JPS627717Y2 - - Google Patents

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JPS627717Y2
JPS627717Y2 JP10737981U JP10737981U JPS627717Y2 JP S627717 Y2 JPS627717 Y2 JP S627717Y2 JP 10737981 U JP10737981 U JP 10737981U JP 10737981 U JP10737981 U JP 10737981U JP S627717 Y2 JPS627717 Y2 JP S627717Y2
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JP
Japan
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water
metal container
cylindrical metal
metal body
main valve
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JP10737981U
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JPS5816269U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、凍結により水道管や給水装置を破損
することを防ぐために警報を発し又は自動的にバ
ルブを開放するなどの機能を具備する凍結防止装
置に関するものである。
冬期において寒波襲来に伴い水道管や給水設備
に凍結もしくは凍結による破損が生じた場合は、
日常生活に及ぼす影響が大きく、破損の復旧に要
す人的、物的損害は甚大である。
このため種々の凍結防止策が考えられるが、完
全な凍結防止策を施すためには多額の材料費や工
事費を要するため、平年的な気温に耐える程度の
凍結対策がなされ、使用者による補完的な措置が
とられているのが実情である。この一つの方法と
して、凍結が懸念されるとき水道管や給水設備に
少量通水する方法がとられることがあり、これは
凍結対策上有効であるが、凍結の発生有無の判断
が難しく通水時期を失したり、いたずらに水を浪
費することがある。とくに、夜間においては通水
措置が手遅れになることが多い。
本考案は、上記の欠点を除去するものであつ
て、凍結を発生する時期を適確に判断し、警報を
発したり又は自動的にバルブを開放する等の処置
を行い得るようにした凍結防止装置を提供するこ
とを目的としている。
以下、本考案を図面を参照しつつ説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示
すものであつて、第1図は本考案の第1実施例の
一部切断側面図、第2図は本考案の第1実施例の
上面図、第3図イ,ロは本考案の第1実施例の動
作を説明する図である。
第1図ないし第3図において、1は円筒状金属
容器、1′はフイン、2は金属体、3は軟質のO
リング、4は段部、5はボルト、6は蓋、7はマ
イクロスイツチ、8は基板、9はレバー、10は
滑動リング、11は構造体、12はネジ、13は
把手、14はネジ穴、15は電源、16は突出し
部材、B○はブザー、L○は信号灯、V○は電磁弁をそ
れぞれ示している。
円筒状金属容器1の外周にはフイン1′が設け
られ、その内部には、大径の孔部と小径の孔部と
が設けられており、その境界は段部4を形成して
いる。円筒状金属容器1の底部にはねじ穴が穿設
され、このねじ穴にはボルト5が螺合される。円
筒状金属容器1の上側の大径孔部には金属体2が
嵌込まれている。金属体2の外周には軟質のOリ
ング3が設けられており、このOリング3は円筒
状金属容器1の内面と密接している。金属体2の
上側には円錐形とされており、その上端にねじ穴
14が穿設され、このねじ穴14に把手13がね
じ込まれている。円筒状金属容器1の上端部の外
周はねじ部が設けられ、このねじ部には蓋6がね
じ込まれている。蓋6にはL字形基板8の一端が
固着され、L字形基板8の他端は例えば壁などの
構造体11にねじ12で固着されている。基板8
の面上にはマイクロスイツチ7が取付けられる。
この際、マイクロスイツチ7のレバー9の滑動リ
ング10は、金属体2の円錐部に接するようにさ
れる。
円筒状金属容器1の内部には水が封入される。
水を入れるためには、ボルト5を外して円筒状金
属容器1の先端を水の中に入れ、把手13を掴ん
で金属体2を引上げると、水が円筒状金属容器1
内に吸込まれる。次に、金属体2を押下げて円筒
状金属容器2の内部から空気を追出してボルト5
をねじ孔にねじ込み、そして円筒状金属容器1を
蓋6にねじ込む。この状態は第3図イに示され
る。
第3図イの状態においては、マイクロスイツチ
7のレバー9は正常状態にあるため電源15は、
ブザーB○、信号灯L○、および電磁弁V○に対して電
力を供給しない。気温が零度以下になると、円筒
状金属容器1の内部に封入した水は凍結を始め、
その容積が増大するので、金属体2は上部に押上
げられる。したがつて金属体2の円錐部のテーパ
によつてレバー9は押圧され、突出し部材16が
押され、マイクロスイツチ7内の可動接点が移動
し、ブザーB○、信号灯L○、および電磁弁V○が作動
する。この状態は第3図ロに示される。
円筒状金属容器1の外側にフイン1′を設ける
ことによつて、下記のような効果が得られる。即
ち、数枚のフイン1′を設けることによつて、外
気への曝露面積が大きくなる。したがつて、水道
管や給水設備に比べて、円筒状金属容器1の温度
は外気温により速く追従して変化する。このた
め、外気温が零度以下になると、円筒状金属容器
1に封入した水は他にさきがけて凍結を始め、そ
の容積が増大する。
第4図は本考案の第2実施例の縦断面側面図で
ある。第4図において、20は自動バルブ装置、
21は円筒状金属容器、21′は螺旋状フイン、
22は金属体、23はOリング、24は段部、2
5は作動杆、26は取付管部、27はメイン・バ
ルブ、28はメイン・バルブ室、29は押圧ば
ね、30は水圧印加用細孔、31はパイロツト・
バルブ、32は水圧制御用細孔、33は蛇口部、
34は連絡管部をそれぞれ示している。
第4図の実施例においては、円筒状金属容器2
1の外周に螺旋状フイン21′が設けられてい
る。後述するように、円筒状金属容器21の中の
氷を解凍する場合、上部より水を流すが、この水
は螺旋状フイン21′に沿つて流れ、長い流水パ
スが得られるので、解凍効果が増大する。金属体
22は、円筒状金属容器21の上部に嵌込まれ、
両者の間はOリング23によつて液密にされてい
る。金属体22の下方への動きは段部24によつ
て制限される。金属体22は上部には作動杆25
が突設されている。この作動杆25は、パイロツ
ト・バルブ31を制御するためのものである。
取付管部26は内部に螺子切り部を有してお
り、図示しない水道管の枝管にねじ込まれる。自
動バルブ装置20は、メイン・バルブ27を収容
するメイン・バルブ室28を有している。メイ
ン・バルブ室28は、水圧印加用細孔30を介し
て取付管部26の内部空間と連通している。メイ
ン・バルブ27は押圧ばね29によつて押圧され
ている。パイロツト・バルブ31の収容室とメイ
ン・バルブ室28との間には、水圧制御用細孔3
2が設けられている。パイロツト・バルブ31が
その弁座に押付けられている場合は、メイン・バ
ルブ室28の圧力と取付管部26の内部空間の水
圧とは等しくなり、この結果、メイン・バルブ2
7は連絡管34の先端に押付けられ、連絡管部3
4は閉じられる。パイロツト・バルブ31がその
弁座から離れると、メイン・バルブ室28は蛇口
部33の内部空間と連通し、メイン・バルブ室2
8の内部圧力は低下する。内部圧力が低下する
と、メイン・バルブ27は水圧によつて押上げら
れ、連絡管34は開く。これによつて、取付管部
26から水が取込まれ、この水は蛇口部33から
流出する。
第4図の実施例は下記のように動作する。外気
温が零度以下に低下すると、円筒状金属容器21
内の水は凍結し、金属体22が押上げられる。こ
れによつて、パイロツト・バルブ31が弁座から
離れ、メイン・バルブ室28の圧力は低下する。
メイン・バルブ室28の圧力が低下すると、メイ
ン・バルブ27は水圧によつて押上げられ、水道
管の水は取付管部26、連絡管部34および蛇口
部33を通つて流れる。蛇口部33から流れ出し
た水は円筒状金属容器21の螺旋フイン21′に
沿つて流れ、円筒状金属容器21の中の氷は解凍
される。円筒状金属容器21の氷が解凍される
と、金属体22は元の位置に戻り、弁装置20は
閉塞状態とされる。
以上の説明から明らかなように、本考案の凍結
防止装置は、温度センサを有するものに比べ水道
管や給水装置の凍結開始にマツチした動作を行う
ので、無駄な通水や予防措置を必要とせず、合理
的に凍結防止対策を行うことが出来る。また、本
考案の凍結防止装置は価格低廉であること、複雑
な回路を必要としないこと、耐久性に優れている
こと、及び取扱いが容易なこと等の長所を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の一部切断側面
図、第2図は本考案の第1実施例の上面図、第3
図イ,ロは本考案の第1実施例の動作を説明する
図、第4図は本考案の第2実施例の縦断面側面図
である。 1……円筒状金属容器、1′……フイン、2…
…金属体、3……軟質のOリング、4……段部、
5……ボルト、6……蓋、7……マイクロスイツ
チ、8……基板、9……レバー、10……滑動リ
ング、11……構造体、12……ネジ、13……
把手、14……ネジ穴、15……電源、16……
突出し部材、B○……ブザー、L○……信号灯、V○…
…電磁弁、20……自動バルブ装置、21……円
筒状金属容器、21′……螺旋状フイン、22…
…金属体、23……Oリング、24……段部、2
5……作動杆、26……取付管部、27……メイ
ン・バルブ、28……メイン・バルブ室、29…
…押圧ばね、30……水圧印加用細孔、31……
パイロツト・バルブ、32……水圧制御用細孔、
33……蛇口部、34……連絡管部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周にフインを有すると共に底部にねじ穴が穿
    設された円筒状金属容器と、該円筒状金属容器の
    上部内側に滑動自在に挿入された金属体と、上記
    ねじ穴に螺合された止ねじと、上記金属体が所定
    位置に移動したときに作動する作動手段とを備
    え、上記円筒状金属容器内に封入した水が凍結し
    たとき上記作動手段が作動するように構成された
    ことを特徴とする凍結防止装置。
JP10737981U 1981-07-20 1981-07-20 凍結防止装置 Granted JPS5816269U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10737981U JPS5816269U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 凍結防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10737981U JPS5816269U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 凍結防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5816269U JPS5816269U (ja) 1983-02-01
JPS627717Y2 true JPS627717Y2 (ja) 1987-02-23

Family

ID=29901819

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10737981U Granted JPS5816269U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 凍結防止装置

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JPS5816269U (ja) 1983-02-01

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