
性や寸法安定性にすフレしかも、２軸配向フィルムに較
べて１１．ａ光な旋回する１引が少ないため、１袖１妃
向フィルムを支持基板として用いた偏光フィルムが液晶
表示用＋ｌｄ元フィルムとして実用されつつある。

Ｌ　７ｊｈ　Ｌながら、１　’ｆ、１ｌｒｌ己向ポリエ
ステルフィルムを用いた＋＋＝光フィルムは鍋諷での熱
寸法安定性が充分でな（、ｌｉｄ：）’ＩＩ；フィルム
の５造や液晶表示装置へのル込みが困碓であるばρ１り
でなく、洛外、ａＱ　ｔａ：　ｄ蔽する作用が不充分で
あり、液晶表示Ｍ　ｉｆｆの光％化を防止しされない問
題か岳病されている。

〔発明の目的〕

本見明の目的は、上記欠点を解消せしめ、耐湿性にすぐ
れ、然・ｆ法安定性がよく、紫外線−蔽性！ｊ巨のよい
液晶表示用口【ｊ光フィルムを提供しようとするもので
ある。

〔発明の構成〕

本発明は、光二色性を呈する物工１である二色性染料ま
たは沃素を含有してなろ１袖配向ポリビニルアルコール
フィルムを偏光素子とし、１軸配向ポリエチレンナフタ
レートフィルムを支持基板とした偏光フィルムにおいて
支持基板となるポリエチレンナフタレンジカルボキシレ
ートフィルムの３方向の屈折率が次式の間係にあり、 ここで、 ｎｌ：主配向方向の屈折率 ｒ１２ａｎ１と１３にＵｔ文する方向の屈Ｄｒ　ｎ＆ｎ
３：厚み方向の屈折率 かつ該ポリエチレンナフタレンジカルボキシレートフィ
ルムを１５０℃において３０分間放置したとき、■熱収
縮率が０．３チ以下であることを特数とする液晶表示用
−光フィルムである。

本発明における偏光素子としては、二色性染料を含Ｈし
てなるポリビニルアルコールフィルムを用いてもよいが
、沃素又は沃素を含有してなるポリビニルアルコールフ
ィルムを用いるのが偏光性ｉ化の点から好ましい。

偏光素子は、沃素化合物を先にき傳せしめたのち、ポリ
ビニルアルコール未延伸フィルムを１袖方向に延伸せし
めたものでも、先に１袖配向せしめたポリビニルアルコ
ール延伸フィルムに沃素を汲置させたものでもよいＱ本
発明におけるポリエチレンナフタレンジカルボキシシー
トとは、ポリエチレン２．６ナフタレンジカルポキシレ
ートのホモポリマーまたはポリ：エチレン−２，６−ナ
フタレンジカルボキシレートを７０本社チ以上含む尋性
体からなる電合体をいう。ｅ　Ｋ−ｓ　このポリマーを
主成分とする共Ｎ合体、混合体で本質的にこのポリエス
テルの性質を失わないポリエステル組成物等も用いるこ
とができる。

本発明におけるポリＬチレンナフタレンジ力ルポキシレ
ート（以下ＰＷＮと略称する）フィルムとは、公知の−
−ル延伸機により機成方向に１軸方向に配向されたもの
であってもよく、また、公知のステンターにより幅方向
に１軸方向に配向されたものであってもよい。史に憬械
方同反び幅方向に２軸延伸されていても実管上１袖方向
ＶＣ配回されたものであってもよい。

七し−〔、そのフィルムの３方向の屈折率から求まる仄
式の１ｌａＮは−０，０３〜＋　０．０５の範囲が必要
である。

Ｎが−０，０３より小さい場曾は、偏光フィルムの一１
ｉ萌しこ・」虫い虹咲嫌がつくので不４当である。

よたＮが＋０．０５より大ざい場せは、フィルムがフィ
ブリル化して装は易くなり、偏光フィルムケ曲げたとぎ
にＭ］れ易くなるので適さない。そして好ましいＮの範
囲は０．００〜＋０．０３である。

更に、Ｐｈ、Ｎフィルムとしては、２５μｍから１００
μｍの厚みのフィルムが支持基板として用いられ、１５
０℃で３０分間無緊・飛下で放ｄしたとさのｗ％収縮率
が０．３チ以下であること〃Ｓ必錫である。熱収縮率が
０．３チを超えると支持基板としての耐熱性が低くなる
ため液晶表示と組合せて用いた場合、高温にさらされる
と表示画面が歪んでしまったり、偏光フィルムの透明性
が低下するため、明るく、均′疼な液晶表示画面が得ら
れなくなる。

〔発明の効果〕

本発明の偏光フィルムは、支持基板として熱収縮率が小
さく制元木子の偏ｊｆ、性＋＋Ｉｋ　’ｔ　Ｌさない屈
折率特性をもった一軸配向ＰＥＮフィルムを用いている
ので、液晶表示用偏見フィルムとしての財？Ａ性や耐ｔ
ｉ性がよく、更に２ｇＮフィルムの特性として３７０　
ｎｍ以下の紫外線を蟲蔽するから、液晶表示の液晶分子
の紫外線劣化を防止することが出来るので、あらゆる外
部櫨境の変化に対して耐える液晶表示用偏光フィルムと
して用いることが出来る０ 〔実施例〕 以下、実施例に基づいて本発明を更に説明する。

なお、本発明における種々の物性値および特注値は以下
の知くして測定されたものである。

（１）　　屈折率 Ａ８ＴＭ−Ｄ５４２−５０に従ってｊＩＩＩセした。

ｆ詑ｊま漱は、砒素トリブロマイド／ンサルファイド糸
７オーミユレーシヨンの屈折率１８２０を用いた。

（２）　　ご＾収ｔ５率 恒儒ζ譬中、無緊張状態で、ｉｓｏ℃に３０分放置して
ｆｌ（；Ｉ定した。京成を’ｕ、測定しり憂すを１とす
るト（（ｌｏ　　ｌ）／１ｕ）Ｘ１００（係）で表わす
。

（３）　　紫外滉濾蔽性 一口立ｒＪ乍所製のダブルビーム分光元反計２２８Ａ＆
用い偏光１反の吸光軸を４５゜傾（すて挿入し、３６５
　ｎｍの光￥、ｌａ透過率を測定した・光線透過・竪が
５％以下を良、５〜２０％を可、２０チ以上を不可とし
た。

（４）　　透過単変４Φ ■日立製作新製のダブルビーム分光光度計２２８人な用
い、偏光板２枚の吸光軸を１道文さぞ、この直交軸を４
５°傾けて挿入し３８５　ｎｍから７８５旧ｎの波長に
ついての光線透過率な測定した。強い虹模様が出る場合
はこの光魂透４４！が波長により変動することがわかっ
ているので、この変動により光線透過率が１％を超える
場合を不可、１％以下の場合を良とした。

（５）　　耐熱性 （ＩＩ！光板を１３０℃に１時１１ｄ無≠張下で放置し
た油浸において（３）項と同様にして５５０ｎｍ　の光
線透過率を測定した。初めの透過率をＴ。、放置１隻の
透過率なＴとした時（Ｔ／Ｔｏ）　Ｘ　ｔｏｏ（％）が
５％以下を艮、５〜１０チを可、１０％を超える場合を
不可とした。

（６）　　耐湿性 （５）項九おいて、偏光板を６０℃で９０％ＲＨに３０
０時間放置して間際に判定した。

１７）屈曲性 ！ｔ１元板を１０回屈曲させたときのΔＩＩれを評１−
シた。

（）びもａｌｌれもない場合な良、ひびや剖れを生じた
場合を不可とした。

実施例１ 舖：辰粘度０．６５のＰｇＮホモポリマーのベレットを
１７０℃で５峙ｉｕ乾燥した。このベレットを當法に従
ってＴ型ダイにより３００℃で６融押出しし−厚さ３４
０μｍの米唸１甲フィルムを作成し、流れ方向に１２０
℃で４．０倍にロール吐１甲し、次いでステンターによ
り２４５℃で３０ｆ）間熱固定を行い、厚さ８５μｍの
支持基積用のｌ軸配向ＰＢＮフィルムをｌ″ｆ″成した
。

この支持基板用フィルムの屈折率反び熱収縮率を表−１
に示す。

一方、沃素をｚ、ｏｘｔ％含有せしめたポリビニールア
ルコールフィルムをロールによす機械方向に４．０倍延
伸して厚さ６０μｍの偏光素子用フィルムを得た。

上記、支持基檄用フィルムをコロナ処理したのち、偏光
素子用フィルムの１Ｒ１ｉ　Ｋ　Ｉｊ２ζ剤を均一に幅
布し、偏光素子用フィルムの両側に圧着させて、偏光板
フィルムを１４だ。このようにして得た偏光板の特性を
表１に示すが、紫外線４蔽性、透過率変動、耐熱性、耐
湿性及び屈曲性ともいずれも良好で、液晶表示用ｔｈＭ
　元フィルムとしＣｔｌＡ　ｉすべきものであった。

比較ｙｔｌ　１ 実施１１１１に軟て、未延伸フィルム厚み６８０μｍと
し、機械方向に４．０倍延伸し、引続き幅方向に１２０
℃で２．０倍延伸した以外は実施例１と同様にして偏′
ｊｔ、板を作成した。この場合の１−光フィルムの物性
を表示した。

比較？！ｌ　２ 実施例１に於て、末吐伸フィルム厚み５１０μｍとし、
機械方向に６．０倍延伸した。このときのＬＭ元フィル
ムの物性を表１に示した比較例３ 実施例１に於けｌるＰＥＮに代えてヤ簀限粘度０．６５
　　のポリエチレンテレフタレート（以下Ｐ　Ｍ、Ｔと
略記する）ベレットを用いた。乾燥温度、溶ｍ穏度反び
４伸は度は適宜調整した。

比較例４ 実施例１のＰ　Ｆ、　Ｎフィルムに代えて、社士写具工
衆■製の粘外線：戊収ｎ１１入りの１００μｍ厚さのセ
ルローストリアセテート（’ｒ　Ａ　Ｏとｈ１３　ｇ己
する）フィルムを支持基板として用いた。他の争件は、
実施例１と同一である。

比較？１１１〜４の物性１ｕｌ１反びｎ＋ｉ光板の特性
を表−１に示すが、特性値のすべてを満足するものはな
かった。

〜

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）光二色性を有する物質を含有してなる一軸配向ポ
   リビニルアルコールを偏光素子とし、かつ一軸配向した
   熱可塑性重合体フィルムを支持基板とした偏光フィルム
   において、支持板としてポリエチレンナフタレンジカル
   ボキシレートの一軸配向フィルムを用いることを特徴と
   する液晶表示用偏光フィルム。
2. （２）ポリエチレンナフタレンジカルボキシレートフィ
   ルムが次式の関係を満足し、かつ１５０℃において３０
   分間無緊張下においたときの熱収縮率が０．３％以下で
   ある特許請求の範囲第１項記載の液晶表示用偏光フィル
   ム。 −０．０３≦［（ｎ＿１＋ｎ＿３）／２］ｎ＿２≦０．
   ０５〔ここに、ｎ＿１は主配向方向の屈折率、ｎ＿２は
   ｎ＿１と直交する屈折率、ｎ＿３は厚さ方向の屈折率で
   ある。〕
3. （３）光二色性を有する物質が沃素若しくは沃素化合物
   又は二色性染料である特許請求の範囲第１項記載の液晶
   表示用偏光フィルム。