JP4110605B2 - モータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータに関し、特にスピンドルモータの軸受構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えばCD−ROMを用いるディスクドライブにおいては、CD−ROMに記憶されているデータのアクセスのさらなる高速化が要求されている。
このような高速アクセス化を図るには、CD−ROMを例えば8000rpmという高速で回転させるモータが必要であり、さらに高速アクセス時にデータをエラー無く安定して読み出すには、例えば1gcmという大きな偏心量を持つCD−ROMを高精度かつ安定的に支持回転させると共に、この状態を長期間維持可能な信頼性を有するモータが必要となる。
【0003】
図5は、例えばCD−ROMを用いるディスクドライブに内蔵されている従来のモータの一例を示す断面側面図である。
このモータ30は、スピンドルモータであリ、ロータ部30aとステータ部30bを備えている。
ロータ部30aは、ロータ軸31、ターンテーブル32、ロータケース33及びマグネット34等で構成されている。
ステータ部30bは、モータ基板35、ハウジング36、メタル含油軸受37、スラスト受け38、積層鉄芯39及びコイル40等で構成されている。
【0004】
ターンテーブル32は、CD−ROMを載置・固定可能な円盤形状に形成されており、中心部がロータ軸31の先端部に例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
ロータケース33は、磁性を有する材料、例えば鉄等の金属で鉢状に形成されており、中心部がロータ軸31に例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
マグネット34は、ロータケース33の外周部の内周面側に沿って複数個並べて接着固定されている。
【0005】
ハウジング36は、内周部の一端に油溜り36aを有し、外周部に段付きフランジ部36bを有する円筒形状に形成されており、段付きフランジ部36bがモータ基板35の取付穴部にカシメ固定されている。
メタル含油軸受37は、粉末冶金により円筒形状に形成されて潤滑油が含浸されており、ハウジング36の内周部に2個並んで例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。ここで、ターンテーブル32側に配置されているメタル含油軸受37を出力側メタル含油軸受37と呼び、モータ基板35側に配置されているメタル含油軸受37を反出力側メタル含油軸受37と呼ぶ。
【0006】
スラスト受け38は、円盤形状に形成されており、ハウジング36の内周部の他端に例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
積層鉄芯39は、リング状であって板状の磁性材が複数枚積層されて形成されており、ハウジング36の外周部に例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
コイル40は、積層鉄芯39に例えば円周方向に等間隔をおいて複数個巻回されている。
【0007】
そして、ロータ部30aとして構成されたロータ軸31が、ステータ部30bとして構成されたメタル含油軸受37の内周部に挿入され、ロータ軸31の一端が、スラスト受け38に当接され、マグネット34と積層鉄芯39とが対向配置されている。
従って、積層鉄芯39に巻回されているコイル40に通電することにより回転磁界が発生するので、ロータ部30aはメタル含油軸受37との間で摺動してステータ部30bに対して回転する。
【0008】
そして、このモータ30を長期間使用していると、特にCD−ROMの回転側である出力側メタル含油軸受37に掛る負担が大きいことから、この出力側メタル含油軸受37に含浸されている潤滑油は、外部への染み出し、酸化、蒸発等により失われ、メタル含油軸受37としての機能が損なわれるので、ハウジング36に設けられている油溜り36aに潤滑油を溜めておき、出力側メタル含油軸受37に供給するようにしている。
【0009】
このような構成のモータ30において、CD−ROMを高速で回転させると共に、高精度かつ安定的に支持回転させるには、ハウジング36とメタル含油軸受37で成る軸受組立体の性能が重要である。
この軸受組立体の性能は、メタル含油軸受37の気孔率及びメタル含油軸受37の内周部とロータ軸31の外周部とのクリアランス量により決定される。即ち、メタル含油軸受37に含浸されている潤滑油は、ロータ軸31の回転で発生するポンプ作用により、メタル含油軸受37を構成する粉末圧縮焼結体の隙間である気孔内から吸い出され、メタル含油軸受37の内周部とロータ軸31の外周部とのクリアランス内で油膜となって潤滑作用するからである。
従って、メタル含油軸受37の内周部とロータ軸31の外周部とのクリアランス量を例えば3μm程度に設定することが望ましい。
【0010】
ところが、メタル含油軸受37の外周部とハウジング36の内周部との固着力を確保する必要があるため、メタル含油軸受37の外周部とハウジング36の内周部との圧入代は通常数十μmに設定される。このため、単純にメタル含油軸受37をハウジング36の内周部に圧入すると、メタル含油軸受37の内径が影響を大きく受けることになり、上記メタル含油軸受37の内周部とロータ軸31の外周部とのクリアランス量を安定維持することができなくなる。
そこで、メタル含油軸受37をハウジング36の内周部に圧入すると同時に、メタル含油軸受37の内周部をリーマ等でサイジングし、上記メタル含油軸受37の内周部とロータ軸31の外周部とのクリアランス量を安定維持するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来のモータ30においては、2個のメタル含油軸受37の内周部とロータ軸31の外周部とのクリアランス量を安定維持するために、各メタル含油軸受37は、ハウジング36の内周部に圧入される前に、各メタル含油軸受37の内周部がリーマ等でサイジングされる。
ところが、各メタル含油軸受37は、金属粉末を圧縮成形して焼結した粉末冶金により形成されているため、各メタル含油軸受37の外径にばらつきが生じ易い。そして、この外径ばらつきが生じると、各メタル含油軸受37の外周部とハウジング36の内周部との圧入代が変化してしまい、各メタル含油軸受37の内周部とロータ軸31の外周部とのクリアランス量を安定維持することが困難になると共に、そのクリアランス量の安定維持に掛るコストがアップしてしまうという問題があった。
【0012】
さらに、2個のメタル含油軸受37の内径の同軸度にもばらつきが生じ易いため、各メタル含油軸受37の内周部とロータ軸31の外周部との間での回転ロスが増加して油膜切れ等の不具合が発生する場合があるという問題があった。
また、ハウジング36は、金属体の切削加工により形成されるが、油溜り36aや段付きフランジ部36bを有する複雑な形状をしているため、切削加工に掛るコストがアップしてしまうという問題があった。
【0013】
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、簡単な構成により回転性能が高く、製造コストが低いモータを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明にあっては、ハウジング内に固定された含油軸受を介して軸を回転させる構成のモータにおいて、前記ハウジングは、略ストレートの円筒形に形成されており、前記軸受の内周部の両端部に、前記軸と摺動する摺動部をそれぞれ設けると共に、前記各摺動部間に、前記軸と接触しない第1の逃げ部を設け、前記軸受の外周部における前記摺動部の一方に対応する部位に、前記ハウジングの内周部と接触しない第2の逃げ部を設けると共に、前記第2の逃げ部以外の部位に、前記ハウジングの内周部と圧接可能な第1の圧接部を設け、前記ハウジングの内周部における前記摺動部の他方に対応する部位に、前記軸受の第1の圧接部と接触しない第3の逃げ部を設けると共に、前記第3の逃げ部以外の部位に、前記軸受の第1の圧接部と圧接可能な第2の圧接部を設け、前記軸受の圧接部には、軸方向に伸びる溝が一つ以上設けられていることにより達成される。
【0015】
上記構成によれば、軸を支持する軸受の摺動部と、軸受を固定するハウジングの圧接部がずれるように形成されているので、軸受の摺動部の径がハウジングからの圧力に影響されることはなく、軸を精度良く回転することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0017】
図1は、本発明のモータの実施形態を示す断面側面図である。
このモータ10は、例えばCD−ROMを用いるディスクドライブに内蔵されているスピンドルモータである。
このモータ10は、ロータ部10aとステータ部10bを備えている。
ロータ部10aは、ロータ軸11、ターンテーブル12、ロータケース13及びマグネット14等で構成されている。
ステータ部10bは、モータ基板15、ハウジング16、メタル含油軸受17、スラスト受け18、積層鉄芯19及びコイル20等で構成されている。
【0018】
ターンテーブル12は、CD−ROMを載置・固定可能な円盤形状に形成されており、中心部がロータ軸11の先端部に例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
ロータケース13は、磁性を有する材料、例えば鉄等の金属で鉢状に形成されており、中心部がロータ軸31に例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
マグネット14は、ロータケース13の外周部の内周面側に沿って複数個並べて接着固定されている。このマグネット14は、例えばプラスチックマグネット等を用いることができ、N極とS極が交互に多極着磁されている。
【0019】
ハウジング16は、略ストレートの円筒形状に形成されており、例えばプレスによるバーリング等により形成されたモータ基板35の立ち上げ部位35aに例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
メタル含油軸受17は、粉末冶金により出力側メタル含油軸受と反出力側メタル含油軸受とが一体となった円筒形状に形成されて潤滑油が含浸されており、ハウジング16の内周部に例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
スラスト受け18は、円盤形状に形成されており、ハウジング16の内周部の一端に例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
【0020】
積層鉄芯19は、リング状であって板状の磁性材が複数枚積層されて形成されており、ハウジング16の外周部に例えば圧入によりはめ込まれて固定されている。
コイル20は、積層鉄芯19に例えば円周方向に等間隔をおいて複数個巻回されており、モータ基板15に設けられている配線部分等を介して外部から通電可能に構成されている。
そして、ロータ部10aとして構成されたロータ軸11が、ステータ部10bとして構成されたメタル含油軸受17の内周部に挿入され、ロータ軸11の一端が、スラスト受け18に当接され、マグネット14と積層鉄芯19とが対向配置されている。
【0021】
このような構成において、その動作例を説明すると、外部からステータ部10bの各コイル20に対して、所定の通電パターンで給電することにより、これらのコイル20に磁界が発生する。そして、それらの磁力線が積層鉄芯19を通って、ロータ部10aのマグネット14からロータケース13を通る磁力線と相互に作用する。これによりロータ部10aは、ロータ軸11を中心としてステータ部10bに対して回転する。
【0022】
次に、特徴部分であるハウジング16及びメタル含油軸受17について図2及び図3を参照してさらに詳細に説明する。
ハウジング16の内周部は、一端部に、スラスト受け18をはめ込むための段差部16aが形成され、さらにメタル含油軸受17を挿入し易いように、メタル含油軸受17の最大外径より大径で所定長さdの逃げ部(第3の逃げ部)16bが形成されている。そして、逃げ部16bから他端部にかけて、メタル含油軸受17を固定可能なように、メタル含油軸受17の最大外径より若干小さい径の圧接部(第2の圧接部)16cが形成されている。
【0023】
ハウジング16の外周部は、一端部、即ち上記段差部16a側に、モータ基板35の立ち上げ部位35aに挿入し易いように、テーパ部16dが形成され、またテーパ部16dから他端部にかけて、立ち上げ部位35aに固定可能なように、立ち上げ部位35aの内径より若干大きい径の圧接部16eが形成されている。
このような形状のハウジング16は、従来のハウジング36よりも簡単な形状であるため、例えばベンチレース加工により形成される。
【0024】
メタル含油軸受17の内周部は、両端部に、ロータ軸11と摺動可能なように、ロータ軸11の径より若干小さい径で所定長さD1、D2の摺動部17a、17bが形成され、また摺動部17a、17bの間に、ロータ軸11とは接触しないように、ロータ軸11の径より大径の逃げ部(第1の逃げ部)17cが形成されている。
【0025】
メタル含油軸受17の外周部は、一端部に、ハウジング16に挿入し易いように、ハウジング16の最小内径より小径で所定長さD3の逃げ部(第2の逃げ部)17dが形成され、また逃げ部17dから他端部にかけて、ハウジング16に固定可能なように、ハウジング16の最小内径より若干大きい径の圧接部(第1の圧接部)17eが形成されている。さらに、この圧接部17eには、軸方向に延びる溝17eaが、円周方向に等間隔で4個所設けられている。
このような形状のメタル含油軸受17は、例えば銅及び鉄の粉末を圧縮成形して焼結した粉末冶金により形成され、さらに潤滑油が真空状態で含浸される。
【0026】
以上のことをまとめると、ハウジング16の逃げ部16bの径はメタル含油軸受17の圧接部17eの径より大きくなるように、また、この逃げ部16bの長さdはメタル含油軸受17の摺動部17aの長さD1より長くなるように形成されている。ハウジング16の圧接部16cの径はメタル含油軸受17の圧接部17eの径より小さくなるように形成されている。
また、メタル含油軸受17の逃げ部17dの径はハウジング16の圧接部16cの径より小さくなるように、また、この逃げ部17dの長さD3はメタル含油軸受17の摺動部17aの長さD1と同等以上に長くなるように形成されている。
【0027】
このような構成のメタル含油軸受17をハウジング16に圧入する場合は、先ず、ハウジング16の逃げ部16bが形成されている側の端面と、メタル含油軸受17の逃げ部17dが形成されている側の端面とを対向させる。ここで、メタル含油軸受17の摺動部17a、17bをリーマ等によりサイジングする。
次に、メタル含油軸受17をハウジング16に挿入し、メタル含油軸受17の逃げ部17cと摺動部17bの境界線が、ハウジング16の圧接部16cと逃げ部16bの境界線と略一致するまで圧入し、図4に示す組立体を完成する。
【0028】
ここで、メタル含油軸受17の逃げ部17dの長さD3は、摺動部17aの長さD1と同等以上に形成されており、さらにハウジング16の逃げ部16bの長さdはメタル含油軸受17の摺動部17bの長さD2より長くなるように形成されているので、メタル含油軸受17のハウジング16への圧入の際や圧入の後の圧力、さらにはハウジング16のモータ基板35への圧入の際や圧入の後の圧力は、メタル含油軸受17の圧接部17eのうち逃げ部17cの形成範囲とハウジング16の圧接部16cとの間に掛ることになる。
従って、メタル含油軸受17の摺動部17a、17bは、圧入の際や圧入の後の圧力の影響を受けずに高精度を維持することができる。
【0029】
また、1個のメタル含油軸受17をハウジング16に圧入するのみであるので、従来のように2個のメタル含油軸受37のときに存在した外径ばらつきによる各メタル含油軸受37の外周部とハウジング36の内周部との圧入代の変化は生じず、メタル含油軸受17の摺動部17a、17bとロータ軸11の外周部とのクリアランス量を容易に安定維持して回転精度を高めることができる。
さらに、1個のメタル含油軸受17の摺動部17a、17bをリーマ等によりサイジングすればよいので、摺動部17a、17bの内径の同軸度は原理的にゼロになり、メタル含油軸受17の摺動部17a、17bとロータ軸11の外周部との間では回転ロスやそれに伴う油膜切れ等の不具合が発生せず、回転性能を高めることができる。
【0030】
また、ハウジング16は、例えばベンチレース加工により容易に形成できるので、加工コストを低減させることができる。
さらに、ハウジング16の圧接部16cとメタル含油軸受17の逃げ部17dとの間隙、ハウジング16の圧接部16cとメタル含油軸受17の溝17eaとの隙間、ハウジング16の逃げ部16bとメタル含油軸受17の圧接部17eとの隙間は、油溜りとして活用できるので、超寿命化を図ることができる。
【0031】
尚、上述した実施形態では、メタル含油軸受について説明したが、これに限らず他の種類の含油軸受けについても同様に適用可能である。また、CD−ROMのようなディスクをドライブするためのモータに限らず、他の種類のディスクあるいはディスク以外の回転対象物を回転するモータについても同様に適用可能である。さらに、モータ(電動機)のみならず、発電機についても同様の構成により対応可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成により、回転性能を高くすることができると共に、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータの実施形態を示す断面側面図。
【図2】図1のモータのハウジングの詳細例を示す断面側面図。
【図3】図1のモータのメタル含油軸受の詳細例を示す断面側面図及び平面図。
【図4】図2のハウジングと図3のメタル含油軸受の組立例を示す断面側面図。
【図5】 従来のモータの一例を示す断面側面図。
【符号の説明】
10・・・モータ、11・・・ロータ軸、12・・・ターンテーブル、13・・・ロータケース、14・・・マグネット、15・・・モータ基板、16・・・ハウジング、16a・・・段差部、16b・・・逃げ部、16c・・・圧接部、16d・・・テーパ部、16e・・・圧接部、17・・・メタル含油軸受、17a・・・摺動部、17b・・・摺動部、17c・・・逃げ部、17d・・・逃げ部、17e・・・圧接部、18・・・スラスト受け、19・・・積層鉄芯、20・・・コイル
Claims (2)
- ハウジング内に固定された含油軸受を介して軸を回転させる構成のモータにおいて、
前記ハウジングは、略ストレートの円筒形に形成されており、
前記軸受の内周部の両端部に、前記軸と摺動する摺動部をそれぞれ設けると共に、前記各摺動部間に、前記軸と接触しない第1の逃げ部を設け、
前記軸受の外周部における前記摺動部の一方に対応する部位に、前記ハウジングの内周部と接触しない第2の逃げ部を設けると共に、前記第2の逃げ部以外の部位に、前記ハウジングの内周部と圧接可能な第1の圧接部を設け、
前記ハウジングの内周部における前記摺動部の他方に対応する部位に、前記軸受の第1の圧接部と接触しない第3の逃げ部を設けると共に、前記第3の逃げ部以外の部位に、前記軸受の第1の圧接部と圧接可能な第2の圧接部を設け、
前記軸受の圧接部には、軸方向に伸びる溝が一つ以上設けられている
ことを特徴とするモータ。 - 前記ハウジングが、その外周部における前記第3の逃げ部に対応する部位で固定されている請求項4に記載のモータ。
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