JPS6276A - 酵素阻害性新規物質 - Google Patents

酵素阻害性新規物質

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JPS6276A
JPS6276A JP61010982A JP1098286A JPS6276A JP S6276 A JPS6276 A JP S6276A JP 61010982 A JP61010982 A JP 61010982A JP 1098286 A JP1098286 A JP 1098286A JP S6276 A JPS6276 A JP S6276A
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    • C12P17/00Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
    • C12P17/02Oxygen as only ring hetero atoms
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61P37/08Antiallergic agents
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D303/00Compounds containing three-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 几 (式中孔は水素原子または水酸基を意味する)で表わさ
れる物質、その薬学的に許容できる塩またはその水和物
に関するものである。
上記の新規物質は少なくとも酵素阻害活性を有してなる
医薬または研究用試薬として有用である。
従来技術 従来、チオールプロテアーゼ阻害物質は、抗炎症作用を
有することが知られており、これらのチオールプロテア
ーゼ阻害物質としては人尿中量白質(特開昭59−15
5324号公報)、B−64(Agric 、 Bio
l、 Chem 42.523 528.1978 )
、Antipain (J、 Antibiot、 2
5.263−266、1972)、エポキシ化物(特開
昭55−153778号公報、特開昭55−11587
8号公報、特開昭55−47668号公報、特開昭55
−35012号公報、特開昭54−141750号公報
、特開昭54−141737号公報、特開昭54−14
1795号公報、特開昭54−141734号公報、特
開昭53−108948号公報、特開昭53−1.08
936号公報、特開昭53−108923号公報、特開
昭52−31024号公報などが知られている。
合成法については上記同類の化合物であるB −64の
■N−カルボベンジルオ中クシ−1,4ジアミノブタン
炭酸塩(以下カルボベンジルオキシをCBZと略す)を
出発原料とし、ニトログアニジル化、脱CBZ化、ブチ
ルオキシカルボニル−L−ロイシン−スクシンイミドエ
ステルC以下BOC−L −Leu −O8uと略す)
による縮合、BOC基およびニトロ基の除去、エチル水
素トランスーエポキシコハク酸の縮合、加水分解による
方法、■N−CBZ−1.4−ジアミノブタン炭酸塩を
出発原料としてBOCL  Leu  O8uによる縮
合、BOC基の除去、エチル水素トランス−エポキシコ
ハク酸の縮合、脱CBZ化、ニトログアニジル化、加水
分解、ニトロ基の除去による製法が報告されている( 
Agr、 Biol、 Chem、、 42(3)52
9−536(1978九発明が解決しようとする問題点 、本発明者らは、微生物の生産する新規な生理活性物質
の探索を行い、土壌から新たに分離したマイセリオフト
ラ(Myceliophthora )属に属する微生
物の培養物中にパパインの活性を強く阻害する生理活性
物質として、上記一般式CI、1 ”’C表わされる本
発明の物質が蓄積さ」Lること金知り、これらを単離し
た。
その結果、本発明の一般式(1)で表わされる物質は、
従来の物質に比べて酵素阻害活性が強く、また本発明の
一般式〔I〕で表わされる物質は、その理化学的性質、
生物学的性質から、同一化学的構造または同一物性を有
する物質は天然界または化学的に合成された化合物にも
ないことから新規物質であると判断し、一般式(1”]
で表わされる物質をエスタチン(gstatin )と
命名し、一般式〔工〕で表わされる物質における基Rが
水素原子を意味する場合をエスタチン人と命名し、また
一般式〇)で表わされる物質における基孔が水酸基を意
味する場合をエスタチンBと命名した。
合成法においては上記E−64の製法■では出発原料で
あるN−CBZ−1,4−ジアミノブタン炭酸塩の1!
製が困難である。合成ステップ途中でグアニジル基の保
護基であるニトロ基を除去するため脂溶性を失い精製が
困難となるなどの欠点を有し、又■では■と同様に出発
原料のIiI!製困難が11、さら【合成工程の後手に
ニトログアニジル基を導入しているがこの反応は副生成
物が多く出現し収率も良くない。
本発明は合成法によシエスタチンA、Bのアミ/ 酸f
i基であるフェニルアラニン、チロシンヲ導入し、次い
でエボキシフハク醒′ff:導入する際グアニジル基の
保護基であるニトロ基をそのまま有しておシ、又その後
の工程でもニトロ基を有したまま進め、最後にニトロ基
を接触還元により除去する。このような方法によりシリ
カゲルによる精製も容易となりかつ収率も向上する。
、 問題点を解決するための手段 本発明はパパイン、フィシン及びプロメラインなどのチ
オールプロテアーゼに対して強い酵素阻九 (式中几は水素原子または水酸基を意味する)で表わさ
れる新規物質、その薬学的に許容できる塩またはこれら
の水和物、およびマイセリオフトラ(Myceliop
hthora )属に属する一般式III)で表わされ
る物質生産菌を培地に培養し、その培養物より上記一般
式CI〕で表わされる物質を採取すること及び合成法に
よシ上記一般式CI)で表わされる物質を得ることを特
徴とする一般式〔工〕で表わされる物質の製法に関する
ものである。
本明細書においては、上記の一般式CDにおいて基孔が
水素原子の場合にはエスタチンA(Estatin人)
と呼称し、基孔が水酸基の場合にはエスタチンB (E
statin B )と呼称する。
本発明者らは、これらの知見に基づいて研究を重ねた結
果本発明を完成した。
本発明の新規物質エスタチンAおよびBはチオール基が
生理的活性発現に関与するパパイン等のチオールプロテ
アーゼ、カルシウム依存性中性テオールグロテアーゼ等
を強力に阻害し、従って、エスタチンAおよびエスタチ
ンBは炎症、筋ジストロフィー等の治療に有効である可
能性がある。
更に、エスタテンAおよびエスタチンBはアレルギー性
疾患に関与するIgE抗体産生を抑制するが、IgG抗
体産生は抑制しない。従って、抗アレルギー作用を有す
る可能性が考えられる。このように、チオールグロテア
ーゼ阻害剤であるエスタチンAおよびエスタチンBは医
薬あるいは研究用試薬等としての利用が期待できる。
(1)物理化学的性状  エスタチンA  エスタチン
Ba、外観        白色針状結晶  白色針状
結晶す、中性・酸比・塩勘按認別 塩基性物質   塩
基性物質C0元素分析 実測値 C−52,8%、H−6,37%、N−17,40%C
−50,93,l−1−6,49,N−16,73理論
値 C−5′2..80. H−6,65,N−17,10
C−50,82,H−6,40,N−16,46(CI
6H25N505・H2Oとして>   (C111H
25N506・H2Oとして)d0分子式   Cl1
lH25N505   C+1lH25N504f、比
旋光度〔α〕b g、紫外部吸収スペクトル エスタチンA及びエスタチンBの水溶液中での紫外部吸
収スペクトルをそれぞれ第1図及び第2図に示す。エス
タチンAの結果は次の如くである。
λH20(81%) 247 nyt (4,1) 、
252 mtt (4,6)aX1U 2591nμ(5,1) 、264 tnμ(4,1>
2697F1μ(2,2) エスタチンBの結果は次の如くである。
283mμ(31,8) h、赤外部吸収スペクトル エスタチンA及びエスタチンBの臭化カリニスタチンA
: 3260,1640,1550,1440,138
0,1250900crIt−’に特徴的な吸収帯を有
する。
エスタテンB : 3280,1650,1550,1
520,1460.1400゜1300 、1250 
、900nl−’に特徴的な吸収帯を有する。
i、フロトン核磁気共鳴スペクトル エスタチンAの重水中の100八HzプロトンN M 
R(内部標準DSS)で測定した化学シフトプロトン数
、多重度は次の通りである。
1.37 ppm  (m、 4H) 3.09 ppm  (m 、 6H)3.24 pp
m  (d 、 J−2,1、IH)ニス々テンBの重
水中、重環酸を添り口し100MHzプロトンNMR(
内部標準DSS)t−測定した時の化学シフト、プロト
:ノ数、多3を度は次の通りである。
1.33 ppm(m、4H)     6.85 p
pm(d、J=8.3.2H)3.05 ppm(m、
6H)     7.14 ppm(d、J−8,3,
2H)3.52 ppm(d、J”’LO,IH)3.
76 ppm(d、J−12,0,IH)4.50 p
pm(t、J=6.0.IH)j、C−13核磁気共鳴
スペクトル 工スタチン人の重水中25 MHz (内部標準ジオキ
サン; 67.4 ppm )にて測定した化学シフト
、多重度は次の通シである。
25.9ppm(t) 53.6ppm(d) 129
.6ppm(d) 170.1ppm(s)26、2 
p pm (リ 55.2ppm(d)130.0pp
m(d)173.1ppm(s)37.8ppm(t)
 56.1ppm(d) 130.0ppm(d) 1
74.2ppm(s)39.41)pm(t) 128
.0ppm(d) 136.9pl)m(S)41.5
ppm(t) 129.6ppm(d) 157.3p
pm(8)エスタチンBの重水中、重環酸を添加し、2
5 MHz (内部標準、ジオキサン; 67.4 p
prn)にて測定した化学シフト、多重度は次の通りで
ある。
25.9ppm(t)  53.0ppm(d) 12
8.6ppm(s) 168.5ppm(s)26.2
ppm(t)  54.1ppm(d) 131.4p
pm(d) 171.1ppm(s)37.1pprn
(t)  56.3ppm(d)  131.4ppm
(d)  173.0pprn(s)39.6pprn
(t)  116.3ppm(d)   155.3p
pm(sJ41.6ppm(t)  ilG、3ppm
(dJ  157.4ppm(s)エスタチンA   
 エスタチンB k、 ラ鶏*S/を主  水、酢酸、ジメチルスルホキ
サイド、ピリジンに 可溶。ベンゼン、クロロ    同左 ホルム、酢酸エチル、石 匍エーテルに不溶。
■、呈色反応 過マンガン酸カリ脱色反応、坂口反応、
陽性。ニ ンヒドリン反応、モーリ    同左 ツシュ反応、塩化第二鉄 反応陰性。
m、加水分解 6N、HCJ、  105℃、18時間密封中加水分解
後、アミノ酸自動分析装    同左置にて測定 L−Pheny l a I an i ne    
    L−Tyrosinen、 Rf値(東京化成
社製、シリカゲルf使用)クロロホルム:メタ/−ル:
水      凡f−0,62几f−0,53C3ニア
:1) 酢酸エチル:メタノール:水       Rf−0,
65几f−0,56(3:5=2) アセトニトリル;水        R,f−0,14
Rf−0,09〇・安定性 p)12〜9で安定  同左 p、水9KJ物−47tは薬学的に許容でさ゛る埴不発
明のエスタチンA 、エスタチンBは1永和物として形
成せしめでもよく、さらに塩酸、硫酸などの無機酸、酢
酸、クエン酸、酒石酸などの有fifとの塩や水酸化す
) IJウム、水酸化カリウムなどの塩基との塩を形成
せしめてもよい。
さらに塩形成に当っては、例えばエスタテンA葦たけエ
スタチンBg含有する溶液に、上記の酸で友は塩基を県
別して反応せしめて形成された塩全回収すればよい。
(2)生物学rJ:J性質 1)酵素阻害活性 エスタテンAおよびエスタチンBの酵素阻害活性を以下
に示す。
酵素量   使用酵素量 基質   IC5゜濃度(μ
g/−)(μ9蛋白D         エスタチンA
  エスタチンBパパイン       60   沢
イン  0.026   0.027フイシン    
    60   た直ン  0.039    0.
041プロメライン     100    カゼイン
  0.145    0.145α−キモトリプシン
     200     メトビイン    )50
       >50トリプシン    1000  
 かピン  >50    >50ペプシン     
100   か自ン  >so    >s。
サラに合成したエポキシ部DL体エスタテンAのハハイ
ン阻害活性におけるIC5゜は0.0288μ92勺で
あシ、L体エスタチンAの活性と同等のものであった。
酵素反応はすべて所定の方法に準じて測定した。
(尚、α−キモトリプシン、ペプシンは、PLバイオケ
ミカル社製、トリプシンは、和光純薬社製のものを使用
した。) エスタチンAおよびエスタチンBは、トリプシンで代表
されるセリンプロテアーゼ及びペプシンで代表される酸
性プロテアーゼのカゼイン氷解活性を阻害することなく
チオール基がその活性発現に関与するパパイン、フィシ
ン、プロメライン等のチオールプロテアーゼの活性を特
異的に阻害する。
2)マウスでのIgE産生およびIgG産生に対する作
用 IgE産生に対する作用は以下の方法に従って行なった
BDF、糸雄性マウス(体重18〜22g)klW5匹
とし、エスタチンA1エスタチンBを被検薬とし、また
エスタチンA1エスタチンBを全く含まないものをフン
トロールとし、それぞれを200 my/Kgで別個の
群のマウスに腹腔的投与した。なおコントロールは1群
10匹として行なった。被検薬投与2時間後、10μり
卵白アルブミンを吸着した水酸化アルミニウム4〜を腹
腔的投与して免疫した。免疫、14日後に採血し、PC
A反応によって抗体産生量を求めた( Interna
tionalArchives of Allergy
 and Aphlied l[mmunology4
8巻16頁、1975年参照)。
すなわち、採血血清を各種濃度に希釈し、ウィスター系
雄性ラット(体重200〜250り)の背部に成因注射
した。48時間後に卵白アルブミン2m9を1%エバン
スブルー生理食塩水1−に溶解し、これを11nt静脈
内投与し、25分後殺処分し、色素浸出血清境界濃度を
求め念。その結果を以下に示す。
PCA抗体価 被検薬        IgE抗体価 エスタテンA        (100(100(10
0エスタチンB       (100(100(10
0フントロール      400. 800. 80
0800、 800. 800 1600、 1600. 1600 IgG産生に対する作用は、以下の方法に従って行った
BDF”、糸雄性マウス(体重18〜22g)を1群5
匹としエスタチンな9、エスクチンBを被検薬とし、ま
たエスタチンA1エスタテンB′Jt全く含まないもの
をコントロールとし、それぞれ200 myA9t−別
個の群のマウスに腹腔内投与した。尚コントロールは1
群10匹として行った。
被検薬投与2時間後に卵白アルブミン2―を等量の70
インドコンプリート・アジュバントと混合し、その0.
2 nd! k 0.1wreづつ背部皮下2ケ所に免
疫し、その2週間後に採血して間接赤血球凝集反応によ
シ抗体価を測定した。その結果を以下に示す。
被検薬      IgG抗体価 エスタチンA   12800. 6450.2560
012800、12800 エスタチンB    6400,25600.1280
025000、12800 コントロール  12800.25600.25600
.12800. 645012800、12800.1
2800.12800.12800ノルルギー性疾患全
惹起するIgEの産生は伸側するが正常な免疫反応に関
与するIgQの産生は抑制しない。
3)急性毒性 エスタチンA及びエスタチンBは、4o。
〃110マウス腹腔内投与で何ら影響がなかった。
4)投与方法および投与量 本発明のエスタチン(エスタテンA1エスタテンB)の
投与形態は、経口、注射、直腸坐剤の何れでも良い。
注射剤を14 gする場合は、エスタテンにpH調整剤
、紛衝剤、安定化剤、賦形剤を添加し常法によシ凍結乾
燥を行ない、凍結乾燥注射剤を作る事ができる。”また
エスタチンにpH1lH1剤、緩衝剤、安定化剤、等張
剤、局麻剤等を添]JOし、常法によシ皮下、筋肉内、
静脈内注射剤を作る事もできる。
経口用固形製剤を調製する場合は、エスクチンに賦形剤
、必要に応じて結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味
剤、矯臭剤を加え友後常法により錠剤、被覆錠剤、顆粒
剤、散剤、カプセル剤等を作る事が出来る。経口液状製
剤を調製する場合には、本化合物に矯味剤、安定化剤、
緩衝剤、矯臭剤等を加えて、常法によりシ゛ロツプ剤、
ドライシロップ剤を作ることができる。
直腸生薬製剤を調製する場合には、エスタチンに賦形剤
、更に必要に応じて界面活性剤を加えた後常法によシ坐
剤とする事ができる。
エスクチンの投与量は症状及び治療目的によシ異なるが
成人では、1回エスタチンとして10〜1000〜f:
i日3回投与できる。
調製法 まず発酵法について述べる。
本発明のエスタテンA1エスタテンB−i産生するに用
いられる微生物生産菌の菌学的性質は以下の通りである
上記菌株の菌学的性質 (1)各培地に′:、5ける生育状態 1)ツアペック寒天培地 生育は30℃の場合速く、培養7日間で直径48−50
1111に達する。26℃の場合遅く7−131゜菌叢
は平担でビロード状。分生子が形成されろてつれ粉状と
なる。周辺部はややくもの巣状(arachnoid 
)。表面の色は褐色がかつ念オレンジ色(browni
sh orange 6C4) 0浸出液および拡散性
色素は出さない。裏面の色は褐色がかったオレンジ色(
brownish orange 6e4)。
2)麦芽汁寒天培地 生育は30℃の場合非常に速く、培養7日以内に内径8
5絹のベトリ皿全面に達する。26℃の場合35 45
喘。菌叢は平担であるが、気中山系の形成によシわずか
に綿毛状を呈する。
分生子ガ形成さ士しるにつれ粉状となる。周辺部はやや
くもの巣状。表面の色は灰色がかったオレンジ色(gr
eyish orange 6B3 ) o浸出液およ
び拡散性色素は出さない。裏面の色は灰色がかった黄色
(greyisb yellow 4B5 ) 。
3)バレイジョブドウ糖寒天培地 生育は30℃のjゐ合非常に速く、培養7日間で65−
67Rに達する。26℃の場合遅<11−121゜菌治
は平担でビロード状。分生子が形成されるにつれ粉状と
なる。周辺部はややくもの巣状。表面の色は褐色がかっ
たオレンジ色(brownish orangs 6C
4) 。i出液および拡散性色〉先は出さない。裏面の
色O′よ淡褐色(lightbrown 5D5 ) 
(2)生理的詫性状 生育し得るpiq   2.4−8.2最適生¥IpH
5,07,5 生ブfし得る湿度 25 49℃ 最適生育温度  37−43C (3)顕微鏡下における形態的特色 栄養菌糸は気中菌糸と基質&糸とで大きさが異なる。気
中菌糸(−1,直径1−34m1無色、壁は滑面。基質
菌糸はin径5.51tm−までになる。
分生子は分芽胞子形成法により形成される。
分生子は気中菌糸から直接形成されるか、または短い分
生子形成細胞の先端に形成される。時にはアンプル状に
膨らんだ細胞から1−4個形成される。連鎖はしない。
倒卵形ないし洋梨形、4、5−10 X Z 5−5.
5 pm、無色ないし淡黄褐色、壁は滑面、時にわずか
に粗面、単細胞。
(4)菌の分離源と同定、寄託 本発明のM 4323菌株は沖縄県西表島の在役の土壌
から分離された糸状菌である。有性生殖をせず分生子を
形成し、菌糸は隔壁を持つことから不完全に属する。分
生子形成様式が分芽胞子形成型であり、分生子柄が形成
されないか、されても短い。分生子は菌糸から直接ある
いはアンプル状の細胞から形成され、単細胞である。
以上の特色から重囲はマイセリオフトラ(Myceli
−ophthora )属に属するものと同定された。
マイセリオフトラ(Myceliophthora )
属に近い属にクリソスボリューム(Chrysospo
rium ) Jjiがある。マイセリオフトラ(My
celiophthora )は発芽胞子を形成するの
に対しクリソスポリューム(Chrysosporiu
m )は介接胞子または粉状胞子を形成することから区
別される。8種認められているが、褐色に近い集落を形
成し、生育適温が37−43℃と高く、好高温菌である
こと、分生子が淡黄褐色になる等の特色からM 432
3菌株はマイセリオフトラ・サーモフイーラ(Myce
 −1iophthora thermophila 
)と同定され、マイセリオフトラ・サーモフイーラM 
4323(Myce −1iophthora the
rmophila M 4323 )と命名され、工業
技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第8134 
(FBRM−P黒8134 )として寄託された。
(文中の色の標示はKornerup、 A、、 an
d J、 H。
Wanscher、 1978. Methuen h
andbook of colour。
3rd ed、、 Eyre Mether、、 Lo
ndonの標示法に従った。) なお菌株の同定は次の諸文献を参考して行なった。
van Arx、 J、 A−* 1981. The
 Genera of Fungi8porulati
ng  in Pure Cu1ture、424 p
p、J。
Cramer。
van 0orschot、C,A、N、、  197
7、The genusMyceliophthora
、  Persoonia 9:401−4080また
本発明のエスタチンを産生ずるための培養条件としては
、一般に30℃付近で、通常3〜7H間培養を行なえば
よい。
さらに本発明に用いられる培地としては、例えば以下の
各培地成分があげられる。
カビの生育に適し、エスクチンを生産し得るものであれ
ばどのような培地でもよい。例えば炭素源としてはグル
ツース、フラクトース、マルトース、シュクロース、ラ
クトース、ガラクトース、デキストリン、澱粉、グリセ
リン、ソルビトールなどの糖類および大豆油等の植物性
油脂類が用いられる。
窒素源としては、例えばペプトン、酵母エキス、肉エキ
ス、カゼイン、大豆粉、綿実粉、CAL。
麦芽エキス、アミノ酸、尿素、アレモニウム塩類、硝酸
塩等が用いられる。
その池、リン酸カリウム、カルシウム、マグネシウム、
ナトリウム、鉄、マンガン、コバルト、亜鉛等の無機塩
類、ビタミンB1パントテン酸カルシウムなどのビタミ
ン類などの微量栄養素を適宜添加することもできる。
培養にあたっては培地は固体でも良いが、通常は液体培
地による振盪培養又は通気攪拌培養が用いられる。
さらに培養後、本発明のエスタテンA1エスタテンBを
採取するに当っては、例えば以下の手段によって得られ
るものである。
本物質は主として培養七p液中に存在するので培養後、
菌体を除去したプ戸液を吸着剤に吸着および脱離させる
方法で好収率で採取できる。吸着剤としては、活性炭、
非イオン性吸着樹脂及びイオン交換樹脂などが使用でき
る。例えばエスタチンは、活性炭に吸着され、50%ア
セトン溶液で溶出する。また、アンバーライトlR12
0B(f(+型)に吸着され、アンモニア水で溶出する
更に精製する場合には、シリカゲル、活性アルミナ−1
活性炭、非イオン性吸着樹脂による吸着クロマトグラフ
ィー、イオン交換樹脂によるイオン交換クロマトグラフ
ィー、セルロース等てよる分配クロマトグラフィー、ゲ
ル濾過担体によるゲル濾過、アルキル基結合シリカゲル
による逆相分配クロマトグラフィー等、通常の有機物質
を分離精製する手段を適宜組み合せて゛情調できる。
より具体的には、シリカゲル、アルミナなどの吸着剤金
詰めたカラムに粗物質を注入し、吸着させた後に、酢酸
エチル:メタノール:水、クロロホルム:メタノール:
水、アセトニトリル;水すどの混合溶媒を用いて溶出す
る。また脱塩、脱シリカゲル等は、セファデックスG1
5全用いたゲル口過法によって行うことも出来る。
次て合成法の一例について述べる。
(式中Wは水素原子または接触還元にょシ脱離される例
えばベンジル、p−ニトロベンジル基金含む核に置換基
を有してもよいベンジル基の如き保護基で保護された水
酸基を意味する。B1はけん化によシ脱離される、例え
ばメチルま几はエチル基等の低級アルキル基の如きエス
テル残基、または、接触還元により脱離されるベンジル
、p−二トロベンジル基を含む核に置換基金有してもよ
いベンジル基の如きエステル残基を意味する。)の合成 上記の化゛合物は下記の方法で製造することができる。
コノ反応は溶媒、例えばジメチルホルムアミド中ジエチ
ルホスホロシアニデート、トリエチルアミンを加え行な
われる。(8)のDL体は市販のものが利用できる。L
体または0体はに、 Mori等Tetra−hedr
on 36.87 (1980)に記載の方法にょ〕合
成できる。
一般式(9)かけん化により脱離するエステル残基金有
する場合、メタ/−ル中、KOI(1乃至1.1等量に
よりりん化して得る。反応時間Fi、3時間であ〔I〕 一般式α0)または接触還元により脱離するエステル残
基を有する一般式(9)ヲメタノール、酢酸、水に溶か
し、炭素担体パラジウムkIIDえ、水素接触還元によ
り得る。反応時間は10乃至15時間である。また、プ
ラチナあるいは炭素担体プラチナ等を用いてもよい。
〔4〕参考までに一般式(7)の合成法を示せば下記の
通りである。
上記の化合物は下記の方法で製造することができる。
この反応はエタノール等低級アルコール中1.1等量の
化合物(2)に溶かし、トリエチルアミンを加え3時間
還流して得られる。化合物(1)は市販のもの化合物(
8)を25%HBr酢酸溶液で室温にて30分反応させ
て得る。代わりにINF 、Na −NH,k用い上記
の化合物は下記の方法で製造することかでこの反応はそ
れぞれ等モルづつ用い、1,2−ジメトキシエタン中、
室温で2〜6時間行なわれる。
■−一般式7)の合成 一般式(6199%蟻酸と室温で2時間反応させて得る
。蟻酸の代わりにHC7、H2SO4などの酸を用いて
もよい。
目的物質の検定は、抗パパイン活性、シリカゲルT、L
、C,等を用い坂口反応による呈色反応、あるいは、過
マンガン酸カリウム脱色反応等によシ行なう。
なお本発明のエスタチンの検定方法としては、以下の通
りである。
酵素阻害剤エスタチンAおよびエスタチンBU、そhぞ
れ抗ハハイン活性を有するため、この作用に基づいて定
量が可能であシ、培養液からのエスタチンA1エスタチ
ンBの抽出、精製、単離などの目的に利用することが出
来る。定量法を以下に記す。
5wME[TA浴溶液溶解した0、04Mシスティン溶
液(pH6,8) 0.25 fntIC0,05Mリ
ン酸緩衝液(pH6,8)にて作製したパパイン溶液0
.2 td (60μり蛋白量、ベーリンガーマンハイ
ム社製)、同緩衝液0.35−および各種濃度の阻害剤
(エスタチン人および、又はエスタチンB)0.21n
t’i混合した溶液を40010分間ブレインキュベー
ションした後、1.5%カゼイン溶液(0,05M)リ
ン酸緩衝液(pH6,8) 4−を加え、40℃、15
分間反応後、1.1 M ) +7クロル酢酸27!を
加え反応を停止させた。室温1時間放置後、3500 
rpm、 10分間遠心し、トリクロル酢酸可溶画分の
280 mμに於ける吸光度(S)を測定する。同様に
阻害剤無添加の時の250mμに於ける吸光度(Blを
測定し、次式によって阻害度を求めた。
阻害度(1)−B −S/BX 100阻害度50%の
時の阻害剤濃度IC,。を求めた。
フ・fンン(60μり蛋白量、ペーリンガーマンハイム
社製)プロメライン(100μq蛋白量、ベーリンガー
マンハイム社製)活性も同様の方法で行った。
実施例 実施例1 マイセリオフトラ・サーモフイーラM4323株(My
celiophthora thermophila 
) (微工研菌寄第8134号)の斜面培地から一白金
耳をグルコース1%、デキストリン1%、酵母エキス0
.5%、カゼイン氷解物0.5%、炭散カルシウム0.
1%、セライト1%を含む培地(pH6,5)ioo−
を、500WLt容三角フラスコに分注し、120℃、
20分間オートクレイプ滅菌したものに接種し、30℃
、4日間振盪培養し、これ全種母とした。この種母を予
め滅菌しておい九グルコース2%、ペプトン1%、C3
L1%、リン酸第−カリウム0.2%、硫酸マグネシウ
ム0.1%を含む培地(pH6,5) 20 Jを入れ
た301容ジヤーフアメンターに移植接種し、毎分通気
量2011毎分回転数200回転、内圧0.8気圧の柴
件下30℃、5日間培養した。この様にして得た培養物
201(i?濾過して、培@ろ液]8ノを得喪。
実施例2 実施例1で得られた培養う戸液181は、6I止Cノで
pH6,5K調整し、予めカラムに詰めたカーボン1.
51に吸着させ、約10ノの水で充分カラムを洗浄後、
70%アセトン水溶液にて溶出し、50〇−ずつ分画を
行なうと、フラクション&3〜&10にエスタチンA及
びBを含む抗パパイン活性の大部分が認められた。分画
ノぢ3〜A 10 ’ffff下濃縮し、約500m!
とじ、強酸性陽イオン交換樹脂アンバーライトIR−1
20B(l(+型)500カラムに吸着させた。約3ノ
の水で充分カラムを洗浄後、INアンモニア水で溶出を
行ない200 mjずつ分[1−行った。抗パパイン活
性を示す大部分のエスタテンA及びBは、7ラクシヨン
A7〜l&18に含まれていた。この両分を減圧濃縮し
、約50m1とし、pH6,5に調整した。この濃縮液
を強塩°基性“陥イオン交換樹脂ダウエックス3ACC
1−型)の400ゴカラムにかけ、水にて溶出を行ない
20りずつ分画した。抗パパイン活性を含む應11〜屋
65両分を減圧濃縮し粗物質620〜を得た。
実施例3 実施例2において得られた粗物質620 myを20−
の30%メタノール溶液に溶解し、20りのシリカゲル
粉末を加え良く攪拌混合し7、減圧下メタノール及び水
分′!i−除去後予め、酢酸エチル:メタノール:水(
10:10:1)の溶媒にて作製したシリカゲルカラム
30〇−上に注入し、同展開溶媒にて溶出を行ない、1
69ずつ分画を行った。
7ラクシヨン、ぢ57〜Al2O及びフラクション、4
5151〜屋199に拉パパイン活性が認められた。7
ラクシヨン&57〜41.20を減圧下m縮するとエス
タチン人の粗結晶44.1 myが得られた。
またフラクションA151〜應199を減圧濃縮すると
エスタチンBの粗結晶26.7〜が得られた。
実施例4 実施例3で得られたエスクチンAの粗結晶44.19を
10mAの熱水に溶解しセファデックスq−15の13
00−力、ラムに注入し水で溶tHヲ行い10ノずつ分
画を行うとフラクション479〜A87にエスタチン人
の大部分は溶出されていた。このフラクションを減圧濃
縮すると、エスタチンAの白色針状結晶が生じ、この結
晶をグラスフィルター上に集め、減圧乾燥し純粋なエス
タチンAの白色針状結晶33■を得た。
同様に実施例3で得られたエスタチンBの粗結晶26.
7〜ft10−の熱水に溶解し、セファデックスG−1
5の1300m/のカラムに注入し、水で溶出を行ない
10gづつ分画を行うと、フラクション忍90〜A10
1にエスタチンBの大部分は溶出された。このフラクシ
ョンを減圧濃縮するとエスタチンBの白色・針状結晶が
生じ次。この結晶をグラスフィルター上に集め減圧乾燥
し、純粋なエスタチンBの白色針状結晶18.3即をm
た。
実施例5 1−二トログアニル−3,5−ジメチルピラゾール(2
)の合成 ニトロアミノグアニジン4.87 g?沸騰水93−に
溶かし、酢酸0.94−を加え、次いでアセチルアセト
ン4.87dt−滴下し、100℃にて2時間攪拌し、
放冷した。水冷後析出した結晶(2)全濾取し、エタノ
ール−水より再結晶した。
4.78り(収率64%) Mass(CI−7goBu) 184(MW”)融点
125−126℃ NMR(60MHz、 CDCl、) Z2(a、 3
H,CH,)、 2.6(、c、 3H,CH,)、 
6.1(br、 l)(、−CH)18〜9 (br、
 2H。
甜×2) 実施例6 (3)の合成 市販の化合物CBZ−ジアミノブタン塩酸(1)259
myと実施例5で得られた化合物(2) 201〜(1
,1等量)をエタノールz6−に溶かし、トリエチルア
ミン140μi1等it)を加え、3時間攪拌還流した
。放冷後、−夜冷蔵置に放置し、白色結晶を濾取し、冷
エタノールで洗浄した。エタノールよシ再結晶し、化合
物(+) 1441n9を得た(収率47%)。
融点123−1245℃ Mass(FAB) 310(MH”)NMR(100
MHz、 CDCl、+’DM80  d6.) 1.
57(rn、 4H。
CH2X 2)、 3.0〜3.3 (m、 4H,C
H,X 2)、 5.07(s、 2H。
CH2ph)、 6.52(br、 IH,NH)、 
7.33(s、 5H,ph)、7.65(br# 2
H,MH2) 実施例7 成 実施例6で得られた化合物(8)1121Wt−25%
HB、/酢酸溶液1−に溶かし、室温にて30分間攪拌
した。エーテルをBΩえ沈澱させ、上清を2回デカンテ
ーションした。残渣をメタノール−エタノールよシ再結
晶し濾取した。冷メタノール−エタノールで洗浄し白色
固体を得た。
81ダ(収率88%) 融点173−175℃ Mass(FAB) 176(■r) NMR(Zoo MHz、  DMSO−d6)  1
.53(m、 4に4. CH2X 2)2.6〜3.
0(m、 2H,CH,)、 3.ON3.3(m+ 
2H,CH2)+7.72(br、 MH2) 、 7
.85(br、 MH2) 、  7.0〜&0(br
、 NH)実施例8 B OC−L −phe−O8u(5a) 707 m
yk 1,2、−ジメトキシエタン6−に溶かし、水冷
下実施例7で得られた化合物(4) 500〜、トリエ
チルアミン272μlk水1−に溶かしたものを加えた
室温にて6時間攪拌した。小容量まで減圧濃縮し、残渣
に25%Na、Co、水溶液を加え、酢酸エチルで抽出
を3回行なった。酢酸エチル層をIM−り−1−ン酸、
次いで食塩水で洗浄した。ワットマン1ルs濾紙を通し
減圧濃縮し、残渣をシリカゲル力5 A (CI(、C
A!、 : cH,OH−40: 1−) 20 : 
1 )にて精製した。減圧濃縮し白色泡状物質を得た。
710〜(収率86%) Mass(FAB) 423(MH”)境但(60■z
 CIX:Is) 1.3〜1.6(rn、 13H−
c(C)(、)、。
CH2x 2)、 2.8〜3.5(m、 6H,ph
CH2,(CH2) X 2)。
4.5(m、  IH,、CH)、  5.6(br 
IH,NH)、  7.2(s、  5H。
ph) 6.8〜7.1,7.5〜&5(それぞれb1
3H,NHX実施例9 B OC−0−bzl  Tyr−O8u 915 m
yk 1,2−ジメトキシエタン9−にとかし、氷冷下
品トロアグマチン・H8r500#9、トリエチルアミ
ン272μJt−水1−に溶かしたものを加え室温にて
終夜(15時間)攪拌した。小容量まで減圧濃縮し、残
渣に25%Na、Co、水溶液を加え酢酸エチルにて3
回抽出した。酢酸エチル層をIM−クエン酸、次いで食
塩水で洗い、ワットマン1 ps橿紙を通し減圧濃縮し
、残渣をシリカゲルカラム(CHCl  : CH,0
H−40: 1→20 : 1 )にて精製し、減圧濃
縮して白色泡状物質を得た。
922叩(収率89%) 、 Mass(FAB) 529(11i[(”)NP
dFL(100blklz CI)CAs) 、1.3
8(s、  9H2(CHs) s) 。
1.49.1.79(それぞれm、 2H,2H,(C
H,) X 2)−2,95(d、 2H,phCH2
)、 Z1〜22−4(、4H,CH,X 2)4.2
8(sextet、 IH,G() 5.02(s、 
2H,O−ベンジルのCH2)、 5.2o(ct、 
1)(、NH)、 6.43(t、 tH,NH)。
6.92(ABq、 4H,CH,phOH)、 7.
38(m、  5H,ph)、 7.56(br、 2
H,NH,) 8.0〜8.5(br、 IH,NH)
実施例1O N −L−y xニルアラニル−NGニトロアクマ実施
例8で得られた化合物(6a)200〜を99%@酸2
−に溶かし、室温くて4時間攪拌し九。水浴の温度を3
0℃以下に保ちつつ減圧濃縮し、残渣をダウエックス5
0(H”)に充填した。水で洗浄し、次いでNH4OH
/エタノールで溶出、減圧濃縮してガラス状物質を得た
154雫(定量的) Mass(FAB) 323(M)(”)NMR(10
1町z l侶o  a6) 、1.38(m、4H,C
H,X 2)2.6〜3.4(m、 7H+ CH2X
 2. CH2,CH) 7.21(s、 5H。
ph)、  7.8(br、 5H,NH,NH,)実
施例11 実施例9で得られた化合物(6b)900m9を99%
蟻酸15−に溶かし、室温にて2時間攪拌した。水浴の
温度を30℃以下に保ちつつ減圧濃縮L、fi渣にエタ
ノール−メタノールを加え再度減圧濃縮した。残渣を水
(C溶かしN −NaOHでアルカリ性とし、クロロホ
ルムにて2.3回抽出した。水洗後ワットマン1pse
通し減圧濃縮し、ガラス状物質を得た。
0.61g(収率84%) Mass(FAB) 429(MH”)NMEL(10
0MHz CDC)s) 1.52(m、 4H,CH
2X 2) 2.55(dd、 IH,CM)、 3.
0〜3.7 (m、 6H,CH,X 2. phi(
、)5.03(s、 2H,0CH2ph) 6.90
(ABq、 4H,0bzyl)。
7.90(rn、  5H,ph)+  7.6(br
、MH2,NH)、  8.4(br、NH)実施例1
2 ジカルボニルオキシラン−2−カルボニル)−La)の
合成 実施例10で得られ゛た化合物(7a)320〜、DL
−エチル水素トランス−エポキシ−コハク酸180〜t
−ジメチルホルムアミド4−に溶かし、水冷下、ジエチ
ルホスホロシア9デート200μ!、トリエチルアミン
180μlを加え室温にて4時間攪拌した。酢酸エチル
を加えて希釈しN −MCI 。
飽和NaHCC)、 、食塩水で順次洗浄j7酢酸エチ
ル層t−MgSO4で乾燥した。減圧濃縮して結晶を得
、濾取しエーテルで洗浄した。
3109(収率67%) Mass(FAB) 465(MH”)NMR(100
MHz、 CDCl、  DMSO−d、)、 1.2
〜1.6(m。
(qX2.2H,C(Xす五CH,)、 4.60(d
d、 IH,CH)、7.24(s+ 5H+ ph)
 7.2〜7.6(br、NI(、MH2)実施例13 N  (N  (D     ’  3.ト5ンスーカ
にボキシオキシランー2−カルボニル)−L−フエの合
成 実施例12で得られた化合物(9a)51〜をメタノ−
/I/ 1 @l IIC溶かし、水冷下、2 N −
KOH水溶液53μ!(1等量)加え71:。室温で3
時間攪拌し、水で希釈してダウエックス50(H”)に
充填し、H2O−エタノールで溶出した。pH試験紙で
酸性を示し、紫外線吸収のある部分を集め減圧濃縮し残
渣にエーテルを加え渭取し無色粉末を辱た。
4711tg(定量的) Mass(FAB) 437(hl)r’)NMR(1
00MHz、 画so  d6)、  1.2〜1.5
(m、 4H,CH2X  2)、  2..8〜3.
2(m、  6i(、C[(2X  2.  ph−C
H2ン、  3.32(br、 q、 IH,C)l)
、 7.24(s、 5HI ph)、 7.5〜8.
6(br。
Nil、 Nl(、) 実施例14 N−N−(Th及1L山−−3−トランスーカル実施例
13で得られた化合物(10a)1.09を酢酸4 i
、 N203 fdに溶かし、炭素担体パラジウム(1
0%、エンゲル/%ルト製)全触媒量加え、さらてメタ
ノール40艷を加え、室温水素雰囲気下Vよげしく攪拌
した。6時間後、触媒を濾去し、濾液化威圧濃縮し、残
渣全水に溶かし、活性炭カラム(25〜30 tht 
)に充填し水洗した。中性の溶出液を確認してから50
%アセトン水溶液で溶出しン’C0坂口反応(→の部分
を集め、減圧濃縮して結晶を寿だ。エタノール−水より
再結晶した。
274・ダ(収率31%) 回置大正合成全行い約6vを得た。
IR,第5図(臭化カリ錠剤法)に示す通シ、NMi3
. (100MHz、 D20− DCI) 1.1〜
1.4 (m、 4H,、CH2IH,C11) 、 
7.25 (s 、 51−1. ph)実施例15 N−(N−(L−3−)ランス−エトキシカルの合成 実施例10で得られた化合物(7a ) 13.97 
’i、L−エチル水素)ランス−エポキシコハク112
7.64りをジメチルホルムアミド150dに溶かし、
次いでジエチルホスホロシアニデート&55di加え九
。この溶液を氷冷し、トリエチルアミン7.86 mを
滴下した。次いで室温にて4時間攪拌し比。反応混合液
を酢酸エチルで希釈しN −HCノ、飽和NaHCO3
、食塩水で順次洗浄し念。有機層はMg80゜で乾燥後
、減圧濃縮し、残渣を酢酸エチルよシ結晶化した。
15.282(収率76%) 〔α)” + 4a00°(C’ 0.502.メタノ
ール)Mass(FAB) m/e 465(MH”)
α)OG(、c)I、)、 1.2〜1.6(m、 4
H,Q(2X2)、 ZJ〜3.3(m、6H9CH2
X 2.phCHz)、3.32(d、IHlJ−1,
71′・蛎、)・&65(d・1H・J−1,7Hz・
さ7)・4.21(q、  2.H,C00CF(2C
H,)、  4.60(br、 dd、  IH,CH
)7.22(s、 5H,ph)、 7.6〜8.4(
br、 5H,NH,MH2)実施例16 b)の合成 実施例1工で得られた化合物(7b)7.0g、L−エ
チル水素トランス−エポキシコハク酸2.87り、ジエ
チルホスホロシアニデート3.03diジメチルホルム
アミド70 rdに溶かし、トリエチルアミン2.50
m/を滴下した。実施例15同様の後処理ヲシ、サラK
 CHCe、 : C11−I、OH−50: 1 テ
g出し、シリカゲルカラム精製を行った。
7、609 (泡状)(収率82%) 〔α〕、、’ + 45.44°(C:1.12.メタ
ノール)Mass’(FAB) m/e 571 (R
4E(”)□ N1a(CIXJ、) a   、 1.26(t、 
3H,C00CH,C)4.、)。
p pln                    
  −1,2−1,6(m、 4H,CH2X2)、 
 2.9−3.3(m、  7H,phci4゜C)I
、X2. 習A()、 a°66(d、 LH,1と7
)、 4.16(q、 2I4. C00CH,Cl−
1,)、 4.66(br、 q、 IH,CFI)、
 5.00(s、 2H,0CE(、ph) 6.92
(ABq、 4H,芳香族) 7.36(s、  5H
,ph) 7.0 8.5(br、NH,MH2)実施
例17 実施例15で得られた化合物(9a)1409をメタノ
ール280mに溶かし、水冷下2N−KOF(15,2
−を滴下した。室温で3時間攪拌した後、水80ゴを加
え希釈した。この溶液をダウエックス50(H”) K
チャージし、H2O−エタノール(約50%)で溶出し
た。溶出液を減圧濃、fd L、残渣をエタノール−酢
酸エチルより結晶化した。
12.11り(収率92%) Mass(FAB) n1/c 437QJ”)’I’
MS Nlu[R,([0−d 6)δ  、 1.2−15
 (m、 4H,CH,Xpn1 2)2.8−3.2(m、 6H,phCH2,CH,
X 2) 3.32(d、 II−I。
CH) 7.24(S、  5H,ph) 7.5−8
.6 (br、 NH,MH2)夕旅例18 の合成 実施例16で得られた化合物(9b ) 0.687 
gをメタノール12ゴに溶かし、水冷下に2N−KO8
0,6−を滴下する。室温で3時間攪拌後50%酢酸で
酸性にL7沈澱ざぜた。濾取後水洗し2、ゲル状物質を
得た。
0.45り(収率70%) Mass([i’AB) m/e 498(へl”−4
5)□ NMR■に/180−d、)δ  、 1.2−1.6
 (m、 4H,CH2X ptn CH)、 5.05(s、 2H,0CF(、ph)、
 7.00(AB(1,4H,芳香族) 、 7.40
(m、 5H,ph) 7.8−8.6(br、、NI
(、NI(2)実施例19 N −(N−(L−3−トランスーカルボキシオ実施例
17で得られ良化合物(10a ) 11.28りをメ
タノール1600 d、酢酸160−1水120ゴの混
液に溶かし、10%炭素担体パラジウムを加え、水素雰
囲気下室温で終夜攪拌した。触媒を濾去し、濾液を減圧
濃縮した。残渣を水に溶かし、クロマト用活性炭(wa
ko )約250tntにチャージし、中性になるまで
水洗し、次いで50%アセトン水溶液で溶出した。溶出
液を減圧濃縮して結晶を得た。
6.229C収率62%) 〔α)24+ 47.37°(C:0.61. H2O
)IBJ第3図に示す吸収ピークと一致した。
Mass(FAB) m/e 392(MH”)MS NMR(D、0− DCI> 、δ  、 1.11.
3 (m、 4H,CH2,X99m 1、H,CH)  7.0−7.3(m、  5H,p
h)実施例2O N−(N−(L−3−1ランス一カルボキシオ実施例1
8で得られた化合物(10b)5.28gを酢酸:水:
メタノール(2:1.5:20)700 mlに溶かし
、10%炭素担体パラジウムで水素添加し、15時間攪
拌した。触媒を濾去し、熱水−エタノールで抽出をくり
返した。
1、21 g(収率31%) 〔α〕fi + 45.25°(C:0.137.0.
IN)IOAりIR第4図に示す吸収ピークと一致した
Mass(FAB) m/e 408(MH”)NMR
(D、O−DCJ)δ藺、 1.21.4(m、 4H
,CH,X99m 2)、 2.9−3.2(m、 6H,CH2X 2.
 HOphCH,)、 3.48ILT、 CH) 6
.96(AI’3q、 /+8. 芳香族)発明のIf
J果 エスタチ′ンはチオール基がその生理活性発現に関与”
r−ルバパイン、フィシン、プロメライン等のチオール
プロテアーホ、筋肉カルシウム依存性中性チオールプロ
テアーゼの活性を強く阻害する。
従って、エスタチンAおよびエスタチンBは炎症、筋ジ
ストロフィー等の治療に有効である可能性がある。また
、Igg抗体産生は抑制するが、Ig(3抗体産生は抑
制しない。従ってエスタチンA’li3よびエスタチン
Bは抗アレルギー作用を有する可能性が考えられる。
このように、チオールプロテアーゼ阻害剤であるエスタ
チンAおよびエスタチンBは医薬あるいは研究用試薬等
としての利用が期待できる。
本発明により合成法で天然物と同じ光学活性なエスタチ
ンA、Bが多量に得られるようになシ、今後の生理活性
評価に大いに役立ち、かつ工業的生産に結びつくものと
期待される。又、本工程を用いることによりエスクチン
類縁化合物の合成が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第一1図はエスタチンAの水中における紫外部吸収スペ
クトル図、 第2図はエスタチンBの水中における紫外部吸収スペク
トル図、 第3図はエスタチン人の赤外部吸収スペクトル図、 第4図はエスタチンBの赤外部吸収スペクトル図、 8J5図はエポキシ1t)L体のエスタテンAの赤外部
吸収スペクトル図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中Rは水素原子または水酸基を意味する)で表わさ
    れる物質またはその薬学的に許容できる塩もしくはその
    水和物。
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