JPS6280310A - 焼結含油軸受 - Google Patents

焼結含油軸受

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JPS6280310A
JPS6280310A JP21748185A JP21748185A JPS6280310A JP S6280310 A JPS6280310 A JP S6280310A JP 21748185 A JP21748185 A JP 21748185A JP 21748185 A JP21748185 A JP 21748185A JP S6280310 A JPS6280310 A JP S6280310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bearing
oil
motor
bearings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21748185A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Furuya
幸男 古谷
Toshio Katagiri
片桐 敏男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP21748185A priority Critical patent/JPS6280310A/ja
Publication of JPS6280310A publication Critical patent/JPS6280310A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モータ等に用いられる焼結含油軸受に関する
(従来の技術) モータ等においては、軸受オイルレスメタルと称して焼
結含油軸受が用いられている。モータの軸受として焼結
含油軸受を用いた場合、シャフトとの摺接面におけるポ
ーラスの大きさが機械的な音の発生と軸受の寿命とに関
連することが知られている。特公昭52−25499号
公報記載の発明は上記の観点からなされたもので、ポー
ラスの孔径の分布を変えることにより、機械的な音の発
生を抑制しつつ軸受の寿命を延ばそうとするものである
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来は、焼結含油軸受のシャフトとのtト接面
におけるポーラスと回転むら(以下「ワウ・フラッタ」
という)の関係については何等考慮されていない。
従来、焼結含油軸受のシャフトとの摺接面におけるポー
ラスの面積の総和は、軸受のシャフトとの摺接面の全面
積に対して21乃至40%が良いとされていた。しかし
、かかる従来のポーラスの面積割合によれば、モータ完
成時のワウ・フラッタ特性が悪く、特に、振動や衝撃が
加わると、ワウ・フラッタが顕著に悪化していた。また
、上記従来の焼結含油軸受によれば、モータ完成時にお
いて焼結含油軸受に側圧をかけた状態でのモータの消費
電流(側圧電流)値が高くなっていた。これはシャフト
が焼結含油軸受に対して金属接触状態になっていること
によるものと考えられる。
本発明の目的は、モータの軸受として用いた場合、ワウ
・フラッタの低減と安定化を図り、また、ならし運転を
しなくても側圧電流が安定するようにした焼結含油軸受
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、焼結含油軸受のシャフトとの摺接面の面積に
対して、このシャフトとの摺接面におけるポーラスの面
積の総和を10乃至20%の範囲としたことを特徴とす
る。
(作用) シャフトとの摺接面の面積に対し、このシャフトとの摺
接面におけるポーラスの面積の総和を10乃至20%に
することにより、シャフトと軸受との間の油膜が強くな
り、また、振動や衝撃が加わってもオイルが軸受内に逃
げ難いため、シャフトと軸受との間のオイル潤滑状態が
保たれる。
(実施例) 第1図は、本発明に係る焼結含油軸受を用いたモータの
例を示す。第1図において、筒状のステータケース1の
両端部には、キャップ状のケース2と側板3が固定され
、ケース2には円筒状の軸受ホルダ4の一端部が嵌合固
定されている。軸受ホルダ4の両端内周部には本発明に
係る焼結含油軸受5.6が一体に嵌合固定され、焼結含
油軸受5.6によりシャフト7が回転自在に支持されて
いる。シャフト7の一端部外周にはロータホルダ8と整
流子9が嵌合固着されている。ロータホルダ8の大部分
は軸受ホルダ4の外周を所定の間隙をおいて包囲してお
り、このロータホルダ8の外周にはロータコア10が嵌
合固着され、ロータコア10には巻線11が施されてい
る。モータケースlの内周にはステータマグネ7ト12
が嵌合固定され、ロータコア10と対向している。上記
整流子9にはブラシ13が摺接している。シャフト7の
一端は、側板3に設けられたスラスト受け14に当たっ
ている。符号20は、上記のように構成されたモータを
示す。
上記焼結含油軸受5.6は、好ましくは鉄−銅系を使用
し、シャフト7との摺接面の面積に対し、シャフトとの
摺接面における多数のポーラスの面積の総和を10乃至
20%の範囲に設定する。
第3図は、本発明に係る焼結含油軸受のシャフトとの摺
接面を拡大して示すもので、多数のポーラス15が存在
している。上記シャフトとの摺接面において、これを第
3図にaSb、cで示されているように、成る程度の広
がりをもつ任意の範囲を設定してこの各範囲におけるポ
ーラス15の占める面積の割合を求めた場合、上記各範
囲とも10乃至20%の範囲になるようにする。
第2図は、第1図に示されているモータ20をビデオテ
ープレコーダのベルト駆動型キャプスタンモータとして
用いた例を示す。第2図において、モータ20の出力軸
に設けられたプーリ21とフライホイル23にはベルト
22が掛けられている。フライホイル23はキャプスタ
ン軸24を中心に回転自在に支持されている。キャプス
タン軸24にはピンチローラ25によってテープ26が
押しつけられ、モータ20によりプーリ21、ベルト2
2、フライホイル23を介してキャプスタン軸24が回
転駆動されることにより、テープ26が一定速度で輸送
されるようになっている。
上記のようなビデオテープレコーダ用モータは、回転数
が500乃至800rpn+程度であり、モータの焼結
含油軸受5.6には150乃至450g程度の側圧がか
かる。軸受に側圧がかかると、シャフトとの摺接面にお
けるオイルが軸受メタル内に逃げようとする。特に、従
来のように、焼結含油軸受のシャフトの摺接面における
ポーラスの面積の割合を20乃至40%にした場合、軸
受に側圧がかかるとオイルが軸受メタル内に逃げ易く、
軸受とシャフトとの間のオイル潤滑状態が保たれなくな
る。モータのシャフトに振動や衝撃が加わった場合も同
様である。
その点、本発明に係る焼結含油軸受のように、シャフト
との摺接面におけるポーラスの面積の総和を10乃至2
0%の範囲にすると、シャフトと軸受メタルとの間の油
膜が強くなり、軸受に側圧がかかったり、振動や衝撃が
加わってもオイルが軸受メタル内に逃げ難いため、軸受
とシャフトとの間のオイル潤滑状態を保つことができる
されているが、表面粗さを0.1 μmとか0.05μ
隅というように小さくすることは技術的に困難である。
第4図乃至第7図は、本発明に係る焼結含油軸受と従来
の焼結含油軸受をテープレコーダのキャプスタンモータ
の軸受として、側圧を加えた状態で用いた場合のワウ・
フラ・ツタ特性を示すもので、何れもワウ・フラッタの
10Hz成分をとっである。
第4図と第6図は衝撃が与えられた回数によるワウ・フ
ランク特性の変化を示すもので、第4図は本発明に係る
焼結含油軸受を用いた場合、第6図は従来の焼結含油軸
受を用いた場合を示す。これで明らかなように、本発明
に係る焼結含油軸受を用いれば、衝撃や振動が加わった
場合のワウ・フラッタ値の変化が、従来の焼結含油軸受
を用いた場合に比べて1/3程度に減少する。
第5図と第7図はキャプスタン駆動時におけるワウ・フ
ラッタのばらつきを示すもので、第5図は本発明に係る
焼結含油軸受を用いた場合、第7図は従来の焼結含油軸
受を用いた場合を示す。これで明らかなように、本発明
に係る焼結含油軸受を用いれば、ワウ・フラッタのばら
つきが従来の焼結含油軸受を用いた場合に比べて1/2
程度に減少する。
(発明の効果) 本発明によれば、シャフトとの摺接面の面積に対して上
記摺接面のポーラスの面積の総和を10乃至20%の範
囲にすることにより、シャフトと軸受との間の油膜が強
くなり、振動や衝撃が加わってもオイルが軸受内に逃げ
難いため、常にシャフトと軸受との間のオイル潤滑状態
が保たれる。従って、本発明に係る焼結含油軸受をテー
プレコーダのキャプスタンモータとして用いた場合、ワ
ウ・フラッタのばらつきや、衝撃あるいは振動によるワ
ウ・フラッタの変化を少なくすることができるし、側圧
をかけた状態での電流を少なくすることができ、側圧を
かけた状態での慣らし運転を廃止することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る焼結含油軸受を用いたモータの例
を示す縦断面図、第2図は上記モータを用いたテープレ
コーダのキャプスタン駆動時構の例を示す平面図、第3
図は本発明に係る焼結含油軸受のシャフトとの摺接面の
例を示す拡大図、第4図は本発明に係る焼結含油軸受を
用いたモータの衝撃回数に対するワウ・フラッタの変化
を示す線図、第5図は同じく本発明に係る焼結含油軸受
を用いたモータのワウ・フラッタのばらつきを示す線図
、第6図は従来の焼結含油軸受を用いたモータの衝撃回
数に対するワウ・フラッタの変化を示す線図、第7図は
従来の焼結含油軸受を用いたモータのワウ・フラッタの
ばらつきを示す線図である。 5.6・−焼結含油軸受、 7−・−シャフト、15・
−ポーラス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属多孔質体によって作られ、シャフトとの摺接面に多
    数のポーラスを有する軸受において、上記摺接面の面積
    に対して上記ポーラスの面積の総和を10乃至20%の
    範囲としたことを特徴とする焼結含油軸受。
JP21748185A 1985-09-30 1985-09-30 焼結含油軸受 Pending JPS6280310A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21748185A JPS6280310A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 焼結含油軸受

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JP21748185A JPS6280310A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 焼結含油軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6280310A true JPS6280310A (ja) 1987-04-13

Family

ID=16704907

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21748185A Pending JPS6280310A (ja) 1985-09-30 1985-09-30 焼結含油軸受

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000006902A1 (fr) * 1998-07-29 2000-02-10 Daikin Industries, Ltd. Palier pour compresseur de machine refrigerante, et compresseur equipe de ce palier
NL1014457C2 (nl) * 1999-02-24 2001-06-06 Ntn Toyo Bearing Co Ltd Gesinterd oliehoudend lager en werkwijze voor het vervaardigen ervan en spilmotor voor informatie-apparatuur.

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