JPH06126854A - 機能性ポリカーボネートシートの連続製造法 - Google Patents

機能性ポリカーボネートシートの連続製造法

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JPH06126854A
JPH06126854A JP4129269A JP12926992A JPH06126854A JP H06126854 A JPH06126854 A JP H06126854A JP 4129269 A JP4129269 A JP 4129269A JP 12926992 A JP12926992 A JP 12926992A JP H06126854 A JPH06126854 A JP H06126854A
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polycarbonate
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Hironobu Takahama
裕宣 高濱
Saneki Yamazaki
實樹 山崎
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造時に起こる表面硬化層の剥離、割れ等の
欠陥の発生がなくて表面外観に優れており、ポリカーボ
ネートシートと機能性樹脂フィルムとの間の密着性が良
好であり、しかも、表面硬度と耐候性に優れた機能性ポ
リカーボネートシートを連続的に製造する。 【構成】 ポリカーボネートシートを連続的に製造する
押出工程及び圧延工程と、ゴム硬度65〜85のラミネ
ートロールを使用し、上記圧延工程で圧延されたポリカ
ーボネートシートの表面に、積層された際に最外層とな
る紫外線硬化塗料で形成された表面硬化層と積層された
際にポリカーボネート樹脂と熱融着する最内層のアクリ
ル系樹脂層とを有する少なくとも二層構造の機能性樹脂
フィルムを熱融着させるラミネート工程とを有する機能
性ポリカーボネートシートの連続製造法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機能性ポリカーボネー
トシートの連続製造法に係り、詳しくは、表面硬度、耐
候性、透明性等に優れた機能性ポリカーボネートシート
を連続的にかつ効率良く製造することができる機能性ポ
リカーボネートシートの連続製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂からなるシート
は、その透明性に優れること、耐衝撃性に優れること、
軽量であること、冷間加工が可能であること等の種々の
特長を有しており、ガラス代替品として、各種の建築材
料や産業用資材等として広く用いられている。しかしな
がら、ポリカーボネートシートは、上述した特長を有し
ているにも関わらず、ガラスや金属材料と比較すると、
その表面硬度が低くて傷がつき易く、また、太陽光に含
まれる紫外線により黄色く変色するという耐候性の問題
も同時に有している。
【0003】このため、従来においては、表面硬度の問
題に対する対策として、ポリカーボネートシートの表面
に、熱あるいは高エネルギー電磁波の照射により架橋構
造を形成して高い硬度を示すアクリル系樹脂、シリコン
系樹脂あるいはメラミン系樹脂を塗布して硬化させ、こ
れによって表面硬度を高くする方法が採用されている。
また、耐候性の問題に対する対策としては、ポリカーボ
ネートシートの表面に耐紫外線性能に優れているアクリ
ル系樹脂の有機溶液を塗布して乾燥する方法や、ポリカ
ーボネートシートの表面にアクリル系樹脂フィルムを熱
融着させる方法が採用されている。更に、これら表面硬
度と耐候性の両問題を同時に解決するための方法とし
て、ポリカーボネートシートの表面にアクリル系樹脂を
塗布して硬化させることにより、このポリカーボネート
シートの表面に表面硬度と耐候性の両性能に優れたアク
リル系樹脂フィルムを加熱貼り合わせる手法も提案され
ている(特開昭63−64,744号公報や特開昭63
−159,051号公報)。
【0004】しかるに、この様な樹脂塗布型のアクリル
系樹脂フィルムを加熱貼り合わせる方法は、表面硬度が
低く、紫外線耐性に欠けるポリカーボネートシートの欠
点を同時に解決するものとして優れてはいるが、現行技
術においては、フィルムとポリカーボネートシートとの
間の密着性が良好で、かつ、硬化層に損傷がない製品を
得るために、加熱貼り合わせの方法として1枚づつ成形
する枚葉処理のプレス成形による以外にない。ここで、
枚葉処理のプレス成形とは、枚葉のシートの片面あるい
は両面に機能性樹脂フィルムを重ね合わせ、これを金属
板あるいは金型の中に配置し、加熱成形処理を行う方法
であり、具体的には、表面硬度を高めたアクリル系樹脂
フィルムをポリカーボネートシートに重ね合わせ、次い
でプレス押圧によって加熱加圧下に貼り合わせるもので
あり、硬度の高い表面層にヒビや割れ等を生じることな
くアクリル系樹脂フィルムをポリカーボネートシートに
積層することができる。しかしながら、この枚葉処理の
プレス成形による場合には、連続シートや連続フィルム
をそれぞれ所定の大きさに切断する工程、フィルムにし
わが入らないように積層する工程、シートあるいはフィ
ルムを予め加熱する工程等が必要になり、極めて生産性
が低く、また、均質の製品を製造することが極めて困難
であるという問題がある。そして、この方法を採用する
場合、通常は、複数のプレス型を用意し、各々の型につ
いて加熱工程、冷却工程の時期を段階的に変化させて生
産性を高める工夫がなされているが、これにも自ら限度
がある。更に、プレス成形では成形品の表面外観が不十
分とならざるを得ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、この様な問題のない機能性ポリカーボネートシート
の連続製造法について鋭意研究を重ねた結果、押出工程
と圧延工程とを備えたポリカーボネートシートの連続的
な製造工程の後に、所定のゴム硬度のラミネートロール
を備えたラミネート工程を設け、このラミネート工程で
積層された際に最外層となる紫外線硬化塗料の表面硬化
層とポリカーボネート樹脂と熱融着する最内層のアクリ
ル系樹脂層とを有する少なくとも二層構造の機能性樹脂
フィルムを連続的に熱融着させることにより、驚くべき
ことには、製造時に起こる表面硬化層の剥離、割れ等の
欠陥の発生がなくて表面外観に優れており、ポリカーボ
ネートシートと機能性樹脂フィルムとの間の密着性が良
好であり、しかも、表面硬度と耐候性に優れた機能性ポ
リカーボネートシートを連続的に製造し得ることを見出
し、本発明を完成した。従って、本発明の目的は、表面
に機能性樹脂フィルムが積層されて表面硬度と耐候性に
優れ、かつ、表面外観の良好な機能性ポリカーボネート
シートを連続的にかつ生産性良く製造し得る機能性ポリ
カーボネートシートの連続製造法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ポ
リカーボネートシートを連続的に押出成形する押出工程
と、この押出工程で成形されたポリカーボネートシート
を圧延ロールにより所定の厚さに圧延する圧延工程と、
ゴム硬度65〜85のラミネートロールを使用し、上記
圧延工程で所定の厚さに圧延されたポリカーボネートシ
ートの表面に、積層された際に最外層となる紫外線硬化
塗料で形成された表面硬化層と積層された際にポリカー
ボネート樹脂と熱融着する最内層のアクリル系樹脂層と
を有する少なくとも二層構造の機能性樹脂フィルムを熱
融着させるラミネート工程とを有する機能性ポリカーボ
ネートシートの連続製造法である。
【0007】本発明において、ポリカーボネートシート
を連続的に製造する製造工程は、押出工程とこれに続く
圧延工程とからなり、これら押出工程と圧延工程は、従
来公知の方法と同様でよく、例えば吐出能力240kg
/hrの単軸押出機を使用してシリンダー部及びTダイ
スの設定温度が280℃の条件でポリカーボネートシー
トを押出成形し、次いで鏡面仕上げ表面を有する温度コ
ントールされた圧延ロールにより製品の厚さまで圧延
し、ポリカーボネートシートを製造する。ここで製造さ
れるポリカーボネートシートは、その厚さが通常1.0
〜12.0mmTである。
【0008】本発明においては、ポリカーボネートシー
トを連続的に製造する上記製造工程の後にラミネート工
程を設け、このラミネート工程でポリカーボネートシー
トの表面に機能性樹脂フィルムを熱融着させる。このラ
ミネート工程で使用するラミネートロールは、好ましく
はこのラミネートロールを通過するポリカーボネートシ
ート表面温度を100〜150℃の範囲に調節できるよ
うに、圧延工程の圧延ロールに対して接近させたり、あ
るいは、離すことができるようにするのがよい。これに
よって、外部から温度調節しなくても、圧延工程を出て
きたポリカーボネートシートを最適な温度条件でラミネ
ート工程に送り込むことができる。
【0009】ここで使用する機能性樹脂フィルムとは、
少なくとも二層構造を有し、ポリカーボネートシートに
積層された際にこのポリカーボネート樹脂と熱融着する
最内層の熱乾燥性樹脂層がアクリル系樹脂層であり、ま
た、積層された際に最外層となる表面硬化層は多官能ポ
リ(メタ)アクリレート化合物の少なくとも1種の化合
物を含有する架橋硬化性樹脂からなる紫外線硬化塗料で
形成される。ここで、アクリル系樹脂層を構成するもの
としては、天然ゴム、ジエンゴム、アクリルゴム、シリ
コンゴム等のゴム粒子をアクリル系樹脂中に分散せしめ
たアクリプレン(三菱レイヨン社製品)、サンデュレン
(鐘淵化学社製品)、ハイエース(日本カーバイド社製
品)等が挙げられる。また、最外層の架橋硬化樹脂層を
構成するものとしては、上記多官能ポリ(メタ)アクリ
レート化合物をスプレー、はけ塗り、ディップ塗装、バ
ーコーター塗装等の通常の塗装手段で上記アクリル系樹
脂層等に塗布し、電子線や紫外線等の活性高エネルギー
線を照射してアクリル系樹脂層等の上に反応硬化せしめ
たものである。
【0010】また、この機能性樹脂フィルムにおいて、
上記表面硬化層の厚み(t)は1〜50μm、好ましく
は5〜20μmであり、また、アクリル系樹脂層の厚み
(T)は20〜100μm、好ましくは30〜70μm
である。表面硬化層の厚み(t)が1μmより薄いと充
分な耐摩耗性が得られず、また、50μmを越えると厚
みの増加の割に耐摩耗性が向上しないばかりか、この表
面硬化層が可撓性に欠けることから貼付工程でクラック
や剥がれの問題が発生し易くなる。また、アクリル系樹
脂層の厚み(T)が20μmより薄いと充分な耐候性が
得られず、また、100μmより厚くしてもこの厚みの
増加に伴う耐候性の改善がほとんどみられない。そし
て、上記表面硬化層の厚み(t)とアクリル系樹脂層の
厚み(T)については、その比がt/T<0.3、好ま
しくはt/T≦0.2であるのがよく、この比t/Tが
0.3以上になると、機能性樹脂フィルム全体が反応収
縮に伴う応力により変形するばかりでなく、貼付工程で
のロールとの擦過や押圧により最外層の表面硬化層にク
ラックや剥がれが生じる虞がある。
【0011】本発明方法において、ラミネート工程で使
用するラミネートロールについては、その表面に設けら
れているゴム、特にシリコーンゴムのゴム硬度が65〜
85、好ましくは70〜80である必要がある。このゴ
ム硬度が65より低いと機能性樹脂フィルムとポリカー
ボネートシートとの間の熱融着が不十分になり、また、
85を越えるとラミネートロールとの押圧の際に機能性
樹脂フィルムの最外層の表面硬化層に割れや剥がれが生
じる。
【0012】また、このラミネート工程におけるポリカ
ーボネートシートの表面温度は、このポリカーボネート
樹脂と機能性樹脂フィルムのアクリル系樹脂層とが熱融
着するのに必要な少なくとも120℃以上である必要が
あり、好ましくは120〜150℃、より好ましくは1
20〜140℃である。このポリカーボネートシートの
表面温度が120℃より低いとポリカーボネートシート
と機能性樹脂フィルムとの間の熱融着が不十分になり、
また、150℃を越えると機能性樹脂フィルムが熱変形
を起こし、せっかく熱融着の処理を施してもシートの流
れ方向にしわが発生し、良好な表面性状を有する製品が
得られない。ラミネート工程においてポリカーボネート
シートの表面温度を上記温度範囲に維持するために、必
要に応じて例えばクォーツヒーターや熱風吹付け等の外
部加熱手段を設けてもよいが、好ましくはポリカーボネ
ートシートを製造する圧延工程の圧延ロールの直後にラ
ミネートロールを配設し、圧延工程で圧延されたポリカ
ーボネートシートの表面温度が低下しないうちに、この
ポリカーボネートシートが有する熱を利用して次のラミ
ネート工程で機能性樹脂フィルムを熱融着させるのがよ
い。この様に圧延工程の直後にラミネート工程配設する
ことにより、熱エネルギーの節約が図れるだけでなく、
ポリカーボネートシートがラミネートされるまでその表
面が清浄に保たれ、静電気により塵埃等が付着する等に
よりラミネート前のシート表面が汚染されて機能性樹脂
フィルムの密着性が低下するのを未然に防止することが
できる。
【0013】
【作用】本発明方法は、ポリカーボネートシートを連続
的に製造する製造工程の後に所定のゴム硬度を有するラ
ミネートロールからなるラミネート工程を設け、このラ
ミネート工程でポリカーボネートシートの表面に機能性
樹脂フィルムを連続的に熱融着させるものであり、シー
ト自体が持つ熱を利用できて別途に加熱工程を設ける必
要がなく、また、シート表面を清浄に保つことができる
ことから、ポリカーボネートシートと機能性樹脂フィル
ムとの間の密着性に優れており、かつ、工程が少なく設
備も簡単で、経済的であるという大きな利点を有してい
る。
【0014】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて本発明方
法を具体的に説明する。
【0015】本発明の方法により機能性ポリカーボネー
トシートを製造するために、図1に示すように、押出機
1の後方に圧延ロール2を配設し、この圧延ロール2の
後方直後に案内ロール3を介してラミネートロール4を
配設して製造プロセスを構成した。
【0016】実施例1〜5及び比較例1〜8 次に、上記図1に示す製造プロセスを使用し、押出機1
で押し出されて圧延ロール2で圧延されたポリカーボネ
ートシートPを表1に示すゴム硬度のラミネートロール
4に導入し、このラミネートロール4でポリカーボネー
トシートPの両面に、内側にゴム粒子を分散させた樹脂
からなるアクリル系樹脂層と外側に多官能ポリ(メタ)
クリレート化合物の少なくとも1種を硬化させて形成さ
れた表面硬化層とを有し、かつ、表1に示す厚みを有す
る二層構造の機能性樹脂フィルムFを熱融着させて機能
性ポリカーボネートシートを製造した。機能性樹脂フィ
ルムFを熱融着させる際のポリカーボネートシートPの
表面温度を測定すると共に、碁盤目剥離試験(ASTM
−D2197)によりポリカーボネートシートPと機能
性樹脂フィルムFとの密着性を調べ、また、得られた機
能性ポリカーボネートシートの表面外観を目視により観
察した。結果を表1に示す。なお、碁盤目剥離試験にお
いては、その数値が高いほど密着性が良好であることを
意味している。
【0017】
【表1】
【0018】上記表1の結果から以下のことが判明し
た。 実施例1〜6と比較例4及び5とを比較して、ラミ
ネートロールの表面ゴム硬度は65〜85の範囲である
ことが必要である。 実施例1〜6と比較例1〜3とを比較して、t/T
の値は0.3未満であることが好ましい。 実施例1〜6と比較例6及び7とを比較して、ラミ
ネート工程でのポリカーボネートシートの表面温度は1
20〜140℃の範囲内であるのがより好ましい。 実施例1〜6の全てにおいて、残存率が100/1
00であって密着性に優れており、かつ、割れ等の欠陥
がなくて表面外観に優れている。
【0019】
【発明の効果】本発明の方法によれば、製造時に起こる
表面硬化層の剥離、割れ等の欠陥の発生がなくて表面外
観に優れており、ポリカーボネートシートと機能性樹脂
フィルムとの間の密着性が良好であり、しかも、表面硬
度と耐候性に優れた機能性ポリカーボネートシートを連
続的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例に係る機能性ポリカー
ボネートシートの製造プロセスを示す説明図である。
【符号の説明】
1…押出機、2…圧延ロール、3…案内ロール、4…ラ
ミネートロール P…ポリカーボネートシート、F…機能性樹脂フィル
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/30 A 8115−4F 27/36 102 7016−4F 31/12 7639−4F 31/20 7639−4F 31/30 7639−4F // B29K 33:00 69:00 B29L 9:00 4F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネートシートを連続的に押出
    成形する押出工程と、この押出工程で成形されたポリカ
    ーボネートシートを圧延ロールにより所定の厚さに圧延
    する圧延工程と、ゴム硬度65〜85のラミネートロー
    ルを使用し、上記圧延工程で所定の厚さに圧延されたポ
    リカーボネートシートの表面に、積層された際に最外層
    となる紫外線硬化塗料で形成された表面硬化層と積層さ
    れた際にポリカーボネート樹脂と熱融着する最内層のア
    クリル系樹脂層とを有する少なくとも二層構造の機能性
    樹脂フィルムを熱融着させるラミネート工程とを有する
    ことを特徴とする機能性ポリカーボネートシートの連続
    製造法。
  2. 【請求項2】 機能性樹脂フィルムは、表面硬化層の厚
    み(t)が1〜50μmであり、アクリル系樹脂層の厚
    み(T)が20〜100μmであり、かつ、これら表面
    硬化層の厚み(t)とアクリル系樹脂層の厚み(T)と
    の比がt/T<0.3である請求項1記載の機能性ポリ
    カーボネートシートの連続製造法。
  3. 【請求項3】 ポリカーボネートシートがラミネート工
    程でラミネートされる際の表面温度が120〜140℃
    である請求項1記載の機能性ポリカーボネートシートの
    連続製造法。
  4. 【請求項4】 ラミネート工程のラミネートロールを圧
    延工程の圧延ロールの直後に配設し、圧延工程で圧延さ
    れたポリカーボネートシートの表面温度が低下しないう
    ちに次のラミネート工程で機能性樹脂フィルムを熱融着
    させる請求項1記載の機能性ポリカーボネートシートの
    連続製造法。
JP4129269A 1992-04-23 1992-04-23 機能性ポリカーボネートシートの連続製造法 Withdrawn JPH06126854A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012121269A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Sumitomo Chemical Co Ltd 保護膜付き樹脂板またはフィルムの製造方法
JP2012207120A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Dainippon Printing Co Ltd ハードコートフィルム及びそれを用いたハードコート樹脂成型体
KR101388526B1 (ko) * 2012-04-04 2014-04-23 박승기 압출기 인라인 라미네이팅 장치
CN109605901A (zh) * 2018-11-19 2019-04-12 刘椰 一种覆膜成型工艺、复合膜以及覆膜设备

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