JPS6228432Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6228432Y2 JPS6228432Y2 JP20265482U JP20265482U JPS6228432Y2 JP S6228432 Y2 JPS6228432 Y2 JP S6228432Y2 JP 20265482 U JP20265482 U JP 20265482U JP 20265482 U JP20265482 U JP 20265482U JP S6228432 Y2 JPS6228432 Y2 JP S6228432Y2
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- JP
- Japan
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- metal plates
- resin
- heated
- lamination
- heating device
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は燃料の節約をはかつた積層金属板の連
続製造装置に関する。
続製造装置に関する。
近年2枚の金属板を合成樹脂を介して圧着積層
した積層金属板は軽量で強度も強く、防音性、断
熱性等にも優れていることから種々の用途に使用
されるようになつてきている。
した積層金属板は軽量で強度も強く、防音性、断
熱性等にも優れていることから種々の用途に使用
されるようになつてきている。
従来この積層金属板の連続的生産は各金属板を
前処理した後樹脂を供給して加熱するか、または
加熱後樹脂を供給するかにより樹脂と金属板とを
接着できるようにし、その状態で両金属板を圧着
して行つており、このため連続製造装置の場合通
常前処理装置、樹脂供給装置、加熱装置、および
ラミネート装置が設けられている。
前処理した後樹脂を供給して加熱するか、または
加熱後樹脂を供給するかにより樹脂と金属板とを
接着できるようにし、その状態で両金属板を圧着
して行つており、このため連続製造装置の場合通
常前処理装置、樹脂供給装置、加熱装置、および
ラミネート装置が設けられている。
しかし積層金属板の場合樹脂をはさんで金属板
同志を上記のように単に圧着しただけでは接着強
度に難点があるので、これを改善するため一旦圧
着した後再加熱して樹脂を再溶融させ、その後再
圧着することが行われている。このため接着強度
の大きい積層金属板の連続製造装置の場合さらに
再加熱装置と再ラミネート装置が設けられてい
る。しかしながら積層金属板の製造は2枚の金属
板の端部を合せるセンターリングの問題や樹脂の
供給量と生産速度の調整の問題など調整困難な問
題があるため生産速度を速くすることができず、
従来再加熱装置を設けると著しく燃料費が高くな
り、原価が上昇するという問題があつた。
同志を上記のように単に圧着しただけでは接着強
度に難点があるので、これを改善するため一旦圧
着した後再加熱して樹脂を再溶融させ、その後再
圧着することが行われている。このため接着強度
の大きい積層金属板の連続製造装置の場合さらに
再加熱装置と再ラミネート装置が設けられてい
る。しかしながら積層金属板の製造は2枚の金属
板の端部を合せるセンターリングの問題や樹脂の
供給量と生産速度の調整の問題など調整困難な問
題があるため生産速度を速くすることができず、
従来再加熱装置を設けると著しく燃料費が高くな
り、原価が上昇するという問題があつた。
そこで本考案は再加熱装置設置に伴う原価上昇
の問題を解決した積層金属板の連続製造装置を提
供しようとするものである。
の問題を解決した積層金属板の連続製造装置を提
供しようとするものである。
従来金属板の加熱は積層前と積層後では後者の
方が板温で高温になるようにして行われている。
これは積層されているので、中間層の樹脂の溶融
流出が少いこと、高温の方が樹脂の粘度が小さ
く、金属板表面が粗化されている場合凹部内部に
まで樹脂を侵入させることができ、接着力を大き
くできることなどのためである。このため樹脂が
例えばポリプロピレンなどの場合積層前の加熱は
200〜210℃(板温)で、また積層後は240〜250℃
(板温)で行つている。
方が板温で高温になるようにして行われている。
これは積層されているので、中間層の樹脂の溶融
流出が少いこと、高温の方が樹脂の粘度が小さ
く、金属板表面が粗化されている場合凹部内部に
まで樹脂を侵入させることができ、接着力を大き
くできることなどのためである。このため樹脂が
例えばポリプロピレンなどの場合積層前の加熱は
200〜210℃(板温)で、また積層後は240〜250℃
(板温)で行つている。
ところで一般に加熱前の温度が異なる金属板を
目標板温より高い雰囲気温度で同一条件で加熱し
た場合、温度の高い金属板の方が高温になる。本
考案はこの点に着目し、再加熱装置に入る積層金
属板が積層前の加熱によりかなり高温になつてい
ることから、積層板を積層前の加熱に使用する加
熱装置に再通板させ、積層前より高温に加熱する
ものである。このため本考案においては加熱装置
の入側、出側にそれぞれラミネート装置を配置
し、出側のものは最初の圧着積層に、入側のもの
は再圧着に使用するようにする。
目標板温より高い雰囲気温度で同一条件で加熱し
た場合、温度の高い金属板の方が高温になる。本
考案はこの点に着目し、再加熱装置に入る積層金
属板が積層前の加熱によりかなり高温になつてい
ることから、積層板を積層前の加熱に使用する加
熱装置に再通板させ、積層前より高温に加熱する
ものである。このため本考案においては加熱装置
の入側、出側にそれぞれラミネート装置を配置
し、出側のものは最初の圧着積層に、入側のもの
は再圧着に使用するようにする。
これを添付図面に示す実施例により具体的に説
明すれば、1,1aはペイオフリールであつて、
ここより帯状の金属板2,2aを供給するように
してある。3,3aは金属板2,2aの前処理装
置であつて、脱脂、表面粗化、化成処理など種々
の処理が行える構造になつている。4,4aは加
熱装置で、その一方の4aの出側には積層用ラミ
ネートロール5が、また入側には再圧着用ラミネ
ールロール6が配置されている。そしてこの一方
の加熱装置4aの入側、出側にはガイドロール
7,7aが3段に組まれ、金属板2aと積層金属
板8が反対方向に通過できるようにされている。
9は樹脂供給装置であつて、積層用ラミネートロ
ール5の近傍に配置され、金属板2,2aの間に
樹脂を供給できるようにされている。この樹脂供
給装置9は例えば押出し機やフイルムの送出し装
置などである。10は冷却装置、11は形状修正
用のレベラー、12はテンシヨンリールである。
明すれば、1,1aはペイオフリールであつて、
ここより帯状の金属板2,2aを供給するように
してある。3,3aは金属板2,2aの前処理装
置であつて、脱脂、表面粗化、化成処理など種々
の処理が行える構造になつている。4,4aは加
熱装置で、その一方の4aの出側には積層用ラミ
ネートロール5が、また入側には再圧着用ラミネ
ールロール6が配置されている。そしてこの一方
の加熱装置4aの入側、出側にはガイドロール
7,7aが3段に組まれ、金属板2aと積層金属
板8が反対方向に通過できるようにされている。
9は樹脂供給装置であつて、積層用ラミネートロ
ール5の近傍に配置され、金属板2,2aの間に
樹脂を供給できるようにされている。この樹脂供
給装置9は例えば押出し機やフイルムの送出し装
置などである。10は冷却装置、11は形状修正
用のレベラー、12はテンシヨンリールである。
この装置において金属板2,2aはまず加熱装
置4,4acm2加熱された後、積層用ラミネートロ
ール5で積層され、再び加熱装置4aで加熱され
る。この再加熱に入る際積層金属板8は中間層に
樹脂を有するので、前処理装置3aより加熱装置
4aに入る金属板2aの温度より高温になつてお
り、従つて出てきたときは金属板2aより高温に
加熱されている。
置4,4acm2加熱された後、積層用ラミネートロ
ール5で積層され、再び加熱装置4aで加熱され
る。この再加熱に入る際積層金属板8は中間層に
樹脂を有するので、前処理装置3aより加熱装置
4aに入る金属板2aの温度より高温になつてお
り、従つて出てきたときは金属板2aより高温に
加熱されている。
上記実施例において金属板2,2aを加熱する
のに別個に加熱装置4,4aを配置したが金属板
2,2aを2枚重ね合せて同一の加熱装置で加熱
し、その後両金属板2,2aを一旦分離して、そ
の分離中に両者の間に樹脂を供給するようにすれ
ば装置全体として加熱装置を1基にすることもで
きる。
のに別個に加熱装置4,4aを配置したが金属板
2,2aを2枚重ね合せて同一の加熱装置で加熱
し、その後両金属板2,2aを一旦分離して、そ
の分離中に両者の間に樹脂を供給するようにすれ
ば装置全体として加熱装置を1基にすることもで
きる。
以上の如く、本考案の装置によれば積層前後の
金属板を同一加熱装置で加熱できるので、燃料費
が少くてすみ、高品質のものを低原価で提供でき
る。
金属板を同一加熱装置で加熱できるので、燃料費
が少くてすみ、高品質のものを低原価で提供でき
る。
添付図面は本考案の一実施例の断面図である。
2,2a……金属板、3,3a……前処理装
置、4,4a……加熱装置、5……積層用ラミネ
ートロール、6……再圧着用ラミネートロール、
8……積層金属板、9……樹脂供給装置。
置、4,4a……加熱装置、5……積層用ラミネ
ートロール、6……再圧着用ラミネートロール、
8……積層金属板、9……樹脂供給装置。
Claims (1)
- 金属板の加熱装置と、該装置により加熱される
前、または加熱された後の金属板に樹脂を供給す
る樹脂供給装置と、2枚の金属板を圧着する2基
のラミネート装置とを有し、ラミネート装置の1
基は前記加熱装置の入側に、他の1基は出側に配
置し、積層前後の金属板が同一加熱装置で加熱す
るようにしたことを特徴とする積層金属板の連続
製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20265482U JPS59104727U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 積層金属板の連続製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20265482U JPS59104727U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 積層金属板の連続製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59104727U JPS59104727U (ja) | 1984-07-14 |
JPS6228432Y2 true JPS6228432Y2 (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=30428120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20265482U Granted JPS59104727U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 積層金属板の連続製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59104727U (ja) |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP20265482U patent/JPS59104727U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59104727U (ja) | 1984-07-14 |
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