JPH03132701A - 偏光フィルム - Google Patents

偏光フィルム

Info

Publication number
JPH03132701A
JPH03132701A JP27034089A JP27034089A JPH03132701A JP H03132701 A JPH03132701 A JP H03132701A JP 27034089 A JP27034089 A JP 27034089A JP 27034089 A JP27034089 A JP 27034089A JP H03132701 A JPH03132701 A JP H03132701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
polarizing film
polarization
film
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27034089A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsushi Akashige
悦史 赤繁
Takao Usami
宇佐美 隆生
Akira Itsubo
明 伊坪
Hideo Toda
秀夫 戸田
Toshiaki Ishibashi
石橋 敏明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Priority to JP27034089A priority Critical patent/JPH03132701A/ja
Publication of JPH03132701A publication Critical patent/JPH03132701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、疎水性樹脂と、配向した特定の二色性色素と
を含有し、偏光特性および耐久性が優れた偏光フィルム
に関する。
[従来の技術およびその発明が解決しようとする課題] 従来より、液晶デイスプレィ、写真フィルタ等に使用さ
れているイ扁光フィルムとしては、ポリビニルアルコー
ル系樹脂等のフィルム基材にヨウ素や二色性染料を付着
させることにより偏光性能を付与したものが知られてい
る。
しかしながら、このような偏光フィルムは、耐熱性、耐
湿性が劣るため、通常、フィルムの両面を耐久性のある
保護膜で覆うことにより実用に供されているが、十分な
耐久性を有するものではなかった。
また、二色性染料とポリエステル系樹脂を用いた偏光フ
ィルム(特開昭58−68008号公報)等も提案され
ているが、二色比を向上させた染料、すなわち二色性の
高い染料を用いても、まだ配向は不十分であり、偏光性
能が低いものしか得られなかった。
本発明の目的は、優れた偏光性能と高耐久性とを満足す
る偏光フィルムを提供することにある。
[課題を解決するための手段1 本発明者は、特定のパラメータの値が特定の範囲にある
二色性色素が、樹脂中で容易に配向し、また該二色性色
素を含有する偏光フィルムが、優れた偏光性能と高耐久
性とを示すことを見い出して本発明に到達した。
すなわち、本発明の偏光フィルムは、分子力場計算法に
より計算した色素分子の主慣性モーメントの最大値と最
小値との比が、25以上である二色性色素と疎水性樹脂
とを含有し、該二色性色素が該疎水性樹脂中で配向して
いることを特徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いる二色性色素は、分子力場計算法により求
めた係る色素分子の主慣性モーメントの最大値と最小値
との比が、25以上、好ましくは40以上、さらに好ま
しくは60以上である。
本発明にいう分子力場計算法とは、一般に分子の安定な
構造を計算する方法として公知の手法であり、分子力場
計算法を実施する計算プログラムの具体例としては、例
えば、MM2 (化学関連プログラム交換機構)、MM
P2(モレキュラーデザイン社製)、MMFF(モレキ
ュラーデザイン社製)等を挙げることができる。
色素分子の主慣性モーメントの最大値と最小値との比は
、このような計算プログラムを用いて、次のようにして
求める。
まず、色素分子の重心を原点とする任意の3次元座標系
において、i番目の構成原子の位置を(X +、3’ 
It z +)とし、その原子量をmlとして、次式で
示される慣性モーメントI xx、I yyおよびエエ
2と、慣性乗積I yz、I zxおよびI xyとを
計算する。
I XX=Σm l(3’、” +212)I IT!
= Σ m +  3’  IZ II !X”  Σ
 m  l Z  I X II xy=Σ m I 
 X  +3’ r次に、この6組の数値からなる2階
のテンソル、すなわち以下に示す により、前記テンソルの上値、すなわち主慣性モーメン
トI3、I2および1.(1,≦I2≦1、)を計算す
ることができる。
本発明にいう色素分子の主慣性モーメントの最大値と最
小値との比は、前記最小値1冒こ対する前記最大値■3
の比(1,/I、)として求めることができる。
なお、本発明の二色性色素としては、このI 、/I 
、比が、25以上のものであれば特に制限はないが、液
晶性を有するものが好ましい。
主慣性モーメントの最大値と最小値との比が、25以上
の二色性色素の具体例としては、例えば次式 (式中、R1,R2、R3およびR4は、それぞれ水素
原子、アルキル基またはハロゲン原子を表し、 を表し、YおよびZは、それぞれ水素原子、アルキル基
、アルコキシ基、ハロゲン原子、ホルミル基、アルカノ
イルオキシ基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基またはジ
アルキルアミノ基を表す)で示されるトリスアゾ色素お
よび次式 (式中、R6は、水素原子、アルキル基またはハロゲン
原子を表し、R1,R2、R3、R4、Yおよび2は、
前記と同じ)で示されるテトラキスアゾ色素を挙げるこ
とができる。
疎水性樹脂としては、透明または半透明のフィルムに成
形することができ、かつ延伸することができる疎水性の
樹脂であれば特に制限はなく、例えばポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン類:ポリフッ化ビニリ
デン、ポリ塩化ビニノデン等のポリハロゲン化ビニリデ
ン類;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート等のポリエステル類;ポリカーボネート類:
ポリ(メタ)アクリレート:ボリエーテル:ボリスチレ
ン:ボリスルフォン;ポリアミド等の単独重合体もしく
は共重合体、またはこれを混合した樹脂等を挙げること
ができる。
なお、これらの疎水性樹脂の分子量は、公知の製膜、延
伸法で成形できるものであれば特に制限はない。
前記二色性色素は、このような疎水性樹脂に対し、0.
001〜15重量%、好ましくは0.001〜5重量%
、さらに好ましくは0.01〜2重量%が含有され、疎
水性樹脂中で高度に配向している。
本発明の偏光フィルムには、このような二色性色素およ
び疎水性樹脂のほか、紫外線吸収剤、酸化防止剤のよう
な添加剤、色素等が3重量%以下含有していてもよい。
このような組成からなる本発明の偏光フィルムの膜厚は
、10〜150P、好ましくは30〜100Pである。
このような本発明の偏光フィルムの製造方法としては、
特に制限はなく、公知の方法を採用することができ、例
えば次のようにして製造することができる。
まず、前記二色性色素および疎水性樹脂を所定の割合で
混合し、二色性色素の融点以上の温度で溶融混練する。
混線は通常行われる手段により、行うことができ、例え
ば、ブラベンダー等を好適に用いることができる。
次に、この混練物を前記混練温度で、例えば、Tダイ法
またはインフレーション法を採用して製膜する。
この時の膜厚としては、100〜750P、好ましくは
150〜500戸である。
本発明の偏光フィルムは、このように製膜した混線物を
、例えば、ロール延伸機等によって一軸延伸することに
より二色性色素を高度に配向させて得ることができる。
一軸延伸の倍率は、2〜12倍、好ましくは3〜10倍
である。
[発明の効果] かくして製造した偏光フィルムは、疎水性樹脂に5配向
性の二色性色素を含有し、高度に配向しているので、偏
光度90%以上の優れた偏光特性を有し、かつ、耐熱性
、耐湿性にも優れ、高耐久性を有する。
したがって、偏光性能が熱や水分によってもほとんど変
化せず、優れた偏光特性を長期間維持することができる
本発明の偏光フィルムは、液晶デイスプレィ、車載用デ
イスプレィ、色相可変フィルタ、可変透過サングラス、
写真フィルタ、ブラウン管や測定器数値表示部等の反射
防止フィルタ等に使用することができるほか、使用目的
に応じて加工することができ、例えば、本発明の偏光フ
ィルムにポリマーをラミネートしたり、本発明の偏光フ
ィルムの表面に蒸着、スパッタリングまたは塗布法によ
り、インジウム−スズ系酸化物等の透明導電性膜を形成
したりして実用に供することもできる。
(実施例) 次に本発明を実施例よりさらに詳しく説明する6 なお、偏光フィルムの特性は、次の測定法、評価基準を
用いて調べた。
(1)主慣性モーメントの最大値/最小値の計合成した
色素について、分子力場計算法プログラムMMFF(モ
ルキュラーデザイン社製)を使用して色素の安定な構造
を計算した。
次に計算した分子構造からそれぞれの色素の主慣性モー
メントの最大値工、と最小値■1との比(1,/I、)
を計算した。
(2)偏光性能 分光光度計(MPS−2000、■島津製作所製)を用
いて、2枚の偏光フィルムを、延伸方向が平行になるよ
うに重ねて、分光光度計の光路において測定した可視領
域最大吸収波長での光線透過率(T 、 )および2枚
の偏光フィルムを延伸方向が直交するように重ねて光路
に置き、測定した同波長での光線透過率(T2)を求め
、次式を用いて偏光度(V)を算出した。
(3)ifi1熱性 偏光フィルムを100℃の熱風中で1000時間放置し
、その後の偏光性能を放置前のものと比較し、評価した
6 (4)耐湿性 偏光フィルムを80℃、95%RHで1000時間放置
し、その後の偏光性能を放置前のものと比較し、評価し
た。
実施例I 11表−1に示した色素Aの合成 ■モノアゾ色素の合成 水100 m 12に、N、N−ジメチル−p−フェニ
レンジアミン6.8gおよび濃塩酸104m℃を加えて
溶解し、5°C以下で水10m2に溶解した亜硝酸ナト
リウム3.45gを滴下し、ジアゾ化を行った。
次に、ジメチルホルムアミドlomρに溶解したm−ト
ルイジン5.4gを10℃以下でジアゾ溶液に加え、2
時間撹拌してカップリングさせたのちに濾過した。
その残渣を水洗してからさらにメタノールで洗浄したの
ちに、乾燥して次式で示されるモノアゾ色素8.1gを
得た。
■ジスアゾ色素の合成 得られたモノアゾ色素7.6gを酢酸100m℃に溶解
し、さらに濃塩酸6.3m℃を加えた溶液に、5°C以
下で亜硝酸ナトリウム2.1gを水6mI2に溶解した
液を滴下し、ジアゾ化を行った。
次に、ジメチルホルムアミド10mI2に溶解した8−
アミノキノリン4.3gを10°C以下でジアゾ溶液に
加え、2時間撹拌したのちに濾過した。
その残渣を水洗してからさらにメタノールで洗浄したの
ちに、乾燥して次式で示されるジスアゾ色素8.3gを
得た。
■トリスアゾ色素の合成 得られたジスアゾ色素7.2gをジメチルアミド100
mJ2に溶解し、さらに濃塩酸4.5mg。
を加えた溶液に、5℃以下で亜硝酸ナトリウム1.3g
を水4rr+12に溶解した液を滴下し、ジアゾ化を行
った。
次に、ジメチルホルムアミド10mI2に溶解したN、
N−ジメチルアニリン2.7gを10°C以下でジアゾ
溶液に加え、2時間撹拌したのちに濾過した。
その残渣を水洗してからさらにメタノールで洗浄したの
ちに、乾燥して粗製色素4.8gを得た。
得られた粗製色素をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーを用いてトルエンで展開し、トリスアゾ色素として表
−1に示した色素Aを得な6なお、得られた色素Aの主
慣性モーメントの最大値/最小値(I3/I、)を表−
2に示す。
TI 、偏光フィルムの作製 得られた色素A0.9gとポリエチレン樹脂(FY−4
、三菱油化用製)120gとを200°Cでブラベンダ
ーを用いて均一にブレンドし、マスターバッチを作製し
た。
得られたマスターバッチ110gおよびポリエチレン樹
脂780gを、Tダイス(ダイス幅120mm)を備え
た15mm押し出し機を用いて210℃で製膜した。
次いで、第1図に示すロール延伸機にて、100℃で低
速ロールe (0,85m/分)に通した後、高速冷却
ロール5 (5,5m/分)により縦方向に6.5倍に
延伸し、約75P厚の偏光フィルムを得た。
得られた偏光フィルムの偏光特性の評価[1枚の偏光フ
ィルムの最大吸収波長での光線透過率:以下、単に透過
率(T、)という]および偏光度(V)を表−2に示す
なお偏光フィルムの巾方向のバラツキは、認められなか
った。
また、耐熱性の評価を表−3に、耐湿性の評価を表−4
に示す。
実施例2 10表−1に示した色素Bの合成 ■モノアゾ色素の合成 m−トルイジンに代えて8−アミノキノリン7.2gを
用いたほかは、実施例1の■と同様にカップリングを行
い、次式で示されるモノアゾ色素9.3gを得た。
■ジスアゾ色素の合成 得られたモノアゾ色素8・、7gを用いて実施例1の■
と同様にジアゾ化を行い、ついで8−アミノキノリン4
,3gを用いて実施例1の■と同様にカップリングを行
い、次式で示されるジスアゾ色素9.4gを得た。
■トリスアゾ色素の合成 得られたジスアゾ色素8.0gを用いて、実施例1の■
と同様にジアゾ化を行い、N、N−ジメチルアニリン2
.7gを用いて実施例1の■と同様にカップリングおよ
びその後の処理を行ってトリスアゾ色素として表−1に
示した色素Bを得た。
なお、得られた色素Bの主慣性モーメントの最大値/最
小値(I 、/I 、)を表−2に示す。
II 、偏光フィルムの作製 色素Aに代えて色素Bを用いたほかは、実施例1と同様
に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(TOIおよび偏光度(
V)を表−2に示す。
なお偏光フィルムの巾方向のバラツキは、認められなか
った。
また、耐熱性の評価を表−3に、耐湿性の評価を表−4
に示す。
実施例3 19表−1に示した色素Cの合成 ■トリスアゾ色素の合成 実施例2の■と同様にジスアゾ色素を得たのちに、実施
例1の■と同様にジアゾ化し、N、N−ジメチルアニリ
ンに代えて8−アミノキノリン2.9gを用いたほかは
、実施例1の■と同様にカップリングを行い、次式で示
されるトリスアゾ色素4.9gを得た。
■テトラキスアゾ色素の合成 得られたトリスアゾ色素4.5gをジメチルアミド10
0rr+j2に溶解し、さらに濃塩酸2.0m℃を加え
た溶液に、5°C以下で亜硝酸ナトリウム0.6gを水
1mj2に溶解した液を滴下し、ジアゾ化を行った。
次に、ジメチルホルムアミド10mf2に溶解したN、
N−ジメチルアニリン1.Ogを10℃以下でジアゾ溶
液に加え、2時間撹拌したのちに濾過した。
その残渣を水洗してからさらにメタノールで洗浄したの
ちに、乾燥して粗製色素2.8gを得た。
得られた粗製色素をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーを用いてトルエンで展開し、テトラキスアゾ色素とし
て表−1に示した色素Cを得た。
なお、得られた色素Cの主慣性モーメントの最大値/最
小値(r 3/I +)を表−2に示す。
TI 、偏光フィルムの作製 色素Aに代えて色素Cを用いたほかは、実施例1と同様
に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(To)および偏光度(
V)を表−2に示す。
なお偏光フィルムの中方向のバラツキは、認められなか
った。
また、耐熱性の評価を表−3に、耐湿性の評価を表−4
に示す。
実施例4 10表−1に示した色素りの合成 ■モノアゾ色素の合成 N、N−ジメチル−p−フェニレンジアミンに代えてp
−ニトロアニリン6.9gを用いたほかは、実施例1の
■と同様にジアゾ化およびカップリングを行い、次式で
示されるモノアゾ色素8.3gを得た。
■テトラキスアゾ色素の合成 得られたモノアゾ色素7.7gを用いて実施例1の■と
同様にジアゾ化を行い、ついで1−5ジアミノナフタレ
ン2.4gを用いて実施例1の■と同様にカップリング
およびその後の処理を行い、テトラキスアゾ色素として
表−1に示した色素D9.4gを得た。
なお、得られた色素りの主慣性モーメントの最大値/最
小値(I 、/I 、)を表−2に示す。
II 、偏光フィルムの作製 色素Aに代えて色素りを用いたほかは、実施例1と同様
に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(T、)および偏光度(
V)を表−2に示す。
なお偏光フィルムの巾方向のバラツキは、認められなか
った。
また、耐熱性の評価を表−3に、耐湿性の評価を表−4
に示す。
実施例5 11表−1に示した色素Eの合成 ■モノアゾ色素の合成 N、N−ジメチル−p−フェニレンジアミンに代えてN
−p−メトキシフェニル−1,4−フェニレンジアミン
lo、7gを用いたほかは、実施例1の■と同様にジア
ゾ化およびカップリングを行い1次式で示されるモノア
ゾ色素11.1gを得た。
■ジスアゾ色素の合成 得られたモノアゾ色素10.0gを用いて実施例1の■
と同様にジアゾ化を行い、ついでm−トルイジン3.2
gを用いたほかは実施例1の■と同様にカップリングを
行い、次式で示されるジスアゾ色素9.5gを得た。
■トリスアゾ色素の合成 得られたジスアゾ色素8.7gを用いて、実施例1の■
と同様にジアゾ化を行い、N、N−ジメチルアニリン2
,4gを用いて実施例1の■と同様にカップリングおよ
びその後の処理を行ってトリスアゾ色素として表−1に
示した色素Eを得た。
なお、得られた色素Eの主慣性モーメントの最大値/最
小値(I 3/I 、)を表−2に示す。
II 、偏光フィルムの作製 色素Aに代えて色素Eを用いたほかは、実施例1と同様
に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(To)および偏光度(
V)を表−2に示す。
なお偏光フィルムの巾方向のバラツキは、認められなか
った。
また、耐熱性の評価を表−3に、耐湿性の評価を表−4
に示す。
実施例6 実施例1で得られた色素A1.Ogとポリフッ化ビニリ
デン樹脂(Solef 1008、ソルベー社製) 1
40gとを用いてたほかは、実施例1と同様に偏光フィ
ルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(To)および偏光度(
V)を表−2に示す。
なお偏光フィルムの巾方向のバラツキは、認められなか
った。
実施例7 色素Aに代えて色素B1.Ogを用いたほかは、実施例
6と同様に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(To)および偏光度(
V)を表−2に示す。
なお偏光フィルムの巾方向のバラツキは、認められなか
った。
実施例8 色素Aに代えて色素C1,Ogを用いたほかは、実施例
6と同様に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(To)および偏光度(
V)を表−2に示す。
なお偏光フィルムの巾方向のバラツキは、認められなか
った。
実施例9 色素Aに代えて色素Di、Ogを用いたほかは、実施例
6と同様に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(”ro)および偏光度
(V)を表−2に示す。
なお偏光フィルムの巾方向のバラツキは、認められなか
った。
実施例1O 色素Aに代えて色素E1.Ogを用いたほかは、実施例
6と同様に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(T、)および偏光度(
V)を表−2に示す。
なお偏光フィルムの巾方向のバラツキは、認められなか
った。
比較例1 実施例1と同様に表−1に示す色素Fを合成した。
なお、得られた色素Fの主慣性モーメントの最大値/最
小値(I 、/I 、)を表−2に示す。
色素Aにポえて色素F1.Ogを用いたほかは、実施例
1と同様に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(To)および偏光度(
V)を表−2に示す。
比較例2 実施例1と同様に表−1に示す色素Gを合成した。
なお、得られた色素Gの主慣性モーメントの最大値/最
小値(I 、/I 、)を表−2に示す。
色素Aに代えて色素G1.Ogを用いたほかは、実施例
1と同様に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(Tolおよび偏光度(
V)を表−2に示す。
比較例3 実施例1と同様に表−1に示す色素Hを合成した。
なお、得られた色素Hの主慣性モーメントの最大値/最
小値(I 、/I 、)を表−2に示す。
色素Aに代えて色素H1,Ogを用いたほかは、実施例
1と同様に偏光フィルムを作製した。
得られた偏光フィルムの透過率(To)および偏光度(
V)を表−2に示す。
表−2 偏光特性 表−3 耐熱性試験 試験前 偏光度(%) 試験後 偏光度(%) 変形 変色 ポリフッ化 ビニリデン ピレン 40.0% 41.3% 40.5% 42.1% 36.2% 95.7% 96.8% 99.5% 99.3% 96.2% 37.6% 39.0% 38.3% 38.5% 96.0% 96.5% 99.0% 99.5% 38.5% 72.0% 37.9% 79.8% 実施例1 〃 2 〃 3 〃 4 〃 5 実施例1 〃 2 〃 3 〃 4 〃 5 97.6 95.7 96.8 99.5 99.3 表−4 試験前 偏光度(%) 97.6 95.7 96.8 945 99.3 97.0 94.9 96.6 99.3 98.7 耐湿性試験 試験後 偏光度(%) 変形 97.1 95.3 96.6 99.0 98.6 変色 評価 表−1、表−2、表−3および表−4から明らかなよう
に、実施例の偏光フィルムは各処理前後で、外観および
偏光特性はほとんど変化せず、耐久性が優れていること
がわかる。
また、比較例の偏光フィルムは、実施例の偏光フィルム
に比べ偏光特性が劣っていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の偏光フィルムを製造する際に使用し
たロール延伸機である。 1・・・押出し機 2・・・T−ダイス 3・・・チルロール 44′・・・ニップロール 5・・・高速(冷却)ロール 6・・・低速(予熱)ロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子力場計算法により計算した色素分子の主慣性
    モーメントの最大値と最小値との比が、25以上である
    二色性色素と疎水性樹脂とを含有し、該二色性色素が該
    疎水性樹脂中で配向していることを特徴とする偏光フィ
    ルム。
JP27034089A 1989-10-19 1989-10-19 偏光フィルム Pending JPH03132701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27034089A JPH03132701A (ja) 1989-10-19 1989-10-19 偏光フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27034089A JPH03132701A (ja) 1989-10-19 1989-10-19 偏光フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03132701A true JPH03132701A (ja) 1991-06-06

Family

ID=17484894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27034089A Pending JPH03132701A (ja) 1989-10-19 1989-10-19 偏光フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03132701A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0518425A2 (en) * 1991-06-11 1992-12-16 Dsm N.V. Polarizing film made of semicrystalline polyolefine
WO2004087795A1 (en) * 2003-04-02 2004-10-14 Ucb, S.A. Authentication means
US6814896B2 (en) 1995-03-03 2004-11-09 Vision-Ease Lens, Inc. Production of optical elements
WO2009101428A1 (en) * 2008-02-16 2009-08-20 Fujifilm Imaging Colorants Limited Polyazo compounds and their use in ink jet printing
JP2012082400A (ja) * 2010-09-14 2012-04-26 Mitsubishi Chemicals Corp 二色性色素、液晶組成物、及び液晶素子
US8906183B2 (en) 2003-09-09 2014-12-09 Insight Equity A.P.X, Lp Photochromic polyurethane laminate

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0518425A2 (en) * 1991-06-11 1992-12-16 Dsm N.V. Polarizing film made of semicrystalline polyolefine
EP0518425A3 (ja) * 1991-06-11 1994-03-23 Dsm Nv
US6814896B2 (en) 1995-03-03 2004-11-09 Vision-Ease Lens, Inc. Production of optical elements
US7048997B2 (en) 1995-03-03 2006-05-23 Vision-Ease Lens Production of optical elements
WO2004087795A1 (en) * 2003-04-02 2004-10-14 Ucb, S.A. Authentication means
US8906183B2 (en) 2003-09-09 2014-12-09 Insight Equity A.P.X, Lp Photochromic polyurethane laminate
US9981453B2 (en) 2003-09-09 2018-05-29 Vision Ease, Lp Photochromic polyurethane laminate
US9981452B2 (en) 2003-09-09 2018-05-29 Vision Ease, Lp Photochromic polyurethane laminate
US10052849B2 (en) 2003-09-09 2018-08-21 Vision Ease, Lp Photochromic polyurethane laminate
US11420426B2 (en) 2003-09-09 2022-08-23 Hoya Optical Labs Of America, Inc. Photochromic polyurethane laminate
GB2468830A (en) * 2008-02-16 2010-09-22 Fujifilm Imaging Colorants Ltd Polyazo compounds and their use in ink printing
GB2468830B (en) * 2008-02-16 2012-03-21 Fujifilm Imaging Colorants Ltd Polyazo compounds and their use in ink printing
WO2009101428A1 (en) * 2008-02-16 2009-08-20 Fujifilm Imaging Colorants Limited Polyazo compounds and their use in ink jet printing
JP2012082400A (ja) * 2010-09-14 2012-04-26 Mitsubishi Chemicals Corp 二色性色素、液晶組成物、及び液晶素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI294972B (en) Non-bireeringent optical resin material and optical member
JP2710630B2 (ja) 偏光フィルムおよびその製造方法
JP4792777B2 (ja) 広視野角補償フィルム及びそれを用いてなる透過型液晶表示装置
WO2001006281A1 (fr) Polariseur renfermant une teinture
WO2016186183A1 (ja) 染料系偏光素子、並びにこれを用いた偏光板及び液晶表示装置
JPS60134204A (ja) 偏光フイルム
JPH0470603B2 (ja)
JPS62296101A (ja) 偏光フイルム
JPH03132701A (ja) 偏光フィルム
JPS63195602A (ja) 偏光フイルム
JPH07207169A (ja) 偏光フィルム用アゾ系色素及びこれを用いた偏光フィルム
JPS62275163A (ja) アントラキノン系色素およびこれを用いた偏光フイルム
JPWO2020050333A1 (ja) 偏光素子並びにそれを用いた偏光板及び光学部材等
JPH1149878A (ja) 偏光フィルムの製造方法
JPH07159615A (ja) 染料系偏光膜
JP4506342B2 (ja) 透明性樹脂組成物及び光学フィルム
JPS58124621A (ja) 偏光フイルムの製造方法
JPS61285259A (ja) 二色性色素およびこれを用いた偏光フイルム
JP3392196B2 (ja) 偏光フイルムの製造法
JPH09132726A (ja) テトラキスアゾ化合物およびそれの偏光膜への利用
JPS60125804A (ja) 偏光フイルム
JP2001108828A (ja) トリスアゾ化合物を含有する染料系偏光膜
JP2001027708A (ja) 液晶プロジェクター用偏光板及びカラー液晶プロジェクタ
JPH04333002A (ja) 偏光フィルム及びその製造方法
JPS63189803A (ja) 偏光膜