JPS627528A - 複合金属板の製造方法 - Google Patents

複合金属板の製造方法

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Publication number
JPS627528A
JPS627528A JP60146234A JP14623485A JPS627528A JP S627528 A JPS627528 A JP S627528A JP 60146234 A JP60146234 A JP 60146234A JP 14623485 A JP14623485 A JP 14623485A JP S627528 A JPS627528 A JP S627528A
Authority
JP
Japan
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temperature
adhesive
sheet
stock
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP60146234A
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English (en)
Inventor
Fumiyoshi Kurashima
倉島 文芳
Mitsuo Machida
町田 満夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orion Machinery Co Ltd
Original Assignee
Orion Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Orion Machinery Co Ltd filed Critical Orion Machinery Co Ltd
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Publication of JPS627528A publication Critical patent/JPS627528A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、2枚の金属素材板間に、ゴム、プラスチック
、アスファルト、コルク粉、アスベスト、プラス繊維、
その他の粘弾性素材から成る薄板を中間層として、サン
ドイッチ状に挟んで接着し一体化して成る複合金属板の
製造方法に関するものである。
従来技術 従来、この種の複合金属板の製造方法としては、例えば
、ホットメルト型若しくは溶剤型の合成樹脂接着剤を用
いて、2枚の金属板の一方、若しくは両方に接着剤を塗
布若しくは加熱溶着させ、ついで熱プレス或は圧延ロー
ル間で、圧着する方法が行なわれている。
この場合は、接着剤層が、粘弾性物質としての中間層と
なり、そのプラスチック基としての特性により、制振性
、防音性など種々の好ましい性質を複合金属板に付与す
るが、中間層としてゴム系素材等の自己接着性を有さな
い薄板が接着剤層の間に介在する場合であってら、圧着
方法は、同様である。しかしなから、従来は、接着を行
うにあたり、接着剤の溶融温度以上に加熱して接着した
のち、直ちに室温で放冷しているため製品に熱ひずみが
残り、特に金属板として0.11厚などの薄い金属板を
用いる場合−には表面が波うってしまう等の欠点があっ
た。又、金属ローラ間で圧着する場合、金属素材板に対
するローラの追従性が悪く、接着面に気泡が残ってしま
い十分な接着強度が得られず、絞り加工などの際気泡部
分に変形が生じるなどの欠点があった。
発明の構成 本発明は、このような事情に対処してなされたものであ
って、その要旨は、2枚の金属素材板間に粘弾性素材の
薄板を中間層として接着して一体化して成る複合金属板
の製造に際して、金属素材板と中間層をなす薄板をシー
ト状接着剤を介して・pね合わせて得られ重積体を、列
設された押圧ローラの間を通して、移動させつつ、その
間に前記重積体を接着剤の溶融温度以上に加熱する工程
、ついで溶融温度と室温との中間の温度域における抑圧
移動による除冷工程、最後に室温による放冷工程に付す
ことを!徴とする複合金属板の製造方法にある。以下、
図面に基ずいて詳細に説明する。
本願発明に用いられるシート状の接着剤としては、熱硬
化性及び熱可塑性プラスチック系の接着剤のいずれでも
用いられ得るが、たとえば、適当なホットメルト温度に
調整したインシアナート系、エポキシ系のものが好まし
い、金属板としては、鋼板、ステンレススチール板、銅
板、アルミニウム板などが例示できる。又、中間層を形
成する粘弾性素材から成る薄板としては、ブチルゴムの
薄板、ブチルゴムとコルク粉を混練して薄板状に成形し
たもの、などが、割振性、防音性に優れるが、中間層素
材は、複合金属板の使用目的により適宜選択されるもの
であることは言うまでもない。本願方法は、第1図に示
すように、使用する接着剤の溶融温度以上たとえば、2
00〜250℃位に保たれている加熱室1の中に列設さ
れている上下一対の押圧ロー22開に、第2図に示すよ
うに金属素材板21.22の間に、シート状接着剤24
.24を介して、粘弾性素材の薄板から成る中間層23
を挟んで、重ね合わせたものから成る重積体20を送入
して、第1図の矢印の方向にゆっくりと移動させる。加
熱室1の入口1aから入った重積体20は、その進行方
向に列設された押圧ローラ2.2間を通る間に熱圧着さ
れ、次いで該加熱室に隣接して設けられている徐冷室3
の入口3aから徐冷室3に入って、ゆっくりと冷却され
る。徐冷室は、接着剤の溶融温度と室温との間の適宜な
温度が選択される。この温度は、金属素材板の素材、厚
さ、使用する接着剤の溶融温度等により異なる。
重積体20は、金属素材板の種類や厚さに応じて、たと
えば鋼板の場合、厚さが0.1mmから0.5mm位の
場合は、第2図に示すように、やや厚めの当て板25.
25で重積体20を挟む状態にあてて、押圧ロー22.
2間を通すことにより、接着むらや、成形される複合金
属板の、そりなどの変形が防止できる。徐冷室3中に列
設された抑圧ローラを移動する開に、接着一体化された
複合金属板10は、ゆっくり冷却されることにより冷却
収縮により生じる熱ひずみが緩和されて出口3bから出
る。出口3b付近には、冷却ファン4.4が複合金属板
10の上下双方から室温の空気を吹きつけて、冷却する
。上記の各工程において、押圧ロー22を、第3図に示
すように、鋼棒などf) 金IIs a−/I/ 2B
の外周を、シリコンゴムナどの耐熱性に優れた弾性素材
からなる被覆層2bにより、層状に被覆したものから威
る押圧ローラを用いれば、fjs4図に示すように、駆
動用押圧ローラ5の弾性素材からなる被覆層5aと、該
ローラ5に向けて図示しないバネにより押圧されている
上方の抑圧ローラ6の弾性素材から成る被覆層6aは、
従来の鋼ローラのように、挟圧される重積体20に、線
状の接触よる押圧でなく、一定の幅を持った面(7)に
よる押圧がなされることにより、中間層の凹凸や、加熱
むら、接着剤硬化反応の不均一などに基く、気泡のまき
こみ、加圧力の場所による不均一などが防止できる。9
は加熱ヒーターであるが、徐冷室3の設定温度によって
は、徐冷室のヒーターは必ずしも必要ない。
〔実施例〕
2枚の剛板(0,2am厚)の間に、シート状接着剤(
グラフト状エポキシ基を有する架橋ポリエチレン型接着
シー) 、(0,1mm厚)、株式会社スリーボンド社
製)を介して、0.50厚のブチルゴムシートの薄板を
重ねることにより、剛板/接着剤シート/ブチルゴム中
間層/接着剤シート/剛板の5層の重積体を作る。この
重積体を厚さ0.5層mステンレススチール製の当て板
間に挟み、直径15cmの鋼ロールの外周面に5mm厚
のシリコンゴム屑を形成した押圧ロール間を、0.5c
m/秒の速さで、まず10分間加熱室中において移動さ
せ、ついで100℃に保たれた徐冷室中で5分間押圧ロ
ーラ開を移動させ、徐冷室出口からとり出す。室温(2
0℃)で放冷して、複合鋼板(約1m−厚)を得る。
効果 従来、加熱圧着による複合金属板の製造は、熱圧着後直
ちに室温による放冷が行なわれていたため、急冷にもと
ずく熱ひずみによって、製品の表面に波打ち現象がしば
しば生じ、又、接着強度の低下の原因ともなっていたが
、本願方法ではこれを熱圧着後徐冷工程に付すことによ
り、熱ひずみを大幅に緩和することに成功し、特に上記
実施例の場合のように、薄い金属素材板の場合に、多発
した波打ち現象の発生及び製品強度の不均一を防止する
ことができる。更に加熱圧着に際して、重積体を金属島
て板によりはさんで押圧ローラ間を通すことにより、ロ
ーラの加圧力が分散均一化し接着強度、製品表面の平滑
化に効果が高い6又、加熱圧着工程において、弾性素材
で被覆されたローラを採用すれば、熱圧着に際してロー
ラ外周面が弾性変形して金属素材面によく追従するため
、従来どうしても避は得なかった残留気泡による接着力
の低下を未然に防止することができる。さらに又、従来
の金属ロールの場合は、線による押圧であるため、ロー
ルや、抑圧機構の製造には可成りの精度を必要とするの
に対して、ロール局面の弾性体の存在が、加圧力の不均
一を吸収するため従来はどの精度を要せず、安価な装置
による製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
tjS1図は、本発明に係る方法を実施する装置の一例
を示す説明図である。第2図は、本願方法の要部を示す
断面図、第3図は、押圧ローラの構成を示す説明図、第
4図は、抑圧ローラの作用を示す説明図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2枚の金属素材板間に粘弾性素材から成る薄板を
    、シート状接着剤を介して介挿することにより5層に重
    ねて得られる重積体を、前記シート状接着剤の溶融温度
    以上の温度雰囲気中に設けられ、且つ、弾発力により互
    いに圧接する一対のローラから成る押圧ローラの列を順
    次通して加圧接着したのち、前記シート状接着剤の溶融
    温度と室温との中間付近の温度雰囲気中に設けられた押
    圧ローラを通すことにより徐冷し、ついで室温により冷
    却することを特徴とする複合金属板の製造方法。
  2. (2)押圧ローラとして、金属ローラの外周面を弾性素
    材で被覆して成る一対のローラを用いる請求の範囲第1
    項記載の製造方法。
  3. (3)5層に重なる重積体を、2枚の金属当て板によっ
    て挟んで押圧ローラ間を通して、加圧接着、除冷、冷却
    を行う請求の範囲第1項又は第2項記載の製造方法。
JP60146234A 1985-07-03 1985-07-03 複合金属板の製造方法 Pending JPS627528A (ja)

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JPS627528A true JPS627528A (ja) 1987-01-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1332865A1 (en) * 2002-01-31 2003-08-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for producing biochemical analysis unit
EP1333285A1 (en) * 2002-01-31 2003-08-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Biochemical analysis unit and method for producing thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1332865A1 (en) * 2002-01-31 2003-08-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for producing biochemical analysis unit
EP1333285A1 (en) * 2002-01-31 2003-08-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Biochemical analysis unit and method for producing thereof

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