JPS62754Y2 - - Google Patents

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JPS62754Y2
JPS62754Y2 JP11071681U JP11071681U JPS62754Y2 JP S62754 Y2 JPS62754 Y2 JP S62754Y2 JP 11071681 U JP11071681 U JP 11071681U JP 11071681 U JP11071681 U JP 11071681U JP S62754 Y2 JPS62754 Y2 JP S62754Y2
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valve
valve body
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JP11071681U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エアゾル噴霧器に装備されるエアゾ
ルバルブに関するもので、噴射液等の導入孔を有
する弁筐の底壁内面と、弁筐内に回転自在に収納
した弁体の下面とのいずれか一方の面に、前記導
入孔に連通し、かつ径方向外方に向うに従つて断
面積が変化する調節溝を設け、他方の面に調節溝
を開閉する異径部付蓋面を設け、前記弁体の回転
により調節溝と異径部付蓋面とのいずれか一方を
回転させて調節溝の先端開口量を調節し、噴射量
を自由に調節できるようにしたものである。
以下、本考案を図に示す実施例に基づいて説明
する。
1はエアゾル容器の蓋体で、中央部に周壁11
と頂壁12からなる膨出部13を設け、頂壁12
の中央に透孔14を設けている。
2は弁筐で、上方に開口する周壁21の底部に
連設した底壁22の中心に噴射液導入孔23の設
けると共に、この導入孔23の上方部内壁面に上
下方向に沿つた溝24を設け、底壁22の内面
に、該溝24の上端から径方向外方に向うに従つ
て次第に断面積が小さく、たとえば浅く狭くなる
調節溝25を設け、底壁22下面に導入孔23に
連通した筒状の吸上管接続部26を突設し、該接
続部26に吸上管3を接続している。27はガス
導入孔である。
4は弁体で、円盤状に形成し、その下面41の
偏心位置に突出軸42を突設すると共に、上面偏
心位置(突出軸41と同心)に調節軸43を突設
してなり、この弁体4を前記弁筐2内に収納し、
突出軸42を導入孔23に嵌合して弁体4を偏心
回転するように支持させ、該弁体4の下面41に
より調節溝25を開閉すると共に、該調節溝25
の先端開口量を調節できるようにしている。前記
調節軸43の周面には軸方向に沿つた突条44を
設けている。
5は弁軸で、内部に噴出路51を有する噴出管
52の首部に該噴出路51に連通する横孔53を
設けると共に、下部に下向きに開口する筒状部5
4を設け、該筒状部54の内面に前記突条44に
係合する係合溝55を設けてなり、この弁軸5の
筒状部54を弁筐2内に遊挿し、該筒状部54と
弁筐2の周壁21との間に環状通路28を形成
し、かつ、前記係合溝55を突条44に軸方向に
摺動自在に係合させることにより、弁軸5の回転
力を弁体4に伝達できるようにしてある。なお、
筒状部54の下端と弁体4の上面との間には圧縮
ばね6を配置している。
7は環状パツキングで、弁軸5の首部に嵌合さ
れ、前記膨出部13の頂壁12の内面と弁筐2の
周壁21の上端面との間に配置され、この状態
で、弁筐2の周壁21上端部を前記膨出部13の
周壁11の内側に固着することにより、弁軸5の
噴出管52を膨出部13の透孔14から上方に上
下動自在にかつ回動自在に突出させ、この弁軸5
の上下動によつて環状パツキング7が変形して首
部の横孔53を開閉できるようにしている。
8は押釦で、噴出路51に連通する通路81を
有し、噴出管52の上端に着脱自在に取付け、か
つ、キー(図示せず)等を介して押釦8と弁軸5
とが一体に回動するように取付けている。押釦8
の側面には通路81に連通する噴射口82を備え
たノズル83を着脱自在に取付けている。
次に作用について説明する。
まず、第1図に示すように、弁体4により調節
溝25の基端部側を閉鎖し、その先端部側を上方
に開口させた状態で、押釦8を押下げると、第4
図に示すように、弁軸5がばね6に抗して押下げ
られると共に、環状パツキング7の内周辺部が弁
筐2内に凹入する如く押下げられ、この環状パツ
キング7にて閉鎖されていた横孔53が開放され
て弁筐2内の環状通路28に連通され、これによ
り、エアゾル容器(図示省略)内に収納された加
圧ガスによつて押圧されていた噴射液が、吸上管
3より導入孔23、溝24を通つて調節溝25に
流入してその先端開口部から弁筐2内に流入し、
その後、環状通路28、横孔53、噴出路51、
通路81、噴射口82を経て器外に噴射される。
なお、図例では、上記噴射時にエアゾル容器内
の加圧ガスがガス導入孔27から弁筐2内に余分
に導入され、このガスによつて噴射液を効率よく
噴射できるようになつている。
次に、押釦8を回転して弁軸5を回転させる
と、係合溝55と突条44の係合により調節軸4
3および弁体4が回転され、この弁体4の下面4
1により弁筐底面の調節溝25の先端開口量が調
節され、前記噴射液の弁筐2内への流入量すなわ
ち噴射口82からの噴射量が調節される。たとえ
ば、弁体4を第3図の位置から時計方向に回動す
れば、調節溝25の先端開口量が小さくなつて噴
射液の噴射量が少なくなり、弁体4を反時計方向
に回動すれば、調節溝25の先端開口量が大きく
なつて噴射液の噴射量が多くなり、押釦8の回転
によつて噴射量を自由に調節できる。この場合、
弁体4の下面41がばね6により弁筐底壁22の
内面に密着されているので、弁体4と弁筐底壁2
2とのシール効果を高め、噴射液を調節溝25か
らのみ弁筐2内に流入させ、従つて、調節溝25
の開口量の調節によつて噴射量を正確に調節する
ことができる。また、弁体4によつて調節溝25
を完全に閉鎖できるようにすれば、この閉鎖によ
つて非使用時に押釦8を不測に押下げても噴射液
が噴射されることを防止できる。このとき、導入
孔27を省略しておけば、ガスの不測の流出も防
止できる。
次に、別の実施例について説明する。
第5図a,bでは、円盤状の基板40の下面に
卵形の弁体4および突出軸41を突設し、該基板
40の上面に調節軸42を突設している。これに
よれば、ばね6の支持面積を大きくでき、弁体4
の下面を弁筐底壁22の内面に正確に密着させ、
前記シール効果をより高め、噴射量の調節をより
正確に行うことができる。
第6図a,bでは、弁筐2の底壁22の中心に
弁体支持用凹孔23′を設け、その偏心位置に前
記同様の噴射液導入孔23と溝24よび調節溝2
5を設けると共に、該孔23と反対側の偏心位置
にガス導入孔27′と該孔27′の上端開口部から
径方向外方に向つて断面積が次第に小さくなる調
節溝29を設け、一方、円盤状に形成した基板4
0の下面に楕円形状の弁体4および突出軸41を
突設し、該基板40の上面に調節軸42を突設
し、突出軸41を前記凹孔23′に嵌合させて弁
体4を回転自在に支持させ、該弁体4により調節
溝25,29の先端開口量を調節できるようにし
ている。この場合、第1図で示した周壁21のガ
ス導入孔27は省略してもよい。
この実施例によれば、押釦による弁体4の回転
によつて、第1図乃至第4図に示した実施例の場
合と同様の原理で、弁筐2内への噴射液の導入量
を調節すると同時に、弁筐2内へのガスの導入量
をも調節することができる。この場合、噴射液の
種類たとえば粘性等に応じて、前記噴射液導入量
とガス導入量とを正比例式にあるいは反比例式に
調節できるように、弁体4の形状を設定する。こ
れによつて噴射量を適正に調節できることにな
る。なお、第6図a,bにおいて噴射液導入孔2
3は、第1図乃至第4図の場合と同様に弁体4の
回転中心に設けてもよい。
上記各実施例では、調節溝25,29をいずれ
も直線状としたが、第7図a,bに示すように、
噴射液導入孔23およびガス導入孔27′の上端
開口部から渦巻状に延びかつ径方向外方に向うに
従つて次第に断面積が小さくなるように形成して
もよい。こうすれば、調節溝25,29を長くで
き、噴射液導入量およびガス導入量の調節範囲を
大きくとることができる。
上記各実施例では、弁筐2の底壁内面に調節溝
25を設け、弁体4の下面41を蓋面として調節
溝25の先端開口量を調節するようにしたが、第
8図a,bに示すように、底壁22の内面におい
て導入孔23のまわりに平面卵形状の突部22a
を設け、その上面22bを蓋面とし、弁体4の下
面に前記導入孔23に溝24を介して連通する調
節溝45を設けてもよい。該調節溝45は直線状
でも渦巻状でもよい。
上記各実施例において、弁体4あるいは押釦8
の回動範囲を規制するストツパー(図示せず)を
設け、さらに、押釦8の下端部または噴出管52
の外周面と、膨出部11または蓋体1との間に、
指示突起または指示線と目盛等を設け、それらを
付合させて押釦8または噴射管52の回転角を表
示し、噴射量を表示するように構成すれば、一層
便利に使用できる。
以上説明した如く、本考案によれば押釦をまわ
すだけの簡単な操作により、噴射量を自由に調節
できる。しかも、弁筐の底壁内面と弁体下面の蓋
面とのシール効果を高め、調節溝と蓋面による噴
射量の調節を正確に行うことができ、噴射液を目
的に応じて無駄なく効果的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
静止状態を示す要部の縦断面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は同−線断面図、
第4図は噴射状態を示す要部の縦断面図、第5図
乃至第8図はそれぞれ別の実施例を示すもので、
各図aは要部の縦断面図、各図bはそれらの横断
面図である。 1……エアゾル容器の蓋体、2……弁筐、3…
…吸上管、4……弁体、5……弁軸、6……圧縮
ばね、7……環状パツキング、8……押釦、11
……膨出部、14……透孔、21……周壁、22
……底壁、23……噴射液導入孔、24,25,
25′……調節溝、26……吸上管接続部、27
……ガス導入孔、28……環状通路、41……下
面(蓋面)、42……突出軸、43……調節軸、
44……突条、45……調節溝、51……噴出
路、52……噴出管、53……横孔、54……筒
状部、55……係合溝、81……通路、82……
噴射口、83……噴射ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に開口した周壁と、上下に貫通する噴射液
    等の導入孔を有する底壁とを備えた弁筐内に前記
    導入孔を閉鎖する弁体を回転自在に収納し、前記
    底壁の内面と弁体の下面とのいずれか一方の面
    に、前記導入孔に連通しかつ径方向外方に向うに
    従つて断面積が変化する調節溝を設け、他方の面
    に、調節溝を開閉する異径部付蓋面を設け、前記
    弁体の回転により調節溝と異径部付蓋面とのいず
    れか一方を回転させて調節溝の先端開口量を調節
    自在となし、上端に噴出管を連設した弁軸の下端
    部を弁筐内に挿入して前記弁体に設けた調節軸に
    上下方向に摺動自在に連結すると共に、該弁軸と
    弁体との間に圧縮ばねを介在させ、弁軸の首部に
    噴出管内部の噴出路に連通する横孔を設け、この
    首部に環状パツキングを嵌合させて前記横孔を開
    閉自在となし、一方、エアゾル容器の蓋体中央部
    に透孔を有する膨出部を設け、該膨出部の頂壁内
    側と弁筐の周壁上端との間に前記環状パツキング
    を挾持させて、弁筐の周壁上端を前記膨出部内側
    に固着し、弁軸の噴出管上端を膨出部の透孔から
    上方に上下動自在にかつ回動自在に突出させ、該
    噴出管上端に前記噴出路に連通する噴射口をもつ
    た押釦を着脱自在に取付けたことを特徴とするエ
    アゾルバルブ。
JP11071681U 1981-07-25 1981-07-25 エアゾルバルブ Granted JPS5819763U (ja)

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JP11071681U JPS5819763U (ja) 1981-07-25 1981-07-25 エアゾルバルブ

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JP11071681U JPS5819763U (ja) 1981-07-25 1981-07-25 エアゾルバルブ

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JPS5819763U JPS5819763U (ja) 1983-02-07
JPS62754Y2 true JPS62754Y2 (ja) 1987-01-09

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JPH02130832U (ja) * 1989-04-05 1990-10-30

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