JPS6275168A - Vベルト式無段変速機 - Google Patents

Vベルト式無段変速機

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JPS6275168A
JPS6275168A JP21598185A JP21598185A JPS6275168A JP S6275168 A JPS6275168 A JP S6275168A JP 21598185 A JP21598185 A JP 21598185A JP 21598185 A JP21598185 A JP 21598185A JP S6275168 A JPS6275168 A JP S6275168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
shaft
sheave
drive shaft
pulley
Prior art date
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Pending
Application number
JP21598185A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Aikawa
合川 宏
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はVベルト式無段変速機、特に駆動側プ−りにト
ルクカム装置を設けた形式のVベルト式無段変速機に関
するものである。
従来技術とその問題点 従来、Vベルト式無段変速機としては、例えば特開昭5
9−175664号公報に記載のように、駆動側プーリ
および従動側プーリの双方に油圧室を設け、一方の油圧
室にはトルク伝達に必要なベルト張力を付与するための
ライン圧を導き、他方の油圧室を油圧制御パルプによっ
て油圧制御することにより、変速制御を行うものが一般
的である。
ところで、トルク伝達に必要な最適ベルト張力は入力ト
ルクに応じて変化させるのがベルト寿命および伝達効率
を向上させる上で最も好ましいが、上記のようにVベル
トへの張力付与をライン圧によって行う場合には、入力
トルクを油圧に変換する適当な方法が無いため、ライン
圧自体を入力トルクに応じて調圧するのは困難である。
一方、従来入力トルクに応じた推力(軸方向の圧力)を
発生する簡便な装置としてトルクカム装置が知られてお
り(例えば特開昭58−142060号公報)、このト
ルクカム装置を一方のプーリ、例えば駆動側ブーりに設
ければ、上記の問題を解消することは可能である。
上記のように駆動側プーリにトルクカム装置を設け、従
動側プーリに油圧室を設けて油圧制御するようにしたV
ベルト式無段変速機の場合、急減速を行った時低速比へ
の戻りが遅れ、車両が停止するまでの間に低速比まで戻
らず再発進が出来ないという事態が生じるおそれがある
。その原因は、トルクカム装置が急減速時においても推
力を発生しており、しかも低速比側へ変速するとき、可
動シーブが固定シーブに対して相対的に模られ、これら
推力および相対捩りがVベルトに作用して低速比への移
行を妨げるからである。
発明の目的 本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は、急減速時に低速比側へ迅速かつ確実に移行
させることができるVベルト式無段変速機を提供するこ
とにある。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、入力軸が駆動側
プーリを支持した駆動軸に接続され、従動側プーリを支
持した従動軸が出力軸に接続され、上記両プーリ間にV
ベルトを巻き掛けてなる■ヘルド式無段変速機において
、上記駆動側プーリは、駆!iJJ軸に回転可能に支持
されかつ軸方向に移動可能な可動シーブと、駆動軸に回
転可能に支持されかつ軸方向に移動不能な固定シーブと
を有し、上記駆動軸および固定シーブを入力軸に対し同
時に連結、遮断するクラッチを設け、上記可動シーブの
背後には、カムローラとカム面との圧接により駆動軸の
入力トルクに応じた推力を可動シーブに付与するトルク
カム装置を設けたものである。
実施例の説明 第1図は本発明にがかるVベルト式無段変速機の全体構
成を示し、エンジンのクランク軸lの端部にはポンプイ
ンペラ3とタービンランナ4とからなる流体継手2が設
けられており、上記タービンランナ4には入力軸5が結
合されている。入力軸5の端部には外歯ギヤ6が固定さ
れており、この外歯ギヤ6はクラッチ7に設けた内歯ギ
ヤ8と噛み合っている。クラッチ7のフランチドラム9
内にはクラッチドラム9に対し同時に連結、遮断される
2個のタラソチハブ10.11が配置されており、第1
クラツチハブlOは下記する駆動側プーリ13の固定シ
ーブ15と連結されており、第2クラツチハブ11は駆
動側プーリ13を支持する駆動軸12に連結されている
上記駆動側プーリ13は、駆動軸12に回転可能に支持
されかつ軸方向に移動可能な可動シーブ14と、駆動軸
12に回転可能に支持されかつ軸方向に移動不能な固定
シーブ15とを有しており、上記可動シーブ14の背後
には駆動軸12の入力トルクに応じた推力を発生するト
ルクカム装置17が設けられている。一方、上記駆動側
プーリ13と■ヘル)19を介して連結された従動側プ
ーリ20は、従動軸21に固定された固定シーブ22と
、従動軸21に対し軸方向に移動可能な可動シーブ23
と、可動シーブ23の背後に設けた油圧室24とからな
り、この油圧室24の油圧を図示しない油圧制御バルブ
により制御することによ゛す、可動シーブ23を軸方向
に作動させ、変速比を可変としている。
従動軸21上にはドングクラソチ式の前後進切換装置2
5が設けられている。この前後進切換装置25は、従動
軸21に結合されたスプラインハブ26と、従動軸21
に対し回転自在な前進用駆動ギヤ27および後進用駆動
ギヤ28とを有し、切換スリーブ29を左右に作動させ
ることにより、スプラインハブ26と上記前進用駆動ギ
ヤ27又は後進用駆動ギヤ28の一方とを選択的に結合
し、前後進の切り換えを行うものである。上記前進用駆
動ギヤ27は平行軸30に設けた後進用従動ギヤ31と
噛み合い、後進用駆動ギヤ28は平行軸30に設けた後
進用従動ギヤ32とア・イドラギャ33を介して噛み合
っている。平行軸30の中央に固定した終減速ギート3
4はディファレンシャル装置35のリングギヤ36に噛
み合い、動力を出力軸37に伝達している。
第2図は上記Vベルト式無段変速機の入力軸系の具体的
構造を示し、外歯ギヤ6と噛み合う内歯ギヤ8は、クラ
ッチドラム9の内側にスプラインによって一体的に結合
されている。クラッチドラム9の内側には複数のクラッ
チ板40.41とこれらクラッチ板を圧接させる油圧ピ
ストン42とが配置されており、一方のクラッチ板40
は第1タラソチハブ10と一体回転可能に係合し、他方
のクラッチ板41は第2クラツチハブ11と一体回転可
能に係合している。そして、ケーシング43に形成した
油路44を介して油圧室45に油圧を導くことにより、
油圧ピストン42をリターンスプリング46に抗して図
中右方へ作動させ、クラッチ板40.41を圧着してク
ラッチハブ10.11をクラッチドラム9に対し同時に
連結するようになっている。
固定シーブ15の背後にはボス47が一体に固定されて
おり、このボス47はベアリング48によって駆動軸1
2に回転自在に支持され、かつストッパリング49およ
びフランジ12aによって軸方向に移動不能となってい
る。上記ボス47の右端部外周には上記第1タラノチハ
ブ10がスプラインにて一体的に結合されている。また
、駆動軸12の右端部外周には第2クラツチハブ11が
スプラインにて一体的に結合されている。したがって、
クラッチ7の連結時には駆動軸12と固定シーブ15と
が入力軸5の動力により一体回転し、遮断時には入力軸
5の動力が駆動軸12および固定シープ15に伝達され
ず、回転自由となる。
なお、第2図において、クラッチ7の上半分は連結時、
下半分は遮断時を示している。
駆動側プーリ13の可動シーブ14の背後にはボス50
が一体に固定されており、ボス50はベアリング51に
よって駆動軸12に回転自在かつ軸方向に移動自在に支
持されている。ボス50の背面には半円弧状のカム面5
2が2個形成されており、このカム面52は第2図左側
から見て左回り方向に漸次突出するように傾斜している
。駆動軸12の端末部にばばね受は部材53がスプライ
ン嵌合しており、止めナツト54によって抜は止め固定
されている。このばね受は部材53には直交方向に挿着
された取付軸55によりカムローラ56が対称位置に2
個取り付けられており、取付軸55は圧入ピン57によ
ってばね受は部材53に対して抜は止めされている。上
記カムローラ56はボス50に設けたカム面52に転勤
自在に圧接しており、このカムローラ56とカム面52
とでトルクカム装置17を構成している。したがって、
駆動軸12に右回り方向の入力トルクが作用すると、カ
ムローラ56がカム面52を押し、入力トルクに比例し
た推力を可動シーブ14に付与することができる。
ばね受は部材53とボス50との間にはコイルスプリン
グからなるトーションスプリング58が介装されている
。このトーションスプリング58の両端部58a、58
bは内側へ折曲されており、これら両端部58a、58
bをそれぞればね受は部材53およびボス50の切欠5
3a、50aに係止することにより、トーションスプリ
ング58は脱落防止されている。
上記構成のVベルト式無段変速機において、通常走行時
にはクラッチ7が連結しており、トルクカム装置17が
駆動軸12の入゛カトルクに応じた推力を可動シーブ1
4に与え、■ベル1−19にトルク伝達に必要な最適ベ
ルト張力を付与している。したがって、従動側プーリ2
0の油圧室24の油圧を制御することにより、所望の変
速比で運転することができる。
いま、高速走行中に急減速を行った場合には、車両が停
止するまでの間にブーり比を再発進可能な低速比まで迅
速に戻す必要がある。ところが、トルクカム装置17を
有するVベルト式無段変速機の場合には、クラッチ7を
連結した状態のまま減速すると、トルクカム装置17が
発生する推力と、両シーブ14.15の相対捩りに基づ
くvヘルド19との摩擦力とによって低速比への戻りが
遅れるという問題がある。上記相対捩りは、低速比へ変
速する時つまり駆動側プーリ13のV字溝幅が拡がる時
、可動シーブ14の回転が固定シーブ15より先行する
ことによって起こる。
すなわち、駆動側プーリ13が発生する推力をQl、プ
ーリ比をi、従動側プーリ20が発生する推力をQ2と
すると、 Q2 =kl  r  (Ql、、+)+に2 r  
(Ql 、i)の関係が成立する。上式において、右辺
の第1項は変速に要する推力、第2項は相対捩りを発生
させる推力である。したがって、低速比側に変速するに
は従動側プーリ20がこれら両推力に打ち勝つだけの大
きな推力を発生しなければならない。
本発明は上記トルクカム装置17に起因する低速比への
変速遅れを解消するため、急減速時にはクラッチ7を遮
断することにより、入力トルクを断ち、かつ駆動側プー
リ13の固定シーブ15と可動シーブ14とを回転自由
とするものである。
これにより、固定シーブ15と可動シーブ14との相対
i戻りが無くなり、上式の第2項が零になると共に、第
1項もトーションスプリング58が発生する推力のみと
なり、従動側ブーIJ20に小さな推力Q2を加えるだ
けで、駆動側プーリ13および従動側プーリ20を出力
軸37の動力により空転させながら容易に低速比へ変速
できる。
第3図は本発明の他の実施例を示し、クラッチ7として
湿式クラッチに代えてドッグクラッチを使用したもので
、入力軸5に固定されたスプラインハブ59と、駆動軸
12に連結されたスプラインハブ60、および固定シー
ブ15に連結されたスプラインハブ61とを切換スリー
ブ62によって連結、遮断するものである。この場合も
、急減速時に切換スリーブ62を右方へ作動させること
により、入力トルクを遮断するとともに、可動シーブ1
4および固定シーブ15を回転自由とし、両シーブ14
.15の相対捩りを無くすことができる。
なお、本発明は金属製ベルトを使用したVヘルド式無段
変速機の他、樹脂製ベルトあるいはゴム製ベルトを使用
した■ベルト式無段変速機にも適用できる。特に、樹脂
製ベルトあるいはゴム製ベルトを使用した場合には、ベ
ルトとプーリとが摩擦接触しているため、■ベルト式無
段変速機が停止した状態では低速比へ移行させることが
不可能であり、急減速時には短時間でかつ確実に再発進
可能な低速比へ変速しなければならない。本発明はこの
ような場合に極めて有効である。
また、本弁明のトルクカム装置としては、上記実施例の
ように駆動軸12に結合されたカムローラ56と可動シ
ーブ1゛4の背部に形成したカム面52との組合せに限
らず、例えば特開昭59−175666号公報に記載の
ように、駆動軸に固定したカムレースと、可動シーブの
背部に設けたカムレースと、両カムレースの間に配置し
たカムローラとで構成してもよい。いずれにしても、入
力トルクの変化につれて可動シーブが固定シーブに対し
て相対捩りを起こしながら推力を発生ずる方式のトルク
カム装置であれば使用できる。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば入力軸と
駆動軸との間にクラッチを設け、このクラッチが入力軸
に対し駆動軸および駆動側プーリの固定シーブを同時に
連結、遮断し得るようにしたので、急減速時には上記ク
ラッチを遮断すれば入力トルクが断たれるとともに、駆
動側プーリの固定シーブと可動シーブとが回転自由とな
り、トルクカム装置による推力および相対捩りの広口を
無くずことができる。したがって、従動側プーリに小さ
な推力をかけるだけで、迅速かつ確実に再発進可能な低
速比へ変速することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にがかる■ベルト式無段変速機の一例の
スケルトン図、第2図は入力軸系の詳細断面図、第3図
は本発明の他の実施例の一部スケルトン図である。 5・・・入力軸、7・・・クラッチ、12・・・駆動軸
、13・・・駆動側プーリ、14・・・可動シーブ、I
5・・・固定シーブ、17・・・トルクカム装置、19
・・・Vヘルド、20・・・従動側プーリ、21・・・
従動軸、24・・・油圧室、37・・・出力軸、52・
・・カム面、56・・・カムローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力軸が駆動側プーリを支持した駆動軸に接続さ
    れ、従動側プーリを支持した従動軸が出力軸に接続され
    、上記両プーリ間にVベルトを巻き掛けてなるVベルト
    式無段変速機において、上記駆動側プーリは、駆動軸に
    回転可能に支持されかつ軸方向に移動可能な可動シーブ
    と、駆動軸に回転可能に支持されかつ軸方向に移動不能
    な固定シーブとを有し、上記駆動軸および固定シーブを
    入力軸に対し同時に連結、遮断するクラッチを設け、上
    記可動シーブの背後には、カムローラとカム面との圧接
    により駆動軸の入力トルクに応じた推力を可動シーブに
    付与するトルクカム装置を設けたことを特徴とするVベ
    ルト式無段変速機。
JP21598185A 1985-09-28 1985-09-28 Vベルト式無段変速機 Pending JPS6275168A (ja)

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