JPS627891A - 竪型連続電気メツキラインの最終処理装置 - Google Patents
竪型連続電気メツキラインの最終処理装置Info
- Publication number
- JPS627891A JPS627891A JP14493385A JP14493385A JPS627891A JP S627891 A JPS627891 A JP S627891A JP 14493385 A JP14493385 A JP 14493385A JP 14493385 A JP14493385 A JP 14493385A JP S627891 A JPS627891 A JP S627891A
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- JP
- Japan
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- steel strip
- final
- plating
- plating bath
- roll
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
本発明は鋼帯を表面処理する竪型連続電気メツキライン
の最終処理装置に関するものである。
の最終処理装置に関するものである。
（ロ）従来技術
竪型連続電気メツキラインは、冷延薄鋼帯や熱延薄鋼帯
などの被メツキ鋼帯を清浄（ｔ−ｇ性化する前処理装置
、亜鉛°、錫またはそれらの合金等を電気メッキするメ
ツ・キ装置、メッキ液の除去やクロメートまたは燐酸塩
処理等を行う後処理装置からなっている。
などの被メツキ鋼帯を清浄（ｔ−ｇ性化する前処理装置
、亜鉛°、錫またはそれらの合金等を電気メッキするメ
ツ・キ装置、メッキ液の除去やクロメートまたは燐酸塩
処理等を行う後処理装置からなっている。
例えば、不溶性陽極を使用したメッキ装置にあっては、
第２図に示すように、鋼帯Ｓを複数のメッキ槽１を通し
て送る。それぞれのメッキ槽で、鋼帯Ｓはメッキ浴２に
浸漬される。コンダクタ・ロール１１をかいして鋼帯Ｓ
（陰極）とメッキ槽内部に配設された陽極板１２との間
に通電され、鋼帯Ｓが電気メッキされる。メッキされた
鋼帯Ｓは、次いで洗浄装置１３で水洗され、後続する工
程で塗装用下地としての燐酸塩被膜または耐食性向上の
だめのクロメート被膜が形成される。そして、鋼帯Ｓを
熱風ドライヤによる乾燥の後、塗油され巻き取られる。
第２図に示すように、鋼帯Ｓを複数のメッキ槽１を通し
て送る。それぞれのメッキ槽で、鋼帯Ｓはメッキ浴２に
浸漬される。コンダクタ・ロール１１をかいして鋼帯Ｓ
（陰極）とメッキ槽内部に配設された陽極板１２との間
に通電され、鋼帯Ｓが電気メッキされる。メッキされた
鋼帯Ｓは、次いで洗浄装置１３で水洗され、後続する工
程で塗装用下地としての燐酸塩被膜または耐食性向上の
だめのクロメート被膜が形成される。そして、鋼帯Ｓを
熱風ドライヤによる乾燥の後、塗油され巻き取られる。
上述の電気メツキラインにおいては、最終メッキ槽を出
た鋼帯は板幅方向に乾き斑が生じ易く、その結果メッキ
液による酸腐食、酸侵食の斑が発生するので最終メッキ
槽出側直近の位置で累早く予備洗浄する必要がある。そ
の後、鋼帯Ｓは、コンダクタ・ロール１１の出側に設け
られた洗浄装置１３ａで本格的に洗浄される。
た鋼帯は板幅方向に乾き斑が生じ易く、その結果メッキ
液による酸腐食、酸侵食の斑が発生するので最終メッキ
槽出側直近の位置で累早く予備洗浄する必要がある。そ
の後、鋼帯Ｓは、コンダクタ・ロール１１の出側に設け
られた洗浄装置１３ａで本格的に洗浄される。
鋼帯Ｓの予備洗浄を行うために、従来は最終メッキ槽１
直近の垂直部に洗浄装置１３ｂを設けていた。しかしな
がら、このような従来装置においては、洗浄液が直ちに
メッキ槽内に落下してメッキ浴に多量に混入するため、
鋼帯に付着する持出液量よシも混入水量の方が上回るこ
ととなる。洗浄装置のノズルは、気液混合によるミスト
・スプレとし、水量は、極小に絞っであるが、ライン速
度、板幅の変動があり、どおしても、過大水量となシ勝
ちである。このため、メッキ槽液面レベルの均一コント
ロールができず、やむなくメッキ液を定常的にダンプア
ウトしている。したがって、極めて不経済であシ、付随
して発生する中和処理費用も多大なものになっていた。
直近の垂直部に洗浄装置１３ｂを設けていた。しかしな
がら、このような従来装置においては、洗浄液が直ちに
メッキ槽内に落下してメッキ浴に多量に混入するため、
鋼帯に付着する持出液量よシも混入水量の方が上回るこ
ととなる。洗浄装置のノズルは、気液混合によるミスト
・スプレとし、水量は、極小に絞っであるが、ライン速
度、板幅の変動があり、どおしても、過大水量となシ勝
ちである。このため、メッキ槽液面レベルの均一コント
ロールができず、やむなくメッキ液を定常的にダンプア
ウトしている。したがって、極めて不経済であシ、付随
して発生する中和処理費用も多大なものになっていた。
（ハ）発明が解決しようとする問題点
本発・明が解決しようとする問題点は、洗浄排水をメッ
キ浴に混入させないことであり、そのための電気メツキ
ライン最終処理装置を得ることにある。
キ浴に混入させないことであり、そのための電気メツキ
ライン最終処理装置を得ることにある。
に）問題点を解決するための手段
本発明の竪型連続電気メツキラインの最終処理装置は、
竪型連続電気メツキラインにおける最終メッキ槽であっ
てその形状を鋼帯導出側となる水平方向へ伸長拡大形成
した最終メッキ槽と、該最終メッキ槽内を移動する鋼帯
をメッキ浴に浸漬させたまま出側方向へ水平に導くデフ
レクタ・ローラと、前記最終メッキ槽内の水平導出ライ
ン出側に設けられ槽内の一部を隔絶して流体の流通を遮
断するダム・ロールと、該ダム・ロール外側の近接位置
に設けた鋼帯洗浄装置と、から構成することによって、
上記問題点を解決している。
竪型連続電気メツキラインにおける最終メッキ槽であっ
てその形状を鋼帯導出側となる水平方向へ伸長拡大形成
した最終メッキ槽と、該最終メッキ槽内を移動する鋼帯
をメッキ浴に浸漬させたまま出側方向へ水平に導くデフ
レクタ・ローラと、前記最終メッキ槽内の水平導出ライ
ン出側に設けられ槽内の一部を隔絶して流体の流通を遮
断するダム・ロールと、該ダム・ロール外側の近接位置
に設けた鋼帯洗浄装置と、から構成することによって、
上記問題点を解決している。
（ホ）実施例
本発明に係る最終処理装置の実施例を第１図を参照して
説明する。
説明する。
本発明においては、電気メツキラインの最終メッキ槽３
に横型メッキ・トレイ法を採入れ、鋼帯導出側を水平方
向に伸張して槽内容積を拡大させ、槽内に収容するメッ
キ浴２の液面レベルを池槽よりも高くしである。最終メ
ッキ槽３内のメッキ浴に浸漬する位置にデフレクタ・ロ
ーラ４を設け、このデフレクタ・ローラ４によって鋼帯
Ｓがメッキ浴２に浸漬したまま水平方向に向きを変え、
最終メッキ槽３の外側に導出されるようにしである。
に横型メッキ・トレイ法を採入れ、鋼帯導出側を水平方
向に伸張して槽内容積を拡大させ、槽内に収容するメッ
キ浴２の液面レベルを池槽よりも高くしである。最終メ
ッキ槽３内のメッキ浴に浸漬する位置にデフレクタ・ロ
ーラ４を設け、このデフレクタ・ローラ４によって鋼帯
Ｓがメッキ浴２に浸漬したまま水平方向に向きを変え、
最終メッキ槽３の外側に導出されるようにしである。
最終メッキ槽３内の鋼帯ライン出口に近い位置には、ダ
ム・ロール６を設けである。したがって、このダム・ロ
ール６を境界として最終メッキ槽３内のメッキ浴が、ダ
ム・ロール６出側には極力流出しないようにしである。
ム・ロール６を設けである。したがって、このダム・ロ
ール６を境界として最終メッキ槽３内のメッキ浴が、ダ
ム・ロール６出側には極力流出しないようにしである。
ダム・ロール６の外側位置には洗浄装置７と、洗浄排水
回収パン８を設ける。洗浄排水回収、６７８に集められ
る洗浄排水もまたダム・ロール６の遮断によってメッキ
浴とはほとんど混合しない。
回収パン８を設ける。洗浄排水回収、６７８に集められ
る洗浄排水もまたダム・ロール６の遮断によってメッキ
浴とはほとんど混合しない。
洗浄排水回収パン８には洗浄排水を回収する配管系９を
設け、中和処理工程または有価金属回収処理工程へ送る
ようにする。
設け、中和処理工程または有価金属回収処理工程へ送る
ようにする。
（へ）、具体的実施例
（１）メッキ液 液温６０℃の酸性電気亜鉛メッキ
浴 （２）鋼 帯 板温二メッキ浴浸入前１７℃浸入
後６０℃ 通板スピード： １５０ｍ／ｍｉｎ 厚Ｘ幅： ０．６ｍｚＸ １３５０ｍｍ（３）メッキ条
件 亜鉛付着量：片面当り６０１１／ｒＩＬ２（４）
洗 浄 方法：純水と空気を混合し、ミストスプ
レにて洗浄する 噴射圧、量：圧力５．Ｏｋｇ／抛２、 ゛流量０．４ ｍ ３．／Ｉ（、 温度２５℃ （ト）作用 鋼帯Ｓは複数のメッキ槽１を通過してさらに最終槽３に
入る。最終槽３ではシンク・ローラ３１で上向きに反転
した鋼帯Ｓは、デフレフｌ／・ローラ４によってメッキ
浴２に浸漬した状態のま１水平方向に向きを変え、導出
される。導出式れる過程において、鋼帯Ｓは水平に向き
を変えた直後にダム・ロール６でメッキ液を払拭されて
メッキ浴２の外へ導出される。メッキ浴を離れた直後に
、洗浄装置７によって鋼帯Ｓの表裏面は洗浄され、メッ
キ液の乾き斑を発生させずに次工程へ移送される。
浴 （２）鋼 帯 板温二メッキ浴浸入前１７℃浸入
後６０℃ 通板スピード： １５０ｍ／ｍｉｎ 厚Ｘ幅： ０．６ｍｚＸ １３５０ｍｍ（３）メッキ条
件 亜鉛付着量：片面当り６０１１／ｒＩＬ２（４）
洗 浄 方法：純水と空気を混合し、ミストスプ
レにて洗浄する 噴射圧、量：圧力５．Ｏｋｇ／抛２、 ゛流量０．４ ｍ ３．／Ｉ（、 温度２５℃ （ト）作用 鋼帯Ｓは複数のメッキ槽１を通過してさらに最終槽３に
入る。最終槽３ではシンク・ローラ３１で上向きに反転
した鋼帯Ｓは、デフレフｌ／・ローラ４によってメッキ
浴２に浸漬した状態のま１水平方向に向きを変え、導出
される。導出式れる過程において、鋼帯Ｓは水平に向き
を変えた直後にダム・ロール６でメッキ液を払拭されて
メッキ浴２の外へ導出される。メッキ浴を離れた直後に
、洗浄装置７によって鋼帯Ｓの表裏面は洗浄され、メッ
キ液の乾き斑を発生させずに次工程へ移送される。
洗浄装置７から噴射された洗浄液はメッキ槽方向がダム
・ロール６によって遮断されているので、メッキ浴への
混入はほとんどなく、洗浄排水回収パン７に集められて
回収配管系９により中和処理工程、または有価金属回収
処理工程へ送られる。
・ロール６によって遮断されているので、メッキ浴への
混入はほとんどなく、洗浄排水回収パン７に集められて
回収配管系９により中和処理工程、または有価金属回収
処理工程へ送られる。
（ホ）効果
本発明の最終処理装置においては、鋼帯をメッキ浴通過
直後に洗浄するものであるから、酸焼は斑の発生を防止
しうろことは当然であるが、さらに洗浄水がメッキ槽に
混入することを完全に防止できるので、メッキ浴液面レ
ベルのコントロールが容易となり、槽内メッキ液の濃度
管理も容易となる。また、メッキ液のダンプアウトを必
要としなくなるため経済性も高まる。さらにまた、本発
明装置における中和処理は、ダンプアウト液を伴わない
洗浄排水のみであるので、酸濃度は希薄であり、中和処
理のだめのコストは著しく廉価となる。
直後に洗浄するものであるから、酸焼は斑の発生を防止
しうろことは当然であるが、さらに洗浄水がメッキ槽に
混入することを完全に防止できるので、メッキ浴液面レ
ベルのコントロールが容易となり、槽内メッキ液の濃度
管理も容易となる。また、メッキ液のダンプアウトを必
要としなくなるため経済性も高まる。さらにまた、本発
明装置における中和処理は、ダンプアウト液を伴わない
洗浄排水のみであるので、酸濃度は希薄であり、中和処
理のだめのコストは著しく廉価となる。
第１図は本発明に係る電気メツキライン最終処理装置の
概略的な側面図。第２図は従来の最終処理工程の側面図
。 ｌ：メッキ槽 ２：メツキ浴 ３：最終メッキ槽 ４：デフレクタ・ローラ６；ダム
・ロール ７：洗浄装置 ８：洗浄排水回収・ξン９：洗浄排水回収配管系Ｓ：鋼
帯 特許出願人 住友金属工業株式会社 （外５名）
概略的な側面図。第２図は従来の最終処理工程の側面図
。 ｌ：メッキ槽 ２：メツキ浴 ３：最終メッキ槽 ４：デフレクタ・ローラ６；ダム
・ロール ７：洗浄装置 ８：洗浄排水回収・ξン９：洗浄排水回収配管系Ｓ：鋼
帯 特許出願人 住友金属工業株式会社 （外５名）
Claims (1)
- 竪型連続電気メッキラインにおける最終メッキ槽であつ
てその形状を鋼帯導出側となる水平方向へ伸長拡大形成
した最終メッキ槽と、該最終メッキ槽内を移動する鋼帯
をメッキ浴に浸漬させたまま出側方向へ水平に導くデフ
レクタ・ローラと、前記最終メッキ槽内の水平導出ライ
ン出側に設けられ槽内の一部を隔絶して流体の流通を遮
断するダム・ロールと、該ダム・ロール外側の近接位置
に設けた鋼帯洗浄装置とからなる竪型連続電気メッキラ
インの最終処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14493385A JPS627891A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 竪型連続電気メツキラインの最終処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14493385A JPS627891A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 竪型連続電気メツキラインの最終処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS627891A true JPS627891A (ja) | 1987-01-14 |
| JPH0427319B2 JPH0427319B2 (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=15373569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14493385A Granted JPS627891A (ja) | 1985-07-02 | 1985-07-02 | 竪型連続電気メツキラインの最終処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS627891A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100574875B1 (ko) * | 2002-12-13 | 2006-04-27 | 미쓰이 긴조꾸 고교 가부시키가이샤 | 전자부품 실장용 필름 캐리어 테이프, 그 제조방법 및도금장치 |
| JP2018066058A (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 電気めっき鋼板の製造方法および電気めっき鋼板の製造装置 |
-
1985
- 1985-07-02 JP JP14493385A patent/JPS627891A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100574875B1 (ko) * | 2002-12-13 | 2006-04-27 | 미쓰이 긴조꾸 고교 가부시키가이샤 | 전자부품 실장용 필름 캐리어 테이프, 그 제조방법 및도금장치 |
| US7071026B2 (en) | 2002-12-13 | 2006-07-04 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Production method for making film carrier tape for mounting electronic devices thereon |
| JP2018066058A (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 電気めっき鋼板の製造方法および電気めっき鋼板の製造装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0427319B2 (ja) | 1992-05-11 |
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