JPH0123563Y2 - - Google Patents

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JPH0123563Y2
JPH0123563Y2 JP13862483U JP13862483U JPH0123563Y2 JP H0123563 Y2 JPH0123563 Y2 JP H0123563Y2 JP 13862483 U JP13862483 U JP 13862483U JP 13862483 U JP13862483 U JP 13862483U JP H0123563 Y2 JPH0123563 Y2 JP H0123563Y2
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JP
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hole
nozzle
bottle
wall
holes
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JP13862483U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スプレーキヤツプに関するものであ
つて、吐出方向を一定にした状態で、スプレー、
ストリームの切換が簡単にできるようにすること
を目的とする。
壜体内の液体をスプレー噴射するスプレーキヤ
ツプの或る種の構造として、スクイズスプレーと
称されるものがある。このスプレーは、壜体を変
形させることによつて壜体の内圧を高め、もつて
液体を噴霧するものである。
しかしながら使用状況に応じては、液体をスプ
レーすることだけを目的とするとは限らず、場合
によつては流し出す、すなわちストリームさせる
ことも必要となることがある。
それゆえに、一個のスプレーキヤツプをして、
スプレーとストリームの二様の使用が可能となる
ようにすることが望まれ、しかもその切り換えが
簡単であつて方向性が一定しており、さらには、
スプレー或いはストリームの操作が容易かつ確実
であることが要求される。
本考案は上述した従来の要求にこたえるべく考
案されたスプレーキヤツプに関するものであつ
て、壁部の内面にスピンナー溝を設けると共に該
スピンナー溝の中心にノズル孔を開口穿設し、壜
体の口筒に不動に組付け固定されるノズル体と、
該ノズル体内に回動自在に組付けられ、筒壁の一
部に、パイプを介して壜体の底部に連通する第一
の孔と該第一の孔に隣接して第二の孔とを、一緒
にスピンナー溝に対向できる位置に開口穿設し、
さらに他の一部にノズル孔に対向することのでき
る第三の孔を開口穿設した中栓体とから構成され
る。
以下本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
図中1は、比較的軟質な合成樹脂で成形された
壜体であつて、図示実施例では平面略長円形状の
直線筒体であり、胴部2は外力を受けて、のび変
形することなく内方に弾性変形する程度の弾力を
有し、頂板の一側部である半円形部分を壜体1の
前部とすると、この頂板の前部には、周面に係合
条4を周設した口筒3が立設されている。
この口筒3に不動に嵌め込み固定されるノズル
体5は、短円筒形状であつて、壁部6の前部の上
下方向のほぼ中央にはノズル孔7が穿設されてお
り、壁部6の内面にはこのノズル孔7を中心にし
てスピンナー溝8が設けられている。
このスピンナー溝8は、ノズル孔7を中心とす
る円形部8aと、この円形部8aに連続して円形
部8a上端から周方向に延出する横溝部8bと、
円形部8aに連続して円形部8a下端から前記横
溝部8bと反対の周方向に延出する横溝部8cと
から構成される。
なお、壁部6の下端には内鍔9が設けられてお
り、この内鍔9周縁から組付筒部10が立設さ
れ、さらにこの組付筒部10が折り返えされる形
態で内筒部11が垂下設されている。
組付筒部10の内径は、前記口筒3の外径にほ
ぼ等しく、下端内周には内鍔条12が周設され、
また内筒部11の外径は口筒3の内径にほぼ等し
い。それゆえに、ノズル体5は、内筒部11が口
筒3内にきつく嵌入し、組付筒部10が口筒3に
外装されてかつ内鍔条12が係合条4と上下に係
合して、壜体1に取付けられるのであるが、周方
向への回動を阻止するべく、例えば組付筒部10
と口筒3との間に縦条の如きを配し、不動に固定
されるようにする。
次に中栓体13は有頂短円筒形状であつて、そ
の筒壁14の外径はノズル体5の壁部6の内径に
等しく、筒壁14の内径は組付筒部10の外径に
等しく、従つて筒壁14の下部は、壁部6と組付
筒部10との間に密に嵌め込まれ、中栓体13は
ノズル体5内に回動自在に組付けられる。
筒壁14の一部の所定位置には、第一の孔15
と第二の孔16とが隣接して開口穿設されてい
る。これらの孔15,16は、中栓体13をノズ
ル体5内に組付けた際のスピンナー溝8に対応し
ており、第一の孔15は一方の横溝部8bの延出
端部に、第二の孔16は他方の横溝部8cの延出
端部に一致して、共に連通し、それゆえに第一の
孔15は筒壁14の上位に、第二の孔16は下位
に位置する。
また筒壁14の軸心を中心にして、第一の孔1
5から約90〔゜〕離れた筒壁14部分には第三の
孔17が開口穿設されており、その高さ位置はノ
ズル孔7に対応し、連通できるようになつてい
る。
そして前記第一の孔15は、頂板18から垂下
設される円筒部19と連通しており、この円筒部
19内には、壜体1の底部にまで延出するパイプ
20が嵌め込まれてあり、従つて第一の孔15は
壜体1底部と連通することになる。
なお中栓体13上端に一体に嵌め込み固定され
た21は、回動レバーである。
さて、上述した構成の各部材を組合わせた本考
案の使用形態は以下の如くである。
第5図はノズル体5におけるノズル孔7と、中
栓体13における第一、第二、第三の孔15,1
6,17との相互位置関係を示したものであり、
第6図はこの相互位置関係を平面的に不規則断面
したものを示す。
第5図、第6図の各a図は、液体を注出しない
保存状態を示す。ここでは、中栓体13の第一の
孔15、第二の孔16、第三の孔17は、共にノ
ズル体5の壁部6内周面に対向して封鎖されてい
る。
そしてレバー21をb方向に操作して中栓体1
3をノズル体5に対して回動させた姿勢が第6
図、第7図の各b図である。ここでは、中栓体1
3の第一の孔15がノズル体5のスピンナー溝8
の一方の横溝部8b延出端部に連通対向し、同時
に、第二の孔16が他方の横溝部8c延出端部に
連通対向している。
従つて正立状態の壜体1の胴部2を押圧して弾
性変形させると、壜体1の内圧は高まり、収納さ
れた液体はパイプ20を通つて第一の孔15から
一方の横溝部8b内に押し上げられ、壜体1内の
空気は第二の孔16から他方の横溝部8c内に送
られ、これら液体と空気とはスピンナー溝8内で
渦流となつてノズル孔7よりスプレーされること
になる。
この場合、第三の孔17はノズル体5内周面に
より封鎖されている。
また中栓体13をc方向に回動させた姿勢が第
5図、第6図の各c図であつて、ここでは中栓体
13の第三の孔19がノズル体5のノズル孔7に
連通対向位置している。
従つて壜体1を倒立させた上で胴部2を押圧す
ると、壜体1内の液体は、スピンナー溝8の円筒
部8aからノズル孔7よりストリームとして噴出
されることになる。この場合、第一、第二の孔1
5,16はノズル体内周面により封鎖されてい
る。
以上の説明から明らかなように、本考案のスプ
レーキヤツプは、ノズル体5と中栓体13とより
構成され、ノズル体5にはスピンナー溝8と一個
のノズル孔7が開口穿設され、一方中栓体13に
は、壜体1底部と連通する第一の孔15と壜体1
上部内と連通する第二の孔16とからなるスプレ
ー用の孔と、これらの孔15,16と離れた位置
にストリーム用の第三の孔17とが開口穿設され
ている。
それゆえに、ノズル体5内に組付けられた中栓
体13を回動させて、第一の孔15と第二の孔1
6とをスピンナー溝8に一緒に連通対向させれ
ば、スプレー状態を得ることができ、第三の孔1
7をノズル孔7に連通させればストリーム状態を
得ることができ、しかもノズル孔7が穿設された
ノズル体5は口筒3に対して不動であるので、ス
プレー方向、ストリーム方向は常に一定したもの
となる。
よつて本考案のスプレーキヤツプによれば、ス
プレー操作とストリーム操作の切り換えを極めて
簡単に達成することができて、スプレー、ストリ
ームの動作を確実に得ることができ、液体のスプ
レー、ストリーム方向が一定していて使い易く、
構成が簡単であつて成形が容易である等、本考案
は多くの優れた作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図で
ある。第2図は組立て状態を示す縦断面図であ
る。第3図はノズル体の内部を示す断面斜視図で
ある。第4図は中栓体の内部を示す断面斜視図で
ある。第5図はノズル体のノズル孔と、中栓体の
各孔との相互位置関係を示す説明図である。第6
図は同じく平面不規則断面図である。 符号の説明、1;壜体、2;胴部、3;口筒、
5;ノズル体、6;壁部、7;ノズル孔、8;ス
ピンナー溝、13;中栓体、14;筒壁、15;
第一の孔、16;第二の孔、17;第三の孔、2
0;パイプ、21;レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体を収納し、少なくとも胴部の弾性変形が自
    在でのび変形のない合成樹脂製壜体の口筒に組付
    けられるスプレーキヤツプであつて、短筒体の壁
    部の一部内面にスピンナー溝を設けると共に、該
    スピンナー溝中央位置の壁部にノズル孔を開口穿
    設し、前記口筒に不動に組付け固定されるノズル
    体と、該ノズル体内に回動自在に組付けられる有
    頂円筒体の筒壁の一部に、パイプを介して前記壜
    体の底部に連通する第一の孔と該第一の孔に隣接
    して第二の孔とを、一緒に前記スピンナー溝に連
    通対向できる位置に開口穿設し、さらに前記第
    一、第二の孔と離れた位置に、前記ノズル孔に連
    通対向することのできる第三の孔を開口穿設した
    中栓体とから成り、前記第一、第二の孔と前記第
    三の孔とを、何れか一方の連通時に他方を前記ノ
    ズル体内周面によつて封鎖される相互位置関係で
    配して成るスプレーキヤツプ。
JP13862483U 1983-09-07 1983-09-07 スプレ−キヤツプ Granted JPS6046161U (ja)

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JP13862483U JPS6046161U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 スプレ−キヤツプ

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JP13862483U JPS6046161U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 スプレ−キヤツプ

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Publication Number Publication Date
JPS6046161U JPS6046161U (ja) 1985-04-01
JPH0123563Y2 true JPH0123563Y2 (ja) 1989-07-19

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