JP7268445B2 - フロストガラス調有機ガラスの製造方法。 - Google Patents
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Description
(限界加熱時間)
ハードコート層付き有機ガラスの表面温度が予め設定した規定加熱温度に達するまで加熱した後の当該ハードコート層付き有機ガラスの下記の写像率測定方法による写像率が、所定の上限写像率となる加熱時間のことを、当該ハードコート層付き有機ガラスの当該規定加熱温度に対応する限界加熱時間とする。
(写像率測定方法)
JIS K7374:2007に準拠した写像率測定装置を使用し、ハードコート層付き有機ガラスのハードコート層を光源に向けた状態で試料台に設置し、反射角60°くし幅2mmにて測定する。
(3) 前記加熱工程における前記ハードコート層付き有機ガラスの加熱が、輻射熱による加熱であって、前記ハードコート層付き有機ガラスの表面のうち、一部の特定部分のみに電磁波を選択的に照射することにより、該特定部分の写像率を他の部分の写像率よりも小さくする、(1)又は(2)に記載のフロストガラス調有機ガラスの製造方法。
本発明のフロストガラス調有機ガラス10(図2参照)は、有機ガラス基体11の表面にハードコート層12bが形成されてなる積層体である。又、本発明のフロストガラス調有機ガラス10(図2参照)は、ハードコート層12b側の表面の写像率が特定の低範囲に低下するように特定条件で加熱処理が施されているものである。
(写像率測定方法)
JIS K7374:2007に準拠した写像率測定装置を使用し、ハードコート層付き有機ガラス(若しくは、フロストガラス調有機ガラス)のハードコート層を光源に向けた状態で試料台に設置し、反射角60°くし幅2mmにて測定。
フロストガラス調有機ガラス10は、有機ガラス基体11の少なくとも何れか一方の表面にハードコート層12bが熱転写されてなる積層体(本明細書において「ハードコート層付き有機ガラス」と言う)に、更に、下記に詳細を説明する所定の条件で加熱処理を行うことによって、表面の写像率を所定の低写像率範囲に意図的に低下させたものである。
フロストガラス調有機ガラス10において、ハードコート層12bは、通常、2つの接着性を有する層を介して、有機ガラス基体11に接合されている(図2参照)。2つの接着性を有する層とは、有機ガラス基体11の表面に形成されているヒートシール層12dと、ヒートシール層12dとハードコート層12bとの間に形成されているプライマー層12cである。尚、本明細書における「接着層」とは、上記のヒートシール層とプライマー層を包括する概念であり、これらの何れの層も本明細書における「接着層」に含まれる。
フロストガラス調有機ガラス10(100、100A)を構成する有機ガラス基体11については、公知の有機ガラスを適宜選択することができる。ポリカーボネート樹脂、或いは、ABS樹脂、アクリル系樹脂等からなる有機ガラス板を好ましい有機ガラス板の具体例として挙げることができる。
ハードコート層12bは、フロストガラス調有機ガラス10(100、100A)の表面に耐傷性を付与する機能を有する層である。
プライマー層12cは、フロストガラス調有機ガラス10(100、100A)において、ハードコート層12bとヒートシール層12dとの間に配置され、ハードコート層12bに対する応力緩和層として機能するとともに、有機ガラス基体11に対するハードコート層12bの密着性を向上させる機能を有する層である。
ヒートシール層12dは、ハードコート層12bを転写体の表面に形成するために、ハードコート層12bを有機ガラス基体11に接着するために設けられる層であり、このようなハードコート層を有機ガラス基体11に接着する機能を有する。
以上説明したハードコート層12b、プライマー層12c、及び、ヒートシール層12dを含んでなる積層体を、有機ガラス基体11の表面の積層一体化してフロストガラス調有機ガラス10を得るには、ハードコート層付き転写シート12を用いることが好ましい。
以下、本発明の「フロストガラス調有機ガラスの製造方法」について説明する。下記においては、(a)押出成形により有機ガラス基体を得る工程、(b)有機ガラス基体を加熱する工程、(c)有機ガラス基体に、ハードコート層を転写する工程、(d)ハードコート層付き有機ガラスを加熱する工程(本発明の製造方法における加熱工程)、(e)ハードコート層付き有機ガラスを曲げる工程(本発明の製造方法における曲げ工程)の全工程をインラインで行うトータルプロセスとしての実施態様を例に挙げて説明する(図1参照)。
押出成形は、従来公知の方法で行うことができる。例えば、有機ガラス基体11(ポリカーボネート板)の材料樹脂(ポリカーボネート樹脂)を加熱溶融し、押出機20のダイスから押出した後、冷却ロールで圧延し、ガイドロールを経て、引取ロールで引取ながら冷却固化することで有機ガラス基体11(ポリカーボネート板)を得ることができる。
次に、押出成形後の有機ガラス基体11に対してヒーター30a、30bを用い加熱する。図1(b)では両面から加熱をしているが、有機ガラス基体11の片面から加熱してもよい。尚、この工程は必ずしも必須の工程ではない。
ハードコート層12b、プライマー層12c、及び、ヒートシール層12dを含んでなる積層体(以下「転写層」とも言う)を、有機ガラス基体11に転写するためには、図1に示すように、給紙ロール41a、41bの巻取り体からハードコート層付き転写シート12を巻き出し、ポリカーボネート板等の有機ガラス基体11の表面とハードコート層付き転写シート12のヒートシール層12dとを対面させた状態でニップロール42a、42bによって、加熱加圧することで圧着し、その後、基材フィルム12aを剥離する。これにより、ハードコート層付き有機ガラスを得ることができる。
この工程は、有機ガラス基体上にハードコート層が熱転写されてなるハードコート層付き有機ガラスを、所定の時間をかけて所定温度にまで加熱することにより、写像率を低下させる処理を施す工程である。
(限界加熱時間)
ハードコート層付き有機ガラスの表面温度が予め設定した「規定加熱温度」に達するまで加熱した後の当該ハードコート層付き有機ガラスの下記の写像率測定方法による写像率が、所定の上限写像率となる加熱時間のことを、当該ハードコート層付き有機ガラスの「規定加熱温度」に対応する限界加熱時間とする。
(写像率測定方法)
JIS K7374:2007に準拠した写像率測定装置を使用し、フロストガラス調有機ガラスのハードコート層を光源に向けた状態で試料台に設置し、反射角60°くし幅2mmにて測定する。
この工程は、加熱されたハードコート層付き有機ガラスを所望の形状に曲げ変形させることにより、曲面や折り曲げ部を有するフロストガラス調有機ガラス(曲げ加工品)100を得る工程である。曲げ加工の方法は特に制限されないが、一例として加熱により軟化した部分に成形型を当てて、型に沿って折曲げることで形状をつくる製法を挙げることができる。
基材フィルムの一方の面に、ハードコート層形成用硬化性樹脂組成物を塗布して未硬化樹脂層を形成した。該未硬化樹脂層に対し、90kV及び7Mrad(70kGy)の条件で電子線を照射して、該未硬化樹脂層を架橋硬化させることにより、ハードコート層(層厚:1.5μm)を形成した(該工程は電離放射線硬化工程に相当する。)。該ハードコート層の基材フィルムと逆側の面にコロナ放電処理を施し、プライマー層形成用樹脂組成物を塗布して、プライマー層(層厚:2μm)を形成し、更に、該プライマー層上にヒートシール層形成用樹脂組成物を塗布してヒートシール層(層厚:1.5μm)を形成した(該工程は積層体形成工程に相当する。)。以上の操作により、基材フィルム、ハードコート層、プライマー層、及びヒートシール層がこの順で積層された、「ハードコート層付き転写シート」を得た。
商品名「東洋紡エステルフィルムE5101」、東洋紡株式会社製(厚み50μmのポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)からなるフィルム)
ウレタンアクリレート(商品名「EBLF-2Y」、昭和インク工業株式会社製):100質量部
硬化剤(ヘキサメチレンジイソシアネート系ブロックイソシアネート、昭和インク工業株式会社製):ウレタンアクリレート100質量部に対して、表1に示す量(単位:質量部)で添加した。
アクリルウレタン樹脂(商品名「SG-63」、DICグラフィックス株式会社製):100質量部
硬化剤(ヘキサンメチレンジイソシアネート、大日精化工業株式会社製):6質量部
アクリル樹脂(商品名「TM-R600(NT)K3」、大日精化工業社製)
ポリカーボネート板(300mm×300mm、厚さ4.0mm、ガラス転移温度(Tg):150℃)からなる樹脂基体を、150℃のホットプレートを用いて加熱した。加熱した樹脂基体の片面に、上記の転写用ハードコートフィルムをヒートシール層と樹脂基体とが接触するように配置し、190℃の熱ラミロールにて加熱ラミネート加工することにより、「ハードコート層付き有機ガラス」を得た。以下の各製造、各試験において、実施例、及び、比較例の何れの製造・試験においても、この「ハードコート層付き有機ガラス」を用いた。
上記の「ハードコート層付き有機ガラス」を実施例及び比較例の「フロストガラス調有機ガラス評価用試料」とした。各実施例、比較例では、材料については何れにおいても同一材料を用い、加熱工程における加熱条件のみを変更して、各「フロストガラス調有機ガラス評価用試料」を評価した。
上記の「ハードコート層付き有機ガラス」を、それぞれ、表1に示す加熱条件で加熱した。表1中、「対流熱」と示した例においては、オーブン(DN610(ヤマト科学株式会社製))を用い、同じく「輻射熱」と示した例においては、加熱手段として赤外線ヒーター(中心波長5μm、クイックウルトラサーモ(QUT60)(TPR商事株式会社製))を用いた。それぞれの例において、「ハードコート層付き有機ガラス」の表面温度が、それぞれの例において既定した「規定加熱温度」に達するまでの間、加熱を継続した。尚、この加熱工程において「ハードコート層付き有機ガラス」の表面温度が規定加熱温度に達したことは、放射温度計「AD-5611A(A&D製)」により確認した。
実施例・比較例の「加熱工程」前後における写像率を、それぞれ下記の「写像率測定方法」により測定した。結果は表1に示す通りであった。
写像率測定器「ICM-1T(スガ試験機株式会社製)」(JIS K7374:2007に準拠)を用いて測定。実施例・比較例の各「フロストガラス調有機ガラス試料」のハードコート層を光源に向けた状態で試料台に設置し、反射角60°くし幅2mmにて測定した。加熱後の測定については、各「フロストガラス調有機ガラス試料」を常温まで自然冷却した後に写像率の測定を行った。結果は表1に示す通りであった。
11 有機ガラス基体
12 ハードコート層付き転写シート
12a 基材フィルム
12b ハードコート層
12c プライマー層
12d ヒートシール層
121 非透明部(スモーク部)
122 透明部(クリア部)
20 押出機
30a、30b ヒーター
41a、41b 給紙ロール
42a、42b ニップロール
43a、43b 剥離ロール
44a、44b 排紙ロール
Claims (3)
- 下記の写像率測定方法による写像率が92%以下である、フロストガラス調有機ガラスの製造方法であって、
有機ガラス基体上にハードコート層が転写されてなるハードコート層付き有機ガラスを加熱する加熱工程を、含んでなり、
前記加熱工程においては、前記ハードコート層付き有機ガラスの表面温度が、前記有機ガラス基体のガラス転移温度(Tg)より40℃低い温度以上である予め設定した規定加熱温度に達するまで加熱を行い、
尚且つ、該加熱工程において、該ハードコート層付き有機ガラスの表面温度が前記規定加熱温度に達するまでの加熱時間を、下記に規定する前記規定加熱温度に対応する限界加熱時間よりも長い時間とする、フロストガラス調有機ガラスの製造方法。
(限界加熱時間)
ハードコート層付き有機ガラスの表面温度が予め設定した規定加熱温度に達するまで加熱した後の当該ハードコート層付き有機ガラスの下記の写像率測定方法による写像率が、所定の上限写像率となる加熱時間のことを、当該ハードコート層付き有機ガラスの当該規定加熱温度に対応する限界加熱時間とする。
(写像率測定方法)
JIS K7374:2007に準拠した写像率測定装置を使用し、ハードコート層付き有機ガラスのハードコート層を光源に向けた状態で試料台に設置し、反射角60°くし幅2mmにて測定する。 - 前記加熱前の前記ハードコート層付き有機ガラスの写像率が97%以上であって、
所定の前記上限写像率は、前記加熱前の前記写像率より5%以上低い、請求項1に記載のフロストガラス調有機ガラスの製造方法。 - 前記加熱工程における前記ハードコート層付き有機ガラスの加熱が、輻射熱による加熱であって、前記ハードコート層付き有機ガラスの表面のうち、一部の特定部分のみに電磁波を選択的に照射することにより、該特定部分の写像率を他の部分の写像率よりも小さくする、請求項1又は2に記載のフロストガラス調有機ガラスの製造方法。
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